インド太平洋関連

調達中止をひっくり返した韓国、インドのK30調達事業は予定通り実行か

インドのシン国防大臣は今年9月、韓国から複合防空システム「K30Biho」を調達する事業の中止を決定したが、どうやら韓国側による巻き返しによって事業の継続が決まったようだ。

参考:한화디펜스, ‘3조’ 인도 무기사업 우선협상자 지위 유지

インド政府、韓国からのK30Biho調達中止を撤回して事業継続を決定か?

韓国メディアによれば9日、インド政府が最近開催した会議で韓国のハンファディフェンスと進めている複合防空システム「K30Biho」調達事業を予定通り継続することを決定したと報じており、これが事実なら今年9月の決定が覆ったことになる。

インドは低空を飛行する航空機や小型UAV等から自軍部隊や施設を保護するため自走式の近距離防空システムを調達することを決定、この要求に韓国が「K30Biho(韓国:K30SAM 飛虎複合)」をロシアが「2K22M-1 ツングースカ」と「96K6 パーンツィリS1」を提案して最終選考が争われたが、ロシアの提案はインド側の要求を満たしていないとして韓国側の手を挙げた。

結局、最終選考の書類審査でロシアが提案した2K22M-1と96K6は脱落したため実機テストを受けたのは韓国だけで、K30Bihoの性能に満足したインドはK30Bihoを104輛、弾薬運搬車輌97輛、指揮用車輌39輛、対空ミサイル約4,000発、30mm機銃弾約17万発の調達が決定したが、正式な購入交渉に入る前にロシアが意を唱え始めココから計画が狂っていく。

ロシアはインドにとって戦略的パートナーであると同時に最大の防衛装備供給国でもあり、ロシアの意向を無視してK30Biho導入を進めれば他の重要な防衛装備(S-400やSu-35など)供給で不利益を被る可能性があるためインド国防省は身動きが取れなくなってしまい、最終的に陸軍が採用を決めたK30Bihoの要求仕様書が10年前に策定されたことを理由に事業の中止をインド国防省が勧告、これを受けてシン国防大臣はK30Biho調達を中止して国内調達(Make in India)に切り替える決定を下した。

しかしハンファディフェンスはK30Bihoを韓国で製造してインドに輸出するのではなく印企業「ラーセン&トゥブロ」等と協力してK30Bihoを現地生産するとアピール、韓国政府もインド政府に対してK30Biho調達継続を働きかけ事業継続を引き出すことに成功したと韓国メディアが報じている。

印メディアも中止が決定されたはずのK30Biho調達は「陸軍が導入に積極的なため調達事業は破棄されていない」と報じており、どうやらインドへのK30Biho輸出はまだ可能性が残されているようだ。

参考:Mired in red tape

因みにインドへのK30Biho輸出が実現すれば契約総額は3兆ウォン(約2,600億円)と言われており、韓国政府もハンファディフェンスもインドへの輸出を実現させるため必死だが、いい加減に契約を結ばなければ数年後に米国の機動近距離防空システム「IM-SHORAD」が登場するので、インドの近距離防空システム事業に首を突っ込んでくるかもしれない。

関連記事:韓国、インドの方針変更で約2,600億円規模の「K30Biho」輸出契約を失う

 

※アイキャッチ画像の出典:public domain K30Biho

首都に迫るアゼル軍、ナゴルノ・カラバフ側がシュシャ陥落を認める前のページ

ナゴルノ・カラバフ紛争が終結、アルメニアが全面降伏に近い和解案に同意次のページ

関連記事

  1. インド太平洋関連

    海外に依存した武器調達から脱却を図るインド、108品目の輸入禁止リストを発表

    インド国防省は先月31日、国内からの防衛装備品調達を促進するため新たに…

  2. インド太平洋関連

    米軍が押し寄せる群衆に警告射撃、民間機の発着が禁止されたカーブル国際空港は大混乱

    アフガニスタンのカーブル国際空港にはタリバンによる支配から逃げ出そうと…

  3. インド太平洋関連

    順調な開発をアピールする豪空軍、ロイヤル・ウィングマンの2号機をテストに投入

    西側諸国の中で最も開発が先行している有人機とエアチーミングが可能なロイ…

  4. インド太平洋関連

    インドネシアの戦闘機調達はカオス、突然浮上したタイフーン購入に国内騒然

    インドネシアの戦闘機調達計画は、もはやカオスで誰が本当のことを言ってい…

  5. インド太平洋関連

    韓米ミサイル指針改正に成功、韓国メディアは米国がICBM開発を容認したと評価

    韓国政府は28日、固体燃料を使用した衛星打ち上げ用民生ロケット開発に制…

  6. インド太平洋関連

    米軍採用の可能性も? 米国防総省の試験にパスした韓国製誘導ロケット弾「匕弓」とは

    多くの海外メディアが7日、韓国が開発した誘導ロケット弾システム「匕弓」…

コメント

    • 匿名
    • 2020年 11月 10日

    UAVに対して有効な性能が有れば良いけど。アゼルバイジャンとか見てると微妙だと思うな

    6
    • 匿名
    • 2020年 11月 10日

    対空車両で30mmは小さくないかと思ったけど、対ドローン用なんですね
    しかしロシアの市場に韓国だけでなく、アメリカまで食い込んでくるとか、今更ですがインドの兵器調達は混沌としてるなぁ

    11
      • 匿名
      • 2020年 11月 10日

      兵器の混沌っぷりだとエジプトもなかなかだった気がする

      6
      • 匿名
      • 2020年 11月 10日

      さすがインド時空

      2
    • 匿名
    • 2020年 11月 10日

    ナゴルノ・カラバフでパーンツィリやられてるのに携SAMの神弓では交戦距離が足りないんじゃない?
    K30が悪いと言うよりUAVの進化が早すぎるんだろうが。

    13
    • 匿名
    • 2020年 11月 10日

    いつもの「韓国型・MOU」と同じじゃん。
    何も決まっていないと思います。

    MOU(Memorandum of Understanding)ってのは本来は
    契約や条約、協定などが正式に締結される前段階の合意文書(覚書)
     だけど、韓国の場合、単なる議事録レベルですね

    9
      • 匿名
      • 2020年 11月 10日

      ここの管理人がそれを理解しているかは置いておいて、そう報道されていますよということですからまあいいのでは
      よほど韓国の事情に詳しくないと文面通りの解釈になってしまうのは致し方ないです

      8
      • 匿名
      • 2020年 11月 10日

      いや、これはインド側の問題だろ。MOUとタイトルをつけた以上は正式書類。これに双方がサインして発効したなら、ブレイクしたのはインド側。記事ではMOUがあったかどうかには触れてないのでどの段階だったかは不明だけど、この程度のことは海外商談ではよくあること。特に罰則事項もない。

      自分の経験では、中国商談で合意して夜打ち上げの宴会を双方参加でやって、翌朝「さあ一区切りついたのでなかったことにしましょう」って笑顔で言われたことがある。要するに押し込まれて納得いってなかったので仕切り直しをするために宴会やったわけw で、そのためのサイン。
      この程度のことで気にしてたら商談できない。欧米でも似たようなもんだし、インドなんてもっと酷い。

      9
      • 匿名
      • 2020年 11月 10日

      動向を伝えている記事なのに、そこまで文句をつけないと気がすまないの?

      4
    • 匿名
    • 2020年 11月 10日

    韓国防衛産業の努力と韓国政府のバックアップによって状況をひっくり返したのは素晴らしい
    US-2輸出の話がもう何年も進展していない日本とは比較にもならん
    日本の関係者は少しくらい韓国の爪の垢でも煎じて飲むべきだな

    7
      • 匿名
      • 2020年 11月 10日

      日本には民生品なのに軍事転用される物が多いよ。
      ハイラックスとかランクルはカスタマイズされたのが米英特殊部隊で使用されているし、最近ではロシア空挺軍やスペツナズまて使用しているからね。

      13
      • 匿名
      • 2020年 11月 10日

      賄賂とか接待の成果だよねぇ。
      確かにあらゆる裏技を駆使してでも成功させる姿勢はバイタリティ溢れてるとは思うよ?
      ただ日本はそれを許されない国なんだ。
      そういうことをするとマスコミが大変うるさくってね。

      日本のマスコミにも海外セールスには賄賂や接待が必須ですから認めるようにしましょうよって働きかけてみてよ。

      10
        • 匿名
        • 2020年 11月 10日

        マスコミが接待や賄賂と無縁とは思えません。
        記事であれだけ二重基準をやってるなら、平気なはず。

        3
        • 匿名
        • 2020年 11月 10日

        郷に入っては郷に従えですよ。
        試合成立の前提が所謂ローカルルールなんで、我が国ではこうだと主張したらそもそも参加できません。

        1
          • 匿名
          • 2020年 11月 10日

          それが出来たら日本の会社も苦労しないんだよなぁ。

          7
      • 匿名
      • 2020年 11月 10日

      >日本の関係者は少しくらい韓国の爪の垢でも煎じて飲むべきだな

      管理人さんへ。
      このコメントは特的の国に対する差別・侮辱が含まれています。
      このコメント及びこのコメント者の書き込みの削除を要請します。

      昨日このブログでは、特定の民族・特的の国への差別・偏見・嫌がらせ等を含む書き込みを削除する方針が決まったようですので、日本民族及び日本国への差別・侮辱・嫌がらせを等伴う書き込みは削除するべきだと思います。

      17
        • 匿名
        • 2020年 11月 10日

        コメ主様、削除の方針に賛同します。

        管理人様、いつも質の高い記事をありがとうございます。
        仰られた「この程度」の見方とは別になりますが、日本のサイトにおいてわざわざ特定国(特に日本)をディスるコメント、いわゆる「煽り」は特定の意図をもってされているのは過去内容から明白であり、更なる煽りや荒らしを呼び込む原因となることに過去の内容が示している通りです。
        既に同一IPからとある「煽り」は読者の過半数以上を不快にさせていると容易に想像がつきます。
        軍事ブログである本ブログで、軍事記事に対するコメントとして本質的に記事と関係が無いことに加えて、「煽り」認定されることを避けるため僅かに記事に触れつつ、煽る内容を入れている、と見なせるコメントは削除された方が本ブログの意義、価値の高いコメント割合の向上に寄与すると考えます。

        日本国への差別・侮辱・嫌がらせ、関連する煽りのコメント削除を請願します。

        12
        • 匿名
        • 2020年 11月 10日

        「爪の垢でも煎じて飲むべき」というコメントのどこが差別なんだよ(笑)
        普段は散々韓国を侮辱したり差別する様なコメントを書きまくっているのに、日本に対しては少しの批判すらも許さない
        ダブルスタンダード標準搭載の酷使様は、やはり頭が悪いね

        5
          • 匿名
          • 2020年 11月 10日

          >航空万能論GFの管理人です。
          >上記のコメントは同一IPからの連続書き込みなので今後も続くようなら「釣り」だと判断して削除します。

          あなたのIPは管理人さんに把握されています。今後もこれが続くようなら「釣り」「煽り」と判断されてあなたの書き込みは削除されるそうです。すでにあなたはマークされているわけです。あなたが書き込めば書き込むほど、削除される可能性が高まるそうです。それを覚悟しているのなら、書き込みを続けるがいいでしょう。

          12
    • 匿名
    • 2020年 11月 10日

    かの国を過剰に持ち上げるつもりは毛頭ないが、あのバイタリティというかハングリー精神だけは多少見習うべきだと思う

    6
      • 匿名
      • 2020年 11月 10日

      虚栄心の塊みたいな原動力で何をやれるのかというサンプルですね
      いいんじゃないですか?売る方は気持ちが満たされて買う方は需要が満たされてるのだから

      13
        • 匿名
        • 2020年 11月 10日

        横です。

        いや、「企業の成長戦略」としては、目標とする分野で実績を作ることは正義だと思う。原発みたいなリスキーなものは背伸びをするのは間違いだと思うけど、そこまでのリスクもない。
        キチンとした担当者を置いて顧客と継続的なコミュニケーションを取れることは見習うべきこと。
        身の丈に合ってるかどうかという問題は残るものの見下す話じゃないと思う。

        7
      • 匿名
      • 2020年 11月 10日

      一理ある、平気でホイホイ技術移転してまで無理矢理勝ち取りに行くのはやり過ぎだけどこれから
      輸出の流れを強めるつもりなら蹴落としてでも契約するつもりで行くべき

      11
        • 匿名
        • 2020年 11月 11日

        韓国ってさ、技術移転してまで無理矢理勝ちに行くけど、その後の戦略が無いのよね。
        技術の売り損って感じの事ばかりしてるしさ。
        実際、自走砲を売った先のポーランドが自走砲関連ではライバルになりつつあるわけだし。
        見習う相手と言うより、反面教師というかわかり切ってた事の実例って感じな気がする。

        そもそも輸出目的で開発してる割には開発費やライン造ったりした金をペイできる程うれないけど。

        4
      • 匿名
      • 2020年 11月 10日

      そういう行為を浅ましいと思う日本人でいたいです
      グローバル化なんぞクソ喰らえ
      金が欲しいなら違う商売考えましょ

      12
        • 匿名
        • 2020年 11月 12日

        イソップのキツネですよそれ
        もっと強くなりなさい

          • 匿名
          • 2020年 11月 12日

          利益率低いうえに競争相手の多い商売に、自分から参入するのって酔狂とかそういうレベルですらない。
          もっと儲かる商売何て幾らでもあるのだから、こだわる必要性もない。
          そもそも賄賂や接待なしで勝てないのなら需要が無いって事だろう?
          参入しない方がマシ。

          1
      • 匿名
      • 2020年 11月 10日

      昔の日本もこんな感じにエネルギッシュだったんでしょうね。

      4
        • 匿名
        • 2020年 11月 11日

        島耕作とかね。

        1
        • 匿名
        • 2020年 11月 12日

        アフリカ駐在の商社マンたちは、心の中に日の丸を掲げながら、メイドインジャパンの売り込みに走り回って市場を開拓したのだよ、
        いま我らの繁栄は、彼等昭和のブラック待遇リーマンたちの血と汗の結晶
        彼等がようやく帰国のときに、空港でJALの鶴丸マークをみて泣いた話はウソじゃないから

        1
        • 匿名
        • 2020年 11月 12日

        賄賂接待系の裏技を使うとやたらうるさいマスコミの性だなぁ。
        そのくせ自分たちはそういうのに弱そうっていう。

        1
    • 2020年 11月 10日

    韓国の軍事兵器の輸出はここ数年実績あり
    先進国の販売する高価な兵器は勝負出来ないのは承知で、安価で隙間産業的なところに喰い込む感じで、とりあえず売って、相手国との信頼?関係を築き次の兵器の販売に繋げるのかな。しかし、戦闘機、戦車にしても、核心的部分エンジンなどは国産で作れないものが多い。
    ライセンス契約で提供元のアメリカなどが了解している間はいいが、韓国がブラックボックス的な部分を解体したり、敵対関係になる可能性のあるグレーな国などなりふり構わず販売する姿勢を取り続けるような状態になれば、アメリカなどで今後開発されるであろう最新の兵器を韓国に売らなくなり、輸出はおろか韓国の国防にも直接影響が出て来ると思える。韓国の国防でみると、最新の兵器を調達し、日本を意識しているところも伺えるが
    根本的に違うのは、自国でリスクを背負って数年、数十年のスパンで開発する事が少ない事、これが出来ない限り後追いの安物兵器輸出国からは脱却出来ないだろうし
    ライセンス元にライセンス料金支払い、後に残る利益で採算とれるのか、薄利多売の線は間違いないと思う。
    世界が第六世代の戦闘機をどう言うコンセプトで運用するか、手探りで開発しようとしている中で4.5世代を只今製作中、エンジンなどはアメリカ頼みとか、この辺辺りから試行錯誤して頑張らないと、一目置かれる国はなれない。

    16
      • 匿名
      • 2020年 11月 11日

      つなげるなら、その次に続くその分野の製品が必要だと思うけど、韓国ってどれも単発だよね。
      戦闘機も自走砲も対空車両も。
      買いかぶりすぎだと思うよ。

      4
    • 匿名
    • 2020年 11月 10日

    こういう商談の話を見るたびに思うことは「装備輸出って額が小さい」ってこと。特に陸戦は安いよな。民間だと売上1兆円程度の企業でも2,000億円程度の設備投資やるんだよな。そら規模の経済が成り立たないとやってけないわ。どんどん集約されていったのが良く分かる。
    日本の防衛産業が維持できてるのは一種「奇跡」と言って良いと思う。

    9
      • 匿名
      • 2020年 11月 10日

      いやいや、社会貢献を考えてくれている企業努力でしょう
      国益を考えて利益ほぼゼロでも頑張ってくれている
      これが赤字になるといよいよ終わりということです

      7
        • 匿名
        • 2020年 11月 10日

        >社会貢献を考えてくれている企業努力
        >国益を考えて利益ほぼゼロでも頑張ってくれている

        だから、一種「奇跡」と言ってるだけど。
        国内防衛企業の努力を称賛してるのを否定されるとモヤモヤするね。

        3
          • 匿名
          • 2020年 11月 10日

          奇跡って言い回しは正直適切とは思えない。
          受け取る印象が、努力でなく運頼みって感じの方が強いからね

          2
            • 匿名
            • 2020年 11月 10日

            横です。
            民間で稼げるのに国防のために身銭を切ってくれる「営利企業」が多数存在してる事こそが奇跡なんですよ。

            8
            • 匿名
            • 2020年 11月 10日

            何言ってんだか。
            論文でも書いてるつもりかね。

      • 匿名
      • 2020年 11月 10日

      とりあえず落ち着きましょう。
      防衛産業にかかわっている方々の努力には皆が同じに感謝しているのですから。
      管理人様に負担をかけぬようにしましょう。

      5
      • 匿名
      • 2020年 11月 10日

      ウォンドル相場は大体1,100ウォン=1ドル前後で、円ドル相場は大体100円=1ドル前後。同じ程度の装備を作ったとしても日本製は高くなる
      加えて韓国の陸戦装備は、生産期間が長い上に千両以上を導入とかザラなので、すでに開発費をペイしていたりするので安くできる
      しかし日本は防衛省側に装備の価格を決定できる権利があり、企業が自助努力でコストを下げれば、出た利益を返還しなくてはいけないので、コストを下げられない
      日本の国防産業は趣味の領域だよ

      1
    • 匿名
    • 2020年 11月 10日

    記事トップの写真で、K30Bihoの回りを背の低い壕のようなもので囲っているが、あれは何ですか?
    どういう目的 or 機能があるのか?
    ご存じの方、教えて下さい。

    1
      • 匿名
      • 2020年 11月 10日

      訓練施設にある射撃施設じゃないの?
      車両を射撃場所に持ってきて、そこで訓練してくださいね以上の意味はないと思う

      1
        • 匿名
        • 2020年 11月 10日

        横からです。
        >そこで訓練してくださいね以上の・・・。
        なるほど。
        てっきりK-〇の時に越えられなかったので低くしたのかと。
        は!これがあおりになるのか。
        すまぬ。

        2
    • 匿名
    • 2020年 11月 10日

    韓国国内でも開発完了した時には時代遅れとか言われていたのに、ドローンが登場してから評価が変わってやんの

    4
      • 匿名
      • 2020年 11月 10日

      変わったかなぁ?
      あおりでなくて、真面目な話。
      ロシアでもアメリカでもこの手の装備、現状のままでは実はそんなにドローンに有効ではないんじゃないかって話になってるし。
      アゼルバイジャンとアルメニアの紛争でも、正直今のままでは微妙って感じだしなぁ。
      有効射程とかもうちょっと延ばさないとダメだと思う。
      色んな所にちょっかい出して経験を積みやすいロシアならともかく、韓国は(他所にちょっかいかけたりしてないので)そういう機会が得にくいから、韓国製のは厳しいと思う。

      9
        • 匿名
        • 2020年 11月 11日

        少なくともK-30が完成した00年代のステルス機が高高度から攻撃して飛び去ってく環境から、無人航空機が施設を攻撃する脅威度が高まった以上、(比較的)低コストで重要施設を近距離防空できるという点では、K-30は必要性は高まったといっていい。
        特に北朝鮮を敵対する韓国自身や、直接的にドローン攻撃を受けたサウジアラビア、中国・パキスタンを相手にするインドは周辺国にその手のドローンを使う(経済的に中小)国があるので有用ではないか
        搭載ミサイルの神弓が短いというが一応スティンガーレベルだし、射程10kmある天馬はコストが高いが、顧客が求めれば搭載してくれるだろう(多分)

        韓国も数年に一度実戦がある程度には紛争中の国家であるし、一応ちゃんと訓練を行っているので経験としては問題ないはず
        あと購入国でノックダウンでも自国で生産させてくれるの美味しいし、べトロニクスは顧客に応じて手を入れてくれるし

          • 匿名
          • 2020年 11月 11日

          10㎞だろう?
          10㎞だと足りないってことがアゼルバイジャン・アルメニアの紛争ではっきりしてる。
          つまりK-30では能力が足りてないんだよ。

          経験も、北朝鮮はドローンなどを使ってきたりしていない(将来使わないという意味ではない)のでこの問題に関する経験が積めていないのも確かだ。

          4
            • 匿名
            • 2020年 11月 11日

            はっきり言って天馬ミサイルなんて使ったら、調達価格が跳ね上がるのだから、現行のバージョンを余裕を持った数量を購入して、区域をカバーしたほうがいいだろう
            アルメニア軍はそれができるほど近接防空兵器を持っていなかったみたいだし

            それと北朝鮮はドローンを使い、韓国国内を偵察しているぞ
            対空砲で迎撃した経験はないが

              • 匿名
              • 2020年 11月 11日

              5kmより上空のUAVを撃墜するならインドはAkash地対空ミサイルを使うのではないか
              サウジならパトリオットミサイルだろう

              サウジが困ったのは地を這うような低空で接近してくるドローンに、パトリオットのレーダーが捕捉できない事に困ってK-30を購入した

                • 匿名
                • 2020年 11月 12日

                10㎞ですすらドローンが積んでるミサイルの方が射程が長いだろ。
                どう擁護したところで、K-30では能力不足。役に立たない。
                最もこれはK-30だけの問題でもないがね。

                1
    • 匿名
    • 2020年 11月 11日

    天馬はクロタルのコピーだから搭載には許可が要りそう。それに指令誘導だから誘導装置も積まなきゃならない。そこまですれば新規開発とそう変わらなくなってしまう。
    素直に別の車体にクロタル載せた方が早いだろう。

    1
  1. この記事へのトラックバックはありません。

  1. 日本関連

    防衛装備庁、日英が共同で進めていた新型空対空ミサイルの研究終了を発表
  2. 中国関連

    中国、量産中の052DL型駆逐艦が進水間近、055型駆逐艦7番艦が初期作戦能力を…
  3. 欧州関連

    アルメニア首相、ナゴルノ・カラバフはアゼル領と認識しながら口を噤んだ
  4. 中国関連

    中国は3つの新型エンジン開発を完了、サプライチェーン問題を解決すれば量産開始
  5. 米国関連

    米陸軍の2023年調達コスト、AMPVは1,080万ドル、MPFは1,250万ド…
PAGE TOP