ウクライナ戦況

ウクライナ軍はクルスクで7kmも後退、ロシア軍はクラホヴェで国旗を掲げる

DEEP STATEとRYBARは20日夜「ロシア軍がクルスク方面、クピャンスク方面、南ドネツク方面、ヴェリカノボシルカ方面で前進した」と報告、ウクライナ軍はクルスク方面で最大7kmも後退を強いられ、ロシア軍はクラホヴェ東市内で国旗を掲げ、ヴェリカノボシルカ方面で新たな攻勢を開始した。

参考:Мапу оновлено!
参考:Ворог активізувався східніше Великої Новосілки
参考:Умєров: армія Росії нарощує сили і створює нові бригади
参考:Удары Storm Shadow по Курску, штурм центра Курахово, бои на востоке Купянска — сводка за 20 ноября

ロシア軍はウクライナでの損害にも関わらず戦力は増強され、新しい旅団が編成され、規模が拡張している

DEEP STATEはクルスク州コレネフレスキー地区について「ウクライナ軍がコレネヴォ方向に伸びていた支配地域を失った」「オルゴフカとクレミヤノエがグレーゾーンから脱してロシア軍支配地域に戻った」「ロシア軍がスナヒスト川を越えてニジ二・クリン集落内に侵入した」「ロシア軍がスナヒスト川を越えてダリノ集落内に侵入した」と、RYBARは「ロシア軍がポグレブキ西郊外の森林地帯を占領した」と報告。

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ウクライナ軍は粘り強く守っていたクレミヤノエ南西の大きな森林地帯を失い、天然の防衛ラインだったスナヒスト川沿いの守りもロシア軍に突破されたため、コレネフレスキー地区のウクライナ軍左翼は非常に苦しい状況にあり、この方向でロシア軍の前進が続けばノヴォイヴァノフカの守りも厳しくなってくるだろう。

因みにRYBARはノヴォイヴァノフカからに西に伸びていたロシア軍支配地域を「DEEP STATEが主張する前線位置」まで後退させており、ヴィクトロフカ方向への突破は一時的なものだった可能性が高い。

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DEEP STATEはクピャンスク方面オスキル川沿いについて「グレーゾーンがフルシキフカ集落内に伸びた」「ロシア軍がコリズニキフカ集落をほぼ占領した」と報告、DEEP STATEは「ロシア軍がコリズニキフカ集落西郊外にある森林地帯を占領した」と認めているものの、コリズニキフカ集落内はグレーゾーン扱いで両者の評価にはギャップが生じている。

まだオスキル川東岸地区の状況は致命的ではないが、クピャンスク市内東地区は「コリズニキフカから北上する動き」と「シンキフカから南下する動き」に晒されており、ロシア軍をオスキル川沿いから押し戻してO-211942の通行を再開させない限り「今のよりも状況が良くなる」ということはない。

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DEEP STATEはクラホヴェ・ヴフレダル(南ドネツク)方面について「ロシア軍がクラホヴェ東市内に支配地域を広げた」「ロシア軍がダル二ジェ集落の大半を占領した」「ロシア軍がダル二ジェからウスペニフカ方向に前進した」と、RYBARは「ロシア軍がソンツィフカ集落内に侵入した」「ロシア軍がノヴォセリディフカを占領した」「ロシア軍がクラホヴェ東市内の大部分を占領した」「ロシア軍がクラホヴェ東郊外の要塞を制圧した」と報告。

視覚的にもロシア軍兵士がクラホヴェ東市内の工場=で国旗を掲げる様子が登場、残念がらロシア軍はクラホヴェ東郊外に建設された要塞群を正面から突破して東市内に足場を築くことに成功したようだ。

ロシア軍はダル二ジェからウスペニフカ方向にも前進しており、カテリニフカ~ウスペニフカのポケットの開口部は約5kmしかなく、コンスティアンティノポルスケとウスペニフカを結ぶC-051122が遮断されればポケットのウクライナ軍は退路を失うことになるだろう。

南ドネツクの状況悪化も酷いものだが、もっと衝撃なのはロシア軍がヴェリカノボシルカ方面で大規模な攻勢に出たことだろう。

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DEEP STATEはヴェリカノボシルカ方面について「ロシア軍がヤスナ・ポリアナからロズドルネ方向に前進した」「グレーゾーンがロズドルネ集落内に伸びた」「ロシア軍がノヴォドネツケからヴェリカ・ノボシルカ方向に前進した」「グレーゾーンがヴェリカ・ノボシルカ方向に伸びた」「ロシア軍がヴェリカ・ノボシルカを北から迂回し、T-0518を物率的に遮断するため攻勢を開始し戦術的成功を収めた」「より詳細な状況は数日以内に明らかになるだろう」と報告。

どこまでロシア軍は攻勢を維持できるのか予想もつかないが、ウクライナのウメロフ国防相は18日「ロシアは6月1日までに(戦力増強の)目標の半分を達成した。ロシア軍の戦力は増強され、新しい旅団が編成され、規模が拡張している。ロシアはアフリカやアジアから多くの傭兵を雇入れ、現在は北朝鮮も利用している。つまりロシアも『人的資源の国内供給に問題を抱えている』という意味だが、海外からの人的資源の供給は勢いを増しており、我々は正確な数字を知っている。本当にこれは膨大な数だ」と述べ、ロシア軍に対抗するため動員や新しい部隊の創設に取り組んでいると付け加えている。

関連記事:侵攻1000日目、南ドネツクにおけるウクライナ軍の防衛状況は最悪
関連記事:侵攻999日目、ロシア軍がチャシブ・ヤール市内とトレツク市内で前進
関連記事:侵攻998日目、ロシア軍がチャシブ・ヤール市内中心部に到達か

 

※アイキャッチ画像の出典:Сладков+

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コメント

    • たむごん
    • 2024年 11月 21日

    クルスク占領地どんどん押し返されていますし、クラホヴェ今年中持つのかも怪しくなってますね。

    ヴェリカノボシルカは交通の結節点ですが、北側T-0518補給路が遮断されそうになっており、今年中維持できるのかもかなり厳しく感じています。

    36
      • Easy
      • 2024年 11月 21日

      各都市とも、取りつかれた後の粘りが効かなくなっている印象ですね。
      1-2週間ほど郊外で押し引きがあったあとに市街に取りつかれると数日で陥落,みたいな展開が続いています。
      トルツクやチャシブヤールは驚くべき粘り強さを発揮していますが、それ以外がボロボロと攻め落とされてますね。

      34
        • たむごん
        • 2024年 11月 21日

        都市防衛、仰る通り粘れなくなっていますよね…

        ウクライナは、あれだけ時間があったのに防衛陣地を整備できないのであれば、限界来てるのでは?と素直に感じてしまいます。

        32
        •  
        • 2024年 11月 21日

        ウクライナ軍の接触戦能力は動員兵による人海戦術に支えられていましたが、その使い捨ての兵士が払底したことにより特に市街地など接触戦が優位になる戦場での対抗力を失いつつあるのでしょう
        それでも非接触戦能力は比較的維持されているようで、トレツクのようないくつかのボタ山をまだ自軍陣地内に持つ都市やチャシブヤールのような高地に位置する都市は比較的防御態勢が機能しています
        逆に最も激しい非線形会戦が行われているクラホヴェ突出部では翼面の露出が増えたことによって既にウクライナ軍の火力のアクセスが著しく制限されており、その底部においては戦場認識力の低下に伴いストーム部隊の浸透にあって前線が曖昧化し、取り残された前衛部隊が撤退もままならないまま包囲殲滅される状況にある点で他の戦線とは一線を画する状況にあります

        44
          • たむごん
          • 2024年 11月 21日

          市街戦は、特に歩兵が重要ですよね。

          戦線が非常に長いですから、仰るように、一様ではない戦闘が繰り広げられているように感じます。

          13
        • 匿名
        • 2024年 11月 21日

        トレツクやチャシブヤール、あとはシヴェルシクはまだ開戦前からの防衛線が残ってるから

        13
          • たむごん
          • 2024年 11月 21日

          開戦前からの防衛線・要塞は、仰るように固く感じています。

          戦訓は、アウディーイウカ・ヴフレダル陥落後のように、そこを破られると防衛が厳しくなるという事でしょうね。

          17
      •    
      • 2024年 11月 21日

      管理人さんの地図も融合したけど。クラホヴェ・ヴフレダルは戦線が広域で融合したけど、部隊の指揮系統はどうなったんだろ。
      結構、難しいよな。撤退のタイミングを間違えると、他の部隊が大ダメージを受けかねないし。

      24
        • ras
        • 2024年 11月 21日

        なるほど、かねてからウクライナは部隊間の連携に難ありと言われてますし、言われてみると撤退への弊害もありそうですね。

        25
          • たむごん
          • 2024年 11月 21日

          部隊再編、どうなっているのでしょうね?

          会社の在庫管理と同じで、部隊の把握・部隊間連携が出来ていないのであれば、装備・弾薬の数量把握もできていないのだろうなと思っています。

          17
      • 理想はこの翼では届かない
      • 2024年 11月 21日

      クルスクの各市街地は、アウディーイカやウフレダルとは違って単なる小規模市街地でしか無いので防衛に向いている訳でもないですからね
      高低差が激しい訳でもなく、市街地の規模が大きい訳でもないし、道路・鉄道が縦横無尽に走っている訳でもない、包囲されにくい地形でもない
      守りやすい地形ではないので、ウクライナ軍はクルスクをとっとと放棄して戦力再編すべきだと思うのですが、政治的・外交的な観点でそう簡単には撤退できないのでしょうね

      25
        • たむごん
        • 2024年 11月 21日

        GoogleMapを確認すれば、平らな田舎というような印象を受けます。

        ゼレンスキー大統領の直轄であり、外交マターに格上げして政治的に引けなくしただけで、軍事的合理性を仰る通り感じないんですよね…。

        13
      • gepard
      • 2024年 11月 21日

      クルスクのクレミヤノエ周辺で小規模な包囲殲滅があったようで、ロシア側のテレグラムに10人程度の捕虜の「処刑」を実行する映像が流れています。

      ロシア側チャンネルが自軍の戦争犯罪を認め宣伝するのは極めて稀なため、クルスクではそのような命令が出ているのかもしれません。

      16
        • 2024年 11月 21日

        外国人義勇兵という情報もあるからロシア領内攻撃許可の報復の意味もあるかも

        31
          • 名もなし
          • 2024年 11月 21日

          佐藤優氏の動画でロシア軍は外国人傭兵の捕虜は捕らない(遠回しに言ってる)との言葉があったのでのでそれかもしれませんね…

          38
            • たむごん
            • 2024年 11月 21日

            情報ありがとうございます。

            捕虜数に差があるという情報を見かけましたが、実体が気になりますね。

            10
        • 無名
        • 2024年 11月 21日

        戦争犯罪ではないかもしれないけど、負傷兵を監視して、救援部隊が来て救助しているところを狙ってクラスター弾を撃ち込む。そんな映像を成果としてアピールするウクライナを応援する気にはなれません。

        46
          • たむごん
          • 2024年 11月 22日

          ウクライナ=ロシア、善悪二元論で語られる事が多いですが、仰るような事象単位で見たいものです。

          ウクライナ軍が、戦果として誇示しているのかもしれませんが、SNSで広がればロシアも同じような手段を採用するでしょうし…。

          日本は、ウクライナ戦争に何の関係もない第三国な訳ですから、そういった目線で見ると前線歩兵として当事者になりたくはないなと感じています。

          11
    • 納屋の戸
    • 2024年 11月 21日

    ざっと15平方キロのクルスク占領地が解放されてるな
    あちこちで順調に両翼包囲の構えを取り続けれるあたり、どれほど準備してたのかと思うと末恐ろしい

    43
    • もへもへ
    • 2024年 11月 21日

    >ロシア軍に対抗するため動員や新しい部隊の創設に取り組んでいる
    なら早く総動員でもして兵員不足解消させろよ
    いつまで兵員不足を言い訳にする気だよ。

    軍民一体となって最後の一人まで抵抗し続ければロシアの進撃も緩やかになるだろうし、
    民間人の民主主義を守るための必死に抵抗で膨大な犠牲が出てます、助けてくださいとお涙頂戴すれば
    また西側国民のムードが盛り上がって支援が増えると思う。
    悲劇的エピソードが圧倒的に足りない。

    25
      • 朴秀
      • 2024年 11月 21日

      ゼレンスキーを選んでしまった悲劇だけでは足りませんかね

      16
      • マダコ
      • 2024年 11月 21日

      これはウクライナに対して厳しいお言葉。

      5
      • nachteule
      • 2024年 11月 22日

       ウクライナに思う事はゼレンスキー大統領はチャーチルにはなれないし国民は二次大戦時の英国民にはなれないって感じかな。その時の英国って行き着くとこまで行ってたから、早々になりふり構わない全力投球していたら結果は変わっていた感じはする。

      9
    • とある帝國臣民
    • 2024年 11月 21日

    ロシア軍やワグネルが推し進めていたアフリカでの浸透工作が此処に來て効いてきているな。

    日々領土の拡大を実感出來るやり甲斐の有るアットホームな職場です。
    住込み武器衣食住タダ、福利厚生墓地費用付き。
    とか求人票に書いてある?

    40
      • やみと
      • 2024年 11月 21日

      ただの噂だが、アフリカにいるロシア人記者によると、一部のアフリカ諸国では軍人を個人名義でロシアに派遣して「技能実習」を行っているという。今後は彼らを基盤として軍隊を改革したり、新しいロシア風部隊を作ったりするつもりだ
      アフリカ諸国にとっても、今もなお多くの「鬼畜米英仏」が残した傷跡が残っているのだから、そうしても不思議ではない

      62
    • FAB
    • 2024年 11月 21日

    >我々は正確な数字を知っている。本当にこれは膨大な数だ

    ロシアの人海戦術ガーはもうお腹一杯だよ

    64
      • たむごん
      • 2024年 11月 21日

      ほんと仰る通りですよ。

      それが分かっているなら、クルスク侵攻なんでやったの?こうなるわけで…。

      67
    • マンゴー
    • 2024年 11月 21日

    ゼレンスキー氏のさっきの記事は、この状況悪化を受けてのモノだったか……
    凄い腑に落ちた

    37
      •  
      • 2024年 11月 21日

      普通に考えて大手メディアに対するインタビューが表に出るまでにはタイムラグがあるわけで、今日の報告を受けてのものでは時間的に整合性が取れない

      10
        • マンゴー
        • 2024年 11月 21日

        これは失礼
        元記事の時間と状況の悪化が近く、Webで取材していたので、ゼレンスキー氏もリアルタイム感覚で話していたのかなぁ、と予測していました

        13
    • ためいけ
    • 2024年 11月 21日

    装備や消耗品をいくら送っても、様々な使用制限を解除しても、もう戦うウクライナ人に戦意がないのでどうにもならないでしょう。ウクライナも傭兵部隊を多数確保して大金を払うくらいしかない。

    2年半に渡り反抗し、結果得られたものがクルスクというどうでもいい土地。
    心が折れるのはわかる。

    和平に進むなら、脊髄反射で顔を潰してしまった中国やインド、トルコ、ローマ法王あたりにお願いして仲介してもらうしかないでしょう。
    経済復興についても、ノルドストリームフル稼働になってしまえば以前のような強硬姿勢も取れず、かなり厳しい未来が待ってる。横領横流しの多い国なので、西側兵器の横流しが起きないかは本当に心配です。

    41
      • うっかりさん
      • 2024年 11月 21日

      プーチン「横流ししないように9mmパラからF-16まで全部没収します。」

      17
    • 口腔ケアも万能よん
    • 2024年 11月 21日

    もはやゼレ閣下の逆転策は露国内の原発に西側ミサイル攻撃でカオス化し、西側と露を対決に持ち込むくらいしか無いのだろうか

    28
      • toto
      • 2024年 11月 21日

      それをやった場合、「西側と露を対決」よりも、「ウクライナへのテロ国家指定」となり、東欧の国々の一部はロシアとの関係改善を始めると思う。核物質の汚染は国境を問わないから、遠く離れた西欧はともかく、東欧にとってはたまったものではない(水系はあちこちでロシアとも繋がっている。日本の核汚染水産物問題みたいに、東欧のものも売れなくなる恐れもある)。

      35
      • 匿名
      • 2024年 11月 21日

      当初はクルスク原発を占拠して交渉材料にするとか盛り上がっていた思い出

      29
      • まさかこれは予兆か
      • 2024年 11月 21日

      ついさっきロシアからICBM撃ち込まれた〜大変だー!
      つてニュースが流れていたがこれ報復としてロシアにICBM打ち込むための前振り?

      8
        • みー
        • 2024年 11月 21日

        CNNは「弾道ミサイルだがICBMではない」と報じている模様で、共同通信は「西側当局者がICBMではないと否定」と報じており、情報が錯綜しているようです。ザハロワ氏・ペスコフ氏もノーコメント。
        ロシア側か西側の正式発表を待った方が良さそうだと思っています。

        16
          • どねつくぼうし
          • 2024年 11月 22日

          ICBMを撃ちこまれた!これはNATO参戦の機が熟しましたよ!
          といういつものウクライナしぐさですからその主張は一顧だに値しないでしょう
          ICBMではないと西側からコメントされていることからもわかる通りこの流れからウクライナが期待するような展開はまず起きないかと

          10
          • 通りすがりの名無し
          • 2024年 11月 22日

          プーチン大統領の会見が来ました。

          最新の「オレシュニク中距離ミサイル」だそうです。

          14
    • 傍観者
    • 2024年 11月 21日

    西側では軍事的な敗北が濃厚になると停戦と和平交渉の大合唱を始める。仏の顔も三度まで。ウクライナは露の仏の顔を使い果たした。行くところまで行くしかない。

    49
    • 傍観者
    • 2024年 11月 21日

    PS.ウクライナ軍のクルスクでの7KmKの後退というのは、プーチンが言っていた突出部北西のオルゴルフカの森林地帯で包囲されていたウクライナ軍の掃討が完了したということらしい。複数の露のメディアが伝えている。

    50
    • ズワイ
    • 2024年 11月 21日

    ミサイルを使ってはしゃいでる間に、着々と領土を失ってるんですね。
    なんだが前線の兵士が可哀想に思えます。

    40
      • BAKA
      • 2024年 11月 21日

      ロシアが黒海にミサイル艦を移動させたとか
      かなりの航空機も飛ばし大規模なミサイル攻撃を行うと言ってます
      ウクライナを無電状態にして電気を忘れさせるとまで
      ボグダンさんがロシアのミサイルが枯渇したと喜んでたんですが
      それがホントなら大規模な報復は無いのでしょうが

      2
      •  
      • 2024年 11月 21日

      ミサイル使ってはしゃいでたらICBM飛んできた…

      4
    • 七資産
    • 2024年 11月 21日

    クルスクは突出部を放棄しただけかな?

    まあクルスク自体が突出部なんですが

    3
    • 匿名
    • 2024年 11月 21日

    そういえば2年前はウクライナ側はマリウポリやセベロドネツクの市街戦時は民間人を建物の上階や地下室に押し込んで盾にしていたとか聞いたけど、今もやってるの?もう住民はほとんどが死亡するか逃げてそうだけど。

    13
      • やみと
      • 2024年 11月 21日

      ロシア軍は都市を占領した後も残っている市民に生活物資を送ることができ、「もともとロシア人だった」という認識がある(いわゆるウクライナ人でも「方言を話すロシア人」とされている)
      だが激戦では「敵が民間人を盾にしている」からといって手を止めることはないだろう
      もちろん、戦闘中に民間人を救おうと努力した話も聞いたことがあるが、個別に余裕のある部隊の行動だけだろう
      ロシアの人道支援組織によると、多くの残された民間人が郊外や地下室に隠れており、中年以上を中心にしている。若者は逃げるか徴兵されるだろうが、中年以上は足が不自由だったり、家から離れたくなかったり、そもそもロシアに好感を持っているだろう

      36
    • カウントダウン
    • 2024年 11月 21日

    てか、ロシア軍は失敗から学んで
    増強だけでなく、どんどん洗練されてるし
    もはやフツーに強くないすか?

    そろそろ現実を見たほうが良いような気が

    49
      • NIVEA万能論
      • 2024年 11月 21日

      日本のネット界隈では相変わらずロシア軍はなんも考えずに人海戦術で無謀な突撃ばかりやっていて、1日あたり2000人の損害を出し続けている設定になっております…

      26
        • 8
        • 2024年 11月 21日

        それが真実だったとしてもそれなのにどんどんウクライナの領土を侵食していくロシア恐ろしやにしかならないですよ…

        21
    • らっく
    • 2024年 11月 21日

    北朝鮮やアフリカ諸国が兵を送っているというのはこちらが勝ち馬とみたからでしょうな。
    これはCIS諸国が
    「ドニエプル川東岸地域における混乱を鎮めるべく、我々共同体諸邦は今日、実力を持って平和をゼレンスキー派に強制する必要を認るやむなきに至った」
    しそう。

    33
    • 匿名
    • 2024年 11月 21日

    ドニプロ州に向けて大陸間弾道ミサイル撃ち込んだらしい。

    12
      • 2024年 11月 21日

      史上初のICBM実践投入、ですか・・・

      15
        • 2024年 11月 21日

        ボクダン氏はロシアのICBMは使い物にならないと過去に発言してましたがこれで使えると確認できましたな…

        26
      • kitty
      • 2024年 11月 21日

      射程距離1万km超えのICBMで、1200km先を狙うって、ただの脅しですな。

      10
        • 2024年 11月 22日

        後はICBMを使った事は欧米へのメッセージでもあるでしょうね。
        その気になればICBMに核弾頭を搭載して欧米に打ち込めるけど?っていう。

        14
    • NIVEA万能論
    • 2024年 11月 21日

    クレミヤノエ付近にあったウクライナ軍の突出部が綺麗に無くなっていて大きな動きとなっていますが、現地のウクライナ軍部隊はどうなったのでしょうか。
    戦線整理で撤退したか、あるいは包囲殲滅されたか。

    11
      • col
      • 2024年 11月 22日

      露軍が森林地帯を掃討してる動画を見ました。
      南部南東部に安全な撤退路が無いので、良くても重機を置いて逃げられたかどうかでしょう。
      露軍はマラヤ・ロクニャに入ろうとして大失敗しましたが、ここは守りにくいので時間の問題の様に思います。

      3
    • 774
    • 2024年 11月 21日

    ロシア軍はどうやってスナヒスト川を越えてニジ二・クリンに侵入したのだろう
    対岸を火力で黙らせてから上陸、その後も後方から火力の支援を受けながら取り付いたとか?

    最近ウクライナがドニエプル川越えで損害出した記事があったのでロシアがどんな作戦をしたのか気になる

    9
    • 無名
    • 2024年 11月 21日

    イスラエルのネタニヤフ首相に逮捕状。
    またウクライナの情報はイスラエル関連の情報に掻き消される。

    14
      • paxai
      • 2024年 11月 21日

      プーチンはモンゴル訪問でICC気にしないアピールをしたけどネタニヤフは何処に訪問するだろうか?
      アメリカはICC非加盟なんだよね。ヨーロッパの小国がモンゴル枠になるのかな?

      10
        • 帝国
        • 2024年 11月 22日

         英&EU圏はほぼほぼICC加盟国でしょう。そこにネタニヤフが来ても逮捕&引き渡しをしないと「ルールに基づく国際秩序」の”内実”が増々あからさまになりますね。ちなみに、「戦争犯罪者に対する私人逮捕」というのはEU圏ではありますので(護衛に阻まれて成功したことはないようですが。イラク戦争”戦犯”のブレアに対する試みは有名)、市民による逮捕の可能性は微レ存ではあります。
         ちなみに米国は単に批准しないだけでなく敵視しているので「ブリュッセル爆撃法」と呼ばれる法律を作っていて米人が逮捕されたりした場合にICCへの武力行使ができる枠組みも作っています。武力行使したことはまだありませんが、アフガニスタン戦争でのNATOの戦争犯罪捜査に着手したICC検察官2名への個人制裁をトランプが掛けました。バイデンが解除しましたがICCはNATOへの操作を無限遠の彼方に飛ばして米欧への恭順の意を示しました。で、米国は”ICCがイスラエルに手を出したら米国人同様にブリュッセル爆撃法を発動するぞ”と脅しています。これも「ルールに基づく国際秩序」の非常にわかりやすい実像ですね。
         ちなみに露中を含むBRICS側の主張は、カザンでの会議で宣言したように、”国連に象徴される国際法にもとずく国際秩序”の追求と再構築の由。

        20
          • 名無し
          • 2024年 11月 22日

          プーチンに逮捕状が出た時アメリカは各国に批准するよう言っていたような。
          どのツラ下げて言ってんだとしか。
          まあアメリカが批准しないどころかICCを敵視しているのは戦争犯罪、それに近い事をやりまくってるから後ろめたさや心当たりしかないんだろうけどな。

          10
    • ななし
    • 2024年 11月 21日

    この手の旗を掲げてる兵士の映像見るたびに疑問を感じる。
    その地域を制圧したのではなく、殲滅された部隊の生き残り兵士が旗を掲げて占領したように見せかけてるだけのような。
    そしてピンポンダッシュでその場を逃げていく。
    実際旗を掲げても実効支配してるわけでもないんだから意味ないんじゃないか?

    4
      • 名無しの悪夢
      • 2024年 11月 22日

      私も大して意味はないように思ってますが旗を立てて潰されたら動画を公開しない、されなかったら公開くらいの感じでやってると思いますよ。
      要は軍事的に周辺のウクライナ軍を掃討した程度の意味合いです。
      私が見てるロシア人ミルブロガーもここ1,2か月ほどずいぶん大人しくなって、あまりにも曖昧な進軍情報は扱ってない印象です。
      もっとも実効支配として語るなら情勢とかの政治的な話で単純なものとして語れないのは間違いないです。

      3
      • 山田
      • 2024年 11月 22日

      意味は大アリです。
      死にたくない。こっそりSNSを見てるウクライナ兵、とくに後方支援の部隊や司令官は逃げ出そうとするでしょう。

      4
    • 通りすがりの名無し
    • 2024年 11月 22日

    プーチン大統領の声明では、ウクライナが『ICBM』と呼んでいたものの正体は『新型の中距離ミサイルシステム オレシュニク』で、テストとしてソ連時代からの機械工業のシンボルとも言えるユージュマシュを攻撃したとのこと。

    9
      • 2024年 11月 22日

      ICBMではなかったんですね…
      ならなんでICBMとウクライナは判断したんですかね?プロパガンダで大袈裟に言った可能性が高いんでしょうけど…

      8
        • kitty
        • 2024年 11月 22日

        どっちにせよ、相当のロフテッド軌道だったと思いますけど、IRBMとICBMとの間の軌道要素に、それほど差があるようには思えませんね。

        4
    • 山田
    • 2024年 11月 22日

    勝ってる側には援軍が現れ、負けてる側には裏切り者が現れる。人類が数千年繰り返してきた戦争の常です。
    もしも停戦しなければ、ロシア側で参戦する国がさらに現れるでしょう

    15
    • れんちゃ
    • 2024年 11月 23日

    真ん中を突いたからすぐにでも崩壊するという様な事が延々と言われてからずいぶんとかかりましたね。
    突出していたウクライナ側がどれくらい合流しなおせたかどうかでまた話が違ってくる感じかな。

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