ウクライナ軍は24日夜、再びロシア軍の支配地域にあるヘルソン国際空港をMLRSで攻撃中だと報じられている。
参考:Ким выложил видео обстрела Чернобаевки
ウクライナ軍は何を狙ってヘルソン国際空港をMLRSで攻撃しているのだろうか?
ロシア軍はヘルソン国際空港にKa-52、Mi-24、Mi-8といったヘリコプター部隊を配備して各作戦に投入、しかし度重なるウクライナ軍の攻撃で大きな被害を被り、ニューヨーク・タイムズ(NYT)紙は「21日までにロシア軍は空港から全ての航空機材を撤去した」と報じていたが、ウクライナ軍は再びヘルソン国際空港をMLRSで攻撃中だと報じられている。
ヘルソン国際空港にはヘリコプター部隊が去った後も無人機「Орлан-10」の運用が続いていたという噂もあるが、これを排除するためだけにMLRSによる大規模な攻撃を行なったとは考えにくく、再び同空港にヘリコプター部隊や車輌部隊が戻ってきたのかもしれない。
果たしてウクライナ軍は何を狙ってヘルソン国際空港をMLRSで攻撃しているのだろうか?
関連記事:ヘルソン国際空港から追い出されたロシア軍、航空機材を空港から完全撤去
※アイキャッチ画像の出典:President.gov.ua / CC BY 4.0
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命令のまんまに空港の再奪取をやらされてるロシア部隊が、MLRSの餌食にされていそう、命令拒否は督戦隊から即射殺
俺は独ソ戦を眺めてるのかい
これで本当にヘリ部隊を再び送ってきていたのならバカを飛び越えて思考停止としか言いようがない。
何度も手痛い攻撃を受けた場所に、周辺の制圧もロクにせずに的になりに来たんだから。
ヘルソン空港は南部攻略の要衝であることは間違いないから保持したいだろうけど、それにしても順序があるだろ。
ロシア軍が戻ってきているとして、そこに正当性を見出すなら前線部隊から要請があったとかかな
近接航空支援に補給に、前線への貢献は相当なものだったはずだし
前線からの要望があったとして、要請された航空宇宙軍が現状を正確に把握していれば絶対に送らないはずだから、少なくとも陸軍の前線部隊から航空宇宙軍の間に深刻な情報ギャップが生じている可能性があるね。
考えられるのは
①前線部隊が宇軍のMLRSの存在を把握していなかった。
②情報が錯綜してどこかの段階で抜け落ちた。
③焦りかメンツのため、陸軍司令部から航空宇宙軍に嘘の情報を送った。
かな。
③は荒唐無稽に思えても実際に本邦は有名な台湾沖航空戦で盛大にやらかしていて、硬直化と面子第一主義が進んだ組織間ならあり得ること。
なんか今回のロシアの動きっぷりは、太平洋戦争末期の日本軍・日本政府の思考停止ぶりに加えて
福一原発の東電と霞が関・民主党の対応の動きとすごくイメージが被る。
まるで他人事かのように全電源喪失に何もしない東電や、大丈夫と政府の思惑を言い続ける東大教授
名古屋から東京に東電幹部を自衛隊が送ったら
「許可なく自衛隊に乗せるとかクーデターだ」と言いながら名古屋に戻させる民主党政権
あれを見て日本の体質が全然変わっていない(東京裁判で指導層は摘発されたものの、敗戦に至らせた組織の癌が本質的には除去されていない)事を感じた。
だからロシアの動きの思考停止ぶりは他人事に見えない。
督戦に来ていた少将がまた吹き飛ばされたりして…
マリウポリ方面でも動きがあり、ザポリージャと中間付近にある集落が奪還されたとのこと。
マリウポリまであと100km程、救援を待つ市民のためにも何とか包囲を突破して欲しいものです。
自分で書いておいて現実に起こるとは思ってなかったが、本当にヘルソン国際空港でロシア南部軍管区第49軍司令官のヤコフ・レザンツェフ中将が吹き飛ばされていた模様。
将官死に過ぎ…と言うか学習能力無いのか、ロシア軍には。
ヘルソンってクリミアのすぐ近くでそこら一帯はロシアにガッチリ抑えられたのかと思ってたけど
MLRSみたいなクソデカ鈍足でも射程圏内に近づけるもんなんだな
敵味方入り乱れて地獄絵図なんだろうな…
盗んだMLRSで走り出す~
銃後の夜~♪
事前に入念に計画立案してしっかりと訓練していたのでは
ムイコラーイウ前面にロシア軍を引き込んで殲滅した後の予定された作戦に見える
南部の進撃は順調で~って言って人奴多かったけど
マリウポリの激しい抵抗見るとヘルソンの早い放棄にはかなり違和感があった
機甲予備を未だにがっつり温存してると見てるんだけどどうなるやら
第28独立機械化旅団の一部が逆襲に出ているらしいが、これはオデーサで睨みを効かせていた南部の虎の子部隊と思われる。
また第17独立戦車旅団がクリヴィーリフ方面に展開していると噂されるが、ザポリージャ側の予備と考えられるのでヘルソンには投入しづらい。
そもそも守りきれないから南部を早々に放棄したと思われるので、空港を破壊しつつロシア側の戦力を探り機動防御に戻るのではないか。
あるいはドニプロ川以西のロシア軍をヘルソンに押し込んでおいてザポリージャ側から逆襲してもいい。
ロシア軍の命令系統がぐちゃぐちゃになっていて
へルソン空港を撤退したことを知らない別の部隊がやってきた可能性がある。
現状だと空港じゃないと運用出来ない物はなく。戦意を挫くためか味方モチベか対外的なアピールとしての占領でしかないな。
固定翼機なんて長射程でもないMLRSの攻撃圏内にある以上は、それ以外の手段でも攻撃される可能性もあり安定した運用なんて無理だろう。
ロシアとしては軍事なんて関係ない占領維持で、ある種の呪いと言ってもいい。
ふと思うがUAV万能論者はこのようなMLRSでの攻撃とかの話を聞いて何を思うんだろうな。
それぞれの兵器には長所短所があって、ウクライナの戦果がUAV単独で築かれたものじゃないのはよく分かると思うが。
UAV万能論者なんて、ここには一人も見たことないけど?
戦場がすでに戦闘機単独でヒーローみたく活躍する時代が終わってるのはみんな認識してますけどね
ヘルソン空港撤退を知らない将官とか?
空港に戻らされたロシア兵も哀れ
国防相もだか上の方も情報が入る分士気が著しく低下してそうだ
>ウクライナ軍は何を狙ってヘルソン国際空港をMLRSで攻撃しているのだろうか?
こうして不定期に散発的に攻撃しておけば露軍としてはへルソン空港は安全に使えない
空港となって恒久的に放棄となるからではないですか?
ただ、あんまりワンパターンに攻撃し続けると、貴重なMLRSの位置を逆探されて
カウンター食らいそうですけど。
ウクライナの地形だと陣地転換の移動でも上空から丸見えになりそうで怖い。
MLRSの弾よくもってるな
大分使ってる筈だと思うけど
元から在庫を用意していた部分もあるだろうが、ロシア軍の補給部隊を叩けばドロップするから
ウクライナの経済力からそこまで在庫があるとは思えなかったんだけど
ドロップアイテムってのは失念していたな
FPSゲームみたいだ
CNNの「ロシア軍兵器を再利用 再生工場を取材」って記事にありましたね。その記事ではウラガン(多連装ロケット)を鹵獲して前線に送ったとありました。
ドロップアイテムとしてノーマルは兵員輸送車、レアはMLRSや戦車、スーパーレアはツングースカやパーンツィリといったところでしょうか。
そういえば農家のおっちゃんが落ちてたロケット弾を運んでたな
空中で発光しているのはクラスター弾が分離している光なのかな