ウクライナ軍参謀本部は24日、ザポリージャ州の港湾都市ベルジャーンシクに停泊していたロシア海軍の揚陸艦を破壊したと発表して注目を集めている。
参考:ВСУ уничтожили большой корабль РФ: горят тысячи тонн топлива и боеприпасы
参考:Возле Бердянска украинские военные уничтожили большой десантный корабль РФ. Фото и видео
どうやって攻撃したのかは今のところ不明だが、ロシア海軍の揚陸艦は完全に破壊された模様
ザポリージャ州の港湾都市ベルジャーンシクはロシア軍の占領下にあり、ここ何らかの手段で攻撃したウクライナ軍はロシア海軍の大型揚陸艦(プロジェクト1171/西側でいうところの戦車揚陸艦)オルスクを破壊したと24日に発表して注目を集めている。
この攻撃で同港に停泊していた他の艦艇2隻も損傷、さらに3,000トンの燃料タンクや弾薬庫にも引火したと報じられているが、ウクライナ軍参謀本部の発表は今のところ「オルスク」の破壊のみで攻撃方法やロシア軍に与えた損害の詳細を明かしていない。
現地時間の正午に発表された最新の戦況報告でもオルスクの破壊のみにしか言及しておらず、米CNNも攻撃手段は不明と報じているが、ウクライナ軍参謀本部、陸軍、海軍の公式FacebookにはトーチカUに関連した動画(オルスク攻撃を行う内容ではない)が一斉に投稿されているためオルスクの破壊=トーチカUを匂わせるものと解釈することもできる。
ただオルスクから煙が上がり火柱が上がるまで時間がかかっているため「弾薬取り扱いの不手際での事故」を主張する専門家も存在するので、まだ攻撃手段については何も断言できない状況だ。
まぁロシア海軍が損失を被ったことに違いはないので攻撃手段にこだわる必要もないのだが、ウクライナ軍はヘルソン地域に配備されたトーチカUを使用して敵水陸両用艦艇が配備される地点への攻撃演習を2021年4月に実施しており、何らかの方法でトーチカUの平均誤差半径(CEP)を向上させる準備をしていたのかもしれない。
もしかしたら運任せでたまたま命中しただけかもしれないが、、、
追記:記事内容を大幅加筆
※アイキャッチ画像の出典:Telegram経由/Генеральний штаб ЗСУ
お知らせ:記事化に追いつかない話題のTwitter(@grandfleet_info)発信を再開しました。 |
ウクライナ海軍って戦闘艦が残っているの?
米強襲揚陸艦火災と同じ手口のゲリラ活動だろうか?
流石に防空システムは配備しているよね。
何にしてもロシア軍は良いとこまるで無しだね。
実はどこかの国がこっそり対艦ミサイルを供給していた、だったりして。
フォークランド紛争でエグゾセが猛威を振るったのを思い出します。
おそらく防空体制自体がまともに構築も機能もしてないかと
なにせ指揮通信がgdgdだから、敵機・ミサイルを発見しても連絡がまともに来ないと
対応時間が無いですので
農奴海軍の伝統はしっかり生きていた
これRTが「増援を揚陸中です!」ってプロパガンダしてたやつそのものですよね。
揚陸艦「オルスク」が爆発炎上、「サラトフ」が大破、他2隻も損傷だとか……キエフ包囲失敗に続いて、オデッサ上陸も潰えた感じです。
トーチカUって話ですが、射程距離ぎりぎりの慣性誘導式弾道弾でそんなに中るものなんでしょうか……!?
そんなに大被害が? もし海軍歩兵による上陸作戦が無理になったなら、それに備えた予備戦力をヘルソン攻略などに回せるので有利になりますね。
海軍歩兵は既に抽出して陸戦に投入済みという噂もあるからその点はあまり影響はないかなと
ただ、揚陸艦が無いと海路で重器材の補給ができなくなるのでロシアは相当きつくなるかも
それに加えて、ベルジャンスクは南部侵攻軍補給の要衝だったのに使えなくったのも大きいですね
兵站に滞りなかったから上手く行っていた南部も崩壊のカウントダウンが始まった……
マジで「後にこれが南部ロシア軍の崩壊のプロローグだった…」であってほしい
マウリポリの現状はとてもじゃないけど見ていられない
ご丁寧に「撃ってください」と言わんばかりに揚陸艦を全て接舷して並べていたようです
ウクライナはホント運に恵まれ過ぎ…
並べて置いてあったなら、精度がおおざっぱなトーチカUでも撃てばどれかに当たるかもしれないですね。
なんか、今回のロシア軍ミーム化しそう
初日で防空網制圧と発表→戦争期間を通して(今のところ)健在
戦闘での損失より燃料切れで失った戦車の方が多い
十分な防寒装備がなくて凍傷になる兵士続出
キレた部下に旅団長が戦車で轢かれる
クソみたいな宣伝のせいで位置バレして撃沈される揚陸艦←NEW!!
— 最後に「戦略的報復手段が老朽化していて1発も発射できず」がついてくれると助かる。
— 戦略原潜があるからダメか。
ベラルーシの軍事アナリスト(退役軍人)が、ソ連崩壊後に就役した原潜は全て欠陥品でまともに運用できていない、と言っていますが、事実なら希望が持てるかも。
ソ連の頃から原潜は欠陥だらけだったらしいですよ。
トーチカUの平均誤差半径はWikipediaによると95mなので、全幅15mの艦に直撃させるのは厳しそうな気もしますが何発も発射すればどれか当たるのかな。
Wikipediaではさっそく更新されて今回の艦船攻撃で使われたことになっていますが。
一発必中じゃないし数撃てば当たってても不思議はないっちゃない?
実際どうなのかはしらんけど。
仮に艦船に命中しなくても港を破壊できれば海上ルートを潰せるので誤差は計算内でしょう。今回は命中したので儲けもんって感じでしょうか。
某有名軍事ブロガーはクラスターではなく単弾頭で直接艦船攻撃したと言っていますがさすがにな。
仮にトーチカなら種類はよくわからないがクラスター弾頭あるのは確かなので対装甲車両用、小型のクラスターばらまいての可能性の方が高いよな。
これに懲りて、ロシア艦艇が艦砲射撃を止めてくれたらいいのに、
>果たしてネット上で噂されている「トーチカU」によるものなのか
こ…これが件の対艦弾道弾か…!(違)
まぁこれはロシアがオポンチですね。場所日時を特定して揚陸作業してまぁす!なんて、妨害されるに決まってる。
ウクライナ側もそのつもりでSRBMをぶち込んだらラッキーパンチで撃沈ってとこでしょうか。
この件はさておき
中国からの先制攻撃でDF-21ぶっ放されたらと思うと怖いな
移動目標への攻撃能力は相変わらず懐疑的な見方が強いけど、停泊中の護衛艦ならそれなりの精度で当たる可能性ありそう
そして極端な話、イージス艦やヘリ空母なら1目標に対して10発とか撃っても元は取れるわけだしねぇ
この攻撃がもし本当に弾道ミサイルによるものなら、弾道ミサイルが軍艦への有効な攻撃たりうるという現代のタラント空襲になる出来事かもしれない
弾度ミサイルが船に当たるかよw
ってセリフ使えなくなったじゃん
中国より先に対艦で弾道ミサイルを使ったウクライナ……。
トーチカUでも命中するということは、中国の対艦弾道ミサイルも馬鹿にはできなさそう。
まあ停泊中の固定目標ですから。
航行中ならこんなに上手くいくかは疑問ですよね。
まあ艦艇の位置は連日衛星で追跡されてるので
そもそもロシア自身がプロパガンダ映像として、入港したことを動画付で公表してた
揚陸艦周辺当たれば良いかな?で撃ったら大戦果だったて感じしますね。
ウクライナ軍GJ!としか言いようがないです。
なんか秀吉の朝鮮出兵に似てるなぁ
テレビで宣伝して位置バレして攻撃受けるってアホなん?
ロシア軍のおつむがアホなん
いやこれはすごい
TV放送された情報を一次ソースにするとして、どうやってロックオンしたんだろう
停泊してて無防備な状態だし大まかな座標でも当たるんじゃないかな
自国の港湾なんだから鮮明な画像があればcm単位で位置特定できるでしょ。
そもそもCEPが95mだの70mだのって兵器なんだからロックオンもクソもなく、指定座標にぶち込んだだけでは。
これに付き合わされて死んでいくロシア兵もいるんだな。
某評論家弁護士じゃないけど、ロシア兵が逃げればいいのに。
旧ソ連製の弾道ミサイルがこれほど命中精度が良かったとは……単弾頭でピタリ直撃。パッシブレーダーホーミング機能搭載とwikiにはありましたが…。SRBMは水際防御にも有効だって事か。
まあ、高価値目標をあたかも撃ってくださいとばかり前進させすぎのが悪いのだけれど。
これほどの爆炎の上がり具合をみると、大破着底もなるほどと思います。
ただ、不思議なのはロシアも同じピンポイント攻撃をやって返せるはずなんですよね。トーチカUよりもっと新世代の、イスカンデルやらカリブルやらバスチオンやらキンジャールやら無駄に撃ちまくって……軍事施設だと言い張る民間商業施設にはバッチリ当ててるくせに。
あのショッピングモールへの攻撃だけど、自分の間違いでなければ直撃ではなく手前の駐車スペースに当たっているようにしか見えないんだけど。
ロシア側は軍事拠点への攻撃に成功!、ウクライナ側は民家施設が攻撃された!という宣伝をしたいために直撃していないことがスルーされているんじゃないかと。
トーチカUはとてつもないノーコンだというのは分かったんだが、そんなものがまぐれ当たりするなんて偶然とは思えない。軍事知識があるやつ聞きたいんだが、西側から提供を受けた対艦ミサイル等の誘導装置(たとえ旧式であっても)をトーチカUに付け替えることは可能なのだろうか?クリミアの時から制海権をロシアにとられるのは分かっていたのだから、対抗手段として誘導装置を取り付けて対艦ミサイルに改造するとか考えるんじゃないかと思うんだ。軍事知識のない素人考えだが。
誘導装置の換装は可能か不可能かと聞かれれば、換装自体は可能でしょう。
ただ弾道ミサイルと対艦ミサイルでは弾道が違うので、上手く誘導できるか怪しいでしょうし、アニメやマンガのようなテストなしでの実戦投入なんて普通はできませんから、開戦前に改修とテストをしていないと無理と思います。
まったくの想像ですが、大戦時の戦艦が誤差による砲弾の散布界を計算して射撃していたように、トーチカの命中誤差100メートル内に複数の弾頭を撃ち込んで、いわば確率的に数撃てば当たるをやったのかも。
ソ連はその手法で、アメリカ空軍のECMを破ってB52を無誘導ミサイルで撃墜した例があります
流石にそれがお手軽にできるなら各国がやっている。撃墜できるかはともかく、水平線上を飛ぶミサイルなら探知のハードルは低い。
普通に艦載ミサイルの陸上転用のほうがいいと思うけどな。
ムィコラーイウの戦いで待ち伏せのウクライナ軍に散々にやられて南部の攻勢に使える戦力全部溶かしたうえに戦線を押し戻され、補給拠点となるはずだった空港でヘリや資材を焼き払われたから早急に戦力の補充が必要とはいえちょっと前に出過ぎやしませんか…。
これで比較的進んでた南部の攻略は完全に機能しなくなってあとは攻撃の勢いを保っているのは東部だけ…。
ロシアのトーチカUをウクライナがスティンガーで迎撃したという記事の時に
トーチカUにはクラスター爆弾を効率的に散布する巡航ミサイル的な軌道をする設定があるのでは
というコメントをさせてもらったことがありますが
弾道発射から軌道変化して対艦攻撃みたいな設定もあるのかな?と思いました。
それか、ロシア側がGPS妨害をしていないので、ウクライナ側も高精度な攻撃が可能になっている
という可能性もあるかと。
なんかこう……戦力が圧倒的に違うのに、あまりにロシアがやらかすし、ウクライナは上手くしのいでますよね。
何度時をくりかえしてもキエフが陥ちないんじゃが!? ってプーチンがハマっているのか もしくはゼレンスキーが暗殺される度にループしていま五巡目くらいの世界線なのでは、とか馬鹿な妄想すら
>黒海艦隊の海軍部隊を伴ったロシアの大型揚陸艦「オルスク」がベルジャンスク港に入り、軍事装備を下ろした。
ベルディアンスクに駐留していたウクライナ軍(何千何万の兵士と船員)は、港のインフラ全体を無傷のまま、戦わずに降伏した …
↑はロシアの宣伝動画の内容らしいけど、この港の停留ポイントに爆弾を仕掛けたうえで意図的に明け渡したということはないのかな
開戦即日落とされたならともかく4日後の2/28に落とされたのに設備を無傷で渡したってのも疑問だし、
動画に目標を外れたロケット砲弾が爆発してるふうもないからトーチカUでの破壊も信じられない
>>何らかの方法でトーチカUの平均誤差半径(CEP)を向上させる準備をしていたのかもしれない。
そのSEP100mってINSオンリーでクラスター撒く場合の話でGPS+終末誘導にアクティブレーダーか画像照合の併用なら停泊艦の攻撃も全然可能だよ
SSMでなくBMなのであくまで停泊中しか狙えず基本対艦用ではないが揚陸戦でビーチングした艦を狙えるので着上陸対処訓練で対艦訓練してたんだろね
なので訓練通りの攻撃だが揚陸中でなく停泊中なのは想定外だったような?
これ、ロシアのテレビ見なくてもNATOの偵察機でリアルタイム着弾観測出来るんでは?
あ、コメントしてる人たちは、テレビ見てればNATO偵察いらないって揶揄してんの?
NATOの偵察いらないとは一言も言ってないのでは?
映像では確実に1隻は爆発炎上して大破、退避中の2隻の内1隻はほぼ無傷で奥側の1隻は黒煙上げながらも自力航行は出来てる。煙で全然見えないけど爆発してるオルスク?の後ろにもう1隻いるのかな?
露海軍の黒海艦隊所属の大型LSTは全7隻、その内3隻が損傷となるとオデッサ揚陸戦は絶望だな。トルコが海峡の軍艦通行を一切禁止してるから他から引き抜きも出来ない
通常は戦時であっても全艦稼働状態というのはあり得ないからね。
腐敗が進んでいるロシア海軍なら、あそこに停泊していたのが稼働している全て、なんてのはさすがにない・・か?
穏やかな海だねぇ。夕暮れ時だろうか 街並みも綺麗
こういうとこ 長瀞さんとのんびり歩きたいかなぁ。。
もし今回の戦果がウクライナ軍のトーチカUミサイルによる成果であれば、
今後どこかで2回目もあるのではないかと推測します。
(このニュースを聞いたとき、最初はロシア軍内部のサボタージュかと思いました。)
偶然でも「揚陸艦」という高価な船体が失われたのは、重要だろう。
ウクライナは、占領地の外部からでもピンポイントで狙い撃つことができる、という証明となったのだから。
重要地点、司令部・補給集積所など、位置がわかったらどこからか攻撃される、恐怖と戦うこととなる。