航空自衛隊三沢基地は3月2日、同基地のホームページ上に第302飛行隊伝統のオジロワシマークが描かれたステルス戦闘機「F-35A ライトニングⅡ」を公開した。
雷神マークを捨て、伝統のオジロワシマークを復活させた第302飛行隊
青森県三沢基地に所属する第302飛行隊は昨年、航空自衛隊初となるステルス戦闘機「F-35A ライトニングⅡ」運用部隊として正式に改編された。
戦闘機「F-4EJ改」を運用していた第302飛行隊改編に先立ち、2017年12月に臨時F-35A飛行隊編成が編成され際に披露された部隊旗には風神雷神図屏風の雷神をモチーフにしたものが採用され、F-35Aに改編された第302飛行隊にも引き継がれるものと思われいた。
しかし3月2日、航空自衛隊三沢基地は第302飛行隊所属のF-35A尾翼に同隊伝統の「尾白鷲(オジロワシ)」マークを書き込んだ機体を公開した。
第302飛行隊は1974年に北海道の千歳基地で臨時F-4EJ飛行隊として誕生したことに因んで、北海道に生息する尾白鷲をモチーフにした部隊マークを使用してきた経緯があり、尾白鷲の羽(三)と尾(〇)と脚(二)で部隊のナンバー(302)を表現しており、公開されたF-35Aの尾翼に書き込まれた尾白鷲マークにも羽(三)と尾(〇)と脚(二)は健在で、創設から40年以上続く伝統をしっかりと継承してる。
余談だが、臨時F-35A飛行隊編成が雷神をモチーフに採用したのは恐らくF-35Aが「ライトニングⅡ」と呼ばれているためで、ライトニングを和訳すると稲妻になり、神道における雷の神「雷神(らいじん)」となったのではないかと容易に想像がつく。
さらに話を脱線させるなら、F-35Aがライトニングと呼ばれてるのは同機を開発したロッキード・マーティンが過去に開発した戦闘機「P-38ライトニング」に由来していると言われているが、そもそもP-38をライトニングと命名したのは米国ではなく同機を購入した英国だったりもする。
そして同機は、日本帝国海軍の連合艦隊司令長官だった山本五十六大将が搭乗した一式陸上攻撃機を襲撃し撃墜(海軍甲事件)したことで日本でも有名な機体だ。
そう考えるとF-35のライトニングという名称は日本に縁が深いのかもしれない。
※アイキャッチ画像の出典:航空自衛隊三沢基地ホームページ
ステルス機は塗装の制限があるので派手なカラーは使えませんが、一色のシンプルな部隊マークもいいですね。
他の飛行隊もステルス機に合ったマークを付けてもらいたいですね
F-15イーグルに尾白鷲、F-35ライトニングに雷神
ならピッタリだったのに…
VFA-101ぐらいのマーキングでも無理なのかなあ
F-35にマッチして白一色で表記できる萌えキャラって
誰かいないかな
結局そのまんまか…
よかった!!
縁というか因縁を感じるね
でも日本も自国で開発した兵器にかっこいい名前を付けてやってほしいわ
海自は皇軍から引き継いでひらがなとは言え良い名前を付けてるけど
陸自や空自のネーミンズセンスは悲惨だからな
ホント誰よ ゴッドハンマーとか考えた奴… それで良いって通した奴… 泣きたくなるわ…
うん・・・
年寄りの考えた『かっこいい横文字のねーみんぐ』って感じだよね。
唯一、87式自走高射の「ハエ叩き」は秀逸だと思うが。
F-1が「旭光」だったあたりからして、F-35に名前を付けるとしたら「ライトニング」が意味するところの稲妻と掛け合わせて「雷光」だったらいいかもしれませんね。
雷電で良いんじゃないかい?
旭光はF-86Fな
ちなみにF-86Dが月光、F-104Jが栄光T-33Aが若鷹だったけどあまり浸透せず
F-4EJ以降は独自愛称やめちゃったんでF-1は名無しに・・・