イスラエルは米空軍が使用した第5世代戦闘機「F-22Aラプター」とB-2で運用している大型貫通爆弾「GBU-57」を手に入れるかもしれない。
参考:Trump approuve la vente de F-22 Raptor à Israël – média saoudien
参考:Trump approves selling F-22 Raptor fighter jets to Israel: report
参考:F-22 and GBU-57 in Tel Aviv? America Could Soon Sell Israel the World’s Stealthiest Fighter and the Biggest Bunker Buster Bomb
米国はUAEへのF-35A輸出の代償としてイスラエル空軍にF-22とB-2+GBU-57を供給?
米国はアラブ首長国連邦(UAE)へのF-35A輸出をイスラエルに容認させるため「何かを与えた」と言われており、UAEに輸出するF-35Aのダウングレード(イスラエルのレーダーに表示させる装置取付け)案、イスラエル空軍へのF-22販売を妨げている「障害(恐らくオビー修正条項こと)」の削除、宇宙配備赤外線システム(SBIRS)へのアクセス権、F-35に搭載されているコンピュータシステムへのアクセス権などが浮上している。
この中で特に注目されるのがイスラエル空軍へのF-22販売を妨げている「障害(恐らくオビー修正条項こと)」の削除要請で、これを根拠に米国がイスラエルの要求に応じてF-22を売るのではないかと噂されているがF-22製造ラインは閉鎖済みで新規製造は不可能、米空軍も180機程度しか保有していないため中古機をイスラエルに回すのは困難だという見方が一般的だ。

出典:U.S. Air Force photo by Airman 1st Class Erin Baxter
しかし中東系メディアは無給油でイランまで往復することが出来るF-22を必ず入手するだろうと報じており、米空軍が開発中の第6世代戦闘機が2030年代に調達が始まるため保有するF-22の一部をイスラエルに回すことが出来ると指摘、米メディアも予想を超える速さで第6世代戦闘機開発が進んでいるためイスラエルにF-22を回すかもしれないと言い始めている。
補足:米空軍は9月、第6世代戦闘機と目される次世代戦闘機のプロトタイプを秘密裏に設計・製造して既に試験飛行を行っていると明らかにした。
さらに驚きなのは米国の下院がイスラエルに大型貫通爆弾「GBU-57」を供給するために必要な法律整備を進めているという点だ。
米空軍は運用中のGBU-57は地中奥深くに設置された目標を攻撃するための兵器で通称バンカーバスターと呼ばれているが、非常に大型で重量が13トンもあるためステルス爆撃機B-2で運搬(爆弾倉内1発しか携行できない)する必要がある。要するにイスラエルにGBU-57を供給するということは運搬手段も合わせて供給しなければ意味がないため、米国がGBU-57とB-2をセットにしてイスラエルに提供する可能性も出てきた。

出典:public domain B-2の爆弾倉内に搭載されたGBU-57のモックアップ
米空軍としても後継機のB-21レイダーが2030年までに就役してB-1とB-2は退役予定なので軍事機密の問題さえクリアできるのなら有り得ない話ではない。
果たして米国はUAEへのF-35A輸出をイスラエルの容認させる見返りに一体何を約束したのか?
ここに挙げた全てを可能性を本当に容認していた場合、イスラエルは失う以上のものを手に入れることに成功したと言えるだろう。
関連記事:イスラエル、UAEへのF-35A販売に同意する見返りとしてF-22を要求か?
関連記事:イスラエル、F-35Iに独自のカスタマイズを施す権利を獲得か?
※アイキャッチ画像の出典:U.S. Air Force photo by Staff Sgt. Jordan Castelan B-2ステルス爆撃機
もし本当にF-22やB-2が来るのならイスラエルの国防予算こわれる
飛ばしだよ飛ばし、いくらイスラエルが軍事援助を受けてても、戦略兵器である長距離爆撃機を保有すると中東に更なる混乱を招き、中国ロシア兵器の入り込む根拠を与える
>中東に混乱を招き
うは!軍事産業売り込むチャンスw
大盤振る舞いすぎて信じられない
>イスラエル、UAEへのF-35A輸出容認の見返りにF-22とB-2+GBU-57を入手か?
イスラエルの本命はこっちだったのか!と驚いています。
貴重な情報をありがとうございます。続報を待ちたいと思います。
さすがにねーよw
…ないよな?
イスラエルの絶対的優位に対してアラブが黙ってるはずがない
ロシア、中国からどのような対抗手段を購入するやら
中東の不安定要素を増やすことで介入しコントロールする米国の手法は、もうたいがいだと思うがな
F-22までは分からんでもない
ただ、B-2は流石に無いでしょ
そもそもいくらイスラエルでも予算的に厳しいと思うわ
軍事予算が日本の四分の一程度で金食い虫のF-22とB-2なんて維持できない。さすがにこれは飛ばしにしか思えない。
飛行機だけに飛ばしってかw
流石に維持費がバカ高いF-22/B-2なんて無償譲渡しても
予算的にイスラエル死ぬだろ
色んな意味で悪い冗談みたいな話だ
ただ途中で撃墜されかねないみたいな要素を無視して、MOABみたいにGBU-57落とすだけなら数値上はC-130でも運用はできるから…どうなんかね
そこでC-1ですよ、あれは30トン以上積めるから。
爆弾にGPS誘導装置を開発して取り付ければ照準装置もいらないし。
C-2ね。
C-1に30tとかドライ重量超えてるわ。
重量的には載るかもしれんが、どうやって投下すんの…。
>そこでC-1ですよ
え?
C-1って、日本のC-1輸送機ですか?
日本のC-1はペイロードを最大8tしか積めないはず。しかも機体寿命が近い老朽機のはず。
それをイスラエルに売るつもりですか?
C-2でもありえん
30年代を想定しているならNGADとB-21の方が可能性は高いのでは
GBU-28 をF-35Aにステルス性を(あんまり)損なわずって方向なら有りだとは思うけど、
B-2+GBU-57は無いわな。 高額、仮にイラン、イラクの原発、核兵器工場を破壊したなら、その後の活用はほぼ無いからな
GBU-28:直径:40㎝、長さ:約5.7m 重量:4,700ポンド(約2.1t)
米国が維持費が高すぎるババをイスラエルに押し付けてるように見えるのですが?
記事にもある通り、B-2は後継機も完成目前まできてるからまあ分からなくもないんだけど 、デジタルセンチュリーは実際にはどんなものか分からないから何とも言えないんだけど何か続報あったっけ?
いくら相手国がイスラエルだとしてもそれはない
アメリカ軍はB29から今まで一切爆撃機を他国に輸出したことは無い
爆撃機はただ爆弾を落とすだけの存在だと思われているが大間違い
F22も維持費が高いからイスラエルに輸出するかもというバカがいるが
そんなことするくらいなら処分するわ
大体、F22はこれから近代化改修する予定なのにないわ
強いな
これが真の強い外交と言うやつか
日本にこんな真似が出来るか?アメリカンドッグやってたら無理だろ
そろそろ日本も目を醒ます時
強い日本を取り戻せ
そのとおり!
強い日本を目指すべし。
立てよ、国民!
んな~わけない(タモリ)
仮にそういう事が出来たとしても
イスラエルが購入資金を出せると思うか?
メンテナンス費用すら出せないと思うぞ
まずアメリカは既存のF-22を渡す余裕は一切ない。
近い将来で他国がF-22を手にするとすれば新造機しかないが、生産ライン再構築の7兆円はそう簡単に出ない。
あるとすれば、アメリカ自身がF-22を新造機増備してそれに他国が費用負担とともに乗る形かな。
でも意義も乏しいし、非現実的。
結論的にはナイな。
出てくる説が軒並みヤバいの草生える。流石イスラエルさんやで…
確かイスラエルは毎年アメリカから数千億の軍事援助を受けていて
その使い道としてアメリカからの兵器購入を義務付けられているんだっけか?
実際、F-35の購入費用とかも事実上アメリカの負担で賄ってるんだよな
だからまあ購入に関してはなんとかなるんだろ。特に中古であれば
で、GBU-57は間違いないとして、その運搬手段として何を要求したのか?って話よな
なら事実上、B-2かB-21しかないって事じゃん
まあそれならB-21じゃね?今さらB-2をアメリカの負担でイスラエルで数十年運用しろとかアメリカだって面倒臭いじゃん
そんでもって恐らくこの要求の本当の意味は、戦略爆撃機を手にする事によるイスラエルの核抑止力の大幅強化って事で
それならイスラエルは大満足だろうし
アメリカの国益にも適っている?のか?という事???
F22のラインは閉鎖済みだから無理筋
これは暗にアメリカが今研究中の次世代戦闘機をアメリカと同じタイミングで導入させろって事じゃない?
そうすれば周辺国にF35が配備されたとしても、自国は優勢を保ち続けられる事になるしね。
一番の敵は予算でしょうか?
イスラエルがGBU-57打ち込みたい時/所に無条件でOKしてくれてB2飛ばしてくれてイスラエルはお金だけ払うとか・・・?(ごめんなんか日本的発想になってしまった
F-22のライン再構築とB-2の値段を考えたら、イスラエルが米国の協力を受けて独自開発した方が安くなりそう。要はアラブ諸国に輸出されるF-35以上のスペックを持ったステルス戦闘機とGBU-57を運用できる爆撃機があればいいってことだから。