ウクライナ戦況

ザポリージャ州軍政長官、ドローン攻撃に対応した要塞が完成している

ウクライナ軍やメディアは「ロシア軍によるザポリージャ方面への攻勢」を警告し、Economistは「ザポリージャ州の要塞建設は徹底されている」と報じていたが、同州の軍政長官も30日「ドローン攻撃に対応した要塞が完成している」と述べ、ザポリージャ方面の守りは東部戦線より充実しているかもしれない。

参考:Будівництво фортифікацій біля Запоріжжя майже завершено – Федоров

もう「完成していたはずの防衛ラインが存在しなかった」というオチは見たくない

ウクライナ軍は10月以降「ロシア軍によるザポリージャ方面への攻勢」を警告、Washington Postの取材に応じた第128山岳強襲旅団も「ロシア軍が大規模な攻勢を準備中」と証言、Economistも先月24日「ロシア軍がザポリージャ市への大胆な攻撃準備を進めている」と報じ、この記事の中で「ウクライナ軍報道官はザポリージャ方面に13万人もの戦力が投入されると警告した」「ザポリージャ市への攻勢は理にかなっている」「ザポリージャは国内に残る3つの工業地帯の1つでウクライナ存続にとって極めて重要度が高く要塞建設が徹底されている」「これは混沌としたドネツク州の状況とは対称的だ」と指摘していた。

出典:Ivan Fedorov

ザポリージャ州のイワンフェドロフ軍政長官(元メリトポリ市長)も30日「夏の完成が目標だったザポリージャ州の防衛ラインは予定通りに完成した。その後も軍司令部や参謀本部と協力して新しい防衛ラインの構築に取り組み、州都ザポリージャの要塞化と防衛ラインの建設をほぼ終えた状態だ。これは州都だけでなくザポリージャ全域を守る多層式の防衛ラインで、1年前に建設されたものと比較にならないほど防御力が強化されている」と説明し、ザポリージャ方面の守りは東部戦線より充実している可能性がある。

さらに興味深いのは「要塞の構造は現在の主な脅威=ドローン攻撃に対応したもの」と付け加えている点で、ドネツク方面で散々批判されてきた「遮蔽物のない塹壕ではない」と強く示唆しているが、どんな立派な防衛ラインも「そこに詰める兵士」がいなければ意味がない。

出典:Сухопутні війська ЗС України

ザポリージャ州に「強力な防衛ライン」と「十分な兵力」が揃っていることを期待しているが、後者に関しては「期待」というよりも「祈り」に近く、もう「人員不足で防衛ラインを守る兵士がいなかった」「準備された防衛ラインを迂回されて無力された」「完成していたはずの防衛ラインが存在しなかった」というオチは見たくない。

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※アイキャッチ画像の出典:72 ОМБр ім. Чорних Запорожців

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コメント

    • どぶろく
    • 2024年 12月 01日

    ほんとに、管理人さんの願望もわかります。
    が、本当に有るのか無いのか、ウクライナ自体が、オオカミ少年と化してるので、どうなるかですよね〜

    44
      • NIVEA万能論
      • 2024年 12月 02日

      そもそもウクライナ人が大騒ぎしているザポリージャ攻勢が実は存在せず、何事も起こらなければ「敵は我々の防衛線に恐れをなして手も足も出なかった!」などと言い出す可能性も…

      26
    • かぼ
    • 2024年 12月 01日

    >「人員不足で防衛ラインを守る兵士がいなかった」「準備された防衛ラインを迂回されて無力された」

    今のロシア軍って強靭な要塞や防衛ラインは回避して、防衛の弱い所を見つけて浸透し敵部隊を包囲して無力化してた気が・・・

    71
      • kasugi
      • 2024年 12月 01日

      そんな高尚な動きは取っていませんがね

      隙間見つけて押し広げてみるけど無力化する前に逃げられるの繰り返し

      9
        • cosine
        • 2024年 12月 01日

        防御と回復もしながらの攻撃ですので、どうしても攻撃力は控えめになります。
        なお、全員逃げているわけでもなくロシア側に「吸収」されている者もいるので、攻撃はドレイン効果付きですね。
        兵力を即全回復とはいかないでしょうけど。

        ロシアの国情により為されている、戦訓・経験値を前線から持ち帰ること重視の選択であり、犠牲を増やしてでも攻撃重視を採らなかったことがミスなのかは、今はまだ分かりません。

        44
          • kasugi
          • 2024年 12月 01日

          降伏し捕虜となるのをドレイン効果と評するのはあまりに好意的解釈が過ぎると思いますが…

          12
            • cosine
            • 2024年 12月 01日

            流石にそれをそうは申しません。
            ロシアに吸収されているのは、戦えなくなった者ばかりではないということです。
            攻撃を加えた傷から直接吸っているというだけの意味でもなく、ロシアを回復させる力が敵方から少しずつ流れ込んでくる効果付きの攻撃が行われているのです。
            もちろん、その分殲滅力は低下するトレードオフです。

            40
              • kasugi
              • 2024年 12月 01日

              もう少し具体的に平易な表現で説明していただけませんかね

              私の想像力の範囲ですと、あなたが過度にロシアに優位な予測を立てているようにしか思えません
              例えば占領地の若者が突如として帰属意識をロシアに切り替え軍に志願するとか

              12
                • なんとも
                • 2024年 12月 01日

                逆にお聞きしたいのですが、1年以上、ずっーとロシアが進軍し続けているのに、隙間見つけて押し広げてみるけど無力化する前に逃げられるの繰り返しという表現の意味を教えてくれますか?

                自分には、敵の弱点部を叩き、消耗させ占領地を増やすという王道の動きを恣意的に高度ではないと断定している「逆張り」にしか見えませんね。
                ゼレンスキーが動員を渋ったこと、前線はローテーションもない悲惨な状況であることは事実です。そのような中で撤退しているのは、前線が崩壊しては撤退しているだけですよね。

                言葉の上ではなんとかなると屁理屈をこねるのではなく、エビデンスのある話をしてください。

                29
            •  
            • 2024年 12月 01日

            荒らし君じゃん!

            45
              • T.T
              • 2024年 12月 02日

              コメント欄を閉鎖しろと叫んで荒らしていた人間が、どの面下げて書き込みを継続しているのか理解に苦しむよね。筋が通らない行動だと思うのだが、恥という物を知らないらしい。

              34
            • 無学なソフィスト
            • 2024年 12月 01日

            私はあなたの意見は正しいと思う
            国民国家や主権国家体制の考えが世界に拡散される以前の時代は別として、
            現在に至るまで戦争で領土を獲得する行為は
            「最も国家に忠実な人間と引き換えに最も敵対的な人間を迎え入れる」も意味しているので、
            獲得した土地がバクーみたいな油田地帯でもない限り、
            領土や人間を奪うほど国内の敵が増えて疲弊していくことになるかと

            10
              • 田舎者
              • 2024年 12月 01日

              そうでしょうか?

              現代でもチェチェンのカディロフみたいに、民族の敵だった相手に対して恭順する場合もあると思います。

              そして、今回のウクライナ侵攻は内戦の要素もありますので、元々敵味方が明瞭でない部分もあることは無視出来ません。また、双方が強力な情報戦をしていますので、母国に対して疑心暗鬼となったり、敵国の方がマシと判断するケースも出ているでしょう。

              平時では許されない洗脳技術も戦場では使用され得るわけですし、母国民より忠実な存在に仕立てる事すら可能ではないかと。

              26
                • kasugi
                • 2024年 12月 02日

                SF映画にでてくるような物理的な脳洗浄でもしない限り、短期間でさっぱり人間の帰属意識を切り替えるなんて無理ですよ

                カディロフがロシアに阿ったのはイスラム教内での派閥争いのためです
                イスラム教徒の他派への嫌悪はしばしば異教徒へのそれを上回りますので

                6
                  • みー
                  • 2024年 12月 02日

                  >カディロフがロシアに阿ったのはイスラム教内での派閥争いのため

                  これ本当なんですか?チェチェン独立派内の権力争いだと思っていたのですが。どの派とどの派の争いだったのかご教示いただけませんか?
                  「チェチェン人はスンナ派を信仰しているが、ナクシュバンディー教団などの影響が強い。しかしワッハーブ派のような組織と結びつく傾向もある」との情報しか見つからないもので。
                  ワッハーブ派はスンナ派のハンバリー派の流れを汲むサウジアラビアで主流の法学派、ナクシュバンディー教団はイスラム神秘主義の教団で、いずれもスンナ派なんですよね。

                  26
          • かぼ
          • 2024年 12月 01日

          実際問題、ウクライナ側から投降だったり逃げてきたりの兵士や民間人をロシア軍はどうしてるんでしょうかね?
          軍人なら全員捕虜?民間人ならロシア国籍取得?例えば、ウクライナ側から逃げてきた奴が、配管工だからそっちロシア地域でその仕事をやりたいです、とか言い出してる場合はどうするのか?
          市街戦でも民間人が銃撃戦の真っ只中に迷い込んで軍人に怒られてる動画とか出てますし、たぶん現場はグチャグチャですよね
          炭鉱労働者とかウクライナ軍が居なくなってロシア軍に街に落ちたらそのままロシア国籍って事ですよね・・・

          29
        • 敗走は敗走
        • 2024年 12月 01日

        「ウクライナ兵が上の指示に従わず逃げるから、そこら中隙だらけ」を
        「隙間見つけて押し広げてみるけど無力化する前に逃げられるの繰り返し」と表現するのはもはや文学の域に達してますよ。
        ただの制御不能な敗走をまるでさも高度な戦略的撤退かのように書いても敗走は敗走です。

        80
          • kasugi
          • 2024年 12月 01日

          あなたこそメディアの文学をちょっと鵜呑みにしすぎですね
          オールドメディアを忌み嫌うのはいいですが、ニューメディアを丸呑みにするのでは同じ穴の狢です

          ウクライナ軍が実際に配送しているのであれば、ロシア軍の前進速度が一桁足りません
          敵が実際に「敗走」した場合に軍がどれほどの速度で移動できるかは、ハリコフやクルスクでご存知でしょう

          現在のロシア軍の前進速度は、ウクライナ軍が物資が不足する中でも抵抗を続けていることを示しています
          つまりこのブログで取り沙汰された命令違反や無断撤退は、実際には大局に影響するほどの数ではないか、あるいは命令違反や無断撤退を繰り返しながらも、前線部隊では懸命に敵の行動を遅滞しているということです

          上級司令部が間抜けで指揮系統がハチャメチャだとしても、現場指揮官が有能ならばある程度回るのが現代戦です
          ことに防衛戦においてはその傾向が強い

          6
            • 空白
            • 2024年 12月 01日

            この人過去記事でロシア軍が戦車を残して撤退したのを殊更に論って貶していたけど、ウクライナ軍がそれをやると戦略的撤退と宣うんだね。矛盾してるよね。

            49
              • kasugi
              • 2024年 12月 01日

              ウクライナ軍が100両単位の戦車を無傷で放置したという話は初耳ですね

              軍同士がぶつかれば少数の鹵獲は常に生じるものです

              鹵獲経緯のわからないブラッドレーを見せびらかされたからと言っていちいち驚くものではありません

              4
                • かぼ
                • 2024年 12月 02日

                ウクライナ軍にはもう大量の車両が残ってないって事じゃないですかね?
                120台配備されてる筈の部隊に行ってみたたら20台しか無かったとかそんな話も出てますし
                戦車が配備されて無ければ、戦車の被害だって出ないのは道理

                18
            • なんとも
            • 2024年 12月 01日

            ウクライナ前線の声を全無視して、空想的なお話をしてもと思います。

            ローテーションができない。部隊が大幅に減るほどのダメージを受けながら戦っているというのは現場の声ですし、ウクライナ軍の戦略性のなさを指摘しているのは現地のジャーナリストです。

            前進スピードについても、桁が足りないという主張はあなたがロシア軍の戦略を正確に理解していて初めて語れる言葉ですよ。ロシア軍の進軍スピードの目標や、現在力を入れていることを把握して、それに対する評価として語るならともかく、自分の願望で語られても話になりません。

            また、鬼軍曹、国を滅ぼすという言葉もご存じないようですね。どこまで粘り、どこまで撤退するかを決めるのは戦略レベルの話です。粘りすぎることやこだわり過ぎることで無駄なダメージを負ったという事例は日本軍を筆頭に枚挙に暇がありません。

            逆張りしたさに論理が破綻していますよ。あなたが言っているのはウクライナ軍が戦略的撤退をしているということですか?それとも、進軍を食い止めるため、抵抗をしているということですか?
            前者と後者では目的も行動パターンも異なるのですよ?

            筋の通った話をしてください。逆張りしたいという感情に思考が引っ張られているようにしか見えませんよ。

            31
              • kitty
              • 2024年 12月 03日

              この人の思考パターンは、最初に結論ありきで認知を歪めるのでもう適当にスルーするのがいいと思われ。

              切れ散らかした件のケジメ案件に関しても謝罪するわけでもなく誠実さに欠けてるし関わるだけ不愉快になるだけですよ。

              4
            • 敗走は敗走
            • 2024年 12月 01日

            ウクライナ系のオールド、ニュー各メディアが挙って取り上げる命令違反、無断撤退からの戦線崩壊が実際には問題ではないと言うのは主観の問題ですか?戦線で無断撤退しているのは極一部と言いますが、その一部のせいで大多数の前線部隊の努力がフイになってるんですよ?
            少なくとも戦略的撤退なら知らず知らずの内に取り残されて自力で撤退する哀れな部隊なんていない筈です。
            更にロシア軍の前進速度はロシア側の事情も考慮されて然るべきでしょう。無理な突出には弊害がありますし、継続性にも差がある。現にイジュームもクルスクも数週間で前進は止められましたが、南ドネツクなんてもう一年以上も露軍は前進してますよ?
            なんと言いますか、戦争を見るのに主観が先に立っている。客観性を失っているようにも思います。

            37
              • kasugi
              • 2024年 12月 02日

              >無断撤退からの戦線崩壊
              とか
              >大多数の前線部隊の努力がフイに
              とか実際には発生していませんのでね

              地図を見れば分かる通り戦線は後退しつつも維持されており、崩壊はしていません

              >知らず知らずの内に取り残されて自力で撤退する
              未だ戦闘能力が残存するうちに後退し立て直しを図る動きを戦略的撤退と言うならば、これも戦略的撤退のうちですね(軍事的な意味の戦略とは違いますが)
              交戦の結果戦闘能力を喪失しやむなく後退するのが「戦略的ではない撤退」です

              >無理な突出には弊害があります
              つまりそれを「無理」だと判断させる程度の抵抗が行われているということですので
              敵が逃げ散って誰もいなくなった平野を前進するなら何の無理も無いんですよ

              最後の一行についてはそっくりそのままお返しします
              敗走という結果ありきで物事を解釈しているフシがありますね
              現状程度の後退速度を敗走と表現することに多大な無理があること、早く気づいてほしいです

              2
                • 言葉遊び
                • 2024年 12月 02日

                現状程度の後退速度と軽んじておられますが、それがもう一年以上も続いているのですよ?戦略的に後退して戦力を建て直して抵抗している軍隊の動きではないことこそ明白ではありませんか?立て直しが効いているように見えますか?
                ブフレダールにせよアウディウカ-ポクロウシク間の諸陣地にせよ戦闘能力を喪失したから撤退しているのです。陣地を維持できないから撤退しているのです。

                最後にどのような状態を敗走と呼び、戦略的撤退と呼ぶのか議論するのはもはや只の主観的な言葉遊びです。それをどう捉えるかは宇や西側諸国の世論に委ねるべきです。

                32
                  • kasugi
                  • 2024年 12月 02日

                  立て直しが効いてるから一年も一定のペースで下がり続けてるんですよ
                  効いてなかったら前線が後退するたびにウ軍の抵抗力が激減するんですから、ペースは上がらなければいけません

                  戦闘能力を喪失しないうちに後退し、防備を整えて改めて抵抗し、押し込まれてきたらまた下がる、この繰り返しが成り立っているからペースがいじされているわけです

                  地面に穴掘って機関銃を据えれば最低限の陣地は出来上がります

                  世論に委ねるべきだと主張するなら、まずあなたが態度で示すべきだと思いますね

                  3
                    • 言葉遊び
                    • 2024年 12月 02日

                    一体何処が、ペースが維持されているのですか?一年前のアウディウカ戦時は毎日数ヶ所でメートル単位の前進でしたが、既に毎日数十箇所でキロ単位、時に十キロ以上も抜かれてますよ。
                    それに仰るような最低限の陣地ではドローンや航空爆弾に余りに脆弱だから、機関銃で制圧出来そうなバイクごときに破れさってるんじゃないのですか?

                    37
                      • kasugi
                      • 2024年 12月 02日

                      「一年前から」というのは買い言葉でした、謝罪します
                      しかしながら「毎日数十か所でキロ単位」というのも現状とはかけ離れた表現ですね

                      最低限の陣地でもドローンオペレーターの野戦指令所を再設置させ、空軍のキャパが空くまでの時間は稼げます

                      2
                • 追記
                • 2024年 12月 02日

                あなたはクルスクやイジュームでのロシア軍後退こそ「敗走」だと断じていますが、クルスクやイジュームでの前進時にも宇軍はかなりの損害を負っていますよね?いくら「敗走状態」でも一定程度の抵抗も一定程度の損害はあると言うことです。
                損害より速度を重視したのが当時の宇軍であり、速度より損害を重視したのが今の露軍だと言えば良いですか?

                37
                • 弾正
                • 2024年 12月 02日

                kasugiさんへ。スラブ人同士を戦わせてロシアの軍事力を削ろうというような発想は私は支持しません。そんなに敵対したいのならあなたが志願されたら良い。

                24
                  • 弾正
                  • 2024年 12月 02日

                  そして中国人同士を戦わせて覇権ライバル国を削る、その際は日本を巻き込み先兵として使うことも可能。これが私が次に懸念していることです。違いますか?

                  17
                    • かぼ
                    • 2024年 12月 02日

                    台湾と中国を戦わせて武器とお金は日本に出させる
                    もう、規定路線みたいになってますね

                    ただ、私の予見としては、朝鮮半島の方が先にバランスが崩れると見ています

                    7
                      • 弾正
                      • 2024年 12月 02日

                      確かに、中国も今回のロシアを見て学習したので米国の挑発には簡単には乗らないと思います、香港対応も慎重に段階を踏んでいました。その点では朝鮮半島は即派遣国対決に成りますから世界でも最も心配な地域なのでしょうね

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        • かぼ
        • 2024年 12月 01日

        逃げる時に武器弾薬・負傷兵を捨てて行くから結果的にどんどん弱体化してるのではないでしょうか?

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          • 無名
          • 2024年 12月 01日

          ロシア軍がM2ブラッドレーを使用しているのも確認されてますからね。
          武器弾薬や修理用部品なんかは無いからすぐに使えなくなる。って楽観論もありますけど。

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        • 見える景色
        • 2024年 12月 01日

        ヴフレダルの部隊120人の内残ったのは僅か10
        人だったという記事が上がったの、確か昨日でしたよね?ここの記事を読んでいたら、そんな発想自体出てこないと思うんだけど。
        兎に角ロシア下げしたいんだな、としか。

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        • T.T
        • 2024年 12月 02日

        貴方の書き込みを読んでいると包囲について根本的な誤解がある気がするな。
        ロシア軍が多用している戦術は両翼包囲による攻撃だけど、あなたは包囲と言ったら敵の後方まで回り込んで完全に退路を遮断するレアなケースのみを包囲と認識しているのでは無いか。

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          • kasugi
          • 2024年 12月 02日

          米軍の教範によれば、包囲とは敵の兵站・通信を遮断し敵の機動を制限する戦術のことです
          ウクライナ軍は兵站線が途絶えて機動が制限される前に後退して損耗を回避してしまうため、これを包囲戦術と見るならば失敗です

          もっとも私はロシア軍が意図的に包囲を試みているのではなく、部隊が各個に前進した結果、偶然に包囲らしき形が発生しているだけだと見ていますが

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            • 包囲の要件満たしてるんでは?
            • 2024年 12月 02日

            事実兵站、通信、機動を遮断制限されて宇軍は後退に追い込まれてるので、米軍教範に即してもロシア軍の機動は「包囲」を実現しているようにも見えますが…
            勿論米軍が包囲撃滅を重んじているのであれば
            撃滅はしてないので包囲失敗なのかもしれませんが。

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              • kasugi
              • 2024年 12月 02日

              兵站が遮断される前に後退し再展開することを許しているため、ロ軍はちょっとずつしか進めてないわけです

              兵站線が遮断し物資が欠乏した部隊であれば、撤退するにあたっても多大な損害を強いられ「無力化」されます
              ロ軍が前進するたびにウ軍部隊が「無力化」されていることを何ヶ月も繰り返しているのに、進軍速度が上がらないのはおかしな話です

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                • 進軍速度
                • 2024年 12月 02日

                その進軍速度が上がってないと言う現象こそ存在してないでしょ?あなたが評価しないだけでロシア軍の進軍速度は上がっている。確かに湾岸時代や開戦時やイジューム辺りからすれば牛歩かもしれないが、それもドローンを警戒しているからで全てが説明できる。

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                  • kasugi
                  • 2024年 12月 02日

                  ドローンが無人の野原からポッと湧いてくるわけじゃ無いのは分かってますか?

                  2
                    • 進軍速度
                    • 2024年 12月 02日

                    ドローンを運用するには部隊が必要ですが、そのドローンの脅威が抑えられてるから徐々にロシア軍の進軍速度が上がっている訳で、結局宇軍の抵抗能力が下がっていることは全く否定しようがないですよ。

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                      • kasugi
                      • 2024年 12月 02日

                      ではあなたは評価しているらしいその進軍速度の上昇は、ロシア軍の包囲戦術の華麗なる成功を証明するほどのものなんですか?

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                      • 進軍速度
                      • 2024年 12月 02日

                      殊に南ドネツクの話にはなりますが、
                      ロシア軍の進軍速度は戦略的な機動、作戦的な機動の域に達していると評価出来るのではないでしょうか。機動して要塞線の側面を突いて相手を孤立ないし後退させる。それを何連続にも渡って繰り返しているのですから軽視は出来ませんよ。

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                      • kasugi
                      • 2024年 12月 02日

                      要塞線の側面を突くなんてのは誰でも考えつくしやろうとも思うんですよ、問題はその巧妙さです

                      先んじて脅威を発見して計画的に効率よく対処するならば、それは戦術です

                      しかしながらロ軍の挙動は、いっぺん当たってみて痛かったら進路を変えるという粘菌のそれであり、両軍の圧倒的な火力差と密度差によりどうにか前進できているに過ぎません
                      大隊、つまり戦闘のスケールでは高い判断能力を発揮していますが、戦術のスケールですらただのゴリ押しであり、作戦も戦略もあったものではありません

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                      • 果たして粘菌的なのか?
                      • 2024年 12月 02日

                      ロシア軍の機動を粘菌的な行き当たりばったりに過ぎないのでしょうか?
                      最終的にポクロウシクに追い詰められる契機になったオチェレティネの争奪戦にしても、直近のブフレダール包囲にしてもヴェリカノボシルカ攻勢にしても、弱点を的確に攻撃されてますよ?
                      まさか偶々が一年に三回以上も起きたとでも?

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                      • かぼ
                      • 2024年 12月 02日

                      >しかしながらロ軍の挙動は、いっぺん当たってみて痛かったら進路を変えるという粘菌のそれであり

                      知ってましたか?
                      粘菌に迷路を与えると最終的に最短距離の正解を必ず導き出します

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            • ras
            • 2024年 12月 02日

            包囲は遮断戦術に限りませんよ。米軍野戦教本 FM 3-90 Tacticsでは「包囲とは、敵現在位置において撃滅するために、敵軍の側面を目標として追い求めることによって攻撃部隊が敵防御の主体を回避することにつとめる運動の1つである」とされてます(戦史の探求より引用)。

            と言うかこの辺りはそれこそ是非戦史の探求ブログをご照覧ください。米軍における包囲の定義が詳しく種類に分けて載っております。
            ロシアは両翼包囲と、滑空爆弾による疑似垂直包囲によって戦場の優位性を確保しております。

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              • kasugi
              • 2024年 12月 02日

              「敵現在位置において撃滅するために」が出来てないって話ですよ

              ネットに原文が転がってるものをなんで個人のサイトの個人の訳から引っ張ってこなきゃいかんのかもわかりません
              米軍のマニュアルって機密にモロに触れるもの以外はほとんど公開されてますからね

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                • ras
                • 2024年 12月 02日

                失礼、原文通り訳されているのかと思いましたが、なんとなく合ってると思いましたが全然違いましたね。
                原文はEnvelopment is a form of maneuver in which an attacking force avoids an enemy’s principal defense by attacking along an assailable flank. で、「撃滅」(destroy?)などの語がはぶかれたのが正しく、あくまで敵防御を回避して攻撃する手法と定義されております。
                日本人相手だとすれば日本語の方がよいかと思いまして前に読んだ記事を紹介しまして失礼しました。ちゃんと原文引用の方がいいですね。

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                  • kitty
                  • 2024年 12月 03日

                  あー原文読めよ言い放っておいて、実際には反論した部分が原文には無かったって草。
                  お前も読んでなかったんじゃないw
                  ras氏もわざとやってるなら相当。

                  てかさ、読む人のこと考えて訳出サイト紹介した心配りにこの返しって人としてなんだかなあ。
                  まだそこの翻訳はおかしいですよとか言うならまだしも。

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                • ras
                • 2024年 12月 02日

                失礼、原文通り訳されているのかと思いましたが、なんとなく合ってると思いましたが全然違いましたね。
                原文はEnvelopment is a form of maneuver in which an attacking force avoids an enemy’s principal defense by attacking along an assailable flank. で、「撃滅」などの語がないのが正しく、あくまで敵防御を回避して攻撃する手法と定義されております。
                日本人相手だとすれば日本語の方がよいかと思いまして前に読んだ記事を紹介しまして失礼しました。ちゃんと原文引用の方がいいですね。

                ともかく、kasugiさんのおっしゃっている後方遮断は現在は別の戦術で、迂回にあたる機動戦術ではないでしょうか?
                包囲も可能であれば当然後方遮断が望ましいですが、補給路遮断は垂直で限定的でもよく、教本にもある通り完全包囲での敵の狂戦士化による損耗を避けるために「撃滅」を求めないのが現代包囲戦術かと。

                26
    • たむごん
    • 2024年 12月 01日

    防衛陣地が、どこからの攻勢を想定しているのか重要です。

    ザポリージャ方面は、南から攻撃を想定していた防衛線なのでしょう。
    南ドネツク方面は違う方向からの攻撃で崩壊しており、ザポリージャ方面は東側面からの攻撃には弱いでしょう。

    前線歩兵だけでなく、予備部隊まで用意できていなければ厳しい結果になるわけですが、今後どうなるのか見守りたいと思います。

    38
    • イーロンマスク
    • 2024年 12月 01日

    ザポリージャ州軍政長官「フハハハハ、我が要塞のドローン対策は完璧だ。絶対に破られることはない」

    31
      • cosine
      • 2024年 12月 01日

      この長官は、この戦いが終わったら初孫の顔を拝む予定だったりしないですよね…?

      24
      • 名無し
      • 2024年 12月 01日

      ドローン攻撃に対応した要塞。。。ようやく塹壕に屋根が取り付けられたか。。。(だよね?だよね??)

      32
        • cosine
        • 2024年 12月 01日

        決まってるじゃないですかやぁねぇ

        …大変失礼致しましたm(_ _)m

        14
        • らっく
        • 2024年 12月 01日

        ザポリージャ決戦陣地で兵士が見たものは、浅い塹壕とそこに置かれた人数分の中国製オペラグラスであった。

        16
        •     
        • 2024年 12月 01日

         確か、カーテンでもビニールシートでも、効果はあったような。赤外線カメラに対しては、、、、不明。
         網でもないよりマシ。砲弾とは言っていないのでセーフ。

        15
        • 帝国
        • 2024年 12月 01日

        良くて戦車に着けてたような金網ぐらいじゃないすかね?伝統のベッドスプリングとか。
        現実には塹壕自体を隠す偽装、マンホールとその蓋の流用(蓋つきタコツボ?)辺りだったら上等くらいでしょう。
        実際にはほかの地域と大差ない、普通のいい加減な塹壕がそれなりくらいでしょうねえ。

        9
    • にほんへ
    • 2024年 12月 01日

    ドローン対応要塞はありまぁす!

    35
      • cosine
      • 2024年 12月 01日

      約3ヶ月後に、議員が号泣することにならなければよいですが…

      29
      • 傍観者
      • 2024年 12月 01日

      >ありまぁす!

      を弁護していた人は自死したがウクライナを弁護している連中にはそこまでの真面目さはない。

      46
        • kasugi
        • 2024年 12月 01日

        ではあなたもご自分の見解が間違っていた場合には自決してくれるんですか?

        2
          • 地山
          • 2024年 12月 02日

          何言ってんのこの人・・・
          発言が正気の沙汰とは思えないね。

          17
    • 理想はこの翼では届かない
    • 2024年 12月 01日

    スロヴィキン線を見せつけられたサポリージャ方面なら、流石に教訓として受け止めて要塞線を構築しているのではと思いますけど、ウクライナの発表だからなぁという気持ちがどうしても拭えないですね
    ウクライナの反攻作戦がもう1年以上も前の話なのですよね…時間が経つのが速い

    39
    • 傍観者
    • 2024年 12月 01日

    準備ができてないとは言えない。崩壊するまでは常にあらゆることに準備万端なのだ。

    24
      • nk
      • 2024年 12月 01日

      倍率1.1倍で悪い方の期待を裏切らないでしょうね。

      19
    • 241
    • 2024年 12月 01日

    要塞線がどこにあるのか知りたいという人はフィンランドのOSINTチーム、Black Bird Groupのサイトがおすすめですよ。

    BLACKBIRDGROUP

    で検索するとフィンランドドメインのサイトがトップに出て来るので、そこに入ってトップ画面からMapを選択し、左側のITEMSパネルからToolsのフォルダを開くと出て来る、Fortificationsフォルダの左にある目のアイコンをクリックすると両軍の要塞線を表示することができます。全ての要塞線が網羅されているわけではないことにご注意ください。
    表示されるザポリージャの要塞線は完成報告前のものですが大まかな位置を知ることができます。

    32
      • 匿名希望
      • 2024年 12月 01日

      これ見る限りでは南側に備えた要塞線に見えますね。

      17
        • 241
        • 2024年 12月 01日

        他の方の同様の疑問に対する返信も兼ねたコメントになりますが、このザポリージャ要塞線はよくできていて、東側のヴェリカ・ノボシルカやクラホヴェからの攻撃にも対応できるようになっているんですよ。

        例えばヴェリカ・ノボシルカの南西にあるプリユトネのロシア軍がこのまま前進してゼレーネ・ポールで要塞線に接触すると、後方の第2戦からはドローン攻撃が、さらに後方のドニプロペトロウシク州南東ヴェリコミハイリフカ周辺の森に155㎜砲が設置してあればそれらも加わりかなりの阻止火力を投射できるようになっています。
        このヴェリコミハイリフカ周辺の森に砲兵陣地を作ると、クラホヴェ陥落後ロシア軍が要塞線の側面を攻撃するためにN15を西進してきた場合(東側からの攻撃)にも対応できます。モクリ・ヤリー川手前にあるコマールは155㎜砲の射程内になります。
        N15はロシア側から見るとモクリ・ヤリー、カムヤンカ、ボヴチャと3本も川を超えることになるので、橋を落としてしまえば効果的に阻止できるはずです。
        前面の陣地に入る兵がいるのかどうか、砲弾が十分に確保できるのかという大きな問題はあるのですが、設計上はアウディーイウカ陥落以降の急造防衛線以上の強度があることは確かです。

        他の問題としてはこれも複数の方が仰っていますが、ロシア軍がポクロウシクを攻略しT-0406を西進してドニプロペトロウシク州から背後に回ってきた場合であり、こちらも厄介な問題だと思いますね。

        38
          • ras
          • 2024年 12月 01日

          情報ソースありがとうございます。実際長い間動かなかった要塞線としてそれなりのものになっていそうですね。となるとドニプロ方面はともかく、記事の通り要塞線を機能させる人員の問題が懸念事項と言う感じですか。
          少なくとも要塞線が即機能しないとも考えられないのでしばらくは大丈夫そうですが、現地からの声が危機を訴えているのが気がかりですね。

          21
          • ななし
          • 2024年 12月 01日

          ありがとうございます。非常に勉強になります。

          18
          • 露軍の機動力
          • 2024年 12月 01日

          貴重な情報源と丁寧な解説をありがとうございます。ザポリージャ方面のウクライナ軍はロシア軍の西進にもよく対応していると勉強になりました。

          しかしながら気掛かりなのは露軍の機動力です。これまで露軍は宇軍の弱点を見つけるや素早く方向転換してきました。例えばアウディウカ以西の宇軍陣地は脆くはなかったですが、ロシア軍はオチェレティネ方面に北進迂回し、宇軍陣地を瓦解させました。またクラホヴェ包囲のため北進中の露軍が急にヴェリカノボシルカに大攻勢してきたばかりです。

          以上のように南ドネツクの露軍は自在に方向転換し、宇軍を翻弄してきました。このような機動力の高い露軍に対して、ザポリージャ方面、クラマトルスク方面、ドニプロ方面の宇軍は連携しなければなりません。当然ドニプロ、クラマトルスク方面にも陣地が築かれねばなりません。当然兵力も…
          苦しい戦いになりそうです。

          20
    • 暇な人
    • 2024年 12月 01日

    これで何もなかったら酷いな

    19
      • かぼ
      • 2024年 12月 01日

      これまでもしばしば、後退してみたら用意されてた防衛ラインは、畑や野っぱらに掘られた『目を覆いたくなる東部戦線の状況、どこまでウクライナ軍は下がるのか』の記事のトップ写真程度の単なる溝でしたからね
      ロシア軍がちゃんと木の板で土留めを作って屋根も作って快適にしてたに比べて余りに粗末
      そりゃウクライナ兵士も動画でブチ切れて怒るわな、、、って感じでしたし

      23
    • 東からの一撃
    • 2024年 12月 01日

    サポリージャのウクライナ軍が警戒すべきは南ではなく、東の南ドネツクを攻略しつつあるロシア軍かと思います。不抜のブフレダール、ヴェリカ・ノボシルカ両要塞も東からあっさり間合いを詰められてましたし、南にさえ備えれば安心ではないのは明らかです。

    20
      • かぼ
      • 2024年 12月 01日

      フランスの大要塞マジノ線も正面突破されたわけじゃなくて迂回されて後から攻略されましたしね

      30
    • 2024年 12月 01日

    クラホボから真っ直ぐ西に進めばザポリージャ市につく。
    ウクライナ軍の拠点はオレホポあたりだろうから、クラホボを固めて西に進めば防衛ラインをスキップしてザポリージャ市に進める。もちろん東から西へ進軍しつつ、ザポリージャの南部にいるロシア軍とオレホポを南北から挟撃するのも有効。
    結局この戦争の最も重要な拠点はクラホボ、ポグロフスクだと思う。今ロシアが攻略しているこれらの町は南ドネツク戦線だけではなく、北ドネツク、ザポリージャ、ドニプロ等多方面の戦線に影響を及ぼす。

    24
    • 南ドネツクは本戦争の天王山
    • 2024年 12月 01日

    ドイツ人が言うように来年の前半にポクロウシクを放棄するようなことにもなれば、ロシア軍は要塞線を迂回してドニプロ方面から攻撃掛ける可能性も無きにしもならず(クラマトルスク方面へ、北進する可能性のが高いけど)なので、結局南ドネツク、南ドネツクの趨勢が来年の戦局を決めるとしか言いようがない。

    28
    • 南ドネツク
    • 2024年 12月 01日

    理想を言えばザポリージャから南ドネツクに予備兵力割いて鎮火してくれればありがたいけど、もう夏にポクロウシク救出で兵力使ったし、ロシア軍は集結してるしで難しいだろうな。
    個人的には現時点で南ドネツク以上に予備兵力を投入しないといけない地域はないと思うが、クルスクには一体何があると言うんだろうか…

    16
      • ras
      • 2024年 12月 01日

      ザポリージャ攻勢はこの要塞が本物であれば、これ以上の戦力転換を防止するための偽情報とかに思いますね。

      9
    • ななし
    • 2024年 12月 01日

    ロシアの何が恐ろしいって、実際の戦場ばかりか無傷ではないにしろ経済戦でも西側に勝利しつつあることだよな

    実質成長は言わずもがな
    ヨーロッパ諸国の惨状を見ると、
    イギリス……ブレグジット以降の低空飛行に加え、戦争をやってるロシアの5倍の富裕層流出。増税がほぼ確約されてるので来年以降の経済停滞はほぼ確定

    フランス……債権がギリシャ、イタリア並みの利回りにまで悪化。政治分断が著しく、財政不安に対して短期的な解決も見込めない

    ドイツ……資本流出に大規模リストラ、2年連続のマイナス成長とふんだりけったり

    イタリア……GDPトップ10から姿を消しそう。なんならロシアに抜かれる可能性すら低くない

    G7の過半数がこんな様やぞ?
    こんなん事実上資本家に対する農家、労働者の勝利過ぎてレーニンも鼻高々やろ

    46
      • ななし
      • 2024年 12月 01日

      そう考えると我が国は「片足突っ込んだくらい」で
      岸田前首相の評価は非常に難しいのですが、
      なんとかこの程度で踏みとどまったとも言えますね

      23
      • かぼ
      • 2024年 12月 01日

      西側の経済制裁に資本撤退、色々と内容等は違いますが中国とロシアで極端に運命が違ったのが興味深い所ですね
      中国もロシアも近年は不動産バブルでしたが、西側資本が撤退したとたんに中国経済は不動産バブル崩壊、経済収縮で大混乱中、米中貿易対立激化
      一方のロシアは、保護貿易?資本国外流出防止?みたいになって不動産バブルは続行中、戦時経済&復興事業まで始まってバブルが更に加熱中な好景気
      みんな、影ではこっそり露産ガスとか石油等の資源を買いまくってるし(米国が過去最大級に買ってる)なんだかなぁ・・・

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        • ななし
        • 2024年 12月 01日

        中国経済については色々意見があるだろうが、個人的には中国崩壊論はそれほど信じていない。

        失業率の悪化や不動産産業のバブル崩壊は本当だろうが、それでも中国製品の競争力と技術力の高さは依然堅調
        2022年以降中国人の消費が弱くなっていても、生産力の差は広がり続け圧倒的に突き放されていることを忘れてはいけない
        マクロ経済の観点でも、規格外の高度成長から安定成長にシフトしただけで依然中国経済の巨大化は進行してる

        三大経済圏で見るとナンバーワンの経済成長率を維持してる中国が西側と比べて敗北者になってるとはとても思えない
        中国がアメリカしいては西側全体を超えられるかについては正直分からないが、マクロミクロどちらの視点で見てもダントツの敗北者はユーロだろう

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          • 黒丸
          • 2024年 12月 01日

          個人の印象ですが
          日本で不動産業や小売りで商売している人は中国崩壊論を信じていて
          日本の製造業の場合は、中国企業が生産技術を確立し西側企業を買収・排除済みだと崩壊論を信じず
          中国企業が未熟な分野に基盤を置く人は崩壊論に傾いているような
          でも、みんな最終は価格・物量が安定的な食料供給ができるかで決まると言っている。
          よう知らんけど。

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            • かぼ
            • 2024年 12月 01日

            中国経済は、完全に崩壊してる分野と恐ろしく強大な分野が玉石混合状態ですからね
            見る視点や分野によって意見が異なるのは当然かと
            ただ、経済成長だけでいうなら2020年頃からマイナスなのは、ほぼ確定
            中国発表ではプラスですが、貿易や発電量、消費エネルギーなんかでプラスなのはありえないのが判ってます
            あと、同時期ぐらいから人口も同じくマイナスなのが判ってます、こっちは中国も最近認めてる事実ですね
            インドの学者に「20歳の人口が一年前の19歳の人口と比べていきなり増えてるってオカシイだろ!」的な分析で突っ込まれてましたね

            最終的には食料問題は、まさにその通りだと私も思ってます
            軍人と警察が食えなくなったら崩壊でしょうね

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              • 通りすがり
              • 2024年 12月 01日

              >中国発表ではプラスですが、貿易や発電量、消費エネルギーなんかでプラスなのはありえないのが判ってます
              色々な分析はあると思うのですが、個人的には「今をときめくオールドメディア」がこぞってその論調なので、“外れているのでは?”と疑っています。
              どうにも、“中国は大本営発表の国で、本当はマイナス成長”というメディアが欲しがっている結論ありきで、そのシナリオを補完できるようなバイアスのかかった情報を無意識に集めてしまっている気がしてならない。(論文発表の参照資料の羅列でもよくある)
              また、混合玉石ならば、「玉」の部分が主導権を取れば崩壊した分野を立て直すこともできる。崩壊状態の経済が、何時までも崩壊したままとも限らない。

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                • かぼ
                • 2024年 12月 02日

                >混合玉石ならば、「玉」の部分が主導権を取れば崩壊した分野を立て直すこともできる。

                中国経済が本格的にオカシクなってるのは、その玉(優秀な民間企業)を石(国営企業)がどんどん食い潰して無理やり生き残ろうとしてる所ですかね

                あと、日本のオールドメディアが中国崩壊論を言うのは米中対立が始まったからでしょうね、ウクライナ推しロシア下げと同じ流れ

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                  • やみと
                  • 2024年 12月 02日

                  世界最先端の電力輸送技術はまさに中国の国営企業「国家電網」が発明したものだ。そして今ではイタリア、ギリシャ、ポルトガル、オーストラリア、ブラジルに順調に進出しています
                  国営企業を石と言うのは偏見でしかないし、欧米にも国営企業があるからな
                  例えば中国の鉄道は、低価格を維持することで利益が低いが、廉価の輸送は人員や物資の流動を促進し、各産業で発生した利益は税収を通じて国庫に入るので、よりマクロな視点からメリットがあるよ

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                    • かぼ
                    • 2024年 12月 02日

                    インフラ関連は、民間より国営、公営の方が国家に良いのは確実ですね
                    西側のインフラ事業の民営化は大体失敗して欧州では逆に国営とかに戻す流れになってます
                    日本は時代に取り残されていまだにインフラの民営化推進とかアホな事をやり続けてます

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                      • 8
                      • 2024年 12月 02日

                      インフラなんて儲かる地域もあれば赤字になる地域も当然出る。民間は利益優先だから赤字のところは切られる。そんなことがあるからインフラ系は国営か半国営がやるものなんですけどね…

                      9
      • 無学なソフィスト
      • 2024年 12月 01日

      西欧の悪い所とロシアの良い所をつまんで比べてロシアがすごい!はちょっと…
      何か同じ基準で比較するべき

      10
        • かぼ
        • 2024年 12月 01日

        個人的には自分は庶民なので実質の一人当たり購買力PPP辺りが今後を占うのに良いかと思ってます
        庶民が買物して消費出来ない国は、経済が最終的に駄目になりますし

        【2024年】世界の一人当たり購買力平価(PPP)GDPランキング(IMF)
        リンク

        12
        • らっく
        • 2024年 12月 01日

        それが難しいんでね。
        結局お金と物、どちらを持っているほうが豊かなのかは状況によるわけで、まして将来的にどうかとなると想定する状況次第でなんでも言えますからね。
        国際自由貿易が衰退していくようなら物を作る力を死守してきたロシアのほうが幾分マシなことになるでしょうし、資源産出地を奪うことは合理的な判断だったと言えそうですが。

        36
          • 無学なソフィスト
          • 2024年 12月 01日

          それなら…
          なぜソビエトは今のウクライナを全て持っていたのに発展が止まったんですかね
          冷戦中の方が自由貿易してなかったはずですが

          10
            • かぼ
            • 2024年 12月 01日

            ソ連は豊かな資源に支えられていた莫大な国力を軍事力に全突っ込みしてましたからね
            そして共産主義の計画経済の歪みが酷くなり内部から思想的に破綻、分裂
            ただ、本格的に旧ソ連諸国が貧しくなったのは、ソ連崩壊後にあらゆる資源や資金が一気に国外に流出したからですね

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              • 無学なソフィスト
              • 2024年 12月 01日

              あなたの意見は正しいと思いますが、それに関する問題点として、
              結果的にせよ現在もロシアは予算の三分の一を軍事力に当てています
              国外への干渉によって敵(NATO)が増えてさらなる軍事費が必要になるという点で
              ロシアがソビエトの失敗をまた繰り返していることになるかもしれません

              7
                • 通りすがり
                • 2024年 12月 01日

                私は、ソ連末期と今のロシア“違い”はもっと簡単で、【最高意思決定者】の質だと考えます。「老人国家」と揶揄された頃のソ連末期は今の西欧政権や日本の自民党と同じく、“前例を守るしか能のない老人”しかトップに立てない機構になっていた。(これ自体は、ほぼ全ての体制の国でも、経年劣化で起こり得る)
                逆に、今のロシアは例えるなら、大久保利通などが独裁的権力で明治日本を興そうとしていた頃に近い。当然、明治日本とて問題点ばかりでしたが、「育つ新たな人材」が諸問題を解決しようと奔走し、未来へ向かっていた。
                総論すれば、【過去の栄光だけに縋るだけの勢力】と、【未来を自分達で切り開こうとする勢力】の必然的な差異になる。今の西欧は前者だから脆い。

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                  • 無学なソフィスト
                  • 2024年 12月 02日

                  要するに
                  ロシアは新しいから機構と組織も新品で、西欧は古いから機構は腐ってるって事でしょうか

                  3
            • ras
            • 2024年 12月 01日

            ソ連の弱みは発展のための財貨として自由貿易ではないにしろ西側とのつながりを求めたところにあるというのも、あまり西側では論じられませんが研究にあります。
            発展の停滞の原因は紛れようもなくWW2による人口分布の破綻ですが、それを補う発展投資のための外貨獲得戦略が大きな問題です。
            特にパイプライン建設は莫大な外貨をソ連にもたらしましたが、それ以上にウクライナ戦争までの発展を欧州にもたらすことになりました。資源の呪いを先鋭化したみたいな、国富の売却というのがソ連内で起きていたといえるでしょう。
            そしてそうして発展する西側との格差に東側諸国は動揺し、後は世間の知るままです。

            勿論東西のプロパガンダ戦略での敗北に加えて、地方官僚機構の統制失敗、それに伴う資源投資の集中の失敗といった計画経済的失敗がおおざっぱに言う大きな要因ですが。

            10
            • ras
            • 2024年 12月 01日

            ソ連の弱みは発展のための財貨として自由貿易ではないにしろ西側とのつながりを求めたところにあるというのも、あまり西側では論じられませんが研究にあります。
            発展の停滞の原因は紛れようもなくWW2による人口分布の破綻ですが、それを補う発展投資のための外貨獲得戦略が大きな問題です。
            特に天然ガス輸出は莫大な外貨をソ連にもたらしましたが、それ以上にウクライナ戦争までの発展を欧州にもたらすことになりました。資源の呪いを先鋭化したみたいな、国富の売却というのがソ連内で起きていたといえるでしょう。
            そしてそうして発展する西側との格差に東側諸国は動揺し、後は世間の知るままです。

            勿論東西のプロパガンダ戦略での敗北に加えて、地方官僚機構の統制失敗、それに伴う資源投資の集中の失敗といった計画経済的失敗がおおざっぱに言う大きな要因ですが。

            15
            • 帝国
            • 2024年 12月 02日

             多くの問題があったろうが、衛星国を食わせるために莫大な国富を毎年投じそれがどんどんと増えて負担が増したのが効いたという。
             米国との違いは国際基軸通貨のドルと違って、ルーブルは東側圏でも基軸通貨ではなく紙幣増発はルーブルの価値を落としインフレを招いたことが痛かった模様。また米の属国西欧らと違い、東側諸国は後発国で面倒を見るのに余計に金がかかったのも痛そう。帝国主義、植民地主義反対、解放闘争支援なんで欧米のような収奪は原理的に出来ないし(逆に属国から高く買ってロシア産品を格安で売っていた)。

             ロシアになると金欠で属国が無くなったし面倒を見ていたソ連邦の多くの共和国群も独立していったので、収入以上に支出が減ったという格好。ロシアの経済が良くなるほど、ほぼほぼなくなった属国への支出はほぼほぼないが収入はガンガン上がるのでその効果が増していると見るべき。

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      • たむごん
      • 2024年 12月 01日

      庶民の生活は、インフレで苦しくなっただけで、何の恩恵もなかったですからね。

      上級国民は、生活に影響がないため理想の政策に邁進してきたが、長期化して終息させられず(終息させず)。

      G7各国の庶民が激怒したため、国政選挙の結果を見れば、政権交代・与党退潮が多発したということでしょうね。

      25
    • 田舎者
    • 2024年 12月 01日

    私は素人の憶測として、中小型ドローン対策は「網」が有効だと考えています。プロペラが絡んでしまうのは機能的に避け難いからです。

    長官自慢の陣地に大量の霞網が広範囲に設置され、投網ドローンが飛び交い、実戦で有効に機能したなら、予想的中で痛快だろうと思っています。

    不謹慎かもしれませんが。

    11
      • かぼ
      • 2024年 12月 01日

      網は両軍ともに既にドローン対策で使っているようですね
      動画でミニ投網を発射する装置とかそれを積んだ対ドローン用ドローンとか見ました

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        • 田舎者
        • 2024年 12月 03日

        投網ドローンの動画は衝撃でした。

        化繊は熱に弱いので、テルミットドローンが登場した際に設置網防御は駄目かな…と思ったのですが、活路はあるんだと感心しています。

        投網は銃弾や榴弾による狙撃と違って、友軍誤射も不発弾も無いので、縦深防御にもってこいかと。

        3
      • カウントダウン
      • 2024年 12月 01日

      網もろとも滑空爆弾で吹き飛ばされるのが
      オチだと予想します

      20
        • 田舎者
        • 2024年 12月 03日

        防御施設の重要部には網以外の対策もされているでしょう。

        網の性質上、広範囲に設置されるでしょうから網だけ破壊されたとしても、誘導爆弾を浪費させたことになり、費用対効果抜群ではないでしょうか?

        むしろ積極的に、欺瞞用の設置網が開発されるかもしれないと思いました。

        1
      • らっく
      • 2024年 12月 01日

      しかし、バイク突撃を防ぐ鉄条網すら不十分だからそんなに期待できない気もする。
      ちなみに、機関銃があっても鉄条網がないと騎兵突撃そのものは防げない(騎兵は大きな被害を受けるものの結局防衛戦を突破できる)ことは第一次対戦以前から知られていました。

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        • 田舎者
        • 2024年 12月 01日

        私は繊維化学の進歩という側面から期待しています。

        例えば、ポリエチレンは鉄線やナイロンと違って張りが弱いので絡め取る効果が高いのですが、近年、どんどん高分子化が進んでいて、直線強度の高い製品が安価になってきています。

        なので、広範囲に張り巡らせても費用的負担が小さく、何より細い糸で構成された網は見え難い。また、鉄条網と比べたら重量も軽く容積も小さい。そして人体を切り落とし、車両を止める程の強度があります。ポリエチレンが発達する前の霞網でさえ、鳥の捕獲に於いて威力があり過ぎて禁止された経緯があります。漁網にも多様な規制があるのは、獲れ過ぎるからです。

        滑空爆弾で吹き飛ばされたとしても、網ならば復旧が容易だと考えられますし、バイクもタイヤに網が絡めば走行不能でしょう。

        要は使いこなす力量ではないか?と網推しなので力説してみます。

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          • マンゴー
          • 2024年 12月 01日

          繊維化学から戦場を視るのは面白そうですね
          そもそも兵士の着る服にも繊維が使われているワケで、軍事とは文字通り切っては切れない関係ですからね
          敵の足止めを罠猟や漁業みたいな視点で考えるのも、面白いご発想だと思いました
          防御側こそ、より一層の創意工夫が求められ、力量が要求されるなぁと……
          ヒントは意外と日常に落ちているのかもですね

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          • かぼ
          • 2024年 12月 01日

          最近、ロシア軍が実戦で使用を始めた光ファイバー制御の自爆ドローンも高強度プラ関連の技術なのかな?
          進歩のスピードが恐ろしいですね

          13
            • nachteule
            • 2024年 12月 02日

             ロシア製ドローンの距離ならがらすけいダイバーじゃないと無理だと思うし、光ファイバーなら強度と言うより伝達損失の方が重要だと思う。プラ製なら自動車とかの車両や航空機みたいな距離が長くない物に使われる感じだと思う。

            2
              • かぼ
              • 2024年 12月 02日

              ロシア製ドローンの光ファイバーによる航続距離は10.8kmのタイプが確認されるみたいですね
              西側に先駆けて対電子戦用ドローンの実戦使用、ロシア軍の進化の速度には驚かされます
              この事に関してはあのフォーブスですら『電波妨害のきかない「光ファイバードローン」をロシア軍が使用 その実力は?』って記事を出してますね
              珍しくロシアの開発力を褒めてる感じ

              9
                • nachteule
                • 2024年 12月 02日

                 ぶっちゃけ光ファイバー伝達のミサイルがあって、その前が金属線なのでそこまですごいかと言うと何とも。本邦の96式やイスラエルのスパイクだって そのドローンより射程があるので、光ファイバー引っ張れる推力あるならやっても良いと思いますね、光ファイバーは再利用出来ると思うし。

                2
                • 田舎者
                • 2024年 12月 03日

                その距離でガラス繊維ではなくプラなら、恐るべき透明化技術だと思います。近い透明度なら、小型ドローンは推進力が弱いので軽いプラを選択してもおかしくないでしょう。

                ただ、身近にあるメガネのレンズは着々と性能が上がっており、軽いのでプラ一択だと私は思っています。

                とは言うものの果たして、ガラス並みの透明度が実現出来るのかな?

                1
                  • かぼ
                  • 2024年 12月 03日

                  ロシア軍使用の光ファイバーは、一般的な安い民製品だとの事です
                  検索ではガラス芯のあるタイプなのかオール樹脂製タイプなのかは良く判らなかったですが

                  2
                    • 田舎者
                    • 2024年 12月 05日

                    参考になります。

                    安い民生品が命懸けの戦場で有効に利用可能ということ自体、凄いことだと思います。小型ドローンにせよ、カイロにせよ、そういう話題の多い戦争だと感じています。

    • nachteule
    • 2024年 12月 01日

     ドローンに対応するのは結構だが要塞潰すのに初手で使われるのは貫通力のある砲であったり爆弾の筈だが、それらの対策ってどうなんですかね。

    13
      • 田舎者
      • 2024年 12月 01日

      ドローン対策は完璧だが、砲撃や爆撃への考慮は不十分…だったら残念の極みですね。

      そっちが本命なので言わないだけでしょう。

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        • ドローン
        • 2024年 12月 02日

        ドローンに見つかりさえしなければ砲撃も滑空爆弾も飛んでこないのでセーフ

        2
    • 赤狐
    • 2024年 12月 01日

    汚職で名を馳せたウクライナがザボリージャにおいてのみやってないと考えるのは難しいと思います。
    (こんな状況でよく汚職とか出来るな……)って状況でも元気に汚職していたウクライナでザボリージャだけがクリーンというのは一寸難しいなと思うんですね。
    大体本当に真面目にやっていたら全然やってなかった他の地域の責任者たちに憤懣やるかたないとと思うのでどうしてもそういうニュアンスは出ると思いますが、あまりそんな感じではない。

    とはいえ、出来ているという前提のままで物事が進行する事を期待したいと思います。
    ロシア軍の攻撃が本当になされたらどちらにしてもわかる事ですので。

    23
    • マンゴー
    • 2024年 12月 01日

    本当に防衛線が存在し、機能するかどうかは時間が経てば分かる

    13
      • 通りすがり
      • 2024年 12月 02日

      この2年9ヶ月、時間が経過して分かった時に、“構築したはずの新要塞”は「機能した試し」がないのが・・・
      逆に、2014年の紛争からの要塞拠点は2年以上も長く持ちこたえました。アウディーイウカやウブレダルを失ったのは本当に痛い。

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    • センツァノーメ
    • 2024年 12月 01日

    「強力な要塞線が築かれている」という触れ込みだったハルキウの国境ラインすらあの様だったのを考えるとなぁ…

    18
      • 通りすがり
      • 2024年 12月 02日

      というかそもそも、東部戦線に穴が開けられた状態で、「動けない要塞線」に依存するのは戦略上の悪手だと思います。他の方のコメントでもありましたが、マジノ線攻略の再現になる危険性が高すぎます。
      私はむしろ、“要塞線を頑張って作ってしまった場合”のほうがより悲劇に繋がるかと。やるべきことが前線を放棄しての戦線整理だとしても、資材と人員を投じた要塞を捨てるに捨てられず、死地に自分から籠ることになりやすい。戦線が動くようになった、ことは状況の根本的な変化ですから、動かない要塞ではその変化に対応できない。

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        • たむごん
        • 2024年 12月 02日

        独ソ戦ウクライナ周辺の戦訓は、凹凸の包囲脱出・戦線整理で、まさに仰りの内容ですね。

        平坦な地形が続いており、自然地形による防衛線を作りにくいですから、要塞線なかなか期待できないんですよね。

        スロヴィキンライン構築は、(防衛線の長さを考えれば)独ソ戦クルスク防衛線構築を超える偉業で、スロヴィキン将軍は優秀だと改めて感じています。

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          • かぼ
          • 2024年 12月 02日

          旧ソ連軍的なちょっと固い防衛ライン程度に考えていた自分を恥じています
          実際にはトンでもない防衛ラインだったと今更ながら理解しました

          8
            • たむごん
            • 2024年 12月 02日

            仰る通りです、防衛戦術も興味深く。

            ウクライナ軍の南部反転攻勢、地雷原を超えたと思えば。

            MLRSが、対人地雷を大量投射して、歩戦分離になっている映像も残っているでんすよね…

            5
    • 帝国
    • 2024年 12月 01日

     要塞線に正面からまともに強襲なんてことはほぼほぼなく、マジノ線のように搦め手から迂回され無力化された事例が多い。
     全周的に幾重もの要塞線を張るということはまあ無理だろうし、仮にできたとしてもそこに詰めるそれなりに有能な将兵と装備を集め十分な兵站を供給できるとは思い難い。
     また、絶対にこの要塞線を突破しこの地を落とさなければいけないのか?問題もありそうだ。場合によっては適当な規模の部隊を配置し、この要塞線にウ兵を拘束しいわば遊兵にしておいて別の場所で攻勢に出るというのも妙味がありそう。上手く行けば、ザポリージャの主防衛線の迂回なり補給線の切断に繋げられるだろう。
     いずれにせよ、ウ軍は将兵と装備と兵站と士気と指揮能力が相当不足しているので何処かを厚く護ると他がスカスカになり守れなくなるのが痛い。
     本当に相応の護りになっているなら、露軍はザポリージャ方面は後回しにして他の弱い部分を進撃するだろう。他が弱ればこのザポリージャの要塞線にも兵站や士気、ローテ他で悪影響が及びそうだし。

    10
    • NIVEA万能論
    • 2024年 12月 02日

    ハルキウに比べればザポリージャ方面は反転攻勢失敗後もロシア軍との小競り合いが続いており、現実的な脅威は存在し続けているためまだ期待は持てるかとは思います。ただ要塞建設に必要な人員や資材を十分に確保できていたのか、そもそも守る兵員がいるのかについてはやはり疑問ですね。

    それ以前にウクライナ側の言うロシア軍のザポリージャ攻勢が本当にあるのかどうかも個人的にはいまだ懐疑的ですが。

    11
    • MarkⅡ
    • 2024年 12月 02日

    >ドローン攻撃に対応した要塞が完成している
    今までウクライナの要塞を粉砕してきたのは重砲とFABだと思ってますが、ドローンだったんですかね?
    それっぽい映像も見かけたのですが、見た限り2mぐらいの深めの塹壕に木製?の補強材、厚さが3cmぐらいのコンクリ?の天板がついたものでした。

    18
    • Poles
    • 2024年 12月 02日

    この戦線に関しては絶対撒けない良案がある。
    原発に爆弾を仕掛けてひたすら耐えるだけでいい。最悪爆破でロシア人も除去や

    1
      • モラトリアム
      • 2024年 12月 02日

      どこが良案?正気とは思えないね。

      13
      • 本勝
      • 2024年 12月 02日

      自分で仕掛けたらどう?

      1
    • cosine
    • 2024年 12月 02日

    アウトプットされる戦術やその規模感は場所・戦況ごとに応じたものとなりますが、ロシア側の方針として筋が通され続けているのは、ウクライナ側を後方以外のどの方向にも進めないようにすることなのだと思います。
    前と横を抑えて圧をかけることに徹し、自分達の後方の物資調達・輸送網の構築も並行で進めながら、圧に耐えられなくなった相手を後退させていくと。

    ロシアが「遅い」のは、1つは米軍のアフガンの時などとは異なり、長期駐留体制を戦後ではなく戦中から構築する必要があるから。
    もう1つはシンプルに、ウクライナ側が迅速な戦線整理をしないことに対しての冷静な各個撃破に努めているからでしょう。
    後続が後で使うか、少なくとも通る場所なので。

    どんなに急いでも、どこかには戦線を構築されます。本記事の事例ように。
    ただ、迅速に後退して長大な防衛線を構築されたならばさしものロシアも兵站網の構築が間に合わずに頭を抱えたでしょうが…
    点の防御に留まれば、迂回されるか後方以外を(戦術を誤れば後方も)囲まれるかでしかありません。

    13
      • かぼ
      • 2024年 12月 02日

      >ロシアが「遅い」のは、1つは米軍のアフガンの時などとは異なり、長期駐留体制を戦後ではなく戦中から構築する必要があるから。

      最前線の戦場の話ばかりでロシア軍の後方部隊の話はあまり出ていないですがたぶんとんでもない忙しでしょうね
      もっと後方では民間の復興事業で人手不足っぽいですが

      7
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