中国メディアは18日、台湾に近い福建省と広東省に極超音速兵器「DF-17(東風17号)」を配備したと報じており注目を集めている。
参考:Chinese military beefs up coastal forces as it prepares for possible invasion of Taiwan
台湾を狙った福建省と広東省への極超音速兵器「DF-17」配備は日本への影響も大きい
香港のサウスチャイナ・モーニング・ポスト紙は18日、中国が台湾への武力侵攻に備えて福建省と広東省に陸上発射型の極超音速兵器「DF-17(東風17号)」を配備したと報じている。
サウスチャイナ・モーニング・ポストの取材に対して匿名を希望した中国人民解放軍の関係者によれば、中国は比較的古い短距離弾道ミサイル「DF-11」や「DF-15」を最新の極超音速滑空ミサイル「DF-17」で更新中で、台湾に近い福建省と広東省に駐屯する中国人民解放軍ロケット軍部隊もDF-17へ更新が完了したらしい。
DF-11やDF-15といった従来式の弾道ミサイルは放物線に近い軌道で目標に接近してくるため飛行コースを予測することが可能=比較的迎撃しやすいのだが、DF-17が弾頭部分に採用している極超音速滑空体は自由に飛行コースを変更しながらマッハ5を超える速度で目標に接近してくるため飛行コースを予測するのが困難で、既存の防空システムで防ぐのが難しいというのが最大の特徴だ。
さらに問題なのはDF-11やDF-15とは異なり新たに配備されたDF-17が台湾だけを標的にしていない点だろう。
Chine: l’armée renforce ses défenses militaires face à Taïwan avec le DF-17 https://t.co/Gwxp4hGssn pic.twitter.com/kTtjWTFuPO
— RFI (@RFI) October 18, 2020
これまで福建省と広東省に駐屯していたロケット軍部隊は装備していた弾道ミサイル(DF-11:最大射程350km / DF-15:最大射程600km)の射程距離が比較的短いため、台湾のみを標的にした部隊という認識だったが、新しく配備されたDF-17の射程距離は準中距離弾道ミサイル(2,500km)に相当する。そのため福建省や広東省からDF-17を発射しても沖縄、大阪、東京といった日本の主要都市を十分カバーすることが可能になっているため、今回の配備は台湾のみを標的にしているとは考えにくい。
勿論、日本に近い中国北西部には日本や韓国を標的にしたDF-21や米国を標的にしたDF-31が配備されているので、わざわざ福建省や広東省に配備されたDF-17を使用する必要は無いのかもしれない。
しかしDF-21やDF-31は従来式の弾道ミサイルなので技術的にSM-3やパトリオットで対処することが可能だが、DF-17は現時点の技術では対処することが難しく、配備された福建省や広東省は日中の摩擦点である南西諸島にも近いため無視できない存在だ。
— OedoSoldier (@OedoSoldier) October 17, 2020
さらに陸上発射型DF-17の派生型を爆撃機H-6Nに搭載して運用していることが先日確認されたばかりで、有効な迎撃手段も対抗兵器(=同種の兵器)も持ち合わせない日米は当分は苦しい状況が続くことになるだろう。
関連記事:グアム基地が中国製極超音速兵器の射程圏内に、爆撃機にDF-17を搭載して運用中か
※アイキャッチ画像の出典:kremlin.ru / CC BY 4.0
東京新聞の記者さんには、「周辺国の理解は得たんですか!?」と机バンバンしながら中共に聞いて欲しい。
日本にも中国にも同じスタンスならもっと支持集まるのにね。
ま、日本が嫌いなだけだってバレバレなんですけどね。
人民解放軍は正義の軍隊で中国の核はキレイな核らしいから。
ああいう事言って
そうゆうことする奴の神経が分からん
まあ、奴らが日本人じゃないからだろうなw
全く同感です。
中国には共産党の意向に反する取材を命がけでするジャーナリストがいます。
東京新聞さんは、是非、中国に行き共産党政府に「周辺国の理解は得たんですか!?」を質してください。
抑止力として俺の弾道ミサイルを開放するときが来たか(ボロンッ
破壊措置命令を発令。
あのサイズではペイロードは限られている
また分析によると打ち上げ能力も未熟と推察されるので、わざわざ対応せずとも自ら自壊するだろう
でもそれ射程10センチじゃん
キチ攻撃能力ならバッチリよ。
発射は射程に関わらず明確な安保理決議違反。極めて遺憾である。
これが自衛隊の目指す基地攻撃能力か、きたない。
一人で破裂していなさい。
mirv弾頭とはたまげたなぁ…
専守防衛の見地から 基地攻撃能力を所持する必要が明確に発生しましたね。
尖閣諸島辺りの鍔迫り合いのうちはいいが、
今の時代、戦争が始まれば、初期段階でも
どの国も中枢都市、設備など無傷ではいられない。
前大戦でも証明されている様に一部の地域限定の戦争ではなく国民総力戦になる。ミサイル、ドローン
、宇宙、サイバーなど攻撃する方は人員被害も最少で攻め込む事で人を殺している自覚が希薄になる戦いが今以上に増える。ミサイル同士のスピード性能競争も大切だが、宇宙衛生破壊、電子妨害もミサイル兵器には効くと思うが、結局今の先進兵器も、お互いを相殺しあう兵器の登場なら、プロペラレシプロ機までは戻らないとしても、第三世代辺りジェット戦闘機、目視、パイロットの腕、ヒューマンパワー復活するか、それともAIの暴走の核戦争か?
戦争初期は被害の今の軍事システム、ミサイルでサクサク沢山の人が死ぬと思う。
護憲派は中国のミサイルは平和のためって言うんでしょ
じゃけん、とっとと先制攻撃で潰せる準備しましょうね〜
やられる前にやっちまわないから後手を踏むことになる
日本の平和団体とやらは全てだんまり
誰が運営してるかよくわかるな
あいつらの目的は日本が平和になることじゃなくて日本が非武装化すること、と見せかけて自分達の正義(妄想)を認めさせてその快感でイクことだから
DF-17、なんで円錐形じゃないんでしょう。
マッハ5以上なら相当空気の抵抗があって、まっすぐ飛ばないんじゃないかと。
ラダーがついてるんですか?
キネティック噴射じゃないんですか?
一段目のブースターで宇宙空間の高度80~100㎞に到達。今度は二段目のブースターで低軌道をマッハ4くらいまで加速してから弾頭部分の覆いを解除。二段目から滑空弾を切り離して大気圏に再突入させて位置エネルギーを運動エネルギーに変換しながら再加速。あとは速度を落としながら運動エネルギーが継続するまで飛び続ける。
目標が弾道弾迎撃能力を持つ対象なら有効射程はせいぜい1000㎞前後。非武装の固定目標の場合は1500㎞くらいだと思う。成層圏以上の高度で滑空しながら進めば空気抵抗も抑えれるが、宇宙空間で軌道を変えれる長距離弾道ミサイルに比べたら遅い。
滑空弾を目標上空付近で切り離せるなら飛距離と速度は大きく伸びるが、それは技術革新により弾道兵器が宇宙兵器に変わる事を意味する。まぁブースターの運搬能力が向上すればそれだけ戦術運用の幅も広がるが。
極超音速ミサイルを現時点では迎撃することは困難だが
日本も極超音速ミサイルを配備できる技術は在るはずだ
日本が極超音速ミサイルを配備出来れば極東三国の奴らも真っ青だろう
うるさいやつらを無視して国防の為に是非早期導入を望む