ウクライナ戦況

南ドネツク方面の戦い、ウクライナ軍が守るクラホヴェは危機的状況

ウクライナ人が運営する情報分析グループ=DEEP STATEは5日未明「ロシア軍がクピャンスク方面とクラホヴォ・ヴフレダル(南ドネツク)方面でロシア軍が前進した」と報告、もうクラホヴェに通じる兵站ルートは敵砲兵部隊やFPVドローンの射程圏内に収まり、ロシア軍地上部隊もクラホヴェ郊外に迫っている。

参考:Мапу оновлено!

クラホヴェ維持に不可欠な兵站ルートは危機的状況

DEEP STATEはクピャンスク方面オスキル川沿いについて「ロシア軍がクルフリャフカ方向とコリズ二キフカ方向に前進した」「キスリブカからP-07方向にグレーゾーンが伸びた」「ミャソジャリフカから西にグレーゾーンが伸びた」「ヴィシュネヴェからペルショトラヴネヴェ方向にグレーゾーンが伸びた」と報告。

出典:管理人作成(クリックで拡大可能)

ロシア軍支配地域の変化はオスキル川に伸びる突出部以外で観測されていないものの、キスリブカ周辺やヴィシュネヴェ周辺でグレーゾーンがkm単位で広がっており、積極的な交戦地域が突出部以外にも広がっていることを強く示唆している。

DEEP STATEはクラホヴォ・ヴフレダル(南ドネツク)方面について「ロシア軍がクレミナ・バルカ集落に侵入して足場を築いた」「ロシア軍がステパ二フカとヴォフチェンカを占領した」「ロシア軍がオレクサンドロピルを占領した」「ロシア軍がオストリヴシュケ周辺を占領した」「ロシア軍がO-0510沿いにクラホヴェ方向に前進した」「ロシア軍がボホヤヴレンカとヴォディアンの間で支配地域を広げた」「マクシミルヤニフカ南のグレーゾーンが拡大した」と報告。

出典:管理人作成(クリックで拡大可能)

ロシア軍はクラホヴェに面したカホフカ貯水池の対岸地域=クラヒフカ一帯を完全に確保した状況で、DEEP STATEとRYBARも「ロシア軍支配地域がO-0510沿いのクラホヴェ東郊外まで広がった」と評価で一致し、突如現れたマクシミルヤニフカ南のグレーゾーンも大きくなっており、ここがロシア軍支配地域に塗り替わるとコスティアンティニフカ~ウスペニフカまでの渓谷ラインは3方からの圧力に晒されることになる。

東からの直接的な圧力だけでクラホヴェが落ちるかどうかは謎だが、N-15は榴弾砲の通常弾やFPVドローンの射程圏内で、ロシア軍がベレストキーやソンツィフカまで前進してくると重迫撃砲の射程にも収まるため、クラホヴェ維持に不可欠な兵站ルートは危機的状況だ。

関連記事:ロシア軍が南ドネツクで前進、ウクライナ議員は50万人の追加動員を要求
関連記事:ロシア軍がクラヒフカを占領、南ドネツクのバランスが大きく崩れる
関連記事:戦争は膠着状態から抜け出し、ウクライナの弱点は武器供給ではなく兵士不足

 

※アイキャッチ画像の出典:24 ОМБр імені короля Данила

火力支援能力の再構築、オランダ陸軍がCV90Mjölnerや新型迫撃砲を取得前のページ

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コメント

    • もへもへ
    • 2024年 11月 05日

    徹底抗戦を支持する国民が多数なのだから、追加動員によって多数の救国に燃える士気の高い兵士の供給が再開されるはず。

    その時まで出来るだけ現地に踏みとどまって領土を死守し、準備された防衛線で効率的にロシアへの打撃を与える事が必要と思います。

    そんな未来がくるといいなぁ。
    現実は戦争支持するけど動員や嫌だだし、準備された防衛線なんてものはない。

    現実は無情だ。

    53
      • nachteule
      • 2024年 11月 05日

       個人的な意見としては全ての対象者に動員を嫌っては誤解を招く話だとは思う。

       ドローンとかの防空に対しては万の単位で正規兵じゃ無い人達が対応しているし、肉壁になるよりお金を稼ぐ才があるから、それを頑張るっても一つの反抗手段である。

       いくら国のためだろうが腐った上官のせいで命を無駄に散らしたり、性能が高い装備を使いたければやまともな飲食や居住するなら金払えとかみたいなケースがある以上は国を守る前に自分を守りたいと言う感情があるはず。
       少なくとも一般的な我が身可愛さだけで拒否しているとは思えないので不満の原因を潰すぐらいの改革しないと動員対象者は軟化しないんじゃないだろうか?

      2
        • らっく
        • 2024年 11月 05日

        そこがまぁ戦争の悲しいところでありましてね。お金を稼ぐのもプログラムを学ぶのも、がれきを片付けるのだって確かに戦争への貢献ではありますが、それが貢献たり得ているのは塹壕の兵士が敵を食い止めているうちの話であって、いま足りないのは塹壕に頑張って小銃を撃ってくれるひとなんだということなんですわ。
         戦争というのは、個人の幸福の極大化が全体の幸福には無関係であることもあるということ、個々人は不幸であっても全体の幸福というものは成立しうるということの極端な例なんですわ。

        4
          • nachteule
          • 2024年 11月 06日

           そんな単純な話ですか?後方だって立派な戦場の一部でしょう。いくら前線が頑張っていようが後方から武器弾薬に代表されるあらゆる物資が送られないなら維持なんて不可能でしょう。
           兵士が足りないから防空を担っている郷土防衛隊やボランティアを前線に送れば問題解決しますか?当然インフラや工場がやられてウクライナが自国生産しているドローン生産すらままならないとかになるならそれだって前線の問題になります。

           国民総兵で自活、武器はなるべく自前で1人1殺以上とかしないと前線だけでなんとかなんて無理でしょう。

    • 匿名
    • 2024年 11月 05日

    メディアは連日北朝鮮兵が全滅!脱走!どうたらばかり流してる場合かな?

    53
      • D-day
      • 2024年 11月 05日

      クラホヴェはあっさり放棄する気がします。
      ヴフレダル方向からロシア軍が北上すると巨大な大釜が出来てしまいますし、正面からの圧力もあるし貯水池を挟んでも砲撃は避けられません。
      N15沿いに退却すると思う。

      36
      • たむごん
      • 2024年 11月 05日

      仰る通りです。
      脱走も、本当に多数いるの?(ロシア=ウクライナの脱走割合以上に…)

      北朝鮮兵は、北朝鮮の家族親戚が人質みたいなものなのになあと見ています。

      23
        •    
        • 2024年 11月 05日

        嘘をつくなら統一してほしいな。
        脱走したのか、突撃して死んだかの、ウクライナ軍に襲撃されたのか。
        どれを信じたらいいんだ。

        36
          • たむごん
          • 2024年 11月 05日

          ほんと仰る通りです。
          日本では、脱北についての話しは、さすがに有名ですからね。

          脱北成功→家族が収容所
          脱北失敗→本人ヤバい・家族が収容所

          13
        • 匿名
        • 2024年 11月 05日

        北朝鮮は冷戦時代からベトナム戦争はじめ、他にも中東やアフリカの紛争地に軍事顧問含め積極的派兵・参戦しているのが公然の秘密で、別にウクライナ戦争に始まった話じゃないのにな。

        26
          • 2024年 11月 05日

          第2次国共内戦やベトナム戦争、第4次中東戦争、イランイラク戦争、アンゴラ内戦で派兵してましたっけ。
          しかも負ける側には出してないし、北朝鮮の対外軍事支援は一度も脱走兵を出したこと記録がないとかも聞いたような。

          28
            • たむごん
            • 2024年 11月 05日

            仰る通りで、北朝鮮兵が脱走なんか簡単にできないなと(家族親族の命かかってますし…)。

            ハマス・ヒズボラの地下トンネルも、北朝鮮が建設に協力したり、色々な所で名前がでてきますよね。

            (2023.10.1 ハマスのトンネル建設に北朝鮮の技術 朝鮮日報)
            (2024.09.27 「北朝鮮が掘ったクモの巣トンネルのおかげ」…イスラエルの猛爆にも持ちこたえるヒズボラ 中央日報日本語版)

            19
              • 2024年 11月 05日

              後国外に出す兵士なら捕まるぐらいなら自死するぐらいの国家への忠誠を持つのが選ばれると思うんですよね。
              面子に拘る国ですし。

              中東だけでなくアフリカでも色々やってた筈ですし、色々外国で試したり一種の実践訓練も兼ねてるのでは?

              7
      • マダコ
      • 2024年 11月 05日

      いつも壊滅寸前に追い詰められるも、いつまでも存在するという現実に直面しそうですね。

      25
      • 2024年 11月 05日

      前線に到着するまでに何回全滅してるんでしょうね(呆れ)…
      めるで壊滅詐欺だ…

      27
        • かぼ
        • 2024年 11月 05日

        砲弾不足のロシア軍はサビだらけの北朝鮮製の砲弾を紙やすりでサビ落としをしながら使ってるって報道が日本では流れてますね

        13
          • 2024年 11月 05日

          やはりロシアの進軍を隠す為なんでしょうけど北朝鮮!北朝鮮!一色ですね、
          北朝鮮言ってればウクライナのどこそこが取られた報道しないいいですし…

          17
            • かぼ
            • 2024年 11月 05日

            ロシア軍のフレンドリーファイヤーで被害甚大の北朝鮮軍とかやってますね
            ウクライナ紛争なのに見出しは”北朝鮮”一色って感じ
            日本の報道がヤバイのは知ってたけどここまでとは・・・

            19
              • 8
              • 2024年 11月 05日

              本当にどこの平行異世界の話なんだ?としか言いようがないです。

              14
      • 朴秀
      • 2024年 11月 05日

      本邦のメディアは自らの役割を
      視聴者を喜ばすことだ
      と勘違いしているのでは?

      5
    • cosine
    • 2024年 11月 05日

    相手の抗戦があるならば、貯水池の対岸なんて位置をそんなにすぐには確保できないような…

    25
    • toto
    • 2024年 11月 05日

    年末までクラホヴェが持つか、怪しくなってきましたね。
    一つ一つの集落、拠点が落ちるまでの期間が明らかに短くなっています。やはり、ウブレダルとヒルニクの高所を失ったのが利いているのか。新規動員も援軍も期待できない以上、疲れ果てた前線の兵士は逃げるしか命が助かる術はないのでしょうけれど。

    39
    • たむごん
    • 2024年 11月 05日

    クラホヴェも複数方向から、一方的に砲撃で撃たれ続けるだけになりますからね。

    ウクライナは砲弾数が劣勢なのに、補給が圧迫されれば、クラホヴェどうしようもなく苦しいだろうなと思います。

    22
    • ため
    • 2024年 11月 05日

    もう撤退しかないでしょう。
    ウクライナが陣地を粘るだけがロシアとの戦いではない。
    最終的な停戦になった時に、ウクライナがウクライナとして存続できる労働力や国内インフラを残しておかないといけない。

    モルドバがEU入り、そしてウクライナがEUに入らないという選択を取ればロシアからかつてほどじゃないにせよ、支援は得られる。

    ロシアを撃退するならもう総玉砕の覚悟でいくしかないし、西側もそれに期待してる節がある。

    35
      • ドブロク
      • 2024年 11月 05日

      ちょっとズレますが、モルドバは西側に行くぜ!なんて旗幟鮮明にしちゃって大丈夫なんですかね?EU加盟とか言ってますが、相手にしてくれるの?
      それより、ロシアからのガス削減からの止められたら、またまた国が大変な事になるんじゃないのかなぁと。

      40
        • 匿名
        • 2024年 11月 05日

        ロシア『大変だ!沿ドニエストルも我が連邦に迎え入れなきゃ!その為にオデッサ州と陸続きにしなきゃ!』
        モルドバ『』
        ウクライナ『』

        まあ、オデッサ州〜ニコラエフ州は直接攻略するよりも講和時に割譲させる可能性のが高そうだけど。

        42
          • たむごん
          • 2024年 11月 05日

          カリーニングラードへの鉄道輸送のようなものが、停戦交渉に入っている可能性はありえますね。

          講和時にどういったものになるのか、仰るような形になるのか見守りたいと思います。

          14
        • なるなる
        • 2024年 11月 05日

        EU加盟はロシアからしたら気に食わないとは思うけど許容範囲だと思う
        そもそもNATOもEUも東方拡大の時は国内問題の解決を加盟条件にしてたわけだから、現状では例外措置なく加盟させるなんて無理なんだけどね
        憲法にEU加盟したい!って追加しただけだから、まだ決定的とは言えないと思うよ

        39
          • cosine
          • 2024年 11月 05日

          ロシアはそもそもウクライナに対してすらEUなら入ってもかまへんでだったのでそっちは大丈夫そう。
          むしろ、ちょっと前までドイツに吸われ隊だったとこによく入る気になるなぁと見てるのでは。

          18
            • かぼ
            • 2024年 11月 05日

            ドイツは自国内の自動車工場閉鎖で10~20万人規模の失業者発生の可能性!とか言ってますね
            EV失敗とかのツケがここに来て一気に来てる感じ
            そのEUに今更入りたいとか経済音痴にも程がある
            トルコなんてEU入りを諦めて?なのかBRICS加入申請してるっていうのに、なんだかなぁ

            8
        • 帝国
        • 2024年 11月 05日

         モルドバはCIS国でロシア生態系の国だし、グルジアやウクライナの現代史を見れば本来的には米欧側に行くことはモルドバ民のためにならない。まして、米欧側の頽勢が明らかになってきたんで今さら行くのは馬鹿げてる。
         で、モルドバのEU,NATO入りだがまともに考えると加入条件を満たすことは厳しい。そこは裏技でブッチしようというのが米欧黒幕と再選なった大統領のハラの模様。例によって大統領は二重国籍でルーマニア人でもある。で、モルドバ自体がルーマニア系がそこそこ多いのでモルドバが独立を捨てルーマニア国の一部になっててしまえば、審査だの協議だの合意だの条件だのをぶっ飛ばして自動的にEUとNATOに入ってしまえるというのが連中の組んだスキーム。
         モルドバは憲法上、中立=NATO入りしないとなっているがすでに合同演習をしたり援助を受けている。モルドバ国を廃止すれば憲法も廃止で問題にならない。来年の議会選で与党が勝つとルーマニア入りは一気に進むだろう。
         モルドバは旧ソ連でCIS国でありロシア系住民もそこそこいるしロシアが最も重大な貿易相手国だし、ウクライナやグルジア他の様子も国内民は見ているし独立を捨ててルーマニアになるのはむしろ損だろうという人々が過半のようだ。しかし、今回の選挙、国民投票には、最も多い在ロシアモルドバ民をほとんど除いた上で、在EU/NATO国モルドバ民が何十万人か参加していて彼らの多くが現大統領とEU入りを支持したので再選とEU入り支持が通った模様。
         つまるところ「ウクライナの仇をモルドバで討つ!」というのが米欧の思惑ですわな。ロシアは平和維持部隊を置く沿ドニエストル共和国やロシア系のガガウス自治区を放置/見捨てるわけにも行かない。ルガンスクやドネツク同様、ロシア連邦加盟要請は来ているのでいつでも国家ないし加盟承認からの集団的自衛権行使なり「保護する責任」行使は可能ちゃ可能。ウクライナが時間を稼ぐ間にモルドバはやっちゃう腹でしょうが、そうなると露は損耗を厭わずに一気にウクライナの片を付けに行くかもしれない。
         次は「最後のモルドバ民まで」というイイお話になりそうです。

        16
          • なるなる
          • 2024年 11月 05日

          地政学的対立が前面に出てる今日この頃だけど沿ドニとモルドバの関係は中々面白い
          モルドバの発電は沿ドニ頼りっきりだけど、沿ドニが何か輸出する時はモルドバの承認がなければ輸出できない
          沿ドニ民はモルドバの国政選挙に投票できる
          二重国籍の問題だけど、モルドバ国内ではロシア国籍でありたい親露住民とルーマニア国籍が欲しい親ル住民の利害が一致して二重国籍OKの国家になった経緯がある
          ルーマニアパスポートがEU市民になれるという利点により取得率が高く、沿ドニ民の中にも取得者がいる始末
          沿ドニ保護者であるロシアは沿ドニ支援に疲れて再統合を支持してたし、何なら沿ドニの借金払えと苦情言ってる

          10
    • 理想はこの翼では届かない
    • 2024年 11月 05日

    グレーゾーン拡大しすぎだろwwwRYBARはいっつも盛りすぎだなwwwと思ったらDEEP STATEの報告だったでござるの巻

    この急拡大が本当で、今後もこのペースが続くようであれば年内どころか11月末にはクラホヴェが陥落しかねないですけど、流石にこの規模の街がそう簡単には陥落しないでしょう…と思う(弱気)

    30
      • 匿名
      • 2024年 11月 05日

      そういや現地はそろそろ泥濘期が明ける頃でしたね(白目)

      39
      • Hakugen
      • 2024年 11月 05日

      クラホヴェの南方で、ロシア軍がトゥルドボエを既に占領しその北のウスペノフカに迫っている、という情報があります。
      ウスペノフカが陥落すれば、そこから東側のスフィエヤリ川沿いの集落群も一気に危うくなるでしょう。またロシア軍は、ウスペノフカから北進してクラホヴェの町の南端に迫ることも可能になります。

      だから、11月中にクラホヴェが陥落しても不思議はないです。クラホヴェ南方は、ウクライナ軍の守備兵力があまりにも手薄なので、ロシア軍の進撃が速いですし。

      2
    • 名無し
    • 2024年 11月 05日

    本命はグラホヴェよりもその西のアンドリーフカだろうなって。ここもポクロフスクほどでないけど幹線道路の結節点だし、ここ取ればクラホヴェはもちろん北のポクロフスクも王手だし、ドニプロ州通って西からポクロフスク包囲するのも視野に入れられる。

    34
      • マンゴー
      • 2024年 11月 05日

      確かに
      何にせよアンドリーフカを抑えれば、二つの防衛拠点は息の根を止められますね
      そして、今のウクライナにはこの攻撃を防ぐ余力が無い
      本気で防衛ライン再構築しないと、南からガンガン崩れていくな
      もうすぐ冬も来るが、冬はウクライナの味方どころか敵だし

      22
    • 赤狐
    • 2024年 11月 05日

    守り切れない理由は援軍が期待できない事とロシアは補給路を断つ事を常に考えて動くからですよ。
    こうなると粘っていても最後は駄目って事になるんです。
    どれだけ粘れても結果は変わらない。それが理解出来てしまうと守備部隊が(そもそもここにいていいのか?)になる。稼いだ時間を有効利用してくれるウクライナ上層部ではありません。
    「じゃあここで俺らが頑張っても無駄死にだな!」というもっともな結論が彼らの中で出来上がるとまず防衛戦に力が入らなくなる訳です。
    実際家族の元に戻る方が先決ではないのかというのはこういう状況では間違いありません。

    どう考えてもクルスクがひたすら重荷なのですが、まだ頑張るのでしょうかね。

    49
      • かぼ
      • 2024年 11月 05日

      クルスクのウクライナ部隊って今からでも戻したらどうにかなるぐらいの兵力が残っているのか非常に疑問
      補給路が厳しいぐらいだし

      8
    • Easy
    • 2024年 11月 05日

    普通に考えれば、前線で遅滞戦闘をさせつつ部隊をドニエプル川西側に逃がし,そこに長大な防衛線を敷いているのでは。
    ただ、そう思わせておいて実は前線は死守命令で、さらに引き抜いた部隊をクルスクに増援たして送るとかやりかねないのがゼレンスキー政権なので、蓋を開けてみるまではなんとも分かりませんね。
    戦後の関係者の回顧録が待たれます。

    37
    • 名無し
    • 2024年 11月 05日

    欧米の言う通りウクライナには兵士が足りてないと思う
    ウクライナの言う通り欧米は武器を供給し切れてないと思う

    つまりロシアに対してウクライナと欧米は兵士と武器両面で負けて押し込まれてる可能性が高いと思ってるよ
    少なくともはっきり分かってる範囲では砲弾の供給量でロシア20万発以上に対してアメリカは3万発程度の格差がある
    西側はドローンを供給出来てないので、ドローンはそれ以上
    対空兵器や戦闘機もまるで足りてないのは散々突っ込まれてる

    対してウクライナもアメリカ、ドイツが死傷者数が原因で兵士が足りてないと明言し始めたと

    ウクライナ、欧米双方に問題があるから、ウクライナが追加動員しても武器が足りなくてどうにもならないし、反対に欧米が武器を供給しても兵士が扱える兵士がいないから完全に無駄
    はっきり言って詰みにハマってる

    中東か東アジアのどちらかで融和が始まれば話も変わるかもしれないが

    36
    • Panzer
    • 2024年 11月 05日

    現地はもうすぐ泥濘期明け、結局泥濘期によるロシア軍の鈍化は全くありませんでした。
    クラホヴェですが、南からのロシア軍の到達合流を待たずとも南からクラホヴォ後方補給路等への圧力だけで陥落しそうな勢いですね。
    とやかく言っても大勢は変わりませんので、目下最大の焦点は今夜から始まる米大統領選でしょう。
    トランプが勝利すればそう経たずに双方譲歩での停戦が実現し、ハリスが勝利するならウクライナもロシアも望まない、アメリカと中国の利にしかならない戦争がまた数年以上長引くのでしょう。
    個人的にはなんとしてもトランプ陣営に勝利して停戦を実現させて欲しいところです

    35
      •  
      • 2024年 11月 05日

      トランプが勝利すれば停戦が実現って何を根拠に言ってるんだろう?そもそもトランプは経営者なんだから今のアメリカにほぼノーダメでロシアを美味しく削れる事業から手を引くわけないだろうに

      8
        • toto
        • 2024年 11月 05日

        いえ、アメリカの軍備がウクライナとイスラエルで浪費され、アジア太平洋方面の備蓄への悪影響を軍部から懸念する声が上がるくらいですから、「今のアメリカにほぼノーダメ」には程遠いです。深刻なダメージを受けている、に等しい。
        ウクライナ、イスラエル、スエズ運河、台湾、フィリピンなど、どこにアメリカの国策と主力を置くかは大統領の判断によるところが大きいですが、欧州嫌いのトランプがウクライナから手を引く可能性は依然として高い。

        41
          • 匿名
          • 2024年 11月 05日

          なんならこの戦争でアメリカの兵器生産力も製造業自体も(ヨーロッパほどでは無いにしろ)ほぼ形骸化しているのが露呈したから。

          あと、アメリカの世論的にウクライナよりもイスラエルの支援を強化しろ派や、国内のインフレや不法移民や薬物・ホームレス問題をどうにかしろの声もデカい。

          16
        • ポンポコ
        • 2024年 11月 05日

        おっしゃる通りと思います。

        クラホヴェは割と重要ですが、ウグレダール方面というか、南側からのロシア軍の進撃にも注目ですね。早いですね。クラホヴォ攻略では、この方面はあちこちでポケットができてきますね。

        軍事的にはウクライナ軍は包囲され前に撤退すべきてすが、ウクライナ軍の撤退後に、以前と違って建物が割と残っているみたいですね。ウクライナ軍の変化なのか。

        2
        • Hakugen
        • 2024年 11月 05日

        ロシアを美味しく削れ・・・ていませんよ。

        ロシア経済は十分持ち堪えていますし。
        新たに編入できた領土の住民や土地や資源も、ロシアの国力を支える一部として、加わっていますから。

        ウクライナは経済も領土も削られています。
        それはアメリカにとって美味しいのですかね。

        6
      • ナナシー
      • 2024年 11月 05日

      膠着状態にあるならプーチンもトランプの講和案に乗るかもしれないけど、ワンサイドゲームになりつつある現状では、プーチンはゼレンスキー政権が飲める条件では講和に応じないのでは。

      11
    • あばばばば
    • 2024年 11月 05日

    この戦争はクリスマスまでには終わりそうですね

    7
      • toto
      • 2024年 11月 05日

      ゼレンスキー政権である限り、来年のクリスマスになっても続ける可能性が高いかと。(クーデターなどは別)
      戦争の趨勢が決した、という意味でなら、8月のクルスク侵攻と9月のウブレダル陥落で完全に終わったと思います。ここからウクライナが好転されられるビジョンも、まともな条件での和平を結べる可能性もほぼない。

      26
        • Easy
        • 2024年 11月 05日

        ヒットラーだって、ベルリンが落ちるまで粘りに粘りましたからね。この程度で降伏などあるはずもなく。
        あるとすれば,日本のように核が落ちたタイミングでポーランドが裏切って逆侵攻を始めた、ぐらいに心折れるイベントがないと難しいですよ。

        22
    •  
    • 2024年 11月 05日

    ここ数日はひとまず決定的な突破は免れてるように見える
    南ドネツクはあれだけの広正面攻撃を成功させたのによく立て直したなあ
    ウクライナもなかなかどうしてしぶとい

    2
      • 通りすがり
      • 2024年 11月 05日

      それは単に、補給部隊と補給基地を10km単位で前へ進めるのは容易ではないからかと。
      仮に、ウクライナの守備兵が総退却したとしても、ロシアは着実に兵站線を考えながら進めるでしょう。焦って領土確保をせねばならない理由がないのですから。

      7
        •  
        • 2024年 11月 06日

        焦って進む理由がない?いや単純に追撃戦の戦果拡大が上手く行ってないだけです
        ストーム部隊による現代版浸透戦術で敵陣地の攻略は着実に進むようになりましたが、徒歩主体あるいはバイク兵では撤退する敵部隊に対して効果的な攻撃は不可能です
        このあたりに戦術のブラッシュアップの余地が残っていると思います

    •  
    • 2024年 11月 05日

    まだ南ドネツクの大攻勢が止まったとは断言出来ないのが怖い。

    8
    • Mr.R
    • 2024年 11月 05日

    激戦地については管理人殿が詳しく解説されているので枝葉に目を向けてみると、
    シヴェルスク南東のヴィムカ近郊で戦闘があり、11/4にはIFV×3、T-90M
    ×1が破壊された。しかしロシア軍の進撃でIvano·Darivkaがウ→グレーゾーンに。
    ハルキウのリプシ方面ではヒルボケ西の湖沿いが1キロにわたってロ→グレーゾーンに。
    ザポリージャのロボティネ周辺でもロシア軍が進撃。グレーゾーンが拡大した模様。(いずれもUAmapを参照しました)

    あと気になったのが、ヘルソンでウクライナ軍がロシア軍のジェットスキーを破壊したとか。新しい戦術を試しているのでしょうか? 不気味です。

    2
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