読売新聞は30日、日本政府が海上自衛隊の潜水艦に12式地対艦誘導弾ベースの新型巡航ミサイル搭載や垂直発射装置(VLS)の採用を検討していると報じている。
参考:【独自】海自潜水艦に長射程巡航ミサイル搭載…政府検討、地上目標も攻撃可能
まさか海自の潜水艦に巡航ミサイルやVLS搭載が検討される時代が来るとは、、、
日本政府は昨年の閣議で開発が決定した12式地対艦誘導弾ベースの新型巡航ミサイル「12式地対艦誘導弾能力向上型(射程900km/最終的には1,500kmまで拡張)」を海上自衛隊の潜水艦に搭載する方向で検討に入ったと読売新聞が報じており、潜水艦の魚雷発射管を使用する方式に加え垂直発射装置(VLS)の採用も視野に入っているらしい。

出典:海上自衛隊 潜水艦「たいげい」
米海軍の攻撃原潜も巡航ミサイル「トマホーク」を魚雷発射管から発射可能だが潜水艦の弾庫容量(魚雷や対艦ミサイルなどをストックしておく空間)は限られており、予めトマホークを搭載した垂直発射装置(VLS)を別に用意することで弾庫容量不足の解消や即応性を高めているので日本政府が「VLS方式を視野に入れている」というのは非常に全うな判断だ。
補足:ロサンゼルス級原潜/弾庫容量26発+発射管装填分4発+VLS12基、シーウルフ級原潜/弾庫容量52発+発射管装填分8発、バージニア級原潜/弾庫容量38発+発射管装填分4発+VLS12基で、通常動力型潜水艦の弾薬庫容量について情報は少ないが、インド海軍の次期潜水艦(通常動力)は対艦/対地巡航ミサイル×12基とヘビー級魚雷(直径533mmの大型魚雷のこと)×18発の弾庫容量を要求している。
欲を言えば潜水艦に要求される任務は多様化しているため固定式のVLSではなくバージニア級原潜BlockIII以降で採用されたバージニア・ペイロード・チューブ(VPT)、ブロックV以降で採用が始まったバージニア・ペイロード・モジュール(VPM)のようなモジュール・チューブ方式を採用しておけばVLSのサイズに制約を受けることなくミサイル開発が行える上、特殊部隊の出撃・回収に必要なエアロックや水中機材ための格納庫としても活用でき、最近注目が集まっている無人航空機の水中発射能力(米海軍のバージニア級原潜では水中発射に対応したBlackwingの本格運用が始まっている)を導入する際にも役立つだろう。

出典:public domain バージニア・ペイロード・チューブのハッチが開いた状態
まぁ12式地対艦誘導弾能力向上型の実用化は5年(地上・艦艇発射型)~7年(航空機発射型)かかり、開発経験のない水中発射型の実用化にどれだけ時間がかかるのか謎なので垂直発射装置(VLS)採用を検討する時間はたっぷり残されているが、まさか海自の潜水艦に巡航ミサイルやVLS搭載を検討する時代が来るとは、、、
関連記事:米海軍、バージニア級原潜ブロックVに極超音速兵器「プロンプトストライク」を搭載
関連記事:潜水艦と無人機の連携、米海軍が原潜で使用する水中発射型UAVを120機導入
※アイキャッチ画像の出典:海上自衛隊
遂にそう来たか!
只、日本では潜水艦用ミサイルとVLSの国産経験が無いから、かなりのチャレンジになると思うけど、今後どうなるか注目したい。
防衛力整備は長い目でやろう。
少し前に見たたいげい型の後継?
になる潜水艦に積むぐらいの気持ちで!
潜水艦こそ史上最強のビークルだと分隊長が誇らしく言っていたのを思い出す。従来のSSに加えて仮称SSGを追加で整備するのだろうか?
これは早めの導入をお願いしたいわ
毎年一隻ずつしか増えないので10年でやっと10隻なんだし
2030年まであと8年しか無い
ハープーン搭載の流れからすれば当然の成り行きでしょう、役割の変化や増大も時代というもの
VLSが単なる韓国の後追いでなく、まず巡航ミサイルというのも我が国には合理的、
このニュースに反応して騒ぐのはもっぱら独裁制の赤い大国だし
これはぜひ完成させていただきたい。
日本の潜水艦にも対地攻撃能力があることを外国に示せば、日本の外交にとって有利に働くでしょう。
韓国のvls搭載は馬鹿にされるのに日本が発表したら賞賛されるんだな。まああっちはSLBMってのが大きいんだろうけど。
韓国はすでに巡航ミサイルを潜水艦に搭載していますね。
孫元一級潜水艦に海星-3巡航ミサイルを搭載しています。
何故かSLBM、しかも通常弾頭なので、過敏に反応かつ馬鹿にしているのかと。対艦弾道ミサイルは持っていないはずですし。巡航ミサイルとVLSを搭載するということなら、この記事のようにアメリカの運用を真似ただけだと思われただけでしょうけども、弾道ミサイルの特性上、日本に撃つ気マンマンにしか見えないので。
バカにしたと言うか、いったい何を目指してるの?っていう驚きな気がする。韓国は貿易依存度が高いからシーレーン防衛のためのイージス艦なんかに予算を投じるのは理解出来る。けど揚陸艦やら軽空母やらそれ必要ってってなってるときにSLBMの話が来てお前は何を目指してるんだっていうツッコミが入った感じかなあ。
これを導入するためにたいげいを試験艦にしたというのなら納得いきますね!
明らかに年末閑散期を狙った観測気球記事ですな。(笑)
野党もマスコミも冬休みモード。
「いずも」の空母化の観測気球記事も、年末でしたねぇ。あのときも仕事納め後だったような。
この時期の防衛省ネタは要注意ですな。
VPTとVPMを知らず、ググったらこのサイトの記事が出たという(笑)
要は、VLSより径が大きいから汎用性が高い、ということですかね。
海自の潜水艦は大型化しそうですなぁ。
何年か後の年末、「原潜を検討」の観測気球があがるかどうか、楽しみです。
貴重な有人潜水艦にVLSって勿体ない。
無人潜水艦に搭載して、何処かに沈底させておけば良いんじゃないかな?
F-35Bの時の様に政治の暴走じゃないかな。
ミサイルなんか発射したら射点が直ぐばれる。
原潜と違い、全力航行が僅かしか出来ない通常潜なぞ、直ぐに対潜部隊に集られてしまう。
どうせ固定目標しか狙えないのだから、無人潜水艦で充分。
スタンドオフミサイル撃たれてすぐに蹴散らしに来れる対潜能力あんの?
中華は数があるからね。
対潜ヘリの展開も考えると、油断出来ないよ。
数の問題じゃないんだよ
常時対潜機が巡回してるわけじゃないでしょ
どう見ても潜水艦がとんずらする方が早い
勿体なくはありません、むしろ逆で潜水艦の搭載弾数に余裕が出来て任務や戦術の幅が
広がるってだけです、巡航ミサイルにもこだわる必要はありません
魚雷やミサイルを積む場所が原潜に比べて限られた大きさの通常潜で魚雷発射管室だけ
では搭載可能数には自ずと制約が出ます
そこに長魚雷、対艦ミサイル、巡航ミサイルと何種も詰め込むとなると個々の搭載数を
減らさねばならず、現代の潜水艦では昔の様に洋上補給など考えられませんし、いったん
母港に戻って任務に応じて最適な組み合わせに変えるなども簡単には出来ません
積んでる魚雷やミサイルが全てとなれば、魚雷発射管室とは別の場所に対艦ミサイルや
巡航ミサイルの搭載場所が確保出来れば発射管室の予備魚雷数を削る事も無く、任務や
戦術の幅を増やす事が出来ます
潜水艦さらに大型化 原子力動力にしないと垂直管発射機設置する場所などないよ バージニア級の原子炉どれだけ小さいのかわからないのか?
先を見てVPMの開発もやって欲しいが現状の切迫さでは早期に搭載艦を増やせる魚雷発射管対応に期待したい
水中発射の技術は12式改の完成前でも並行して開発できると思うのだが
先に目処つけとけば発射管の改修が必要な場合も定期整備に合わせて無理なく対応しやすいし
海自潜水艦への巡航ミサイル搭載が国防的に適当なのかどうか、疑問を呈している専門家もいますな(以下のとおり)。
中途半端になって逆に防衛力が低下したら悲惨なだけ。
リンク
今までの待ち伏せ的な運用は無人機水中システムなどのUUVにシフトして
有人潜水艦から火力を投射する際はより後方から運用するのでは?
あらー、日本の潜水艦の運用方針と違うとかなんとかで、VLSは不要だと散々言われてたのに。どゆこと?
あと、結果論だけど、オーストラリアの潜水艦選定のときに、検討始めておけば良かったのでは。
まあ、日本のお役所さんに、そんな仕事期待できないけど。
他社が写メールを導入しだした当初、出遅れたNTTだけが携帯にカメラは必要ないって強弁してて、その翌年からようやく発売しました(笑)
発言がそのまま本音なんて信じるのは子供の思考ですよ
豪州の潜水艦選定の頃は、中国の脅威がそこまで強大化するとは誰も思っていなかったからね。
元々日本の潜水艦は対潜水艦に特化していたんだけど、中国の軍拡に対抗する為に開発される12式地対艦誘導弾能力向上型の登場で「巡航ミサイル発射手段を増やすべき(既に地上発射型と航空機搭載型・水上艦船搭載型の開発が想定されている)」との話の流れの中で潜水艦にも積もうって話になったんだと思う。
>豪州の潜水艦選定の頃は、中国の脅威がそこまで強大化するとは誰も思っていなかったからね。
いや、あのときから分かってたでしょ。特に日本人なら。
いや、当時を知っているけど中国の脅威は分かっていてもあそこまで深刻化するって思っていた人は余りいなかったよ。
俺でさえ、米軍でも部分的にせよ手に負えない部分が出て来るとは思っていなかった。
むしろ数年前に中国脅威論を唱えると即座にネトウヨ認定される程度でしたねぇ…
それは軍事分野だけで見れば、そう見えたかもしれないけど、
政治・経済・外交・情報分野では、かなり前から中国の脅威を明確に感じてたけどなぁ。
むしろ経済の部分で育つ前に倒れるって意見が多かった印象。
今もその傾向は減ってないどころか、例の不動産屋のせいで増えてる気もするけど、今の中国は世界を巻き込んで心中出来そうだしなぁ。
以前は外交の分野は兎も角、それ以外の分野では「中国とどう付き合うか」と言う事が議論されるだけで、むしろ日本を含めた欧米諸国は如何に中国と共生関係を結ぶ事が出来るかを重視していたと思いますね(日本でさえ、尖閣問題を抱えながら中国との関係は無視していなかった)。
勿論、別の方が書いている様に中国がどこかで経済的に倒れる可能性を指摘した人も多かったです。
海自潜水艦への敵基地攻撃能力付与となれば、従来とは運用が変わるということでVLS採用が合理的です。
新豪潜水艦のときはVSL含む兵装装備を米国製とする要求でしたから、そうりゅう型をベースに日米豪で共同開発することになっていました。
VLSの組み込みについては米国主導で設計が行われることになったと思われます。知見を得る好機だったんですけどね。
>海自潜水艦への敵基地攻撃能力付与となれば、従来とは運用が変わるということでVLS採用が合理的です。
いやいやw
その議論で、海自の潜水艦は、日本周辺の海峡7か所と他(南シナ海)1か所の計8か所の監視で手一杯。それ以外の任務を与える余力ないし、人員面とかでこれ以上数を増やせないって、誰か言ってなかったかな。
狙う相手はいわゆる仮想敵になるから、それこそ現状で潜水艦が配備運用されてるポイントとかなりダブるんじゃないの?射程千キロだから多少の余裕もある。
基本的に今の哨戒ルーチンに、戦時のみミサイル運用を重ねる程度だから無理とは思えないが
>狙う相手はいわゆる仮想敵になるから、それこそ現状で潜水艦が配備運用されてるポイントとかなりダブるんじゃないの?
なるほど、たしかに。
実際の有事だと、撃ったら直ぐ逃げないといけないし、撃った後の海域の監視態勢が手薄になるし、考えただけで運用大変そう。
>日本の潜水艦の運用方針と違うとかなんとかで、VLSは不要だと散々言われてたのに。
に対するレスなので、現状が手一杯かどうかは関係ありませんよ。
海自潜水艦に敵基地攻撃任務が追加されるなら、VLS採用は合理的というだけの主張です。
そもそも建前上自衛隊戦力は安全保障上必要最小限の戦力なんで、緊迫度が増せば戦力に余裕が無いのは当然とも言えるかと。
要員確保がうまくいくか否かはさておいて、安定政権党が防衛予算のほぼ倍増を公約に掲げてるわけですから、必要と判断されれば潜水艦戦力の更なる増勢が検討される、かもしれません。
南西諸島に長距離ミサイルを配備したいけど、反対された時のために開発しておくのかな?
それでなくと対地攻撃可能な長距離巡航ミサイルを搭載して海中に居るだけで意味があります。国産ミサイルしか撃てなくとも射点が分からないだけで厄介になりますが、もしトマホークも撃てるとなった時は、戦時に中国は日本の潜水艦も探さなければならないので。
何でって?トマホークにはW80核弾頭を搭載できるからです。
これ、VLS搭載したら輸出もやりやすくなるんじゃなかろうか
イヤイヤ、昔からさんざん言われている、コスト高を改善しない限りはムリだろう。
限定的であれ敵基地攻撃能力保有を認める方向で国会議論が纏まれば、抑止力としての費用対効果の高さから潜水艦発射型巡航ミサイルの装備化検討は蓋然性の高い成り行きかと。その際あえて使用対象想定国を明示する必要はない。
運用ノウハウ並びにVPTやVPMに関する技術提供について米国に打診しても良いんじゃないですかね。攻撃型原潜保有の実現可能性についても一概に決め付けず、今後検討を重ねていって良いと思います。
潜水艦のVLSの研究って去年くらいから大火力リークスとかに上がって来なかったっけ?なんにせよポストたいげいが楽しみ
米海軍のハープーン後継がNSM(既存の発射管から打てないサイズ=海自SSが魚雷以外の対艦攻撃能力を将来的に失う)に決定した時点で可能性は指摘されていましたが、公式でも検討が出てきましたか。
この前開示された12式能力向上型のポンチ絵だと全長は9m以下とあるので、キャニスターまで含めるとさすがに全高10mちょいののおやしお型系列の船体規模を変えずに全長調整だけでVLS区画を挿入するのは厳しそうですね。
やはり先行事例であるKSS-3相当の4000トン~クラスのSSG新規設計ですかねぇ。管理人殿の言う通りギリギリのサイズで作らず、発展性や場合によってはモジュール化に対応できる大型SSGを見てみたい気もしますね!とはいえ米原潜クラスまで巨大化させたら今度は港の改修が必要になりそうですが…
まぁお隣さんみたいに見栄で搭載するわけじゃないのでたいげい次級で4,000t超級程度で居住性とか犠牲にすることなく全固体電池などと一緒にVLS搭載できればいいね。地上発射型、艦上発射型の補完的位置づけなので落ち着いて確実にやってほしい。
見栄…?
流石にそれは草です
離島に特殊部隊を送り込む能力は絶対に必要。
発見されにくい後方からのスタンドオフミサイルの発射能力は有用でしょうね。
潜水艦もネットワーク戦のコマの一つになる時代でしょう。
いきなり潜水艦はハードルが高いから
まずは最上型辺りへの搭載から始めた方が良いかと
いよいよVLSですか。
待ち遠しいな。
その次は原潜で。
(オーストラリアより早く導入しちゃたりして)
読売のご丁寧にも潜水艦から陸上基地をミサイル攻撃する絵まで載せた件の記事を読んだが
潜水艦へのVLS搭載の説明を巡航ミサイルや敵基地攻撃能力に絡めるなど悪手もいいとこで
誰がこんな記事を書かせたのか、これではやれ専守防衛に反するだの他国へ脅威を与える装備
だの厄介な連中を呼び寄せるだけだ
原潜に比べて小柄な通常潜で兵装の搭載場所が艦前部の魚雷発射管室だけでは搭載数には制限が
あり、そこに対地・対艦の各種ミサイルも詰め込むとなると予備魚雷の数を削らなければなら
なくなる
それを魚雷発射管室以外の場所に搭載出来るスペースを確保出来れば、発射管室の予備魚雷の
数を減らす事無く対艦・対地攻撃能力を得る事が出来て、任務の柔軟性や戦術の幅が広がる
ただそう説明すればいいだけなのに、なんでこんな厄介な理由を付けてしまうのか全くもって
迷惑千万な記事にしか思えない
もうそういう世の中ではないということでしょう
むしろ「そういう風」に説明した方が通りが良いと見られてるということでは
正面から反対してるのなんて赤旗朝日毎日ぐらいですし
これまで金科玉条の如く掲げて来た防衛政策の転換を正面切って政治議論する
でもなく世界情勢に流されてなし崩し的に変えていく
国民へのろくな説明も無しに国民側もその説明を要求しない無関心
日本の悪弊なんだけどなぁ
敵基地攻撃納涼もそう、さんざん他国に脅威を与えない装備とか言っておいて
どれだけ装備調達に禍根を残してきた事か、それをあっさり手の平返すし
て事は、またろくな議論も無く手の平返す可能性もあるわけで
憲法改正の方は放置だしね
そもそも憲法上許されない「戦力」は政府解釈によると「性能上専ら相手国国土の壊滅的な破壊のためにのみ用いられる、いわゆる攻撃的兵器」であって
そうでなければ配備すべきかどうかは状況によるとしか言えませんね
「直ちに自衛のための必要最小限度の範囲内」であれば核兵器か非核兵器を問わない、つまるところ自衛のための必要最小限度であれば核兵器を保有することすらも違憲ではないというのが従来からの政府解釈なので
専守防衛論が成立してた時代には、自衛隊の過剰な装備は却って地域の不安定要素を高めると、政府もアメリカもよく判っていたから自制してて、それで良かったけど、すでに我が国は劣勢なんですよ。
劣勢側がまだ自制自粛を続けていたら敗けるだけです、自衛隊の増強により地域のバランスを取り返す時期
経済成長に伴い中国の軍事費は日本の10倍になる日は遠くないでしょう。どんなに日本が頑張っても今のやり方で中国の軍事行動を抑えることは不可能だと思います。
日本の防衛を本気で考えるなら戦略型潜水艦の配備が現実的で今回の報道は道理に叶います。
将来的には戦略原潜を数隻保有していつでも海中から反撃できる体制を備えることが最も効果的な抑止力でしょう。中国が恐れる抑止力を日本が保有することによって戦争を未然に防げると考えます。
最終的には、これを使用せざるをえない時は、中国が実際に攻撃してる時だから
中国も国際社会から強烈にはじき出されるのは覚悟してる。
つまり、
日本が反撃して、敵基地攻撃能力で中国本土を狙ってきたら、核兵器で報復すると通告してきた場合、どうするのか?
日本は成すがままにやられるのか?核兵器をしこたま打ち込まれるのか?
いやいや、中国が核の先制使用なんてしないというお花畑はやめような
大いにあり得る話ではありますが、ではどうしますか?
黙って侵略されたほうが得なんですかね
>日本が反撃して、敵基地攻撃能力で中国本土を狙ってきたら、核兵器で報復すると通告してきた場合
普通に考えたら同盟国アメリカが核の傘で日本に核抑止の保護を提供してるんだから核兵器攻撃部隊の準備と迎撃部隊の展開、それと同時に中国に対して強烈なメッセージを発して牽制して撃たせない状況に持って行くと思うけど
アメリカが本当に核の傘で抑止力を発揮してくれるの?っていうのはそりゃ誰もが疑問に思うことかもしれんけど、それ言うなら中国が先制核不使用を謡ってるそれを自分から本当に破るの?っていう疑問と同程度の話じゃない?って俺は思うし
実際その状態になった上で日本にしこたま核兵器打ち込むのを実行に移したら、中国は馬鹿だなぁって思うわ
西側諸国が核兵器を中国に打ち込む大義名分が出来るし、肝心のアメリカの核攻撃戦力へのダメージがほとんど行ってない上、日本にしこたま核兵器を撃ちこんだせいでアメリカに対して撃てる核兵器がなくなってしまうんだから
というか下手すると中国に対する西側諸国の反撃能力ほとんど削れないんじゃないの?>日本に核兵器をしこたま打つ
そしてその状況、ロシアが中国との関係から手を引いたら完全に中国が詰むし
実際ロシアとしてもこんなしょうもない事で自国に核兵器打ち込まれるリスクなんて抱えたくないでしょう
核恫喝のカード切った時点で日本にもNPT脱退の大義名分が生まれますからねぇ
即座に日本を完全に更地にするのでなければ中国に敵対する核保有国が一個出来上がりです
米国の核の傘の下にあることチラつかせつつ「我が国に対するものと応分の攻撃を貴国に行う権利がある」とでも返せば十分でしょうね。
中国の為政者からすれば、米国が
「同盟国に対する信義から中国に核攻撃する」とは毛ほどに思わないにしても、
「同盟国に対する核攻撃を方便に、競合国をたたきつぶしにくる」ことがないとは確信できない。
実際、米国にとってもその場合は「非核保有国に対してもためらわないほど核攻撃のハードルが低い凶悪国」を他国の攻撃に集中している間に一方的に制圧できる最後の機会なわけですから。
遅きに失してないかな…