豪国防省は「サイバーセキュリティ分野への投資を優先する」という理由でMQ-9B導入を中止したが、豪国防当局者は8日「年内にオーストラリア初のUACVを発表する」と表明、恐らく既存のUACVを導入する可能性が高い。
参考:Aussies add $400M AUD for Boeing’s Ghost Bat loyal wingman, to unveil an armed UAV this year
キャンベラ級強襲揚陸艦でのUCAV運用を視野に入れているならTB3導入も選択肢の1つ
豪国防省は戦場認識力を強化するためMQ-9B導入を発表したものの、2022年に「サイバーセキュリティ分野への投資を優先するためMQ-9B導入を中止する」と上院に報告、そのため豪軍が保有するISR向けの大型無人機は高価で数が限られるMQ-4C(6機導入予定)しかなく、GA-ASIはMQ-9B導入の再開を積極的に働きかけてきたが、豪国防当局者は8日「年内にオーストラリア初のUACVを発表する」と表明。
豪国防当局者は「新たに4億豪ドルを投資してMQ-28A BlockIIを3機製造する」「この資金の大半は3機のBlockIIと有人機のチーミング能力開発(ソフトウェア開発)に費やされる」「MQ-28AはF-35、F/A-18、E-7A、P-8Aと共に運用される」「MQ-28Aは有人機の約10%のコストで使用できる」と述べ、さらに「年内にオーストラリア初のUACVを発表する」「安全上の理由から(機種に関する)情報は開かせないが様々なUACVをテストしている」「我々は無人機開発に多くの時間を費やしていると国民に保証する」と付け加えた。
恐らくオーストラリアは「既存のUCAV」を導入するつもりで、MQ-9Bを導入するのか、コストが高いMQ-9Bを避けて他のUCAVを採用するのかに関心が集まっている。
因みにBAYKARが開発を進めているTB3は2023年10月に初飛行を行っており、オーストラリアがキャンベラ級強襲揚陸艦でのUCAV運用を視野に入れているならTB3導入(NATO規格に準じているための相互運用性にも大きな問題はない)の選択肢もありえるだろう。
関連記事:オーストラリア国防省、MQ-9B SkyGuardian導入計画の中止を発表
※アイキャッチ画像の出典:GA-ASI
とうとうバイラクタルの西側先進国初採用事例になるか?
日本も導入予定だから要注目だな
ガンダムF91を見た時
こんな都合よく人間見付けてひとりひとり爆殺するような兵器作れるかい!なんて思ってたんですが
同じことができる未来は見えてるんですねぇ…
人間だけを殺す機械かよ!
西側諸国は、非人道的という「建前」があるので導入は(表向きは)ないかもしれないが、わーくにの隣国達はそんなもの糞食らえなので、そのうちAIが判断して敵兵を殺しまくるドローンが投入されるかもしれない。
というか、すでに国内の不穏分子粛清とかの名目で、実験的に投入していたりして。
味方への誤射?そんなものは存在しません。
旧西側諸国にはテロリストの戦いという「建前」があるから問題にしないよね。
逆に日本の近隣国は実戦投入してないスペック厨だから気にするに値しない。
某F91を見た時
こんな都合よく人間見付けてひとりひとり攻撃できるような兵器作れるかい!なんて思ってたんですが
同じようなことができる未来は見えてるんですねぇ…
陸自のTB2試験導入はいつ頃になるんでしょうか
モタモタしてるとTB2がカタログ落ちして、バイラクタルTB5(仮)ぐらいになっちゃうよ
既にやってるよ
対抗馬はイスラエルの「ヘロン」だけど今のご時世イスラエルは難しいから
バイラクタル一強になりそう
”MQ-28AはF-35、F/A-18、E-7A、P-8Aと共に運用される”
MQ-28Aはいろんな役割を期待されているのでしょうね。
E-7A/P-8Aの護衛、F/A-18の前衛/センサー/中間誘導、F-35のバディ等でしょうか。
AIの開発に時間が掛かりそうな気もします。
F/A-18、E-7A、P-8Aは遠隔操縦がありえそうですが、
F-35は単座ですから、思いっきり、AIの能力が必要になるような気がします。
それとも、遠隔操縦から順番に開発かな。