ウクライナ戦況

ゼレンスキーが米経済協定を拒否、支援額を大幅に上回る内容に署名しない

トランプ大統領は「ウクライナとの合意に近づいている」と述べたが、ゼレンスキー大統領は23日「トランプ政権が要求する5,000億ドルの支払いは支援額を大幅に上回る」「今後10世代が支払うことになるようなものに署名しない」と述べ、トランプ政権が提案してきた経済協定を拒否した格好だ。

参考:Zelensky won’t sign natural resource deal that ‘will be paid by 10 generations of Ukrainians’
参考:Зеленський: Я готовий залишити пост президента заради миру чи в обмін на НАТО
参考:Україна має альтернативу Starlink – Умєров

ゼレンスキー大統領は平和に繋がるのであれば大統領職を辞職する用意がある

トランプ大統領は鉱物資源に関する経済協定への署名拒否を受けてゼレンスキー大統領を激しく罵り、拒否されたバージョンに比べて「改善されている=条件緩和」と言われる新たな経済協定をウクライナ側に提示、このバージョンについてNew York Timesは20日「実質的に前回バージョンと変わっていない」「幾つかの条件は前回よりも厳しくなっている」「ウクライナは鉱物資源、石油、天然ガス、港湾、インフラからの収益のうち50%を放棄し、この収益は5,000億ドルに達するまで米国が100%出資する基金に振り向けられる」「このバージョンでも米国はウクライナに安全保障の提供を一切行わない」と報じた。

出典:Department of Defense photo by Staff Sgt. Danny Gonzalez

トランプ大統領は国内集会の演説で「ウクライナとの合意に近づいている」「米国はレアアースや石油など手に入るもの全てを望んでいる」と述べたが、ウクライナや欧州だけでなく国内からも「トランプ大統領は米国のウクライナ支援額は3,500億ドル、欧州よりも2,000億ドルも多い主張したが実際はその数分の1だ」「米国は支援額3,500億ドルの根拠を説明していない」との指摘が相次ぎ、Bloombergも「トランプ大統領は合意に近づいていると主張しているものの、ウクライナ側は将来の支援が何も約束されていない5,000億ドルの基金に反対している」と報じ、遂にゼレンスキー大統領も「協定には署名しない」と発表。

ゼレンスキー大統領は23日「トランプ政権が要求する5,000億ドルはバイデン政権下で提供された支援額=約1,000億ドルを大幅に上回る上、これは無償支援(2024年に可決した支援の一部のみ共和党の意向でローンになった)だったためウクライナの債務としてカウントできない。しかも協定にはウクライナが要求している安全保障の合意が含まれていない。私は今後10世代に渡って支払うことになるようなものに署名しない」と述べ、米国が提案してきた将来の支援についても「1ドルの支援につき2ドルで返済しなければならない内容だ」と指摘し、現在の内容で合意しないことを強く訴えた格好だ。

出典:Angela Perez ウクライナ・レンドリース法案に署名するバイデン大統領

トランプ大統領が不公平だと訴える欧州支援は最初から無償と融資に別れ、融資の支援は返済義務のあるものの「非常に低利だ(詳細は不明)」と言われており、バイデン政権はウクライナに返済義務がない「大統領権限(PDA)経由」と「ウクライナ安全保障支援イニシアチブ(USAI)経由」で支援を行い、ウクライナの債務になるウクライナ・レンドリース法(現在は失効)での支援を一度も行っておらず、ゼレンスキー大統領の言っていることは何も間違っていない。

しかも返済義務がないこと理由に「鉱物資源での米支援分償還」に反対している訳ではなく、要求している安全保障もなしに「5,000億ドルも支払えというのは横暴だ」という意味で、欧米メディアも「なぜ支援額の5倍も米国に返済しなければならないのか?」と疑問に思っている。

出典:President of Ukraine

因みにゼレンスキー大統領は「平和に繋がるのであれば大統領職を辞職する用意はあるか」という質問に「その平和がウクライナのためになるのなら、その平和のために私が辞職する必要があるのなら躊躇しない」「NATO加盟に加盟できるなら辞職と交換してもいい」と述べた。

ウメロフ国防相はStarlinkについて「既に代替手段について取り組んでいる」「近い内に代替手段の詳細を発表する予定だ」「Starlinkとは別の選択肢がある」と述べた。

関連記事:欧米メディアの疑問、なぜウクライナは支援額の5倍も返済しなければならないのか?
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※アイキャッチ画像の出典:President of Ukraine

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コメント

    • ざる
    • 2025年 2月 24日

    当たり前ですが無茶すぎる要求なので同意しませんでしたね、アメリカの支援なしでどうにかする姿勢を見せてますが果たして欧州だけでカバー出来るのか様子見ですね。
    しかしゼレンスキー氏のNATO加盟出来れば辞職するって言うのは、辞職しませんって言ってるようなものでは…。

    77
      • たむごん
      • 2025年 2月 24日

      NATO加盟は全会一致なので、仰る通り辞職しないということですね。
      米仏首脳会談、米英首脳会談が近々ありますが、何か具体化できるのか注目しています。

      バルト三国は、対ロシアかなり強硬派で、ウクライナ支援にも積極的なのですが。

      リトアニア大統領が、ウクライナ派遣に言及しているものの、自国防衛強化に繋がる・NATO5条保証のようなものが不可欠と触れていて厳しい回答なんですよね…

      >同時に同氏は、「現在私たちはやや理論的な状況にあるという感じを覚えざるを得ない」とした上で、現在停戦の後にウクライナに多国籍軍の展開問題を議論するのは時期尚早だと指摘した。

      (2025.02.21 ラトビア、ウクライナへの平和維持軍派遣を検討する用意はあるも「条件付き」 ウクルインフォルム)

      17
      • 2025年 2月 24日

      無茶すぎる、減らせ ならともかく無茶すぎる 1$も払わない と断言した以上高度なかじ取りが求められるが可能かね?裏で交渉が進んでいる上でのプロレスならいいけどロシア50カ国以上に分割するとかいう民族主義者の提案を国際条約かのように持ち上げた日本とか見ると交渉が見えないのが

      30
      • 伊怜
      • 2025年 2月 25日

      要求を飲まざるを得ない頃には今より遥かに厳しい内容になっていて、あの時に飲んでいれば…となるのかもしれない
      あれ?前に見たな、こういう展開…

    • 頬骨
    • 2025年 2月 24日

    5000億ドルは流石にふっかけすぎとしても、別に鉱物資源の提供自体を断ってる訳でもなし。色をつけて2000億ドル相当くらいを譲り渡す方向に持っていきつつ、それを手土産に追加支援の言質がとれればウクライナ的には100点満点ではないでしょうか。

    27
    • Mr.R
    • 2025年 2月 24日

    トランプ氏の要求がアレ過ぎて断ったゼレンスキー大統領の支持率が上がるという。
    まさかのトランプ氏なりのウクライナ支援だった!?

    21
      • NIVEA万能論
      • 2025年 2月 24日

      支持率は一時的に上昇しても、ともかくも米国大統領であるトランプに徹底的に嫌われているゼレンスキーでは関係改善は望むべくもないかと。
      停戦するにしても継戦するにしても彼は辞任するべきかと思います。NATO加盟は実現しないでしょうけど。

      50
      • Dr.Strangelove
      • 2025年 2月 24日

      恐らくキエフ国際社会学研究所によって行われ、ゼレンスキー大統領に対する信頼度が57%だった世論調査を参照しておられるのだと思いますが、これは2月4日〜9日に行われた調査です。ラムシュタイン会議よりさらに前ですから、トランプ大統領は無関係でしょう。(参考:”Zelensky’s trust rating increases to 57%, survey shows, contradicting Trump’s claims”)

      またこれは個人的意見ですが、戦前からウクライナでは野党が非合法化され、汚職も極めて深刻であり民主主義国家とは言えない状態でした。(参考:アムネスティ・インターナショナル”ウクライナ:共産党非合法化 言論の自由に大打撃”)現在は戦時情報統制が敷かれ、宗教弾圧も行われています。このような状況下で行われたゼレンスキー大統領への信頼調査がどれほど意味を持つ数字なのか、私は疑問ですね。ちなみに、キエフ国際社会学研究所はUSAIDから資金援助を受けていました。

      109
        • 名無し
        • 2025年 2月 24日

        また、冷静なツッコミを……

        あれだけ情報統制や検閲を入れてる国内での支持率調査など当てにならんし、そもそも調査時期的に関係ないのは言われるとそうやもね。

        26
          • ノーテイスト
          • 2025年 2月 24日

          4%というトランプの言説が○ってるだけで、ウクライナの国内調査が信用出来無いのは同感です。国際的人権団体や客観的調査を無視する「ウクライナ贔屓」は、ウクライナのサイレントマジョリティにとって害悪にしかならないとも思います。トランプの極論が、ロシア以上のウクライナの敵である嘘吐き共の息を吹き返す結果を招いたら悲惨です。

          12
        • NHG
        • 2025年 2月 24日

        さすがに共産党系は制限されてもしかたない
        実際にロシアはソ連時代への憧憬(露・ベラルーシ・ウクライナはひとつ)をもとに攻めてきたわけだし結果論的にも妥当といえるんじゃないかな
        ググるとナチのシンボル使用も同時に禁止したみたいだし、これらの制限は過去と決別するための必要悪に思える

        12
          •  
          • 2025年 2月 24日

          平然と言論弾圧を肯定するなあ

          28
            • NHG
            • 2025年 2月 24日

            お行儀が悪いのは認めるけど、それで国家分断・転覆となったら意味がないじゃん
            それに過去の共産主義を標榜してた国に言論の自由なんてないんだし、ウクライナの場合は過去の共産党時代には戻らないという決意表明ってことで一定の理はあるんじゃないかな

            14
              • なんとも
              • 2025年 2月 24日

              うーん。国家って言うほど実体的でないので、前提が違うと思いますね。
              国家転覆、分断になったら意味ないというのは、為政者の都合でしかありませんから。それで、共産党を制限するなら、分類上権威主義国家ですね。

              国家転覆や分断は歴史で何度も繰り返されてきました。明治維新しかり、フランス革命しかり。それらをいたずらに否定するのは近代からの国家の否定に異なりません。
              論理的に言って、ウクライナは言論統制を行う国家であり、自由主義国家ではない=ウクライナを支援することは正統性はないということですね。

              1
              • 七資産
              • 2025年 2月 25日

              地域政党も分離派ということで禁止で事実上一党独裁なんだけどな

              1
          • NIVEA万能論
          • 2025年 2月 24日

          特恣意的判断で政党の活動を禁止する時点で民主主義とは言えない件

          24
            • 2025年 2月 24日

            その理屈ですと共産党を非合法化しているアメリカは「民主主義とは言えない件」
            となりますね

            18
              • kitty
              • 2025年 2月 24日

              存在感とか存在意義はともかくとして「アメリカ合衆国共産党」って非合法なんですか?

              3
                • ggrks
                • 2025年 2月 24日

                1954年共産主義者取締法

                8
                  • kitty
                  • 2025年 2月 25日

                  修辞的疑問文を理解出来なかったようでw
                  ggrksとは懐かしい2000年代の用語ですね。ググればすぐにわかるようなことを安易に質問する相手を揶揄する罵倒語でしたが、一方で、当時のgoogle検索の精度は結構お粗末で、ググったものを根拠に論説をぶち上げる人間は、知識人からは困った衒学者だとも白眼視されていたのですよ。

                  2025年の「ググれ」に相当する知の技法は、一応あなたの目の前の板が20年くらい機種変できていないと仮定して、GoogleのGemini Webというサイトにアクセスしてください。
                  そこで「アメリカの共産党は合法政党ですか?」というプロンプトを打ちます。
                  >共産主義者取締法: 1954年に制定されたこの法律は、共産党を「共産主義者の行動組織」と定義し、党員が政府や軍関係の職に就くことを制限しました。しかし、この法律の多くは後に違憲と判断されました。
                  更には、「連邦裁判所で違憲判決を受けた法律の効力はどうなりますか?」とも聞くの一興でしょう。

                  米国では廃案になっていなくても、実用上困らず、誰も取り上げないとわかりきっている古い法律が放置されているのはよくあります。
                  同時期に施行されたMcCarran Internal Security Actは、酷すぎたので廃止されています。
                  もしロースクールで、違憲判決まで受けたそんな法律を論拠にして演習に臨んだら落第必至です。
                  「う」さんの最初の投稿は、「治安維持法を施行している日本は民主主義国家とは言えない」レベルの事実誤認です。
                  まあ、マッカーシズム全盛の頃の米国がまともな民主主義国家ではなかったのは確かですけどね。

                  3
                  • kitty
                  • 2025年 2月 25日

                  AIだけでは足りない人力検索のオマケ
                  参議院議員 浜田聡のブログ
                  1950年代に制定された米国共産党非合法化法の概要や意義を国会図書館にまとめてもらいました

                  の記事内の国会図書館の報告書
                  「1950年代に制定された米国共産党非合法化法の概要及び意義」

                  >このように、1954年法の目的は、完全な非合法化とは言えないと解する立場が通説とされる。

                  だそうで。

                  2
            • 舎人
            • 2025年 2月 24日

            民主政下においても民主政そのものを否定するような存在は認めないということで民主主義を否定するような思想、政党を否定する考え方、いわゆる戦う民主主義という考え方があります。この考え方ではファシズムや共産主義は否定されそれに基づく政党などが規制されることがあります。ドイツではナチズムが否定されていることがよく例として挙げられます。

            なので、一応、特定の政治活動を否定してもそれは民主主義と相反するわけではないと考えられています。まあ、詭弁くさいところではありますが。

            5
              • なんとも
              • 2025年 2月 25日

              権力側の自己都合に過ぎないので、詭弁ですね。

              これを主張しているのがヨーロッパである時点でなんの信頼もおけません。
              彼らの道徳的判断とはパレスチナ人を殺して、居住地を奪うのは合法である。だが、ウクライナの場合は土地を奪われるのは違法だというダブスタなので。
              虐殺を肯定する民主政など必要ありません。

              1
      • 通りすがりA
      • 2025年 2月 24日

      >トランプ氏の要求がアレ過ぎて断ったゼレンスキー大統領の支持率が上がる
      その支持率(自己申告)が上がるたび、ロシアに削られる領土は増え、ウクライナ兵士は死に、クルスクも取り返されてる。

      50
    • nanashi
    • 2025年 2月 24日

    額の多寡に話題が移ってる時点でトランプ陣営の思い通りじゃないかな

    65
    • S
    • 2025年 2月 24日

    アメリカが3年で支援してきた1000億ドルというのは今年のウクライナ国家予算に近い膨大な額
    過剰な要求とはいえ支援停止されたら国民の生活が成り立たなくなると思うがどうなるのか

    19
    • たむごん
    • 2025年 2月 24日

    NATO加盟は、全会一致が原則でして…

    アメリカ=ウクライナが関係悪化したら、アメリカの反対で加入はできません。
    そもそも加入に否定的であったり、アメリカに安全保障を依存してる国もあるでしょうから追随するでしょう。

    トランプ大統領の後を考えたとして、(高齢で何かあっても)バンス副大統領も路線踏襲でしょうし、アメリカ抜きで継戦4年して大統領選挙結果に賭けるのは酷だなと…

    35
    • NIVEA万能論
    • 2025年 2月 24日

    口では「合意に近づいている」と言ったトランプも本気で協定が成立するとは思っていなかったでしょうね。

    要求が法外な一方で協定が成立したところで本当にレアアース権益を獲得できるかはきわめて疑わしく、単にゼレンスキーが支援継続の条件を断ったという形を作りたかったのだと思います。

    ゼレンスキーが辞任について言及したとのことですが、「NATOに加盟できるなら辞任しても良い」などと無理な条件を付けているあたり、こちらも相変わらず困った人で「本当に辞任する気があるのか」と言いたくなりますね。

    80
      • 理想はこの翼では届かない
      • 2025年 2月 24日

      トランプ氏としてはとっととウクライナから手を引きたいので、無茶な要求を出して通ればそれはそれで良し、通らなければ「ウクライナがアメリカの仲介する和平案を蹴った。もう支援はしない」と言えるので良しなんでしょうね

      NATO加盟と辞任引き換えについては、そもそもロシアが飲む筈がないのでゼレンスキー氏の辞任は問題では無いと思います。ご指摘の通りパフォーマンスの一種でしょうね

      22
    • ななしのシロウト
    • 2025年 2月 24日

    アメリカ側の要求は過大だと思いますが、交渉をしている最中にもロシア側の支配地域が広がっていくので、停戦及び復興を最優先にして次のアメリカ大統領の時に金額等の見直しをすべきでは・・・

    16
      • なんとも
      • 2025年 2月 24日

      おっしゃる通りです。純軍事的には戦い続ける局面ではありません。停戦すべきです。

      自分はウクライナが勝ちたいなら、ゼレンスキーを革命で引きずりおろし、停戦交渉を行うか、パルチザン戦に突入すべきと考えます。

      パルチザンをやるなら、前線の兵士たちは皆、戦線を放棄し、軍服を脱ぎ、武器弾薬を貯蔵すべきです。ロシア製、西側製どっちでもいい。
      そして、ロシア国内でテロを起こし、ロシアが一気に占領するところまで進めましょう。そして、使えるもの全て使って10年戦い続けます。そうすれば、勝てます。

      この戦術はビンラディンとタリバン立案であり、非常に効果的です。そのためにも、NATOに入りたいなどうじうじした現指導層は一掃されるべきです。ウクライナという国を本質に据え、ゼレンスキーは枝葉に過ぎないと考えるならそれが最も効果的です。

      1
    • 古銭
    • 2025年 2月 24日

    Starlinkの置き換え自体は戦争初期ならともかく今であれば(米国企業が選択肢から完全に除外されるとしても)不可能という程ではないと思いますが、妨害対策まで考慮するとかなり不安があります。物がどうこうというよりは、完全に安全な外部の専門家が十分に対処してくれるのか等の人に関する部分で。
    戦争初期にロシア側が仕掛けた数々の妨害工作をStarlink側の人材が集中的に対処してくれたような体制が望める代替案だといいのですが。

    8
      • 2025年 2月 24日

      ロシアは置き換え完了してます。他称後進国のロシアごときに出来て偉大な先進国様である欧州に不可能なはずがない______

      20
        • 古銭
        • 2025年 2月 24日

        組織レベルなのか現場レベルなのかなど、置き換えが正確に何を指しているかによりますが、宇露双方でのStarlink端末の闇市場に関するニュースはこの戦争中途切れたことがありませんし、前線でのロシア軍のStarlink利用(とそれに関連付けたイーロン・マスクへの批判キャンペーン)も続いていることを考慮すると、Starlinkが既に全ロシア軍にとって無用となっている訳ではないように思えます。

        17
    • tokisada
    • 2025年 2月 24日

    イーロン・マスク氏がバイデン政権の不正470兆ドルを見付けて、使用先は大部分が追跡不可能だけどウクライナの名目があったと聞いたし、直接ウクライナの国営軍事産業に資金を渡して、ハンター・バイデンや民主党議員がキックバックを受けていたとかニュースがるから、その一部を請求されたか?
    ウクライナの汚職をどうにかしろってメッセージかね。

    あと、ドイツは保守が大勝利して、親ロシア反EU・ウクライナのAfDが第二党になり連立が協議始まったから、EU内でのウクライナ見方は更に減ったよ。

    30
      • tokisada
      • 2025年 2月 24日

      ドイツって、昨日まで親ロシア反EU・ウクライナ・移民の言動をすると、マジで逮捕拘束される言論弾圧の国だったけど、極左政権が倒れたから、これからは反EU・ウクライナ・移民の声が増えるよ。

      32
      • 古銭
      • 2025年 2月 24日

      CDUはウクライナ支援に積極的な上、SPDとは異なりウクライナへのタウルス供与にも前向きです。
      AfDとの連立も(少なくとも選挙前及び勝利宣言を行った現在までは)無いと断言しているので、今後のドイツが米国の協力が得られないような場合に実際にウクライナ支援を加速もしくは維持するかはともかく、ウクライナにとって赤緑連立時代よりも状況が悪化する可能性は低いのではないでしょうか。

      16
        • tokisada
        • 2025年 2月 24日

        CDUだけで過半数を獲れていないので、AfDとの連立を行わないと政権維持出来ないので連立はすると思いますよ。
        仮にSPDと連立しても過半数に足りていないので、AfDと連立をしない限りは安定は不可能です。

        12
          • 古銭
          • 2025年 2月 24日

          可能性は0でないと思いますが、党の公式見解を考慮すれば赤緑(というよりは緑)との妥協が不可能だとなってからの話ではないでしょうか。
          現状で緑を飛び越して青が絶対だと言える程の発言は無かったように記憶しています。

          12
            • ras
            • 2025年 2月 24日

            実際どう転ぶのかまだわからない状況ですね。3色連立はここまで相手をコケにして保守派を取り込もうとして実現するのも一定のダメージはありますし、緑の党と保守支持層は犬猿の仲になりつつある中で締結できるか。
            最悪の事態は連立失敗再選挙で、軍事経済ともに余裕のない中それを避けるためならAfDとの2党連立はありうるかと思ってましたが…先に退路を断つ発言に出たので果たして…

            5
              • 古銭
              • 2025年 2月 24日

              CSD内の一派が緑を嫌っているだけで、地方レベルでは黒緑の連携が珍しくなくなってから10年以上経っていますし、政策上の衝突はあれど緑は公式見解として連立を歓迎しています。
              選挙前に連立等は関係ない文脈でAfDに近い意見を公言したCSDがどれだけの批判に晒されて火消しに躍起になっていたかを考慮すると、青とは連立出来るが黒赤緑で受ける打撃は許容出来ないということはないでしょう。政権運営が上手くいくかは別として。
              まあBSWが5%を超えられず黒赤だけで過半数になるはずなので、赤が許すなら今回は緑抜きでもいいのですが。

              7
                • ras
                • 2025年 2月 24日

                なるほど…地方レベルについては浅学でした。
                ご教授ありがとうございます。

                3
    • D-day
    • 2025年 2月 24日

    アメリカは援助を切り、スターリンクを切り、さらにはアメリカ直の兵器、PACに戦闘車輌、欧州のアメリカ兵器F16の追加も許可なし、種々の衛星からの情報提供も切りゼレンスキーを追い込むのだと思います。
    戦場ではロシアの前進が加速するでしょうがゼレンスキーは本当にキエフ陥落まで居座りそうです。

    36
      • nk
      • 2025年 2月 24日

      なんか最後まで居座る予感しますよね、そんなことして時が経てば終戦の条件も現状よりも非常に悪くなりそうです。

      32
        •  
        • 2025年 2月 24日

        まあ結局ゼレンスキーは何らかの政治的決断を下したことがありませんからね
        状況に流されるまま継戦しそのまま居座ってるだけの男です
        だから交渉するだけ無駄

        22
    • 現実主義者
    • 2025年 2月 24日

    5000億ドルの内訳が今一つはっきりしませんが
    議会承認や大統領権限を通した目に見える金額だけが支援の総額と思い込むのも
    安直にすぎるかなと思います。

    33
      • ふむ
      • 2025年 2月 24日

      オレンジ革命やマイダン時の資金も算入されているんですかね?
      全米民主主義基金やUSAIDあたりの

      24
    • 寒い
    • 2025年 2月 24日

    ウクライナ側も不利な条件での講和は覚悟しているでしょうが、流石に飲めませんよねぇ。ゼレンスキーもとんでも返しで東部の1州をイスラエルに割譲してパレスチナ人を移住させるとでも発表すれば良いんじゃないですかね。

    12
    • 匿名
    • 2025年 2月 24日

    ロシア的にはこのまま続けてくれた方がウクライナ利権総取りできるし、アメリカはじめ西側の権威が丸潰れの再起不能になる(表面上トランプの顔は立ててあげる)から好都合。

    29
    • もへもへ
    • 2025年 2月 24日

    この不平等な協定をゼレンスキー大統領が蹴ったことで、ウクライナ国民の愛国心に再度火がついて志願兵応募が殺到するっていうのが理想の流れですけど、どうなることやら。

    アメリカは役に立たないし、欧州も欧州軍の結成に後ろ向きなので過度に依存せず自分達がなんとかするしかないと目覚めるのでは?

    2
      • 通りすがりA
      • 2025年 2月 24日

      アメリカの援助無しでロシアに勝つ、せめて押し戻す算段が何も無いなかで「愛国心に再度火がついて志願兵応募が殺到する」のはただの自殺志願者。むしろ、その程度の見通しも立てられずに命の危険が大きい戦場に向かう人間が多いなら人材の枯渇がヤバい。重要なのは、戦場でロシアが勝ち続けている。押し続けているということです。アメリカの提案を蹴っても、戦局は何一つ好転しない。

      >自分達がなんとかするしかないと目覚めるのでは?
      3年間援助に依存していた人間が、いきなり目覚めることはありません。
      「3年間引きこもっていた人間が、急に東大を目指して猛勉強始める」、「3年間生活保護でパチンコを満喫していた人間が、援助が切られそうになったら急に真面目になって働き始める」くらいに現実味がない。真面目な人間はそもそも、他人の援助に依存せず、打ち切られることに備えて始めから自助努力するので。

      59
        • なんとも
        • 2025年 2月 24日

        おっしゃる通りです。
        トランプもプーチンもウクライナ国民の底を見抜いています。「こいつらは、タリバンでもベトコンでもない。覚悟のない国民だ」という実態がバレてしまったんですよね。3年で。

        ゼレンスキーの昨年の勝利計画に明白なように人頼みです。そして、志願兵がたくさん来ることもない。なぜなら、ずっと同じ国民の奮闘を見殺しにして来たのですから。
        恐らく、タリバンがウクライナ国民の折れた心とゼレンスキーの人頼みを見れば、鼻で笑いますよ。「この程度かヨーロッパ。我々は独力で戦った。お前たちもやってみろ。文明人とやら」

        43
      • アンゴラ
      • 2025年 2月 24日

      そんな気力はもうウクライナ国民には残ってないと思います。

      苦しい思いをして、必死に頑張って、ギリギリまで生活を追い詰められて・・・。
      その結果が国家予算何十年分の借金と、ただ領土を奪われただけの敗戦と、独裁国家のレッテル。

      重度のうつ病で『あきらめ症候群』を発症してもおかしくないと思います。

      20
    • ブルーピーコック
    • 2025年 2月 24日

    無茶な要求を吹っ掛けて、相手に契約を切らせる手法なのは誰でも分かるんだが、それはそれとしてバイデン政権下で1000億ドル、円換算で約14兆円も支援しているのに現状の戦況を考えるとなぁ。
    ジェラルド・R・フォード級空母の建造費が130億ドルとされてるので約7隻分だと思うと「それで何が出来たか」と思う人は出てくるだろうし。日本でもODAとかを海外へのバラマキだの文句を言う人をSNSとかで見かけるぐらいだし。

    36
    • 今までさんざんウクライナをこき下ろしといてw
    • 2025年 2月 24日

    和平を推進するトランプ叩きに飽き足らず、戦況マップからロシア軍が前進した距離まで隠すようになるとはw 目に見えるかたちのウクライナ擁護がひどいw

    25
    • DE
    • 2025年 2月 24日

    もう、ウクライナ破産前に納入品を回収ようとしているな
    トランプは何度も破産しているらしいので身に染みて分かっている

    ここからウクライナを逆転させるのに、工場を拡張し工員をシリコンバレーを超える給料で雇って
    増産を掛けなければならない、傭兵だってロシアより何倍の高値で雇う
    それには5000憶ドルはかかるでしょう

    しかし、その資金はどうする?となると税では国民が怒る革命もんだwコングリマットもユダヤ資金はすぐ逃げる
    なので、ウクライナのレアアースの採掘権が5000憶ドルの価値が有るからよこせ
    採掘権を担保にして支援すると

    実際問題、採算に合いそうならとっくの昔に掘ってただろう 空母やロケット売る程困窮してたのですから
    それを、騙されてあげましょうって話だった

    採掘権は採れるかも?という時が最も高値だし
    で、その採掘権を担保に支援しますよ、なのにウクライナは拒否してしまった

    36
      • 赤狐
      • 2025年 2月 24日

      ほぼ全面的に同意です。
      トランプが仕掛けたこの話は「ぱっと見ウクライナに酷い扱いをしているようで実はそれほど悪くない話」だと俺も思いました。
      金額については見えない部分も含まれると本当にトランプが言っているくらい使ってる可能性が高いです。なんせ最低でもミンスク合意の時からで、なんなら「尊厳の革命」の時の活動費とかも使われてるはずですから。
      ですが、それを「掘れるかもしれない鉱床の採掘権」でチャラにして上げようという話。トランプが一見強欲なセールスマンのポーズを取りながら可能な限り(ゼレンスキーはともかく)ウクライナは助ける算段をつけようとしたというのがこの話だと思うのですね。
      でも、ゼレンスキーは拒否した。
      なんていうかねぇ……、ここでチャラにしないなら、ある程度は本当に取らないと駄目なので、ウクライナで実際稼働しているインフラの権益、例えば原発とかそちらに手を出すしかなくなるというのをゼレンスキーはどう考えているのでしょうか。
      ただゼレンスキーの戦争指揮によってウクライナがどんどん追込まれるとはまあ当然でしょうという感想になります。

      13
        • 匿名さん
        • 2025年 2月 24日

        お二人の意見に同意ですね。

        アメリカが権益を持っている内は、ロシアは手出しできない。返済がいつまでかかるかわからないけど、返済中は、アメリカにも権益があるから、抑止力になる。
        ヤクザへのみかじめ料と同じ。

        そりゃ、誰だってそんな金払いたいとは思わないけど、今戦争して困っているのはウクライナなんだから、払うしかない。

        トランプは停戦後に再度ロシアが攻撃したら、次こそNATOへ加盟すると言ってるようだから、全体で見て悪い話とは思えません。

        5
    •  
    • 2025年 2月 24日

    トランプが暴れるほど北朝鮮の論理が強くなる

    6
    • 追剥強盗武士の手習い
    • 2025年 2月 24日

    ゼレンスキーの判断は妥当。政治的奴隷は、解消するのは手間はかかるがなんとかなるが、ユダヤ人に支配される経済的奴隷は解消できないからなあ。アフリカを見れば、わかるが一度経済支配されてしまえば、いまだに支配され続けているというありさま。あの中国人ですら、香港・マカオを取り返すのに長い時間がかかったし、いまだに台湾で火遊びされているのだから。トランプは、もちろんウクライナ支援金をロシアからくすねた金で回収するだろうし、そうなれば、ロシア・アメリカの手打ちはない。ロケットマンの次はなんと吠えるだろうか。ウクライナ国民としては、プーチンと手打ちする以外なくなったようだが、アメリカのテレビマンや経営コンサルタントたちを処刑してまともな人間を探せば何とかなるのでは。

    6
    • col
    • 2025年 2月 24日

    ウクライナはアメリカと交渉せずにプーチンと交渉した方が良かったという事になる可能性が高い。
    バイデン下なら、プーチンもそこそこ譲歩する可能性があった。
    トランプの出現はウクライナ国民にとって凶事でしかない。

    10
    • のー
    • 2025年 2月 24日

    いわゆるアンカー効果を狙ってるんですかね?
    それにしても、トランプは交渉が下手ですよね。
    部下は大変そうだ。まあその分給料は高いのでしょうけれど。

    7
      • なんとも
      • 2025年 2月 24日

      いえ、上手ですよ。視野を広げればわかりますが、損切りとロシアとの関係復活が主目的ですので。
      無茶な条件ふっかけて、相手に蹴らせる→契約できないのであれば、援助は取り下げる。→代わりの取引先がロシアになる。の流れですね。

      後、ガザに対するメチャクチャな提案をした結果、中東諸国が大規模な資金援助をする申し出をしたことも忘れてはなりません。ヨーロッパに停戦後の復興をやらせるために吹っかけている可能性もある。
      非人間的にビジネスセオリー使ってるだけです。ゼレンスキーの反発はウクライナの価値を下げ、交渉テーブルに乗せるための悪手になるでしょうね。

      ゼレンスキーは勘違いしていますが、正義や権利とは勝ち取るものというのは歴史の習いです。タリバンのようにアメリカやロシアに認められるのでは無く、認めさせればいいんです。力で。できないなら終わりです。

      53
        • 朴秀
        • 2025年 2月 24日

        交渉が決裂したらアメリカが手を引く口実になりますからね
        どっちに転んでもアメリかは損をしません

        32
          • なんとも
          • 2025年 2月 24日

          おっしゃる通りです。
          加えて、トランプは平和というわかりやすいお題目を掲げています。これは、ヨーロッパではなく、国連に加盟しているうちの多数=グローバルサウスにはウケがいいです。

          ロシアに対する制裁などを含めて、ウクライナ戦争以降、グローバルサウスのリスクが向上しているという報告もあります。ウクライナ戦争が停戦か終戦になり、ロシアが市場に堂々と帰ってくれば、利益を受ける国が多いのは事実。

          もはや、道義しか訴えるものがありませんが、ガザでのダブスタを見た以上、中東、アフリカ勢を納得させるのは今の路線では不可能です。優遇されたのがウクライナだからです。
          となると、残る道はパルチザン戦を行う以外、世界を納得させることはできないでしょうね。

        • のー
        • 2025年 2月 24日

        報道を見る限りですが、平穏な停戦を望んではいるようですけど。
        それはともかく、仮に断る理由をつけるにしてもただの嫌な奴ですね。
        内心どう思ってても、相手を結果損した気分にさせないのが上手なやり方というものです。
        気まぐれな上司に振り回されて、いつも通り有能な部下達が必死で走り回って何とかするんでしょうかね。。。

        7
          • なんとも
          • 2025年 2月 24日

          平穏な停戦はアメリカにとってベストなのは間違い無いでしょう。とはいえ、支持層の意見から言ってもどんな形であれ停戦はマストです。ベストにこだわり、マストが達成できないことを避けるのは常道です。プランは複数用意してるかと。

          確かにおっしゃる通り、嫌な気分にさせないのは大切ですが、ステークホルダーが複数いる場合、背に腹は変えられないのは事実。自分も営業で、担当の小口取引先を大口取引先に対して、後回しにされ涙を飲んだことはあります。
          だから、トランプやプーチンは怖いと感じることは増えてます。彼らがウクライナやヨーロッパの弱みを計算してるのが見える気がするので。

          結局、革命以外にウクライナが勝利に向かう道は見えない。アメリカとロシアは多分、対中国で手を組む予定だと見えますから、もらっているものを元手にパルチザンやるしか無いですよ。

          1
    • 山田
    • 2025年 2月 24日

    ぜレンスキーとEUを突き放して交渉拒否するのが目的であれば署名されなくてもいいのかも。本気で要求してるのなら目的のためにトランプが次、何を繰り出すのか予想できない。

    3
      • tokisada
      • 2025年 2月 24日

      EUは突き放して参加させない。ウクライナは米露で挟んで圧力をかける。
      そう言う内容で合意して、アメリカ国務省に合意内容を公表している。

      9
    • 暇な人
    • 2025年 2月 24日

    トランプはバイデンと違ってイデオロギーではなくて利益で動きます。
    彼が求めているのは取引です。ロシアよりもメリットがある条件をしめせば乗ってくるでしょう
    ロシアはおそらくウクライナの分割が条件、つまりウクライナの半分をもらうから残りは好きにしろってものです。
    ならトランプはウクライナに権益の半分を寄越すかどうかを聞いてきます、いやならロシアの提案に乗るだけです。
    前の政権の頃からバイデンウクライナのトンネル問題を指摘していたのでトランプはウクライナを元々快く思ってません、米国の金を盗む敵と考えてます。

    むしろイデオロギーで利益もなく世界戦争のリスクを増やしてクーデターや戦争仕掛けたバイデンのほうが俺には狂っているようにみえますがね。キックバックで支援のいくらかはハンターバイデンや民主党に戻っているのかな?ならわかりますが。

    52
    • tokisada
    • 2025年 2月 24日

    470兆ドルもそうだけど、議会承認以外にウクライナに送った資金の明細が一切残っていないので、議会承認以外の470兆ドルから幾ら送金したのかが、さっぱり分からないと言うのがトランプ政権と議会の説明。

    21
      • tokisada
      • 2025年 2月 24日

      あとUSAID分もあって、それもウクライナ分は明細が残っていないって話だった

      15
        • 名無しの悪夢
        • 2025年 2月 24日

        デカイシノギの匂いがする

        11
          • kitty
          • 2025年 2月 24日

          トランプ「ウクライナの援助の大部分が使途不明だってェってのかい!?」
          ヴァンス「この一件、私が仕切らせていただきます。」

          8
    • ふむ
    • 2025年 2月 24日

    アメリカの支援継続が欲しいなら、ウクライナがやるべきはリターンの説明と説得です
    無償だから既に貰った分はウクライナの既得権である、という説明で契約は拒否できるでしょうが、ゼレンスキーはその先の世界に何を見ているのか

    私にはウクライナの明るい未来は見えません

    23
      • 名無し
      • 2025年 2月 24日

      ウクライナ側がやるべきリターンを考えたうえで、わざと絶対に払えない水準に設定して要求しているので、無理です。
      この交渉は、ウクライナ側から、アメリカによる支援を拒絶させることを目的にしているので。

      16
    • ななし
    • 2025年 2月 24日

    >「NATO加盟に加盟できるなら辞職と交換してもいい」と
    この後に及んでまだこんな事を言っているのは、ゼレンスキー
    はまともに「ウクライナの平和」の事を考えていない、あるいは
    考える能力がゼレンスキーにはないと考えざるをえません。
    この条件では辞職など無理と分かっていて言っている

    一方の当事者ロシアは、はなからNATO加盟は絶対に認めない、
    NATO最大支援国米国も認めない、全会一致がNATOの原則で
    ハンガリー・スロバキア・トルコは加盟に確実に反対する

    紛争前から無能極まる方策でゼレンスキー支持率は一桁まで下落
    (トランプはこの紛争前の支持率を誤認、あるいは意図的に主張?)
    していましたが、無能力か、お花畑の夢想を夢見る元芸人大統領は
    ウクライナをどこへ導くのでしょうね。奈落の底しか見えませんが

    30
    • 58式素人
    • 2025年 2月 24日

    妄想を一つ。
    欧州で砲兵装備の全力生産を行うならば。
    車台と砲架、装填装置は各国製で良いと思いますが、
    砲身だけは、何処か安心な場所に大規模な生産施設を設けては?。
    言うなれば、どの形式の砲でも同じ砲身(材料/ライフリング/鍛造etc)を使うこと。
    砲身長は好きな長さで切断すれば良いのでは。39口径長でも42/45/52/58でも。
    そうすれば、各国で生産する砲弾の規格も、自然と揃うのでは?。
    どの砲でも、支障なく撃てるようになるのでは?。

    2
      • やみと
      • 2025年 2月 25日

      欧州の問題は生産能力そのものが不足していることだ
      政府が長期にわたって巨額の受注を安定的に提供することができなければ、兵器企業は自腹で生産能力を拡充しようとは決してしない……

      3
        • 58式素人
        • 2025年 2月 26日

        そうですね。
        ですから、妄想の続きになりますが、EU+英国(米国除く)の
        資金で砲身工場を造ったらと思います。
        すると、EU+英国がその製品(砲身)のセールスマンになります。
        大規模な受注が継続的に見込めるのでは?
        工場の場所は、大陸勢力の武力の届きにくい所で。
        多分、スコットランドあたりでは?。

    • 名無しの悪夢
    • 2025年 2月 24日

    いやぁ、上手いですねぇ。
    ゼレンスキーが大衆の心を掴み大統領になれた流れがよくわかります。
    支持者へのパフォーマンスとしてはかなり高得点でしょう。

    9
      • なんとも
      • 2025年 2月 24日

      おっしゃる通りです。そして、それが極めて無能な軍司令官としての姿と一緒になってるのがウクライナにとって、厳しいですね。

      確かにパフォーマンスは上手です。しかし、それで数々の失敗が無くなるわけではありません。いえ、ウクライナ国民やメディア、ヨーロッパの人たちからは無くなるかもしれませんが、戦場からは消えることがない。
      ウクライナ国民が負けているのは、結局、ゼレンスキーに酔って、厳しい現実を見ようともしなかったということにあるように思います。

      愛想をつかさなければ国として負けます。

    • 七資産
    • 2025年 2月 24日

    日本も日露戦争の戦費の返還百年かかったし
    戦争の成果の満州の経営に参加させろとかいわれたし、拒否したので後の日米戦争に繋がったとの見方もある

    ほぼ独力で戦った日本ですらこれ、ほぼ外国支援で戦ってるウクライナの対価はこのくらいは普通でしょうよ

    • うくらいだ
    • 2025年 2月 24日

    平和協定と引き換えなら辞任
    格好は良いですね。

    あまりその潔さが今までの意思決定に反映されてない気がします。
    ってかトップが進退について語るもんじゃないと思いますがね。
    色々他人に利用されたりしますから。

    8
    • DEEPBLUE
    • 2025年 2月 24日

    ここには書いていませんが戒厳令解除して総選挙するつもりはないともゼレンスキーは言っております。レスバでゼロ回答とかトランプにとっても好都合でしょうね。

    18
      • たむごん
      • 2025年 2月 24日

      ゼレンスキー大統領も、水面下で話せばいいのに、マスコミ使って無益なレスバでしたよね…

      安倍晋三首相が、トランプ大統領についてのエピソードで。
      電話がよく掛かってるが、7.8割はゴルフなどの雑談だったというのがあります。

      トランプ大統領=ゼレンスキー大統領は初動から相性最悪ですから、ゼレンスキー大統領がそのままなら、アメリカ=ウクライナの関係は厳しいままかなと見ています…

      6
    • あー
    • 2025年 2月 24日

    日本のメディアでは「平和実現なら大統領辞任の用意あり」と見出しになっていますが
    「改めてNATO加盟に意欲、ウクライナは徹底抗戦の構え」というのが妥当なのでは

    これは経済協定の話であって、停戦の協議ではないのですが
    いずれにしても、全てのディールをウクライナが蹴飛ばして仕舞えば
    米国とロシアとの停戦協議において、なんらウクライナに配慮する必要がなくなるので
    論点がシンプルになり、よりロシア寄りの条件で妥結するでしょう

    そしてモスクワでトランプとプーチンが握手し、平和の声明がなされ、アメリカはこれ以上のウクライナ問題への負担がなくなり、ロシアはこれまでの縛りプレイから解放されるでしょう

    11
    • 2025年 2月 24日

    トランプに少しでも知能があるならば
    ウクライナ戦争を使ってヨーロッパとの決別宣言をしたと自覚している事でしょう
    そしてすべての同盟国に対してまともな支援をせず米国による一方的な搾取をすると公言したとも。

    こうなっては米国の同盟国群は少なくとも戦術核で武装して安全保障を担保して米国依存から脱却せねばなりませんね

    まさか21世紀になって北朝鮮の主体思想をなぞる日が来るとは思いませんでした

    6
      • なんとも
      • 2025年 2月 24日

      そうですね。そして、世界の他のプレイヤー、特にグローバルサウにとっては小気味いいでしょうね。散々搾取してきたヨーロッパが搾取される側になるのですから。

      世界のプレイヤーがアメリカ、ヨーロッパ、ロシア、中国、日本しかいないわけではありません。グローバルサウスの反応が鈍いのは、見過ごせない点です。特に、今後数十年を見ると、アフリカを中心にグローバルサウスへのヨーロッパの依存が増えることはほぼ確定ですから。(資源、農作物等、気候変動による世界の環境変化が原因です)

      グローバルサウスからすれば、プーチンやトランプがヨーロッパを搾取することは溜飲は下がるわ、利益になるわで万々歳でしょう。彼らが入ってくると核武装してが現実的でない気もします。むしろ、日本を見習って腰を低く、頭を下げて、無理を言わないが知恵の道です。

      • やみと
      • 2025年 2月 25日

      米国にもっとお金を払うか、決別するか
      ヨーロッパに選択を迫ることは、そもそもトランプ氏の目的そのものだと思う
      米国により多くの見返りを得るか、米国がヨーロッパに使う支出を減らすか、どちらもトランプ氏の目標に合致する

      4
        • やみと
        • 2025年 2月 25日

        修正:米国がより多くの見返りを得るか、米国がヨーロッパに使う支出を減らすか、どちらもトランプ氏の目標に合致する

        4
    •  
    • 2025年 2月 25日

    トランプ大統領の異常な要求が本気なのかブラフなのかはわかりませんが
    無償援助のはずなのに額によっては妥結できるということ
    アメリカの支援終了とゼレンスキー大統領の孤立が既定路線になりました
    結果はお見事としか言いようがありません

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