オーストラリアは27日、ドンバスを巡る戦いで必要とされる155mm榴弾砲「M777」をウクライナに提供すると発表した。
参考:Australia to send howitzers to Ukraine
西側諸国がウクライナに提供したM777の数はオーストラリア分を含めると100門に到達
米国からの要請に応えてオーストラリアのモリソン首相は27日「豪陸軍の在庫から155mm榴弾砲M777×6門と砲弾を提供する、この支援はロシアの残忍で容赦のない侵略へ対抗するのに役立つ」と声明を発表、すでに提供するM777は豪空軍のC-17に積み込まれている。

出典:MilitaryLand.net
因みに西側諸国がウクライナに提供したM777の数はオーストラリア分を含めると100門に到達、カナダのアナンド国防相も新たに「セネターAPCをウクライナに提供する」と発表した。
機種 | 数量 | |
米国 | M777 | 90門 |
米国 | 詳細不明なMLRS | 不明 |
英国 | L118提供を検討中 | 不明 |
フランス | Caesar | 12輌 |
オランダ | PzH2000 | 非常に少数 |
カナダ | M777 | 4門 |
チェコ | Gvozdika | 正式発表なし |
イタリア | PzH2000かM109 | 不明 |
ベルギー | M109? | 不明 |
オーストラリア | M777 | 6門 |
関連記事:英国防相がウクライナへのAS90提供を否定、105mm榴弾砲を検討中
※アイキャッチ画像の出典:MilitaryLand.net
お知らせ:記事化に追いつかない話題のTwitter(@grandfleet_info)発信を再開しました。 |
米国やカナダ、オーストラリアが牽引式のM777を提供装備にしたのは、牽引式な分軽量で航空輸送が可能だからかな?
いまはスピードが大事だものね
大西洋やインド洋を時間の掛かる船便で持っていくわけにはいかない
約4tほどとFH-70の半分以下の軽さのため、不整地や、ちょっとした泥濘みでも運べるという、まさにウクライナに適した兵器ですからね。もちろん運ぶためのトラックやヘリは必要ですが。
日本も三点方式でFH70を出そう
エンジンはスバル製だけどね。
我が国も対露最前線なので出せる物なんてねぇけど、再生産を前提に96自走迫なら彼らに有効な兵器になる
機動力と火力があり自走砲より操作が楽で中身は欧米製だから
逃げ足と火力、防御にシンプルさのバランスから自走迫は良いかも。
日本はポケモンGOで、レアポケモンをロシア側に発生させ、
例えば、ロシア側の補給拠点の近くや、レーダーサイトの近く、
前線でウクライナ側が攻撃を仕掛ける直前にロシア側の攻撃ポイントの後方などに激レアポケモンを出現させ、
夢中でポケモン狩りに興じさせ、疑似的にサボタージュを起こす戦術はどうだろうか?
カナダの狙撃手ワリ氏は探知されないようにスマホを前線にはもっていかなかった、
片やロシア兵は前線でスマホで通信したり、家族にラインを送ったりしている。
規律が緩んだ軍なら、上官に隠れてやるに違いないと思うんだが。
残念!
ポケモンGO開発元はアメリカでした。
多分ロシア軍の使ったスマホに偽情報を流して攻撃という、クリミアでの意趣返しはやってそうですね。
日本を棚に上げてNATOだけでこのように提供状況を見ていくと
だんだん目立ってくるのがスペイン・ポルトガルやな
場所的には極端な話フランスが占領されるまで安泰な一番の安全地帯に居て一番提供できる場所
でありながら全く提供してないですねえ
スペインもポルトガルもレオパルド2いっぱい持ってるみたいやし、ミストラルも持ってるし
M109も持ってる。
どんな議論になってるのか
スペインについては装甲車両も含む武器パッケージを先日支援しているようです。
リンク
よし、日本は日本製のコロナの瓶詰めでどうだ
クラシックな武漢製がよろしいかと。
ウクライナの国防のfacebook投稿によると、今まさに軍のテクノロジーや口径をNATOのものに切り替えようとしており、そんなことは数カ月前は不可能だと思われたが、ウクライナ兵のプロ意識がそれを可能にしたと。外国人から155mm砲の訓練を受けた時、その過程で砲のコンピュータープログラムを改善する手伝いをしたそうです。誰よりも実戦経験があるからですね。
管理人さんも前に書いていたように、戦いながら装備を東側仕様から西側仕様に切り替えていくのは大変なはずだけれどウクライナはやり遂げようとしているのでしょう。