中国が開発を進めている第5世代戦闘機「J-31」の新しい画像が中国のネット上に出回っており大きな注目を集めている。
開発が進む輸出向けの第5世代戦闘機「J-31」と中国海軍向けの艦載機仕様「J-35」
中国は中国航空工業集団公司が開発を進めている第5世代戦闘機「J-20」とは別に、輸出向けの第5世代戦闘機「J-31」を中国瀋陽飛機工業集団が開発中で同機のプロトタイプ「31001号機」が2012年10月初飛行に成功している。
ただJ-31は大きな設計変更が幾つも行われたため最も新しいプロトタイプ「31003号機」は初飛行に成功した31001号機と異なる姿をしており、今回中国のネット上に新しく出回っている画像はプロトタイプ「31003号機」のもので試験飛行中の様子だと言われているが公式発表ではないで真偽は不明だ。
新しいJ-31のプロトタイプ「31003号機」は燃料とミサイルを収納するスペースを確保するため胴体と主翼は再設計され、さらにF-22の設計によく似た2枚の垂直尾翼はF-35の設計によく似たものへと変更、搭載エンジンもロシア製エンジン「RD-93(最大推力85.4kN)」からJ-31専用に開発されている国産エンジン「WS-19(最大推力117kNらしい)」に置き換えられエンジンノズルはステルスに配慮して鋸歯状の処理が施されている。
補足:J-31の基本的なスペック(Aviation Weekが31001号機の画像から試算した推定値)は全長16.9m、全幅11.5m、最大離陸重量28トン、最高速度マッハ1.8、兵器搭載量8トン(機内2トン+機外6トン)、戦闘半径1,250km(内部燃料のみ)または2,000km(外部に増槽携行時)と言われ、先に実用化されたJ-20よりも一回り以上小さく10トン以上軽い。31003号機にWS-19が搭載されているのかは不明。
因みに31003号機に組み込まれていると噂される胴体下部のウェポンベイには空対空ミサイルを最大6発搭載することができると言われており、兵器搭載量を優先する際には主翼下に各種精密誘導兵器を携行することも出来るらしい。
ただ航空ショー等で展示されるJ-31のモックアップには機首下部に電子・光学式センサーや照準システムを搭載するハウジングが設けられているのが、プロトタイプ「31003号機」にはハウジングが設けられていないため同機のステルスが効果を発揮できるのは空対空任務のみで、各種精密誘導兵器を使用する対地任務の際は機外に目標指示装置を携行するのではないかという見方も存在する。
どちらにしてもJ-31の開発状況については情報が少ないので同機の量産機が登場するまで何も断言できない状況だが、中国瀋陽飛機工業集団は輸出向けのJ-31と別に中国海軍向けの艦載機仕様「J-35」を開発中で2021年に初飛行が予定(人民日報が2020年6月に発表)されており、同機のプロトタイプが登場すれば謎の多いJ-31/J-35について何か判明するかもしれない。
輸出向けの「J-31」がいつ完成するのかは不明だが、中国海軍向けの艦載機仕様「J-35」は初飛行後に5年程度のテストが必要だと言われているため同機の実用化は2026年以降になる見込みだ。
関連記事:遂に量産機が完成か? 中国空軍指定色に塗装されたステルス戦闘機「J-31」が姿を現す
※アイキャッチ画像の出典:Weibo
まじで防衛費最低でも6兆円にしないとヤバい
それじゃ少ない、倍の10兆円はないと
艦載機が脅威なら、飛び立つ前に空母ごと海底に沈める為の戦力を整備しよう。
完成度の高い?と言われているJ-20でさえ年産10機以下でメンツが大事なステルス機が生産できているという徴的な存在になっている、果たしてJ-31が使い物になるのだろうか。
細菌は中国でも国営や大型の企業倒産が流行しているが、これも中国瀋陽飛機工業集団の倒産防止のためのアドバルーンだろうな。
J-31自体、共産党直系のメディアにF-35のパチモンって馬鹿にされてる過去があったりするからなぁ
兵器の輸出をすれば金にはなるけど、機体の情報はある程度流出するからハッタリが通用しなくなる
この辺の事情から輸出したい開発企業と、政治利用したい共産党で温度差が違うんだろうな
これ企業がF-35をパクって勝手に作って、人民解放軍は関与してないって聞いてたけど開発継続してたんですね
パキスタンのパイロットに酷評されてたのが印象深い
ただ記事にあるようにJ-35?を艦載機として運用するのならJ-20を短くして艦載機にするのは止めたのかな
これはもう日本も核武装するしかない。
短絡的すぎるだろ。
七十年考えたろ。答えは必要。持ちたくないけどなー。金かかる。だが持たないともっと金かかる。
J-35て…ナンバリングで笑う
バイクのHONGDAみたいな感じか
まーた中国はアメリカのマネだよ。
以前のJ-31の垂直尾翼はF-22のマネだったが、今回はF-35のマネに変わった。
中国人の設計者は、何も考えずにただアメリカのマネをしているとしか思えないな。低能で恥ずかしい民族だ。
軍艦にしろ航空機にしろ、中国は何も考えずにアメリカと同じ物を造っているのだから、開発のスピードは早いだろう。しかし、他人のマネをしている間は「なぜこの設計がベストなのか?」が分からないのだ。知識や学問の遅れた中国人らしい卑劣なやり方だ。要するに頭が悪いということだ。心から軽蔑する。
低能で恥ずべき民族、ですか。
あまり侮らないほうがいいですよ。
兵器は真似や卑劣だと言われても、実戦配備したら関係ありませんから。
すまない・・・
卑劣で野蛮なごろつきの中国共産党が、殺人兵器だけはそれなりの物を持っている。人類にとって一番危険です。
それにしても、中国空軍は海軍に比べると真似っこに頼ってるような一面があって、進歩が遅い気がしますね。
米空軍が海軍に比べて躍起になっているので相対的にそう見えるというのもあるでしょうが。
中国海軍の真似っこは昔の話というイメージ(比較的新しい艦である、052d型の原型はパクリ艦ですが、それ以降は対抗意識があっても、オリジナルと言える艦が建造されている印象)なのに対し、空軍は昔の中国のイメージ通りな一面が色濃く残っているように思えます。
ステルス機の場合、電波が相手のせいか設計の自由度は意外と制限される様なので、中国のステルス戦闘機が米国機に似てしまうのは不可抗力なのではと思います
その証拠に、ロシアのSu-57もどことなくF-22Aに似た形状ですし、空自の次期戦闘機だって水平尾翼が無くて垂直尾翼が斜めに配置されている所がYF-23ソックリじゃないですか?
これは恐らく、ステルス設計のコンピュータプログラムが各国共似たり寄ったりの状況であり、これが更に進化しない限り、ステルス機が多様化するのは難しい状況なのではと考えた方が良いと思います
艦載機まで第5世代になったらとうとう米空母打撃群の模倣に近くなるな…
搭載機で世代格差が無いならいずも改型はソーティレートと搭載機数で中華空母に擦り潰されるぞ
F3用の推力偏向ノズルも、鋸歯状の処理がせれていることを願うばかり。
2020年8月17日の防衛大臣によるIHI視察の際に
XF-9のノズルにセレーション加工が施されているのが確認されています。
リンク
情報提供、ありがとうございます。
お手を煩わせてすみません。
それ推力偏向ノズルじゃないからまだ分からんかと。
ただノズルフラップはCMC化するみたいだし、あんまり形状ステルスに拘らなくてもいいんじゃないかな。
個人的にはノズルとしての性能を重視して欲しい。
リンク
たしかに推力偏向ノズルとしての機能が優先ですね。
エンジンカッコよくなっててワロタ。なんかよりF-35に近づいたな。パクリと言われても仕方ないところもあるが、どこか違う雰囲気も漂う不思議な飛行機って感じ。
こいつは双発なので、中身はそれなりに変わってる可能性がありますね。
中国は、盛大に広報したと思ったら、突然引っ込めたり、情報公開が安定しないから、
侮られるところあるよね。あちらの軍需産業も共産党からの指令ノルマを強制されて、
首筋が寒いだろうし、そのへんは同情の余地がある。
J-20は10年以内にF-22の生産数を超える、と中国が言っておりますので、これから年間の生産数は増えていくと思いますよ。
現時点で50機以上は生産していますし。
たった187機生産するのに10年も掛かるのかな…?
考えられるのは、改良の余地多い先行量産型ゆえ大量生産を控えてる、
または機体単価が高い、これはF22のような値に達してるのかも。
それにステルス機体は特別なメンテナンスが必要だが、要する人員と支援機材が整ってないからわざと生産ペースを落としているのか。
用意周到に見える中国人だが、党の指令があれば拙速にもなるので、見えない不手際が背景にあっても不思議はない
f-22と生産数を比較するのは流石に無理があるような気もしますが。
てか、j-31くんの話してあげてくださいよ。
Su-57なりJ-31が輸出に回されるならば、益々F-35以外の戦闘機が売れなくなるな
国にもよるでしょ、su-57を大量輸出するのは考えられないし。