ゼレンスキー大統領は今年5月「砲弾不足が解消した」と発言、ウクライナ人ジャーナリストから「前線にいた全軍人を唖然とさせた」と批判されていたが、再びゼレンスキー大統領は「クルスク侵攻によってポクロウシク方面におけるロシア軍の前進が鈍化した」という謎認識を披露した。
参考:Russian advance towards Pokrovsk slowed down after Ukraine’s Kursk incursion, Zelensky claims
参考:Russia redeploys 30,000 troops to Kursk Oblast amid Ukraine’s incursion, Syrskyi says
参考:Покровское направление: успехи ВС РФ в Новогродовке и к югу от города обстановка по состоянию на 16:00 27 августа 2024 года
参考:О Курском прорыве, плане мира и украинском оружии. Главное с пресс-конференции Зеленского
クルスク侵攻の目的にポクロウシク地区とクラホヴォ地区からの敵戦力誘引が含まれていた
ゼレンスキー大統領は米支援再開後の5月「この数年の戦争で初めて全旅団から『砲弾がない』と不満を言われなくなった。(砲弾不足が解消された)状況は約2ヶ月間ほど続いている」と述べ、ウクライナ人ジャーナリストのブトゥソフ氏は「この発言は前線にいた軍人のほぼ全員を唖然とさせた」と批判されていたが、再びゼレンスキー大統領は物議を醸す認識を披露した。
海外の主要メディアは「クルスク侵攻は東部戦線から戦力転用を引き起こして攻勢の勢いが鈍ると期待されていたが、ロシアが占領地から転用した戦力は攻勢と無関係の部隊(ウクライナ南部とクリミア)ばかりだ」「ロシアは逆にポクロウシク方面の戦力を強化して前進スピードが増している」と指摘、シルスキー総司令官もUkraine 2024 Independence forumで「クルスク侵攻はポクロウシク地区とクラホヴォ地区から相当数の敵戦力を他戦線に誘導することが含まれていたが、敵は他方面の部隊を撤退させて逆にポクロウシク地区の攻勢を活発化させている」「最も準備が整った部隊をポクロウシク地区に投入した」と言及。
シルスキー総司令官と海外メディアと見解は一致した格好だが、ゼレンスキー大統領は同フォーラムでKyiv Independentの記者から「クルスク侵攻がポクロウシク方面の状況にどの様な利点をもたらすのか」と質問されると「当該地域におけるロシア軍の前進スピードは作戦開始前もっと早かった」と回答、Kyiv Independentは「クルスク侵攻によってポクロウシク方面におけるロシア軍の前進スピードが鈍ったとゼレンスキーは主張した」と報じている。
勿論、Kyiv IndependentはDEEP STATEが作成した8月上旬と現時点の戦況マップを掲載して「この3週間でロシア軍はポクロウシクに迫っている」と付け加えており、これはゼレンスキー大統領の認識に対する皮肉かもしれない。
因みにRYBARはポクロウシク方面について「フロディフカ南東郊外で激しい戦闘が起っている」「ロシア軍がノヴォホロディフカ市内の大半を支配している」「ウクライナ軍が市内から撤退しているという情報もあるが郊外の拠点を維持している」「ロシア軍がE-50を越えてメムリク集落の大部分を占領した」「ロシア軍がカリノヴェを占領した」と報告。
視覚的にもウクライナ軍がノヴォホロディフカの住宅地区=Ⓐでロシア軍を攻撃する様子、ロシア軍がミハイリフカ郊外のテリコン付近=Ⓑでウクライナ軍を攻撃する様子、ロシア軍がミハイリフカ集落=Ⓒで赤旗を掲げる様子が登場が登場した。
追記:ゼレンスキー大統領は「なぜポクロウシク方面やトレツク方面の防衛強化ではなくクルスク侵攻を選択したのか?」という質問について「敵はドネツク州全体の占領を戦略目標に掲げているため諦めることがない」「東部地域の行動方針はロシア軍のドネツク州行政境界線への侵入阻止」と回答、さらに「ポクロウシクの喪失はクルスク侵攻計画の失敗を意味するのか?」という質問には「既に侵攻作戦は成功している」「西側諸国のパートナー全員が私に同意している」と述べた。
ゼレンスキー大統領は政治的にクルスク侵攻作戦と東部防衛を別問題として扱っているように見え、もはやドネツク州での優先事項は「各都市や要衝の防衛」ではなく「行政境界線=州境へのロシア軍到達阻止」という意味だが、ポクロウシクから西に約15km進むとドネツク州とドニプロペトロウシク州の州境があり、ここに到達されると「初めてロシア軍がドニプロペトロウシク州の入口に到達した」という政治的に大きなインパクが生じるだろう。
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※アイキャッチ画像の出典:President of Ukraine
ポーランドがウクライナの西部領空内の(ロシアからの)ミサイル撃墜をしてくれないことにゼレンスキー氏が腹を立てている、という報道を見たばかりで、これも。。。
ポーランドからしたら自国領土じゃないし、ロシアと明確に戦闘状態になるような事態は避けたいから当然でしょうけど。
まあ、支援はしてるのにそこまで面倒を見る必要もないってとこはあるような。
シルスキーが戦力誘引出来てないと認めているのに同じ場でゼレンスキーがそれを否定するのは良くないのでは?
傍から見ればどちらかが嘘をついているようになりますし、正しい情報がゼレンスキーに上がってないのであればそれもそれで問題だと思いますが…。
シルスキー氏は誘引失敗を認めているのに、ゼレンスキー氏が正反対(としか思えない)事を言ってるのは非常にマズイですね
このままだと、ザルジニー氏と同様にシルスキー氏も更迭されるかもしれないですから
状況が悪化したり意図不明な作戦が実施される度に言われていますが、末期ドイツ軍・日本軍の雰囲気が漂っていてしょうがないです
現時点で断言はできませんが、政治的とかトップの提唱する無謀な作戦が実施されているのであれば本当にマズい状況だとしか言えません
政治家の役割は、戦争時には、いかに支援あつめるとプロパガンダだから、西側も戦争時には政治家と軍人の見解が一時的に一致しないは普通だから、問題ない。
簡単にいうと民主主義国家の政治家は、嘘をつくのも政治家だと認識されているし今回は海外メディア戦略なのがわかるからな。
実際は軍人がいうことのほうが正しいから、誘導には失敗しているだろうがね。
見解が一致しなくても普通は問題ないけど、この人は意見が一致しないとすぐに首をすげ替える。
政変でも起こさない限りは、最終的に軍が政治の側に合わせて発言を修正するしかないでしょう。
そして良くも悪くも、大半の人はメディアが大きく取り上げない限り忘れてしまうか、そもそも気にしていません。
ザルジニー前総司令官も大統領や大統領府と異なる(おそらく純軍事的には妥当な)見解を出すことが度々ありましたが、それが注目されたのは解任騒動前後の僅かな期間だけでした。
ロシア軍はポクロフスクへの攻撃と並行して動きのない戦線から抽出した戦力をクルスクに投入したと思っていましたが、もしかしてむしろポクロフスクへ増派されていたのでしょうか?
戦線の後方に巨大な第二梯団が形成されつつある?
なぁ…まさかとは思うんですが、末期ドイツのヒトラーのように周りが都合のいい報告しか上げてなくて、ゼレンスキーの脳内戦況と現実が大幅に食い違ってるとかないですよね?
かつてロシア軍が、ウクライナ戦争序盤でめちゃめちゃ苦戦してたのを隠すためにプーチンに都合のいい報告を送ってたのを笑えなくなってきましたよ。国家の存亡がかかっている以上それより遥かに悪質ですわ。
もし東部で露軍の前進が止まってるという誤った報告を受けていたのなら、余剰兵力をクルスクに突っ込んじゃうのも理解できてしまう。
「ポクロウシク戦線はロシアが1日10キロ進軍するところを
1日1キロの進軍でとどめている。よってクルスク逆侵攻は
成功である」と言いたいのかな
なんというか、、、興味深い認識ですねえ。漂う末期感
以前からの都合の悪い情報を避けたりボカしてる印象は変わらないのでそれはないと思います、テレグラムなども使ってるはずですし。
クルスク攻撃はメンツにかけて成功させなきゃいけない作戦になった、と言ったことがありましたが
そういうメンツへのこだわりもロシアの侵攻があった時に亡命しなかったあたりから変わってないように思います。
ゼレンスキーのメンツとやらが今のウクライナ崩壊へのシナリオを進めている訳だから疫病神でしかない。
ゼレンスキー大統領がウクライナの安全と兵士に対する思いやるがあるか疑問に感じます。特に、彼の最近のドンバス地域を犠牲にしてまでクルスクへ侵攻する方針は、ドンバスの情勢を悪化させるように見えます。具体的な成果が見えない中で、支援国に対する説明責任を果たしてほしいと思います。
「ポクロウシク」へ向かう進撃速度は確かに落ちたかも。でもそれは南下を始めたからで、その速度は増すばかり。
ノヴォホロディフカを越えたら、ポクロウシクまで線路沿いの町はもうディミトロフしかない。また1日に数キロ進み始めるかもしれない。
ゼレンスキーは願望見てないでしっかり現実直視すべきだけど、クルスク侵攻で忙しいので東部はもう興味無いのかも知れない。
ネベレスケがまだ頑張っているのは凄い補給線も切られているだろうに気合いの入りが違う部隊が守っている様子、相当な地下要塞なのだろうか。
ヘオリフカからマクシミルヤニフカやクラホヴェ方面への前進がしばらく止まったままなのも、チャシブ・ヤール方面が膠着してトレツクからコンスタンチノフカへ突く動きが活発になっているのと同様に、E-50方向から南下してヒルニクやクラヒフカを制圧しながらクラホヴェへ向かった方がウクライナ軍の防衛線や部隊の関係から早いと判断しているのでしょうかね
加えてウクライナ軍がザポリージャ原発を目標にカムヤンスキー方面へ4個旅団を配備しつつあるなんて情報も出てきていますが、仮に事実であればクルスク同様その部隊を東部に回すべきだと思うのですけど、完全に軍事的合理性よりも政治案件が最優先になっている現状ではもうどうにもならないんでしょうな
ザポリージャ戦線なんて南部反攻作戦で懲りてるはずなのに。
陸路で四個旅団を壊滅覚悟で突撃させて、海兵隊や空中強襲旅団が急襲とか、二重三重の攻撃オプションがないと無理な話ですよね。
匿名評論家もどきの神聖三文字よりも酷い認識だ
彼は確かに性格に難があるが軍事に関しては本物でしょ。
クルスクへの越境部隊は
クリンキの拡大版になりそうな予感
長期維持など無理なのに
何がしたいのか分からない
むしろクルスクは長期保有できるかもしれません
クリンキーよりなお悪いことにクルスクは国内なので睨み合いに徴兵部隊を使えます
私の個人的な捻くれた見解を披露すると
ウクライナも侵略者として同等であるという国外に対するアピールと
国民の協力なくして容易く排除できる相手ではないという国内へのアピールができて
ロシア側としては宣伝としてはお得なイメージもあります
西側の最新兵器もふんだんに使ってくれてますし
追記ですがウクライナ側の目的として陰謀論的な腹黒い見解を足すなら
アメリカやイギリスからそろそろ停戦を働きかける旨が伝えられたので
最後っ屁に支援で貰った兵器で暴れてあわよくば領土交換
最悪の場合でもウクライナ軍内の過激な部隊を処理する
中国共産党が元国民党の軍人を朝鮮戦争に投入したような感じで、という妄想をしています。
末期の美大落ちみたいなこと言ってますね
大丈夫なんでしょうか?
ゼレンスキー最後の12日間。
赤軍はまだ遠いぞ!
ゼレンスキー氏の場合は元々コメディアンですからね。
目立つ事が好きだからでしょうか政治にコメディーを追及したら、ジョークの通じないロシアを煽って痛い目見ているってのが滑稽ですよ。
流石はコメディアン。国民がいくら傷つこうが、自分さえ目立てば良いって気質が有るからメンツを重視するのだなって思います。
ふへんてきに情報を摂取しているものからみれば、ロシアは失敗しているよ
「(俺が想定したスピードよりは)前進が鈍化した。だからクルスク陽動は大成功だ。」
俺としては現実に顕現したアンドリューフォーク閣下=ウラジミールゼレンスキー閣下説を推したいですね。
なんか似てるし。帝国領侵攻作戦とクルスク侵攻作戦は。
戦略目標を事実上喪失しても「なんとなく居座ってる」とか逃げ遅れた住民相手にウクライナ軍が「解放者」っぽく振る舞ってるとか。最大支配地域だけ無駄に広いとか。
なんやかんや似てるなぁって思いますよ。
銀英伝の方では補給が届かなくなって略奪に走ったりするわけなんですけどね。これなんかもする可能性低くは無いというか高い。
もっともゼレンスキー氏はウクライナ軍は
>「動物とは違います…我が国の軍隊はただの普通の人間です。なぜなら、人々は強いのに、常に誰かを少し気の毒に思うような性格だからです」
との事ですが、俺はウクライナのドローンが逃げようと必死になっている動けなくなったロシアの兵隊に丁寧に爆弾を落としていた動画を忘れる事が出来ません。確かにこんな事は動物はしませんね。人間しかしません。
そしてそれに大量についていたウクライナからとそれらの支持者からの「いいね!」も。
本当に面白い国だと思います、ウクライナは。
>>アンドリューフォーク閣下=ウラジミールゼレンスキー閣下説を推したいですね。
弁舌に優れていて大言壮語ばかり言う所がソックリですね。
銀河英雄伝説ってちゃんと見たり、読んだりしたことないので、
「ピクシブ百科事典」
のアンドリュー・フォークの記事をさらっと読んでみましたが、いやはや実に恐ろしい奴の話ですね。
「高度の柔軟性を持って、臨機応変に対処する」
わけですか。しかも現実がこれに非常に近い感じにウクライナでなりつつあるという・・。
「クルクスの愚行」
でしょうか。
銀英伝って、作者がもともと中国史が専門で、古代中国の戦記物を銀河に置き換えただけで、軍事学的にはお話にならないストーリーなんですが、なぜかみんな大好きなんですよねえ。
宇宙艦隊戦とか、イゼルローン回廊とか星域の2次元感覚が軍事SFとしてもイマイチですし。
あれは戦記物というより人間模様を楽しむ作品でしょうな。
作戦術に関しては何ともご都合展開なところを感じます。あれを引いて現実を見ていると、ご都合展開な戦況推移を願望する心理的な癖がつかないか勝手に心配はします。
ええ、私も好きなんです銀英伝。
フォークというより、どちらかというと「ヨブ・トリューニヒト」な気がしますけどね。
自らの権力志向の為にザルジニー氏を左遷して、自分のお気に入りの将官であるシルスキー氏を総司令官に据えてますしね。故に軍部において策を練って実践しているシルスキーこそがフォークなのでは?って思います。
ゼレンスキー大統領の認識や判断には賛否が分かれるかもしれませんが彼が持つ戦い続ける意志は国民にとっての希望の象徴であり、国際社会からの支持を維持するための要でもあります。
クルスク侵攻がポクロウシク方面のロシア軍の前進を鈍化させたというゼレンスキー大統領の発言は政治的なメッセージとしても重要です。
彼の発言は、ウクライナ国内外の士気を保つためのものでもあるでしょう。
一方、西側諸国のインタビューや報道が全て事実を伝えているとは限りません。インタビューやメディア報道には、時に政治的な意図や建前が含まれていることもあります。そのため表面的な情報だけでなく、ウクライナ国内の実情や戦場での状況を深く理解することが重要です。真実を見極めるためには多角的な視点から情報を分析し、ウクライナの努力と現実の状況に対して適切な評価を行う必要があります。
もちろん現状は非常に厳しいものです。ロシア軍がドローンや滑空爆弾を使用してウクライナの防衛ラインに圧力をかけているのは事実です。しかし、ウクライナは西側からの支援によって新たな戦術を展開する機会を得ています。特にF-16戦闘機の導入はロシアの空からの攻撃に対する強力な反撃手段となるでしょう。F-16の配備により滑空爆弾を運搬するロシア機を迎撃し空の優位性を奪い返すことができれば、地上戦での劣勢を補うことができます。
ウクライナがこの困難な状況を乗り越え栄光の日を迎えることを信じ、引き続き彼らを支援していくことが大切です。
ロシアの不当な侵略が終わり、ウクライナが平和と自由を取り戻す日が訪れることを心から願っています。
事此処に至って魔法の杖、F16ゲームチェンジャー論を目にするとは思いませんでした。ウクライナですら劇的な変化を起こせるものではないと言っているのに。クルスクのような局所的変化は起こせるでしょうが、それで原発を攻撃しないか心配するほうが先ですね。
あと、精神的にウクライナ支援するなら少なくとも過去を知っておいたほうが良いですよ。ドンバスでやっていた事ぐらいは。
航空機に対する対空ミサイルの優位は、米軍ですら認めているのにあまりにも認識が遅れているのでは。
国際社会ってどこら辺までですか?
国際社会というワードを多用する人は西側の意見主張が全世界共通だと思い込んでる事が多いですね。
ウクライナが西側からの支援を受けることで状況が改善されるという希望的観測に基づいていますが、現実はそれほど単純ではありません。
F-16戦闘機の導入に関する過剰な期待: F-16戦闘機は確かに優れた航空機ですが、その導入が直ちにウクライナの戦況を劇的に改善するわけではありません。まず、F-16の運用にはパイロットの訓練や整備体制の構築が必要で、これには時間がかかります。さらに、F-16が本格的に配備され、効果を発揮するまでの間に、戦況が悪化するリスクもあります。そのため、F-16の導入だけで空の優位性を奪い返し、地上戦の劣勢を補うという見方は楽観的すぎると言えます。
ロシア軍の圧力に対する過小評価: ロシア軍がドローンや滑空爆弾を使用してウクライナの防衛ラインに圧力をかけていることは確かですが、これに対抗するための戦術的対応がすぐに効果を発揮するとは限りません。ロシアの攻撃能力は非常に高く、ウクライナがこれを完全に封じ込めることができるかどうかは不透明です。西側の支援が役立つ一方で、それだけでは不十分である可能性もあり、楽観視は危険です。
地上戦の現実を軽視: 空の優位性を奪い返すことができたとしても、地上戦での劣勢を簡単に補えるわけではありません。地上戦は複雑で多面的な要素が絡んでおり、空からの支援だけで決定的な優位を築くことは難しいです。ロシア軍は地上での戦術を多様に展開しており、F-16の導入だけで全体の戦況を逆転させるのは非現実的です。
以上の点から、この主張は希望的観測に基づいており、現実の複雑さやリスクを過小評価していると言えます。F-16の導入は重要な要素ではありますが、それを過信することは危険です。ウクライナが実際に空の優位性を取り戻し、地上戦の劣勢を補うには、さらに多くの要素が絡む複雑な戦略が必要です。
クルスクへの攻撃で他の全ての戦線は秩序を取り戻すだろう
大統領官邸が、ゼレンスキー大統領に、正確な情報をあげていないのでは?という疑念が生まれますね。
軍事作戦は、大統領官邸が主導権を握っていると言われていますが、大丈夫なのかなと…
カルリブカも、メムリク陥落したのであれば、撤退判断する必要があるでしょうし。
その後、南に進む展開もあれば、クラスノホリフカ方面の側面・後背から防衛に打撃を与える可能性もあります(防衛線は東方向に強度を高めていて北側は弱いだろうなと)。
ゼレンスキー大統領・側近の見解が、心配になりますね…
確か以前に不利な現実の情報を報告したら不機嫌になった話ありましたし、クルスク侵攻の件ももう衝撃が無くなって進めない感じですし、東部はどんどん悪化してますから余計に正確な情報を上げづらいのでは?
今までも軍事的よりも政治的な理由での作戦多くて、それで人的資源や物資を消耗続けてた実績ありますし、軍事的に退くのが正しくても政治的には退けないと思うんですよね。
アフリカのマリで反政府組織に協力してワグネルとマリ国軍を多数殺傷して、それを公の場で言ってマリから国交断絶され、マリの同盟国のニジェールもウクライナとの国交断絶して抗議して、西アフリカではウクライナはテロ支援国みたいな感じになって外交的に失敗してるのとか気になりますね。
そのリソース本国で使えばいいのにと思いますし。
反政府組織が、イスラム過激派であり、非常に筋の悪かった記憶があります。
外交的には、大々的に公表したのは、仰る通り大失敗に感じます。
ちょっと前にシルスキーとクルスクにおいての作戦を調整したみたいな記事ありましたし政権と軍のコミュニケーションに目立った障害があるとは思えませんね。ゼレンスキー裸の王様説はプーチン重病説ぐらい根拠が薄いです。このような推測に基づいて判断するのは時期尚早でしょう。
管理人様の記事タイトル通り、現状は謎認識ですからね。
次回以降の記者会見で、謎認識についての見出しのように「クルスク侵攻によってポクロウシク方面におけるロシア軍の前進スピードが鈍ったとゼレンスキーは主張した」が、すぐに修正できるのか注目しています。
追記にある「なぜ防衛強化ではなくクルスク侵攻を選択したのか?」に対するぜレ氏の回答が印象的でした
「敵はドネツク州全体の占領を戦略目標に掲げているため諦めることがない」
ロシアが諦めないのだから守らない、先々の停戦協議で放棄することになるから守らない ということよね
ではクルスクは何の交渉材料になるだろうか、緩衝地帯なのか?
東部切り捨ての意思がはっきり出てきましたね。早々な疎開も労働者が不足しきってる西部の人口密度を上げるためかもしれません
クルスク戦線の価値は未定でしょうね。捕虜証言の原発取得が出来ていれば違ったんでしょうが。
ロシア領に乾坤一擲の逆侵攻を行ったという話題性。それが全て
自身の成果を強調しているという意味では国内向けの発言だろうかな?
わざわざ「失敗でした」と言うわけにもいかないんですから、ゼレンスキーの立場としては仕方のない発言でしょう。
「砲弾は足りている」発言に関しては外部への誤ったメッセージになりかねないのでさすがにどうかと思いましたが、東部に関しては失敗を認めたところで士気が落ちるだけなので意味が無いと思います。
シルスキーまで東部のロシア軍が鈍化しているとか言い出したらさすがにヤバいと思いますが、彼はきちんと現状を認識しているので問題ないでしょう。クルスク奇襲の入念な段取りでもわかるように大統領と司令官の間できちんと意思疎通もできているようですし。
ゼレンスキーのインタビューだけ見て「これが本心だ!」とか思ってるの、正直浅すぎるよね。
政治家が表で言ってることと実際の戦略が必ずしも一致するわけないじゃん。そこをちゃんと考えずに「失敗だ!」とか言ってるの、マジで表面しか見れてないんじゃないの?
おっしゃること一理ありますが、東部の前線で命懸けで絶望的な戦いを強いられてる兵士たちはゼレンスキーの発言をどう捉えるでしょう?
自分だったら持ってる銃をキエフに向けたくなると思います。
ゼレンスキーが5月に出した「砲弾は足りている」という意味不明な発言。当時は何を意味不明なことをと思ったものですが、ふと恐ろしい考えが頭をよぎりました。
彼が当時念頭に置いていたのは既にあの時こっそり用意していたクルスク奇襲のための部隊についての話だったのではないかと。前線の状況を理解しておらず、秘密裡に用意している部隊への砲弾は用意できたからなのではないかと。そして今回もひょっとしたら華々しいクルスク部隊にだけ注目していて東部のことはよくわかっていないのではないかと…
まあただの妄想ですが。
今さら失敗だったとは言えないからな
クルスク侵攻は政治的には一定の成果はあった。
しかし東部から戦力の分散を強いることはできず、軍事的には失敗だったってことか……
トランプが当選した時のためにロシア側の領土は放棄できないと考えているのだろうし
予備兵力の無いなかでよほど上手く修正できないと、致命的な失敗を招きそうなんだが
どうすんだおい
>「既に侵攻作戦は成功している」「西側諸国のパートナー全員が私に同意している」
やっぱりクルスク侵攻の最大の目的はアメリカや西側支援国への恫喝が目的だったという説が正しいのではと強く思いますね。
あまり縛りを強くすると俺達は何するかわからないぞ。
俺達をコントロールしたければ最も利用に制限のない支援を寄越せ
っていう要求を西側支援国へ叩きつけてこれ以上無茶苦茶に暴れられては困ると西側支援国が折れたということでしょうね。
その認識だとNATO入りは難しいですね
支援国の同意なく侵攻して、事後承諾で同意を無理やり取り付けて、場合によっては偽旗作戦もやる
って国がNATOに入ったらどうなるのか簡単に想像できる
というかクルスク州に侵攻してる現状でNATO入りってできるものなんでしょうか
その恫喝説について、クルスク原発破壊の可能性をアメリカとの交渉カードとして出してくるのでは?と一つ前のスレッドに書き込んだのですが、これに関する動きのニュースがありましたので一言。
クルスク侵攻当初の原発へのドローン攻撃をめぐって、昨晩、IAEAの事務局長が声明を出しました。
クルスク原発は建屋の防御が弱く「深刻な原子力事故」を起こす危険があるため、原発への攻撃はやめろという内容で、今日、キーウでゼレンスキーに面会するそうです。
ここまで念を押されればウクライナもまさか原発へのミサイル攻撃はしないでしょうが、IAEA事務局長にこう宣言させるということは、原発破壊の危険が現実のものとしてあり得るとアメリカ側が認識しているということでしょう。
同じ事象を国全体の戦略レベル視点で語っているゼレンスキー大統領と、戦術的視点で語るシルスキー総司令官というだけで、特に矛盾や仲違いしている印象はないですね。クルスクにウクライナ軍がいて、その活動範囲からHIMARSの射程を広げたエリアには、鉄道網も存在し、ウクライナでの2年間のロシアの動きを見る限り、HIMARSの射程内にいるのに平時と同様の効率で兵站任務を行うような雑さは、当初はともかく今は見られません。なので多少(1割とか2割とか)であってもクルスク方面からの輸送はその能力が低下してるとみるべきでしょう。あと少しで泥濘期が始まりますし、少しは東部戦線のロシア軍の動きが鈍くなってくれれば良いのですが。
しかし、地図で確認すれば明らかな通り、クルスクから全然に向かう補給路はハリコフ戦線向けの一本だけでして。
ウクライナ戦争の主要な戦場であるドンパスには別の方向から鉄道まで敷かれてますから、結局戦争全体としてはほとんど無意味な気がします。
また、このまま10月には泥濘期に入ると思いますが、今ウクライナ軍が展開しているクルスクの田園地帯はほとんど舗装道路が無く、ここに持ち込んだ西側装備は泥濘期にはほとんど全部スタックして行動不能になってしまいます。移動出来なくなった機甲部隊はもはやKABとドローンの的にしかならないので、そうなれば文字通り壊滅的な打撃を受けることになります。
すなわち,奇襲効果のあるうちに撤退しておくのが最善の策だったのですが、よりにもよって大戦果として保持する方向に話が進んでいます。
正気とは思えない、というのが私観ですね。精鋭1万5千人をみすみす全滅させるつもりか、と。
つまりさ、泥濘期に入ればロシアもクルスクを簡単には奪還できないってわけよ。
泥濘期に入ったら機甲部隊の移動が厳しくなるのは確かだけど、ウクライナ軍がその程度のことを予想してないわけないでしょ。実際泥濘期が原因で機甲部隊が壊滅的な打撃を受けたなんて事例ある?ないでしょ。両軍自重してるでしょ。この戦争で全滅した精鋭なんて、アントノフのVDVくらいじゃん。
ロシア軍は、クルクス郊外の原野を11月に取り戻さねばならないなんていう必要は特に無いですよ。
囲んで弱らせて、泥濘で足が止まったところを砲撃と爆撃で削っていけば良いので。
そして泥濘期が終われば今度は極寒の氷点下の世界です。ウクライナ軍はわずかな住宅があるだけの何もないところに進出してしまったので、占領して使えそうな地下要塞も無く、平野に拠点となる塹壕も無く。
この泥濘→極寒のコンボで過去ナポレオン以来のあらゆる軍勢が壊滅している歴史を、今鮮やかにウクライナがなぞっているという状況ですね。
そりゃ泥濘期に機甲戦力は戦闘に参加するのが困難でWW2のころも雨季はお休みしてたわけで。チャレンジャーなんか泥に沈む映像で回ってたじゃないですか、西側の重い車両は特に行動しにくいから出てこない。
それがこの度わざわざ敵の領土に出張ってきているんですよ。
しかも防御線を作りにくい場所に大量の人員と共にいるわけですから、ロシアにしたらそのまま居着いてもらって、動けなくなる時期にドローンと航空爆撃で攻撃すれば大戦果になるのは予想できそうなものですが…
西側車両だからって全部が全部即沈むわけじゃないでしょ。チャレンジャーなんか極少数だし。泥濘期は両軍にとって大変な時期だしそこを見越して動いてるんだから簡単に大戦果なんて期待するのはちょっと楽観的すぎるんじゃない?実際泥濘期で積極的攻勢を続けてた例なんてバフムートのワグネルぐらいでしょ?他なんかある?最もバフムートも陥落したのは泥濘期後だけどね。
機甲戦力が機動スペースを奪われる、あるいは機動力を失った途端にドローンでボコボコに破壊されるのが本戦争なんですけど記憶喪失ですか?
一般論じゃなくて泥濘期が原因で機甲部隊が壊滅的な打撃を受けたなんて事例あるって聞いてるんだが。あと煽る口調は自重して。ありがとう。大好き。愛してる。世界平和。
最後の一言は余計でした
すみませんでした
アントノフのVDVは撤退しましたよ
ゼ)黄泉の国から戦士達が還ってきた…
黄泉の国へ戦士達を送ってる定期
ポクロウシク陥落しても「まだ作戦は続いている」とか言ってそう
「ポクロウシクは私の心の中に存在している」
ゼレンスキーの発言、何だか末期の日本軍じみてるけど、本当に大丈夫なのか……?
彼は元々コメディアンだったらしいが、こんな現実離れした事を言われても苦笑いしか出てこない。
ヒラリー・クリントンがウクライナ前大統領ポロシェンコのなりすましの電話に「ウクライナは守っているだけではダメで、攻撃して欲しい、攻撃すれば我々は支援を続けられる」とか言ってたらしい。露本土侵攻はネオコン達に派手に攻撃しろと言われ続けた結果だろう。
ゼレンスキーはウクライナは露に侵攻するほど強いが金・物・人がないと思っている。「NATOが参戦しなければ西側の最先頭で戦うウクライナは露に敗北するぞ、我々の敗北は西側全体の敗北だ」「金送れ、武器送れ、露のミサイル、航空機をNATOが撃ち落せ、直接参戦しろ、でないと我々は負けてやる」
尻尾(ウクライナ)が犬(NATO)を必死に振り回そうとしている。犬は尻尾を切り落とすか振り回されて大けがするかの境目。
停戦協定が水面下で進んでおり露がクリミヤと4州の併合で妥協、露軍は境界で前進を停止するとゼレンスキーが確信しての露本土侵攻というのはありうるがまとまるとは思えない。いずれにせよ米大統領選挙を睨んだ作戦と思うが「風が吹けば桶屋が儲かる」に近い発想で仮定をいくつも重ねており結論は一言でいえばデタラメとなる。
基本ネオコンの政策の発想はこれだ。仮定は全て現実によって否定されてウクライナ戦争は長期化している。
この戦争の所感ですが、情報の解像度がものすごく上がったけれど、本質の把握の難しさは健在であると言うところでしょう。
ゼレンスキーの発言もポジショントークなのか認知のゆがみなのか、そのうちインタビュー動画のAI解析で判定されるようになる時代が来るかもしれませんね。
政権が、失敗したと認めることはないので、ゼレ大の言葉は決まってますが、シルスキーが東部の目的について失敗と認めているのは意外でした。奇襲については政権の意向が強く働き、本意ではなかったんですかね。東部で戦う同胞を見捨てることにもなりますし。
キーウ政権としてはアウディウカの喪失に変わる分かりやすい成果がクルスク侵攻の政治的目的がメインであり、東部ロシア軍の誘引は後付けで周りを納得させるための補強材料でしかなかったような気がしますね。
直接援軍としておくれば、誘いに乗らなかった場合の結果なんて考えずに済みますから、主たる目的ではないのは明らかだし。適当に、ロシア国境地域荒らして撤退が最良だったきがしますね。ロシアに奇襲があると思わせるだけで国境沿いの負担は増えますので現状のウクライナからしたらベストの気がします。
西側のメディアを見ても今回の作戦に懐疑的なものが多く、西側の懐疑を払拭する目的の発言かと。軍公式と発言が矛盾しているのが問題とはいえ、プレスコンファレンスでの大統領の発言はより国内外に影響はあります。
ただ、国内に対しては実際にポクロウシク方面からの難民が首都などに集まるほど、政権批判も不安も高まるでしょう。
その数は地域合わせても1割に満たない人口でも、難民がもたらす軋轢と評価は波及します。
やはり短中期的にみても、政府にとって主戦場を見捨てて侵攻に出るのが得策だったとは思えませんね。
西側の懐疑を払拭する目的なのはその通りかと思いますが、東部戦線について現状認識が出来ておらずクルスク侵攻の目的についても発言がコロコロ変わっていて、却って火に油を注いでいるようでもはや痛々しいですね。
ゼレンスキーの謎認識といっても今に始まった訳でもなく、直近の「クルスク侵攻によってロシアのスームイ州占領計画を阻止した」のインパクトが強すぎて正直この程度では驚かなくなってしまった。
さらにロシアの別の州にちょっかいかけてるみたいなので、スミィ州に逆侵攻を誘って兵力を誘引しようとしているのかもしれない。
後方へのドローン攻撃も増えているのでロシアとしては後方の安定の為に発射地点は潰していかないといけないしな。
ゲリラ攻撃に近いだろうから潰すのは難しそうだけど
ゼレンスキーはクルスク侵攻によって、「ロシア軍のポクロウシク侵攻が鈍化していない」ことは知っていると思う。
ゼレンスキーは宣伝に力をいれるタイプだから、知っていて違うことを言うのはよくあることだ。
そして、そう言った手前、今後のゼレンスキーはポクロウシク方面への増援をかなりやるはずだ。それで上手くいくか、それとも無理を重ねてさらに悪影響をもたらすかは分からないが。
自分はある界隈でこのサイトが引用元と異なるニュアンスのタイトルを付けるから信用できない情報源と言われていることに対して反論を続けている者ですが、この記事のタイトルはちょっと気になります。「謎認識」などは元記事で言われていないことなので。
いやそこは普通に考えて管理人氏の私見でしょうよ
そもそも最初からずっと私見を織り交ぜた記事出してたんだから
第一、東部戦線のロシア軍の進撃が鈍化しているなんてのは軍オタなら全員「何言ってだこいつ」としか思わないんだから謎認識そのものでしかないし、謎認識という単語の使用に全く違和感は無いですが
ロシア=ウクライナ有利不利に関係なく、管理人様の記事が信頼できる理由は、クレジット・引用元をきちんと明示されている事だなと。
特盛さんのように情報感度の高い方が、きちんと情報ソースを仰るように確認できるように、管理人様がご配慮されているわけです(Youtubeなどは特に引用元を書いていないものが散見されますし…)。
管理人様が、引用元を明示しつつ、オリジナルコンテンツとしてバランスをとられた結果なのかなと。
Googleのペナルティ対象として、翻訳内容・ただの転載のみであれば、リスクが極めて高いというのも別件として付け加えさせてください。
私もこの謎認識という表現にはぎょっとしました。
ここの管理人さんとしては異様な表現なので。
ただ、ここしばらく管理人さんが相当にゼレンスキー大統領への不信を募らせているだろうことは行間から感じています。
ずっと控え目の表現をしてきたが、ついに決壊してしまったんだろうと推察します。
これまでも戦況報告についてはソースを辿って中立性を重んじつつ、ロシアの侵攻を許さずウクライナの防衛が達成されることを願う心情は時々漏らしていた管理人さんだからこそだと思っています。