米国防総省は12月9日、在韓米軍に配備されている攻撃機「A-10 サンダーボルトⅡ」のサポート契約を、韓国の大韓航空と締結したと発表した。
大韓航空が約231億円で、米空軍の攻撃機「A-10」整備を受注
韓国の鳥山空軍基地には現在、米空軍の第51戦闘航空団が駐留しており、同航空団所属の第25戦闘飛行隊は近接航空支援に特化した「A-10 サンダーボルトⅡ」を装備しており、同機の保守を担当する第51整備チームの支援を大韓航空が担当することになる。
この契約の総額は2億1300万ドル(約231億円)で、契約期間は最大で2029年12月末までだ。
韓国の大韓航空は、1970年代に釜山に設立したアジア・太平洋地域最大の航空機整備・修理(MRO)工場「釜山テックセンター」を運営しており、この施設は約71万平米の敷地に66棟の工場が立ち並び、約7000種類の機器と約2万種以上の治工具を完備し、軍用機を同時に50機整備することが可能と言われている。
この施設は在韓米軍機だけでなく、在日米軍の戦闘機「F-15C/D」や多用途ヘリ「MH-60」、対潜哨戒機「P-3C(現在はP-8Aに更新済)」などの整備も受け入れており、米国本土や欧州似配備された米軍機の整備以来も舞い込んでいると言う。
そのため同社の航空宇宙部門の売上げは2020年に2兆ウォン(約1,800億円)に達すると見られており、2025年には3兆ウォン(約2,700億円)の売上を目指しているらしい。
補足:航空宇宙部門の売上構成で見た場合、約6割が防衛装備品の研究開発や軍用機の改良・整備事業の売上で占められている。
韓国では先月、第4.5世代戦闘機「KFX」を開発している韓国航空宇宙産業(KAI)がボーイングから、攻撃機「A-10」の主翼構造物製造を受注したと発表したばかりだ。
ボーイング社は米空軍からA-10の維持についての契約(最大で9億9,000万ドル分、112機分の交換用スペアウィングを製造する契約)を受注し、まずは27機分の交換用「スペアウィング」を納品するため、韓国の韓国航空宇宙産業(KAI)に対し、攻撃機「A-10」の主翼構造物の製造を発注した。
ボーイングから受注したのは、A-10の主翼の外翼パネル(Outer Wing Panel:OWP)と、中央翼パネル(Center Wing Panel:CWP)の製造で契約規模は3,300億ウォン(約306億円)となり、今回の受注と合わせて韓国防衛産業界は、約500億円以上の売上と10年分の作業量確保に成功したと言える。
※アイキャッチ画像の出典:U.S. Air National Guard photo by Airman 1st Class Mercedee Schwartz
自国機の整備もしっかりしないと。
お金と契約さえしっかりしてればやるんじゃないかねぇ
彼の国の問題点は国が金を出さない事と、出した金が何処かに消えていく事だから
民間機の部品製造とか普通にしてるし、軍用機の製造もしてるから、技術が皆無というわけじゃない
契約の履行の監査をしっかりやるとか、監視しておかないと働かないのがアレなんだろうけどw
そーそー、いちおうf110もラ国産出来る能力があるのにね。
F100/110の全ての部品を日本国内で製造する日本と異なり韓国の場合はもともとコア部品製造技術がないので韓国型ライセンス生産(国際標準ではノックダウンというw)
F100/110は米本国ではコア部品のラインが閉じた関係でコア部品は日本製のノックダウン組み立てだけなんだがw
F100/110エンジンのコア部品にNoJapanなぜやらないの?
米軍がいなくなれば仕事もなくなる道理
一抹の不安はあるけれど、ボーイングの検査員がつきっきりで全数検査してれば問題は無い……かな?
そこまで不安に思っているなら、そもそも発注しないのでは?