ウクライナ軍がヘルソン州ハブリリフカを解放したことが視覚的に確認され、直線距離でロシア軍を30km近く押し戻した格好だ。さらにガーキン氏が主張していたようにロシア軍の防衛ラインがDudchanyまで後退したことが裏付けられた。
仮にウクライナ軍がDudchanyを突破してドニエプル沿いに南下すると「インガレット川付近の地域」は包囲される可能性がある
ドネツク人民共和国の親ロ派で当局の軍事分析を担当するイゴール・ガーキン氏は3日未明「我が軍がDudchanyまで退却した。敵はドニエプル川沿いのベリスラフを目指している」と明かしたが、守りの固いロシア軍陣地を突破して25kmも前進したという話に懐疑的な声も多かった。
しかし軍事アナリストのロブ・リー氏は「多くのロシアチャンネルがヘルソンの危機的な状況を警告しているので困った状況が起きている可能性が高い」と指摘、シェフチェンキフカ、ミハイリフカ、ゾロタ・バルカ、フレシチェニフカの解放を示す視覚的証拠が次々に登場、さらにハブリリフカを解放したことを示す視覚的証拠も確認されたため、ガーキン氏が主張していたようにロシア軍の防衛ラインはドニエプル川沿いのDudchanyまで後退したことが裏付けられた格好だ。
今のところノボレクサンドリフカの解放を示す証拠はないが、ハブリリフカにウクライナ軍が到達したことを考えると「解放されている」と考えるのが妥当で、ウクライナ軍は直線距離でロシア軍を30km近く押し戻したことになる。
仮にウクライナ軍がDudchanyを突破してドニエプル沿いに南下すると「インガレット川付近の地域」は包囲される可能性があるので、ココでウクライナ軍を止められるかどうかがロシア軍の運命を分けることになるだろう。
因みに露国営メディアはヘルソンでの反撃について「敵がドニエプル川沿いにDudchany方面への前進を試みたがロシア空軍に打ち負かされた」と報じて問題ないと主張している。
追記:Dudchanyの街に架かる橋が爆破されたという報告(未確認)があり、恐らくロシア軍は橋を破壊してDudchanyの西に広がる森林地帯でウクライナ軍の前進を阻止するつもりだ。
関連記事:ヘルソン州でもウクライナ軍が複数の拠点を解放、ドニエプル川沿いに南下か?
関連記事:ヘルソンで確認された異変、ロシア人もウクライナ軍の反撃を警告
※アイキャッチ画像の出典:Telegram経由
ナチの反攻は撃退されて問題ないのか
よかったなぁ
ロシア軍、これまた初期対応をしくじるとドニエプル川北岸で包囲殲滅される可能性ないですか…。2正面で戦って両方で包囲殲滅されるとか後世まで語り継がれる失態ですけど撤退はできそうですか…?
>恐らくロシア軍は橋を破壊してDudchanyの西に広がる森林地帯でウクライナ軍の前進を阻止するつもり
ムラヒフカ方面からの突出部がベリスラフ・ズミーフカ北部ドニエプル川近くまでくれば、これまた包囲されますね。
まあ、ドニエプル川西岸まで占領すると命がけの反撃が来るので、少しだけ出口を開けておくと思います。
川を越えて補給が来ない限りはこの地域のロシア軍はヘルソン市まで押されちゃうんじゃないかな。
併合宣言の後に併合地の州都が奪還されるのは非常にまずいでしょうか 補給なしでは止めようがない。
一方 ロシア軍はザポリージャに兵と兵器を大量に送り込んでるとの話があるけど
こっちの狙いは何だろう?
ロシアのやることは いつもわからん。
結局それが目的だったのかもね。
クリミア大橋にミサイルの届くマリウポリ近辺と地峡の入り口と水源を兼ねるヘルソンを抑えられてると
クリミアなんて軍事的にはいつ奪還されてもおかしくない。
ほんとに住民保護が目的なら南部撤退してでも東部守るはずが
今は全力でロシア系住民を肉壁にしてウクライナ系住民の多い土地守るとか・・・。
ロシア系住民なんてどうでもよくてあるのは領土的野心だけ、
もはや建前を掲げる余裕すらないんだろうね。
めっちゃ妄想ですが。
ロシアはオレホボ辺りから北上してサポリージャを攻略して
ドニプロとクリヴィー・リフの2択をウクライナにさせたいんじゃないかな?
ドニプロがロシアの手に落ちるとウクライナは東部戦線の補給路がかなり狭まれて苦しい
クリヴィー・リフが落ちると南部戦線が包囲されてしまう。
ウクライナは100キロ以上離れた都市をどちらも守らなければならなくて
この戦争全体の主導権が再びロシアが握ることになる。
ってのを狙ってるじゃないか?
ヘルソン攻略に目処が立ったらウクライナ軍はドニエプル川を無理に渡ろうとはせずザポリージャから南下してメリトポリを取りに行くでしょうから、それに備えてるのでは。
すでにウクライナ軍もある程度集結しているのかもしれません。ロシア側からザポリージャへ攻め込むほどの戦力はないでしょう。
今でもメリトポリはパルティザンが暴れてるそうですから、ウクライナとしては電撃的に南下してアゾフ海
まで貫通して支配下に置く。そうするとロシアは東西連絡が分断されて西はケルソン攻勢、東はザポリージャ攻勢で挟まれ、心理的な負荷が大きくなってクリミアに撤退するのも現実味が出て来たと言って良いかと。ただ現在クリミアに引き篭ってもピンポイントでやられるからかなり厳しくなる。プーチンとしてはクリミアに攻勢かけられると今回の特別軍事ナンチャラの意義を根本から否定されるから、クリミアからは頑として撤退させまいとして例の橋を壊しといて、兵を死地に追いやり死守させようとするでしょう。ここでゼレンスキーが投稿呼びかけ。コレが双方共に一番死者が少なくて済むのかなと。ただ捕虜収容施設が間に合わないでしょうねぇ。
ヘルソンに配備されているロシア部隊はそれなりに精鋭とされているので、それを一網打尽に殲滅できれば単なる戦術的な勝利にとどまらず、ロシア軍の継戦能力を奪いとることになると思えます。これから100万人動員したところで、それを訓練できる人がいなくなってしまうので。その意味で、南部戦線はむしろ東部戦線よりも重要だと思えます。
ロシア軍が Dudchany の橋を破壊したとか、 Dudchanyはすでに放棄されたという話も出回っていますが、本当かわかりません。もし橋が壊されても迂回できますが、舗装路ではないので雨が降ると泥濘で厄介になるようです。
なんで南で押し始めてるんだ…?
ロシアは東部から引っ張ってきた兵士でガッツリ硬めて膠着が続くと思ってたが
東部で突然押し始めた時も何でか分からずに混乱したが、ウクライナ軍は変幻自在過ぎる
こんなのロシア軍は悪夢だろう
ヘルソンを押してからハルキウで大反攻したとき、これは陽動と本命ではなく
連携した二正面作戦という推測が出てたが、多分実態はそれなんだろう
ウクライナに南と東で攻勢をかけられるだけの機甲戦力が集積されていている「とは考えにくい」、
複雑な作戦遂行能力がある「とは考えにくい」と俺みたいなポンコツやロシアが思いこんでただけで、
逆に十分な水準を持ってるなら両方から占領地をチョキチョキしていくのは合理的なんだよな…
オデッサで警戒態勢を取っていた戦力がモスクワ撃沈→ズミイヌイ島ブレゼントでオデッサ上陸の危険がなくなり浮いたため、消耗することなくこちらに転身してきたということのようです。
ヘルソン(川の西側だけ?)はハルキウ強襲直前には、ウクライナ軍によるキルゾーン(ロシアが死ぬ方ね)呼ばわりされて地域たから、相当弱ってたのでは
この戦争は謎が多すぎる、主にロシア軍に
ロシア軍ダメすぎのようですよ、食料すら支給出来てないようで、ウクライナ軍に抵抗すらせずに降伏しているみたい。
参考
ウクライナの戦場最前線の森に投入されたロシア軍兵士の嘆きの声; 全和訳【石川雅一のシュタインバッハ大学: 元特派員と学ぶ英語ニュース】
リンク
こんな感じに逃げれればOK状態なのでは?
Cats vs Zombies 2
リンク
本当に大本営発表みたいだな…
結果何も得るものなしで人だけ無駄死にしまくって
戦後助けてくれる国もいない
中国に資源だけ毟り取られる属国になるのかな
ウクライナ的にはこっちは陽動のはずじゃ・・・。実際ロシア軍を引き付けたし、橋を落としたからあとは待つだけ、と思ってましたが。あるいはシーソー的に攻撃か?
ロシアは東部よりかは守る気があるみたいですね。追記を見る限り東部の敗走に比べたらちゃんと妨害しながら後退してそうなんですね。ただウクライナはこっちを焦って攻撃する必要はどれくらいあるんでしょうか。一時は占領地域からオデーサに継続的にロケット弾を撃ち込んで嫌がらせしてましたが、最近聞かないですね。残弾がない?
ハルキウ方面とヘルソン方面どちらが陽動とかではなく、両方面の戦線の距離が離れてるのを利用して、片方の戦線で戦果を上げてロシア軍がそちらに部隊や物資を向けたらもう片方で攻勢に出るという方針なのか?
それともいくら動員兵が弱いと言っても数が多いしヘルソンにいる正規軍部隊と合流されると厄介だからその前に殲滅して今ヘルソンにいるウクライナ軍部隊を動員兵の対応に当てたいと考えてるのかも。
色々なウクライナの意図が考えられそう
優勢な戦車部隊が押し込んでいるとロシア側が発表していますし、地味にT-72BやT-80BVよりも高性能でまとまった数が送られたPT-91が活躍しているかもですね。
リンク
強化されたERAにサーマル付きのFCSにLWRすら備えており、SACLOS式のATGMがメインのロシア軍相手にはかなりの効果を発揮しそうですし(身を守れるし、迅速に反撃もできる)
併合宣言後に自称自国内で核を使えるかい?
彼らは「自分たちごと撃って、ロシアの敵を滅ぼしてくれ」と我々に託した。
とか平然と言いそう。
スターリンならとっくに使ってるだろう。
プーチンも人の子か。
しかしスターリンならこんな損な戦争はじめないだろうが。
南部はウクライナ軍が情報制限していたので不明な点も多いですが
ドニエプル川の西側にいるロシア軍は兵糧攻め状態でしたので
単純に攻めあぐねていたというわけではないのでしょう
ロシア軍は既に詰んでいたわけですが
撤退しないという不条理な選択をしました
戦況とは関係のない政治的な理由で撤退を許さないのでしょう
このまま待っていても勝てますが
決着を引き延ばす意義も特にありませんし
罠にかかった獣に止めを刺しにかかったという事でしょう
十分に弱らせてから満を持しての攻勢ですし
ウクライナ軍有利で推移しそうです
ここに居るロシア軍2万5000名は、残り少ないロシア軍の精鋭達です
それが兵糧攻めに遭い、その実力を発揮する事無く敗れるならば
ロシア軍の命運は断たれる事になりそうですね
撤退が難しいですから、この戦力は消滅してしまいます
ウクライナの参謀本部は、南部戦線と東部戦線を、囲碁で言うところの「見合い」にかけているのかな? 南部で攻勢を示すことによってロシアが防御の崩れた東部へやむを得ず兵力を割くのを防ぐのか。東部へ戦力移動をすれば、南部で攻勢をかけ、南部の守りを固めれば、東部での攻勢をより一層強める。
アメリカがウクライナに6.25億ドル追加支援を決定したとのこと。HIMARS4機などを支援するらしい。ついこのあいだも18機支援すると発表していたけれど、それとは別口らしい。前回のは時間がかかるようだけれど、今度の4機は即現地に送られるのかな?
リンク
ロシア軍の防衛体制とか防衛ラインが視覚的に
確認されたみたいな情報がまったくないんですよね
突破された防衛ラインと言われたところにも塹壕線も確認されず、防衛拠点とかも同じ感じ
じゃあ機動防御してるのかと言うと、それらしい情報も無いし、
ロシア軍の指揮通信体制で機動防御可能かという問題もある
これ、どうしてもまともな防衛体制があったと思えない状況証拠だらけな気が
東部のリマンのほうは、ほとんど訓練なしで動員されたロシア兵が防備ない所の情報売り降伏したとロシア側の情報だといっているから、訓練なしの動員は逆効果しにい。
今回のヘルソン州北部での反抗で、ウクライナ軍は1個戦車師団を投入し、ドニプロ河沿いを進撃していると聞いている。また、視覚情報はまだ無いが、ウクライナ軍は中部のChkalobe一帯まで進撃したとも聞いている。
現地のロシア軍部隊が、”SNSで”司令部に空軍支援を要請したことが暴露されていたが、ロシア軍全体がパニック状態だったのか?
現地ロシア空軍はHIMARSから逃れるために、クリミア半島のジャンコイ空軍基地に引っ越したと指摘されている。
SNSで支援要請は流石に笑う
ほんま通信能力貧弱やな
Dudchany橋の爆破については真偽を疑う声もあるので注意
橋というより土手に道が走っているといった方が正確なので
物理的にどう吹っ飛ばすんだ?という疑問が呈されている
最近のロシア軍、全くと言っていいほど航空支援が無いな。
夏にやってた攻勢もまるでWW1のようだった。
お陰でえらくスローペースだったが。
ロシア空軍とか何してんだろうか。
半導体作れねえからミサイル切れか?
ウクライナ軍もそうだが、ウクライナの天候が悪くて航空機が飛べる時間が少ない。ウクライナ空軍もここ一週間は航空支援余り出来ていない。出撃回数激減している。