露メディアのコムソモリスカヤ・プラウダ紙は21日、ウクライナでの戦いでロシア軍の戦死者数は9,861人だと報じて注目を集めている。
参考:Russia ‘has lost 10,000 soldiers’ since start of war
当該記事の死亡者数と負傷者数は公開後すぐに削除されてしまったが、逆に数字の信憑性が高いことを物語っている
露メディアのコムソモリスカヤ・プラウダ紙は21日、ウクライナでの特別な軍事作戦に言及する記事の中で「ウクライナ軍参謀本部は20日までに14,700人の兵士をロシア軍が失ったと発表しているが、この数字にロシア国防省は異議を唱えている。国防省によれば作戦中の死亡者数は9,861人で負傷者数は16,153人だ」と報じて注目を集めている。

出典:Комсомольская правда
この数字は最も保守的な推計値7,000人以上(米諜報機関)を上回っており、ロシア国防省が一度だけ公式に発表(3月2日)した戦死者数498人の約20倍、死亡者数と負傷者数を合わせると計26,014人の兵士が戦闘任務から外れたという意味で、ウクライナ侵攻に用意した兵力15万人(推定)の約17%が戦力として失われている計算だ。
因みに当該記事の死亡者数と負傷者数は公開後すぐに削除されてしまったが、これは数字の信憑性が高いことを示しているとも解釈することもできるので興味深い。
関連記事:ウクライナ軍とロシア軍の損失率は同等か、次の大規模攻勢は4月中旬?
※アイキャッチ画像の出典:Генеральний штаб ЗСУ
お知らせ:記事化に追いつかない話題のTwitter(@grandfleet_info)発信を再開しました。 |
プーチン独裁下のロシアにも、まだ骨のある報道人がいるのだね、先日のプーチン演説の放送ミスだって技術的問題という話を間には受けないぞ
またはロシアに有りがちな大ポカなリーク記事かも知れんけど、想定外の大損害を受けてるのがほぼ確実になった
あれはサーバー攻撃のせいっぽいですね。
西側ハッカーもやりますね。
これは私の予想なのですが、ロシア政府が意図的に死者数を掲載したという可能性も考えられると思います。
アフガン侵攻もチェチェンの際もロシアが気にしているのは戦後明らかになるロシア兵の死者数で、これが侵攻で得られたメリットと釣り合わないと一気に政権への支持を失います。国民がどの程度の死者数でどのような反応をするのかをタブロイド紙という読者が少ない媒体で情報を小出しにし、反応次第では公式発表では低めに修正する。そのための今回の漏洩なのかもと考えていますが、考えすぎでしょうか?
大本営発表がこれだと、もっとひどいかもしれませんね。
まぁこの数字も少なくなるようサバを読んでる数でしょうね
負傷後に後送しないで、現場で安楽死したのは
死者扱いにしてない可能性はありますからね
負傷がここまで多かったら、大規模な戦場病院だらけになって目立つだろうし、
ベラルーシ・ロシアの病院は治療待ちであふれるだろうに、そんなのは全く聞こえてこないという
ウクライナの発表は1.5倍多いですが、未確認だったものや重複したものもあるだろうからそれくらいにはなりそうに思います。プラウダの数字の信憑性はかなりありそうですね。
ウクライナ側の発表する兵士の数は、死者ではなく。戦闘不能になった人数だったと思う。投降兵や、怪我人、行方不明・脱走兵(車両と積載人数が合わない)も含まれてるから数が多いみたい。 兵器も無傷の鹵獲品も撃破数に入れてるし。
ロシアは単純に死者だけ。だから宇軍発表の14,700人とロシア発表の9,861人は概ね正しいと思う。
多少盛るだろうけど、盛って1~2割くらいだと思う。
大本営発表っていうのは、よっぽど戦局が行き詰ってから。日本軍も序盤はわりと正確だったが盛るのは敗戦が続くようになってから。 ロシアの発表するものはすべて信用ならないけど、宇軍はまだまだ士気も高いし、戦力もまだ残ってるし宇軍の発表は多分事実に近いと思う。
なるほど。私もウクライナの発表はそこまで意図的に盛っていないのではと思っています。希望的観測で多めに出ることはあっても。
7000人くらいだと思ってたから、想定より多かった
あと1万人死ねば1割の損失
10万人の増員後なら、あと2万人死ねば1割の損失
少なくともそのくらいの損失にならないと、ロシアは引かなそうだなぁ
むしろ、そこまで損失だしても、なお引かなそうなくらい
ソ連のアフガン侵攻の死者は10年で14万人、一方こちらは発表が真実として一ヶ月弱で1万弱、さらに兵器や将軍クラスも大量に損失。
わかっていたことですがもはやどう転んでもロシアの未来は暗い
アフガニスタン紛争のロシア軍の損害は、戦死·戦傷死·病死合わせて14,453名、負傷53,753名ですよ。
14万人は流石に盛り過ぎでは?
桁を一個間違えてました。すみません。
一ヶ月でアフガン侵攻十年分に匹敵する損害を出してしまったという主旨のつもりが桁を一個間違えた結果、文章の意味が全く変わってしまった…
全体主義国家の末裔だけあり内政上その数字に意味はなくその数字の責任を如何に相手に取らせるかしか考えてなくじゃあ国民様はその数字で反戦なびくかと言うと真逆なの流石としか言えず情強が理性的に発言すりゃ西側シンパで心身共にフルボッコにされるの人権遅れ感あるけどそれが正にロシアよね
キエフ攻撃にドン引きしてた年寄り共も露兵1万死んだ聞くとウクライナにシンパシーなんて一切感じなくなり生活悪化した責任負わせろ言い始める
そんで西側が足突っ込んでる事案に負け認めるの絶対に許容できず親族徴兵され死体でお帰りになったら更にウクライナぶっ潰せの大合唱で最後核使用
>露メディア、ウクライナでのロシア人戦死者が9,861人だと報じる
ノモンハン事件(約4ヶ月)
ソ連軍死者 9703 (日本軍 約8000)
もちろん戦傷者は、それよりずっと多い
たった1ヶ月で、中堅国のウクライナ相手に、
ロシア軍はそれだけの損害を受けたって事になる
ウ「ロシア軍はこんなに被害が出てます」
ロ「そんなに死んでません、実際はこんなもんです」
世界「えっ…多くない?」
まるでコントですが、1万弱というのは実際シャレにならないですね。11年続いたアフガニスタン侵攻でのソ連兵の死者数(ソ連側発表)が1.4万なので、ウクライナの戦場がいかに苛烈かを痛感させる数字です…。どこかで立て直せるのか、それとも混乱のまま消耗戦で送った兵力を溶かし続けていくのか
死者9,861人に対し負傷者16,153は少ない気がします
見捨てられ生死不明の兵士が大勢いる、あるいは見殺しにしたぶんを死者にカウントしている?
東京都基準の重症者数じゃないですが、負傷者の基準が知りたいですね。足を撃たれたくらいなら負傷者じゃないう基準だったりして。
前線には補給が滞り命令が届かない地域が一定数あるという話ですから、現場で銃弾食らってもヘリや野戦救急車で迅速に後送してもらえるとは限らないでしょうし、そのまま手遅れになって死者にカウントされてるパターンが一定数あるのではという気がします。軽傷者についても戦闘参加できないが後送もできないので大本営で存在を把握できてないという場合はありそうですね
捕虜とか行方不明入れたら兵の損失は更に増えそうですね
もうやってらんねーで逃亡したヤツを何にカウントするかだが軍法的に見つけ次第射殺が確定してんのならそれはつまり既に戦死扱いかなと
そういう連中は露軍ともウ軍とも戦う山賊化してるの実に末期
一般には負けてる方の軍は、損害のうちの戦死者の割合が増える傾向があります。
もし撤退戦さらに潰走になればもっとひどいことになるでしょう。
さすがにそんなことになるとは思えませんが…
プーチンはどうやって誤魔化すんだろ?
全体主義の国だから用意した兵士の20%近く死んだ所で、まだ80%以上も残ってるんだと考えそうなのがねえ。
兵隊の年齢層なんて20代から40代に集中するから年齢分布が歪んで、人数の絶対数以上に将来に与える影響が大きいはず。
独ソ戦の影響は今もロシアの年齢分布に残ってると言われますが、今回の件で結果はどうあれロシア人によるロシアという国の衰退が決定的になったのではないでしょうか。
ただ核兵器という権力者のおもちゃは残るので、北朝鮮みたいに周辺国を核ミサイルで脅して、核技術を世界中にばらまく危険な国として存続し続けるのでしょうけど。
人命より経済制裁の方がダメージは大きいと思う
第二次世界大戦で大勢の若者が世界中で命を落としたけどどの国も経済は復興できたわけだし
今回の件でロシアが世界中にそっぽを向かれたのはグローバル時代において考えられないほどの痛手だよ
人間、一度豊かさを知ると戻れないからね
ロシア軍の無傷のまま放棄された車両が多いから、乗員がすぐに逃げ出して案外死傷者は少ないのかも知れない。
ただ兵士だけが生き残っても、乗っていた車両を失いまくったら軍の戦闘力はガタガタになるわな。
自称軍事大国の体たらくがこれか…
適切な訓練、十分な弾薬の備蓄、余裕を持った戦略プラン
地味な基礎がいかに大事かということを、プーチンは若者の命を犠牲にして教えてくれてるのだね…
欧米の情報機関もロシア軍は毎日1000人死傷していると推定しているので、
死傷者26,014人という数字は正確かもしれませんね。
死者に比して負傷者が少ないのは後送すれば助かったけど出来なくて介錯された奴が結構居るからとかじゃないよな
前そんな情報をちら見したときは流石にそれはって思ったけど…うーむ、マジだったりするのか?
やるんだ、それが将校の仕事だ!
これだけ減らしてもロシアが諦めないのなら物理的に継戦不可能になるまで更に減らすしかあるまい
ロシア軍は徴兵・契約兵など年季奉公の兵士の契約更改年度が4/1と9/1固定という話なので、そのタイミングで年季奉公が終わった兵士を生死問わず返さねばならないため、このまま何も発表しないままやり過ごすことはできない。あと1週間後、ロシア政府が発表する数字は正直なものか、嘘のものになるか。ソ連崩壊後のロシア政権はチェチェン紛争での死者数の多さで母の会に詰められ、徴集兵は戦地に送らないという法律まで作らされたことがあるだけに、停戦交渉の行方とも絡む問題。
ロシアがまともな民主主義国家ならその通りかも知れませんが、国際法は頭から無視し、国内法も立法·改正したい放題のプーチン皇帝と大政翼賛議会ですから。
プーチンの諒解無しに徴集兵を最前線に送れるはずも無いし、影響力大と言われる「母の会」も報道されなくなりましたしね。
皇帝の気が済むか粛清されるまでは、妄想世界の戦争は終らないと考えるのは悲観的過ぎますかね?
センセーショナルな死者の数だけがクローズアップされがちですが、負傷兵やMIA(戦時行方不明者)、捕虜になった数も含めれば実際の損害規模は大きいものと思います。社会的・経済的・政治的なコストは死者よりも重くなる。
アメリカ軍だってイラクの戦死者は公式には4千人弱(搬送中や帰国後に亡くなった兵士は意図的に計算から除外されてるから実数はもっと多い)ですが、その何倍ではきかない数の負傷兵や精神疾患患者を抱えて社会の重荷になっているわけで。ロシア人もこれからプーチンの尻ぬぐいをさせられて苦しむ事になる。
日本でも、たとえば地下鉄サリン事件を死者の数で見るのではなく、ガスを吸った負傷者が何千人もいると考えるとどれだけ凄い規模の事件だったか解る。でも、こうした観点は意外と忘れられがち。
いままでは隠してきたが、SNSによる兵士個人の身元特定も進んでいる昨今、隠しきれなくなれば、こんどは開き直ってそれさえ政治の道具として扱うでしょうね。「だからウクライナを許すな、報復せよ」「君等の犠牲を無駄にはしない!」などと、いけしゃあしゃあと言って喧伝するつもりでしょう。そして無知な国民がホイホイ乗せられて戦場へ送られる。
政治家なんてマキャベリズムの極地みたいな連中ですから。兵士の命なんて外交チェスゲームの駒としか見ていないんです。
混乱の中で、良く死傷者数が把握出来ているなあ。
混乱の中で把握出来ているだけでもこれだけの死者負傷者を出しているというのがやばいね。
でも一番やばいのは、既に数字通りなら硫黄島の戦いの米軍側死傷者総数と同等以上の損害を受ける程泥沼化しているのに、プーチンの面子を保つ他に大した軍事的必要性もないのに再編して攻勢かける気マンマンなところか。
硫黄島には米軍にとっては大損害を被ってでも攻略する意義があったかも知れないけど、どれだけ上手く行っても全土掌握は不可能なウクライナ侵攻に、ロシアが払う代償に見合う価値があるとは思えないけどね…。
たった1ヶ月で1万人、ロシア軍だけで。
深い障害を負った人も沢山居るだろう
もし地獄というものがあるなら、プーチンは行くことが確定だな
苦痛の中で、ヒトラーやスターリン、毛沢東と会え
自分としてはロシア大本営どころかウクライナ大本営すら実際の死者数より過小な発表であることすらあり得ると思っています
ロシア軍の南オセチアやアルメニアからの兵力引き抜きや士官学校生徒や軍楽隊ですら前線投入という動きは
死者9000とか死者14000ぐらいでありえる動きだろうか?