ポーランドメディアSieci誌は国防力増強に関するブラスザック国防相との対談内容を24日に公開、砲兵戦力と機甲戦力の両方で「ポーランドは欧州最強の地上部隊を手に入れる」と明かした。
ポーランドは平和を維持するため「本気でロシアと戦える規模の陸軍」を建設するつもりなのだろう
ブラスザック国防相はポーランドメディアのSieci誌との対談の中で、ポーランドの安全保障に関する問題点や国防力増強に関する取り組みなどについて明確に語っており、明かした内容を要約すると以下の通りになる。
これまでの国防計画は東から侵攻している敵をヴィスワ川で食い止める戦略だったため、敵に国半分を譲り渡すことに同意していたのと同じだとブラスザック国防相は主張、前政権のPO-PSL(市民プラットフォーム-ポーランド農民党)連合は安全保障を犠牲にしてヴィスワ川より東の地域の軍事拠点を整理・縮小、ポーランド軍が所有していた土地や建物を開発業者に払い下げてしまったため「連中はロシアが常に戦争犯罪を犯すという教訓に基づくのではなく自分たち利害のために行動した」と手厳しく批判した。
2015年にドゥダ大統領と法と正義(PiS)が選挙に勝利して新国防法を制定、これによりポーランド軍を拡張するための財政基盤がようやく整った格好だが、問題は「国防力増強に必要な装備」を海外から調達することに対する世論の批判だ。
これについてブラスザック国防相は「何年も放置された国内の防衛産業界は現政権の継続的な投資により復活の兆しが見えてきたものの、ポーランド軍のニーズを満たすには時間がかかるため国内から調達するものと海外から調達するものと区別している」と説明、例えば自走砲KRABは「ポーランドでも高品質の装備品を製造できる」ということを示しているが、スタロヴァ・ヴォラ製鉄所(HSW)が製造できるKRABの数は限られており、自動装填装置が採用されたK9A2の調達を韓国と交渉していると明かした。
さらに危機が発生した際「西側諸国からの支援を受けやすくするためロシア企業のサプライヤーに依存する旧ソ連製装備を一掃、NATO規格に準じた装備に移行することが重要だ」と繰り返し強調しており、米国製装備やNATO規格への対応が整っている韓国製装備の取得に理解を求めている。
因みに韓国企業は欧州企業と手を組んで海外輸出を狙う装備品(K2、K9、Redbackなど)にNATO規格「STANAG」対応の戦闘管理システムを統合、ノルウェーやエストニアや導入したK9がNATOの演習で問題なく相互運用能力を発揮しており、一般的に韓国製装備は「欧米製装備との相互運用能力や互換性が確保されている」と認識されている。
特にポーランドは米軍と同じ統合戦闘指揮システム(IBCS)を初めて導入する国で、ここにF-35A、M1エイブラム、HIMARS、パトリオットシステムといった米国製装備、NATO規格に対応した韓国装備を統合する予定だ。
新国防法制定によるポーランド軍の14万人→30万人(40万人の可能性も)への拡張、毎年3.0%以上(最終的に5.0%まで引き上げる予定)の国防支出、米国製装備や韓国製装備の大量調達は「諦めていたヴィスワ川より東の地域での防衛戦を可能にさせるもの」で、もしバルト三国がロシアに侵攻されても対応できる=ロシアの前進を止めるのが国益に繋がるという発想のもと「砲兵戦力と機甲戦力の両方で欧州最強の地上部隊を手に入れる」とブラスザック国防相は述べている。
ポーランドは平和を維持するため「規模が小さくても十分に武装した軍隊」ではなく「本気でロシアと戦える規模の陸軍」を建設するつもりなのだろう。
関連記事:ポーランド国防省がメディアに明かしたK2やFA-50を調達する理由
※アイキャッチ画像の出典:Gov.pl/CC BY 3.0pl レオパルト2PL
チョビ髭とスターリンが好き勝手に荒らした結果、約百年の時を経て毒素両国が衰退しポーランドが中欧の大国に返り咲くのか。
無事解毒できましたね
国防費5%も使わされてるんだから微塵も解毒できてないゾ
毒素が干からびてる今、次の覇者はポーランドやな。
経済も頑張って、ポーランドが真の帝国になって欲しいわ。
モロトフ-リッベントロップ協定は、第一次大戦後に独立したポーランドが毒素に喧嘩を売っていたことも背景にあったわけですし、トルコが影響力があるのもEU随一の陸戦力を持っていることも背景にあるわけで。
軍事力があるということは、そのまま邪悪になる可能性も0じゃあないし、あるいはロシアが倒れた後次の脅威としてポーランドがつるし上げられる可能性もあると。(まあトルコが先な気がしますが。)
そういう意味ではポーランドはロシアがEUに対する強大な敵として存在し続けないと困る、という点で、中国がアメリカの敵として存在しなければ、アメリカの次のターゲットになってしまう日本とよく似ているんだなと思います。
いけーポーランド!そのままベルリンまで一直線だー!
韓国製を大量導入はポーランドにとっての国防戦術の基礎であるのと同時に韓国にとっても国防の綱だよなぁ…
欧州国防の重要サプライヤーになることで朝鮮半島有事の際には対岸の火事では居られない体制にするの
この点で言えば日本はかなり弱い気がする…
その辺はまあ米韓同盟ありますし(北朝鮮人大統領が暴走しなければ)普通は履行されるし…
それよりも強力な供給体制が国内に整備されるのが強いわな
備蓄も生産力もスカスカが日本の弱い所
米韓同盟があったところで欧州面を巻き込めるか否かは結構デカいと思うぞ
EUは北朝鮮の背後にいる中国にとって重要な市場だし
そもそも先に日本列島が落ちると韓国も台湾も救援は不可能です
中国にシーレーン抑えられた時点で積みなのに日本の防衛政策をことあるごとに掣肘してきた時点で根本の部分で間違ってます
政府の国内向けの話と軍部の実務レベルの話をごっちゃにするのはNGだぞ
韓国軍の軍部の方針はここ数年でこじれた部分はあれど基本的に日本と同調してる
このツリーの最初に出した話は戦略物資を人質にとることで戦争が始まる前の政治面でEUに対して意見を同調させられるか否かの話だからむしろその指摘が間違ってるよ
安全保障っていうのは何も直接的な軍事同盟だけを指すわけじゃない
韓国の武器輸出政策やらその「戦略物資を人質にとる」は正に政治案件だと思いますが
というか大前提として確認しますが韓国って民主主義国家なんだけども
国民向けと言ってるじゃんか…
というか同じ民主主義陣営だからってEUがどんな時でも助けてくれるってのは大間違いだぞ?
現にウクライナ侵攻の件を見ても当初ドイツ、イタリアは傍観、ハンガリーは利敵状態だったのがエネルギー問題が発生してようやく他人事じゃないって認識し始めて緩和って流れ踏んでるし
イデオロギーなんかよりも実利で縛った方がよっぽど信頼できるのよ
というか多分ここまで話しててうすうす感じてるけど多分お互いが論点としてる部分にズレがあるような気がする…
単に国防方針を決めるのも予算を許可するのも文民政府であり、それは国民が望んだ結果ですね?
東シナ海から米軍・自衛隊が駆逐されれば韓国のシーレーンも遮断されますが現状では日本が中国に対しA2/AD能力を整備することを肯定的に見ているは思えませんし敵基地攻撃能力についてもそれをもって朝鮮半島に介入することを心配しています
そこで「実利」となりますと、朝鮮半島で有事が起こった際には補給地点となり得る日本からすればまぁ緩衝地帯さえ確保されるのがベストだけれども分野が被る韓国の産業など破壊されてしまった方が良いわけです
何ならそこにある政府が「大韓民国」である必要もない
そういう関係を今まで築いてきたわけですね
あなたが言っているのは国防の優先順位の問題
わたしが言っているのは国防の選択肢の数の話
ここで食い違ってるのよ
効率面で考えれば日韓関係をもっとガッチガチにするのが効率いいのはその通り
だけどそれとは別に有事の時に欧州各国にとって他人事にさせない第三の選択肢を用意するという話とは一切矛盾しないんだ
矛盾というか言わないかはさておき
サプライヤーだからで助けてくれる可能性を100 パーセントは否定しないけど単純にレオパルドやラファール買ってるからドイツやフランス助けますとかなりますかね
ロシアはもうアレ過ぎるので言及しませんが
正直レーダー照射とPKOでの弾薬の融通問題で、自衛隊側も相当不信感があると思いますけどね。
弾薬の融通問題では、現場では韓国軍側は非公式に謝意を示したそうですけど、公式には日本の軍拡主義を非難してますから。
>安全保障っていうのは何も直接的な軍事同盟だけを指すわけじゃない
その間接的な軍事同盟すら否定的なのが現時点での韓国世論に見えますが。
対日強硬派の文政権は終わったから…
政権が代わって変化するのは対米中北のみで、対日は大きく変えられないと見ています。
ここの記事でも話題になる兵器産業をはじめ、日本を圧倒する産業を複数持ち十分に経済成長した韓国が、落ち目の日本に対してなぜ譲歩する必要があるのか?、というのが韓国世論でしょう。
現政権自体ものすごい僅差での当選でしたし、国会も野党が過半数の状態で、対日関係、特に徴用工問題や慰安婦合意で”譲歩”する度胸があるのか次第でしょうね。
どうでもいいけどモスクワじゃなくてベルリンが標的なの最高に意味分からん
このブログ反ドイツ拗らせた奴多すぎだろ
一番悪いのはロシアだろうに
本気で言ってるわけではなくジョークですし…
ただこのジョークの背景には
・ドイツとポーランドWW1~WW2間で歴史的な対立が存在する
・ドイツ軍が東西統一後に急速に軍事力を落としていき一時はユーロファイターの稼働率が7%まで低下していたこと
・ドイツは周辺国に国防の負担を押し付けて自身はその予算を経済に回してかつ統一通貨のユーロの価値は(一時期までは)ドイツの経済に引っ張られていたためにそのほかのEU加盟国は国家財政な負担があった(イギリスとギリシャは実際に潰されかけた)
・現在のウクライナ侵攻においてドイツは初期は親ロシア寄りの立場にあるために旧東側国家と明確な温度差がある
って以上の要素が含まれてるんでなにも昨今のウクライナ関連だけの話でもない
もっともこのサイトの読者は主にこれらの理由のうち上から2番目の、かつての軍事力が強大だったドイツが見るも無残な姿になってるところをネタにしてる人が多いだけよ
親露派の間では笑えるジョークかもしれませんが…
ギリシャがドイツに潰されかけたって逆じゃないですか?
債務額を過小計上して、本来ならもう借入できないところをさらに借入額を増やし、それがバレてどうにもならなくなったところを最後にドイツに助けてもらったと記憶してますが
あれに関しては当時はともかく今の評価はドイツの失策のはず
ドイツ国内の銀行が4兆円規模のギリシャ関連に投資してたために、ドイツ政府がギリシャに対する救済をギリギリまでやろうとしなかった結果
ドイツ国内の銀行やヨーロッパ全体の銀行が死にかけたみたいな感じだったかな
助けるにしてもタイミングがあまりにも遅すぎた
ギリシャのやったことは粉飾決算による詐欺
「事の発端は、2009年10月の新民主主義党(穏健派・中道右派)から全ギリシャ社会主義運動(左派)への政権交代でした。これを機に、旧政権により財政赤字が隠蔽されていたことが明らかになったのです(財政赤字がGDP比で5%程度とされていたが、実際は12.7%であったと判明。更にその後13.6%に修正)。-中略-同時に、同国への融資額が大きいドイツ国債の価格や通貨ユーロが下落」
リンク
ユーロにすることでマルク高になるのを防ぎ、ギリシャをはじめとする中進国の通貨価値を実力以上に高め産業を発展させることができなかった結果生じた財政危機にたいして、怠惰であるのが原因として支援を拒否しようとしたドイツが悪くないって?
実質ドイツ第五帝国がほかの国から収奪しておきながら、綺麗事だけ並べてほかの国を見下してたくせに、その綺麗事で抑え込んでいたはずの東西格差問題が噴出して醜態を晒している様は、最高のエンターテイメントだと思いますがね。
×第五帝国
〇第四帝国
間違えました。
通貨統合の条件については全部承知の上でギリシャはEUに加盟しました
誰に強制された訳でもなくギリシャ自身の意志でです
加盟条件を満たすために財政赤字の改ざんまでやっています
その後はEU加盟で信用が向上し安い金利で借金ができるようになったことをいいことに借入を増やした挙句に破綻しました
ドイツへの風当たりの強さは隙あらば第四帝国女帝を持ち上げて日本をバカにした連中が悪いってことで許して
>一番悪いのはロシアだろうに
せやけど出来ない約束を立てては破棄または無期限延期するのは国としてどうかと思うが…
なら最初から軍縮しすぎてまともな装備がないけど代わりに〇〇で支援しますって言ったほうが良いのに
ポーランドはドイツに代わりNATOの防壁となることが産業の復活など自国の国益であり、ロシアのクリミア占領以降、自国も他人事ではない、と覚悟を決めている感じですね。
だからこそ、旧ソ連時代にNATOの防壁であったドイツの対応の悪さが腹立たしいのでしょう。
とはいえ、ニュークリア・シェアリングをドイツに代わって代行するのはリスクを高めるため、ヒト、カネ、モノに投資して今のうちに抑止力を構築することを狙ってそうですが、ロシアの世界への挑戦次第で投資内容は今後変わりそうですね
地政学的にポーランドの重要性は高く今後発展する可能性が高い
なんて記事をかなり昔に見た記憶がありますが本当にそうなるかもしれませんね
ポーランドの地上戦力に関しては計画通りすすめば疑う余地はないのですね
ただ今回のロシア軍ウクライナ侵攻に関する地上戦力の重要化は前提としてお互い低~高高度までをカバーする対空戦力が多いため空軍があまり動けず、またウクライナ領土の広大さゆえ海軍の干渉が限定的という条件が重なったものだと思われます
ポーランドは敵空軍・海軍を動けなくする規模の対空・対艦戦力の十分な充実化を図っているようにはみえませんが、そのあたりは高額兵器が多く必要となり金銭的負担が大きいため、NATO加盟国として同盟国の戦力をあてにするという方針なのでしょうか
ここのサイト内検索でも結構出てくるように強化方針ですよ
現時点での主力航空戦力はMiG-29やF-16C/Dであり、それに主力となりえるF-35数十機購入予定は良いものの、追加で購入するとしたのはFA-50PL(まだ開発中であり、たとえ全て目標通り完成したとしても再設計されたわけでもないCOIN機を原型としている以上、対空戦力とするには頼りない)です
また対空・対艦ミサイルなどは充実化と言えるほどの購入・開発予定を聞きません
そのため陸上戦力の充実予定と比較すると明らかに対空・対艦戦力に関しては優先度が劣るように見受けられます
(敵航空戦力・水上戦力を一定以上無効化しないといくら陸上戦力をそろえても一方的にアウトレンジから攻撃されるだけであり、そのためこの規模の陸上戦力での戦闘を想定しているなら相応の航空・水上戦力とも敵対することを考慮しているはずなのに、それに対する対応が不十分に見えるということです)
危惧自体は分かるんですが、直近5年のロシア軍を想定した場合、対空と対艦の重要度が低くなるのは仕方ないと思いますよ
・空軍は、ウクライナが今欲してるのがF-16やグリペンなど第四世代戦闘機であり、そのF-16を主力にF-35が追加されれば十二分に強力
・地対空能力は今のウクライナと同等程度あればロシア空軍は満足に活動できなくなるのは証明済み
・対艦能力も高ければ高いほどいいけど、フィンランド・スウェーデンがNATOに加盟した時点でロシア海軍は窒息気味になり脅威は遠ざかる
ということで、明確に差を付けられてる陸上戦力から手を付けるのは自然の成り行きだと思うし、対空・対艦能力も時期が来れば強化されていくと思います
> 安全保障を犠牲にしてヴィスワ川より東の地域の軍事拠点を整理・縮小、ポーランド軍が所有していた土地や建物を開発業者に払い下げてしまったため
国を切り売りするのって儲かるんだよなぁ
ロシアはカリーニングラードがポーランドと接しているが、本国はベラルーシを挟んでいるし、ポーランドの軍拡に一番ガクブルしてるのドイツ説
ポーランドが軍拡するに連れ、周辺国は軍拡をしなければ欧州のバランスは崩れるだろうし、次に起こる100年前かよと驚きそうな事は、チェコとスロバキアが結婚すると見た(まぁ無いだろうけど)
その意気や良し
コウモリ・ドイツなんか出し抜いて、NATO欧州陸軍の中核となるのだ
2020年の軍事費は、GDP比2.0%で約130億ドル(世界19位)
本当に5%になるなら、世界11位、韓国の下、イタリアの上になり、
ミリヲタ的には興味深いですね
冷戦期に旧ソ連およびワルシャワ条約機構軍と対峙していた西ドイツは戦車だけでも2000輌を超える数を保有し欧州随一の機甲軍団を編成していましたが、東西ドイツ統一後は軍縮やEU発足の影響もあり、今は見る影も無いですからね…
かつてのドイツを彷彿とさせるポーランドの機甲部隊を中心とする地上戦力の整備に胸が熱くなります。新生ポーランド軍が誕生後は陸上戦力について名実共にNATO随一の規模となることでしょう。
ヴィスワ川から東が云々の話は現与党の地盤が歴史的に貧しい東ポーランドだからある程度割り引いて見た方がよさそう
ちなみに前政権のPOの地盤は戦後ドイツから奪った土地(シュレージエン、ポンメルン、ノイマルク及びプロイセン)だったりするので結構分断が深刻なんだよな
どうだろうか。
今の戦争が終了しても、ウクライナのすぐ東にロシアが居る状況は変わらない。
ポーランドの東には、ベラルーシがロシアとの間にいる。
気合いの入り方が違うと思うのは素人だけかな。
兵器生産に限っても、ウクライナにはひと通りあるけど、ポーランドは途上だ。
ウクライナがNATOに加入するかは不明だけど、今の戦争の終了時点では、
恐らくウクライナの方が戦力が大きいと思う。装備も急速に西側化するだろうし。
NATOの盾になると言うことは、敵のロシアを想定してのことでしょう。
ロシアが変わる或いは滅びると言う選択肢はないのでしょう。
そもそも今日も明日も明後日も絶賛鉄火場真っ只中の国と、
どんだけ切実であろうとも「【明日】は我が身」の国とで
温度感の差は歴然でしょう。
ウクライナ戦争後のロシア軍は兵士も士官も兵器も不足して
核兵器頼りになりそう。
カリーニングラードに核地雷埋設、核迫撃砲配備とかするかも。
ポーランドの韓国装備調達の情報出てきたみたいですね
K2PLが1000両とかK9が672両とかボルスクIFVを1400両とか…
事前情報より遥かに大きい数字が出てきててガチでGDP比5%ぶち込む覚悟が感じられる
ウクライナ侵攻以降のポーランドの軍拡の勢いはすごいですね。疑問なんですが、
①NATOの一員であるポーランドが単独でここまでの規模の軍を持つ利点はどこにあるのか?
②ウクライナ侵攻後にロシア軍の脅威が減少した場合(どのくらいあり得るかわかりませんが)、大量に購入した装備が負債にならないのか?
どなたか詳しい方教えてくれたら嬉しいです。
解答じゃなくて申し訳ないですが、私も①が疑問に思います。
管理人さんのこれまで掲載してくれた記事から、NATOは即応部隊に関しては各国に分担があるみたいですが
そうじゃない軍備に関してはGDP2%という義務はあるみたいですがドイツ軍の弱体化っぷりを見ても実質各国の裁量になってますよね。
NATO自体は対ロを想定した組織なんで、自ずとロシアに近い国ほど負担が大きくなってしまいます。
ポーランドからしたら、自国が攻撃されたら独英仏伊トルコ等が自動的に自国側として参戦してくれる事は有難いからNATO加盟の意義は多いにありますが、
NATOを共同体として見た場合、ロシアと接してる国ほどポーランドのように過剰に軍拡をしたり、ハンガリーのようにロシアに媚びムードになったり色々極端に色が出ている一方で、
ドイツから左側の国は、それらの接してる国の軍備に安全保障をフリーライドしてる感は否めません。
特にメルケルのフリーライドぶりは酷いと思います。
どっちから見るかですよね。ポーランドが人間が出来てるのであれば、皆さんが参戦してくれるだけでもありがたいとなりますが、
NATOという共同体というか、NATOを一つの国としたら、ポーランド州だけ滅茶苦茶負担させられてる感じで不平等感が出てもおかしくないと思います。
この辺のNATOでのノリというか、意識というかそういうのは興味ありますね。
今回のポーランドの軍拡はポーランドの経済規模からして持続性が無いと思います。今は有事ですのでこの軍拡は正解と思いますが、今後も緊張関係が続くのであれば軍備維持する必要がありますが、持続性が無いでしょう。
こんなに負担が不公平なまま続けば、ポーランド内部で心が折れてハンガリーのように媚ロシアに移動してNATOから脱落国が出てくるリスクとか無いのかな?とか思いますね。
自分も回答ではないですか可能性として
1はおそらく今回のウクライナ有事で明らかになったようなNATO諸国と自国とで意見や方針が一致しない可能性や、戦争までいかないグレーゾーン有事のような場合を考えると「最後に頼れるのは自国だけ」となった公算が高そう
2は1と半分被ってて必要なら用意するしかないってのと、需要があるうちに自国の防衛産業に競争力を付けたいって目論見がありそう
少子化&他の豊かな国への若者の流出による労働力不足が深刻だし、そもそも人口が3,800万人しかいないので、「欧州最強の陸軍」は絵にかいた餅なのでは…
AFVを生産できても操作する乗員を集めることが難しそうですし。
リンク
>少子高齢化も事情は同じで、3800万人の人口のうち、労働人口は1600万人に過ぎない。若者が簡単に国を出てしまう分、日本より事は深刻かもしれない。2004年のEU加盟以来、約100万人の若者がイギリスに渡ったとされている。
>2030年までには400万〜500万人の人手が足りなくなる見通し
日本の軍事素人レベル財務省は戦車が何だって?(・∀・)ニヤニヤ
大陸国家であるポーランドと島国である日本とでは前提条件が違いすぎませんか?