ウクライナ軍がリマンを包囲したという未確認の報告があり、ルガンスク人民共和国軍、予備部隊のBARS13、ロシア軍の第20諸兵科連合軍などの将兵(推定約2,000人以上)がポケット内に取り残されているらしい。
なぜ状況が思わしくないリマン周辺から撤退しないのか謎だが、政治的に考えると連邦領編入式典を終えるまで死守命令が出ている可能性も
ロシア軍はヤムピリから後退を余儀なくされ、ウクライナ軍によってリマンが包囲されたという未確認の報告があり、ルガンスク人民共和国軍、予備部隊のBARS13、ロシア軍の第20諸兵科連合軍などの将兵(推定約2,000人以上)がポケット内に取り残されているらしい。
どのような形でウクライナ軍がリマンを包囲しているのかはまだ不明(上記の戦況マップは未確認情報を含む暫定版)だが、ロシア軍が放棄したヤムピリをウクライナ軍が抑えることで「リマン~ザリチネのアクセス」が事実上機能しなくなったのかもしれない。
なぜロシア軍は状況が思わしくないリマン周辺から撤退しないのか謎だが、政治的に考えると「30日に予定されているドネツク、ルガンスク、ザポリージャ、ヘルソンの連邦領編入を終えるまでリマン死守しろ」とプーチン大統領に命じられても不思議ではなく、逆にウクライナは30日の式典を台無しにするため「リマン奪還もしくはそれに準じる戦果」をぶつけたいはずだ。
因みに連邦領編入式典は予定通りなら30日の午後3時(日本時間の午後9時頃)に開始される予定で、これに合わせてウクライナ側も30日に「重要な決定を発表する」と予告している。
追記:ウクライナ軍が21日~30日までに発表した数字を集計するとロシア軍は10日間で4,270人の兵士が戦死したことになり、一般的なルールに当てはめるとロシア軍が10日間で被った人的被害=死傷者数は推定10,,000人を越え、仮に死傷者数が半分だったとしても10日間の数字としては破格だ。
追記:戦争研究所も29日のレポートでウクライナ軍がリマンのロシア軍を包囲した可能性に言及。
関連記事:前進を続けるウクライナ軍、リマンを死守するロシア軍を包囲寸前か
※アイキャッチ画像の出典:Сили територіальної оборони ЗСУ
包囲されても投降せずに立て篭もるって、アゾフスタリ製鉄所みたいな立て篭もる施設があるわけでもなく、地元民の協力も無い以上どうしようもないと思うんだけど
ここは一つ諦めてくれたら良いのになぁ
それとも投降後の報復や処罰を恐れるような悪事でも働いたんだろうか……
地元市民の協力という名の徴発や人間の盾はあると思われ、ウクライナも攻めあぐねるのではないかと思われます
これも噂レベルですが投降しようとすると後ろから撃たれるなどというものも
L字工とか弾除けを敵陣の近くに置いておいて、後ろからの射撃を避けられるようにしたら逃亡兵が増えるかも。
住民の状況が気になる。人間の盾に使うとしても、スペースの問題も含めて全員を人間の盾にすることはかなりの手間。リマンの北や北西側は畑や森になっているので、住民は夜陰に紛れて脱出出来ないのだろうか?追い込まれれば、何をするかわからないロシア兵が面倒。
退却ルートにもう地雷まかれて身動き取れないって話も出てますね。
ロシア兵=野盗なんだし略奪も民間人拷問も部隊単位でやってるでしょう
というかやってないロシア兵が居たら、もう死んでるんじゃないかな
そして数日前から退路が実質的に機能してなかった可能性もたかい
死守しろって命令がでてんなら可哀想な話だなあ。どうせジリ貧なのに。
戦況マップを見ると、ウクライナ軍にとってはリマンで踏ん張っているロシア軍が邪魔になって南北の戦力機動が妨げられている状態で、ロシア政府にとっては、ここで退却してしまうと住民投票と併合宣言までにセベロドネツクまで奪還されかねないという事情があるんじゃないでしょうか
併合してここは自国領だと宣言すれば、自国領に侵略してくる敵国軍を戦術核で殲滅するという大義名軍が成り立つとプーチン大統領が考えているのだとすると、来月にはシベリアの無人地帯あたりで威嚇で核爆発を起こしているかもしれません
杞憂に終わればいいのですが
包囲は閉じ切ってはいないもののほぼ完成していて、残る後方との連絡線にはロケット投射で地雷ばら撒いているみたいですね。
一挙に崩れたハルキウ戦線の中でもリマンに拠るロシア軍はそれなりの期間抵抗した訳で、なかなか強力な部隊なのかも知れません。
となれば無理押しして殲滅するより、じりじり締め上げて装備ごと投降させるのが良さそうですが、こればかりは政治的成果とのせめぎ合いですね。
つかの間メンツを潰さない為の死守命令など無意味ですが、そんな相手のメンツを潰してやるのは、間違いなくダメージにはなりますので。
強力な部隊だと投降したらまたアゾフとの捕虜交換に使えるかもだけど
後々面倒にはなるけど仕方ないか・・。
大統領令によって敵への投降が厳罰化されたので、ロシア兵は組織的な降伏は実質できなくなっていると言われているそうです。降伏した兵士が捕虜交換で帰ってきてもそのまま懲役10年になるので部隊単位で降伏は実質無理、かといって最後の一兵まで戦い抜く士気が湧いてくる訳でもないので、リマンの守備隊は逃げるでもなくズルズル戦うことになっているんじゃないかと。
合理性のない侵略と甘い見通しに基づく短期決戦計画の破綻、多すぎる損害と戦力の逐次投入に戦線拡大、傀儡政権や未承認国家の林立、戦略目標のために柔軟性の欠片もなく決まってしまう戦術目標…この戦争は日本人の古傷をえぐる展開が多すぎますね。
しかしほんと、今夜の独立承認演説でロシア連邦への併合に触れるのかどうか…
ウクライナ側もじゃあ捕虜交換もせず戦後もずっとウクライナに住んでOKにしてあげますから降伏してとも言えんしなあ
邪魔やし、自国に攻めてきた兵士を国民にするとか外患誘致でしかない
捕虜のロシア人を政治亡命で受け入れてくれる国があれば良いけど地球上にそんな場所無いですよね
ただ、降伏した後、捕虜交換で母国で10年刑務所と、降伏せずリマンで射殺されるのとどっち?という選択やからやっぱり時間が経てば降伏するんでしょうね。
まぁ現実問題としてロシアは今が一番人手不足ですから、捕虜交換で帰ってきたロシア兵を即刑務所の護送バスに乗せてしまうことはしないとは思うんですが、終戦までは軍務に服することを許されるにしても懲罰大隊とかで結局戦わされるにせよ、あまりいい未来は描けないですからね。国の都合で体よく私権を剥奪されて死ぬまで戦わされるようなもので、他人事ながら背筋が凍るような境遇だと思います。
> 降伏を考えているロシア軍兵士に人道的な取り扱い、降伏した状況の秘匿、【ロシアに帰国しない選択肢を保証する】
と明言しちゃってるからなぁ。
とりあえず戦災復興とか、諸事情で主のいなくなった農地を国が買い上げて国営化したりしてそこで半強制労働でもさせる?
受け入れを表明しているドイツ送りでしょうな
ロシアが併合を発表したら西側も一段階エスカレーションをすると期待。
はやく西側戦車と戦闘機を供与して終わらせよう。
ウクライナ軍にとって包囲されて降伏するロシア軍将兵は「捕虜」なんだろうが、「ルガンスク人民共和国軍」将兵は反逆罪を犯した単なる犯罪者であって、逮捕したり、その場で処置したりする対象でしかないはずだよね。
さて、どうなるか。
ウクライナも綺麗事だけでは戦争になるまい、やがて闇も見えてくるが、今は捕虜を寛大に厚遇した方がロシア側を揺さぶる方策となる
いろいろあるだろうが、戦後に宿怨を残さぬように相互に許しあえるほうが良いですよ
ウクライナが勝利してもまだロシアが消えるわけでもないから、つけ入る隙を与えないためにも
ウクライナ法務省の報告では、ロシア兵捕虜にメンタルヘルス維持の為、数日ごとに15分間本国の家族に電話する事を許可していますね。
ジュネーブ条約第五部第71条に「消息を伝えることができない捕虜及び家族から著しく遠い場所にいる捕虜に対しては、電報を発信することを許さなければならない。」と記載され、また家族との接触は受刑者のうつ病や自殺を避けるのに役立つという臨床心理を根拠に、IP電話を使わせているとの事です。
ロシアを許しているかは知りませんが、少なくともロシア兵捕虜に、国際条約に基づいた人権ある文明的な待遇を施していますね。
>「ルガンスク人民共和国軍」将兵は反逆罪を犯した単なる犯罪者
ウクライナ政府的にはその通りなんだろうけど
東部2州に住んでただけのおっちゃんが侵攻開始後の総動員で引っ張られてまともな訓練も装備もなく戦場にほりこまれただけってのが将官はともかく兵に関しては多分にありそうなのが救われない話よな
> その場で処置したりする
ウクライナには悪手だと思う。
ウクライナには正義があるから全方位から支援を受けられてる。
リマンの元からの住民は大丈夫なんだろうか?
既に脱出できていればいいんだが・・・
ヤムピリの状況と、ロシア系で盛んに言われているシヴェルシク真北の渡河の有無と進展が、ウクライナ有利の形で最大限に実現されているのならもう包囲環は完成している事になりますが、現時点では…まだ東はまとまった装甲車列なら突破連絡は可能といった按配ですかね?
シヴェルシク真北の渡河攻撃はいかにもありそうな話ですが、今の所は実施されていても様態としては歩兵・特殊部隊の潜行浸透でしょうか。今回のドネツ北岸渡河攻撃の最初期のような。どの道ザリチネを北からの攻撃で奪取出来れば封鎖は完成です。都合一個旅団相当の捕獲は実現するのか? 即時投入されてしまった部分動員部隊の降伏映像とかが撮れれば宣伝効果も大きそうですが。
このまま最前線の拠点がばらばらで死守してくれるとウクライナ側としては有り難いです。
>連邦領編入式典
色々とんでもない理屈を並べ立てそうな演説が注目ですね。
西側諸国もネオナチと呼称したり、ロシアへの陰謀だと言うフレーズが散りばめられてそう…
さすがウクライナ!!!!!!!!!!!!!
リマン、ヤムピリを奪還できればハルキウ-シヴェルシク間の鉄道を制覇できるみたい
まあドネツ川の橋壊れてるし砲撃もあるから全線開通とはいかなくても、補給面ではメリット大きそう
ロシア軍は徹底命令が出ない限り死傷率が70%超えても降伏も撤退もしない。
だから死んじゃうんだよ。
あほじゃね?
冬になる前に投降した方が身のためだから逃げないんじゃないか?
どうせ防寒具なんか無いから凍傷で手足失うよりマシだろ
リンク
↑ヤムピリに入ったと思われるウクライナ軍の兵士
包囲を防ぐための遅滞戦闘すらまともにできてなさそうだったのに、リマンを死守せよと言われてもなあ。
時間稼いだ後に撤退できるようにしてくれるわけでもなく、
捨て駒達に死ぬ許可が下りるだけなのにな
理不尽だけどロシア人が選んだ道だからな
ついにリマンを包囲ですか! しかし、投降してくれよ。。。
馬鹿プーがあと2時間で演説するそうですが、何を話すのかねえ
また被害妄想に凝り固まった、西側をネオナチ呼ばわりする最悪な内容でしょうけれど。。。
核と言うパワーWordを使うでしょうかね、、、気色悪い
ウクライナは、プー演説の前に、リマン降伏勧告とか、仕掛けるかな?いや、仕掛けてほしい
リンク先の、ヤンピリを解放した兵士のおじさん、ニコニコでしたね。
リマンのロシア兵よ、降伏待ったなしだよ!