令和2年に入って早々、陸上自衛隊は米軍との共同訓練が立て続けに実施され、年頭から国内外で訓練三昧の日々をおくることになる。
参考:陸上自衛隊ホームページ
米国や国内で米軍と大規模な共同訓練を行う陸上自衛隊
1月2日から米国ルイジアナ州、フォート・ポークにあるジョイント・レディネス・トレーニングセンターにて米陸軍と実動訓練「コンバット・トレーニング・センター20」が実施される。
この訓練は陸自の普通科連隊(いわゆる歩兵部隊)に必要な戦術や戦闘技術の訓練を行い、米陸軍との相互連携・共同対処能力を向上させる目的で実施される。
このフォート・ポークにあるトレーニングセンターは1941年に建設され、第二次世界大戦に米国が参戦する前に同地で実施されたルイジアナ演習では、陸軍19個師団、約50万人を動員するという前代未聞の規模だった。その後もこのトレーニングセンターは時代の要請に応え続け、朝鮮戦争やベトナム戦争へ派遣させる部隊が同地で訓練を行い戦地へと派遣されていった。
昨年はカルフォルニア州、フォート・アーウィンにあるナショナル・トレーニング・センターで実施、陸自からは第7師団が派遣され、90式戦車、89式装甲戦闘車、96式自走120mm迫撃砲、99式自走155mmりゅう弾砲、87式自走高射機関砲、92式地雷原処理車などを使用して連隊・旅団規模の大規模演習を行ったが、今回は普通科連隊のみによる歩兵戦闘演習だ。
因みに、ジョイント・レディネス・トレーニングセンターで陸自の部隊が訓練を行うのは初めてだ。
1月5日から米国カルフォルニア州、キャンプ・ペンデルトンやサンクレメンテ島周辺で米海兵隊との実動訓練「IRON FIST 20(アイアン・フィスト20)」が実施される。
この訓練は人員や装備品を艦艇に搭載する段階から始まり出港、海上機動~着上陸~着上陸後の戦闘まで一連の行動を実際に米海兵隊と共同で行う訓練で、島嶼部における作戦に必要な戦術や戦闘を海兵隊と相互に連携しながら演練することで「水陸両用作戦能力」を向上させるのが目的だ。

出典:陸上自衛隊
昨年、実施されたアイアン・フィスト19には第1水陸機動連隊(基盤要員)が参加したが、今回は初めて第2水陸機動連隊(基盤要員)がアイアン・フィストに参加することになった。
この訓練内容は非常に豪華(?)で、昨年は米海軍のワスプ級強襲揚陸艦もしくはサン・アントニオ級ドック型輸送揚陸艦が参加し、LCACを使った揚陸やAAV7(水陸両用車)で発進し着上陸、米海兵隊のヘリやMV-22オスプレイを使った空からの揚陸を実施し、着上陸後の戦闘は浜辺周辺だけでなく、そこから進軍し模擬建造物を使用した市街地戦まで行われた。

出典:陸上自衛隊
さらにこの訓練中は実弾(もしくは模擬弾)を撃ちまくり、最終的には負傷者の搬送~応急措置を行う訓練まで実施するほど実戦に準じた形で訓練が行われ、こういった規模の訓練は、なかなか国内では行うことが出来ないので、日本の水陸機動団にとっては非常に貴重な訓練機会となるだろう。
さらに日本国内でも、米海兵隊との共同訓練「ノーザン・ヴァイパー」や「フォレスト・ライト」が1月から2月にかけて実施される予定で、陸自は年頭から国内外で訓練三昧の日々をおくることになる。
※アイキャッチ画像の出典:陸上自衛隊
いつの間に、2個目の連隊が改変されている!
空自と海自は日常的に実戦に近い任務をこなしてるけど陸自だと難しいので、海外でのレベルの高い演習にどんどん参加して欲しい。装備も早く良くしてあげて欲しい。各種装甲車とか古過ぎで弱過ぎひん?
本当にごくろうさんです、訓練は厳しいでしょうが頑張ってください。
来年は朝鮮半島で何等かの実践をしなくてはね。
自衛隊は実戦経験がなく弱いというやつがよくいるけど
実戦経験から得られる「戦訓」が重要なんであって
その戦訓を取り入れたアメリカと演習する自衛隊が弱いわきゃないんだよなぁ
戦地にいると練度はどんどん下がっていくから一定期間で後方へ下げて再訓練するんだしさ
ま、共同演習で得られた技術や知識を自衛隊内で共有できているか?って問題はあるんだけどさ