どうやらウクライナ軍は外国人部隊(ウクライナ領土防衛国際部隊)をリシチャンシクに投入、ウクライナ軍部隊と外国人部隊が共同でセベロドネツク市内のロシア軍を押し戻しているらしい。
もしロシア軍が市内に確保した足場を奪い返せれば「セベロドネツク攻略」が再び失敗する可能性も
ウクライナ軍がロシア軍を押し戻してセベロドネツク市内の支配地域を50%に回復させたとルハーンシク州知事のガイダイ氏が明かしていたが、どうやらリシチャンシクには外国人部隊(ウクライナ領土防衛国際部隊)が投入されおり、ウクライナ軍部隊と外国人部隊が共同でセベロドネツク市内のロシア軍を押し戻しているらしい。
セベロドネツク市内の状況については諸説あるが、最も保守的な評価や報告をつなぎ合わせると上記のような感じなり、NASA FIRMSのデータでもセベロドネツク市内で激しい火災を検出しているので、ウクライナ軍の大規模な反撃が行われたのは間違いない。
どこまでウクライナ軍の反撃が続くのかは謎だが、もしロシア軍が市内に確保した足場(ミールホテル付近)を奪い返せれば、2回目となるロシア軍のセベロドネツク攻略は再び失敗する可能性も出来た。
果たしてセベロドネツクを巡る戦いはどの様な結末を迎えるのだろうか?
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※アイキャッチ画像の出典:Сухопутні війська ЗС України
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セベロドネツクの西側ルビージュネとの間の川に掛かる橋は落としてあるので、市街東側Met’olkineへの進撃は残るT1306を塞ぐという目論見でしょうか。
諸国の支援の賜物といえる携帯対戦車火器で武装した外国人兵士や負傷した外国人兵士の後送の映像はロシア軍への当て擦りにも見え、とかく残虐な映像に走りがちなロシアと対照的に感じます。
あと、obozrevatelの本日の記事によるとゲラシモフ、ドボルニコフに次いでゲンナジー・ジトコ大将が特別軍事作戦の司令官を務めているようです。
各軍管区を歴任するロシア軍将官に例に漏れずジトコ大将も中央軍管区・西部軍管区の副司令官、東部軍管区司令官、軍政治局長を務め、シリア戦の参加も含めその点は前々・前任者と変わりません。
およそ100日の作戦中、二人も責任者を更迭するのは末期症状にも思えます。
また総司令官変わったんですか?割と成果を上げている方だと思ったんですが、やはりペースが不満だったんですかね。
ただ、頻繁な総司令官交代は追い詰められている方がやる行為なのは同意ですね。
立て続けに更迭された指揮官達ですが…
後になってみれば、とっとと泥沼から抜け出せて正解だったという可能性も微レ存
ロシアとしてはこのゼベロドネツク攻略が失敗に終わったらウクライナ侵攻は失敗と言っても過言じゃないんでしょうか。逆に取ればウクライナ軍はゼベロドネツクを守り切れたらいい。頑張って欲しい。
もう現時点で大失敗です。
東大合格を目指してたのに、気が付いたら浪人しないことが目標になっているようなもん。
それさえも際どくなってきたが。
目標ラインの引き下げだけじゃなくて時間も大幅に超過してるので、
「二浪回避」の方が近いかも。
撤退も難しいという話だったけど増援が合流出来たのか
西側の回廊が確保できたのかしら
ロシア軍は南のポパスナ方面からリシチャンスクを攻撃しようとしてたみたいだから、そっちに戦力を移動させた結果セベロドネツクが手薄になったのかな?
まじか、2月に外人部隊創設の時はキーウ周辺の防衛にまわす程度だと思っていたけど、最前線に投入するとは本気度が違うな。
そのメンバーたるや、実は各国から選ばれて送られてきた自称義勇兵かもよ、元特殊部隊だのの精鋭たち
ここが勝負どころと踏んだのだろう
確かにセベロドネツクを確保できれば、ロシアはルハンシク全域の占領という宣伝上の価値のある戦果を与えることも無く、双方の士気と、やがて訪れる交渉局面に影響があるのは事実です。
正直、突出部の尖端に注力し続けるのも、全国から抽出した予備隊の一部をパポスナの火消しで投入した後だけにヒヤヒヤさせられますが、これはもう、突出部の維持と前線補給の輸送量にウクライナの現地軍は一定の自信を持っているということに?
チェチェン&ワグネルvs国際義勇大隊とか、話に変なエンタメ感があっていけませんが、現場では、壊れた建物を伝って互いの肉と精神を削り合う攻防ですからね… 義勇兵達の勝利と生還を祈ります。
そういえば、ターミネーターはどうなったんでしょうね?
いよいよ攻勢限界か?
骨董品でも正面装備の戦車とかはじゃんじゃん投入してたけど、兵站が先に音を上げたんだろか
そもそも復活骨董品兵器の補給整備とか、何年も事前に計画と準備してなければ無理があるし
整備しないで動いてる間だけ突撃させる用途ぐらいしか使え無さそう
なんかロシア軍の思惑に乗せられている気がする
高台のルシチャンシクで抗戦するほうが有利だからと決死の撤退したんじゃなかったの?
こんどこそ橋を壊され退路を断たれたら終わってしまう。
歩兵だけで戻ったみたいだけど歩兵の少ないロシア軍は掃討以外で市街地の歩兵決戦する気ないでしょ。
自軍の歩兵引かせてからまた執拗な砲撃するんじゃないかな。
オープンソースの情報だと砲撃回数の比率がロシアとウクライナでは10:1かそれ以上で、ウクライナは圧倒的に砲弾不足のようでリシチャンシクの地の利を活かせていないようです。
一方でセベロドネツクに入ったロシア部隊は装備や練度が低いようで、砲撃が無ければ普通にウクライナが勝てるそう。そもそも砲撃にしてもこれだけの雨降らせたにしちゃ有効打少なすぎだろと。
ロシアの思惑というより、お互い決定打に欠いた状態で膠着しているように思います。
そうですね。古今東西、負けたふりして逃げて、勝ったと思って調子に乗って深追いしてくる敵を包囲して殲滅するという作戦があるけど、ロシアの作戦に乗せられたという可能性が無いか早急に検証すべきでしょう。
ただ、ロシア軍にとって橋は対岸のリシチャンシク攻略に必要なので橋を壊す可能性は低いでしょうけど、橋を押さえられたら退路が断たれて包囲されてしまう危険がありますね。要注意です。
その動画に映っているのはジョージア人部隊ですね。ジョージア国旗のワッペンをつけているし、インタビューされてる人もジョージア人だと言ってます。
義勇兵にはジョージア人が多いそうで、ジョージアがロシアと戦ったときにウクライナから義勇兵が来てくれたのでその恩返しなのだそうです。ウクライナ義勇兵は「プソウ川(ジョージアの川)でロシア軍を食い止めなければ、いずれドニエプル川で戦わなければならなくなる」と言ったとか。逆の立場になってジョージア人も同じ気持ちでしょう。
ロシア軍はセベロドネツクに20個BTGを投入しているそうですが、義勇兵を含む士気の高い兵士がいるから戦えているのでしょう。
多国籍部隊ですよ。ドイツやラトビアのワッペンの人もいますし、同じ場所の別の動画ではオーストラリア人がインタビューされていましたし、アメリカ人もいました。
ジョージアのワッペンが目立っていまいたが他にもいるのですね。いろんな国の混成部隊は難しさもあると思えますが、そこはなんとか克服しているのでしょう。
このタイミングで義勇兵を投入するのは
単純な戦力増強だけでなく
前線の士気を保つ目的が大きいのかな思いました。
ウクライナ軍の損害も大きいでしょうからから
まだまだどう転ぶか分かりませんね。。
ウクライナ軍がセベロドネツクを確保するのか、逃げたふりして一発ぶんなぐってから逃げるつもりなのか、その辺はよくわかりませんが、いずれにせよ、今回、ロシア軍が相当なる戦力を集中したにもかかわらず、ここを落としきれずに終わってしまった場合、ミッドウェイ海戦のような大きな分岐点になると思われます。
にしても、噂になっている逃げたふりしての挟撃が本当ならば、見事というほかありません。
やっぱり、ウクライナ軍にはヤン・ウェンリーがいるのでしょうか?
まだ予断は許されない状況ですが、この戦線が膠着状態になったならば、ウクライナとしては、北東部のボルチャンスク、クピャンスクを抑えての補給路遮断と、南部ヘルソン、メリトポリの奪還に向けて動き出すのかな、と思います。
ミッドウェイというよりラバウルの方が近いかも
最後の決は我が任務
という言葉を思い出した。
ウクライナ頑張れ!国際部隊頑張れ!
内心は冷や汗ものだろうけどポパスナの攻勢からこの反撃までだいたいウクライナ軍の計画通りだろうな
個人的には最初からセベロドネツクは放棄して、河を挟んでリシチャンスクを最前線にした方が
安定した防衛線を構築できると思ったのですが、市内にウクライナ軍を残したまま
高地からの支援で奪還するとは、ウクライナ軍の練度と闘争心は見事なものだと思われます。
長距離砲の習練には時間がかかると言われましたが、市内の味方に誤爆することなく
正確な支援が出来てるのは、ウクライナ軍の習熟スピードが早いのか
あるいは元々運用に慣れた外国人部隊のおかげなのか不明ですが、
少なくともウクライナ軍の西欧化は急速に進んでいる可能性は高そうです。
よくわかんないのが、セべろドネツク東南?あたりのドネツ川東岸の地点で
露軍が制圧した思ったら数時間後にはウ軍領域なってるとこのが交互になってるとこで、でも衛星情報だと特に火災が起きてる訳でも無く
OSINTでもわからないのかぼやかしてるのか戦況情報でも特に言及もしなかったり
zeroなんとかさんやダブーさん、h4さんあたり解説していただけるとありがたいなあ
動画にしばし見入っていました。髭に白いものがかなり混じっている、失礼ながらかなりの年齢と思われる兵士がタバコを黙って吸っているアップの映像は、とても印象的で感じるものが多かったです。「この年齢で最前線かよ!」って口を開けて見ていた。
砲撃の跡で穴ぼこだらけの道路。ところどころに破壊され黒焦げになった戦闘車両。立ち昇る黒煙。鳴り響く銃撃音や砲声。まさに最前線。
こういうところに志願で行く人たちもいらっしゃるんですね。よくやるわ~。
ポーランド在住の日本人の左翼運動の元闘士の70代のお爺さんがウクライナ軍に志願してました。
基地の雑用が任務だけど、こないだ外に出て来た人より堅実でシンパを増やす怖い人だと思います。
ナン・トカ大尉殿より役に立ってるのは確実。