米国のTIMS誌は19日、ウクライナ人が提供が決まっていないA-10の操縦方法を学ぶ施設を自力で構築、パイロットの養成が始まっていると報じて注目を集めている。
参考:Exclusive: Inside Ukraine’s Secret Effort to Train Pilots for U.S. Jets
ウクライナ空軍はA-10を手に入れれば直ぐに飛ばせるかもしれないが、いつA-10提供にゴーサインが出るのかは不明
米国はウクライナにA-10の提供を検討しているものの戦いのエスカレーションを懸念して決断を下すには至っておらず、侵攻初期に歩兵としてロシア軍と戦ったゴーガン氏は「A-10提供に備えてウクライナに操縦方法を学ぶ施設を構築する」というアイデアを思いつき、米空軍のA-10パイロットがVRヘッドセットを使用してバーチャルトレーニングを行っているYouTubeの動画を発見、あらゆる人脈を駆使してA-10の操縦装置のレプリカ、シミュレーターを動かすためのPC、VRヘッドセットなどの調達資金を確保。
Exclusive: Inside Ukraine’s secret effort to train pilots for U.S. fighter jets https://t.co/BA8QlJMCsY pic.twitter.com/lGV905rqGh
— TIME (@TIME) August 19, 2022
このアイデアに賛同した空軍は施設へのパイロット派遣を約束、さらに退役した元A-10パイロットの協力も得てバーチャルトレーニングで使用するソフトウェアやマニュアルに関する情報(機密に触れない範囲=古いソフトウェアやマニュアルはパブリックドメイン扱いらしい)を獲得して「A-10の操縦方法を学ぶ施設」を自力で構築してしまったらしい。
TIMS誌の記者は極秘の施設に案内され「ウクライナ空軍のパイロットがA-10の操縦方法を学んでいる様子」を目撃しており、ウクライナ空軍はA-10を手に入れれば直ぐに飛ばせるかもしれないが、いつバイデン政権がA-10提供にゴーサインを出すのかは今のところ不明だ。
因みにA-10の運用には機体を整備する人間やインフラの構築が必要なため、機体とパイロットだけでA-10を直ぐ飛ばせるようになる訳ではないが、A-10の操縦方法を学ぶ施設を構築したゴーガン氏の情熱には脱帽せざるを得ない。
※アイキャッチ画像の出典:U.S. Air National Guard photo by Staff Sgt. Mercedee Wilds
ウクライナもロシアも決定打に欠ける報道や、戦争が終わるまで数年かかるという観測が出てきてたりするくらいだから
機種転換に数ヶ月かかろうとも訓練して戦力を整備する価値はあるんだろうなぁ
Su-25が超低空飛行してる様子が頻繁に目撃されるような戦場だし、それこそA-10の本領発揮できるところでもあるしね
ただA-10は過去の中東のゲリラ掃討作戦でさえ事前にF-16などによる制空権確保が必要なほど対空兵器に弱い攻撃機(基本設計が70年代の対空兵器を数発食らっても耐えるというものであり回避能力が低い)であるため、仮に米アメリカが提供したとしてもウクライナ軍の支配領域内での限定的な運用になりそうですね
米空軍「議会がA-10の退役認めてくれへん…せや!ウクライナに供与して在庫処分や!!」
在庫処分のつもりで数機あげたら、大活躍して議会がますますA-10好き好きになってしまって、退役がさらに先延ばしにされる、なんて事に…
A-10って古いけど対地攻撃機としては恐っそろしいからね
制空権を持たない地上部隊からすればモグラ叩きで殴られるようなもの
あの二次大戦中のかの有名なドイツ空軍パイロット、ハンス・ウルリッヒ・ルーデルを顧問に迎え、その設計思想を受けて産まれた攻撃機ですもんね。
もし、A-10がウクライナで使われる事になった場合はルーデルの血が再びイワン達に牙を向く…と言うことか。
米空軍絶対思ってるよなぁそれ。
ついでに戦闘機からUAVまで色々フルセットで在庫セールしたがってそう。
A-10の最後の晴れ舞台になるのか、それともまた延命されるのかが気になりますね。
話が変わりますけどウクライナ軍の訓練に使ってるのがDCSに見えるのは私だけ…ですかね?
実際のところ「DCS: A-10C II Tank Killer」(2020年)はアビオニクスや一部空力特性など中核機密を除く再現率90%以上とも言われており、見切り発車の訓練用としては入手性やコスパに優れていますからね
これでもし実際にA-10が提供され活躍した場合、ロシア人が設立した会社が対ロシアに役立つという、これ以上ない皮肉となることでしょう
なんて痺れるニュースなんだ!!
ウクライナの空をA10が飛ぶ?
現実には難しいのだろうが…
胸が熱くなったは…
バイデンの決断次第だと思いますが、ロシアはまた
「ロシアはA-10の支援は認めない。いかなる報復の可能性も排除しない。」と拳を振り上げた後、
「A-10のような時代遅れの兵器は何の影響ももたらさない」と強がり、
最前線の軍に「A-10を最優先で撃墜しろ」と無茶ぶりを言い続けるのでしょうか?
口を開けば開くほど、自らの権威が落ちていってるという事に、いつになったら気付くのだろうか。
先の偵察衛星であったり今回の訓練施設などウクライナの方たちの熱意は凄いですね。
ただ黙って嵐が過ぎ去るのを待つのではなく、精力的に国に貢献しようとする人達がまぶしい。
これまで他国への中古の販売許可も出ていなかったんですよね明確な意図をもって阻止されていたのか分かりませんが
単に、アメリカ軍じゃないとA-10が飛べるだけの航空優勢(ほぼ制空権レベル)を確保出来ないからではと
飛行性能自体は、ウクライナとロシアの双方が使用しているSu-25よりも更に低いですし
相変わらずウクライナは仕事が早い
クエスト2+X56+DCSA-10
完全に俺と全く同じ装備で笑う
あれ?異常に思ってるの俺だけ?
ウクライナ人が自力=勝手に?で米空軍の機体の操縦が出来る施設作れるの異常じゃないの?
そして米空軍が賛同して協力するのも怖い。米政府の賛同はあんの?
ウクライナ人じゃなくて、これが中国人ならヤバ過ぎだよね。
ウクライナ軍には是非とも頑張って欲しいが…。
良し悪しは置いといて、さすがに先走りすぎにしか見えない
これで本当に飛ばせるのかとか疑問多過ぎて
さほど深刻な話でもないとかと。
シミューションソフトならDCSとかWar Thunder がありますし、操縦マニュアルもネットで探したらあると思います(F/A18のは確認済み)。ネット環境、VRゴーグル、ゲーミングHOTASがあれば誰でも訓練できますよ。
同じやり方でF16とかもいける?
いや、普通にゲーミングチェアにVRゴーグルして遊んでいるだけでしょ?
A-10の30㎜は劣化ウラン弾だったかと、
放射能云々は置いておくとしても、重金属なのであまり自国内で使用するには向いていないかと思う
侵略受けている状況ではその撃退のほうが優先であることはわかるし
30㎜以外の兵装を優先的に使用するかとは思うが。
もしかしたらロシアがA-10の30㎜機関砲弾は核兵器とか言いだすかもしれない
劣化ウラン弾は核兵器というネタに関しては権威主義的リベラルの格好の標的になりそうですねぇ!
A-10 は余ってないんじゃない?
これでA-10が提供されて活躍してしまった場合、ついに後継機が開発されてしまうかも。そしてルーデルもあの世で例の笑顔でニッコリ。
Su25をコピーして再生産しても間に合うかもよ
終わりが見えないもん
2020.06.9付けの此処の記事で。
ジョージアでSu25の新規製造が出来そうな話が出ていました。
発注がないため新規生産の計画は進んでいないようです。また、ソ連時代のJSCトビリシ航空機製造工場が現在のジョージアにありそこでSu-25を生産していましたが、現在ロシアと関係が悪化しているジョージアがロシアの部品提供無しにSu-25を生産できるかは不透明です。既存機の近代化と飛行不能機の修復は進められています。
数年前までジョージアはSu-25を廃止し無人機に移行する計画でしたが、去年あたりからSu-25製造に意欲的で月産1機のペースで改修を進める予定です。未完成で放置された機体が50機近くあるようなのでそれらを元に生産を続けるそうです。
ウクライナ侵攻後ジョージアはブルガリアと共に「スペアパーツ」としてウクライナにSu-25を提供しており、今後重要になってくるかもしれません。
日本から教材としてエリア88を提供しましょうか。
ようやくマッコイ爺さんの出番ですかな。
敵に地上空母がいないからダメです
遂にルーデル閣下の偉大なる思想がロシアに…。もしウクライナに来たら、元気に地上を耕すんだろうなぁ。
操縦よりも整備体制の構築の方がハードル高い気がする。
整備性に関しては元々屋外整備を考慮された設計でエンジンや主翼などの主要部品は民間設備でも、最悪釣り下げ設備さえあれば交換可能ですし、エンジンもCF34ですって強弁してしまえば購入出来るのではないかと。
A-10はもともとヨーロッパでワルシャワ条約機構の地上部隊と対峙することを想定した近接航空支援機ですから、ウクライナで飛ぶことになれば当初の計画通りとも取れます。
とはいえ、航空優勢を確保しなければ活躍できない機体でもあるので、虎の子のウクライナの戦闘機部隊に余裕ができてからでしょうね。
ただWarThunderとかプレイしててわかると思うけど現代戦においてA-10ってマジで生存性の低いか弱い生き物なのよね
速度が無い機体はそれだけで近接防空に晒されるリスクが高まるから最終的にはやはり速度+武器射程=命って図式に辿り着く
本当に送るなら。
スタンドオフASM(マーヴェリック)、対レーダーASM(提供済)、
JDAM誘導爆弾、自衛用ミサイル(AIM-9L〜X)なども同時にお願いします。
出来れば、追加のMig29等も同時に。制空用に。
ERAで着膨れしたロシア戦車を、30mm機関砲で叩きのめすのを見たいです。
せや!A-10にAGM-88のっけたろ!
Su-25もロシア製がいるのかな?
戦闘機を操縦する施設を自力で構築した。って聞くとどんな仰々しい建物を建てたんだ!?って思ったけど
実際はフライトシュミレーションなのね。まぁこれでも凄いことなんだろうけど。 ウクライナ軍は凄いね、使えるものは何でも使う精神なのかデジタルなハイテク技術を貪欲に吸収してる。
だが、パッと見、ゲーム部屋でゲームで遊んでるようにしか見えないよなw 本人たちは真剣なんだろうけど、ちょっと楽しそう。