ニューヨクタイムズの視覚調査チームは8日、今月3日に撮影された商業衛星の写真から少なくとも2機のF-16がアゼルバジャンのギャンジャ国際空港にいたと主張して注目を集めている。
参考:Satellite Images Confirm Turkish F-16 Fighters Secretly Deployed To Azerbaijan
アゼルバイジャンのギャンジャ国際空港に駐機するトルコ空軍のF-16が確認されたところで、、、
米企業Planet Labsの商業衛星が10月3日に撮影した写真を分析した結果、アゼルバジャン北西部に位置するギャンジャ国際空港(軍民共用)の滑走路に駐機されている2機のF-16とCN-235が映っているとニューヨクタイムズの視覚調査チームが主張しており、これはナゴルノ・カラバフ紛争を支援するためトルコが派遣したF-16でないかと複数の海外メディアが取り上げている。
There are at least two F-16s at Ganja International Airport in Azerbaijan, our analysis of an Oct. 3 @planetlabs satellite image shows. The fighter jets are likely operated by the Turkish Air Force, alongside a possible CN-235 cargo aircraft. Here’s a short thread why. pic.twitter.com/de1XsmXXZr
— Christiaan Triebert (@trbrtc) October 7, 2020
We compared the approximate measurements and visual characteristics (canard wings, color, etc.) with a variety of aircraft, including those operated by the Azerbaijani Air Force (MiG-21, MiG-29, Su-25, L-39). The Turkish-operated F-16 is the closest match. pic.twitter.com/dRCGUshyYp
— Christiaan Triebert (@trbrtc) October 7, 2020
There’s also a larger aircraft on the Ganja apron, which we think is likely to be a CASA/IPTN CN-235 transport aircraft, also used by the Turkish Air Force. (It does resemble an Alenia C-27 too, but less likely to be in Azerbaijan due to its operators). https://t.co/wfrslsyv9t pic.twitter.com/z4EnFHtlcK
— Christiaan Triebert (@trbrtc) October 7, 2020
問題の衛星写真を分析したニューヨクタイムズの視覚調査チームの説明によれば、戦闘機に見える航空機の寸法や塗装を含む視覚的特徴はアゼルバイジャン軍が保有するMiG-21、MiG-29、Su-25、L-39とは一致せずトルコ空軍のF-16によく似ていると主張しており、同じ衛星写真に写り込んだ大型機も寸法や状況から見てトルコ空軍が使用している輸送機CN-235である可能性が高く、これが事実ならナゴルノ・カラバフ紛争にトルコが直接関与していること証明する有力な証拠になるかもしれない。
ただロシアのプーチン大統領は今回のナゴルノ・カラバフ紛争について「アルメニアは集団安全保障条約機構の加盟国でCSTOは条約の枠組み内で一定の義務を負っているが、今回の軍事作戦がアルメニア領土内で行われていないことを残念に思う(正式なアルメニア領土ではないのでロシアやCSTOは防衛義務を負わない)」という認識を示しているため、今さらトルコによるナゴルノ・カラバフ紛争への直接関与を証明したところでロシアが動く理由にはならないだろう。
プーチン大統領の発言を受けてのものかは不明だがアルメニアのパシニャン首相は7日「カラバフ地域の問題を暴力で解決できないというのが我々の立場だが、いかなる妥協も受け入れないアゼルバイジャンが示す唯一の解決方法はカラバフ地域の約80%を占めるアルメニア系住民の民族浄化だ。我々はカラバフ地域に住むアルメニア系住民をアゼルバイジャンによる虐殺から守るために戦っているだけで、これは完全な自衛のための戦いだ」と語っており、この争いを効果的に停止させるには「ナゴルノ・カラバフ独立」を国際社会が認める必要があると訴えている。
さらにナゴルノ・カラバフ地域ではないアゼルバイジャンの都市を攻撃して民間人に多くの死傷者が出ている問題についてパシニャン首相は「ナゴルノ・カラバフへのロケット砲や弾道ミサイルによる攻撃を阻止する唯一の方法だった」と正当性を主張しており、今回トルコのF-16が確認されたギャンジャ国際空港も今月5日にアルメニア軍の攻撃によって破壊(復旧しているのは不明)されている。
果たしてパシニャン首相の「ナゴルノ・カラバフ独立承認」要求の意図が何処にあるのかは不明だが、ロシアやCSTOによる軍事介入が期待出来ない以上、今回の紛争を停止させるには国際社会によるアゼルバイジャンへの圧力=ナゴルノ・カラバフ独立承認が最も効果的と判断したのかもしれないが、ナゴルノ・カラバフの独立経緯には色々と問題があるため民族浄化を防ぐという目的のために国際社会が独立を承認する可能性は難しい。
逆に望み薄なナゴルノ・カラバフ独立承認を公に持ち出すということは、それだけアルメニア側に紛争を止めるための手段が無くなってきているのだろう。
ここからはアゼルバジャン国防省が新たに公開した動画で、まずはアルメニア支配下から解放した村や拠点の風景を紹介したもの
戦闘前に住民が生活を営んでいたのかは不明だが、もはや現状は廃墟や荒野に近い。
次はアルメニア軍が後退する際に残していった兵器類の動画
アゼルバジャン側はアルメニア軍が相当数の兵器を置き去りにして後退していると主張しているが、アルメニア側は「軍が戦術目的でナゴルノ・カラバフ地域の一部から撤退した」と発表、この措置は不必要な損失を避け敵により多くのダメージを与えるためのもので、大きな損失を被って士気が低下しているアゼルバイジャン軍がパニックに陥る日もそう遠くないと主張している。
最後は新たに公開されたアゼルバジャン軍の無人航空機による偵察・監視や攻撃シーン
アルメニア側は3日時点でアゼルバジャン軍の無人航空機123機破壊したと主張しており、これが事実ならアゼルバイジャンは保有していた無人航空機(計154機:推定値)の約80%を失ったことになるのだが、ここ数日はアルメニア支配下から解放した地域の動画やアルメニア軍が残していった兵器に関する動画が多く、開戦初期ほど無人航空機を使用した攻撃シーンの動画は公開されていない。
アルメニアの主張どうりアゼルバジャン軍の無人航空機は壊滅したのか、それとも戦闘が弾道ミサイルやロケット砲などによる拠点や都市攻撃に重点が移ったため出番が無いだけなのか、果たしてどちらだろう?
アルメニア側が撮影したと思われる凄い数のアゼルバジャン軍兵士が戦死している様子を収めた動画(真偽不明)→ ショッキングな映像なので見たい人だけリンク先で
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※アイキャッチ画像の出典:Jerry Gunner / CC BY 2.0 トルコ空軍F-16C
> ニューヨクタイムズの視覚調査チーム
> 2機のF-16とCN-235が映っている
> 同じ衛星写真に写り込んだ大型機も寸法や状況から見て
> トルコ空軍が使用している輸送機CN-235である可能性が高く、
CN-235を大型機と言っている時点で、もうね。
アゼルが認めましたよ(笑)マスコミ批判したいだけ人が軍スレで何やってるのよ
朝鮮戦争のロシア語ペラペラMiG-15操縦士と同じで、どんなに証拠が出てもトルコは認めないでしょう。
あとニューヨークタイムズは便所紙以下。
ニューヨークタイムズだからね。9割引きぐらいで考えないと。
東日本大震災で「津波が日本の捕鯨産業の支柱を倒した」と大喜びしたり、「拉致問題は日本右翼の煽動」「尖閣は日本が盗んだ」等の妄言を書き続けるNYTを絶対に許さない。
いかに国際社会に訴えても利害得失を考慮されて誰も相手にしてくれないのは辛いよね
普段から戦争反対だの自衛隊は違憲だの大声で叫んでる連中が完璧にシカトしてんだもの
そいつらが何のために活動してるのかよくわかるよね
マスコミが入手できるレベルの情報を、有力国家群が知らないはずはない
本当ならトルコは一線を越えてるのに黙認するのかね、別にアゼルバイジャンが悪いとも言わんけど、これでエルドアンを勘違いさせたら将来に禍根を残すよ
CN235の翼幅は25.8mでF-16の全長は15mで翼幅の6割位あるはずなのに
戦闘機の方が全長もっと短く見えるのでM346(全長11.5m)ではないかという意見もあるけど
アゼルバイジャン大統領イルハム・アリエフは、ローマへの公式訪問中(2020/02/25) に、アゼルバイジャン空軍向けの10機のM-346高度訓練機の購入に同意したと言われている。
でもこの後、配備されたというニュースは見てない。
2016年からイスラエルが運用してるからイスラエル空軍所属の可能性もあるな
なんにせよF-16ではないし
トルコも該当する機体は持ってないってこったな
ニューヨークタイムズということは、アルメニアコミュニティに雇われたかな?
軍民共同空港でしょ
そんな民間人も出入り出来る空港に置くかね?
あと画像が不鮮明過ぎてF-16か判断できない
しばらく前にアルメニアとアゼルバイジャンは8カ国合同演習をやっており、帰国しなかった機体ではないかと疑われてる
コメント書いた者だけど
アゼルバイジャン大統領が
トルコのF-16が空港にいることを
公式に認めたから
NYタイムズの言ったは正しかった
マスコミ叩けば正義なりと勘違いしてるネット民が痛いだけ
少し模様を見てればわかるもんを焦ってイキるから
入浴タイムズ
アルメニアは既に陸軍保有の第3世代戦車の三分の一に当たる40両以上を喪失
もう詰んでるわ
調べてみたら本当だね。
映像で確認されただけでも60弱喪失してるし、機甲部隊が大変なのは事実だと思う。
映像でもデコイかどうか見抜けない気がする。
それと映像自体が合成や他国の演習や過去の戦争のものを加工した可能性がある。
それでもアルメニアの不利には違いないだろうが
大国はすでに軍用の衛星写真で全容を掴んでるでしょう
にしても動きがないのは興味がないのか
もう大国間での手打ちは済んでるのかな
衛星でも古い戦車と現行戦車は見分け難い。
セルビアの様に壊れた戦車や古い戦車、T34とかでも良いを囮に空爆を凌いでるかもしれん。
最新の偵察衛星は新聞の文字まで読めるくらい高解像度なんだから見分けられないわけないじゃん
アメリカは10cm以下の解像度まで出せる
よくある誇張。
解像度10cmでも文字は判別不能。
そんな性能あったらビンラディンは一日も隠れていられなかった。
気候次第でも大幅に解像度は落ちる。
それでも役には立つ。
通常の軍事作戦には必要充分なレベル。
アメリカが騙されるレベルの偽装なら他国には更に効果的だし逆に見れば悪いことでもない
去年のトランプがtwitterにあげたイランの写真で解像度が最低10cm最高5cm未満ってことがバレたじゃん 誇張でもなんでもない
それに偵察衛星の性能は宇宙望遠鏡の性能からも推察できる
トルコの動きは戦略性が無さすぎて国際世論が向かい風になるのは分かりきっていた事だった
ナゴルノ・カラバフ紛争は早期決着出来れば何も問題なかったけど肝心の地上の戦況は一進一退で長引く
最終的に今喧嘩売ってる勢力を全部相手にするにしても戦う順番や段取りとか立ち回り方もあっただろうに
このままではトルコそのものがエルドアンと一緒に心中する羽目になる
周囲からイカれてる、どうせ自滅すると思わせて他国の介入阻止が狙いだろう。
北朝鮮が実行してる戦略でもある
愛国者さんはNYTにコンプレックスでもあるのか?
自民党政権には批判的だが日本文化には好意的だからあながち反日ともいえないと思うが…
NYT自身が最近報道部長クビにしてるし自分でも何を書いていいのか理解してない。
韓流ドラマや韓国文化をたくさん好意的に宣伝して上げたのに韓国人から何故か産経新聞にコンプレックス持ってる人間も多い
マスコミ批判すれば愛国活動してるって勘違いしてるだけだから
脳の容量が小さいから総合的判断とかできない人種ですよ
トルコはロシアもNATOも敵にまわしたか
オスマン帝国復活は無理でしたね^^
アメリカ、イランまで敵に回してます
中国並みの喧嘩の売り方・・・
そんなトルコに一致団結も出来ず時間を浪費するのが今の国際社会。
ついでに言うとトルコ以外もかなりヤバいラインナップが揃っててトルコがマシに見える
まあこの戦争による犠牲者よりコロナの犠牲者の方がはるかに多いからね
ロシアも欧州もアメリカも及び腰なのは仕方ないよ
アメリカなんて太平洋戦争より人死んでるしね
ロシアは表だっては知らん顔でも、イランを通したりアルメニア駐留軍から援助してるはず、KGB上がりの言葉を真に受けるほうがお花畑(笑)
見かけほど精鋭ではないアゼル軍は決め手に欠けているから、このまま膠着して長引いたらトルコもアゼルバイジャンも泥沼地獄かもよ
旧ソ連時代に散々やってきた手法だもんなあ
アゼルバイジャンが優勢なのは確かだけどアルメニアもイラン経由でロシアの支援受けていて粘るかもしれん
仮にアルメニアが滅亡しアゼルバイジャンが併合すればアゼルバイジャンは一時的に財政が疲弊し弱体化する。
ロシアが動くとすればその時だろう。
ワザと遅れてアルメニアとアゼルバイジャンを総取り出来る
そりゃ裏からそれなりに援助はするでしょうね。
本当に完全無視で見捨ててしまったらアルメニアがNATOに行きかねませんからね。
国内にロシア軍がおりイランと国境を接してる状況ではどうやってもNATOに鞍替えは不可能。
アルメニア側が怒ってアゼルバイジャンに対し全面戦争を仕掛ければ、場合によってロシアが出てくるのかもしれない。
要するにアルメニアとアゼルバイジャンの国境沿いを戦場にしてしまえば防衛協定で想定した「アルメニア国内」での戦争が実現する。例え戦いが負け戦であってもかつてのイギリスの様に大国を味方にできれば勝ちだ。終わり良ければ総て良しと考えていたりして。
目出し帽かぶって、腕に布を巻いてる人間を探そうw
イランもロシアもアゼルバイジャンを攻められない事情があるからな。
ロシアやイランは本気で攻めればアゼルバイジャンを併合も可能かもしれないが成功したらロシアとイランは国境が隣接し互いが仮想敵になってしまう。
何よりアメリカやイスラエルも黙ってない。
アルメニアが滅亡しない限り介入はしない可能性が高くアゼルバイジャンも承知の上で振る舞ってる。
何よりアゼルバイジャンは産油国なのでその国を攻めて利権を無茶苦茶にしようというつもりなら
今まで黙ってた諸外国が突然動き始めるでしょうね
ロシアもアゼルバイジャンに強く出られない理由はおそらくそこにあるかと
アルメニアは「アルメニア系住民を虐殺から守るために戦っている」と言いながら、自身は都市を無差別攻撃して民間人を大量殺戮。
これはアルメニアの無差別殺戮を防止するために、国際社会によるアルメニアへの制裁が必要な案件だろう。
「相手が悪いんだから自分は何をやってもいい」。アルメニアの主張はテロリストの思考回路そのもの。
アゼルバイジャンはアルメニアとナゴルノ・カラバフの都市にクラスター爆弾使用しているけどな
クラスター爆弾使ったからなんなの?
ヤンキー同士の小競り合いに、どっちが正義だの要らんだろ(笑)
関わらないなら見物に徹しようぜ
【悲報】アリエフ大統領、アゼルバイジャンにトルコ空軍のF-16がいることを認める。ただし戦闘には投入していないと主張。
少なくとも戦争中のアゼルバイジャンに
トルコのF-16が二機あることはハッキリした
いいわけにもならないのが笑える