スラビャンスクを迫る敵を食い止めていたリマンの大半をロシア軍が支配したという報告があり、これが事実ならスラビャンスクは敵砲兵部隊の攻撃に晒されることになる。
参考:Враг пытается возобновить наступление на Славянск – сводка штаба
スラビャンスク方面とセベロドネツク方面を同時に動かしてきたロシア軍、ウクライナ軍はリマンを放棄した可能性が高い
ウクライナ軍参謀本部は26日、ロシア軍がスラビャンスク方面でも攻撃を再開して複数の集落やウクライナ軍陣地に砲撃を行っていると発表したものの「実際の状況」はもっと深刻だ。
スラビャンスクを迫る敵を食い止めていたリマン市内にロシア軍が突入して街の大半を支配「ウクライナ軍がスラビャンスクに向けて撤退している」という情報があり、これが事実ならスラビャンスクは敵砲兵部隊の攻撃に晒されることになる。
さらにイジューム方面への突出部も正面から押し返されてStudenokに敵が接近、ウクライナ軍はドネツ川対岸に保持していた地域を全て失う可能性が出てきた。
📷Photos of Russian forces entering the outskirts of Lyman, #Donetsk Oblast. #UkraineRussiaWar pic.twitter.com/k9MqwPyxgE
— MilitaryLand.net (@Militarylandnet) May 25, 2022
管理人は「セベロドネツク方面の陽動としてロシア軍がリマンに攻撃を仕掛けた」と思っていたいたが、まさか1日でリマンの大半をロシア軍に支配されることになるとは、、、
因みにドネツ川に掛かる橋は落とされているので本当にウクライナ軍がスラビャンスクに後退したのなら「車輌」や「重装備」は破壊後に放棄したのかもしれない。

出典:Генеральний штаб ЗСУ
追記:ウクライナ軍参謀本部は「西側諸国から提供された155mm榴弾砲「FH70」が東部戦線に投入されている」と発表、恐らくFH70を提供したのはイタリアだろう。
関連記事:ウクライナへの自走砲供給、イタリアがFH70をポルトガルがM114を提供
※アイキャッチ画像の出典:Операція об’єднаних сил
お知らせ:記事化に追いつかない話題のTwitter(@grandfleet_info)発信を再開しました。 |
なんでこんなに突然、ウクライナ軍弱くなったの。。。
ウクライナが弱くなったというよりロシア人が真面目に戦争するようになったんじゃないかな
独ソ戦のときもはじめは弱かったけど最終的にはベルリンまで押し返すくらい強くなったし
噂によると軍がプーチンの横槍を排除して自由に行動するようになったらしいし
日本はロシアとの間に海があってほんとに良かったよ都市にこもって防衛しようとするとTOS1からサーモバリック爆弾撃ち込んでくる国とは絶対に戦争したくない
第一段階のウクライナの善戦はウクライナが強かったからではなく、ロシア軍がレトリックではなく本気で「人道的な特別軍事作戦」を行っており、そして泥濘がロシア軍の機械化部隊の機動を制限していたからもたらされた結果に他なりません
今やロシアは正攻法で定石通りの破壊的な砲兵運用を含めた軍事作戦を展開しており、またウクライナ側はハリコフ周囲の反攻でロシア側の機動防御によって大損害を被り予備兵力が払底しています
現在ドンバス地域のウクライナ軍は激しい砲撃に晒され撤退するのも困難な状態にあり、戦線に開けられた突破口を塞ぐ予備兵力もなく、そしてロシア側は縦深攻撃を展開して野戦軍の撃滅を図っているようです
驚くべきことですが、この現代においてWW2のバグラチオン作戦の再現が行われています、厳しいと言わざるを得ません
バグラチオン作戦の再現ではなくてクルスク戦の再現だと思いますよ。
ロシア軍はバグラチオン作戦のような機動戦ではなくて、ウクライナ軍の防御陣地を撃破しながら少しずつ前進しています。
ロシア軍がこのまま押し切るのが先か、ウクライナ軍の反攻が先かは分かりませんが。
あと、ロシア軍は本気で「人道的な特別軍事作戦」を行っていたわけではなくて、単に舐めプをしていただけです(結果はご覧の有様ですが)。
失敗した先例になぞらえたくなる気持ちは十分に理解しますが、現在進行中なのは相手の機動を阻止しながらの全面的な平押しであり、突出部の封鎖を図る動きは低調です
現実を見ましょう
ロシア軍が戦線を縮小して兵力(14万人)に見合った戦線を構築したからだと思います。
20万未満の兵力でウクライナを四方八方から攻撃していたのが異常だっただけで。
ウクライナから日本に避難してきた女性によると、「すでにキーウでは病院関係の上層部が私腹を肥やし始め、末端の看護師は生活できないので募金をお願いします」って訴えてたな。
ロシアの侵攻以前に日本に来ていたウクライナ人も「ウクライナは汚職がひどく、医者は裏口入学ばかりでちゃんと診療できるか分からず信用できない。賄賂もいるし」みたいなこと言ってるのを見たことがある。
全員じゃないが、そういう国なんじゃない?アメリカも提供武器のその後は把握できないっていってたしね。
昨日、テレビで河野元統幕議長が勝った負けたに一喜一憂しても仕方ない、ロシアは戦略的に失敗してると言ってた。
さすがに説得力がある。
ウクライナから日本に避難してきた女性によると、「すでにキーウでは病院関係の上層部が私腹を肥やし始め、末端の看護師は生活できないので募金をお願いします」って訴えてたな。
ロシアの侵攻以前に日本に来ていたウクライナ人も「ウクライナは汚職がひどく、医者は裏口入学ばかりでちゃんと診療できるか分からず信用できない。賄賂もいるし」みたいなこと言ってるのを見たことがある。
全員じゃないが、そういう国なんじゃない?アメリカも提供武器のその後は把握できないっていってたしね。
(でも、もちろんウクライナを応援してるんですよ。ロシアは我が国と共通の脅威ですからね。)
今は我慢の時、かなぁ…
ロシア軍が息切れするのはいつになるやら
6月下旬まで耐えたらどうにかなる、と思いたい。
フィンランドみたいに、先に限界が来るのはウクライナかもしれませんよ
フィンランドは孤立無援に等しかったが、ウクライナには盛大な支援と人的資源がある。
ソ連対フィンランドは人口比が50対1と大きな開きがあったが、ロシア対ウクライナは3.5対1と、いくらか有利だよ
西側が先に脱力しない限りウクライナはそうそう倒れない
西側には、すでに抜けたそうな顔してる国もいる訳ですが…
ここ3日ぐらいでウクライナ軍が急に潰れ始めてません?
なんとなく「いや〜な感じ」がするんですよねぇ…。
こうなってくると心配なのが前線で戦うウクライナ軍兵士の心理状態ですね。
「あっちは撤退で、こっちでは苦戦中」なんて聞きながら戦うのは相当キツいですぜ。
「戦略的にはどうでもいいが、わかりやすい戦術的勝利」とかあるともうちょい頑張れそうな気がします。
後々の反撃のためにあえて撤退してるんならいいんですが…。
遠くから見ていることしかできないのはなんとももどかしい。
上でも言っている人がいるように、兵力を分散させずに戦力に見合った範囲で手堅く侵攻するようになったことや、地面が乾いて陸の機動力が大幅に上がり、同時に戦闘に参加できる戦力や侵攻ルートが増えたことなどが大きいかと
また一定以上の規模の都市を取られると、そこに基地やヘリ・車両などの整備拠点が築かれてしまうため、そこから出撃する敵戦力を相手にすることになります
歩兵、車両、ヘリどれをとっても基地から戦場まで近いほど余力があり性能を発揮できるため、そういった拠点が作られれば作られるほど(一定規模以上の地域を占拠されるほど)ロシア軍の侵攻速度も上がってしまうのはどうしようもないかと
そういえば一応ロシアって軍事力ランキングトップ3だったね
ISWによるとリマンを撤退したのは昨日の模様、ポパスナの突出部は露軍の大きな前進なし
宇軍はハリキウと南部へルソン州でいくつかの拠点を奪回しているとのこと。
MLRS出し渋られて負けてるふりしてるだけでしょ
というかつついたら即崩れるほど弱い露軍に宇軍が焦ってるまであるわ
やっぱ露は強い!支援無いと苦戦必至、いや負けるかも!?
って状態を維持しながら支援をできる限り受けて
完璧に近い準備して一度の大反攻でせん滅するのが理想
戦争してるのに敵の本土に手出しできないとか酷い縛りプレイを強制されてることを考えれば
ロシアが夢から覚める気配のない今は最大の稼ぎ時としか思えない
ウクライナを買いかぶり過ぎな気が…
思い返せば、クリミアとロシア本土を結ぶ橋を破壊するとか豪語してた頃が潮目だったのかも
ロシアのことこそ買いかぶりすぎなのでは…
ポスパナからの攻勢は既に行き詰ったらしいよ
え、何この地形は…っていう防御有利すぎる場所でしっかり反撃食らったみたい
抵抗があるとすぐ停まって数日砲撃、が今のロシア軍のパターンのようです。
その後もその正面で攻撃再開よりは、間隙狙いで別のポイントに行き勝ちなような。
攻撃部隊の消耗が累積して攻撃力を消尽したら、間隙狙いのタコ足進軍の状態のまま
伸びなくなり停滞しますが、ポパスナが抑え込めるか、もう何日か見てみましょう。
正直連戦のウクライナ第24旅団の状態が心配です。
ロシアをざぁこ♡せんそうよわよわーと煽っていた頃が懐かしい
まじでウクライナがわからせられそうで怖い
一般市民の犠牲とか考慮せずに砲撃で耕しながら攻めてくる、人道に反するロシア軍は本当に厄介だな。
ウクライナ軍は市民の防御と避難にも手を取られるから反撃に兵力集中ができない。
市民を見捨てるのは心情的にもできない、ロシアの言う人道回廊も過去実績から信頼できない
えげつない外道戦術ではあるが、それだけに対処がしにくい。
中国やロシアといった外道国家にたいしてどのように防御するか、経済面でも長期検討が必要かと
いよいよ全てを砲兵で叩きつぶす軍隊の本領発揮ですかね…。
ウクライナは後方の兵站を叩いて少しでも足を止めたいけど、そこまで手が届かない?
全く話題にならんが優先度的にまず取り返さなきゃいけないのはヘルソンだろうに
そっちも完全にどん詰まりだもんな
序盤のロシア軍の失態のせいで、西側諸国も「ロシアは大したことなかった」「追い込まれたロシアが核兵器を使うのでは」と油断し、あるいは支援を躊躇したことも、ここに来て苦戦の原因になってると思います。
アメリカはじめ西側諸国は、この戦争でウクライナとロシアをどうしたいのか、もう一度、本気で考え直さなければならない段階に来ていると思います。
考え直すでなく、そもそもの真意が見えない。
本気でウクライナを助けたいのか、ただロシアを弱らせるための捨て駒なのか
ロシアの核使用を怖れて支援を絞ってるいるというのは建前でしかないのでは。プーチンは西側が戦闘機やMLRSを供与しなくとも、敗けそうになれば平然と核を投下するって判ってきただろうに。
イジューム~オスキル~リマン道を打通して、イジュームの部隊の一部を
ドネツ北岸の未占領地進攻に融通するような動きもあるようですね。
ロシア軍は、もう全面的に平押しで相手を擂り潰す消耗戦を挑んでいる印象。
主要戦線が東部に集中したため、ウクライナ軍は兵站線が伸びて補給に苦労しているのでしょう。それに対してロシア軍は、分散した戦力を集約し、補給線を確保して、陸と空から一体で攻勢をかけて来ているようです。またロシア軍は、民間人の犠牲を厭わない攻撃ぶりなので、進撃スピードが速いのでしょう。
P.S. バイデン政権はウクライナにMLRS/HIMARSを提供するようです。CNNが複数の政府当局者からの情報として伝えています。
リンク
やはり砲兵…支援砲撃は全てを解決する
今回は、広域防空システム携行対空ミサイルが空軍を駆逐しちゃっている
という特殊な条件が。
以降、これが一般化するんですかね?
ウクライナ東部は来週火曜ごろに30℃近くになる予想。それまでもちこたえれば、温暖化した現代ならではの夏将軍になるかもしれません。
昨日、テレビで河野元統幕議長が勝った負けたに一喜一憂しても仕方ない、ロシアは戦略的に失敗してると言ってた。
さすがに説得力がある。
戦争は政治の手段ですけど、たとえロシアが戦争に勝ててても地政学的な敗北は既に決定的ですからねえ。
最近久しく聞かなくなったけど、ロシアの通信がダダ漏れとか、兵站の枯渇、泥濘による戦闘車両の無力化とかどうなったんだろ。 聞かなくなったってことは概ね解決(対策)されたのだろうか…。
泥はもう完全に固まってるだろうし、将官クラスの戦死が減ったことから通信もなんらかの対策はとってる成果なのかな。兵站もキエフ撤退と東部2州に専念する再編成のタイミングで補充されたのだろうか。