ウクライナ国防省はロシア軍部隊から押収したウクライナ占領作戦資料を公開、作戦承認が「2022年1月18日」だったことやウクライナ占領に「15日間」を予定していることが判明した。
参考:Головне управління розвідки Міністерства оборони України
メリトポリは3月1日にロシア軍の手に落ちており、ウクライナ南部の侵攻作戦は概ね予定通りなのかもしれない
国防省の説明によるとウクライナ軍の攻撃でパニックを起こしたロシア軍部隊は機密資料を残したまま逃亡、ここでウクライナ軍は第810独立警備海軍歩兵旅団(黒海艦隊)に所属する戦術大隊が持っていた作戦命令書、コールサイン表、指揮管制用コード表、秘密コード表、人員リスト表など入手したらしい。
この資料を分析した国防省は「機密資料を所持していた敵戦術大隊は作戦初日にロシア海軍の揚陸艦でアゾフ海に面したStepanivka Persha(ザポリージャ州)という小さな集落に上陸、別の部隊と合流して最終的に州都メリトポリの封鎖及び占領に加わる予定だった」と明かしているが、最も注目すべきは「ウクライナ占領作戦資料」が2022年1月18日付で承認され、作戦開始日は2月20日、全ての作戦を15日間(3月6日)で終えることを予定していた点だろう。
つまりプーチン大統領は世界に対して繰り返し「ウクライナに侵攻するつもりはない」と主張していたが、この資料は「北京五輪閉幕後に侵攻を開始するつもりでロシアが着々と準備を進めていた」という証拠であり、当初予定より4日遅い24日に侵攻が始まったため作戦が予定通り進んでいるなら「3月10日」に全てが終わるという意味だ。
因みに機密資料に登場したメリトポリは3月1日にロシア軍の手に落ちており、ウクライナ南部の侵攻作戦は概ね予定通りなのかもしれない。
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※アイキャッチ画像の出典:Міністерство оборони України
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やっぱり中国指導部はロシア侵攻の日程を知らなかったのかな
予定通りならば平和の祭典開催中の中国の面子とか潰されてるし
なるほど南部は実際ジリジリ押されてるし、ベラルーシ側に比べればロシアが整備したインフラが整ってるから、概ね予定通り進めやすいと。
逆にキエフは国境のインフラが未整備で、短期決戦にしないと補給が死ぬから、だいぶ無理のある計画を行って、見事に爆死したと。
これは結構まずい状況では。キエフに新兵を突っ込ませてウクライナ側のリソース割かせ続けて、主力を南部に投入、着実に占領地域を増やしておくという。
キエフを諦めて戦線を後退させないと、南部からウクライナ西部を責められて補給線を切られるぞ。
キエフを捨てたらそこから先はそれなりに幹線道路が各地に延びてるので、ウクライナ側は戦力を各地に分散せざるを得ず、かえってロシア側が有利になると思う。
これが本当に正しいならどっちにしろパラリンピックはガン無視だったんですね
機密書類の不始末…海軍乙事件かいな
富士川ばりの敗走劇と言い、ちょくちょく伝えられるエピソードがあまりにも惰弱過ぎて。
そんなグダグダでも南部方面は当初予定通りという事は、ウクライナ側があんまり重視していないって事なのかな?
さすがにオデーサにはそれなりの守備を配置しているだろうけど…
作戦開始が遅れたのはこのブログで指摘されていた通り黒土地帯が氷結するのを待っていたのか、あるいはそれを待ちきれずに見切り発車したため兵站が滞る事態に陥ったのか?
中国がロシアに対して北京五輪閉幕まで侵攻しないように事前に要請してたという情報をニューヨークタイムズ含む複数のメディアが報じてるので多分それが理由かなぁと思った
派遣兵力の保有する精密誘導火力を全投入し自軍を5千人も死なせようやくウ軍正面装備の1割程度を排除しただけなのに目標は15日間で全土無力化ですか?
ベラルーシ領内から南下で空挺侵攻からの首都電撃掌握ってのが本命で他は全部陽動だったの明確だけどいつバレたんだろうね?バレたから失敗したんだろうね
実はそもそも逆なんじゃないか。本命は南東部や黒海からの侵攻部隊。キエフやハリコフの攻略部隊は陽動なんではないかと。
本当に開戦初日に空港を攻撃した部隊は特殊部隊だったのか?撃墜された2機のIL-72?に特殊部隊は乗っていたのか?60 km近い車列に士気の低い兵士が戦線を放棄しているのは予定外なのか?アナログ無線で傍受し放題なのはお金がないから?キエフ攻略部隊のエアカバーが甘いのはなぜか?
黒海からドニエストル川に沿ってボーランド国境までを細く占領できれば、ベラルーシを含めて囲い込むことができる。そこにはちょうどよく未承認の親露派の国があるから、思っているより補給も容易だろうしね。
考えすぎだとよいけど。
開戦二日目だかにキエフ近郊でCNN取材チームが遭遇した露軍は明らかに空挺か特殊軍の装いでしたし同時期に空挺専用APCのBTRMDもいくつか発見されてますが
これらが陸路でやってきたの考えづらいんで輸送機の墜落さえ偽装工作で陽動の為というのは相当無理があると思う
なるほど特殊部隊はいたということで、相応の損失はしているのは間違いないと。でもキエフの頭の悪い侵攻具合を見てると、すべてはプーチンの手のひらの上で踊らされてるだけなんでは、って疑心暗鬼になってくる。これが孔明の罠ってやつなんかね。
特殊部隊ってエリートなのでみんなのあこがれでしょう。
どこの組織にもヤル気はあるけれど優秀じゃないやつってのがいるからそういうやつに特殊部隊にしてやるよ、って言っておとりに使ったのでは?
当人は給料も上がるしやる気満々だったけれど結果はご存じの通りで。
うん、考えすぎだと思うな
と、いうより当初の計画ではキエフは牽制侵攻だけのつもりだったのが、侵攻直前に政治的理由で(あるいはプーチンの思いつきで)本格侵攻に格上げされて不十分な準備と寄せ集めの戦力で実施されることになったと考えれば、当初のもたつき、低調な事前攻撃や補給の破綻にもつじつまが合うと思う。
そして、入念に準備された本来の本命である南部や東部の攻勢はまだ順調な方だけど、やはり予備戦力を引き抜かれた分息切れし始めているのでは。
敵も味方もプーチンの口先と本音の乖離に振り回されているように思うねえ。
開戦初日のロシア空挺軍によるアントノフ国際空港殴り込み作戦が失敗したのは、恐らくですがウクライナ軍も元はソ連軍なのでロシア軍の戦術を知っていた為に作戦を予見出来た可能性に加えて、直前にNATOからの警告(米軍の航空機による偵察結果や英情報機関からのヒューミント情報?)があったからでは無いかと思います。
これが本当なら兵站不足は織り込み済みということになりますし、最初から前線部隊は使い捨てにするつもりだったのでしょうか
「侵攻作戦は概ね予定通り」なのがウクライナ南部限定なら、
策源地がベラルーシかクリミヤ半島かの違いの様に思えます。
計画通りだとしたら、益々鬼畜っぷりに磨きがかかることになるけど。
ロシア国内でもプーチンは悪の魔王扱いされるんじゃないか?
国民には知られてないのかな?
別に悪の魔王でもなんでも良いんでしょ。
佐藤優氏はプーチンはフルシチョフのやり方を踏襲していると分析してたけど、冷酷無比のソ連書記長が返ってきたと考えたほうが良いのかもしれない。
フルシチョフはキューバで妥協したが、のちに独善的なふるまいが指導部のひんしゅくを買って失脚する
プーチン体制にはプーチンを追い払える人物が見えない
上に立つ人は恐いけれど強い人ってのが好きらしい。
ロシア人のマインドってそういうものらしい。
「野生の狼マインドがロシア人には根強く染み付いている」とは薄々感じていましたが、やはり…
この計画がロシアの戦力や兵站の限界や、経済制裁に耐えられる国内の限界を反映した物なのかもしれない
西側からの援助や経済制裁の大きさで既に計画が破綻してるとして、次にあるのが戦術核レベルの規模のデモンストレーション的な単発使用
このイケイケな世論は実際に核使用があった後はどう変わるのだろうか、ウクライナ人には悪いけれど、その世界を見てみたい
そして、ウクライナよりも先に台湾有事で日本や台湾が核に絡んだ碌でもない状況になると思ってたので、ウクライナでの核使用を受けて日本で何か核に関しての話が進むかもしれないからありがたいと思ってしまうのが本音
不謹慎すぎるけどおおむね同意やな、先日の阿部ちゃん核共有はちょっと言い過ぎたかもしれないけど、核の傘で戦後70年以上生きてこれた事やエネルギー事情のことも考えずに核/原発アレルギーはひどすぎるんだよ
過去の首相がノーベル平和賞欲しさに言ってしまった非核三原則がとんでもない負の遺産になっている感。
核兵器の保有の是非は別としても発電だけでは認めてほしい。
反原発派が忘れてるのは、我が国の原子炉導入が核開発よりも戦中のエネルギー不足の記憶からはじまってること、これは原子炉検討を始めた頃の電力幹部がみな同じ意識で飛びついたと述懐している。
その後にエネルギーショックが起こり、産油国の意向で経済が左右されるのを恐れた政府がさらに原子力に本腰を入れたのが事実であり、核兵器開発は後づけの言い掛かりに過ぎない、
政治家や防衛関係に何か含みくらいはあったろうが、現実の核開発はアメリカの許可だの国際査察だの、実にハードルが高くて