台湾国防部のトップを務める邱国正氏は議会で「潜水艦建造自体は中国の妨害にも関わらず順調に進んでいる」と明かしたが、国産潜水艦が使用する対魚雷デコイの調達は難航しているらしい。
参考:Defense minister says Taiwan’s submarine construction going smoothly despite ‘obstacle’
トルコのアセルサンにも台湾に売らないよう中国の圧力が加わっているのかもしれない
台湾国防部の邱部長(長官に相当)は22日、立法院の会議に出席した席で「国産潜水艦の建造は大規模なプロジェクトにも関わらず順調に進んでおり、このプロジェクトの実現を望まない者による妨害は軍が対処している」と明かしたが、トルコから調達を試みている国産潜水艦用の対魚雷デコイに関して邱部長は「若干の障害がある」と認めたものの軍が問題に対処していると述べた。
恐らく台湾が入手を試みているのはトルコ防衛産業企業のアセルサンが潜水艦向けに開発したソフトキルとハードキルで構成される対魚雷用防衛システム「ZARGANA」のことで、トルコ海軍の潜水艦だけでなくパキスタン海軍やインドネシア海軍もZARGANAを採用しており台湾もこれを国産潜水艦に採用したいのだろう。
なぜZARGANAの調達が難航しているのかは不明だが、中国は台湾の潜水艦に機器を供給する海外企業に直接圧力を加えていると報じられていたことがあるのでアセルサンにも中国の圧力が加わっているのかもしれない。
関連記事:米英加西豪印韓の7ヶ国が台湾の潜水艦建造を支援、日本は中国の反発を恐れて支援を躊躇
※アイキャッチ画像の出典:台湾国防部 国産潜水艦の模型
動画見たが、敵ヘリから探知され魚雷投下された時点でほとんど詰んでいると思うのだが。
デコイとか発射するときの音や走行音も探知されそうだし
ヘリ1機だけが相手で、かつ浅くて商船の往来が多い海なら別なのかな
魚雷のほうがデコイの欺瞞音を見抜けるか否か、ヘリ搭載の短魚雷は射程短いから少しでも時間稼ぎができれば潜水艦は生き延びられる率が生まれる
頼りないけど無いよりましでしょ
そりゃプロの軍人が必要だと判断してるんですから必要なんでしょう。
物事は必ずしもその通りに運ばないから、このようなスレの話題が生まれてるんでしょ(笑)
まるで医者はプロだから医療ミスしませんからみたいな思考停止論法やめい
そもそも魚雷は相手を補足してから撃つものだから、この動画の状況に限らず撃たれる=補足されているであり、それに対するデコイも昔から使われてきているよ
最初の人が呈した疑問はデコイそのものに対するものになるから、それに対する答えとしてはその実際の有用性は現場の人間しかしりえない(戦闘機のチャフやフレアみたいなもので実際に使用されたり演習でデータ取っても公表されない)し、デコイは昔から使われ続けているから現場のプロの軍人が有用と判断しているから今でもある、としか言いようがないのでは
高度なセンサーを備えたヘリが魚雷を誘導することができないからじゃないかな
陸や空のAESAレーダーみたいに敵を捕捉するシステムは存在せず音を聞くことでしか場所を特定できないから魚雷を騙せたらOK
魚雷を投下する役としてヘリを登場させただけでしょ
だからヘリに何かしらの意味はないはず
こっそりうったれや
>トルコ防衛産業企業のアセルサンが潜水艦向けに開発した
トルコ何でも開発するなぁ
台湾が潜水艦を建造すれば
中国の空母機動部隊にとっては相当な脅威となるから
どんどんと建造配備して、対海上戦に限れば機雷と対潜能力も力を入れてほしい
トルコって中国とは兵器輸出のライバル関係だから圧力かけてきても喧嘩上等で売ると思ったんだが、そうでもないのか?
中国が利益度外視でトルコ製と同等以上の性能の各種兵器をより安く売りだしてトルコを市場から追い出すとか、国力の大きさで潰しにかかられたら太刀打ちできないからしょうがない
アメリカが売ってやれや
それとも持ってないのか?
米国は台湾に攻撃用の兵器は売ってないはず、潜水艦もそれに含まれてる(多分)
普通にアメリカはF-16Vとか対艦ミサイルとか攻撃用兵器も台湾に売っているよ
「この3つの兵器システムは、米国が1979年 中国と修交してから40年ぶりに初めて、台湾に“攻撃用兵器”を提供したという点で、意味のあることだ」と説明した。
ニューヨークにある民間シンクタンクである台湾安保分析センターの所長は「これは破格的な米国による武器販売だ」とし「台湾に防御用武器だけ販売してきた伝統的な政策から脱皮したものだ」と語った。
情報が古かったようです。昔はそうだったんですよ。潜水艦も攻撃用兵器扱いだったはずです。
そもそも、これ、潜水艦の自衛用でしょ
日本製売りたいなぁ…