イランが8日未明、米軍が革命防衛隊「コッズ部隊」のスレイマニ司令官を殺害した報復として、イラクに駐留する米軍に対し大規模な攻撃を行った。
参考:Iran Strikes Back: Missiles Rain Down On American Forces In Iraq
イラン、米軍によるスレイマニ司令官殺害への報復を開始
イランメディアによれば、今回の攻撃に使用したのはイラン国内で開発された短距離弾道ミサイル「Fateh-110(ファテフ110)」で、次々と発射された弾道ミサイルがイラクを目指し飛んでいく様子をTVで流している。
Update: Iranian TV airs footage showing dozens of ballistic missiles heading towards U.S bases in western #Iraq. pic.twitter.com/eYsqBcTZVz
— News_Executive (@News_Executive) January 8, 2020
Update v Footage shown on @AlHadath shows the moment Iranian forces fired multiple missiles on U.S military bases in Iraq. pic.twitter.com/fmclI4B8P9
— News_Executive (@News_Executive) January 8, 2020
イランが攻撃を仕掛けたのは、イラクの首都バグダッドから185km西に位置するアル・アサード航空基地で、ここには米海兵隊や英国軍が駐留しており、10発以上(12発との情報もあり)の弾道ミサイルが同基地に向けて発射され、イラク領内クルド人自治区の首都アルビール(恐らく、米軍や米国領事館が入居しているアルビール国際空港を狙ったと思われる)へも弾道ミサイルが発射され、少なくとも弾道ミサイルを1発は撃墜(もしくは故障で墜落)したらしい。
#Breaking
Photos shows An #Iranian missile landed near #Erbil military Airbase which’s host #KTCC (#US , #Italian , #UK , German troops) without any casualties. pic.twitter.com/HXpVX3GLjJ— Blesa Shaways (@Bilesa_Shaweys) January 8, 2020
専門家によれば、アルビールに向けて発射された弾道ミサイルは固体燃料を使用した「Fateh-110」ではなく、液体燃料を使用したタイプの弾道ミサイルで、恐らく北朝鮮が開発した短距離弾道ミサイル「火星6号(スカッドCの複製)」をコピーした「Qiam 1」である可能性が高いらしい。
未確認ではあるが、イランの戦闘機が基地から離陸し、米軍もアラブ首長国連邦(UAE)に展開している戦闘機を出撃させたという情報があり、もし、これが事実なら米国とイランが全面戦争に突入する可能性が非常に高く、もしかすると、既に交戦が始まっているかもしれない。
A major development amid reports of US jets leaving their base in the UAE: it has been *confirmed* that Iran’s Air Force has taken off from its bases. This risks becoming a full-scale war between the US and Iran.
— Ranj Alaaldin (@RanjAlaaldin) January 8, 2020
BREAKING: #Iran Air Force has taken off from its bases. (Mehr News Agency)
This is now Missiles and Air. https://t.co/Jr7xSfrALP
— Joyce Karam (@Joyce_Karam) January 8, 2020
現在時点で、イランの弾道ミサイルによる攻撃で米国人に死傷者が出たという報告はない。
追記:14時50分
米国は被害はないと言っているが、イラン革命防衛隊によれば、イラク駐留の米軍が受けた被害を隠そうとしており、実際にはアル・アサード航空基地は大きな損害を受けたことを確認したと言っている。
イラン国営テレビは、イラン革命防衛隊が発射した15発の弾道ミサイルで80人以上が死亡し、米軍のヘリコプターや装備が酷く損傷していると報じている。
※アイキャッチ画像の出典:Hossein Velayati / CC BY 4.0 短距離弾道ミサイル Fateh-110
始まりましたか。
被害の状況が気になる所です。
米国の対応次第でしょうが、出来ればここで踏み止まって欲しい所です。
…でも無理かなぁ。
少なくとも(アメリカ情報筋で)2発、ヘリパッドと格納庫に命中してましたね。
ここ迄やったら、もう戦争でしょう。
宣戦布告しないと。
アメリカの現行法では、連邦政府の施設が攻撃を受けた場合、宣戦布告なしに戦争ができます。
そして 大惨事世界大戦へ
イランはどうやって戦果確認をしたのだろう?
イラク国民の大多数はイランと同じシーア派イスラムだから、戦果を調べさせるくらいは朝飯前に出来ると思う
事前予告の上でのイランの攻撃
イラン弾道ミサイルの精度の高さ
抑制的な米国側の反応
色々意外な事が起きてる感じ。
プロレスと考えたら、いかがでしょうか