フィンランド国防軍は11日、陸軍の戦場認識力を大幅に改善するため兵士が携行可能なドローンを1,000機~2,000機調達すると発表した。
参考:Finnish Defence Forces to build UAS capability
この手のタイプの無人機は世界中の国が数千機レベルで保有しており、もはや空中からの戦場認識は現代の正規軍にとって必須の能力だ
フィンランド国防軍は陸軍の戦場認識力を大幅に改善するため「あらゆる天候で運用可能」なドローンを1,000機~2,000機調達、全ての陸軍部隊にドローンを配備して情報収集・監視・偵察(ISR)用途に使用する計画で、兵役義務のある全ての人間が扱い易いものを調達する予定らしい。
因みにフィンランド国防軍は「2023年までに各サプライヤーとの交渉を終えて同年夏までに調達機種を選定、直ぐにドローンを扱うための訓練を開始する予定だ」と明かしており、このプログラムに1,400万ユーロ/約19億円を投資すると明かしている。
つまりドローン1機あたりの調達コスト(関連費用込み)は7,000ユーロ/約95万円~1万4,000ユーロ/約190万円程度だという意味で、この手のタイプの無人機は世界中の国が数千機レベルで保有しており、もはや空中からの戦場認識は現代の正規軍にとって「必須の能力」と言えるだろう。
※アイキャッチ画像の出典:Project Kei / CC BY-SA 4.0 ドローンのイメージ(フィンランドが導入するものとは無関係)
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我が国のこの分野での出遅れがひどすぎる。。。
なんとかせい
日本は検証が始まったとかそういう段階よな
中国とロシアを隣国に持つ国が検証段階とか笑う
研究開始は攻撃型UAVに対したじゃないかな?
災害救助もきっかけだけど、小型偵察用UAVは陸自の全基地に導入済みのはず。
演習でも使っていますよね。
全体で200機程度と不十分だし、機数拡大や運用研究等加速させる必要はあるが、頭から馬鹿にしたもんじゃないと思います。批判より予算ですね。
最近は総火演でドローンで撮影した映像が流れたりしていますよね。
18年より調達を始めた災害用ドローンの配備数は20年秋に400機を超えており、翌年度末には470機を超えたとか。
最初は数を揃えるために安価な型だったようですが、20年から防水性に優れ、赤外線カメラを備えた高性能な型を調達しているとか。
丁度この頃から中国製ドローンの規制が始まっているので、高性能型は欧米製または国産。
各部隊で様々な訓練を行う他、競技会を開催して技量や運用手法を高めている部隊もあるようですね。
この分野では日本は遅れすぎ。認識能力の他にも、バイラクタルTB2のような無人偵察、攻撃機は、早く欲しいところ
Why Japanese People???
なぜ無人機関連になると調達や理解がそんな遅いんだい?って厚切りジェイソン風に叫んじゃうぞ
上陸されたとき陸自が持っていったら他の軍事資源と連携すればより強固な抵抗が出来、アメリカも援助しやすくなる
価格を押さえ兵士が携行出来る無人機導入に政治家の皆さん、、、清き一票をおねがいします
このサイトで言われていたのが、昔実験を行ってあまり役に立たなかったということと、制御用の電波の割り当ての調節が難しかったのが消極的な理由だとか。電波の調停は現時点でも相当厄介な問題でしょうし、ISMバンドや公衆電話網に依存するのもリスキーでしょうから。
UAVだって種類が多いから、どれを急いで導入して、どれが使えないかを判定するの重要ではないかと思いますが。
なんでこのあたり、ワーワー騒ぐ人間が多いのかさっぱりわからない。
昔の実験ではそうだったのかもしれない
でも今は実戦でドローンの有効性が証明されていて、導入することがスタンダードになりつつあるのでいつまでも消極的な姿勢でいるのは如何なものかと思いますけど‥
日本の無人機導入の障害になっている一つは電波問題であり、国情に合わせた製品を開発するか、輸入した製品に合わせてシステム、つまり電波の割り当てを変更するかの二択だってもうすでにわかっているじゃないですか
問題がわかっていていづれは解決しなければならないのに、検証‥検証とずるずる時間を浪費している、そのリーダーシップの無さをみんな感じ取っているから、批判寄りのコメントが増えるんですよ
で、どうやって解決するのかと?既存の割り当て帯域で対応できなければ割り当てが必要だけど、説得材料を用意しないと総務省もハイとは言わんし、それこそ民間から反発がでます。安全保障はすべてに優先される、という全体主義思想で行くわけにはいかないんですから。
それに、
>でも今は実戦でドローンの有効性が証明されていて、
どういうタイプのUAVが、どういう有効性を、どのような運用で発揮したのか、どの程度日本に適用できて、どれを優先すべきか、というのはどの程度整理されてるいるのでしょうか?同じ戦場でもTB2のように活躍している(ように見える)UAVがある一方で、オリオンのようにいまいち成果の見えないUAVもあります。単に宣伝してないだけなのか、何か決定的な差異があるのか?
確かにAVは今後の安全保障において相応の重要性はありますし、さっさとTB2あたりをテストで買って戦略を考えるべきだとは思います。
しかしほかの何かを押しのけてまで重視すべきかと言ったら、説得材料が足らないように見えます。しかも一度は優先度が低いと判定されているわけだ。そりゃあ一度研究からやり直したほうが、むしろ研究用に機材を購入できるから早いのではないでしょうか。
TACOMは研究自体が90年代後期で2001年にテストを始めたということは、当時としては相当先進的だったはず。そして開発を行っていた、あるいは開発を身近に見ていた人達がちょうど現在の自衛隊の中堅から上層部にいるはずで、その人達がUAVの導入に、最近までネガティブだったという事実は相当重いのではないかと思いますがいかがでしょうか。
この記事で私が導入したほうがいいと言ってるドローンタイプはマイクロドローンです
(マイクロドローンにも色々種類があるのは知ってると思うので説明は省く)
値段が安く調達のしやすいクアッドロータータイプを自衛隊は導入したほうがいいと思います
(重さ6~10キロ程度で2~4キロ程度飛行出来る)
マイクロドローンタイプの有効性は既に証明されてます
航空万能論の過去記事だけでも(パキスタンがインドに使用した例やマッケンジー米海兵隊大将等の発言記事)一杯あります
固定基地でレーダーで警戒していても感知できずすり抜けて攻撃できるって証明されているので、マイクロドローンに対して感知するレーダーを持たない敵前線部隊への偵察任務は損耗が少なく有効的に行なえると思います
陸自の小隊に一つずつ配備すれば索敵可能範囲が増え、接近しなければいけない距離が減りペイロードのオプションで攻撃まで行なえるかもしれないマイクロドローンの配備になぜ反対するのかわかりません
民生用ドローンを軍用に改造するだけだから開発に何千億円もかかるわけでもない
軍事のトレンドで将来的にも確実に配備される事が確定してる+マイクロドローンを運用するノウハウを早期に貯めれる+弱点や対策も大規模な演習で学べる
敵に使用すれば感知困難、値段も安く高コスパにすぐれるマイクロドローンに予算を優先して割り振っても自分はいいと思います
追加です
まず有事の際、自国の事情に合わせた(電波)マイクロドローンを開発、配備していなかった場合は
ヨドバシカメラとかで売ってる民生用ドローンを緊急用に調達、活用すると思うんで結局は制限されると思います
どうせ有事の際に制限をされるんだったら、マイクロドローンの驚異を宣伝して電波問題を周知し市民からパブリックコメントを求めたり選挙でマニフェストに入れ信を問うたりとか準備するべきだと私は思うんですけど…
そもそも日本の防衛は海域が全てで、大量上陸が「可能」になった時点で降伏文書調印しか道はないから。
狂気の大東亜戦争ですら本土決戦できなかったのに何を言ってるの。
制空権破られて各電力会社の発電指揮所攻撃されたら全国民が全く生活できなくなるよ。
高度な文明にどっぷり浸って生活してる日本人が地下で泥水すすりながら耐えるとかできるはずもなく。
敵国の船や航空機を発見して落とす沈めるのドローンでできるの。
陸自なんて存在自体で相手にめんどくさいと思わせる以外の役割はない。
米海軍は既に潜水艦から水中発射する無人機を配備してる時代に何言ってるの?
無人機は直接攻撃だけじゃなく認視力を拡張させるための手段ですよ。
もう出遅れた無人機を今更認めたら負けみたいな言種で全く建設的じゃない。
狂気の大日本帝国が諦めたのは周りを連合国に囲まれていたから降伏したんですよ
昔と今は置かれている状況が違います
今の日本はアメリカと同盟国で大平洋側から補給が出来ます
陸自の役割は出来るだけアメリカが介入してくれるまで耐久するのがお仕事で、戦場認識能力を拡張し、他の資源と合わせて防衛力を強化する事が出来る携帯型ドローンは必要不可欠です
あと早期に降伏して親中よりになっても、今度はアメリカ率いる大平洋側のアングロ諸国と敵対して経済的に圧迫される事が確定しているので、今の生活水準に戻ることは出来ません
戦意についてですが、これも心配ないです
一般人が見ることが出来る情報源(ネットや新聞)を直接または間接的に支配してるのはアメリカです
またイギリスが日本向けのエージェントを強化するって言う過去記事をこのブログで見ました
戦時中は日本の情報インフラを牛耳るアメリカとイギリスが、全力で抵抗させようとプロパガンダを発信するでしょう
我々日本人は同調圧力に弱く、プロパガンダに弱いって民族的特性を持ってます
攻撃された怒り+米英本気のプロパガンダでガッツリ戦うと個人的に思ってます
それウクライナに言えば
国境接してる大国から大軍が押し寄せても一歩も退かない国から笑われてくれ
あのねえ戦争はカッコよくて強い軍艦や戦闘機だけでやるものじゃないの
独立主権国家としての体制を最後まで守るのは地上戦力なの
大量上陸が可能になった時点で降伏?本当にミリオタなんかいな
では電気のない生活にあなたは耐えられるの?
自宅だけでなくスーパーから何から停電だとコールドチェーン崩壊で食えるものなくなるよ。
ガスだって水道だって電気使って送ってるから早晩止まるよ。
戦前の田舎みたいに井戸の水と焚き物で生活可能なの?
そんな事できるの小野田さんみたいな不撓不屈の皇軍兵士ぐらいだな。
陸路で逃げられる外国もなし。空からの攻撃によるインフラ破壊を防げなかったら完全アウト。
今回はドローン自体に攻撃力がなくても、観測結果をもとにして、自走砲でトドメがかなり有効でしたからね。
自衛隊の全ドローンを掻き集めて200機くらいだっけ?お話にならない状態だね
UCAVについても運用研究した結果不要とかじゃなくてそもそも検討してなかったっぽいし、令和の時代に闇夜に提灯みたいな状況を目の当たりにするとは思わなかったわ
偵察用なら十年以上前から運用してるよね。日立製のやつとか。何年か前に災害用って名目でも導入してたし。スキャンイーグルも持ってる。全体として何機くらい運用してんだろ。攻撃型はからきしだが
某島国の防衛省、
今からドローンの有用性を””研究””するとか言ってんだから、
ホント笑っちゃうよね。
自衛隊の装備としてのドローンは、災害用でI型は20式、II型は336式の配備数で
リンク
21年度中には469まで増やす見込みのようです。
で、各部隊で個別に調達した民間ドローンもそれなりにはあります。
リンク
まあ、名目上は防災用ですがやることは観測なので、訓練とかは問題ないかと。
また、ウクライナでの戦訓のようにドローンに発見されない訓練もまた重要かと。
有事が近づいたらヨドバシやヤマダ電機のドローンを自衛隊が買い占めるかも。
>ヨドバシやヤマダ電機のドローンを自衛隊が買い占め
そう言う所に売ってるドローンてほとんど中国製じゃないかな…
ウクライナ戦争ではウクライナもロシアも中国製ドローン使ってたけど、日本対中国で中国製ドローンが使えるのか分からないのでは
今後の自衛隊によるUAS運用・導入計画の評価は新大綱と新中期防の公表を待ちましょう。
昨年からUASを活用した軍事作戦の評価は世界的に一変したんじゃないですかね。その認識が反映されていない内容なら防衛省は批判を受けて然るべきでしょう。運用研究てな段階はとうに完了しているはずですし。
陸自にいれば分かる。
使い道の無い銃剣道
サスペンダーに弾帯というベトナム兵スタイル
照準器も無しの300m検定射撃
なにこれってのばっかりに予算とエネルギー使ってるから。組織硬直しすぎて、今さら無理です。
LC2装備だけど吊りバンドをロープロファイルのにしてインアーマー着用するとバトルベルト化して十分現代的なの公然の秘密だろクリップだがね
装備の不足を精神論で補おうとした旧陸軍を彷彿とさせるが、
問題は、安価な使い捨てドローンを購入する予算すら足りないのでなく、新機軸を導入しようとする進取の気象がないことか
ああ、戦争無き国の国家公務員よ、定年まで無事に勤まるといいな
常に最新鋭を維持する必要のあり実際に最新鋭を維持している空や海にくらべて陸はまだ余裕がありますし、もし予算が増額されても隊員の給与とかいろいろやることがあるので陸自が他国の軍隊と遜色なくなる日は永遠に来なくても不思議ではありません
ドローン関連で国内の話題になると手持ちサイズとTB2サイズの話がごっちゃになってわけ分かんなくなるなぁ…
陸自の野外通信システムや火力戦闘指揮統制システムって、ひとつのデバイスとして無人機はちゃんと統合されているんですかね?
風に飛ばされどっかいってリチウムイオン発火して山火事起こすの問題では
フィンランド軍が導入するドローンと、陸自が導入した災害用のドローンって似たようなものなのか、違うものなのか分からんなぁ。あれなら500機弱持ってた気がするけど・・・。