韓国の防衛事業庁はゼレンスキー大統領が武器支援を要請した翌日、対戦車ミサイル「AT-1K」のスロバキア輸出に関する書類を提出しており中々意味深な動きだ。
スロバキアはウクライナに対戦車兵器を提供しているので、在庫分を埋め戻すためAT-1Kの売却を打診しただけかもしれない
ウクライナのゼレンスキー大統領は韓国に「ロシアと戦うための武器を支援して欲しい」と訴えたが、装備提供は非殺傷に限られるというという立場の韓国政府は「殺傷能力のある武器支援は不可能」と主張してウクライナの支援要請を断っていた。
しかし演説が行われた翌日(今月12日)、韓国の防衛事業庁は対戦車ミサイル「AT-1K」をスロバキアへ輸出するための承認検討を要請、中々意味深な動きと言えるだろう。
安全保障に関する分野でスロバキアと韓国は今年1月協議を行い、この話し合いで最も重要なテーマの1つがスロバキア陸軍の空軍の近代化プロジェクトに関するもので、特にスロバキアは陸軍の戦車を更新することに検討中しているため「韓国のK2取得について交渉が行われたのではないか?」と噂されているが、今のところ具体的な動くは観測されていない。
ただ両国は相互協力の基盤となる協定を締結する方向で動いており、もしかすると韓国はスロバキアとの協力関係を活用して対戦車ミサイル「AT-1K」を輸出、スロバキア経由でウクライナにAT-1Kを提供することを考えているのかもしれないが、スロバキアはウクライナに対戦車兵器を提供しているので在庫分を埋め戻すため韓国にAT-1Kの売却を打診しただけかもしれない。
どちらにしてもスロバキアへの輸出承認に関する書類は「情報公開ポータルサイト」で公開されているので、個人的には「スロバキア経由による武器支援」というストーリの方がしっくりくる。
因みに韓国はスロバキア空軍の訓練機L-39更新プログラムにFA-50を提案中だ。
追記:韓国の防衛事業庁は今月26日、スロバキアのロシア製ヘリコプター交換に関する協力についても関係書類を公開(内容は非公開)している。
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※アイキャッチ画像の出典:YouTubeのスクリーンショット
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おっと支援に及び腰だったと思っていた韓国が動き出しましたか。今回は既存の兵器の追加輸出ですが、実際積極的に兵器輸出をやってるんだからここで兵器をサンプル代わりに送っとけば、戦後の兵器需要において存在感を出せますからね。K9とか韓国だけじゃなくてほかの国でも生産してるんだから、それをウクライナへ回すとか回す許可を出せば良いと思うんですが。
K2戦車も貴重な西側の新型戦車なんだし、パワーパックがドイツ製なのはそんなに悪くないんだから、トルコと一緒に作ってるアルタイ戦車とともにウクライナに回せば、それなりには喜ばれるんじゃないかと。
>それなりには喜ばれるんじゃないかと。
いや、それなりじゃないと思うけど。
まあまあ操作やメンテナンス方法が違うから、送られてすぐ使えるわけじゃないですし、K2は韓国側の老朽化戦車の置き換えに必要だから、そんなに数は送れないでしょうから。
これは日本でも現行法下でやれるやり方。提供できる武器もある
それでもやらない日本
口先だけで金しか出さない支援。湾岸戦争の反省はどこにいったのか?
それでいいのか日本政府
日本だと第三国経由でも最終的に戦闘中の国に行くような武器輸出はまだ制限がかかっていなかったっけ
それはだめですね。
なので、あくまでも提供した国の在庫補充名目のみしか許されてません。
けれど、損失の補填はできるので、補充の目処がたった提供国は、より多くの武器をウクライナへ提供できるようになります。
せっかくショルツが日本に来るんだから、日本側はドイツへのLAMの提供ぐらいやるべきでしょう。
日本だけが戦後の支援ばかりに重点を置きすぎているのが滑稽で、
戦後の支援もウクライナが勝たなければ叶わないという現実を見ずに、来るかどうかもわからない戦後の支援の話ばかりしている。
平和ボケとはこういうことを言うのでしょうね
40トンの10式軽戦車というヤバい軽戦車を送りましょう
非殺傷とはいえ防衛装備品の提供をスピード感を持って行ったことについては評価します。
でも、国際法違反の侵略を受けているウクライナに対して明確な支持と勝利を願いながら、その勝利の為にロシア人の血を流させる汚れ役は他国に任せて自国はきれいな身でいようとするというのはとてつもなくグロテスクな考えですね。
ここでマインドチェンジができるかが、今後の日本の大きな分水嶺だと思う。
防衛装備移転三原則を検討してみたが、殺傷兵器をウクライナに移転することを禁止する規程はない。単純に運用と前例の問題だけ。お役所では、これが重要なのかもしれないが、世間とはずれまくっていることに、いつ気づくのか。ジリ貧の経済と同じ。
もし日本がウクライナに殺傷兵器を提供した場合、今夏の参議院選挙で勝てるのか?
これが日本の政治家の思考論理でしょうな。
ウクライナの平和よりも自身の議席の方が大切だというのが政治家の本音。
国防軍事についての議論をする政治家を選んでこなかったんだから、そら湾岸戦争からの学びもクソもありませんわ。
韓国もついに動き出しましたか。南北戦争は再開しないと思うが不安だ
韓国産の兵器を手にして戦場に行く兵士の無事を祈ります
ちゃんと敵戦車めがけて飛んでいきますように
まあ実戦を経験していない日本の対戦車ミサイルより、実戦を経験している韓国のミサイルの方が有り難がられるんじゃない?
AT-1KはサウジアラビアやUAEに輸出されていて、イエメン内戦で実戦使用されています。
心配しなくてもいいと思いますよ。
伝説のリムパック…ボソッ(関係ない
日本が兵器や武器を輸出して支援する場合各種説明書を最低限英語にしなければ輸出相手は使えないと思うのですが、韓国の場合は元々輸出をしているので英語や現地語に対応しているのでしょうか?
商魂たくましいのには感心します。
日本も、88式地対艦誘導弾を供与あたり、いかがですか?
88式地対艦誘導弾だけ提供してもただのゴミですよ?
まあ冗談は置いておいて提供するなら
・誘導弾発射機
・誘導弾装填機
・捜索・評定レーダ装置
・レーダ中継装置
・指揮統制装置
・射撃統制装置
を最低1基ずつ提供しなければならないでしょう。
それに各種操作説明をウクライナ語もしくは英語に変えなければいけないので簡単には提供できないでしょうね。
まあ、やるならセットでしょうがやれないでしょうね。
迂回路はあるのに活用しないとさせない、そもそも迂回輸出なんてせず堂々と法改正しろと言わない我々、国民。
平和ボケここに極まれりですねえ。
銃弾すら送らないくせに、備蓄も少ない(と推測されている)自衛隊は有事には海外からの支援だより。
このままだと、金とお祈りだけしか返ってこないんじゃないんですかね?
子供だってわかりますよこんなん。
お金とお祈りだけでなく、千羽鶴も送る話しもあったような。
シンプルに「ゴミを送るな」という感想以外出なかった。
マジで金と祈るだけの方がマシだわ。
送れるものを送り、情報提供してもらい、ノウハウを活かして改良出来て、より多くを守れるのに。
自分も同じ穴の狢って自覚ありますか。少なくともニュースで法改正しろって言うデモとか運動があるなんて話はとんと聞きませんが?
こんなミリオタしか来ないような所でご高説たれてないで行動を起こされるのをおすすめしますよ。
ドローン関連でも言えるよなぁこれ
当然、行動(投票)してますよ。当たり前じゃないですか。
御高説なんて言われるほどの偉そうな考えでもないですよ。
ここにいる皆さんは大なり小なり似たような考え、気持ちを持っているでしょう?
喧嘩腰と見受けられますが、何か気に触りましたか?
お金はイデオロギーより大事。
日本が兵器の輸出をするのは速くても次の選挙が終わらないと難しいでしょうね。
それよりも北海道や日本海で自衛隊が活発に訓練をして、ロシアの目を東部に引きつけた方が良さそうな気もします。
まず取り急ぎT-80とBMP-3を送れ。
その意見見るといつも思うがオーバーホール前提で状態が悪いけど送るべきだって話なのか、取りあえず運用しているからまともな状態だろうと言う前提で送るべきってなのかどっちなんだよ。
数年前に韓国でニュースになったレベルじゃロシア相手だととても即戦力じゃ無いし、各国が即戦力の兵器を送る中でも部品取りとして送れと言うなら分からないでもないが。
与党候補の李在明氏が大統領選に当選していたら、このような行動は間違いなくできなかったでしょうね。
選挙中の同氏の発言で…
「地球の反対側にある私たちと何の関係もない経済的関連がゼロの国で戦争になったが、韓国市場の株価が下落している」と本気で言っちゃう御仁でしたからね(-_-;)
それにつけても、こうも活発に兵器輸出を繰り広げる韓国を、大マスコミ様は決して「死の商人」とは呼ばないのね。
一般に「死の商人」って、両陣営に兵器を売るフランスみたいな人達でしょ。
「支援」ならにこにこ価格なんだろうけど、定価売りじゃないかな?
いまだに武器輸出に心理的抵抗がある日本ですが
それは先の大戦の結果が根ざしているのであって無知や平和ボケではないですよ
少しづつ変わってきているのは事実であってできるところから地道に実績を積んでいます
もう少し時間がかかるというだけです