ウクライナ戦況

ウクライナ人はクルスク危機を、ロシア人はトレツク完全解放の嘘を報告

ウクライナ人が運営する情報分析グループ=DEEP STATEは6日夜「ロシア軍の前進によってクルスク占領地が南北に分断された」と、ロシア人ミルブロガーが運営するRYBARは「トレツクの完全解放は偽報告だった」「トレツク市内のかなりの部分がグレーゾーンだ」と報告した。

参考:Мапу оновлено
参考:Дзержинское направление: какова цена ложных докладов об обстановке на местах?

ウクライナ軍とロシア軍の一方のみが正直者というわけではないことを留意しておかなければならい

DEEP STATEはクルスク方面について5日「ウクライナ軍支配地域がクリロフカ西方向に後退した」と報告し、ロシア軍はクリロフカ集落内の一部、集落西郊外にある渓谷沿いの森林の一部に足場を築き、グレーゾーンもクリロフカ集落全体と渓谷沿いに広がっていたため、スジャ防衛の生命線=38K-004~H-07に北と南から迫ろうとしているように見えていた。

出典:管理人作成(クリックで拡大可能)

但し、DEEP STATEの報告=クリロフカ西方向へのロシア軍前進は視覚的証拠で裏付けられておらず、RYBARもクルスク方面の新たな変化に何も言及していないのだが、DEEP STATEの報告に基づけばクルスク方面の状況はどんどん悪化している。

DEEP STATEは6日夜「ロシア軍がクリロフカ西の渓谷をスームィ州方向に前進した」「グレーゾーンの先端が38H-609に到達した」「スームィ州内のグレーゾーンが大きくなった」と報告し、ウクライナ軍のクルスク占領地は2つに分断されてしまった。

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この方向のロシア軍はスームィ州=国境まで約1.3kmの位置に、グレーゾーンは38H-609とほぼ国境に到達し、ウクライナ軍はスジャから舗装道路=38H-609経由でグエボやゴナルに、スームィ州内の非舗装道路=農道~38H-609経由でスジャにアクセスすることも出来なくなった可能性が高く、スジャ防衛の生命線=38K-004~H-07は南北から圧力を受ける格好だ。

ウクライナ軍はクリロフカ周辺を南北から攻めるだけで突出部を切り落とすことが出来るため「ロシア軍の38H-609遮断作戦」は無謀に見えるものの、これまでウクライナ軍は「同じような突出部」を切り落とした試しがなく、ロシア軍が周辺の森林地帯に素早く足場を広げれば押し戻すことが難しくなるだろう。

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DEEP STATEはクピャンスク方面オスキル川沿いについても「ロシア軍がノヴォムリンスク北のオスキル川沿いで支配地域を広げた」と報告したが、RYBARは東部戦線についてロシア軍の前進ではなく「ポクロウシク・ディミトロフ方面におけるロシア軍支配地域の縮小と占領したはずの拠点喪失」について言及しており、ロシア人ミルブロガーの間では「どうして完全解放が宣言されたトレツク市内で戦闘が発生しているのか」という不満の声が増え続けている。

RYBARも遂に「完全解放が嘘報告だと示す不穏な情報が増え続けている。我々は週明けにトレツクの状況について見解を提示したが市内の戦闘はどんどん激しくなっており、現地からの情報ではトレツク市内のかなりの部分がグレーゾーンで両軍の歩兵が激しく交戦している」と述べ、トレツクの状況について以下のように述べた。

出典:管理人作成(クリックで拡大可能)

“クリムスケの大部分はウクライナ軍の支配下にあって、ここからトレツク市内の奥深くに突破しているだけでなくトレツカヤ鉱山付近のロシア軍も追い出そうとしている。恐らくフォミカ地区の半分もウクライナ軍の支配下でスタジアム方向へ自由にアクセス出来る。トレツク市内の評価で最も変化が大きいのはザバルカ地区方向だ。月曜日に「ウクライナ軍の反撃がザバルカ西地区で失敗した」という映像が公開されたが現実の状況と異なる。現地の報告では「攻撃されたウクライナ軍部隊」はザバルカ西地区にある陣地へのローテーションで、ウクライナ軍がシュチェルビ二フカからザバルカ西地区に移動できることを示している”

“つまり占領したと考えられていたトレツク西郊外の大部分はロシア軍の支配下にないという意味で、このような攻撃は「完全解放」が偽報告でなければ実行不可能だ。ローテーションでトレツク市内に到着したロシア軍部隊は安全が確保された陣地に入ったのではなく、敵がいないと報告された場所で攻撃を受けて戦闘状態に陥っているのだ。少なくとも上層部への報告ではトレツク市内にウクライナ軍はいないことになっている”

出典:Два майора

結局のところ「トレツク市内の評価」はDEEP STATEの方が正しかったことになり、国防省発表に忠実なロシア人らは「完全解放したはずの市内で戦闘が起きているのはウクライナ軍の反撃のせい」と説明しているものの、RYBARは「このような攻撃は完全解放が偽報告(占領したと考えられていた地域の多くがウクライナ軍支配下かグレーゾーン)でなければ実行不可能だ」と、ウクライナ軍の反撃失敗を主張する映像も「完全解放が偽報告だったという事実を覆い隠そうとしている」と遠回しに指摘しているのだ。

個人的にトレツク完全解放の発表はタイミング的に「クルスク州スジャ方面の失態」から目を逸らす意図を強く感じ、重要都市を占領した際に行われるセレモニーも公開されず「市内でウクライナ軍との交戦を示す視覚的証拠が登場すれば『また偽報告か』と批判されるだろう」と思っていたが、ここまで偽報告の範囲が広いとは予想外だった。

因みにウクライナも未だにクラホヴェやヴェリカノボシルカの喪失を国民に知らせておらず、ウクライナ軍とロシア軍の一方のみが正直者というわけではないことを留意しておかなければならい。

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※アイキャッチ画像の出典:Сухопутні війська ЗС України

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コメント

    • メロン
    • 2025年 3月 07日

    犬……
    超かわええやん
    トレツクは完全に泥仕合ですなぁ

    20
      • 2025年 3月 07日

      トレツクでさえこのような泥仕合になるのですから、より大きなポクロフスクなど夢のまた夢です
      少なくとも現在の戦力差では、押し切ることはできても相当な時間と労力がかかるのは目に見えています

      おそらくロシア上層部もそのように判断して、ポクロフスク周辺での戦闘を低下させたのでしょう

      20
    • エーミール
    • 2025年 3月 07日

    クルスク、もうここまで来たかと言うような状況ですね。

    結局のところ、博打でクルスクに行って原発にも辿り着けずに抑えられ、その時点で撤退すれば良いもののプロパガンダ目的に実現不可能なことを吹聴し固執したが故の結果ですね。
    ここで追っている方はクリンキーの水遊びの再来かと思われたでしょうが、やはりウクライナ軍は初動のみ勢いがあり、後は良い意味で臆病、と言うより防衛主義のロシアに絡まれウクライナ国内の責任やらの議論をしている間に何も決まらず取り返される、そう言うようなことの連続な気がしますね。

    ウクライナは幾ら支援を積まれようが、優秀な人材が居ようが上があれだとかなり苦しいのではないでしょうか。現在は改善しつつあるポクロ方面もリソースが枯渇しそうな今だと最後の悪あがきのように思えてしまいます。

    41
      • グロズヌイ
      • 2025年 3月 07日

      本来は1週間程度のピンポンダッシュの予定で、「ロシア国内への進軍が可能だと知らしめればロシアは国境防備にリソースを割かざるを得なくなる。その分東部が楽になる」という筋書きでイギリスの助言の元実施した作戦だったのですが、何故かゼレンスキーが占領地に居座り続けるように命令して無駄な犠牲を出しまくり、流石のブリカスも呆れて閉口というカスみたいな作戦になっちゃいました。
      貴重な戦略予備を使い潰してしまったので、もはやウクライナ側のまともな予備兵力はキエフ守備隊程度しか残っていないという

      31
        • 伊怜
        • 2025年 3月 07日

        初動が上手く行きすぎて夢見ちゃったんだろうな

        7
      • Mr.R
      • 2025年 3月 07日

      本日位置情報が特定された動画にて、マラヤロクニャのすぐ北にあるスタラヤソロチナにロシア国旗が掲げられたとのことです。

      5
    • col
    • 2025年 3月 07日

    609の国境付近でウ軍の車両が大量にやられている動画を見た。
    すでにやられて道端に放棄された車両にも襲い掛かかれるほどの飽和攻撃。
    グエボを獲られたら、この道に入る事さえままならなくなる。
    消耗する重装備>弾薬>燃料・食料の順で補給困難になる。
    最終的なスジャ攻防戦の準備すらできなくなる。

    32
      • col
      • 2025年 3月 07日

      露軍が609を確保し続けられるか疑問だが、北方でもニコルスキーを奪還できてない事を見ると、ウ軍が兵站を考えているのか疑問になる。

      15
    •  
    • 2025年 3月 07日

    こんな狭正面攻撃珍しいな
    しかし谷底だしあまりいい戦型ではない

    17
    • たむごん
    • 2025年 3月 07日

    クルスク占領地、分断されてる可能性あるとは、さらりと恐ろしい事になってますね…

    ワンチャンも、早く家に帰れたらいいね。

    >ウクライナ軍のクルスク占領地は2つに分断されてしまった。

    20
    • 我が祖国万歳
    • 2025年 3月 07日

    可愛いワンコ!

    10
    • kitty
    • 2025年 3月 07日

    間違いの無い真実は、第10独立山岳強襲旅団が犬派だという点だけですね。
    ちなみに同じ山でも、山猫云々は実は原題にも内容的にもまったく関係ないこれマメな。

    11
      • Mr.R
      • 2025年 3月 07日

      ちょっと調べてみたのですが、第10独立山岳強襲旅団は3つの大隊に別れて活動しているらしく、
      第8大隊→山とオオカミ
      第108大隊→山とヤマネコ
      第109大隊→山とタカ(らしき猛禽類)
      が部隊章のようです

      7
    • 七資産
    • 2025年 3月 07日

    やはりロシアとウクライナは同一民族だわん
    仲良くするといいと思うワン

    0
    • 青空と小麦畑
    • 2025年 3月 07日

    これを東側仕草と笑っていると有事の際に自分たちも同じ真似をする羽目になるのでしっかり他山の石にしてもろて

    26
    • Panzer
    • 2025年 3月 07日

    トレツク西郊外、ロシア側の偽報告だったのですね。RYBARが評価を維持している残り半分ほどもどうなっているのか続報待ちですね。相当な泥沼戦で現地の兵士の方々は地獄の中で頑張っているのだと思います。
    片やクルスクは、電撃戦並みの変動ですね。もう38K-609を遮断するとは予想外です。何れにせよロシア軍が38K-004~H-07に直接圧力を掛け始めるとウクライナ軍はマラヤ・ロクニャやその周辺悉くを明け渡して戦線を縮小せざるを得ないので、時間の問題でしょうね。

    12
      • hoge
      • 2025年 3月 07日

      渓谷地帯をキロメートル単位で一気に前進するって
      ウクライナ側の兵力がスカスカだったとかでもないと実現できないように思うのですが
      どうなんでしょうね
      他の戦線ではアウディーイウカみたいな要害が落ちた後とかなら
      こういう動きも見られた記憶はあるのですが……

      9
        • Panzer
        • 2025年 3月 07日

        自分はドネツクとクルスクは別の戦場だと考えています。陣地化され尽くして塹壕線さながらの様相を呈している東部戦線とは違いクルスクはさほど陣地化されておらず、東部戦線ではもはや無意味となった「機甲戦力による機動攻勢」が可能だからです。
        クルスクでは戦力密度があっても戦闘により短時間でその地域のウクライナ部隊が撃破され戦線に一時的な穴が空き一気に前進する、といった動きが可能なのです
        無論クルスクのウクライナ支配地がかなり押し込まれた今ウクライナ軍の戦力密度は相当なものであり(最近一部部隊が引き抜かれましたがロシア軍の攻勢強化で戻っていると考えるのが妥当です)、側面はしっかり固められているので、突破口から後背に回り込んでの包囲分断などはほぼ不可能です

        6
    • のー
    • 2025年 3月 07日

    この犬は頭に布を巻いてますが。
    頭に怪我をしている?

    • ゲストさん
    • 2025年 3月 07日

    クルスクの切断部は、なかなか見ない正面の狭さですね。
    ソ連のドクトリンなら、本来複数の開口部を作った上で、開口部を拡幅・連結するはずですが、もうそういう時代では無いんでしょうね…。
    攻撃正面を絞り、火力を集中させて突破を図るのは、むしろWW2のアメリカらしささえ感じます。

    15
    • コンビニ
    • 2025年 3月 07日

    宇がクルスク投げて露がクルスクに注力した結果に見えます…

    耳の凍傷か難聴防止ですかね犬飼ってないので分からないですm(_ _)m

    9
    • 理想はこの翼では届かない
    • 2025年 3月 07日

    お互いに大本営発表をするのは延々と見てきましたが、トレツクの嘘報告はなかなかの味わい深さ
    やはり人類は愚か。世界はお猫様が支配すべき(お猫様原理主義極猫派)

    12
      • hoge
      • 2025年 3月 07日

      世界おバカ犬のかわいさ研究所所長イッヌ・カワイスギルダロ!氏にお話をうかがいました。
      「2025年で最悪のプロパガンダがもう決まってしまいました。これは人類史上稀に見る凶悪なプロパガンダです」
      イッヌ氏は続けて警告します「犬派は決して失うことはない。犬派のいない世界など必要ない」と。

      昨年末には「犬派と猫派の闘争により世界各地で基本的犬猫権の侵害が頻発している」との
      ワンニャン・ライツ・ウォッチによる警告も発せられており
      ケダモノ界から人類がノケモノにされてしまう終末の時は、一つまた一つと現実化しつつあります。

      7
    • だるまさん
    • 2025年 3月 07日

    衆生本来無一物

    わんこの頭に布を巻いてオシャレするのは日本でもわりと見られるワンコファッションですが
    砲弾の音とか怖がるのでせめて少しでも音が小さくなるようにと巻いてるのかもしれません

    5
    • Mr.R
    • 2025年 3月 07日

    この後この記事のXに引用して、3/6に撮影されたドネツク一帯およびクピャンスク、クルスク方面の衛星画像を投稿します。
    クルスク方面で、ゴナルという集落で大規模な高温反応が起きていたのが気がかりです。

    なお、私も度々火災の反応を確認するのに使用していたNASAのFIRMSですが、昨日頃から訳が分からない反応を示すようになってしまったため、情報源としては使えなくなったと思われます。
    ···いきなりカリーニングラード一帯で火災反応が起きた時の心境を想像していただければ。

    4
      • Mr.R
      • 2025年 3月 07日

      これは愚痴になってしまいますが、アメリカのMaxer社がウクライナ向けの衛星画像サービスをトランプ政権の要請によって中止したり、DEI削除の余波で国防総省のHPからエノラゲイの画像が消されたりと、アメリカが後戻りのできない道というか階段を転げ落ちているようにしか見えません。
      トランプ一派は「世界はアメリカを必要としていないから、各国に展開する米軍を引き上げる。これで国防費を浮かせられるぞ!」とかしたいんですかね?

      2
    • nk
    • 2025年 3月 07日

    クルスク一気に合計10キロ程ロシアが突破してウクライナの占有地が凄く長細く補給線が1本というとんでもないことになりましたね、片やトレツクはそもそもロシアが制圧出来ておらず激戦中だったとなりポクロウシク周辺ではウクライナが少し反攻出来ている所も有るが全体的にはロシアが全体的に押していてクルスクとオスキル川西側にヴェリカノボシルカ北や北西方向で
    はロシア進軍中と。
    ロシアは東部戦線で大きく進んだ各所はある程度攻勢限界なのか陣地構築と再編成や兵站線の整備に入っているのかなと思うが今回クルスクには力入っているのでクルスクは全面奪還の動きなんでしょう、ウクライナの対処に注目ですがアメリカの情報遮断の影響は大きいでしょうからこれからが実害が頻発するんだろうなと思う。

    5
      • Mr.R
      • 2025年 3月 07日

      情報の遮断は官民問わないかもしれません。
      アメリカのMaxer社がウクライナ向けの衛星画像サービスを停止したとのことです···

      1
        • nk
        • 2025年 3月 07日

        アメリカお得意の力技で今はウクライナを締め上げる方向へ向かっていると言う事ですね、ロシアとある程度大枠で話が付いていてウクライナが根を上げるのを待っている感じなんでしょうかね。
        個人的には血も涙もないけど現実的な選択肢だし仕方無いとも思いますが、政権変わったとはいえ元々アメリカがロシア周辺でロシア勢力圏の国に粉を掛けまくってこの事態を引き起こしていると思うと何とも言えない気持ちにはなる。

        10
    • ななし
    • 2025年 3月 07日

    >38K-004~H-07は南北から圧力を受ける格好
    ロシア軍が直接補給線に到達するのは時間の問題ですな
    いずれにせよクルスク戦線からはどう見てもウクライナは
    全面撤退するべきでしょうね

    マラヤ・ロクニャンやスジャに展開しているウクライナ精鋭
    をドラパティはどうするつもりでしょうかね
    上の元芸人がまたぞろ死守命令でも出してるんでしょうか
    現場は浮かばれないなあ、、、

    5
    • うくらいだ
    • 2025年 3月 07日

    可哀そうに耳がなくなってるやん
    まさに負傷犬!

    なんで耳にまいてるのだろうか。爆発音とかのストレス回避のため?

    1
    • 山田
    • 2025年 3月 08日

    ロシアの嘘ばかりがよくタイトルになってるけどお互い様の気がする。ウクライナのクリンキ渡河作戦は最初から最後まで嘘しかなかったし。

    2
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