ウクライナ軍がヤムピリを奪還したためリマン包囲がほぼ完成、プーチン大統領が数時間後に宣言する「ドネツク、ルガンスク、ザポリージャ、ヘルソンの連邦領編入」を祝う祝賀ムードが「リマン陥落」で吹き飛ぶかもしれない。
ドロビュッシェブの防衛ラインもウクライナ軍に突破されたと報告や、既にリマン市内にウクライナ軍が突入しているという噂もある
ウクライナ軍がヤムピリを解放したことが視覚的に確認され、ロシア軍はクレミンナからリマンに向けて増援を送り込もうとしているが、このルートもウクライナ軍の砲撃下にあるため増援がリマンに辿り着けないらしい。
少々早いかもしれないが「リマンを巡る攻防は勝負がついた」と言っても過言ではなく、もはやリマン周辺に立てこもるロシア軍が装備を抱えたま後退するもの困難な状況で、この地域がウクライナ軍の支配下に戻るもの時間の問題だろう。
因みにドロビュッシェブの防衛ラインもウクライナ軍に突破されたと報告や、既にリマン市内にウクライナ軍が突入しているという噂あり、プーチン大統領が「ドネツク、ルガンスク、ザポリージャ、ヘルソンの連邦領編入」と宣言する日に「リマン陥落」や「大量の投降者」が発生すると、連邦領編入を祝う祝賀ムードが吹き飛ぶ可能性があるのでロシア軍上層部は戦戦恐恐だろう。
📽️🇺🇦 Ukrainian forces liberated Yampil in #Donetsk Oblast.#UkraineRussiaWar pic.twitter.com/592W2houOq
— MilitaryLand.net (@Militarylandnet) September 30, 2022
追記:リマンのロシア軍が撤退の準備を始めたという報告がある。
関連記事:噂レベルの話、ウクライナ軍がリマン周辺の包囲網を完成させた?
※アイキャッチ画像の出典:MilitaryLand.net
リマンのロシア軍は袋の鼠だな。
それでも幸福も撤退もしないのは プーチキンの命令のせいか?
ロシア軍てのはいつまでプーチキンの言いなりなんだろうね?
かわいそうだがリマンのロシア軍は徹底的にたたくしかないね。
これがプーチキンの選択の結果なのだから。
増援送らなきゃどうにもならない状況でそれを阻止されてんだからロシア軍はどうにもならんな。
東部戦線に攻め込んでるときはイケイケドンドンだったのに、最近のこの体たらくはなんなのか。
砲撃補正なく真正面からフル装備のウクライナ軍をぶつければ崩壊するのは最近の体たらくというより、開戦したときからなにも変わってないと思いますよ
元々士気が低いロシア軍が砲撃で耕して前進という戦術取ってたわけで、機械化部隊に急襲されてインファイトに持ち込まれたら崩壊して当然でしょう
それもこれもすべてHIMARSのおかげなんですよ(唐突)
だからHIMARSを崇めましょう(以下ネタ)
兵士も「HIMARSが来てから敵の砲撃が少なくなって楽になった」と証言してるし(ソースはBBC)、
実際砲弾の補給妨害でロシア軍が不活発になりましたよね(7月以降)
これにより前線の維持の負担が減ったおかげで攻勢の準備を整えれたウクライナ軍は西側兵器を潤沢に装備した精鋭でロシア軍陣地に突っ込んだわけです
もうお分かりですね?精密・遠隔攻撃武器は神だってことに…(クソデカ主張)
(このサイトの「ウクライナ、両軍の火力投射量が是正され戦死者数が1日30人まで減少」という記事を見てもらうと分かるけど完全なネタというわけでもないんですけどね)
「西側兵器を潤沢に装備した精鋭」
ウクライナの第一線機械化旅団の編成は今どうなっているのだろう?AFVは未だ東側の装備体系だろうけど、自走砲が更新されたとか?
西側装備を潤沢に…は、話を盛っちゃったかも…(まぁHIMRASは東部でガンガン攻撃してるからセーフセーフ、ゲパルトも走ってたしね!)
戦闘車両は西側の支援車両はM113とかだし、戦車とか歩兵戦闘車はまだ無いですからね…
自走砲も数なら圧倒的に東側のままかなぁ(映像に出てくる車両が東側系ばかりだから…)
HIMARSやHARMのようなハード支援と、衛星情報や通信傍受のソフト支援の両者が噛み合っている気がする。
ロシア参謀本部にしてみると、自分の駒だけ表にして軍人将棋を指すようなもので、自業自得とはいえご愁傷様。
リマンだけで無くザリチネ、トルスキーの奪還も時間の問題でしょうね。
クレミンナまでの幹線道路が砲撃下にあると言う事は、其々の都市に配備されていたであろう守備隊も射程内に入っており、連携を取ることが出来ず、分断され各個撃破されているのではないでしょうか。
プーチンは軍事的に主導権を取れなくなったので、政治的に主導権を
取ろうという方針ですね。軍事的理由による撤退はないでしょう。
ドンバス最初の都市奪還はリマンになりそうですね
スヴャトヒルシクもヤムピリも人口4000,1500ぐらいの町ですが、リマンは人口2万の都市です
「リマンに増援が向かわないし撤退もしない。これは玉砕するまで戦って時間を稼げということなのか」と思っていたら、今ごろ増援が向かって撃破されてるとか、今ごろ脱出しようとしているとか、「今かよ!」と思いますね。
包囲されるのは目に見えていたのだから、もっと早ければいろいろできたろうに。作戦のための意思決定がどうしようもなく劣化しているのでしょうか。
ISWの分析によるとどうもプーチンが国防省や参謀本部を迂回して前線指揮官と直接コンタクトを取っている気配があるようですね。戦術次元の話に政治家が事細かに口を挟んでいては戦略的勝利は望めません。しかも、どうもプーチンは軍事素人でしかも現実逃避クセがあるので判断がワンテンポ遅れて致命的な結果を招いているようです。なんだかプーチンがKGBの東独勤務時代にシュタージからの評定が「並」だった理由がこれだけでも分かってしまうような……
評定が並って今の状態を鑑みるとだいぶ甘くない?
働き者ではあったんじゃないですかね(笑)
い、一番働いちゃダメなタイプの働き者…
戦場では現場指揮官に権限を与えて臨機応変に動くことが重要で、最近はロシア軍でもやろうとしてるようなのですが(彼らもバカではない)、プーチンの許可が無いと撤退もできないというのは逆行しています。しかもプーチンの判断がアテにならないときている。KGBのエージェントとしても凡庸だったんですね。
冷戦後期のOMG戦術にせよ、BTG編成にせよ、ソ連~ロシア軍にも折々に、現場将校に委任戦術的な指揮を可能にする能力の付与を目指す機運があったと思うのですが、結果として実戦でのロシア軍将校の非現実的な命令墨守・命令待ちの体質は一向に改善されていません。
結局の所、専制的な社会体質の改善から始めないとどうにもならないようです。
実際目先の事しか考えられないから、戦力運用だけでも、初戦で最精鋭部隊を溶かし、教練部隊を前線へ駆り出し、国内大混乱を引き起こしてでも実施した部分的動員令で、未訓練装備自弁の予備兵を前線へ送り出す大惨事になっていますしね。
もう今のプーチンには、畑の種籾を来年に残すという発想すら無いのでは?
現有戦力で可能な防御線・防御計画の策定も無く無駄に頑張って最前線を固守したせいで、セレベツ川東岸に進出された形で戦線崩壊しますね。クレミンナ前面までは普通に行けそうです。
ロシア軍の司令部機能の劣化も酷いですし、全戦域に渡っての予備兵力の払底を実感します。結局そのための部分動員なのでしょうが、肉の盾以上の事が出来る部隊の養成は数ヶ月はかかります。
包囲されそうになった時点でリマンは諦めて、Zherebets川のラインで防衛線を敷いたほうがまだ粘れたし、退却もしやすかったと思いますよね。もうクレミンナが危ないし、それが落ちるとルビージュネやセベロドネツクもあと数手。どうやって立て直すのでしょうか。
今になって逃げ出したらしい
本当に馬鹿げているけど21時から始まるプーチンの演説までは死守する必要があったのか?
包囲完成に近いからこれから生きて何人逃げられるのか…
リマン守備隊撤退はじめたらしいけどウクライナが退路を絞り込んでから始めても死にに行くようなもんだろ
リマンが突出してるのは噂レベルだと降伏勧告拒否した死兵だとかウクライナ軍も損耗の大きい市街戦嫌って取り付いただけで退路残して撤退や降伏促してるとかの話を目にします。いつまでも膠着という訳には行かないのでその内攻略に着手するのでしょうがいずれにせよロシア軍に芳しくない状況なのは確かなようです。
イギリスのジョンソン首相がウクライナに提供した兵士訓練プログラムがハルキウ州奪還を機にジワジワと効果を発揮していますね。これは120日毎に1万人(年3万人)のウクライナ人を前線で戦闘可能な兵士に育成するプログラムでイラクやアフガニスタンなどで実戦経験豊富なイギリス軍が教官となり、戦い方の基本や武器の操作法を身につけさせることで戦時下に於いても効率よく兵士を育成できます。
ジョンソン首相は軍事訓練プログラムの提供にあたり「戦争の方程式を変える可能性のある前例のない軍事訓練プログラムを提供する」と発言しました。一方のロシア、部分動員をかけたものの対象者は満足な訓練も無く即日でウクライナ行きを命じられ、整備不良や劣化した武器を持たされ、携行食料やファーストエイドキットも自前で準備という有様。これではよく訓練され西側から供与された状態の良い武器で武装したウクライナ兵には勝てません。
ここにきてウクライナはイギリスの支援で文字通り、戦争の方程式を変えつつあります。
イギリスが訓練するのはもしかして火力誘導員ですかね?それならレーザー誘導爆弾などの精密誘導兵器も同時に供与されたかもしれませんね。フルクラムやフランカーから投下されるJDAM……期待しても良いだろうか
リマンは決着ですね長いようで短かった
ロシアンブロガーたちの情報では、リマン防衛は今ではワグナーやカディーロフ軍を含む少数の部隊が担っているらしい。リマン失陥まであとわずかの時間だろう。
ワグナーやカディロフ軍は特戦隊ですかね? 彼らだけ粘っても仕方ないと思えますが。
Twitter見てると、真偽不明ながらリマンからの後退路はウクライナのロケット散布型地雷で塞がれてるから撤退は無理な感じとか
現地兵力は降伏か死かといった状況なのでしょうか
後顧の憂いが無きよう殲滅すべし。
あと動員兵の戦意を砕く為にも。
プーチンも独裁者なら独裁者らしく、リマンの指揮官を元帥に昇格させてやればいいのに。
縁起が悪すぎる・・・
ロシア軍が街に立てこもった場合、街の住民は占領されているだけだろうから「あのビルはロシア軍の司令部になっている」と分かっている場合を除いて、そうそう砲撃などできないのでは?と心配します。市街戦は避けて、包囲して降伏を待つんじゃないですか? ヘルソンもそんな感じでは?
不確実な話ですが、リマン市郊外にいたロシア軍前線部隊が、防衛線を縮小し、リマン市に集まって来ているらしいです。クレミンナ方面へ退却したロシア軍部隊は一部で、残存部隊がリマン市内で抗戦の構えを見せているとのこと。もしこの話が本当なら、ウクライナ軍はリマン市で時間稼ぎされてしまうでしょう。