軍事的雑学

暴走する韓国!日本の戦闘機を「敵」と見立てた軍事訓練、竹島への海兵隊配備検討

韓国政府は、光復節(8月15日)の8月に韓国が不法占拠している日本の竹島(韓国名:独島)で防衛訓練を行う案の検討に入ったと韓国メディアが報じている。

参考:광복절 독도 방어훈련 검토…훈련 장면 외부 공개도 추진

米国の進めるインド太平洋戦略をぶち壊す韓国は自らの首を締めているだけ

韓国政府は、日本が韓国に対し半導体製造などに使用されるフッ化水素など3品目の輸出管理厳格化に続き、貿易管理上の優遇措置を受けられるホワイト国からの除外を決定したことに対応し、日韓関係を考慮し、当初6月に行う予定を延期していた独島防衛訓練を、急遽、光復節(8月15日)の8月中に実施する案の検討に入った。

補足:独島での韓国軍による防衛訓練は、1991年、盧泰愚政権下の合同参謀本部が初めて計画を作成し、1996年に初めて東方訓練という名称で行われ始めた。2008年には、独島防衛訓練に参加したF-15Kのデジタルマップに独島ではなく「竹島」と表示され問題になったこともある。2013年からは韓国の海兵隊も参加し上陸訓練が行われている。

特に韓国メディアが注目して取り上げているのは、これまでの防衛訓練には盛り込まれていなかった、日本の戦闘機による独島上空の領空侵犯に対する対処訓練を集中的に行うという点だ。

韓国政府の関係者によれば、今回の演習は、参加規模こそ例年と変わらないが、訓練のシナリオは、これまでよりも遥かに攻撃的なものになるだろうとし、これまでは日本を刺激しないために訓練の様子を非公開にしてきたが、今回は積極的に公開する案も検討されていると話した。

出典: 대한민국 국군 Republic of Korea Armed Forces / CC BY-SA 2.0 広開土大王級駆逐艦

今回の訓練には、韓国海軍の広開土大王級駆逐艦やP-3C哨戒機、韓国海洋警察庁の警備艦、韓国空軍のF-15K、韓国海兵隊の即応部隊などが動員される予定で、日本の右翼勢力が独島に無断上陸した際、これを逮捕する訓練や、海兵隊による独島奪還訓練も行われると言う。

更に、8月5日の韓国国会では、野党の「独島への海兵隊配備要求」に対し、鄭景斗(チョン・ギョンドゥ)国防長官は「検討する」と答えた。

参考:“군사정보협정 파기 신중 검토”…독도에 해병대?

このような韓国政府の対応は、国民のガス抜きとして効果があるかもしれないが、残念ながら日本にダメージを与えるどころか、自ら自分達の首を締めるに過ぎない。

日本が韓国に対する優遇措置の見直しを行うことに対し、韓国は口先だけ威勢が良いが、同じ土俵で切れる対抗カードが無く、国民に対し格好をつけるため、日韓秘密軍事情報保護協定(GSOMIA)の廃棄検討や、日本の戦闘機を主要脅威に挙げて独島防衛訓練を行うなど、安保関係のカードを切らざるを得なくなっている。

実際、韓国では日韓秘密軍事情報保護協定(GSOMIA)を破棄して困るのは日本で、その証拠に日本は協定延長を望んでいると「本気」で思っているらしい。

日本が協定延長を望んでいる「振り」をするのは、何も韓国の情報を頼りにしている訳ではなく、日米韓による安保の枠組みを日本が破壊したと米国に受け取られないようにするためで、日本の協定延長を望んでいる「振り」を、日本の弱みだと勘違いし協定破棄を韓国が実行すれば、日米韓による安保の枠組みを破壊しているのは韓国だと米国は受け取るだろう。

これは韓国は米国側ではなく中国側という印象を与えることに繋がり、米国の韓国離れを加速させることに繋がり、結局、韓国は自らの首を締める結果になり、このまま韓国を、文政権を暴走させ続ければ、もはや米国も、日本と韓国をまとめるのではなく、日本か韓国を選ばなければならなくなる時が来るだろう。

日本には地政学的な条件の有利さがあるにも関わらず、韓国が自ら墓穴を掘り、米国の進めるインド太平洋戦略をぶち壊すような行動をとり続ければ、米国がどちらの国を選ぶのか結果は明白だと、管理人は予測している。

 

※アイキャッチ画像の出典:public domain 韓国空軍のF-15K

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コメント

    • 匿名
    • 2019年 8月 06日

    向こう側に行ってくれれば竹島奪還の芽も出てくるというものだ

    • 匿名
    • 2019年 8月 06日

    韓国って政府レベルでも嫌がらせ程度の事しか出来ないんだよな。本当の意味で相手の立場になって考える事ができないから。
    北朝鮮との経済協力で日本を超えるとか言ってるけど、それ金正恩との合意事項なの?ってね。
    透明人間のように扱われた金正恩は粛々とミサイル発射。笑ってしまう。
    いくらムンが主体思想信奉者であっても、金正恩からすればムンに認める権限は協力ではなく黙って韓国を差し出す以外にないだろう。韓国の左派は北の味方を気取ってても、北からすれば単なる使い捨ての駒でしかないだろうに。
    そんなことも分からんボンクラだから、四方を敵だらけにしてしまうんだな。

    • 匿名
    • 2019年 8月 06日

    日本とやりあって本気で勝てると思っているのだろうか?
    彼我の戦力差があり過ぎて話にならないと言うに。
    また、隊員の練度や整備能力を鑑みても韓国に負けるとは到底思えない。

    • 匿名
    • 2019年 8月 06日

    ただでさえこれから経済が破局を迎えるというのに、軍事訓練で無駄金を遣ってそれを加速させるとは、つくづく愚かな民族ですね。根拠の無いプライドを満足させるためにせいぜい派手にやるといい。

    • oominoomi
    • 2019年 8月 06日

    日本が竹島を軍事力で奪還しに来ると、そしてそれが韓国の最大の安全保障問題であると、本気で考えているなら、この政権は国を滅ぼすでしょう。

    • 匿名
    • 2019年 8月 07日

    いつ見ても韓国の位置は軍事的にも経済的にも詰んでると思う。もしも日韓の位置が逆だったらと思うと怖い。

    • q
    • 2019年 8月 08日

    日本人のお人好しさを舐めてはいけない

    • 匿名
    • 2019年 8月 09日

    管理人さん、興味深い記事をありがとうございます。
    コメントをくださっている皆さまと同様、韓国は日本とやりあって勝てると考えているかの点について検索してみたところ、日本領土の侵攻をどさくさに紛れてやる意思は持っているようです。

    ネットで面白い記事を見つけました。本当であれば日本政府・防衛省のしかるべき担当官が情報統制をしているものと推察します。
    延坪島砲撃事件と同時期に発生した、韓国軍による対馬侵攻(未遂)事件の記事です。

    余命3年時事日記
    閑話休題 アラカルト③
    rink

      • 匿名
      • 2019年 8月 09日

      リンク先の内容表示に時間がかかるため、以下に抜粋します。
      当時の日本側政権は民主党ということで、政権側は米軍からの通報に対応できなかったけれど、現場(防衛省・自衛隊)は即応体制をとっていたおかげで東日本大震災に遅滞なく対応できたという話です。

      —抜粋—
      20101020韓国対馬侵攻を疑われる部隊移動開始。米から警告。防衛大臣北澤俊美。
      20101123延坪島砲撃。北朝鮮の韓国侵攻を懸念し抑止に中国介入。
      20110311東日本大震災。統合任務部隊創設。JTF-TF

       韓国軍の異常な部隊移動を掴んだ米軍は韓国に警告、同時に日本にも通報、北朝鮮の数個師団にも及ぶ軍の移動に朝鮮戦争の再開を嫌う米中両国は抑止介入に踏み切ります。中国は北朝鮮国境に、瀋陽軍区10万、北京軍区10万、最終的に30万をこえる部隊を集結しました。

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