韓国のFA-50にPhantom StrikeとAIM-120Cの統合を米国政府が承認したと報じられており、2025年に完成予定のFA-50 Block20の能力は大幅に向上する見込みだ。
参考:[단독]FA-50, ‘美 AESA 레이더+암람’ 탑재..동급 세계 최강 성능개량, 수출 청신호
参考:Farnborough 2022: Raytheon PhantomStrike radar ready for export by 2025
AIM-120Cの統合と合わせるとFA-50 Block20は攻撃機ではなく戦闘機化もしくはマルチロール機化したと言って良いだろう
韓国航空宇宙産業(KAI)が発表していたFA-50 Block20には韓国製レーダー、大型コックピット用ディスプレイ、電子戦システム、目標照準ポッド、新型の戦術データリンク、空対地巡航ミサイル、視界外空対空ミサイル、密着型増槽/CFT、空中給油能力などの統合が予定されていたが、米国政府がFA-50へのPhantom StrikeとAIM-120Cの統合を承認したらしい。
レイセオンが開発したPhantom StrikeはT-7A、FA-50、F-5、ヘリ、UAVなど軽量で小型な航空機機向けのAESAレーダーで、最大の特徴は嵩張る冷却装置が不要=空冷式を実現している点だ。
詳細なスペックは明かされていないもののPhantom Strikeの重量とコストは最新のAESAレーダーの約半分で、レイセオンの関係者は「小型のPhantom Strike(重量45kg)でも目標の検出範囲はF-16と同等、中型のPhantom StrikeならF-16よりも優れている」とジェーンズに明かしている。
F-16Vに搭載されているAPG-83と比較しての話なのか、F-16C/Dに搭載されているAN/APG-68と比較しての話なのか不明だが、仮に後者だったとしても現行のEL/M-2032よりも優れており、AIM-120Cの統合と合わせるとFA-50 Block20は攻撃機ではなく戦闘機化もしくはマルチロール機化したと言って良いだろう。
ポーランドが韓国から導入するFA-50PLはBlock20ベースなので「Phantom StrikeとAIM-120Cの統合」が導入の決め手になった可能性が高く、韓国メディアは「ナド国防相が率いるスロバキアの視察団がチャーター機を仕立ててまでDX KOREA2022に訪れたのは、大幅に性能が向上するFA-50に関心を示したためだ」と報じており、スロバキア空軍のL-39更新プログラムに提案中のFA-50は採用に向けて追い風が吹いているのかもしれない。
因みにスロバキアは旧式化した訓練機L-39CM/ZAMの更新を予定しており、チェコのアエロ・ヴォドホディが開発したL-39ベースの新型機L-39NGを選択する可能性が高いと予想されているが、KAIは現地の国営企業LOTNと共同でFA-50を提案(10機導入で約5億ドル)している。
コメント欄で何を主張するものも個人の自由ですが、主張を表現するのにアホとかバカとか使わなくても他人に言いたいことを伝えられると思います。最近この手の書き込みや差別表現が多いので削除されるコメントが増えています。ご注意ください。
関連記事:韓国製攻撃機の欧州上陸が確定、ポーランドがFA-50の本契約に署名
関連記事:ペルーの次はスロバキア、韓国が現地企業と共同でFA-50をスロバキア空軍に提案
※アイキャッチ画像の出典:KAI
戦闘機は正直門外だけど、f16並なら本機は正規のf16を買えない国家にも門戸を広げることになるね
ロシア製の機体を使ってる国からの購入がふえそうやね
最近のF-16は高性能ですが高いからね
FA-50はF-5枠にドンピシャ
今は誘導兵器も高性能なのでこれで満足する国は多そうだ。つまりもっと売れそう
ポーランドという国を抱き込んで物流拠点や国際訓練拠点まで整備していく気の入れ具合だし
欧州の訓練機市場や古い戦闘機の更新需要を本気で取りにいく気満々だしね
ただエンジンだけでなくレーダーもアメリカ製を採用となるとブロック20はブロック10よりアメリカの影響がより大きくなりますし、値段も相応に上がることとなります
>Phantom Strikeの重量とコストは最新のAESAレーダーの約半分で、レイセオンの関係者は「小型のPhantom Strike(重量45kg)でも目標の検出範囲はF-16と同等、中型のPhantom StrikeならF-16よりも優れている」とジェーンズに明かしている。
またこれはF-16C/Dに搭載されているAN/APG-68と比較しての話だと思われます
(F-16Vに搭載されているAPG-83と同等以上で空冷(整備性や重量面で有利)ならF-16Vがこれを採用しない理由がない)
ですのでFA-50ブロック20だけではAIM-120Cの射程よりレーダーの探知距離が短かくその性能を生かせません
もしAIM-120Cを有効的に使いたい場合、Link-16に対応し、かつAIM-120Cの射程を生かせるレーダーを積んだ航空機(F-35や西側早期警戒機など)をFA-50と同時運用できるだけの数を別途用意する必要がありますので、ブロック10よりは使えるようになったものの東側の機体がメインの国にとってはハードルは依然として高いかと思われます
補足
4.5世代以降の戦闘機相手では無理でも、4世代かそれ以下の機体が相手でしたらAN/APG-68より優っているぐらいのレーダーでもAIM-120Cの射程を生かした運用をできる可能性はあると思います
ただそういった低性能の敵機を想定している国が高価なAIM-120Cを運用したがるかどうかは不明ですが
2019年PAFのF-16BMとIAF所属Su-30MKIの空中戦事例を考えると、APG-68とAIM-120Cの組み合わせでもR-77をoutrangeすることが可能だと思います。 FA-50の限界はむしろ機体そのものにあるでしょう。 F-16が35000ftからMach1.2に突進しながら撃つAIM-120とFA-50が25000ftからMach1.0をかろうじて超えて撃つAIM-120は明らかに差があるはずですから。
2019年の件ではパキスタン空軍はlink16に対応したエリアイ装備機を飛ばしており、そちらのレーダー情報をもとにAIM-120Cを発射していた可能性があるため、AN/APG-68だけでAIM-120Cの射程を生かした運用ができたかどうかは判断しにくいかと思われます
運用機体のエンジン性能による初速の差については、もちろん無視しがたい射程の差につながっていると思います
AEW&CからLink-16に転送された標的情報ではAIM-120射撃ができません。 至近距離でMADDOGに発射するつもりでないなら、AIM-120のmid-course uplinkのためには、必ずFCRのTWS/STTモードでデータのinputが必要です。 もともとROKAF運用FA-50にはLink-16が搭載されていますが、AIM-120がintegrationされていないのはこのためです。
F-16BMのAPG-68ではそもそも正面RCS4.0以下のSu-30MKIを補足できるのは60km以下の距離であり、必然としてF-16BMの自機レーダーによるAIM-120C発射はそれ以下の距離です
(AIM-120Cの射程を生かしきれず、射程80km以上のR-77の射程外発射ができない)
そのためもしSLAVE モードのAIM-120がlink-16による中間誘導ができなかった場合、F-16BMがAIM-120CをR-77の射程外発射するためにはF-16BMがエリアイ装備機から敵機の位置情報を得て、それをもとにAIM-120CのARHが敵機をとらえることを期待してロックオンせず無誘導で打つしか方法がありません
そのためAPG-68とAIM-120Cの組み合わせについて、R-77射程外射撃の実効性についてはなおさら疑わしくなります
(一発5000万円以上のAIM-120Cをそんなギャンブル運用するとは考えにくい)
補足
・SU-30MKIのIRBIS-EはRCS3.0の機体発見距離350km(RCS1.0以上のF-16BM発見距離は低めに見積もっても150km以上)と言われており、RCS5.0の機体発見距離60kmのF-16BMのAPG-68よりはるかに高性能です
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・2019年の件について、パキスタン側はSU-30MKIを撃墜したと発表したものの映像や残骸などといった証拠はなく、インド側は撃墜されていないと発表しています
これはIAF Su-30がAIM-120攻撃を識別できたという意味であり、要するにAIM-120が正確なmid-course updateを受けてPITBULLモードに切り替えたことを意味します。 それなら、F-16BMがFCRで標的を追跡できる距離まで接近した状況でも、(Barsレーダーのspecが誇張広告でなければ)Su-30MKIのR-77では射程距離が届かず反撃できなかったというのが適当な推論です。 実際にJane”s Defence Weeklyもこれを裏付ける記事を報道したことがあります。
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公開されている記事では省略されていますが、以前個人的にスクラップしておいた記者のコメンタリーではR-77の射程の劣勢が原因だと指摘しています。JDWの当該コメンタリーと同一内容の別メディア報道も存在します。
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したがって、現在公開された情報に基づいて推論すると、APG-68とAIM-120がR-77をoutrangeできるというのが私の結論です。
公開されているカタログスペック上でさえ不可能なことを、証拠のない情報をもとにできたと結論するのはいささか乱暴かと
コメント403エラーに分割して記入したら結論部分だけ登録されましたね。 改めてお知らせいたします。
AIM-120C-7の150km、R-77の80kmのようなカタログ上の最大射程距離は極端に高い高度で非常に速く飛行しながら、同じように非常に高い高度で非常に速く直線に接近する標的を相手にしたものです。 実際の戦闘機を相手にした空対空誘導弾の射程はそれよりはるかに短いです。40000ftからMach 1.3に突進しながら撃つAIM-120C-7でも戦闘機を相手にしたNEZはおよそ40NM前後、高度がSea levelなら10-12NMに過ぎません。 APG-68の5m²標的に対する探知距離は100km前後と知られており、それならF-16BMがBarsレーダーを搭載したSu-30MKIを相手に、NEZ近くでoutrange攻撃を遂行しても疑問を持つ理由は全くありません。
むしろ興味深いのは、なぜSu-30MKIがR-77で反撃できなかったのかというところです。 当初IAFの発表はSu-30MKIが適切な回避起動でAIM-120C-5をdefeatさせたというものでした(During combat, use of F-16 by PAF and multiple launches of AMRAAM were conclusively observed. Prompt and correct tactical action by Su-30 aircraft, in response to AMRAAM launch, defeated the missile.)。
これはIAF Su-30がAIM-120攻撃を識別できたという意味であり、要するにAIM-120が正確なmid-course updateを受けてPITBULLモードに切り替えたことを意味します。 それなら、F-16BMがFCRで標的を追跡できる距離まで接近した状況でも、(Barsレーダーのspecが誇張広告でなければ)Su-30MKIのR-77では射程距離が届かず反撃できなかったというのが適当な推論です。 実際にJane’s Defence Weeklyもこれを裏付ける記事を報道したことがあります。
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公開されている記事では省略されていますが、以前個人的にスクラップしておいた記者のコメンタリーではR-77の射程の劣勢が原因だと指摘しています(Senior officer said that the aerial encounter revealed that the IAF needed a more ‘competent’ missile system than the R-77 on its Su-30MKI to counter the PAF’s Raytheon AIM-120C-5.)。
JDWの当該コメンタリーと同一内容の別メディア報道も存在します。
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したがって、現在公開された情報に基づいて推論すると、APG-68とAIM-120がR-77をoutrangeできるというのが私の結論です。
AN/APG-68はバージョンが9まであってどれと比較しているのかが分からないので初期型の性能以上と言う事しか分からない。最新型でレンジが一番短いVSモードでも射程距離が長いAIM-120Dを十分生かせる能力がある。初期型AN/APG-68でさえRWS/TWSモードでならAIM-120Dのマックスレンジで十分使える性能があると思う。
AN/APG-68同等のPhantom Strikeが探知距離が短いと言う具体的なデータを教えて欲しいし、AIM-120がCとD併用するかが分からないがC型最終のC7の射程が120kmとも言われるので流石にそれ以上のレーダーレンジはあるだろう。
東側機体に関してもSu-27やMig-29にも様々なバージョンがあって性能はまちまちで、レーダーだけに関しても古い機械式と最新AESAだと過去記事にあったF-16へのAESA換装による探知能力向上のメリットが享受出来る。それに電子戦や搭載兵器増加による能力向上も期待出来る訳で生存や作戦遂行能力を考えるならハードルは高いとは思えない。
交戦を全く考えずにスクランブル対応だけを考えているならばFA-50ブロック20の能力を生かし切れずにコスパのハードルは高くはなると思うけど、そんな所はそもそも最新型欲しがるのかね。
レーダーのカタログ上の最大有効距離は高RCS機を基準にしており、RCSが小さい相手ほど探知距離は短くなります
APG-68 Ver9の最大検出可能距離のカタログスペックは300km近いですが、F-16C/DクラスのRCS機の検出可能距離はたったの60kmほどしかありません
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(早期警戒機のE-3のレーダーでさえ、4世代機のF-16Cの探知距離は260~310 km、4.5世代機のF-18Eの探知距離は140~170kmと100km以上の差がある)
(上記のRCS値はすべて正面RCS基準)
ましてPhantom Strikeは空冷、つまり発熱量、ひいては消費電力(出力)がそれだけ低いということですので小型目標や4.5世代以降の低RCS機の検出能力を重視している(最大有効距離と低RCS機の検出距離の差が小さい)とは考えにくいと思われます
なおAIM-120Cを運用せず、F-16との比較もしないCOIN機としてのFA-50ブロック10需要についてはその通りだと思いますので言及しませんでした
AIM-120C-7の150km、R-77の80kmのようなカタログ上の最大射程距離は極端に高い高度で非常に速く飛行しながら、同じように非常に高い高度で非常に速く直線に接近する標的を相手にしたものです。 実際の戦闘機を相手にした空対空誘導弾の射程はそれよりはるかに短いです。40000ftからMach 1.3に突進しながら撃つAIM-120C-7でも戦闘機を相手にしたNEZはおよそ40NM前後、高度がSea levelなら10-12NMに過ぎません。 APG-68の5m²標的に対する探知距離は100km前後と知られており、それならF-16BMがBarsレーダーを搭載したSu-30MKIを相手に、NEZ近くでoutrange攻撃を遂行しても疑問を持つ理由は全くありません。
F-16BMのレーダーはAPG-68より低性能のAPG-66だよ
あとAIM-120Cのカタログスペック最大射程は105km
というかSu-30MKI撃墜はパキスタンが言っているだけで写真の一枚もないからロシアの大本営発表並みに信憑性に欠ける
PAFのF-16A/BのAPG-68(v)9改良事業が発表されたのが2007年ですが、知りませんでしたか?
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そしてSu-30MKIが撃墜されたという主張は誰もしませんでした。 文章をもう少しきちんと読んだほうがいいです。
それは知らなかった
ついでにAIM-120Cが射程約100kmから50km近く延長されたというソースもお願い
105kmの最大射程距離はAIM-120C-5のspecで、AIM-120C-7はロケットモーターの改良でさらなる射程延長がありました。 最小限の文献調査もせずに120C-5と120C-7の射程距離が同じだと主張するのは基本的な素養の問題でしょう。
In 2004, a more advanced modification of the AMRAAM missile – AIM-120C-7 (P3I-3) was created. (…) The improved RGSN and the power plant provide an increase in the range of the upgraded missile up to 120 km
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その文献AIM-120C-7の最大射程は120kmとあるけど、150kmと言うあなたの発言は意図的に捻じ曲げたものなのか基本的な素養に問題があって最低限の文献調査ができていなかったということなのかな
なるほど。PAFのFA-16A/B改良事業も知らずIAFのSu-30MKIがR-77を搭載したことも知らずAIM-120C-7にロケットモーター改良があったことも知らないまま「sourceはどこか」だけを繰り返す情けない人の資質よりはましですが。
一度なら間違いだったかもしれませんが、何度もソースでの情報と異なる数字を出していたあなたが言いますか
意図的に都合よく捻じ曲げたか、あるいは基本的な素養に問題があって最低限の文献調査ができていなかったのか
いずれにせよ間違った情報をさもそれが真実であるかのように語るのは、なさけない私以上にたちが悪いと思いますよ
数字を改ざんして都合よく報道するマスコミやその同類が長々と語ったところで、それはどの程度の説得力と価値があるのでしょうか
ワクチン陰謀論者と同じくマイナスなのに比べたら価値0のほうが悪影響をばらまかない分マシに思えますね
むしろ興味深いのは、なぜSu-30MKIがR-77で反撃できなかったのかというところです。 当初IAFの発表はSu-30MKIが適切な回避起動でAIM-120C-5をdefeatさせたというものでした(During combat, use of F-16 by PAF and multiple launches of AMRAAM were conclusively observed. Prompt and correct tactical action by Su-30 aircraft, in response to AMRAAM launch, defeated the missile.)。
まずR-77を装備していたという情報どこからきたん?
スペック上装備でできるからといっていつも全スクランブル機をフル装備状態にしている国なんてないよ
インドのNew Dehli Televisionですね。
Fully defensive and desperate to escape the incoming AMRAAMs, the IAF Sukhoi-30s escaped being shot down but were unable to retaliate the F-16s because they were out of position and their own missiles, the Russian R-77s, did not have the range to realistically engage the Pakistani fighters. IAF sources told NDTV that the Russian missiles do not match its advertised range and cannot engage targets which are more than 80 kilometres away.
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これは新興国にとって非常に魅力的ですね。
正直、実力を伴わない飛ばし発表が多い印象だった韓国防衛産業ですが、このところ嘘から出た誠と笑ってられない状況ですね。
なんだかんだで武器輸出に関する国民の支持(あるいは黙認)は推進力の一つになるのだな、と。
継続は力なりを体現したと言っても良く、本邦の防衛産業や武器調達においても考えさせられる。
>>国民の支持(あるいは黙認)
これは結構重要な部分なんですよね。日本の場合防衛事業はまず株主の風当たりが物凄く強い。
たとえ輸出が叶っても民生品のような利益を上げるのは難しいのに、研究から売った後のサポートまで掛かるコストは大きいので必然的に利幅は小さくなる。
そうすると株主からは「金にならない事業に投資するのは無駄」「何年かかって回収するつもりだ」「お国のためのボランティアか」「死の商人になるつもりか」という話ばかりが出てきて納得させるのが難しいんですよね
個人のマインドの話だから、説明はできてもそれで相手が納得するのかは別問題
なので現実的な利益の上げ方は勿論、メディアなんかを使って兵器の開発や販売の重要性や兵器も一工業製品であるって認識を浸透させないとなかなか難しいですよ
武器輸出への理解というよりは、現在も戦争してることによる軍事・兵器分野へのアレルギーのなさと「アメリカは守ってくれない」という危機意識のなせる業だと思います
それと「アメリカに都合よく使い捨てられてたまるか」っていう反骨心の相乗効果
戦闘機は韓国の今回の開発のやり方も、いっこ前の記事の次期戦闘機開発でのイギリスのやり方も良いものをアセンブルする方式という事で共通してて、「戦闘機の共同開発時代」という事で共通しています。
で、「共同開発」と言えばみんな対等な感じに見えますが、実際には勝者と敗者が居てそこで必要とされる技術の肝は機体のコンセプト設計能力と、コンポーネント間の擦り合わせ能力になります。
要は世界中で売れるスマホであるiPhoneを企画出来た奴と、iPhoneに一流の部品を提供できる電子部品の業者とには明確な差があります。
したがって、今後戦闘機開発では各コンポーネントの高性能化が更に進んで自前主義が崩壊し、「戦闘機は共同開発(企画に合うコンポーネントを世界中から選択して集めて開発)が必須」な時代になった場合、肝心のここの企画技術が次期戦闘機開発を通じて日本がそれを得る事が出来ないのであれば日本の戦闘機開発能力はここで行き止まりになり、今後はいよいよ日本は独自戦闘機開発は遠のき、必要な要件に近い戦闘機を外国から買い付ける立場に追い込まれます。
だから日本って結構ヤバい状況と思います。
自国の産業に見合った機体を販売まで見据えて国産開発できるFA-50やKF-21などは理想形の一つだと思いますが、しかしテンペストプログラムがたとえ下請けだとしても日本企業が参加できることは素晴らしいことと思います。目的も規模も違いますし。
こういうのに関して韓国側だけの発表だと、
相手が交渉に応じた段階で認めたとか発表するから、なんとも言えないところ
KF-21も関連技術に関してアメリカと交渉してる段階で、技術提供されるって大本営発表して
あとになってやはりダメでしたで、国会で政争にもなってたし
世論に関しては、日本より上の韓国なら同じ程度の兵器開発して自主独立ってのが主流派なのが大きい
(こういう国民教育のデメットも大きいけど、それはその国の方針なので)
このブログも人が増えてから、民度が安定しなくなったよな。
ということで、暴言や韓国批判、反日や右翼だの「「思想」」を持ち込むのをやめて、純粋な軍事を語り合える環境に皆でしていこうぜ!
中露がますます増長していくのを前に自由主義陣営は呉越同舟の状態なのだから各国がメンツを持ち出してどっちが上だとか言ってる場合ではないはずなんですよね…。
機体サイズ的に大きなレーダーは搭載できないし兵器搭載量も多くないですが、F-5で間に合っていた国にはちょうどいいかもしれないですね。直接のライバルはグリペンとデシャスくらいですか。
「これは、窒化ガリウム (GaN) パワー、デジタル ビームフォーミングとステアリング、デジタル レシーバー/エキサイター、Raytheon Missiles & Defense ビジネスによって開発された Chirp と呼ばれるプロセッサ、および空冷設計を利用しています。」
素子アンテナレベルではなさそうだが、DBF技術を使っているのか。
お値打ち価格のマルチロール機ならば、販売市場の間口が広がる。FA-50が売れれば、米国も購入国をヒモ付け出来て嬉しいには違いない。このクラスの開発競争は、見ていてとても面白いね。
どの国もが高価なステルス戦闘機やF-35クラスが欲しいわけではないし
安価を理由に中国機を導入されて中国と繋がりを持たれるよりは、西側機体で
そのライバル機があった方が良いですからね
米国も昔はその為にF-5の様な安価な輸出用戦闘機がありましたが、今やローで
ある筈のF-16も高級機ですから、さらにその下位になる機体を同盟国へ求めた
感じですか。
顧客に合わせてF-35、F-16、F/A-50を柔軟に提案可能なロッキード社は今後20年は戦闘機市場の覇者でしょうね。
KF-21用レーダーの技術を使ったFA-50用韓国製AESAレーダーは完成までに時間がかかるので
輸出用FA-50ブロック20には米国製レーダーを搭載することにしたそうです。
戦闘機のヨーロッパ輸出という偉業を成し遂げる韓国
戦闘機を独自開発出来ず、ヨーロッパに依存する日本
本当に差は歴然だな…
いや突っ込みどころが多すぎるんだが。
まずFA-50は韓国独自開発じゃなくてアメリカのロッキードマーティンからの技術支援で作られたものだし、日本は国産機のF-1を作り、F-16ベースのF-2も作っている。
共同開発を依存というなら多国籍開発のF-35ですら依存じゃん。
売れるようになった理由がアメリカ製の電子装置とミサイルですか。
機体自体もアメリカからの技術支援、エンジンもアメリカ製ですから、組み立てただけよりはマシですが日本のF-2よりも自力部分が少ないように感じます。
しかし、このなんちゃって欧米製で本家より安いというのも売れるミソでしょう。
K-2やK-9と同じ理由ですね。
こういった安価で高性能な機体を世界中に輸出して中露製を追い出してしまえば少しは戦争も遠のくだろう。もうウクライナのようなことは御免だ。
AMRAAMが撃てるとなるとF/A-50、売れるな。
F-16Vよりも拡張性や航続距離が残念だけど、日本みたいに広い国早々ないし。
韓国もKF-21よりこっち売った方が良い。
今ならロシア系の戦闘機のシェア奪える。
ロシアとの国境が近い貧乏な東欧諸国には最適ですよね
逆立ちしても日本でこういう戦闘機は作れないですね
スペック的に国内顧客様の要求にまったく満たないので
国内顧客の要求は満たしてる。
国外顧客の要求は、そもそも輸出する予定がないのになぜ考慮する必要が?
日本語がちょっと不自然だから、釣りなのかな
軽戦闘機産業としてのスタートラインにたった感>AIM-120の統合
KF-21より強そう
F-5やMiG-21の代替となると
ベストセラー機になりそうなポテンシャル
どんな商品かて、売れるとなると理由は高性能なんか低価格の二択しか無いわけで、工業国としては欧米日から10週遅れぐらいで出発した韓国には低価格路線しか選択肢が無かったんやから順当な開発なんやろうとワイは思うんやわ。
現在のところ、各種兵器でコスパ最強を競っているのはトルコ・中国・インド・韓国あたりになるんやろうけど、ウクライナが陥落したらNATOの盾になるポーランドが韓国兵器を大量買しているのは国際兵器売買のターニングポイントになるのやないかなっと見ているわけなんですわ。
T-50系も紆余曲折を乗り越えてほんまにしぶとく諦めずに性能を上げており、コレは売った後のバージョンアップをほとんどしない本邦兵器開発業者は見習わんとあかんと思うんやね。
他人様が上手くいってるんやったら、それをパクって自分とこを良くするのが最善の道であると高度経済成長時代の日本が教えてくれてんのやけどなあ。
レーダーの発熱量なんて結局物理の話なんだから、
素子自体のブレイクスルーがないのに空冷で済むということは大した性能ではないのでは?と思うんだが。
レイセオンさんちょっと盛ってないですか?