ウクライナ戦況

ロシア軍がセメニフカを占領、クピャンスク方面キスリブカでも攻勢を開始

アウディーイウカ方面についてDEEP STATEは27日「ロシア軍がセメニフカとソロヴィオーヴェを占領した」と、クピャンスク方面についても「ロシア軍がキスリブカ方向で大規模な攻勢を開始した」「敵は防衛ラインを突破してキスリブカ集落内に足場を築いた」と報告した。

参考:Мапу оновлено!
参考:Ворог прорвав оборону в Кислівці
参考:Хроника специальной военной операции за 26 апреля 2024 года

ロシア軍がセメニフカを支配下に収めたのは確実で、クピャンスク方面のキスリブカ方向でも攻勢に出る

ウクライナ人が運営するDEEP STATEは27日に更新した戦況マップの中で「ロシア軍がオチェレティネの大半支配している」「ロシア軍がオチェレティネから線路沿いに西へ前進した」「ロシア軍がノボカリノベ集落の北端に肉薄している」「ロシア軍がケラミック郊外の北端に到達した」「ロシア軍がベルディチ集落の西郊外方向に前進した」「ロシア軍がソロヴィオーヴェを占領した」「ロシア軍がセメニフカを占領した」と報告。

出典:管理人作成(クリックで拡大可能)

ロシア人ミルブロガーが運営するRYBARも「ロシア軍がノボカリノベ集落の東部分を制圧してケラミック郊外に接近した」「ロシア軍がセメニフカを占領した」「ロシア軍はセメニフカ郊外に支配地域を広げた」「ベルディチ方向に陣取るウクライナ軍の状況はより複雑になった」と報告し、視覚的にもロシア軍がで赤旗を掲げる様子が確認されており、ロシア軍がセメニフカを支配下に収めたのは確実だ。

さらに問題なのはクピャンスク方面のキスリブカ方向で、DEEP STATEは「26日午前10時頃にロシア軍はキスリブカ方向で大規模な攻勢を開始した」「敵は線路沿いの防衛ラインを突破してキスリブカ集落内に足場を築いた」「敵は限られた備蓄しか持たない部隊を狙って攻撃を仕掛け、我々の兵士は陣地を失うことを残念に思っている」「重火器の支援がなければキスリブカの状況は著しく悪化するかもしれない」と報告。

出典:管理人作成(クリックで拡大可能)

大規模な攻勢の規模感は不明だが、長らくロシア軍の南下を阻止してきた「線路沿いの防衛ライン」が破られており、早急に敵を線路の向こう側に押し返さないとキスリブカは他の集落と同じ運命を辿る可能性が高く、逆にロシア軍はキスリブカを確保すればクピャンスクに東からアプローチ出来るようになるため、この拠点を巡る戦いは重要な意味を持っている。

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※アイキャッチ画像の出典:Репортёр Руденко V

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コメント

    • ぱあ
    • 2024年 4月 27日

    第90親衛戦車師団の機甲部隊が投入されようもんならもっと突破されそうだが、露軍は投入する気ないんかな。

    16
      •  
      • 2024年 4月 27日

      第90親衛戦車師団もまるまる無傷で後方に控えているわけではなく第6親衛戦車連隊がウマンスキー南に投入されて撃退され(ウクライナが言うほどのではないにしろ)損失を被ったりしているわけで、ロシア軍も投入の機会と場所は伺っていると思いますよ

      20
    • 暇な人
    • 2024年 4月 27日

    何度か威力偵察されてて残弾や兵士の乏しい部隊を把握されているのでしょう
    そこを抜いてきてる、
    予備隊がいればそれを支えて戦線を安定させられるのだがその予備がいないので穴を防げなくなっている。
    戦線の大幅な縮小をして予備をねん出しないとこれはダメだと思いますが、どうもウクライナは大規模な徴兵で対応するみたいなんですよね。

    31
      • かず
      • 2024年 4月 27日

      徴兵だと前線に出せるまでに時間がかかるんだけどなあ

      14
        • T.T
        • 2024年 4月 27日

        ウクライナ人は優秀だから3週間乃至5週間の訓練で十分ってイギリス人が太鼓判を捺してたから大丈夫ですよ

        11
          • Easy
          • 2024年 4月 27日

          ちなみにその後にイギリスの分析で「練度の低さがウクライナ反転攻勢失敗の原因」と総括されておりました!
          戦後数十年経過しても、あの国の二枚舌っぷりは健在ですね。

          39
            • 無名
            • 2024年 4月 27日

            イギリスで訓練を受けて帰国して戦闘に参加したウクライナ兵士のインタビューを見たことありますが、イギリスの訓練は、制空権を握って、圧倒的な砲兵火力に支援されること前提の訓練だったから、ウクライナではあまり役に立たなかったと言ってました。
            SASやSBSみたいな特殊部隊の訓練は役に立ったそうですが、それらの訓練を受けた兵士達はクリンキー周辺で・・・

            33
            • 朴秀
            • 2024年 4月 27日

            ・・・イギリスを信用してはいけませんね
            どこの国が訓練をやったのかと

            >制空権を握って、圧倒的な砲兵火力に支援されること前提の訓練
            西側全般がこれのような気がします
            米空軍が味方にいることが前提の計画

            22
              • 伊怜
              • 2024年 4月 27日

              だってNATOはそれしか知らないんだもんね
              ソ連相手に制空権を確保できない時点で詰みだったから、制空権無しでの戦闘なんて想定してなかったのかもね

              14
        • 暇な人
        • 2024年 4月 27日

        フランスで四週ほど訓練すればいいだけだから早いですよ

        1
      • ぱんぱーす
      • 2024年 4月 27日

      50万の追加動員が必要と提言したザルジニー前司令はやはり正しかったですねえ。

      11
    • M 
    • 2024年 4月 27日

    ベルディチに転がってるエイブラムスが回収されモスクワの展示に間に合わせそう

    16
      • イーロンマスク
      • 2024年 4月 27日

      クビンカ戦車博物館の内容がまた充実しちゃうな

      27
        •    
        • 2024年 4月 27日

        モスクワ鹵獲兵器展示会で、ドイツのマーダー歩兵戦闘車の隣にマーダー対戦車自走砲を置いていました。
        ロシア人もなかなか”イキ”な事するなぁと。

        18
    • Mr.R
    • 2024年 4月 27日

    ウクライナを応援している身としては本当にしんどい……

    19
      • Whiskey Dick
      • 2024年 4月 27日

      空と海では勝っているのに陸では苦戦している模様。
      実質湖でしかない黒海では船の機動が制限され、空は下手くそなロシア空軍だから互角以上の戦いに持ち込めるが、長年陸戦を軽視してきた西側先進国のショボい支援では陸の戦いは困難になる。このところロシア軍の進撃速度が上がっているのはウクライナどころか西側の砲弾在庫が本当に無くなってしまったのかもしれない。
      西側に多数の在庫があると思われる戦闘機と航空兵装の一刻も早い供与が望まれる、ウクライナの挽回のチャンスは空中戦しかない。

      2
        • 名無し
        • 2024年 4月 27日

        え!?空で勝ってるとか何のジョークですか?

        68
          • 名無し
          • 2024年 4月 27日

          というか別に海でも勝ってなくない?
          そもそも艦隊持ってないし勝負の土俵にすら立ってないじゃん

          47
            • Whiskey Dick
            • 2024年 4月 27日

            現在、ウクライナ空軍と海軍はほぼ壊滅状態と思われますが、SAM、SSM及びドローン部隊の活躍によってロシア空軍と海軍の高価値目標を多数破壊しています。ファンタジーで描かれる戦闘とは異なり現実の戦いは非対称なもので、どんな手段であれ空軍と海軍に甚大な被害を与え行動を制限できるのなら「勝利」と言って良いでしょう。
            問題はロシア軍がこの非対称な戦いに対応することであり、空軍は射程の長い滑空爆弾の使用、無人偵察機と長射程陸戦兵器の連携で被害を抑えつつある。海軍は今も下手くそなままだが、無人偵察機による早期警戒網の構築や(ウクライナ軍が攻撃不能な)潜水艦からの攻撃を多用するかもしれない。

            5
              • 弾無し
              • 2024年 4月 27日

              行動を制限できる(Su-25のCasで吹き飛ばされながら)
              究極的には兵士を置くだけで行動を制限したから勝利、みたいな詭弁で同意しかねる

              37
              • 名無し
              • 2024年 4月 27日

              いや…あのー…
              「一矢報いる」というのと「勝利」には隔絶の差があるわけですがコレわざわざ言う必要ないと思ってたんですけど…
              その理屈でいくと当時アメリカの秘密兵器扱いだったF-117をSAMで撃墜したユーゴスラビア空軍は勝利したって事になるんですかね?
              誰もそうは思わないんじゃないすかね

              47
        • BAKA
        • 2024年 4月 27日

        何処の情報なんですかね?
        艦船すらまともにないはずですが?水上ドローンの発着場も先日のミサイル攻撃で
        破壊されたと聞いてます。

        11
          • 琥珀
          • 2024年 4月 27日

          艦隊無いから失うモノが無くて、ロシアの方が失うモノがあるからそう見えるだけでは?
          後はウクライナはオデッサに上陸されたりする可能性を恐れて、やってるのもあるんでしょうけど。

          まあ、航空優勢は取れないし、陸では負け続けなんで身も蓋も無く言うと特に戦況に影響はないんですけど。

          38
            •    
            • 2024年 4月 27日

            ウクライナ海軍は、無敵の人みたいだな。

            15
        •  
        • 2024年 4月 27日

        敵戦車シャーマンを多数撃破しました!!(戦車持って無い)、敵重爆撃機b-29を多数撃破しました!!(爆撃機持って無い)、わが軍の大勝利である!
        …と同じアトモスフィアを感じますね。そもそも勝負にすらなっていません。

        37
      •  
      • 2024年 4月 27日

      ロシアを応援している身としては本当に楽しい

      55
        • 例のアレ
        • 2024年 4月 27日

        「ここのコメント欄は親露が多い」ってコメントに聞いてもないウクライナの戦況持ち出してブチギレてたしてたヤツは、このコメントの良いねの数見て何を思うんやろな

        11
          •       
          • 2024年 4月 27日

          親露(ロシア大好き❤)っていうよりは、単に勝てそうな側を応援しているだけなんじゃない。誰しも自分が応援している側が負け始めてメンタルがしんどくなるのは嫌だからね。意識しているかはともかく、この戦争をスポーツとかと同じくエンタメとして消費しているだけなのだろう。

          18
            • 名無しの悪夢
            • 2024年 4月 28日

            ロシアを応援してると受け取られても仕方ないんですが
            この戦争が何かしらの形で終結に漕ぎ着けるにはどっちに賭けた方が早いか、という単純な話だと思うんですけどね。

            むしろこちらの記事の
            2024.04.27「ウクライナ軍、オチェレティネとソロヴィオーヴェを支配していると主張」中のdeepstateの発言「敵が八つ裂きにされる映像はどれだけ見ても飽きないが」

            私にそういう趣味はないので、こういう発言こそ戦争をエンタメのように見てるんだなという気がしてます。

            5
              • NHG
              • 2024年 4月 28日

              エンタメっていうか、ウクライナ人からしたらロシア軍は領土を奪い同胞/親近者を殺し自分たちの文化を破壊しに来てる文字通りの「敵」なんだから、そこを考慮せず「エンタメとして見てる」とするのは不条理な気がする

              2
          •  
          • 2024年 4月 29日

          たった二桁の数字で親露多いと言われても…

          ちょっと扇動すればいじれそうな範囲だし、日本人口1億2000万考えればそこまで憂うものじゃないと思うけど。

          それにヤ◯コメと一緒で、自分の主張や思想•応援してる対象に有利な記事であれば、嬉々としてそこに湧いて出てくるし、逆の記事だったら頭が痛くなるから読まない人がたいていよ。
          最近は露が有利だからそっちが湧きやすいんでしょ。

          1
    • マダコ
    • 2024年 4月 27日

    上の地図ですが、ロシア軍は、北部を数日中に一気に支配地域を拡大しそうですね。あと、線路沿いを一気に占領することで、南部の広域の低地は、セメニフカからの前進も含め、高地からの砲撃も含め、すぐに支配されそう。というか、撤退するウクライナ軍を追うことで、勝手に支配地域が増えている印象。

    22
    • kame
    • 2024年 4月 27日

     予測されていた夏季の大攻勢を前倒しして行動しているのかな?単にウクライナ軍が撤退(計画的か統率の崩壊によるものかは別にして)し続けている状況なので悠々と進軍できてしまっているのか?
     どちらにせよ、ロシア軍の動きが活発化しているのは事実であり、ウクライナ軍としては支援が届く前に突出部を叩いておかないといけない訳だが、可能な戦力があるのだろうか?

    16
      •  
      • 2024年 4月 27日

      >予測されていた夏季の大攻勢を前倒しして行動しているのかな?単にウクライナ軍が撤退(計画的か統率の崩壊によるものかは別にして)し続けている状況なので悠々と進軍できてしまっているのか?

      初夏の大規模攻勢は新部隊の編成から予想されているものですが、現状東ドネツクやクピャンスク方面で確認されている部隊はいずれも冬の頃から同じ戦線で戦っていた部隊ですから、これらの攻撃が攻勢と連動したものである可能性はありますが本格攻勢が始まったというわけではないように感じます
      まあそう思って予備を側面に貼り付けていたら正面の平押しが主攻だったという前例が80年前のベラルーシでありましたから真実はロシア軍にしかわかりませんが

      23
        • kame
        • 2024年 4月 27日

         仰る通りですね。いずれにせよ、突出部が出来た状態では支援が届いても戦術的に不利を強いられてしまいますし、可能な限り平坦な形にはしておく必要がある事に変わりはないでしょう。

        7
    • Easy
    • 2024年 4月 27日

    最大の問題は即戦力となる戦略予備が完全に枯渇してしまっていることで。
    この状況を作るためにアウディーウカ後に戦線を無理に押し上げずに徹底してウクライナ軍を削りに来ていたわけですよ。
    一方、ウクライナ軍は削られるのを承知で領土の確保を主目的としつつ、西側支援の再開を待っていました。
    この両軍の戦略の違いの結果が、これからの数ヶ月に現れるわけですね。

    30
      • ras
      • 2024年 4月 27日

      損耗を許容してでも後方を守るために前線陣地防衛に専念するのも本来では理もありますが、問題はそれを有効にするための戦力補充計画すらろくにたってないのですよね
      結局ザルジニーのとおり都市を含めた大規模動員は避けて通れないのに、政治理由で後回しにし続けたつけが回ってきてます
      もう何度この指摘を見たかわからない問題ですが…

      29
        •  
        • 2024年 4月 27日

        ロブ・リーが指摘してるけど反転攻勢の結果として兵員が枯渇したと分析してるんだよな。
        元47旅団の砲兵も歩兵として突撃に参加を強要されたと答えている。
        機甲突破を断念してから、そこで作戦中止すりゃいいところをワグネルのような歩兵強襲に切り替えて損害が積み上がった。
        ザルジニーにも大きな責任があると思うわ。

        37
          •  
          • 2024年 4月 27日

          例の「損失を避けて歩兵攻撃に切り替えた」判断ですね
          ああいう苦し紛れの強弁でも信じる人が多いんですから情報リテラシーは難しいと改めて思います

          22
            •  
            • 2024年 4月 27日

            歩兵肉弾攻撃を絶賛してたW元陸将も過去の自身の発言に何の反省もなく、もっと動員を急ぐべきだとか言ってるし。
            高級将校にとって国民の命なんか戦争と言うゲームのコマのひとつなんだろうな。

            32
            • NHG
            • 2024年 4月 28日

            前期の損失を抑えた歩兵攻撃(攻撃する以上人は死ぬし装備も損失するけど)と、後期のトマトク方面への一点集中攻撃とは分けて考えないといけない
            前期の方法を続けてたならもっと予備兵力を温存したまま年を越せてた

            1
        • 名無し
        • 2024年 4月 27日

        それはロシアが大動員してればとっくに勝ってたとか、アメリカがベトナムアフガンでも損害無視して送り続ければ勝ってたとかいう話で政治家にそれをやれというのが難しい

        15
      •     
      • 2024年 4月 28日

      ロシア側も支援再開を合図にこれまで削った成果を「収穫」しているように見えますね。

      1
    • 58式素人
    • 2024年 4月 27日

    市街戦になると、兵力の差が出るようですね。
    ウクライナ側には、敵歩兵を制圧する大火力が必要では。
    数で劣っているのは明らかなのですから。
    戦車が良いのですが、徹甲弾を持っていても仕方がないので、
    古い戦車(T55/62)の主砲を122mm野砲に交換する、あるいは、
    砲塔を古い2S1自走砲の物と交換しては、などと妄想します。
    防御は、歩兵の持つ近接対戦車兵器(RPG-7)とランセットドローン
    を防ぐ程度のもの(スラット装甲?)を付加して。
    動画を見ていると、戦車で野戦陣地を掃討する場面をよく見ますし。

    1
      • 無名
      • 2024年 4月 27日

      士気とか勢いって大切ですから、普段ならレオパルトやブラッドレーを見たら陣地に逃げ込むロシア兵も、今それらの車両を見たら、破壊するチャンスと考えて攻撃してくる可能性高いです。

      26
        • 58式素人
        • 2024年 4月 27日

        ブラッドレーはともかく、
        レオパルト2/M1A2/チャレンジャー2は、
        市街戦での歩兵制圧には不向きでしょう。
        実際、そのようなことはしていませんし。
        欲しいのは、装甲化された、大口径火砲でしょう。
        言ってみれば、歩兵戦車の役割です。

        6
      • ポレ
      • 2024年 4月 27日

      122mm野砲も砲弾も、稼働する戦車も
      余ってたらとっくに東部戦線で使っている
      ウクライナにそのリソースはない

      ちなみに市街戦の制圧兵器として
      旧式戦車の再利用で作られたのが
      ロシア軍のBTR-Tやターミネーターの類

      17
        • 58式素人
        • 2024年 4月 27日

        30mm機関砲は、確かに威力がありますね。
        市街戦向きと思います。あまり出ては来ないようですが。
        拠点化された建物を相手にするには、やはり火砲が良いと思います。
        この先、西欧側からの供与で、有っても良いのでは、と思います。
        射程が短くて、謝絶されている(であろう)105mm/122mm
        榴弾砲でも、砲身は(市街戦)戦車用に再利用できると思います。
        古い戦車の車台も土台として有効と思います。
        MBT同士の戦車戦は、今のところ、起こる気配はありませんし。

        1
    • 無色
    • 2024年 4月 27日

    ロシアには長期休み無いのでしょうか?
    兵士の皆様ご苦労さまです。

    3
      • sada
      • 2024年 4月 27日

      ロシア在住の人の話だと、戻ってきている人も居るらしいですよ
      一方で、戦死の報告は無いのに、戻ってこない人もいるそうです。その人は、悪意と言うより役所仕事が雑なのでは? と言っていましたが

      26
      • ar
      • 2024年 4月 27日

      ロシア語で「вернусь」などと検索するとYouTubeでもロシア版FBやtiktokから転載された、父や息子が帰還し家族と再開する感動ショート動画がいくつも見られるよ
      一般人が投稿したやつを転載してるらしいからプロパガンダでもないだろうし

      28
    • ras
    • 2024年 4月 27日

    オチェレティネ突破後の各線戦での追従が早いのは、前線ウクライナ軍の士気崩壊や予備の不足もあって予想以上にうまく行っているでしょうが、これもまた計画された攻勢だったのではと今になって思います
    チャシブヤールやハリコフ攻勢と見られてたのはそちらも準備されていたかもしれませんが(実際にそのような戦力配備情報もある)、オチェレティネからの各方向に向かう速さをみるに別攻勢の情報を前に見逃されていた戦力配備があったのでしょうね

    9
    • 2024年 4月 27日

    ノボカリノベとケラミックも早い段階で放棄しないと囲まれるな

    7
    • 正論
    • 2024年 4月 27日

    バグラチオン作戦ほどでないにせよ
    一気に進軍速度が早まりましたね
    小包囲→殲滅されそうなエリアが多数

    前線に穴空けられると
    塞ぎに行く戦力が無いのでしょうね

    16
    • たむごん
    • 2024年 4月 27日

    クピャンスク方面は、戦車装甲車1000両以上、兵士4万人以上集結している事が、かなり前に指摘されていました。
    そこから弾薬集積は、さらに進んでいるでしょうから、弾薬は尽きないと考えるべきと思います。

    アウディーイウカ方面は、かなり厳しいですね。
    地雷の埋設が、動画を見ると間に合っていないですから、道路をそのまま進撃しています。

    弾痕も、進撃速度が速いため、今までよりも圧倒的に少ないことが分かります。

    12
      • 無名
      • 2024年 4月 27日

      アメリカの表明した10億ドルの支援の中に対装甲地雷も含まれていたので、地雷の設置が間に合わないと言うか数も足りてないのでは?

      5
        • たむごん
        • 2024年 4月 27日

        戦線があまりにも長すぎますから、仰る通り、地雷が足りないのは有り得そうですね。

        東部・南部の戦線が1000km、ベラルーシ国境が1000kmですからね…

        戦線が動くと、また地雷敷設をやり直す必要があるため、いくら地雷があっても足りないでしょうね。

        5
    • jimama
    • 2024年 4月 27日

    オチェレティネ方面はもう抑えられんとしてどこまで進むのかな?
    地勢を無視するとポクロウシク、その途中のヴォフチ,ノヴォホロディフカあたりまでは押さえる気かも

    4
    • 名無しの悪夢
    • 2024年 4月 27日

    deepstateはここ2,3日まだまだ取り返せる範囲を頑なにグレーゾーンとしてきてましたが
    それでもなお認めたということは取り返せる地力がない感じですね。
    オケレタインの一報は早かったので、、そのせいで士気を削られたんだとか、誰かから怒られたのかもしれませんが
    そのせいで親露派の情報に比べ遅い印象になりつつあります。

    15
    • 名無し
    • 2024年 4月 27日

    クピャンスク方面?
    ここ最近動いてなかったですよね?
    新たに抜かれた地域が出たということか?

    1
    •    
    • 2024年 4月 27日

    軍事独裁国家なら、軍人の責任だけど。

    戦略目標設定とか、動員計画とかは、政治家の責任がでかい。
    ウクライナの反攻作戦は、一週間ぐらいでダメだと解ったはずなのに、
    反攻作戦継続、領土奪還という目標を変えない政治家の責任は、方法を考える軍人よりもはるかに責任が重いと個人的には思う。

    1年前のこのサイトを見ると、ウクライナ支持派は作戦の成功を何ヶ月間も信じていたわけですし。評論家も滅茶苦茶な訳で。通常の情報リテラシーで、どうにかなるものなのか?

    10
      • たむごん
      • 2024年 4月 28日

      仰る通りです。
      クリミア奪還を政治目標にしたのは、戦争最大の失敗と言われるかもしれませんね。

      5km走る目標で、10km走れれば成功です。
      42.195km走る目標ならば、『10kmしか走れなかった』と失敗扱いになります。

      ゼレンスキー大統領は、その失敗の責任を軍人に押し付けて、軍人を左遷していますからね。

      1
      •     
      • 2024年 4月 28日

      ウクライナ支持派ですが、このブログでは(同じくウクライナ支持派の)管理人さんがロシアの防御の硬さとウクライナの兵器不足、「微々たる土地しか奪還できない」という分析を再三取り上げていたので、素人の自分から見るとウクライナ軍が反攻作戦を実行したこと自体が驚きでした。

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