ウクライナ軍参謀本部は19日、ロシア軍南部軍管区の第8諸兵科連合軍のアンドレイ・モルドヴィチェフ(中将)司令官を殺害したと発表、これでロシア軍は将官クラスを5人失ったことになる。
参考:ВСУ уничтожили российского генерал-лейтенанта – штаб
参考:Советник Зеленского: «По предварительным данным, в результате удара ВСУ убит генерал-лейтенант РФ Андрей Мордвичев»
流石に23日間の作戦で5人も将官クラスを失うのは、、、前線に出過ぎ?
ウクライナ軍参謀本部は「ロシア軍第8諸兵科連合軍のアンドレイ・モルドヴィチェフ(中将)司令官が死亡した」と19日に発表、大統領府顧問のオレクシー・アレストビッチ氏も「チェルノバエフカの飛行場への攻撃で死亡した」と明かしているためヘルソン国際空港への攻撃で死亡したのかもしれない。
これでロシア軍はアンドレイ・スホベツキー少将(第41混成軍副司令官/2月28日に狙撃され死亡)、ヴィタリー・ゲラシモフ少将(第41混成軍副司令官/3月7日に死亡)、アンドリー・コレスニコフ少将(第29軍陸軍司令官/死亡した日時不明)、オレグ・ミチャエフ少将(第150自動車化狙撃師団司令官/死亡した日時不明)と合わせて5人も将官を戦場で失うことになり、しかも今回死亡したのは中将なのでロシアに与える衝撃(チェチェン紛争でも将官クラスは2人しか死亡していない)は大きいだろう。
因みに米軍関係者は「ウクライナ軍は敵司令官の通話を傍受、これで司令部の位置を特定して攻撃を行い司令官を含むスタッフの殺害に成功している」と述べているため、ヘルソン国際空港への攻撃も「司令官がそこにいる」と知った上で行われたのかもしれないが、流石に23日間の作戦で5人も将官クラスを失うのは、、、前線に出過ぎ?
関連記事:ウクライナがロシア軍司令官の殺害を発表、これで少将の戦死は3人目
関連記事:制圧を宣言されたヘルソン州でウクライナ軍が反撃、ロシア軍機に被害
※アイキャッチ画像の出典:Сухопутні війська ЗС України
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4人も殺害されて、まだノコノコ前線に出てくる?
下士官だけでなく、将校もレベルが低いのだろうか?
ロシアでは最近、ソ連時代の将校を粛清でもしたんだろうか?
ロシア軍侵攻当初から前線兵士の士気は非常に低く、さらに時間がたつにつれて平坦不足やウクライナ軍のゲリラ攻撃などによってもはや軍としては機能不全になりつつあるところもあるため、組織崩壊を防ぐ圧力とする目的で上からの指示で重要拠点に将校が強制的に送り込まれているのではないでしょうか
安全なのはプーチンだけですか。
空港襲撃までヘルソン制圧をロシアは声高に宣伝しまくってたし、そもそもロシアはウクライナ軍の隠密作戦に一切気づいてなくてヘンソン空港は安全地帯だと思ってた可能性はないだろうか?
空港でのロシア軍被害の様子から見ても前線基地にしては機体を野ざらしで駐機させていたし、下手したらこの期に及んで上層部には聞こえのいい情報は盛りに盛って報告されて掃討戦や哨戒を疎かになってる?
ロシア軍のBTGの問題点として、大隊長(中佐)が戦況に応じて柔軟な判断をする能力に欠けている(充分な訓練を受けていない)、という分析がありますね。
本来は自己完結的な攻撃力を持つはずのBTGが、より上位の指揮を受けないと能力を発揮できない矛盾。
将官が前線近くまで出て指揮を取る必要がある一因かも知れません。
ロシア軍は士気を高める必要があって前線に高級将校が出ていることと、通常の携帯電波で通信をしているのにウクライナの通信塔を破壊してしまったために指揮車が前線に出る必要に迫られたと、ここのコメント等で見ました。結果は悲惨ですね…
ロシア側が完全に情報戦に負けてるってことだよね。将官の居場所を敵に読まれるなんてありえない。補給線を遮断してるのも同様にウクライナ側に読まれてるからなんだろうね。
ロシア国内の報道はどうなってるんだろ?やはり大本営発表?
>ロシア側が完全に情報戦に負けてるってことだよね。
RC135って飛行機がずっと飛んでましてね
Flightradar見ると他にもグロホもポーランド国境と黒海上空をウロウロしてますね。ウクライナの近辺はアメリカ、NATOの機体が何かしら常に飛んでいてなかなか凄いことになってますよね。
既知かも知れませんが ADS-B exchange というサイトはいいですよ。
右上の「U」を選択すると表示が軍用機のみに制限されて便利です。
(欠点としては精度がFlightradar24に劣りますね、軍用機なら優れていますが)
合成開口レーダー搭載で対地版AWACS的なE-8 ジョイントスターズもなにげにロシア軍の位置特定に大きな働きをしてると思う。
ルクセンブルクのE-3も国境沿いをぐるぐるしてますね。空中給油機もひっきりなしに来て情報支援を途切れさせない。縁の下の力持ちというか、西側もグレーゾーンぎりぎりで最大限の助力を提供しているのがわかります。
黒海沿岸の保養地ソチにて休暇中に事故死、というニュースが半年後にRTから伝わる
だろうな
流石に将軍級だと隠せないから報道はされていたはず。情報戦に負けているから将軍が死んでいると言うのは微妙で
モルドヴィチェフ中将:飛行場の指揮所にて死亡、将軍を狙った物なのか空港展開兵力を叩いたら偶々殺害出来たかは不明。
スホベツキー少将:飛行場で演説中に長距離スナイプだから飛行場を偵察していたら偶々カモが飛び込んできた感じがする。
ゲラシモフ少将:ハリコフ近郊での戦闘で死亡、他の高官も死亡との事なので指揮所がやられた可能性で傍受かは微妙。死亡に関してはロシアの通信傍受により確認。
コレスニコフ少将:戦車連隊同行時にウクライナ側の待ち伏せに遭い部隊の少ない被害の中に。これは情報漏れによる可能性が高そう。
ミティアエフ少将:マリウポリを包囲した軍に居たが特殊部隊による襲撃で死亡。情報漏れの可能性は高いが特殊部隊の偵察による可能性もあり。
ツシャエフ将軍(チェチェン軍):キエフ近郊で特殊部隊の襲撃により死亡。部隊全滅との話なので情報漏れと言うよりは通常の偵察による結果の可能性大。
指揮所を襲撃されているケースだと、
指揮官はともかく参謀も多数死傷していると思われるので、
連隊・師団級の指揮能力も低下していそうですね。
現場を仕切ってるのが25人の将官だとすると5分の1が死んでることになる。
ウクライナが強いのか、ロシアが弱すぎなんか、、もう訳わかんねぇなぁ(困惑
普通は軍全体の消耗率に比べて指揮官クラスの消耗率はずっと低いはずなのに、正比例どころか上ってとんでもない事態だよ。
通信がザルで素人にも筒抜けなんてあまりにもひどい事態が引き起こしてるんでしょうね
今更多少の対策してももうどうしようも無い、通信手段が本当に他に無いんでしょうねえ
ロシア軍は冗談抜きでこのまま続けたら壊滅の危機でしょう、どこまでプーチンに付き合えるのやら
Youtube のテレ東Bizでは、ロシアが使用している無線機は中国製の品質の低いものだという解説がありました。タイヤの件といい、ある意味ロシアに一番ダメージを与えているのはもしかしたら中国という皮肉・・。
ちなみにテレ東Bizのワールドリポートは、日本メディアの中ではかなり厚みのある解説が聞けるので、ここのブログを見に来る方にもおすすめです。
テレ東Bizはよい動画上げてますよね。私は篠原官邸キャップの政治解説も好きです。
あと日テレがBSで放送している深層NEWSをまるまる動画で上げていて、こちらは司会やゲストにバラつきがありますが、鶴岡路人さんや高橋杉雄さんのガッツリした解説が見れます。
正直そこで中国出す必要あるのって気がするね。逆に国産だとそれ以下の性能でお高いか同価格帯ならどっちを選びますかって話にもなるし。これが国産でも同じ事なら祖国にダメージ与えられる皮肉になるだけだし。
それを選んだのは軍なのか政府なのかは知らないが、昨日今日導入した話でもなく製品に対する評価は出てたんだから、それに関する被害は全てロシアが負う物でしかない。少なくとも安かろう悪かろうなのか別の話で雑に扱っての劣化促進結果なのかハッキリしなけりゃ中国製叩く理由にならんよ。
タイヤで言うなら自衛隊だって演習でパンク続出とか合った筈だし、まじめに目の前の不具合向き合わないと撃破という代償を払うだけって話で他人事じゃない。
中国を悪く言われた気がして、思わず書き込んでしまわれたのね。
お気持ち、お察し致しますわ。
私も、日本を悪く言われると、思わず反論したくなりますもの。
愛国者あるある、ですわね。
なんでそう取るのかな?あなたの言っていることは中国disで悦に入っている同しようもない奴らと同じでしかない。
実際西側製や中国製でもまともなものをロシアが揃えられないなら、そこが限界って話でしょ?
ここで問題とすべきはそんな低性能な物しか揃えられないロシア上層部の話であって中国の品質云々なんてどうでも良い。お客様は神様で高性能なものをご奉仕すべきとでも言うのかね。
ロシア側の士気が低い証拠でもある
一般兵士の士気が低いのなら、将校が現場に出て鼓舞するしかない
中でも被害が北部に集中してるのは、北部侵攻の計画が当初にはなかったことで、計画が詰めきれておらず、全体的にザルなのもあると思う
しかも北部に展開してる部隊の大半がロシア東部軍管区などの練度も装備も劣る部隊で、より拍車をかけてるのかと
将官クラスが前線で指揮をとることによって辛うじて兵士を戦線にとどめているんでしょうね…。安全な後方にいたままならとっくに戦線が崩壊して敗走してることでしょう。
佐官クラスも優先的に殺害されてるだろうし、このまま長引けば軍を指揮できる人材払底するのでは…。
只、ブログの前の方の記事でも書かれた通り、マリウポリではロシア軍がウクライナ軍の防空網の切れ目を突く形で攻略間近の処までこぎ着けている様ですから、ウクライナも油断出来ません。
マリウポリをロシア軍が攻略すれば、クリミアへの連絡路が打通出来る上に攻略部隊をクリミア経由で北上させて首都キエフを完全包囲出来る可能性が有るので、ここからロシア軍が本領発揮して戦局を大逆転させる事が…出来るかも知れないかな?(弱気)
マリウポリ攻略後に部隊を転用してヘルソン方面から部隊を北上するにしても、まずは兵站を整える必要がありそうですね。
そのためにまずヘルソンの防空体制を確立し、補給基地を設け物資を集積して、しかる後となりそうですがそれなりに時間を必要としそうです。
そのころにはウクライナ側も予備軍団の練成が完了して、南部防衛の増援を送れるかもしれません。
これ左官クラスも首刈りされてるのかな。開戦初期は大佐クラスの戦死とか流れてきたけど、このペースで将官がやられてるなら左官クラスもかなりの損害を出してそうなもんだけど
でも死んだ後釜に有能な将校が野戦任官で繰り上がって強くなっていくっていうのはソ連あるあるだし徐々に露軍野戦将校の質が上がっている可能性も?
佐官な。
【左官】建物の壁や床、土塀などを、こてを使って塗り仕上げる仕事、またそれを専門とする職種のこと→左官屋さん
まあ変換ミス+見落しは誰でもあるでしょう?
あまり突っ込まずに。
すまねぇ、スマホからの入力だとどうも変換ミスと見直し漏れが…
ドンマイ
— 「最後の一兵までことごとく敵と戦って死ね」って、普通は防衛側ですよね。
— 師団長自決予定地みたいな。
インパールとかバルバロッサとか
これほど将官が簡単に死ぬものなんだろうか?
これをロシア軍が素直に認めることも無いだろうし
でも事実なら戦後のロシア軍はガッタガタになるのは確実だな
旧日本軍の教本
射撃の真髄は狙撃にあり、と。
ロシアに対して劣勢なウクライナ軍は、おそらくクリミア半島以後に秘かに狙撃チームを養成して、敵の指揮官処置の訓練と研究を続けていたとしか
泥縄にしては戦果が鮮やかすぎるからそう思う
1人ぐらい自陣側から撃たれてそう
第二次大戦ではそれなりに高級将官の戦死って起こってたと思うが(それでも米軍も沖縄戦で一人中将が戦死したくらいなのね
ちょっと多すぎじゃないか
将官が前線に出てきた、鼓舞して意味あるかなぁ…?平時ならまだしも今みたいな極限状態で。
荒れまくって学級崩壊や不登校、非行で荒みまくった中学校で、教育委員会のお偉いさんがやってきて朝礼でご立派なこと訓示されても誰も聞かねぇだろ。 「はぁー。うぜぇー。誰だよこのオッサン。さっさと帰れよ、つか俺ら帰らせろよ。」って感じでしょ。
それも志願兵じゃなくて、徴兵だろ、出世する気もないし。 偉そうなオッサンがやってきて、威張り散らされても余計に士気が下がるだろ。
流石に論点が違うと思いますよ。
命懸けの最前線に指揮官が現れるのは、軍事的には薦めないけど、
リーダーとしては大切なふるまいですよ、
自分だけ安全な後方から、前線の兵士に無茶振りをするトップのほうがいいですか?
下っ端にしてみりゃそんな感じでしょうね。
義勇兵の中に、妖怪首おいてけ が紛れてないか?
少将首中将首はしっかり取ってるし、そのうち大将首もとりそう
プーチンの首も危ういぜ。