自民党関係者は25日、戦闘機F-2の後継機は将来的な海外輸出を見据えて開発に取り組むことを求める提言案を政府に提出すると明らかにした。
自民党の国防族議員が次期戦闘機「F-X」を海外輸出を見据えた開発を主張、果たして具体的な取り組み方を考えているのだろうか?
自民党の国防族議員を中心にした有志の勉強会は戦闘機F-2の後継機「F-X」がF-2と同規模の生産数に留まればコスト面で不利だと強調、将来的な海外輸出を見据えて開発に取り組むことを求める提言案を政府に提出すると自民党関係者が明らかにしたと共同通信が報じている。
ただ憲法の平和主義や武器輸出を規制する「防衛装備移転三原則」に抵触する恐れがあるため次期戦闘機「F-X」の海外輸出が実現へのハードルは高いと共同通信は言っているが、仮に前記の問題を全てクリアできれば次期戦闘機「F-X」が売れると思っているのなら大間違いだ。
自民党の国防族議員は「海外輸出を考慮して開発しよう」と簡単に言うが、日本は海外輸出を前提にした国産戦闘機の開発経験がないため「何をどの様に考慮するのか」という点から検討を始めなければならない。
海外輸出を前提にするということは将来の需要や潜在的な導入国が戦闘機に何を求めているかを分析して次期戦闘機「F-X」の設計に反映させたり、日本以外の国が重視する空対地戦闘能力を充実させる必要があるため開発計画を一度白紙に戻して要求性能を練り直す必要があるだろう。
具体的に言えば制空戦闘の要素が強い次期戦闘機「F-X」をマルチロール機を強く意識した開発に変更して、海外輸出を容認する国や企業から空対地ミサイルや巡航ミサイルなどの精密誘導兵器統合の許可を確保するか、次期戦闘機「F-X」開発と平行して対地兵器を国内開発する必要がある。
日本専用機なら最も都合の良い米国製の精密誘導兵器を統合することも可能かもしれないが、海外市場で競合機する可能性を秘めた機体に米国が統合許可を与えないのは韓国のKF-Xの件で証明されているため、次期戦闘機「F-X」を海外輸出を見据えた開発に切り替えるなら絶対に避けて通れない問題だろう。
次に問題になるのは海外市場で受け入れられやすい機体単価の設定だ。
憲法の平和主義や武器輸出を規制する「防衛装備移転三原則」をクリアすれば開発した次期戦闘機「F-X」が黙っていても売れてコストが下がるのではなく、コストを下げるための努力と戦略が必要になる。
これは第5世代戦闘機F-35Aの機体単価と需要の関係をみているとよく分かるが、どんなに優れた性能を備えていても機体単価が1億ドルを超えると人気がないが、8,000万ドルまで価格が下がると需要が急増しているため日本が次期戦闘機「F-X」の海外輸出を狙うなら機体単価8,000万ドルというラインは外せない。
要するにコストを下げるための努力とは国内需要と海外需要を計算して機体単価を8,000万ドルに収まるための開発コストを設定すると言う意味で、ここである程度の計算が成り立たない行き当りばったりの計画なら海外輸出でコストを下げるという目論見は運頼みということになる。
最後に日本政府が次期戦闘機「F-X」を売るために政治的な決断と覚悟が出来るかだ。
仮にある国が日本の次期戦闘機「F-X」を導入したあとに日本と外交的に繋がりが深い国や対立を避けたい国と軍事的緊張や対立に発展した場合、日本は次期戦闘機「F-X」の運用に必要な保守部品やサポートを続ける度胸と覚悟があるのかという意味で、これをある程度保証しなければ日本から戦闘機を購入しようとは誰も思わないだろう。
自民党の国防族議員を中心にした有志の勉強会が日本政府に「将来的な海外輸出を見据えて開発に取り組むことを求める提言」を行うなら、F-2と同規模の生産数に留まった場合の次期戦闘機「F-X」のコストが幾らなのか?次期戦闘機「F-X」を幾ら海外輸出すればコストが何処まで下がるのか?次期戦闘機「F-X」の潜在的な輸出先確保のために日本政府は何を行うべきなのか?など具体的な内容をセットにして提言しなければ聞こえの良いことを主張するだけで終わるはずだ。
管理人的には覚悟を持って次期戦闘機「F-X」の開発を海外輸出を意識したものに変更するなら支持(成否はやって見なければ分からないので不問)したいが、中途半端に海外輸出を意識した計画に変更して開発コストだけが高騰しましたと言う結果に終わるくらいなら当初の計画通り「日本専用機」と開発したほうがマシではないだろうか?
そもそも来年から本格的な次期戦闘機「F-X」開発が始まる現段階で考慮されていない海外輸出を見据えた開発を主張するのは防衛装備品の開発と輸出に全く理解がないのではないかと感じてしまうが、もしかすると自民党の勉強会が次期戦闘機「F-X」のコストを下げるための海外輸出を成立させる秘策を思いついた可能性も「0」ではない。
果たして自民党の勉強会は次期戦闘機「F-X」の開発を海外輸出を考慮すべきとだけ主張するのか、具体的な内容を伴った説得力のある提言を行うのか注目される。
※アイキャッチ画像の出典:財務省 令和2年度防衛関係予算のポイント
F-3にはオーストラリアが既に興味を示している
興味を示しているだけですよね。
中国も興味は示していると思いますよ。
というか、国防族もちゃんと物ができてから言えば良いのに。
取らぬ狸の皮算用は危険だとMRJを見てて思わなかったのかな?
でも、オーストラリアが次期戦闘機に何を選定するのかは、気になりますよね。
アメリカの時期戦闘機は、輸出を想定してませんし、イギリスのテンペストを採用しようとすると米国式を重視する姿勢から外れますし、FCASはもっとかけ離れた存在でしょう。
結局はテンペストプログラムに入るのでしょうかね?
オーストラリアって英連邦だけど過去にフランス製のミラージュⅢを採用してたりするからその辺結構自由なんじゃないかなぁとか思う
実際ものになるかは知らんけど、今進めてるコリンズ級の後継もフランスだし
そういえばそうでしたね
いや輸出前提に開発されてないもん後から売ろうったって難しいでしょ。
本格着手前の今がギリギリというかむしろ手遅れ。
今からできるのは各部をモジュール化(エンジンベイ等)して、顧客の要望に対応し易くしとくくらい?
それなら「将来への拡張性」にも繋がるので悪い事ばかりではない。
ソースはTwitterの与太話とか言うつもりじゃあるまいな
そうよね、ソースはどっからだよw
航続距離が長い戦闘機はオーストラリアが欲しそうだけど、アメリカのミサイル撃てないと選択候補には上らないと思うよ。
オーストラリアが興味を示してるというのは初耳だけど(といいつつ、軍事系サイトはここぐらいしか見てないんだけどね)オーストラリアはF-22欲しがってたのとアメリカと強いつながりのある同盟国であることを合わせると潜在的な顧客ではありそう
米シンクタンクのCSISが、F-3交渉のための非公式なフォーラムを作成したのだけと、そこに日米英と共に豪も参加している様です。
子供だけが真に受ける
その自民党こそが武器輸出を躊躇してきた張本人だし
米国の動向と国政選挙で右往左往してる連中なんか信用しません
ここら辺はお隣さんを笑えないからな。ただまぁ、高い金出して輸出国の無駄な争いに巻き込まれないと考えれば、かえって安いのではないかと個人的には思う。テンペスト辺りと共通部品でお茶を濁す程度になりそう。
お隣は防衛産業成長させて外貨得ているから笑うとかありえないよ。プロ野球選手にケチつける居酒屋のおっさんじゃあるまいし
重要なのは外貨を得ることではなく、利益を得ることだ。
ライセンス量と無駄な開発費で赤字だと意味がないだろ。
百歩譲って、技術力がついたのならいいが、お隣さんはまだまだみたいだね。得してるのは、ポッケナイナイ企業だけかな?
遺憾だが、戦後の米国による航空産業潰しや三菱ジェット機の一件といい、我が国の航空関連の技術力は米英仏露などと比べると1歩どころか2歩も3歩も下がっていると言わざるを得ない現状がある
カーボン関連等一部誇れる分野もあるが今回の開発は期限通りに行けば上々、経験の殆どない我が国の戦闘機開発故、恐らく予期しないトラブルや価格高騰が発生し、大変な産みの苦しみを味わうであろうことは想像に難くない
輸出できるほどのセールスバリューというのは今回は無理かもしれない だがその次、次の次こそは大いに期待できると個人的には思う
というか、あの連中は日本の航空宇宙産業が中国以下な現状を把握しているとは
とても思えないんだが
過去の輸出実績だけ見ても中国は比較にならない数の軍用機が採用されてる訳で、
新参者で他国向けのサプライ供給ラインすらこれから開拓せざるを得ない日本に無理ゲー強いてるとしか思えんわ
憲法の平和主義とかいうゴミは置いといても、最新戦闘機を売って良いほど信用できる国は限られるだろうし、更にその中で実際に買ってくれる国…豪州と書いてる人もいるが実際どうなの?
豪州なんて、クジラ真理教の連中が暴れれば一瞬で契約撤回される様な国に売り込む理由が判らんわ
先のそうりゅう級の件を教訓に生かせないなら、これからも日本がアホ見る事になりそうだな
仮定の話。豪州が興味を…と上のコメで書かれてたので。まあそんな話は聞いたことがないけど…
憲法をゴミと思うならば、それを押しつけたアメリカにこそ抗議なさい
戦後日本の抱える大きな矛盾に踏み込む勇気あるのかね?
へーそうだね凄いねー(適当)
そもそも武器輸出禁止なんて憲法の何処にも書いてないし政府答弁もないから共同通信が何を言っているのか理解に苦しむ。
憲法の「精神にのっとり」とかいう文言はあったけどそんな曖昧なものどうにでもなる。
では何で政府は武器を出さないのかな(笑)
雑魚野党に責任転嫁しないでね、政府は米国の顔色しか見てないから
君それもわかんない?
>では何で政府は武器を出さないのかな(笑)
ハア?レーダー売ったし、哨戒機、護衛艦、潜水艦も売り込みはしてるじゃん。この様に明確な事実を歪曲する奴はもう話す価値なし。
SM-3も忘れてはいけない。
どんな無茶苦茶な話でもとりあえずアメリカガー を言えばそれっぽくなる説。
はぁ~!?すみません最近ちょっと耳が遠くてねえ!
>何で政府は武器を出さないのかな
このサイトの読者なら日本の防衛装備品輸出の試みを知らぬ筈がないので、これはパラレルワールドから来た方に相違ない。物理学史に残る発見だ。
野党の話なんていったいどこから出てきたんだろう?
流石にアメリカも自分でここまで変えないとは思わない。
国民が自ら変わらないと。
資金力で言えば中東だろうけど、あの辺に軍事で手を出すのは恐ろしすぎるからな。
北欧やスイス、台湾あたりなら政治的な問題は少ないかも(台湾は尖閣や中共のスパイ問題が有るが)
英連邦ともっと距離が近くなれば豪州もより現実味が出そうだね。
F3が稼動予定の2030年代後半の国際情勢を考慮した場合、空自用が予定の90機で足りるのでしょうか?
足らんでしょうね。
そしてパイロットはもっと足りないという・・・。
だからこその無人機ウィングマンということですね。
最初からコストをカットしたモンキーも同時に製造して最初は空自で使ってローを受け持たせ、古スぺkkのF-3が揃ったら輸出すれば運用実績があるから売れるだろう。
そのローでもF-16以上の性能なんだから。
この件での国防族議員並みに思いつきでコメントしてるようだけども、聞かせてほしい
「最初からコストをカット」とはどうやってコストをカットするのか?
「モンキーモデルを作る」とは何を弄ってどうやってモンキーモデルを作るのか?
言うは易しだけど、それが出来たら苦労しないのよ
F-15JSI更新用の需要がありますね。
上手く作れたら120機くらいにはするんじゃない?
90機云々は現時点での大体の確定分であって。
拡張性含めそこそこの性能にしかならなくても90機は作りますよ、というだけで。
そういう調整を自国の考えだけで出来るのが国産機のメリットでもある。
海外輸出じゃなくて防衛省が出してたF-Xと編隊を組む想定の無人機をF-Xの機体をベースに作って、機体だけでも量産効果を狙って数稼ぐほうが良いような。どのみちF-Xと編隊を組むことを想定した無人機となるとF-Xと同等の進出距離、速度、ステルス性は必要になるだろうし。
その場限りの思いつきで言っただけ。
流石に日本と韓国を同列に語るのは如何なものかと。
日米の関係を考えれば日本の次期戦闘機に米国製のミサイルを搭載させないなんて馬鹿げた事はしないと思うけど
「F-3輸出先へのミサイル売却を許可しない」は十分あり得るでしょう。
日本が運用する分には米国製ミサイルの統合を許可するとしても、それを輸出する事前提で作りますよとなったらアメリカは確実に反対するだろうしあらゆる手を使って妨害してくるよ
アメリカに旨味が全くないしそこまでしてやる意義がねーもの
日本の場合、AAMやASMは自前で用意出来るし、戦闘機へのAGM導入も低調なので、
「日本防衛への影響は乏しいけど、輸出するには痛手」といった装備の統合拒否は方法論的にはあり得るかも。
日本側の開発リソースや予算、評価機の縛りで、手広く統合作業を行う事が出来ないでしょうから、アメリカが手を汚す必要も無いかもしれないけど。
どうも議員先生方は兵器を自動車産業か何かと勘違いしておられるように思える
へぇ、自動車産業は輸出を視野にいれない国内専用車でも物が良ければ海外からオファーがあるんですか?
昔はそうだったのよ。ごく普通に輸出してた。「売らない」って言ってたのはクラウンとスカGくらい。
軽トラックとかあるね、
国の実情に合うものなら何でも買って使うよ。
インドなんか旧式のジムニーのロングボディを軍用車にしている。
でもステレス戦闘機となると売れる相手も限られるから難しいと思う。
もちろん、MRJ同様にアメリカから横やりがガンガン入るしね。
ありますよ。
ムーズカスタム、ヴォクシー、ヴェルファイア、ハイエースなどが当たりますね。
また日本の安全基準は世界一厳しいため欧米のテストがわざと緩くなったりしたようですw
車の輸出は経済の問題だが、兵器の売買はむしろ政治の問題なんだって、肝心な防衛族こそ理解してないように見える
寒い
トヨタが対米輸出を始めたころはおもちゃの車だとさんざん言われたが今ではご存じの通りになっている、20年後は日本は輸出武器大国になってると思う。
思うだけなら猿でもできる
根拠をのべてくれよ
願望と現実は別だ
市場と顧客目線のおかげだよ
MRJみたいにとりあえず作ってみました〜(航空会社のアドバイス全無視)の日本の企業が、昔みたいに輝くのは難しい
予算獲得の為のポーズ?
売れるとは、とても思えない。
日本製買える国は米国製買うし、米国製買えない国に日本製を売り込むリスクを許容出来るとは思えない
しろうとなので、F-Xって、てっきりF-22の2030年バージョンを作ろうとしてるんだと思ってました。でもF-22クラスだと、買おうと思うかも?な人は、オーストラリアと中東産油国くらいでしょうか、当然ありえないですよね。やっぱり輸出用というとF-16の2030年版になるのでしょうか。そもそもどんなものを開発したいと思ってるんでしょう。不安です。
そうだね。
現実的に考えれば戦闘機は不可能だし、まぁ
c2やp1ならばまだそれなりの可能性はあるかな?
しろうとと情弱は何も関係でしょ。
しろうとと情弱は何も関係ないでしょ
しろうとってひらがなで書いてるから多分煽りたいだけの荒しなんだろうけどさ。
素人でいいんですって(笑)プロがここにいるほうが変だから
T-4後継を開発する余力すらあるのか疑問なのに、輸出専用戦闘機なんて無理でしょ。
つまり沢山作って量産効果で機体の値段を安くしようってことですよね?
財務省を叱りつけたり定数増やしたりしてF-3を100機以上導入出来るようになればいい
F-2だけではなくF-15の分も合わされば結構な数導入できそうですが
拡張性を高めに取って、アップグレードを繰り返しながら長期間使える機体になれば日本だけでもそれなりの調達数になるのではないだろうか。
なので、とりあえずステルス系と航続距離に比重置いて設計して欲しい。
だったらテンペストに参加しろよっていう
案外、韓国を挑発してるだけだったりしてw
自民党の国防族は反韓派が多いから
マトモな顧客は米国やEUが抑えてるし
マトモじゃない顧客はロシアとチャイナが抑えてる
日本の戦闘機を買うとしたら
NATOとも共産圏とも仲が悪い国だけど
まあ間違いなく真正のDQN国家だろうね
管理人さんの分析と意見には全く同意します。
これまでの研究開発の成果を見れば次期戦闘機が期待できることは確かだと思いますが、輸出を前提として再検討すればスケジュール遅延を招くのは記事にある通りだと考えます。
防衛省の公表資料では次期戦闘機ベース派生型開発の可能性が示唆されてはいましたが、まずはスケジュール通り成功裏に完成させることを最優先とすべきでしょう。
前提として開発費の高騰を防ぐ努力は勿論ですが、輸出云々は開発完了時点で派生型プランとして提示できるようにすれば良いのではと思います。
海外輸出商品にしたいなら、最初から共同開発にしとけっての。
BAE システムズやロッキードと組む未来図の方が遥かに現実的だったろうに。
そうさ、名門のサーブもグリペン輸出のためにBAEと組んでやっとこさ、またテンペスト組に入ることで次世代に進もうって話なのに、
そういう現実論を抜きにして都合のよい願望語る防衛族は利権タカりの老害集団にしか見えない
色々な意見があるのは良いことだとは思うけど、流石にF-Xの輸出は無理でょう。管理人さんや他の人が言っている様に価格面に限らずその後のアフターもあるし、何より政治面での覚悟がなければ話にもならない。それより先に憲法改正に力を割いて欲しい。
戦闘機用エンジンが完成したらエンジン単品なら売れるかもな
エンジンは作れないけど機体は自前で作りたいって国が増えてきたからな
アメリカはエンジン単品だとめちゃくちゃ輸出規制掛けてるからハイパワーなエンジンは実質輸出禁止だし珍しくアメリカとは競合しない
需要はありそうな気もするが、アメリカが輸出許可出さないような相手で日本が輸出許可出せるようなケースってほぼ無いんでは。
サーブの設計思想ならアメリカ機とは一味違う機体が作れる、。
ライバルの出現を恐れたアメリカは10トン以上のエンジンの輸出を許可しなかったから小型機しか製造できなかった。
グリペンが小型機なのは、ビゲンの反省の類いでは?
機体規模を大きくしたければ、双発という手もあったけど使わなかった訳だし。
アメリカがハイパワーのエンジンに輸出規制かけてんのは機密保持、リスク管理が第一名目な訳だけどアメリカですらそういうやり方なのに日本がXF9売りに出してリスクマネジメントできると本気で思ってるんか??
まずF-3の成功が確約されていないのだから、F-3ではない別PJとして進めるという考え方はないのですかね?
F-3の成果を生かすことは可能なので、そこから輸出モデルを再設計すればいいのに・・・と思ってしまいます。
F-3の計画そのものに悪影響を与えかねません。
戦闘機の別PJを並行で進められる程、開発リソースや予算が無いのかと。
はいはいでたでたって感じだ…
緊縮増税、構造改革、貿易主義の連鎖と共闘がここ20年以上の富国失敗(強兵失敗)を生み出した訳だけど
まあ要職の人含めて大半の国民がこれらを推進したほうが良いと信じ切っているから止まらないな
いい加減気づけーッ
変に色気を出して計画が迷走しないよう祈るわ
戦闘機どころか航空機の開発経験自体が少なく、しかも最新鋭のステルス戦闘機開発を目指すってんなら余計なことしてる余裕ないだろ
日本に対して友好的で戦闘機を必要としていて購買力があって
なおかつ日本がサポートしやすい場所にある国・・・
台湾ぐらいしか思いつかん
うーん、国民党政権になれば中共に流すぞ。
これから台湾独立派が政権を確固にしても、すでに中共スパイは内部に深く食い込んでいると見ていい、
じゃあ日本は本当に安全なのかって聞かれたらNOと答えるけど
いよいよになればリスクを背負わないと情勢は変わらないよ
台湾は軽量小型戦闘機を量揃える方向じゃないですかね。STOL性が高ければなお良し。
航続距離が求められる大型迎撃機の需要なんて、アメリカ海軍かオーストラリアぐらいでは?(経済が伴えば他にも同様のの条件になる国はありそうですが)
戦後、航空機を開発した経験が浅いのにいきなり自前のステルス機を海外に売り込むなんざ無理だろ。民間のmrjですらあの体たらくなのに。
それ以前に国産ステルス機を実現できなきゃ論外だよ。
まぁ、航空機は難しいけど建造経験豊富な護衛艦やら潜水艦を売り込むならば理解できるがね。
多分MRJ以上の嫌がらせを受けるだろうね。
水上戦闘艦が一番輸出しやすいというのは賛成。とはいえ、使える舶用機関がないというのが一番の問題。
>使える舶用機関
XF9のおかげで、コアエンジンは技術的にどうにか出来るのが分かった
問題は、ここから採算の合う「商売」が出来るかだけれども
MRJは勝手に自爆していっただけさ
ホンダは完成したんだが。
ホンダジェットは開発・製造を米国内でやったので「実態は米国製機」と言う言い訳が立ったから米政府やFAAの横槍を受けずに済んだんだ
「世界に市場を求め、需要のある所で生産する」と言うホンダの精神が自らを救う結果になった
この点、メリットも無しに「国産機を国内生産したい」と言う願望だけで1兆円を無駄にぶち込んだ三菱のMRJとは気合が違うんだよ
実際、ホンダが小型航空機の研究プロジェクトを始めたのは1986年で、ホンダジェットが運航開始する迄29年もの年月を掛けている
その上で、藤野道格と言う有能な設計者に権限をキチンと与えた事が成功に繋がった
戦後の日本の航空機プロジェクトで唯一、ホンダジェットだけが成功を収めつつあるのはちゃんとした理由が有るんだよ
アレはGE製のエンジンかつビジネスジェットで需要もたかが知れてるからアメリカがOKしたに過ぎないのでは?
ホンダジェットのエンジン・HF120は純粋なGE製じゃなくて、ホンダとGEの合弁会社(GE・ホンダ・エアロエンジン)の開発・製造だよ
それも元々はホンダが独力でエンジンを開発(HF118)したものの、機体メーカーには見向きもされずホンダ単独では形式認証を取る見通しも無いと言う状況下でGEが興味を示した結果、両者で合弁会社を作る事になって開発されたのがHF120なので、全くの米国製と言う訳でも無い
元MRJだってP&W製エンジンですけど。MRJを恣意的にブロックしたというなら、MRJよりよっぽどビジネス的に強力な非アメリカ製リージョナルのA220がすんなりFAAからOK出されている意味が分かりませんね
A220だってボンバルディアのCシリーズだった当時にダンピング問題で米政府に叩かれているので、結果的に横槍は入れられているよ
その妨害は型式証明取れた後のビジネスの場でのことだからMRJが型式証明取れなかったこととはまったく関係ないのでは
ボンバルディアの航空機部門だが、元はカナディアと言ってGDに買収されたりコンベアの子会社だったりした経歴が有るから、実はFAAの形式証明を取り易い立場にあったのよ
その点、事実上零から形式証明を取ろうとした三菱とは状況が違う
そのボンバルディアでさえ、Cシリーズ開発の際にカナダ政府から貰った補助金がダンピングと見做されて米政府から横槍を受けた数年後に旅客機開発を諦めてCシリーズをA220の名でエアバスに売ったのだから、FAAの形式証明の闇は深いよ
>それ以前に国産ステルス機を実現できなきゃ論外だよ。
量産とか実用機の縛りが無ければX-2で実現してる。
RCSも昆虫~小鳥レベルだったかな。
デジタルセンチュリーシリーズにしれっと混ぜてもらおうぜ
大賛成です!
「今からなんてありえない」って言う管理人さんに賛成です。
初めてスクラッチで作る機体で他国要望をあらかじめ組み込んでおくなんて言うのは、無駄を通り越して無謀。
出来たF3を眺めて派生を作ればいい。具体的にはT4後継にグレードダウンと基礎設計や部品の流用等、でそれを今度は軽戦闘機として売れるかを考えればいい。
T4後継が200機程度なので、流用があればそこはそれなりのスケールメリットが出てきて製造中のF3にも好影響が出るでしょう。海自がやってるような定格以下でのエンジン使用なんかも研究対象でしょう。可能ならエンジンそのものが共通化できる。
やれることは多々あるでしょうけれど「今じゃあない」
うーん、方向性的には同意しますが、F-3から練習機に流用できるのは本当に限定的なパーツだけな気がします。
どっちかというと更に大型複座化してステルス性と滞空能力を活かして、制空権のない環境での偵察・哨戒や警戒、空中給油や電子戦を担う汎用のベース機を開発する方が部品共通化率を保ちつつなんだかんだ調達数を稼げるんじゃないでしょうか。
これなら「搭載機器は好きにしろ」って形で輸出の目もあるかも。
火器管制およびレーダー周り以外のアビオニクスと胴体を中心とした設計の流用でしょうね。結構なものだと思いますよ。F3が操安性など二の次のピーキーな機体でなければw
小型の哨戒機はマーケットが小さいので数を見込むのは難しいんですよ。P1ならいけるでしょうけどニムロッドみたいなところはUAVに移るでしょうし。日本がまず採用しないので他国が採用するかというと疑問です。
電子戦機はありうるけど搭載機材がないのとやっぱり数が少ない。この辺の支援系は延べて少ないので割って入るのはなかなか難しい。ユーザーも日本のエンジンを少数使うのは嫌でしょう。
軽戦闘機であれば、安いところで機体50億程度の保守含め100億ぐらいなら「使ってみるか」ってユーザーが見込めないかなぁと。
胴体の設計ったって、推力30tなんて邪魔にしかならないから
エンジン変えるか単発にするか。
ステルスもウェポンベイも発電力も要らないしアビオニクスだってほとんど無用の長物です。
つかイメージ図通りならF-3の機体自体はまさしく操安性の低い(特にヨー)推力偏向ノズルとFBLありきのピーキーな機体でしょう。
んで哨戒機は一用途ね。
アビオとウェポンベイドンガラの汎用機作って中身は国内でアレコレ試すんですよ。
もちろんその実績見て「それくれ」とか「自分とこの機材積んで使おう」って国が出てきてくれれば理想ですが。
何ならF-3ほぼそのまんまでウェポンベイに納まる曳航ポッド積んで「〇〇機でござい」と称して戦闘機枠外で調達するのもありかと。
とにかくまず国内でエアフレームほぼそのままでステルスと航続距離を活かせる使い道を探せ、と。
思い込みの激しい返信だなぁ。
もう少し考えてから返してくれないかな?
いや世界最大級の大型双発ステルス戦闘機を派生させて
練習機や軽戦闘機にしようって発想の妥当性を
まずよく考えてみてください。
練習機兼軽攻撃機が機体単価50億前後では確実に買い手はつかんよ。
T-7AとF-35が強すぎる。
T7AとF35ねぇ。
いったいいくらするんでしょうねぇw
いや、フツーに自分でググってみたら?
いかに自分がトンチンカンな事言ってる情弱なのか分かると思うけど
国内に、実質三菱重以外の選択肢が無いのも、パイが小さすぎるからだ。
中国・朝鮮・ロシアに対して、国防構築とその円滑運営のためには、
手厚い予算の裏付けが不可欠。国が旗を振らなければ、平素は技研任せで、
民間は研究さえできない。F-3くらいできないでは、次も負け戦が濃厚。
国防族議員の真意は国産機輸出ではなく、「生産コストを下げるために生産数を増やしたい。輸出したいがどうやらそれは難しいようだ。では戦闘機の輸入を減らし、国産機の割合を増やそう」ということではないか。最初から国産機の割合を増やす(戦闘機の輸入を減らす)と言うと国防族議員とも関係の深いLM社辺りに睨まれそうだから、記事にあるような発言をして相手の反応を様子見しているのではないだろうか。
F-35の足りない所を補う為のF-3だけどどこが欲しがるんだろうか
考えられるのは海に囲まれていてF-22を欲していたオーストラリアくらいしか思い付かないんだけど
インドとなると米露英と苛烈な競争になるのは眼に浮かぶ
マルチロールに関しては欲張ると返って開発遅延と機体単価が高騰する罠だから程々にね
単純に制空戦闘機欲しそうな国ならイスラエルだけど、まあ無理だな
あとは……ノルウェー?
オーストラリアは、F-3交渉の非公式なフォーラムに参加している国の一つ﹙他の参加国は日米英﹚の様だし、その点もプラスですね。
ただしオーストラリアはFB志向の様だから、F-3ではやや合わないかもしれません。
そこは、フォーラムが上手く機能してくれたら良いのですが。
場当たり的すぎる。そのための努力も戦略も環境も大して用意しないのに言葉だけは空虚なまでに壮大な政治家連中
ほぼ初自前チャレンジに横槍入れて欲張るよりまずは日本で使うという主目的のためにしっかり完成させることを優先して欲しいね。経産省が威勢よく旗だけ振って大失敗したMRJの二の舞にならないように
取らぬ狸の皮算用
MRJは元々三菱重工が大甘な事業計画を立てたのが大失敗の理由で、経産省はその尻馬に乗っただけ(実際、MRJは三菱の単独事業として始まっており、国家的プロジェクトでは無い)なので状況がYS-11とは異なるぞ
日本の実情に合ったとか言う妄言で、無駄に凝った仕様の機体で、しかも倍近い価格の機体を買うような物好きが存在すると思っている能天気さに、憤りさえ感じる。こんなバカ連中が国防の意見を言える族議員なのには、国家として真面では無い。自己都合で予算を食い潰すだけのシロアリ集団。
一応、予算の都合かスマートスキンセンサーはオミットするそうですねぇ・・・せっかく作っても中途半端になるのが何だかなぁ・・・
レーダーの性能を売りにしている国がそれを止めるとか、馬鹿なのですかね?輸出モデルは180度スキャンに限定するとかでいいのでは?ドイツの潜水艦も形式変えて輸出モデル(ドイツ、イタリア、ノルウェーのみドイツ形式)にしているので・・ロシアのSU-57はオルガ複合レーダーで主翼にもレーダー入れて対ステルスレーダーにしていますよ、F-3最大の売り無くすとかアホかと。
一行目の時点で認識が間違ってる。
LM案が高価すぎると却下してるので、F-3としてはそれより安価なのを想定しているのだろうね。
ステルス戦闘機を単独で開発するというのは技術的な面はともかく、どうしても一機当たりのコストが高騰してしまう為に必要機数揃うか不安な事が問題なのよね。他国を巻き込んで共同開発してコストを安くしたいのは分かるけど、打診したところで情報を漏洩させない等信用できる国を確保できるのかねぇ?良くてインドネシアかオーストラリアとかインド、台湾、フィリピン辺りじゃない?信用に足るとは思えないけど
インドネシアとか一番信用ならないですよ。あの韓国でさえ手を焼いているのに………
F-3かあ。戦闘機開発費用の高騰や国内防衛・航空産業の衰退を見るに、最後の国産戦闘機になりそうな気はしている。
可能性としては3つ
① 自民党が勝手に言いだした
② 三菱側からの意向で自民党が動いた
③ ビジネス参入、または計画潰し、妨害を狙う海外政府、海外メーカーからの圧力と横やりでねじ込まれた
流石にこの期に及んで自民党の素人連中が勝手に言いだしたという可能性は低いので
②か③だと思う
②であれば三菱はもともと輸出前提で長年開発を進めてきてそれが表に出ただけなのであまり心配ない
でも個人的に一番可能性高そうなのは③かな
日本が単独開発の基本路線を曲げないので色々横やりが入ってきてるんだと
④議員個人が思いつきで勝手に言い出した
これだと思いますよ。
政府与党の総意としてこんな軽薄なことは口走らないでしょう。
気持ちはわかるが、このタイミングの発言は横ヤリになるので、関心しない。
邪魔するのは特定野党で充分。
その前に法整備とか、商売のやり方とかやることが幾らでもある。
日本の技術力をなめすぎている、カワサキはP-1とC-2を同時開発して部品を共通化してこすとをさげ、大した炎上もせずに完成させた。
P-1はP-8の半額程度だし、C-2はA400Mより大幅に安いのに性能が上。
実は海外の戦闘機開発力は大したことが無い、アメリカは現状では戦闘機の開発はできないしヨーロッパ刃技術不足の上に金が無い、ロシアはエンジンのこれ以上の性能向上は難しいし中国は更に望みが無い。
F-3のデザイン設計は多分終わっていて各部のすり合わせを始めている段階にあるはず、要素技術は完成間近であとはロードマップに従って組み立てるだけで炎上もなく期日通りに要求通りの機体が完成するだろう。
P-8もA400Mもそもそもが無理のあった案件だから、その2つを比較に日本の方が技術が優れてるというのはちょっと…米露欧中の下げ理由もほぼ根拠ないし。
その論法だとF-3の計画は無理が無いからスルっと完成するし、それ以外の第六世代機は最初から無理があるから完成しないことになるんだが。
それあなたの感想ですよね
妄想は却下
P-1は配備後にレーダーの初期不良が出て話題になっていたし、C-2に至っては試験中に強度不良が発覚した結果、試作機の胴体を作り直すと言う、戦後の国産機史上最大級の炎上事案を発生させているのだが?
MRJの大失敗から鑑みると、三菱が現状の態勢のままでF-3を開発したら、戦後国産機史上ではMH2000ヘリコプター(奇しくもこれも三菱が開発)以来となる「試作機の墜落・(パイロット)死亡事故」がマジで起きかねないと思うのだが、皆はどう思う?
C-2試作機の強度不足の件は、強度シミュレーションの精度の問題でしょ?
そこは検証して、シミュレーションの精度を地味に上げる必要があるのだけと、
F-3については、要素技術の開発で実物大での構造材の強度評価もしているし、検証データが豊富にある筈だから、
C-2試作機の二の舞は避けることが出来ると期待しています。
無論、C-2試作機の強度不足はきちんと検証していれば再発の危険は防げるが、C-2の主契約者は川重であって、F-3を担当する三菱では無いからなあ……
MRJの一件(問題は機体その物では無くて形式証明だが)を考えると、現状の三菱の態勢では重大な事故が起こりかねないのではとの不安が拭い切れないのよ
認証問題は、安全性云々より、規格を通すためのノウハウが足りない事が要因かと。
海外の既存の戦術輸送機の類いでも、恐らくそのままでは通らないのではないかな。
C-2の胴体設計を担当したのはMHIです。
静強度試験の結果、胴体・尾翼等の強度不足が判明し再設計されました。
その後、試作1号機製造段階で米から輸入し使用したリベットが規格未達であることが判明し、交換できない部分を補強する対策が取られました。
航空機は必要以上の強度設定での重量増加を避けようとしますから、構造設計に不備がある可能性は普通にあります。それを静強度試験機で検証するのが普通の開発手法ですし、その判定を下すのは最終的に事業管理者であり発注者である防衛省です。
AESAレーダーが一発で機体との実用的なマッチングができると思ってるのか、たぶんKFXはパラボラレーダー以下の性能になる。
C-2の機体強度の不足はアメリカから輸入したリベットがカタログデータの強度が無かったのが原因。
飛行機の開発にトラブルは憑き物だがP-1もC-2も海外に比べればはるかに順調に仕上がった、P-1の配備を優先するためにC-2は後回しになったから開発が遅れた。
いやマッチングはイスラエルがやってくれるから当面は何とかなるんじゃね?
ただそこで何の技術も経験も蓄積しないからblock2のマルチロール化ですっ転ぶ、と予想。
KFXの事が何故出てくるか分からないけど、
レーダーとのマッチングに関しては、F-2での失敗を受けてか、レドームも含めたものが先行の要素技術開発の中に入っているね。
兵器輸出自体は、今後数十年単位で防衛産業のエコシステムを維持する為には必要になってくるだろうけど、これまで細々とでも防衛産業が維持出来てたのは、日本が国産兵器を揃える事を重視してきたからという事は忘れちゃいけないと思う。
純粋な海外向けの開発は需要予測見誤ると痛い出費になる可能性があるし、既存品or既存ベースの改良品の輸出をメインにして、少しずつ堅実に利益を上げるのが主旨にも合うんじゃないかな。
先ずはF-3を完成させてテスト飛行や配備後の実践的訓練や国際共同訓練などで実績を積み重ね、海外からの高評価を獲得する事が肝心では?
そうりゅう型は米国からの依頼に依って話が始まった。
米国が今後開発する6gn機を輸出し無いと宣言すればオファーが有るヤも知れん。
万が一、OG辺りが米国に泣きつけば、米国経由で話が来ればその時には対置攻撃用武器の搭載も認められる。
いずれにしても国内での実績作りと其れによる海外からの高評価が大前提となると思う。
実はだと?何もわかってないだろ
補習受けとけ
兵器の輸出なんて簡単に言ってくれるけど,保守サービス体制の問題もあるし,それ以上に重大な問題は兵器を輸出するということは輸出した兵器の技術情報が日本にとって潜在的な敵国に売られてしまうリスクも発生するということ.
だから兵器を輸出するのならば,技術情報や性能諸元などが他国に漏れても大した問題にならないレベルの兵器か,最新技術による高性能兵器の場合は輸出専用にディグレイドした輸出専用バージョンを作りしかも輸出先の政府や軍が裏切り行為をしないことを担保する体制(裏切り行為をすればそれで得られるであろう経済的利益よりも遥かに大きなペナルティを与えられる様々な実力…軍事力や経済力など…を輸出国が持ち裏切れば躊躇せず行使すると輸出先が信じ込むに足る体制)を用意することが不可欠.
輸出専用の劣化バージョンを作るのは相当にまとまった台数の輸出が確実でなければ開発費だけで大赤字になるし,しかも更に悪いことは必要とあれば軍事的懲罰や暗殺も躊躇なく簡単に行う3大兵器輸出国(アメリカ,ロシア,中共)とは違って,日本の今までの外交を見ていれば相手が裏切っても何も報復できないと輸出先から舐められるのは明らかだから,相手からすれば日本が輸出した兵器の情報を第三国に売り放題になる危険性が極めて高い.
また輸出を考え始めると兵器のスペックも日本の国防に最も適したものでなく輸出しやすいスペックにしてしまうモチベーションが製造担当企業側に発生してしまい,日本の国防にとってはマイナスにしかならない.
そもそも主力兵器の輸出は輸出国の軍にとっての一種のエコシステム圏に属する国々に対して行うのであって,日本のようにそもそも正式には軍を保有しない(自衛隊を日本国憲法も日本政府も正式には軍と認めていない!)国が軍のエコシステム圏なんて持っている筈もない(日米同盟以外ではダイヤモンド構想で漸く緩やかな多国籍の軍事的協力関係を結ぼうとしている段階に過ぎない)のだから,F-3やそうりゅう型潜水艦のような最新鋭の主力兵器の輸出を云々するなんて50年は早すぎる.
F-3のように将来の日本の国防を最前線で担う主力兵器で極めて高額になるものに関して,簡単に輸出,輸出と言う人間は兵器の輸出がどういう含意を持つのかを全く理解していないとしか言いようがない.
国防族議員って別件にもいろいろ口出したりするけど、いずれにせよ現実を見たことはないんだろうか
せめて先進国並みのスパイ防止法をきちんと整備してから言ってほしな
機密の塊の兵器を他国に売ろうとしているくせに、
重要で基本的な法整備を無視するとかどれだけバカなんだ?
最近自民党の防衛族は元気だが、こいつらでさえスパイ防止法の発言をしない
21世紀も20年も経ってデジタル化も進んでいるのにこんな基本的な法整備も出来ないとか
どんだけだよw
企業も大学もマスコミも官僚も議員も一切こういった類の発言を聞いたことがない
議論されているのはネットだけ、どれだけタブー化してんだよアホか?
早くスパイ防止法を法整備しろよ
国防族にとっくに裏切り者が入り込んでるって気がつこうね
本当の敵とは、左派でなく右派を狙うのが謀略の基本だから
特定秘密保護法、改正外為法、不正競争防止法、等の
法整備では不備・不服があるのですか?>産業スパイ対策
この発言、パートナー企業選びに物申すなのでは?輸出するならBAEと組むべきでデータリンクは余り重視してないというメッセージだと思いますよ、エンジンR&Rと共同開発する話とかもあるし、輸出というよりテンペストにも参加して有人版と無人版と同時に開発してトータルコスト下げますアピールですよ、政治的な駆け引きなのでは?
スパイ防止法もなく憲法改正もなく雀の涙の次期戦闘機開発費で何が輸出だよ。
要素研究の方々をやりがい搾取しているのが現状。
F15JSIの後継にもなってくると思うので、180~200機位にはなるかと。
全部F-3で置き換えると2機種体制になっちゃうのでやり過ぎだと思うけど、
JSIの40〜60機程度を置き換えるのはありですよね。
輸出云々よりまずそっちだろうと。
日本が初めて主導する戦闘機開発なので、この期に及んで多くを望むのは反対。
輸出などはF-3の次くらいに考えればよい。
>日本が初めて主導する戦闘機開発
F-1…。
あれは支援戦闘機≒攻撃機だからノーカン、かな。
スペースジェットは型式証明が問題だったんだし、次期戦闘機とは関係なくない?
戦闘機でも型式証明っているものなんですか?
型式証明なんていらないけど、全世界での運用実績がダンチの各種アメリカ製ミサイルやBAEシステムズの電子戦装置を載せるとなると、戦闘システムへのインテグレートが当然必要になるから、輸出する事を前提にする事で向こうの国からその統合を拒否されるという横槍が入る事は明らかだという話ね
戦闘システムへのインテグレート作業を日本独力でやると如何に労力を要するかは、F-2での同作業が遅々として事から伺えるように思えます。
F-3に組み込む際にも、数を絞らないと開発遅延を招くだけだろうし、
対地用途や米国性AAMのように、日本で必要性が低いけど海外だと需要が高い代物に、乏しい開発リソースの中からどれだけ割けるかという内輪の問題が先ずある思います。
まずはF-2の後継機として開発し
戦闘攻撃機として派生型を作ればいい
その頃に日本が軽空母を保有計画があったら
艦上機開発とか大型無人機も開発し
ハイローミックス構想があれば
単発機を製造するとか
F-3開発を軸にすそ野を広げれば開発費も時間も大幅に節約できて
日本の戦闘機を内製で賄えるようにすればいい
そうすれば海外輸出しなくてもギリギリ残価償却出来ると思うが
F-16の純後継機路線狙った方がマシでないかなー?
F-2の図面を再設計してって感じでLMとくんで
そんなLMが握ってるドル箱をなんで当のLMが日本に分けてくれるんですか。
戦闘機のような「正面装備」の輸出は戦略を持って行わなければ自殺行為につながります。日本に害意を持った国が手に入れてしまった場合に弱点を研究されてしまうからです。
恐らくはF-22買いたくても買えなかった国に買えますよアピールしてるだけで、本格的には輸出する気ないですよ、安いのはF-35にお任せなので輸出可能なハイパフォーマンス戦闘機の位置になるかと思います、よって関心を持つ国が少なくイスラエルとオーストラリアととスペインとカナダ辺りしか・・テンペストに参加する方が良いのでは?
韓国程度と一緒にするなよと思ったら、やっぱり共同通信の記事でした。
ミスリード狙ってるわけだ。
余計な色気は出さんでええよ。大型の双発機ってだけで購入できる国は限られてくるし、それが他の国では必要のない長大な航続性能を持つとなりゃなおさらだ。それにもしどこかの懐に余裕のある国が買ったとして、新しいメタマテリアルだのHPMだのを載っけた新技術てんこ盛りな機体のメンテなんかできるのか?