モルドバ当局は1日、ロシアのハッカー集団「キルネット(Killnet)」による政府機関へのサイバー攻撃(DDoS攻撃)が行われていると発表した。
参考:Atacuri web asupra site-urilor instituțiilor publice
参考:СИБ: Сайты госучреждений Молдовы подверглись кибератаке
ロシアのハッカー集団「キルネット(Killnet)」による仕業だとモルドバ当局は指摘
モルドバのセキュリティ及びインテリジェンスサービス(SIS)は1日、政府機関が運営する複数のウェブサイトに対してサイバー攻撃(DDoS攻撃)が行われていると発表、この攻撃はウクライナを支援する国々にDDoS攻撃を行うことを専門にしているロシアのハッカー集団「キルネット(Killnet)」によるものだと指摘している。
このハッカー集団はEUやNATOのウェブサイトに対して同様の攻撃を繰り返しており、SISは「ルーマニアのウェブサイトも最近Killnetによって攻撃を受けている」と明かした。

出典:Головне управління розвідки Міністерства оборони України
現在SISはDDoS攻撃を阻止して被害を最小化するための措置を講じているらしいが、ロシアによる偽旗作戦=トランスニストリアで自作自演のテロ攻撃が実行される可能性があると指摘されたばかりなので、非常に不気味な動きだ。
関連記事:ロシア編入を主張するトランスニストリア、ウクライナやNATOが攻めてくる
※アイキャッチ画像の出典:U.S. Air Force photo by J.M. Eddins Jr.
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やられたらやり返せ!
非常に不穏だが、雑でワンパターンだな。
これって倒産するパターンだね。
ある事業がうまくいかないので投資(戦闘)を続ける。
それでもうまくいかないのでさらに投資(戦闘)を続ける。
それでもダメなときは他の事業(方面)に手を出してまた失敗(負け)を続ける。
もうロシアは倒産決定だな。
いい加減にしろ、という言葉しか出てこないよな
暗礁に乗り上げてた、ルーマニア、モルドバの統一国家運動が一気に再燃するかも
ここまで事態が悪化しては、モルドバが生き残る道はルーマニアとの統一しかない
今のモルドバ大統領もルーマニア国籍取ったって話だし
第二次世界大戦後にウクライナ(ソ連)に分捕られたイズマイール州の扱いがややこしいことになりそう
あそこもルーマニアに帰ってくる日が来たら戦前の大ルーマニアがほぼ復活だが…
東西ドイツの統一コストを考えると、欧州最貧国と言われるモルドバを
決して裕福とは言えないルーマニアが引き取るのは中々ハードルが高いように思えますね。
両国間には軍事同盟もありますし、「1国2制度」のような形で緩やかな連帯を示すのが限界かな。
ロシアからのサイバー攻撃対処ならば経験を積んでるエストニアからの支援が必要だな、
みな同じ船の仲間として助け合わないと沈むだけ
ある意味、第3次世界大戦への発展過程とも言える。
14年のドンバス攻撃の序盤も大規模なサイバー攻撃とフェイクニュース拡散から始まってますからね。あの時と同じ方法でトランスニストリアをえぐり取るつもりなんでしょうね。
ただ、いくら高度なハイブリッド戦術のノウハウが参謀本部にあっても、現場で立ち回る兵士は一般の歩兵(当時はGRU隷下の特殊部隊やワグネルなどの選りすぐりの兵士が集中投入されていた)ですから、そんなに上手くいくかどうか。当時のウクライナと同じくらいモルドバ軍が思考停止に陥ってくれれば成功するでしょうが、全力で対抗してきたらどうするつもりなのか。
ロシアは「常に自分たちが優位に居る」という雰囲気を演出するのが非常に上手い国ですが、これなんかもう崖っぷちの国のやり口ですからね。この第二戦線がどう転ぶかはロシアの将来全体に影響してくるでしょうね。まぁ、完全敗北か停滞して戦費負担増大のどっちかでしょうけど。
モルドバはルーマニアと軍事同盟を結んでいるので、ロシアがモルドバを攻撃すればルーマニアが参戦するだろう。
そしてそればNATO参戦につながる。
果たしてロシアが2000人程度のロシア兵を参戦させるために、ここまでリスクの高い行動を取るだろうか?
そうか、一連の工作はロシアを殴りたくて仕方のないポーランドの工作だな!
英紙タイムズは、すでにクレムリンはモルドバ侵攻を決定していると報じています。
リンク
モルドバ軍は3200人程度でロシアの支援を受けた沿ドニエストル共和国からの侵攻を防ぐことは出来ないと言及されています。(ロシアはクリミアから空路で強襲部隊を送り込む可能性があるが、制空権を確立していないのでリスクがある。また長期的には補給のため陸上の回廊を形成する必要があるとも)
これはプーチンが沿ドニエストルの独立を承認するというような、モルドバに対する「ドンバスシナリオ」の再演になる可能性がある。
目的は3点。ウクライナの戦力分散、モルドバのヨーロッパ(ルーマニア)への接近阻止、近接したバルカン半島の不安定化への恐怖を欧米に与えること。
だそうです。