欧州関連

ロシア軍がセベロドネツク周辺で前進、リシチャンシクへの突破口を開く

リシチャンシクへ向かうロシア軍を1ヶ月以上も阻止してきたToshkivkaの防衛ラインが破られたのは確定的で、セベロドネツクへの補給や負傷者の回収は舟橋ではなく小型ボートの輸送に頼っている状況らしい。

ルハーンシク州全体を巡る戦いにおいてToshkivka陥落はポパスナ陥落に次ぐ影響を及ぼすかもしれない

リシチャンシクへ向かうロシア軍を1ヶ月以上も阻止してきたToshkivkaの防衛ラインが破られ、ドネツ川沿いの高台に位置するUstynivkaもロシア軍に奪われてしまい、ウクライナ軍の防衛ラインはBila Hora、Myrna Dolyna、Hirs’keまで後退してしまった。

出典:GoogleMap 大まかなセベロドネツク周辺の状況/管理人加工

Toshkivkaの防衛ラインを突破したロシア軍はリシチャンシクを直撃することができ、Bila Horaを押さえればポパスナ方面の突出部(ゾロテ)を完全に包囲することが出来るようになるため、ルハーンシク州全体を巡る戦いにおいてToshkivka陥落はポパスナ陥落に次ぐ影響を及ぼすかもしれない。

まだ未確定な情報だがMet’olkineに続いてVoronoveとBorivs’keもロシア軍に制圧されたという報告もあり、セベロドネツクへの補給や負傷者の回収は舟橋ではなく小型ボートの輸送に頼っている状況なので、もうロシア軍を押し返すだけの戦力や物資をセベロドネツクに送り込むのは困難な状況だ。

さらに興味深いのはドンバス地域に送り込まれた第101領土防衛旅団がウクライナ軍上層部に抗議している動画が流出した点で、第101旅団の指揮官は砲兵部隊との調整がないまま「敵の砲撃が激しい地域に小銃と自家用車で向かえ」と命令に大砲の餌になるだけだと抗議しており、書面による正式な命令書、必要な装備の支給、味方砲兵部隊による支援を要求しているらしい。

この抗議は1ヶ月以上も前に指摘されていたが抗議の様子を視覚的に確認できたのは今回が初めてで、これが事実ならウクライナ軍の士気低下(大砲の餌になる状況が急増)は4月末に始まっていたことになる。

因みにザポリージャ州ではウクライナ軍がトクマクに向けて反撃を開始したという未確認の情報があるものの詳しいことは分かっていない。

関連記事:ドンバスで戦うウクライナ軍兵士、我々は大砲の餌で政府に見捨てられた
関連記事:ロシア軍に打ちのめされたウクライナ軍は士気が低下、兵士の脱走が増加

 

※アイキャッチ画像の出典:Сухопутні війська ЗС України

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コメント

    • ido
    • 2022年 6月 21日

    ゼベロドネツクから完全撤退してリチシャンシクを保持するしかないのかな。というか頼むから喧嘩しないでくれ。ここで仲間割れしたら死ぬのは自分達だぞ。ロシアのデッドラインって言われてたけどいつになるんだろうか。ウクライナの大攻勢はいつになるんだろうか。わからないことばかりだ。

    14
      • ミリオタの猫(やっぱり、アンツィオ…いや、ロシア軍は強い?)
      • 2022年 6月 21日

      いや、これはもうリチシャンシクの放棄も考えないと行けない。
      背後を取られているのに下手にリチシャンシクを保持していると、ロシア軍得意の包囲作戦の目標にされて周辺のウクライナ軍が壊滅してしまう、と言うかそれがロシア軍の狙い。
      それとウクライナ軍の仲間割れに関しては、戦場では物資や時間的余裕が足りないのは当たり前なので、この戦況下ではある意味しょうがない。

      それと重大なのは、今後ロシア軍がリシチャンシクを押さえれば、セベロドネツクの運命とは無関係にロシア軍得意の縦深攻撃が可能となる(リシチャンシクから西側・キーウ方面はほぼ平野部で、これと言った要害が無い)為、まさかの首都キーウ陥落も見えて来る。
      そろそろNATO諸国も、ウクライナへの全面介入を本気で考えないと行けない段階に入っていると思う。

      19
        • samo
        • 2022年 6月 21日

        セベロドネツクはまだしも、リシチャンスクまで放棄するのは現時点では早計。
        背後はまだ取られてない
        ドネツ川西南域は丘陵地帯で起伏も激しく複雑な地形。
        今回取られた町も高台に位置しているけれど、そこからさらに西も丘陵地帯で、見通しは効かず、リシチャンスクの補給線は維持される。

        リシチャンスクまでを仮に放棄してしまうと、せっかく抑えているドネツ川西南域の高台を放棄するのと同義で、
        ロシア軍のドネツ川渡河を許してしまうことになる。
        ドネツ川を渡らせてしまうと、丘陵地帯はなく、真っ平らな地形。
        それこそ、ロシアBTGが得意とする機甲戦力による機動戦闘。
        弾薬が厳しいウクライナ軍側が、更に不利な戦闘に突入してしまうことは目に見えているので、丘陵が盾に使えている今がまだマシな分、リシチャンスク放棄はやめた方がいいと思う。

        20
          • ミリオタの猫(やっぱり、アンツィオ…いや、ロシア軍は強い?)
          • 2022年 6月 21日

          いいえ、リシチャンスクの補給線は背後に居るロシア軍砲兵の射程内なので機能不全に陥っており、その事が第101領土防衛旅団とウクライナ軍上層部間の確執の背景になっています。
          このままだと、いずれリシチャンシク周辺でウクライナ軍が包囲殲滅されるのは目に見えています。

          6
            • samo
            • 2022年 6月 21日

            射程ではなく見通しを説明しました。
            観測できない相手を砲撃することはできません。
            仮にドローンを使ったとしても、ドローンに積めるカメラでは夜間ではまず観測できませんので、補給線を分断することは不可能です

            5
            • samo
            • 2022年 6月 21日

            実際、同じような高台にあるポパスナを抑えられていた時点でも、リシチャンスクまでの補給線は維持されていました。

            何故か?
            それは補給線~ポパスナ間には丘陵部があり、それが盾となって見通しを取られることを守っていてくれたからです。
            今回の町も、ポパスナの北部に位置していて、地形的には全く同じ条件ですので、
            補給線の分断リスクについては、これまでと変化はありません。

            ただし、ポパスナの奪還はより難しくなり、リシチャンスクまでの陸路の経由地、いわばリシチャンスクに至るための玄関口を取られたことになりますので、
            一層厳しい状況に置かれたのもまた事実です

            7
        • ダヴー
        • 2022年 6月 21日

        このような状況下にも関わらず、支援内容を制限しているというのに、いきなりNATO(実質米軍)の直接介入と言うのは現状考えにくいと思います。
        何よりバイデンはエスカレーションを高めないことがアメリカの国益上、絶対に正しいことと思っているようですから。

        1
          • ミリオタの猫(やっぱり、アンツィオ…いや、ロシア軍は強い?)
          • 2022年 6月 21日

          もう状況はエスカレーション云々を言うべきでは無いと思います。
          このままだと、夏が終わる頃にはロシアによるウクライナ滅亡も有り得るからです(つまり、今からNATO軍介入の準備をしないと不味い)。
          そうなったらバイデンは「第二のチェンバレン」と後世の歴史家から罵倒されるのは確定でしょうね…西欧中心の歴史観が維持されればの話ですが。

          1
            • samo
            • 2022年 6月 21日

            それは、
            アメリカとロシア(ソ連)が、人類史上、初めて直接戦うということ意味している。

            これがどういう意味か理解できないわけではないと思う。
            そのような発言は、軽々にすべきではないと考える

            7
              • ido
              • 2022年 6月 21日

              どっちも核兵器持ってるのに戦うともう世界が終わるの。だからまあ、軽々しく発言するべきではありませんね。

              4
      •  
      • 2022年 6月 21日

      そのレベルではなくスラビャンスク、クラマトルスク、アルチャモフスクのラインまで後退するのが最良かと。
      現在は先端部分のセベロドネツク、リシチャンシク云々話しているが、実際は後背の補給路が既に機能不全に陥っているため当該都市に固執すると包囲殲滅されかねない。
      既に敵に3方向から攻撃を受ける地形になっているので大人しく上記のラインまで兵員を下げて防衛ラインを再構築した方が良いと思う。

      6
        • samo
        • 2022年 6月 21日

        そこまで下がってしまうと、平野部になってしまう。
        戦車を大量に保有するロシア軍側が圧倒的に有利な戦場となってしまうために反対です。
        平野部になってしまえば、弾薬の消耗量は今の比較にならないほど強いられることになってしまう。
        今のところ、リシチャンスクの補給線は維持されているので、リシチャンスク周辺の丘陵地帯を最大限活用した、消耗戦を維持し、
        ロシア軍の物資を可能な限り消耗させる以外に手はないと考えます

        13
          •  
          • 2022年 6月 22日

          可能な限り出血を強いるのは私も賛成です。
          そこは賛成なのですが現実問題ここ最近でリシチャンシク南部のゾロテ方面ではロシア軍の包囲が狭まり、ゾロテ方面は危機的状況に陥りつつありますし、リシチャンシク南部からロシア軍が北上してきており直接リシチャンシクを直撃出来る状態が迫っていますので、どちらにせよセベロドネツク、リシチャンシク、ゾロテ等の先端部分の戦略的破棄は必要かと思います。
          どれだけロシア軍に出血を強いて何時捨てるか?の時期になっているかと…

          1
    • TKT
    • 2022年 6月 21日

    この動画が本物なら、もはやドンバスのウクライナ軍はインパール作戦のときの日本陸軍のような状態ということでしょうか?

    牟田口中将と佐藤中将の対立、
    「前進を命じる前に米を送れ!」
    を彷彿とさせます。あるいはウクライナ軍の参謀や、NATO軍の軍事顧問は辻参謀のような感じになっているのか?

    またあるいはノモンハン事変の後半戦を思い起こします。

    全部の部隊ではないかもしれませんが、とある旅団が自家用車で移動するしかないということは、すでに装甲車以前に軍用車両が破壊されて致命的に不足している、あるいは枯渇しているということかもしれません。

    リシチャンシクのスヴォボダ大隊は、すでに歩兵用の小火器でゲリラ戦を行うしかないというペトロ・クシク大隊長の話もあり、すでに野戦軍の体をなしていません。

    ロシア軍は、戦車と砲兵を駆使した教科書的な包囲作戦により、ウクライナ主力野戦軍の壊滅に成功したということかもしれません。

    ロシア軍が兵器庫や弾薬庫を長距離ミサイルで攻撃して破壊していた、というのはただのロシアのプロパガンダではなく、相当部分は本当だった可能性もあります。

    20
      • ダヴー
      • 2022年 6月 21日

      郷土防衛隊は戦時動員して急拡大したことで、正規軍と異なり訓練と装備に問題を抱えているようです。特に訓練不足の兵士はすぐにパニックを起こすし砲撃下での対処法も理解不足なので、その辺が大きな問題ですね。

      10
        • 速すぎィッ!
        • 2022年 6月 21日

        ボグダンさんのYoutubeチャンネルでも話されてけど、
        今まで楽できていたウクライナ西部の領土防衛軍を州外配置可能にする法改正をして
        東部の疲弊した部隊を休ませようとしたら、リビウから来た領土防衛軍があまりの激戦ぶりに一日で勝手に帰ってしまって問題になっていると言ってました。
        AKとRPGだけ持って最前線というのもどうやら本当の話のようでこれはさすがにキツい・・・

        5
    • 木下
    • 2022年 6月 21日

    >興味深いのはドンバス地域に送り込まれた第101領土防衛旅団がウクライナ軍上層部に抗議している動画が流出した点

    ソースがロシアのプロパガンダアカウントなのでしたら、そう明記すべきではありませんか?

    5
      • ido
      • 2022年 6月 21日

      いや別に良くね?プロパガンダアカウントでも、ごく稀に真実を言う時がある。それに今回の喧嘩に関しては別に現場で起きてても不自然ではない。

      10
        • 木下
        • 2022年 6月 21日

        私は別にこの話が嘘か真実かという事は言っていません。それは見た人それぞれが自分で判断すればよい事です。ただしそれを判断するうえで、情報の発信元が何者であるかは理解しておく必要があると思います。

        10
          • hiroさん
          • 2022年 6月 21日

          気になるのなら、自分で調べれば良いんじゃないのかな。
          無料の個人ブログにどこまで要求できるんだろう?

          6
      • ネコ歩き
      • 2022年 6月 21日

      撮影アングルから言って、元々はウクライナ兵士が流出させたと見るのに異論は無いかと。
      上層部が意図したものでない限り情報管理が杜撰なわけで、第一に問題にすべきはそこだと思います。
      米軍も任務中の使用を厳格に禁じることにしたようですし、安易なスマホ使用は情報漏洩の恐れが高いんですよね。

      5
    • 四凶
    • 2022年 6月 21日

     米軍より優れた砲兵システムGISArtaとは何だったのか。この話聞くと兵士が自国システム信頼してないように思えるが。
     結局ロシアの電子戦でGPSの運用に支障きたすかGPS機器持っていないならGISArtaって微妙なシステムに成り下がるんじゃなかろうか。

    1
      • samo
      • 2022年 6月 21日

      弾がなければどうにもならない
      撃ち返せないんだから、ジリジリ後退を繰り返す。
      システム以前の問題。

      消極的遅滞戦術を取っているような状態なので、現場でも相当なストレスがかかる

      34
        • 四凶
        • 2022年 6月 21日

         GISArtaは状況認識に使われているシステムだから別に砲弾がなければそこに重点を置いて使えばいい話。
         味方砲撃の加害圏内からの退避を促す機能が有るから、敵砲撃からの加害圏内からの退避を促す機能もあってしかるべきだろう。

          • samo
          • 2022年 6月 21日

          >砲弾がなければそこに重点を置いて使えばいい話

          だから、その砲弾すら無いって話では?
          重点をおいて使おうにも弾がない

          11
          • ido
          • 2022年 6月 21日

          違う、そうじゃない…
          わかる?まず「砲弾」が足りないの。どんだけ優れるシステム持ってても、撃つ弾薬がなかったら意味がない。

          7
      • 匿名
      • 2022年 6月 21日

      システムそのものが戦況を決定づけると勘違いするのは日本人ミリオタの悪い癖だよ

      10
    • 名無しさん
    • 2022年 6月 21日

    シンプルに苦しいなぁ
    一度退却して戦線整理するしかないのか?

    10
    • 名無しパン
    • 2022年 6月 21日

    戦争から100日が建ってヨーロッパ全土に厭戦気分が蔓延したし、国軍をもう一個作れる分の兵器供給を求めた上にかねてより武器供給を渋るドイツとの関係悪化もあった。だからここでゼベロドネツクで豊富にある歩兵戦力を投入して玉砕させることで断固たる意志を国際社会にアピールしたんだろう。
    欧州からは領土割譲を前提とした仲介は行わないと確約を引き出したわけだし後は撤退するだけ。補給線は片側が抑えられててやばいだろうが。

    3
      • ミリオタの猫(やっぱり、アンツィオ…いや、ロシア軍は強い?)
      • 2022年 6月 21日

      いや、それは乱暴過ぎる結論ですよ。
      もしもそれが事実だとしたら、NATO諸国はマジでウクライナを見捨てかねないし、調子に乗ったロシア軍が首都キーウ陥落まで行ってウクライナ滅亡エンドも有り得る。

      14
    • samo
    • 2022年 6月 21日

    ともかく、武器の総量が圧倒的に不足しているのが全て
    ドイツに代表されるような、サボタージュとも取れるような手続き問題を持ち出して、輸送遅滞を起こしたりしている場合でもない。
    もはや、使用期限を過ぎた弾薬ですら貴重。
    なんでも良いから弾薬をよこせというのがウクライナ軍の切実な立場だろう

    日本も期限超過した弾薬や火砲ぐらい送ってもいいんじゃないですか?
    なにかに理由をつけて送るのに反対する、反対することが目的化した方がいらっしゃいますが

    7
      • ミリオタの猫(やっぱり、アンツィオ…いや、ロシア軍は強い?)
      • 2022年 6月 21日

      いえ、もうこうなると武器を送るよりもNATO軍を全面介入させた方が早いです(将兵の訓練を考えるとそうなる)。
      もう、ロシアからの核威嚇を考慮すべき状況では無くなっていると思いますが、どうやらロシア軍の「ハイブリッド戦争」による情報戦でドイツ等が篭絡されているのが問題かと。

      4
        • samo
        • 2022年 6月 21日

        前もってのブラフでならまだしも、
        実際の全面介入は現実味がなさすぎます。

        全面介入、すなわち
        アメリカとロシアが直接戦う。

        これが意味することをあまりにも軽んじ過ぎです

        13
      •  
      • 2022年 6月 21日

      はっきり言ってウクライナのためにそこまでしてやる義理はない
      武力を用いれば国力を損なうと見せしめにしてやりたいってだけでロシアを倒してウクライナを助けたいから支援してるわけじゃないし
      むしろ経済に悪影響だからさっさと戦争は終わってほしい

      5
    • 鳥刺
    • 2022年 6月 21日

    リシチャンシク南側面が崩れて、街の南郊で直接戦闘の局面に移行してきましたね。もうゾロテは少なくともHirskeまで下げないと危なそうですし、本格的に「セベロドネツク・ポケットをどうするか?」が問題になってきましたか。

    >ゴムボートで輸送
    スターリングラードへの補給も敵火を冒しての小舟艇でしたし、戦場は「あらゆる手段を投じて無理を通す営み」なのは今も変わりませんね。

    >トクマク
    セベロドネツクがスターリングラード戦的にロシア軍の戦力を全戦線から吸引している状況下で、Orikhiv~トクマク~メリトポリの軸線は非常に魅力的な攻撃目標ではあるのですが。トクマク自体は周辺の道路交差点ですし。まあまだ戦線のちょい奥ですか。
    周辺はパルチザン地域とみなされていたような。

    広域防空システムに掩護された新鋭の一個軍団があれば…

    2
    • AAA
    • 2022年 6月 21日

    押しきられるのは時間の問題なので
    時間を稼いでる間に後方のエリアに塹壕や対戦車壕掘って
    予備陣地作っとくしかないな
    とにかくロシア軍に出血強要して遅滞させるしかない

    4
    • トブルク
    • 2022年 6月 21日

    ロシアは、特別軍事作戦の実施根拠をルガンスク自治共和国、ドネツク自治共和国の要請による言っているので、当面の目標はその2自治共和国の領域を全面占領して勝利宣言を出すことだと推測しています。
    ロシアにとってセベロドネツクは最重要の目標の一つで、それなりの準備をして攻撃しているはずなのに、ウクライナ側が1ヶ月持ちこたえているのは十分に善戦です。逆にロシアはこんな狭い戦場に戦力を集中してるのに未だ決定的な勝利をつかめないのかと思います。
    かなり悲観的な方がおられるようですが、ロシア側もかなり苦戦していて、どこまで攻撃を続けられるのかわからないと思います。

    14
      • hoge
      • 2022年 6月 21日

      こんな狭い地域に戦力を集中しても未だにおとせないのもそうだし、そもそもこれ以上占領地を増やしても維持できないでしょうよ。
      案の定、マリウポリでは暗殺や襲撃が頻繁しているようだし。

      7
    • 2022年 6月 21日

    東部が押されてるのは、ロシアが冷静になったからには仕方ない。
    今後はウクライナはどこで、どこまで抑えられるんだろう?
    武器供給は時間がかかるし、今ある兵力を最大限利用できるポイントとかあるのだろうか。

    3
    • 匿名希望
    • 2022年 6月 21日

    もうウクライナ軍は末期でしょ
    ドネツク中心に都市への無差別に近い攻撃してる。
    アルメニアも最後は、アルバニアのバクー辺りに弾道弾を無差別に打ち込んでたから、もう最後が近い

    というけど、アルメニアと違うのは、ゼレは完全に欧米の傀儡。やめさせてもらえるかどうかは別

    6
      • なべ
      • 2022年 6月 21日

      アルバニアではなく、アゼルバイジャンですかね?

      1
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