日本の国産対潜哨戒機P-1は調達開始から10年以上が経過しているが着実にレベルアップが行われ、今後も第一線で活躍しつづけることが約束されている。
P-1の性能向上のためAI研究や哨戒機用新型空対艦誘導弾開発が進行中
2008年度から量産機の調達が始まった国産対潜哨戒機P-1だが、2020年度調達分から能力向上型のP-1調達に切り替えられ、同機が装備することになる哨戒機用新型空対艦誘導弾の開発も進んでいる。
国産対潜哨戒機P-1は2015年度に行われた20機一括発注(調達費用削減のため)の影響で新たな発注が暫く途絶えていたが、2020年度予算案に3機分のP-1調達費用(637億円)が計上されている。海上自衛隊によれば2020年度発注分のP-1は潜水艦や水上艦などの探知識別や情報処理能力を引き上げた「能力向上型」になると説明しているが、具体的に何がどのように改良されるのかについては明らかにされていない。

出典:海上自衛隊 対潜哨戒機P-1
これとは別に防衛省は洋上の警戒監視や情報収集にあたる航空機にAIを搭載するための研究を2020年度から始める予定で、AIを搭載する機種を明確にはしていないが当然、対潜哨戒任務へのAI活用が期待されているだろう。対潜哨戒任務は各種センサーを使用して収集した情報から脅威となる艦艇や潜水艦を識別する部分は人間の経験に頼っており、これをAIによって自動化することは識別能力の均一化や省力化にも繋がる。
将来的には国産対潜哨戒機P-1にもAIによって自動化された情報識別技術が搭載されることになるだろう。
さらにジェーンズなどの海外メディアは、開発中の哨戒機用新型空対艦誘導弾がP-1に搭載され試験飛行を始めたことに注目している。
2020-02-10 厚木基地
JMSDF/VX-51/UP-1(9501)
念願の吊るし物付きのP-1が撮れました
初号機カラーの機体に試験弾が如何にも試験飛行隊だなぁと感じました。哨戒機用だけあってデッカいミサイルですね〜 pic.twitter.com/pHrFxnJTSa— はーむ (@MomoAtsugi) February 10, 2020
2017年度から開発が始められた「哨戒機用新型空対艦誘導弾」は海上自衛隊向けに開発された17式艦対艦ミサイルをベースに開発中で2022年度まにで実用化される予定だ。海外メディアは日本が開発中の哨戒機用新型空対艦誘導弾は射程が300km~400kmもあり、これを最大8発もP-1は搭載できると報じている。
参考:Japan confirms development of new air-launched anti-ship missile
参考:Japan begins testing air-launched variant of new anti-ship missile
日本国内では余り注目されていないが海上自衛隊の対潜哨戒機P-1は着実にレベルアップを果たし、その存在価値を高めていると言えるだろう。
※アイキャッチ画像の出典:海上自衛隊 対潜哨戒機P-1
なお稼働率は悪い模様
稼働率が悪いの出典は「アゴラ」か「選択」ですね
あなたはみんなに馬鹿と呼ばれていますね ( ´,_ゝ`)
”ほとんど飛べないはりぼて”だそうですよ……毎日のように頭上を飛んでますけど
あれもデコイですかそうですか
海自航空機の稼働率の低さは軍事研究でも度々元将官がこぼしてますよ
まぁ予算足りないもっとくれ!って話に繋がるんですが
現状、自衛隊正面装備の規模はハッキリ言って予算に対して外面コケ脅し重視が過ぎますからね
具体的な数字は?
まさか90を目標値に置いてるけど実際は80で想定より10低い、なんて話じゃないだろうね?
上の人の言うとおり、土地柄P-1が毎日上を通るのでこれで稼働率が低いと言われてもねぇ・・・。
独特のエンジン音がするので見えて無くてもP-1だと分るから他の飛行機と混同はしてないよ。
しかも記事中の情報元は「自衛隊OBの『問わず語り』」。
これが問題ですね
どんな高性能な兵器も高い稼働率を保ち柔軟に運用出来なければ何の役にもたたない
後方軽視の自衛隊が戦えない組織と言われる最大の所以です
一番の問題は法律云々じゃないんてすよね
いや、ドイツ軍に比べれば….
なお搭載されているセンサーは国内製であるが、海外製と比較して故障・耐久性が問題の模様
※ソースはキヨタニ
ソースはキヨタニじゃあ、しょうがないねwww
キヨタニの時点で信憑性がw
FLIRが不良でP-1の稼働率が低い、と例の人は騒いでいるけど、
実情は、FLIRと機体とのインテグレーションの問題、の様ですね。
飛ばしたり、部品を買うお金がないのでしょうか…世知辛いもんです…。
キヨなソースだけど、P-1については○防関連の開発畑のケロロの御仁も確認されてるので、事実
含んでいるかと。
>例えばP-1哨戒機大きな問題富士通製の電子光学センサーが不良で稼働率が低い。
リンク
でもってケロロな御仁によると、KはFが悪いFは仕様通りに造っている、と睨み合っている様です
結局の所、機体とのインテグレーションの問題の様なので、F-2のレーダーの時のように何れ解決して笑い話に成るのでしょうね。
「装備」の嘘吐きキヨタニ
「内実」の嘘吐ききブンタニ
これらをソースにする阿呆の分析()が特亜の分析を狂わせる
ありがとうw
例の清谷先生が言ってた富士通製のレーダーがクソだから性能向上って名目で治そうとしてるってやつ、Twitterで有名な防衛関連の仕事してる人も否定しなかったし本当なんじゃないのかな。まあちゃんと性能向上して治すってならそれはそれで良いんだけど
専門家が肯定したならまだしも、否定しなかったから事実に違いないというのは強引すぎますよ
それを言い出したら「日本製なんだから優秀に決まってる!」っていうネトウヨ酷使の論法こそ強引ですよ
えーと・・・この人そんなこと一言も言ってないよね?
議論の飛躍は良くないよ?
詭弁のテンプレみたいな回答だな
いきなりネトウヨとかどっから出てきた?
>例の清谷先生が言ってた富士通製のレーダーがクソ
P-1の件なら、レーダーではなくFLIR﹙HAQ-2﹚かと。
記事でも「例えばP-1哨戒機大きな問題富士通製の電子光学センサーが不良で稼働率が低い。」としていますし。
>Twitterで有名な防衛関連の仕事してる人も否定しなかったし
同じ人のコメントなら、問題自体は否定していないものの、
「この問題、FのFLIRの性能未達とかの話じゃなくて、機体とのインテグレーションの問題」
と断じています。
KはFが悪いと言い、Fは仕様通り造っていると言い、官も動きようがなく、三竦みの状況らしいですね。
例の御仁は、Fの言い分を認めて「インテグレーションの問題」と述べたのだと思います。
まぁ、3ヵ月程前のは「何やってんの。」と呆れていましたが。
日本製は優秀、とか国産はダメだ、と言う話はどちらも嘘。
日本にせよ他国の製品にせよ、出来の良いのもあれば悪いのもある、が正解。
不審船事件の時も哨戒機の稼働率が低くて十分な監視付けられなくて悔しかったと言う元中の人の記事00年半ば頃に読んだぞ
哨戒機稼働率は世界の艦船のASW勉強会でも低過ぎるので改善要求してる記事あったから割とマジ
P-1の場合、FLIRと機体とのインテグレーションの問題らしいので、F-2のレーダーの時みたいに何れ笑い話になるかも。
もう調達開始から10年以上たつのか…
公開されてないだけで、他国の兵器も同じような問題を抱えてる例は多くあります。
問題はたんねんに改良改善を続けるかどうか
P-1は33機あるから6機飛んでも稼働率20%弱やね
公務員はやめた後も守秘義務というのがありましてですね……
程度にもよるけど、内情をぺらぺら喋るOBの言うことほど信用が置けないものもないぞね
架空の自衛隊OBに話を聞いてるか、そうでなくてもメディアに聞かれてぺらぺら喋る程度の馬鹿が機密なんぞ知るもんか
流石に元潜水艦隊司令官の小林氏や元補給本部長の尾上氏が信じられないならもう信じられる人居ないと思うんですよねー
それに日本は他国と違って政治家やメディアが軍事に対して疎すぎるので元自衛隊幹部のリークしか自衛隊の内情を知る方法無いんですよね
ドイツやアメリカの軍や兵器の不具合がよく知られてるのはメディアや政治家が優秀だから、日本はその点欠陥だらけでも表に出てこないから優秀そうに見えますよね
日本のはメディアと政治家が欠陥品だからなー。
優秀で信頼性が高い、と評価したから、米海軍は重要同盟国に対して日本の潜水艦を導入するように勧めたんじゃないのかい?
本当の性能を政治家よりもメディアよりも良く知っているのは同業者だよ。
問題はその元高級幹部達に叩かれてる稼働率や国産兵器群だよね…
特に潜水艦隊出の幹部って原潜に非ずんば潜水艦に非ずみたいな人多いから
米原潜を間近で見過ぎた影響やね
日本sageは有名誌の元幹部著者名前出しでもデマ
日本ageは出処不明でもほんとう
そんなせかい
あっはっは
メディアが言えばどんなウソも本当で
現役首相が喋れば本人が言ってもウソになる界隈の人が自分達に批判的な意見封じるときだけ
正反対の論理展開するのはダサすぎでしょ
あれだけドイツを馬鹿にした手前自衛隊の共食い体質を直視出来ない人は多い
いや、低い低い言ってる人達はなぜ具体的な数値を出さないの?
高いか低いかなんて基準設定如何でどうとでも言い張れるんだから数値出してくれないと。
本当にドイツ並の稼働率だったら流石に目を逸らして現実逃避するよ(笑
で、いつ自衛隊の潜水艦の稼働数が0になって、戦闘機や哨戒機の稼働率が1桁になったの?
ドックで寝たままの艦艇なんかないし
韓国に攻撃されそうになった哨戒機はP-1だし
そりゃ予算不足による問題は山積みだがまともな稼働艦艇がゼロに近いような芋とは違う
自衛隊と同等の予算を何に使っているのやら……
箱モノがことごとくゴミな隣より低い稼働率、整備状態と自衛隊が同等とかキヨブンの読みすぎ
P-1の調子が宜しくないことはkytn関係無しに各方面から伝えられてるんだけどね
軍オタのクセにそんなことも知らないのか?それとも知った上でトボケてんのか?
その各方面さんとやらは、機体の稼働率はいくらだと言って、各装置の性能はどの程度だと言っているんですか?
共食い云々FMS云々エンジン云々稼働率云々でんでんなんて何十年も前から言われている日本は地震や台風や怪獣がたくさんいっぱい多くやってくる並の情報をどや顔で語っている各方面さんとやらの発言を知っていれば、自衛隊の装備の具体的な性能や稼働率がわかるようになるんですかね?
知的障碍者ではない健常者なら、具体的な数値を出さなくても、宜しい宜しくない低い高い良い悪い多い少ないとかの形容詞の行間等を読み取って具体的な数値が分かるんですかね?
イラク戦争の当時の米軍戦闘車輌の稼働率が6割、そんなもんかと思ったが、過酷な環境を考慮すると驚異的であると評価されていた。
航空機にしても、我々民間の生活感覚通りではない領域なのでは
P-1ではなく戦闘機のグリペンの値だけど、MTBFが約7.6時間との値を目にして、「年の間違えじゃないの!?」と驚いた記憶があります。
身の回りの機器に比べ3~4桁低い値から伺える様に、複雑なハードと過酷な使用環境の﹙悪い意味での﹚相乗効果なのでしょうね。
運用を維持するには、不断の整備が欠かせない領域とも言えそうです。
たしかアメリカ関連の費用を除いた防衛費は20年前の水準にやっと戻ってきたって感じだから
稼働率がどうかは知らんけど酷い状態なのは確かだと思うよ
税とか物価を加味したり他国との比較でみるとかなりの軍縮になってるはず
算数苦手だから具体的な計算はできないけどな!
FLIRがだめでも別にP-1が飛べないわけでもない。
すべてのパーツが100%完全に動作する機械(兵器)なんて存在しない、使えるものを使っていくだけ、それが軍隊。
兵器なんてメンテの金と技術が無ければ時間と共にボロボロになっていく、ドイツがよい例。
日本はいまだにF-4が墜落することなく飛んでいるんだから物持ち(メンテ)の良さは証明されている、FLIRもそのうち門谷無く使えるようになる。
ドイツのユーロファイターもミサイル警報装置の冷却部品が足らないだけだったしそれを加味しないなら稼働率50%強はあったし大した問題じゃないよな
欠品でも飛べばいい、ってそう言う事
>FLIRがだめでも別にP-1が飛べないわけでもない。
仮に飛行前のセルフチェックでFLIRがNG判定出たとして、飛行機としては機能するけど、システムとしてのP-1が十全でないから飛行見合せ、
と判定したとしても、平時での判定なら悪くないと思っています。
ただし今回の件はソースが例の人なので、少し疑っています。
FLIRが問題を抱えている点は疑っていないのですが、
例えばそれとは別件の稼働率の問題﹙どの程度悪いのかは知りませんが﹚を無理矢理くっ付けて、
「P-1哨戒機大きな問題富士通製の電子光学センサーが不良で稼働率が低い」とさわい
」
稼働率稼働率で盛り上がってるけど取り敢えずミリオタ界隈に激震を走らせた尾上さんの小論読んでみてほしい
みんな大好き守秘義務(笑)で実数は記述してないけど曰く、平時でもカツカツ誤魔化し誤魔化し対中対露レベルの戦時下になれば初動で機能不全起こす可能性まで示唆して此処まで言うの?と言うくらい自衛隊の実情を憂いてる
>FLIRがだめでも別にP-1が飛べないわけでもない。
仮に飛行前のセルフチェックでFLIRがNG判定出たとして、
飛行機としては機能するがシステムとしてのP-1が十全でないから飛行見合せ、
と判定したとしても、平時での判定なら悪くないと思っています。
ただし今回の件はソースが例の人なので、少し疑っています。
FLIRが問題を抱えている点は疑っていません。
ただし、例えばそれとは別件﹙稼働率の小問題﹚を無理矢理くっ付けて、
「P-1哨戒機大きな問題富士通製の電子光学センサーが不良で稼働率が低い」
と例の人が騒いでいるのではないか、と思った次第です。
ソ連崩壊で情報漏れた出したときに、ロシア兵器のハッタリと稼働率の低さが露見したでしょ
興味深いのは、たゆまぬ研究と改良と重ねて初期型と後期型では相当な性能のひらきがあること
P1もこれからなんですよ
P3CにFILRなんてなくても運用していたはずだが?
P8Aは無人機のとライトンがいまだに完成していなくても運用している。
基本はソノブイによる潜水艦探知で、それ以外は目視による水上探索が主流。
それに比べればたとえFLIRが性能基準を満たいしていなくても、いずれそれを改善すればいいだけ。
よく勘違いされるが固定翼哨戒機の主力装備は対水上レーダーな
これで水上艦や潜水艦の潜望鏡シュノーケルESアンテナ等を監視する
ソノブイは大型哨戒機のP-3Cですら40発程度しか搭載出来ない上に探知範囲は極小、日本で言えばはるしお型後期艦の時点で距離500mでディーゼル主機を稼働させてもバレないくらいの探知能力しかない
なのでソノブイの使いどころは艦隊防護の為のソノブイバリアや海峡等のチョークポイントにピンポイント投下、水上艦の探知ポイントの補強と言った使い方だけ
しかもソノブイは喪失する可能性もあるのに一発高級車より高いので平時の監視及び低脅威度海域だとまず使わない
瀬取りの監視業務だと、FILRは重要になるかも。
大きく育って欲しい(懇願)