マリウポリで抵抗を続けるアゾフ連隊と第36旅団などの残存部隊は港湾地区に取り残された友軍を救出、約500名の兵士をアゾフスタル製鉄所に脱出させたと報じられている。
参考:Морпехи и “Азов” спасли полтысячи бойцов из порта Мариуполя – СМИ
港湾地区の友軍救出に成功したもののウクライナ軍の支配地域は極限られた範囲のみで、流石に厳しいかもしれない
マリウポリで戦うウクライナ軍はアゾフスタル製鉄所を拠点に戦うアゾフ連隊と第36独立海軍歩兵旅団(海兵隊)などの残存部隊、港湾地区を拠点に戦う国家親衛隊第12特務旅団や国境警備隊などの残存部隊の2つに分かれていたが、アゾフスタル製鉄所と港湾地区をつなぐ地域はロシア軍によって制圧されつつあり、国境警備隊などの残存部隊は弾薬不足に陥っていたらしい。
そこでアゾフ連隊と第36旅団などの残存部隊は港湾地区のウクライナ軍を救出するため装甲車輌を派遣、約500名の兵士をアゾフスタル製鉄所に脱出させたと報じられており、マリウポリのウクライナ軍は製鉄所周辺の限られた地域に集結したことになるが、逆を言えば「製鉄所に押し込められた格好」なので包囲するロシア軍にとっても都合がいいのかもしれない。
ウクライナ軍が現在支配する地域は製鉄所周辺と市内を流れるカルミウス川周辺だけと言われており、流石にロシア軍への抵抗を長く続けるのは難しそうだ。
果たしてウクライナ軍の兵士はロシア軍の包囲にどこまで耐えることが出来るだろうか?
追記:国防総省のカービー報道官は20日に「米国以外の同盟国からウクライナへ戦闘機や機体の部品が送られた」と明かしていたが、その後会見で「戦闘機が送られたというのは間違いだった」と述べて謝罪した。
関連記事:マリウポリを防衛するアゾフ連隊、ロシア軍部隊との戦闘シーンを公開
※アイキャッチ画像の出典:АЗОВ Маріуполь
お知らせ:記事化に追いつかない話題のTwitter(@grandfleet_info)発信を再開しました。 |
圧倒的な数の敵軍に包囲されて援軍の見込みもなし。
そんな絶望的な状況でそれでもこれだけ勇敢に戦えてる彼らには、どんな称賛の言葉を送っても送り足りない。
とにかく彼らが無事に生還することを祈ることしか出来ない。
流石にきついか。でも頑張ってほしい
東部地域を突破して迎えに行け。大変だけど
東部地域を突破。下がって迎えに行け。頑張れよ!
プーチンからの命令。俺が暗殺されるから開放してくれ。たったっ頼むよ
連投やめろ
重火力不要な廃墟でゲリラ連中の包囲継続すると露軍も正規はドンバス送りたいので得体の知れないザコばっか投入し始めるからもしやワンチャンでは?
しかも相変わらず抗戦となると非現実的でも奪還対象になりえる可能性もあるし無人機配送で物資支援が成功すると案外結構な人数が生還できそうな気が
読み難く苦痛だったので、改行の追加や文の入れ換えをしてみた。
>露軍も正規はドンバス送りたいので
>重火力不要な廃墟でゲリラ連中の包囲継続すると
>得体の知れないザコばっか投入し始めるから
>もしやワンチャンでは?
>しかも相変わらず抗戦となると
>非現実的でも奪還対象になりえる可能性もある
>無人機配送で物資支援が成功すると
>案外結構な人数が生還できそうな気が
翻訳お疲れ様です…
製鉄所は兵力が増えても食わせるものは無さそうなんだよな
車種は知らんが、動かせる装甲車がまだ残っているのか。ロシア軍はバンカーバスターでどこをふっ飛ばしたのやら。
立地的に小型船でも脱出は難しそうだな。今のロシア軍だったら、撤退戦でまんまと逃しそうではあるが。