米ヘリテージ財団の専門家も「オーストラリアが最も早く原潜を入手できるとすればアスチュート級しかない」と興味深いことを主張している。
参考:Aussies To Pick ‘Mature’ Nuke Sub Design; Is UK’s Astute Class Frontrunner?
オーストラリアがアスチュート級原潜を選択するのはAUKUSの枠組みが設立された時点で決定事項だった?
豪上院は「アタック級潜水艦を破棄して米英支援の下で原子力潜水艦を調達するというオーストラリア政府の決定」を検証するため国防委員会の公聴会を開催、原潜調達に関するタスクフォースの責任者を務めるジョナサン・ミード中将は国防委員に対して「AUKUSの枠組みに基づいて建造される原潜は成熟した設計プランを選択する予定で、この『成熟した設計』とは既に建造されているモデルを指している」と明かし、さらに「米英の技術を融合させた独自モデルの原潜建造を行う可能性はあるのか」という労働党議員からの質問にグレッグ・モリアーティ国防次官は「絶対にあり得ない」と述べ注目を集めている。
これについて米ヘリテージ財団で潜水艦分野の専門家として働くサドラー氏は「豪州がカスタムモデルを国産原潜を建造するには準備に最低でも15年~20年かかるため、2035年までに原潜を手に入れたいのならバージニア級かアスチュート級の設計をそのまま採用するというアプローチは正しい」と評価したが、豪州が最も早く原潜を手に入れるには英国のアスチュート級が「最も理に適った選択だ」とサドラー氏は指摘している。

出典:U.S. Navy photo courtesy of General Dynamics Electric Boat
つまり自国向けのバージニア級原潜建造で手一杯の米国よりもアスチュート級原潜の建造が一段落する英国に建造を依頼(詳細は過去記事を参照)した方が「早く原潜を手に入れる」という意味だが、サドラー氏はアスチュート級原潜に採用されている原子炉は米国が移転したS5W型原子炉(スキップジャック級~スタージョン級が採用していた古いタイプの原子炉)の技術をベースしたPWR2型原子炉なので「原子力工学的にシンプルで高度な機密情報に抵触しない」と指摘しているのが興味深い。
恐らくサドラー氏は「豪海軍がバージニア級原潜を要求してもS9G型原子炉を採用するオリジナルをそのまま渡せない(旧型の原子炉にでも変更しないといけないのでPWR2型原子炉を採用するアスチュート級原潜をそのまま使った方がいいという意味)」と言っているに等しく、これこそがAUKUSの枠組みに英国が含まれている「最大の理由」と指摘しているので英国人が聞けば怒り出しそうな気もするが、潜水艦用原子炉の技術は何も公開されていないためサドラー氏の発言が正しいのか検証するのは不可能だ。

出典:Royal Navy / OGL v1.0 ドレッドノート級原子力潜水艦用
まぁ英国のPWRシリーズは独自に開発された技術も採用しながら発展しているが現在も米国からの技術移転は続いており、ドレッドノート級原潜に採用されている最新のPWR3型原子炉はバージニア級原潜に採用されているS9G型原子炉の技術を取り入れていると噂(王立造船技師協会は英国がS9G型原子炉の技術にアクセスを許可された可能性が高いと指摘している)されているので、米海軍の原潜が採用する原子炉は英海軍のもより1世代以上新しいという話は何気に説得力がある。
もしサドラー氏が指摘が正しいのなら、オーストラリアがアスチュート級原潜を選択するのはAUKUSの枠組みが設立された時点で「決定事項」だったのかもしれない。
関連記事:オーストラリア政府、米英の技術を融合させた独自の原潜建造だけは絶対にあり得ない
※アイキャッチ画像の出典:Royal Navy / OGL v1.0
原子力潜水艦、欲しいンゴねぇ…
でも日本は作れる技術はあっても原子力協定だかでアメリカが
認めてくれないんだっけ?
軍オタや政府が欲しがっても国民が導入を認めるかどうかが問題です。
仮に導入を進めるにしても確実に国民投票をやる必要が出てくるでしょうね。
それに導入した場合将来確実に出てくる使用済みの原子炉や核燃料をどうするかと言う問題も出てきます。
一々国民投票なんてやらないだろうな
軍事的にプラスかマイナスかの判断と政治家の落選への覚悟こ有るか無いかたけ
原子炉核燃料の問題は日本だけでは無いし
原子力反対派は日本が核技術を保持する事を嫌がっているだけ
そんなに原子力反対なら中国行って反対運動してこい
まあ原子力潜水艦の採用を強行した政治家が落選するようなら次の政権は、反対派になるでしょうから採用は中止になるのでは?
何れ空母の様になし崩しでの導入を図るとして、どんな筋道でそれを成すかはちょっと予想出来ないです。
選挙で自民党がほぼ現状維持+反対派だった立憲+共産が議席を減らした、という時点でなし崩しだろうがなんだろうが空母保有は信任を得たと考えるべきでは?
本当に必要なら粛々と手続きを進めるだけでしょう。
合理的に必要な政策であっても議席的に可能であっても政治的コストが高ければやらないって選択は今までも普通のことなので、原潜導入は多分やらんでしょう
希望的観測のバイアスで考えたら北朝鮮が核武装したら日本も核武装してるよ
まぁでもオーストラリアの決断のお陰で、日本でも今後原潜保有の議論は深まっていくでしょうね。
今後原潜・原発で主流になるはずの使い捨ての小型原子炉は、日本の原子力への矛盾(反対に目をつぶってなし崩しに運用している)の突破口になるんじゃないかと思ってます。
私自身、廃棄物問題への解答のない現在技術の原発、原潜の採用は反対ですが、必要性はよくわかっています。
近隣国の脅威は、原子力への賛成反対問わず共通の問題なので、小型原子炉の導入は建設的議論のきっかけになるのではないでしょうか。
ともあれ、反対派を「放置」して進めている原子力政策、防衛政策はなんとかせにゃ。。
とうてい民主主義とは言えない現状を突破してほしい。
1度も原潜造ったことないのに原潜を造れる技術なんてあるわけあるか
開発決定してから要素技術をまとめて足りない技術を研究して
仏から引っ剥がして、英の原潜産業に仕事持ってきた形か。
米が悪者ってか?
元コメまで読んで理解してからレスしようぜ。
ああ、元コメで書いたつもりが、このツリーの返信になってた。
すまない。
潜水艦と商業原発があればすぐにでも原潜が造れるとでも思ってらっしゃる?
作った後の使い方も考えておかないと。中露を日本海で迎え撃つだけなら、通常動力型潜水艦で十分だし、(人員はともかく)数を揃えても後処理が解体だけで済む。
中東やアフリカの揉め事に積極的に介入して巡航ミサイル撃つとか、核シェアリングして太平洋のどこかから核報復を狙うなら原潜を数隻保有するのが有効な手段だが、先にも後にも面倒なことになる。
アメリカと縁切りして、日本独自で核と各種原子力艦を保有するとかは、輸入ストップされて北朝鮮化するだけなのでNG
おそらく
>>太平洋のどこかから核報復を狙う
だけが日本が原潜を持つ上での唯一のメリットではないでしょうか。
日本は領土は狭いですが、領海、排他的経済水域の奥行は圧倒的に深いので、南鳥島辺りに待機させれば、中国に対する相当な嫌がらせになるはず。
日本が独自に核を持ったらアメリカの核の傘の対象外となる
アメリカの核の傘(アメリカの核保有数)と比べたら日本が製造・維持できる核兵器の数なんて中国にとって被弾許容範囲でしかなく、かえって中国の日本侵攻の脅威度を上げるだけ
加えて言うなら日本と軍事費が同程度のイギリスはトライデント核ミサイルの維持・更新費用捻出に苦心しており、一時は核放棄の議論さえおきるほどのお荷物だったことを考えると、しわ寄せによってかえって国力や軍事力が落ちてしまう可能性が高い
前にも書いたけど中国が通常兵器のみで日本に侵攻した場合に核で脅せば中国も日本を核で脅すだけ
中国の通常兵器による日本侵攻が止まらず、日本が先に核を撃った場合、中国は何十倍、何百倍もの核を報復として堂々と日本に打ち込める
中国にも核シェルターや迎撃部隊などの備えはあるし、たとえ主要都市に命中させることができたとしても一時的に中国の経済力を落とすだけで要人は生き残り、核汚染されていない土地を再開発して元通りになる
けど日本は報復として日本全体に核攻撃を受けた場合、復興させられるだけの土地も国民も無くなるから国としては実質消滅する
しかも中国にとって軍事的には外海への蓋がなくなり活動範囲を広げることができ、経済的には日本が握っていたシェアを奪うチャンスが生まれ、民間では日本の排他的経済水域を自由に使えるようになり、デメリットよりメリットのほうがはるかに大きくなる
これらのことから中国にとって日本独自の核武装はデメリットよりメリットのほうがはるかに大きく、かえって中国による日本侵攻の危険性を上げるだけということになる
ソ連の西進計画では核を盛大に使用して突き進むものだったけど、イギリスやフランスは核対象から外れていた。
イギリスやフランスの程度の核であってもソ連・ロシアに対して核抑止力は間違いなくあったし、今もあると考えているから核保有を続けている。
そういう歴史と現在進行形の事実を無視した話を披露されてもね。
フランスは昔からソ連(ロシア)との関係悪くないから侵攻される理由がないよ
イギリスも1958年からアメリカ・イギリス相互防衛協定はあるから、イギリスに手を出した場合、アメリカとの全面戦争になる可能性があったから最初から侵攻の対象外
>関係悪くないから侵攻される理由がないよ
ちょっと爆笑してしまった
うん、いつかそんな時代が人類に来るといいね
もしかして昔から今に至るまでの国際情勢を何もわかっていない人?
フランスは昔からスホーイ30の部品など武器兵器やその部品をロシアに売ってるぐらいの関係なんですが
EUに入ってからは他の加盟国からの目が厳しくなり、2014年にはフランスが当時最新鋭だったミストラル級強襲揚陸艦を2隻ロシアに売る契約(約1700億円の契約)をしてEU内で大問題になったほど
あなたが言うフランスの核配備が対ロシアを意識したものだというのは、日本が中国を敵国とみなしつつその中国に武器兵器を売っているようなものだと理解しています?
顔と国籍が真っ赤すぎて可哀そうになってくる
なるほど、レッテル張ってくるということは国際情勢をろくに理解できておらず、反論できないんですね
ソ連にしろロシアにしろ今の中国と比べたらGDPが文字通り桁が違うぐらい低かったわけで、少数の核兵器で攻撃された場合でも国に及ぼすデメリットも桁違いだったと思うけど
ちゃんと読んで理解した?
日本が独自核武装して中国と戦争になった場合、中国にとって核の打ち合いになってもデメリットよりメリットが上回るという理由を話したわけだけど、ソ連の西進計画でも核の打ち合いになった場合メリットがデメリットを上回る理由あった?
もしあったというならその理由を教えてくれないか?
独自核武装してるインドちゃん「はぇ~」
まったく答えになっていないけど日本語ちゃんと理解できている?
あとインドってアメリカの核の傘に入っていたことあった?
それにインド領内のアルナーチャル・プラデーシュ州が2020年11月25日にアメリカの軍事衛星により中国に実効支配されていることが確認されたと発表されたけど、それに対してインド軍が全く動けていないということ知っている?
最近の例だと北朝鮮とアメリカが一触即発の時があったけど、北が核をチラつかせる事で乗り切ったからね。たとえ数発でも、持っているだけで大国を牽制する事ができる。
というか北朝鮮は核こそ持っているけど外に侵攻しようとしないしその戦力もないから世界的に見てもぶっちゃけほぼ空気
しかも仮に北朝鮮に戦争しかけて核打たせず勝ったとしても得るものは何もなく、むしろ貧困にあえいでいる北朝鮮民間人の面倒を見なくちゃいけなくなるからかえって面倒なことになるデメリットしかない
だから北朝鮮は核で牽制できているとかでなく、形だけの言い合いしているだけで実際は単に韓国以外には無視されているだけだよ
北朝鮮はあの全集委に侵攻を図っている中国でさえ取り込みたがらないほどの不良債権国というだけだぞ
日本の核武装は百害あって一利なしと思いますが、原潜は必要かと。
待ち伏せのみで第一列島線を維持できるとは到底思えない。
太平洋側を想定した原潜を保持しておくことは、有効な抑止力になるのでは。
通常動力型から原潜にしたら潜水艦の数が約1/10になり、第一列島線そのものの海中監視網が穴だらけになってしまい、かえって中国潜水艦が太平洋やインド洋に出入りしやすくなる
定数があるから、減りはしないと思いますよ。少数精鋭の戦いになるなら、パワーのある原潜を数隻運用するのもアリかと思います。待ち伏せ用に通常動力型。遊撃用に原潜といった具合に。
定数があるから減らないは暴論では?
今の日本の防衛費で通常潜水艦と原子力潜水艦を定数通りに運用する予算は無いと思いますよ。
GDP比2%なって全額突っ込めば可能性はあるかもしれませんが。
定数より予算のほうが優先度が高い
自衛隊員にも定数があるけど、予算不足なせいで定数を満たすだけの人数を雇えていない
令和2年度潜水艦(02SS)から新型の潜水艦用発電装置が搭載されるようです、それに日本の場合は無人潜水艦量産してドローン母艦とチーミングした方が良いのでは?原子力潜水艦は有人でといっても時間が掛かるでしょうし、人を増やさずに戦闘力を上げるのが大事ですし。
海自の潜水艦は長距離任務がメインじゃないから有限の予算を長距離長時間動ける数隻の原潜に使うより、数多くの通常型潜水艦に使うほうが向いている
原潜じゃなくて良いので、先ずはSLBMが欲しいですね。通常弾頭で構わないので、後で弾頭を変えることも可能にして。
金ねンだわ
つうか、対中国に展開する米英の艦隊の護衛をオーストラリア海軍にやらせるためなんでね?
米英だけでローテーションだと遠いからきつくなるだろうし
それなら、オーストラリアに機動部隊編成させるためじゃないの?
キャンベラ級が2隻あるし。
実際は、インド洋のパトロールだろうね。
それだけが理由ならオ-ストラリアは8隻もの原潜を必要としないと思う
原潜の利点は活動範囲の広さと潜水可能時間(冷戦時代、約半年もの間ソ連近海で着底して通信ケーブルを盗聴していた潜水艦(と水中作業員)の存在が機密解除により明らかになっている)
つまりオーストラリアが八隻の原潜を持ち、オーストラリア国内に全隻そろっていない場合、中国は常にオーストラリアの原潜が第一列島戦に潜んでいる可能性を考慮せざるを得なくなり、第一列島戦進攻のハードルが上がることになる
元海自の香川さんだったかが、日本が原潜所有を決定すればアメリカは支援してくれると書いてた。
日米同盟と中国情勢を考えると、豪に認めて日本に認めないことはないだろう。
アメリカの援助で日本が原潜を国内建造して整備能力も保有し、見返りにアメリカ原潜の整備もやってくれるようになればアメリカ海軍にとっても万々歳。
日本にその意志があるかどうかの問題だわ。
香田元海将ですね。
原潜所有を決定すればアメリカは支援してくれる(ほるほる)って、どっかで聞いたような話だな。
その「どっかで聞いた話」をここに出して。
あなたがどっかで何かを聞いた事実なんか、どうでもいいので。
横からだが、落ち着け?
5chのまとめみサイトの韓国ネタみたいなのをこの掲示板やられてもそれはそれで困るが、所詮ただの匿名掲示板で何いってんの?
匿名書き込みであることが何の関係がある?
このブログのブログ主に失礼だろうが。
失礼?何が?
ここにコメントしてるユーザーは別に軍事考察とかの書き物で金貰ってる訳でもない素人の集まりだが、何を期待してるの?
匿名だろうと根拠を示せば議論は可能。
それをやらなければ、吐き捨て掲示板と同じになる。
どうでもいいのやったら流しといたほうがいいんじゃね。
>どっかで聞いたような話
それと、「どっかで聞いた話」と「どっかで聞いたような話」は全然意味が違うねんで。
昔通常動力型空母をレンタルさしてくれるって話は本当にあったんだろうか
こういうのは話半分に聴いた方がいいかもしれんが
日本で原子力潜水艦の建造を・・・という人は
使い終わった原潜の原子炉や発生する放射性廃棄物の保管をどうするかの検討から始めてほしい。
商業炉の廃炉だけでも大変なのに。
米国から原潜リースして、契約終わったら米国に返却ぐらいしか導入方法はないかと。
その場合リース料とは別に廃棄にかかる費用も請求されそうですね。
米国から保管料要求されて、のちのち吊り上げられそうな感もしますな、
むつ科学館の脇にでも飾っておけばいいんじゃないんですかね?
余ってる原潜無いからオーストラリアにリースするのも大変って話ではなかった?
原潜の原子炉の廃炉なんか商業炉の廃炉と比べりゃ比べるのも馬鹿らしい程度の軽い負担だろ
根拠は?
原発から出る使用済み燃料棒の時点ですでに貯蔵プールとかに1万トン以上あるからそれに比べれば原潜の廃炉に伴う放射性廃棄物とかは少ないと思う
アメリカの場合取り外した原子炉はそのまま処分場に埋めていますが、日本で受け入れてくれるところがあると思いますか?
日本海溝に沈めるのが無難
ロシア方式
商業炉から出る放射性廃棄物でも国内では行き先ないのは同じですけど?
原潜から出る放射性廃棄物なんか原子炉と核燃料ぐらいで船殻ブロック毎移動
できるので巨大な構造物の解体が必要な商業炉とでは処理の難易度が段違い
豪原潜事業は、今後も紆余曲折があるだろうが、10/29の英テレグラフによると、
ウォレス英国防相が豪州政府にアスチュート型を売り込んでいるそうだ。
リンク
先月末、マクロンがモリソン政権を契約破棄で非難している最中に、
英国はHMSアスチュートをパースに寄港させており、英国は豪州に売り込む
ために、わざわざ実物を持ってきていたようだ。
>2035年までに原潜を手に入れたいのならバージニア級かアスチュート級の設計をそのまま採用するというアプローチは正しい
文字通り「手に入れる」だけなら2035年までに可能ですね。
ふーむ
原子炉情報の機密度に縛りがあるならPWR3積んで改アスチュート級とかにせずオリジナルそのままになるんかな
燃料交換が不要なのはクリアしてるから許せる範囲か
つか豪に原潜整備拠点を作るって話だったけど米潜については触れる範囲に制約が出るんかね(まあ炉本体いじるような整備はせんだろが
豪州は戦闘管理システムはアメリカ製を希望しているようですが、
そのあたりの擦り合わせはどうなるんでしょうかね。
ハンター級で練習するんじゃないかな
元設計イギリス、建造オーストラリア、頭脳イージスシステム
オーカス設立前からあった計画だけど、擦り合せの経験にはうってつけ
豪国防委員会の公聴会おいて、「米英の技術を融合させた独自モデルの原潜建造を行う可能性はあるのか」という委員質問に対し、国防次官が「絶対にあり得ない」と断言してるわけで、仮に英アスチュート級を選択した場合はそのまま導入するて意味ですね。
米製戦闘システムが絶対条件なら米バージニア級を選択するしかない。
つまりすり合わせという選択はない。
(追記)
もしかして豪海軍が英製戦闘システムに運用スキルをすり合わせるて意味でしたか?
そうだったなら私の勘違いなので無視してください。
取得の難度から言えば、BAEにアスチュートと同じもの発注するのが一番早いのは間違いないよな。艦内の表示をイギリス英語から豪方言に書き換える手間は大変そうだけど。
日本が原潜を作るとしても何が目的か明確じゃないと政府も国民も前向きにはならんだろう
そしてその目的は今のところ見つからないと思う
明確にするのは簡単だよ、それより本来の意図を隠して文句が出にくい形にするのが大変なだけ
オージーの原潜建造問題は10年後も揉めてそうだなw
「待ち伏せ」をするなら通常動力の潜水艦で充分
だけど、空母打撃部隊の一員として、戦闘速度(30ノット/h程度かな?)で南シナ海で行動するなら原潜は必須かもね。
通常動力でもこの速度は出せるけど、出せる日数が足りない
今後の対・中国の戦略、日本の役割分担(クワッドで何を日本が担うか?)で違うし、シーレーンの防衛とかを考えたら、海上自衛隊、F-35Bの役割も大きく変貌するだろうね
とはいえ日本は正規空母を持っていないし、かがの上位互換であるアメリカ級強襲揚陸艦を運用しているアメリカ海軍の部隊にも潜水艦の護衛がついているわけじゃないからなぁ
戦闘速度(30ノット/h程度かな?)出せるのは日本ではたいげい型潜水艦くらいなもの騒音が少なく原潜より優位なんだけど。
バージニア級原潜は原子力アトミックで直接電力変換 蒸気タービンなんてない画期的なもの 最高機密で同盟国のイギリスにさえ機密になってるしろものなんだけど。