集団墓地の掘り起こし作業を視察したハルキウ州知事は「想像もつかない悲劇がイジュームで起きている。これはウクライナ人に対するジェノサイドだ」と訴えており、ブチャに続きイジュームでもロシア軍兵士は捕虜や民間人を虐殺したことが確定的になった。
参考:99% эксгумированных тел из Изюма имеют признаки насильственной смерти – ОВА
こういうものを見せつけられると「抵抗を止めれば命だけは助かる」という話を信用できなくなる
ハルキウ州警察の関係者は「イジュームで回収された民間人の遺体は首にロープが巻かれたままで指の骨も折れており、拷問を受けた後に絞め殺された可能性が高い」と明かし、シネグボフ州知事も「想像もつかない悲劇がイジュームで起きている。これはウクライナ人に対するジェノサイドだ」と述べ、ブチャに続きイジュームでもロシア軍兵士は捕虜や民間人を虐殺したことが確定的になった。

出典:Олег Синєгубов, голова Харківської ОДА 掘り返し作業を見守るウクライナ軍兵士
金曜日に回収された遺体は39体(ウクライナ兵士17人+民間人22人)で、警察関係者は「ほぼ全ての遺体には暴力による死の痕跡が残っていて中には子供の遺体もある」と述べており、現地住民も「自分たちが遺体を見つけて埋葬した」と明かしているので、ロシア軍兵士は捕虜や民間人を虐殺しても遺体を街中に放置していた可能性が高く、イジュームが奪回され戦争犯罪の証拠が残るとは考えもしなかったのだろう。
戦争に理不尽な死はつきものだが、ここまで意図的で大規模な虐殺を21世紀にやってしまうロシア人の精神構造が狂っているのか、戦場という狂気に蝕まれれば誰でも同じことをやってしまうのかは不明だが、こういうものを見せつけられると「抵抗を止めれば命だけは助かる」という話を信用できなくなる。
※下記Tweetの表示を行うと相当ショッキングな映像や画像が表示されるので、興味のない方は絶対にスルーしてください。
— spook (@spook_info) September 16, 2022
The hand of a Ukrainian tortured and killed by the russians on Ukrainian land pic.twitter.com/YbzUmD7wqL
— ТРУХА⚡️English (@TpyxaNews) September 16, 2022
⚡️Ukrainian soldiers found an open grave filled with bodies of wounded russian soldiers, shot and abandoned by retreating russian forces to quicken their escape.
The rumors about russian blocking detachments executing retreating soldiers don’t seem that implausible anymore. pic.twitter.com/Isn4oCurM7— ZMiST (@ZMiST_Ua) September 16, 2022
やはり戦場には知性と理性だけでは測れないものが潜んでおり、人間が武器を手放せるようになるのは当分先の話なのだろう。
関連記事:イジュームはブチャの悲劇を上回る、ロシア軍は捕虜や民間人を縛ったまま処刑か
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※アイキャッチ画像の出典:Олег Синєгубов, голова Харківської ОДА
かつて理性と知性のあった戦争とは?
ロシアの醜さが他人事でないことを知るゆえにこそ、本能的にロシアを嫌悪してる自分があるばかり
いわゆる「ろ過」でしょうね。ロシアに非協力的だったり、スマホなどを調べて反ロシアの住民を排除するという。前から言われていましたが南部には大規模なろ過キャンプがあるそうだし、国際社会がすぐに動くべき問題だと思います。
カチンの森虐殺を思い出すな。しかしこれが21世紀の今、現実で起きてるとは・・・・
もうロシアはウクライナを自国圏内に取り込むのを半永久的に失い、数年後か数十年後にはスターリン批判ならぬプーチン批判が起こるでしょうな。
鈴木M氏をはじめとしたウクライナが降伏すれば戦争は終わる、命は助かると主張する輩はこんな惨状を見ても同じ事が言えるのか是非聞いてみたいもんですね。
いや中東で散々やらかしてる事を知らなかった訳でもなかろうし、ブチャ見て意見変える気配もないし、今更これ見ても何も変わらないんじゃないかな。
あの辺の連中はガチで「魂売り渡してる」と思った方が事態を見誤らないと思うよ。
次は「降伏して占領者に絶対服従すれば助かる」
になるだけ、あの手のは論的思考じゃなくて、自分の思想を感情で出力してるだけなの
もはやあんな連中の言説に耳を傾ける価値も時間もなく、国連安保理常任理事国の一国の軍隊がこんな事しでかしてる事を直視して、強く安保理改革を訴える世論を国内に形成していく時だ。じゃないとロシアだけじゃなく国連も終わりを見て今以上に世界が混沌となりかねない。
大体言うことは決まってます。「フェイク画像」 or 「実はウクライナ軍がやった」 or「 極一部の異常者が起こした事件で、過剰反応」
彼らは端から信じないんですよ。その方が簡単だから。防衛機制ですね。
もしかして隠蔽する気が端から無くて、報道を通じて対外的にアピールに使ってる?
ベラルーシとかの衛星国の離反防止が狙いなのか?
単純にイジュームが奪還されると思ってなかったので放置してたのでは?
むしろ普通のことすぎて隠そうって気がなかったのでは?
野盗は殺した相手の死体なんて気にしないで、略奪品の分配をするよ
そして、ロシア野盗はその通りのことをしてる
略奪自体が家族からの求めらてる物を狙ってたりする
虐殺略奪をロシア本国の家族も知ってるし、望んでるから終わってる
やった奴ら全員見つけ出して駆除しないと。
許可したやつ、指示した家族、支持したロシア国民
も居るんで、直接駆除は効率悪いからロシアには完全に終わってもらって
地獄の生活を、長期間味合わせる事で教育するしか無い
複数の地域で虐殺が起こっているということからすれば、トップの指示があったと考えて良いと思われる。
最後のは督戦隊に殺されたロシア兵?
ロシアだけまだ中世にいるのか?
逆に督戦隊を射殺したとも取れる文章だし。よく分からない。
・督戦隊にやられた
・逃げるために督戦隊をやった
・負傷兵から色々むしってて、逃げるついでに口封じ
まあ他にもいくらでもロクでもない想像は可能ですが…
どうせ戦後になってもロシアはPMCやドネツクルガンスク人民共和国に責任転嫁して、ロシア軍全体や政治家の組織的な責任は問われないんだろうな
まあロシア軍の軍紀は低く、末端独断の蛮行は普通に起きている状況ではあるが、単なる虐殺や掠奪ではなく、民間人を貴重な時間と手間を費やして拷問するというのは、明らかに上層部の組織的なジェノサイド指示、あるいは容認姿勢があると思える。
でもってその指示も軍事的に合理的でもないから、上層部そのものが浄化思想に染まってるんだろうなという想像がつく。一時の戦場の狂気とは性格が異なるように思える。
Радіо Свобода Українаがつべに動画をアップしています。
リンク
ウ政府の行方不明者捜索責任者オレク・コテンコ氏によると、この集団墓地はロシア兵たちがSNS(多分テレグラム)に上げていた情報から割り出されたとのこと。ロシア軍は集団墓地に地雷を埋めている可能性が高いので、発掘前・中に地雷除去作業を行っているそうです。他の被占領地に集団墓地があとどれくらいあるのかもわからず、作業は始まったばかりですと。
他の動画では、十字架の数が442と言われていました。
画像のロシア兵の遺体。
数日前の読●新聞の記事で現地住民の人が「酒飲んで泥酔したロシア兵同士の喧嘩は日常。発砲して死者が出ることもあった」と証言してましたからね。
兵士たちが泥酔するまで飲酒するのを上官が黙認放置。軍の規律とやらは皆無ですなぁ(-_-;)
ケガした仲間を射殺して逃げるってのがよく分からないんだけど
捕まったら死ぬよりひどいことされると思ってるから殺してあげたのか?
この時代に鬼畜米英に捕まるぐらいなら死ねなんてやるかね?
医療物資に余裕がないし、後方の野戦病院に空きもない
負傷兵を連れ帰ってもマイナス評価されるだけ
ロシア軍のこんな現状
そして野盗と変わらないロシア軍
殺さない理由すら思いつかない、死ねば自分たちの取り分が増えるんだし
手負の味方を始末するのは、共産主義、独裁主義の人民の基本的性質です。
捕虜になって敵から拷問されて殺されることを避けるためという優しさと、敵に味方の情報を漏らして味方が被害を受けることをなくすための殺処分が両立しているのです。
1988年NHKドキュメンタリーで、ソ連時代のアフガン侵攻の番組があります。
リンク
現在進行中のウクライナでも同じ事をロシアは行っています。
ソ連が崩壊してもロシアの本質は何も変わっていなかった。
常任理事国がこれですよ
ロシアを常任理事国から外してくれ。
隣に居た戦友が死ぬのも途方も無く辛いだろうに、惨殺された民間人の御遺体を掘り起こさねばならない人達の気持ちを思うと…
>隣に居た戦友が死ぬのも途方も無く辛いだろう
なお、ロシア人は辛くない模様
普通に「戦友」の遺体の隣でメシ食っていたり、写真撮っていたりと言う証言が多数
個人差は有れども、やっぱオークなんでしょう
ロシア人が辛いのは侵略が失敗する事だけの様ですね…
他国から見ていると膠着状態と言うのは「膠着状態なら双方被害が抑えられているものだろう」と考えてしまいがちです。
しかし、現実には戦線が膠着していても、占領下では毎日、何千人、何万人と言う人が、拷問の恐怖に怯えながら
毎日、死者が積みあがっているのだと言う事を忘れてはいけません。
「泥濘期の秋、そして冬が来れば戦線は膠着し、来年まで停滞するだろう」と西側諸国は考えているかもしれませんが
このような悲惨な実態が明らかになった以上、ウクライナ軍は秋も冬も奪還に向けた作戦を止めることはないと思います。
西側諸国が、ガスが足りないだの、電気代が高いなどと言う愚痴を言ったとしても、占領下の住民に比べればはるかにマシで
ウクライナは聞く耳は持たないでしょう。
ポッカキットで「ロシア兵」で検索するともっとエグいの出ますね、じいちゃんが戦争は人間のするもんじゃねぇと言ってたけど最近少しわかった気がする
今のご時世に戦争なんて勝っても負けてもロクな事にならないから誰だってやりたいとは思わないよ。(プーチンみたいな幾つかの例外は存在するが)
でも戦争自体が最早人類の文明の一種になってしまっているから残念ながらこれからも戦争が無くなる事は無い。
そして今回の様な侵略戦争を防ぎ平和を維持する為には強力な『抑止力=国防力を強化』しなきゃならない。
それは世界共通の常識なんだがJ国の平和ボケした連中には『抑止力=憲法9条であり国防力の強化では無い』という非常識となってしまう情け無い現実も存在してるからね。
民間軍事会社を通してるとはいえ犯罪者を免責を餌に兵士にしてるならず者国家
これぐらいの事はやるのは当然で崩壊させないといつかやられる。
こいつらを自分たちと同じホモサピエンスとは思いたくないな
チェチェンやシリアでの動画はあまり見ないけど
似たような事してるのは想像に難くないね。
この事態自体が異常な訳ではないと思う。isisやらロス・セタスを見てきたんだから人間の負の可能性は誰もが認めないといけないと。環境や教育次第では自分達にも出現し得るとまで思うし、虐げる側でも虐げられる側でもない現状に感謝する他ない。
ただ、文明国の名だたる大国のロシアが、ロシア人が、親族にも等しいウクライナ人に対して働いた仕事がコレとはね。麻薬カルテルやカルト宗教のテロ国家と同等だよ。恥を知れ。
野蛮人の群れ、こんなものが世界第二位の核戦力を持つ現代の軍隊の姿だというのか
し・か・も、国連の常任理事国の一つです。
はよ新しい国連に変わる団体を作ってくれ。中露仏無しでな。
中露はともかくなぜフランス?そこはせめてアメリカでは?
フランス関係ないでしょ。
フランスはシベリア鉄道建設に融資したし、フランス原子力発電用ウランをロシア、ロシア企業経由でカザフスタンから調達している。
強襲揚陸艦の売却契約をした(引き渡さなかったが)し、フランス企業タレスは戦車用照準器や各種センサーをロシアに売却した。
日本人の想像以上にフランスはロシア好き。共通の宿敵ドイツへの牽制もある。
話は逸れますが、イタリアの理論物理学会がロシアの研究所とズブズブなのが気になります。
臨海前核実験の理論計算や新型核融合弾頭の研究開発にモスクワのドゥブナ合同原子核研究所と複数の研究所が関わっていますし。
日本人もいました。長谷川?とかいう名前だったような。
マンハッタン計画のオッペンハイマーのような辣腕管理者に細切れで全体像が分からなくされた仕事を渡されて、知らず知らずのうちに兵器開発に加担する研究者いるんです。
これ、侵攻初期に占領されて今もまだまだ当分取り返せそうもない、東部2州はもっと酷いんだろうな。
元々、ネオナチが倒すみたいな名目で侵攻で来てるんだし、マリウポリの製鉄所の攻防のときもチラホラ情報は出てたけど、ブチャやイジューム以上に苛烈な殺戮が行われてそう。
やりやがったなぁ…
よく、プーチン大統領が反西側路線を決意したのは99年のユーゴ空爆のせいだという説明がされます。これの真偽はともかく、同空爆や背景にある停戦合意への米国関与には同紛争で軍や民兵組織により繰り返し行われてきた民族浄化(市民虐殺)が遠因としてあった訳で、その理屈から言えば国際社会はロシアに軍事介入するに必要十分な条件をもう満たしているとも言えるんですよね(実際はNATOにしろ有志連合軍にしろ中の国々が及び腰になっているのでまず起こらないでしょうが)。
「権威主義国家や独裁者は命の価値と人道主義が理解できないから、時流の流れで虐殺を演じた後に国際社会が武力介入して初めてびっくりする」なんて話があります。プーチンは国内や旧ソ連圏では散々殺しをやってますし、西欧ですらロシアからの亡命者を公然と暗殺して毒ガス事件や放射性物質漏洩を起こしたりしている訳で、こういう認知のズレを彼が抱えてる可能性はあるでしょう。当時プーチンがどう見ていたかどうかはともかく、12年の政権復帰以降は公式見解で「あれは米国がロシアの勢力圏に介入して領土を切り取る工作だった」と言って憚らない訳ですしね。
そもそも、民族浄化とか市民虐殺する国に国際社会が介入するのは単に弱り目につけこんで傀儡政府を作ろうとしている訳ではなく、各々が国是として共有する人道主義に照らして看過できない行為をやめさせるための手段が軍事介入しか無いからそうしているんですよね。プーチンはそういう常識を理解したうえで無視してる程度には最低限西側の価値観を知っている人だと思っていましたが、老衰で目が曇ったのが最初からただのバカだったのか、ミロシェビッチやカダフィと同レベルになってしまいましたね。