英国のヘイグ元外相は「あと数週間もすればロシアとウクライナが決して合意出来ない問題が増えるだろう」と述べており、プーチンは要求に屈するまでウクライナの都市や町をもっと荒廃させるつもりだ。
参考:Ukraine can be neutral but not defenceless
こんな相手に譲歩して停戦を実現させても無意味=全てを手に入れるまで同じことの繰り返しを招くだけだ
ロシアとウクライナの和平交渉が合意に達する可能性は0ではないが、どうやらプーチン大統領はクリミアの主権承認とドンバス地域の独立承認で譲歩するつもりがなく、英国のヘイグ元外相は「和平交渉にプーチンが応じているフリをするのは『自ら侵攻したのに交渉がまとまらない責任をウクライナに押し付け非難するため』で、中国による和平斡旋を阻止する口実にも利用できる」と指摘しており、あと数週間もすればロシアとウクライナが決して合意出来ない問題が増えるだろうと述べている。
つまりマリウポルの占領にロシアが成功すれば「これをプーチンが手放すはずがない=クリミアやドンバスに加えてマリウポルの割譲を要求に追加してくる」とヘイグ元外相は見ており、これがプーチンの狙いらしい。
流石にプーチン大統領も「ウクライナ全土と国民を全て支配下に置く」という初期目標が達成不可能だと悟っているが、ロシア側が望む中立的地位、クリミアの主権承認、ドンバス地域の独立承認、占領した都市や地域の割譲をウクライナに認めさせるぐらいは可能だと考えており、要求に屈するまでウクライナの都市や町をもっと荒廃させるつもりだ。
ゼレンスキー大統領は「ロシアは到底容認できないことを要求してくる。例えばハリコフ、マリウポリ、キエフをくれと。一体連中は何がしたいのか?私たち全員を抹殺するのか?だから私は全ての要求を叶えるにはウクライナ人を全員追い出すしかないとロシアに言ってやった」と述べており、結局歩み寄りが不可能な問題は力で解決するしかないのだろう。
因みはロシア軍はキエフ近郊のショッピングセンターを攻撃したのは「そこにウクライナ軍がロケット弾を保管していたため(証拠は何も提示していない)」だと説明しており、もはや何を攻撃しても民間人に犠牲者が出ても「全てウクライナ軍が悪いのだ」という論理でゴリ押しするつもりで、こんな相手に譲歩して停戦を実現させても無意味=全てを手に入れるまで同じことの繰り返しを招くだけだ。
やはり主権国家は脅威に応じた抑止力をもつべきであり、個人的には今回の件で「適正な軍事力の裏付けがない政治力や外交力は非常事態下で何の役にも立たない」と実感している。
関連記事:ロシアの降伏勧告を拒否したマリウポリ、最後まで抵抗する覚悟
※アイキャッチ画像の出典:President of Russia / Володимир Зеленський
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管理人さんの”適正な軍事力の裏付けがない政治力や外交力は非常事態下で何の役にも立たない”という感想、
今までなぁなぁで何とかなってきたところが「流石に何とかしないと不味い」という感覚になってきた気がします。
日本の場合、上記の「今まで何とかなってきた」という部分が良くない成功体験になってしまっていそうな懸念がありますし、国防以外の部分にも深く根付いているから難題は多いでしょうが…。
ペースはともかく防衛費増加への抵抗感も薄れてきたし、前ならもっと反発があったはずだろう軽空母所有もするっと通ったし。
ロシアのおかげって言っちゃ悪いけど今回の件で所謂「敵基地攻撃能力」なるものの議論も進むんじゃないですかね。
下地ができてきてるなら「北朝鮮のミサイル発射を防ぐため」とか欺瞞ぶっこいてないで
真正面からちゃんと「中国と戦争になった時に反撃能力を持つことで、戦争を優位に運ぶ能力、ひいては抑止力を整備する」と言って欲しいところ
この期に及んでも、ウクライナ反戦デモのプラカードに「9条守れ」を入れてくる団体を見て、日本国憲法は宗教なんだとようやく心から理解した。
彼らにとって9条は御神体であり、神の教えに背く在日米軍や自衛隊は異教徒で撃ち滅ぼさねばならない存在。
宗教とは本質が論理的なものではないから、そもそも彼らとの議論は成立しない。
9条を守れの意味は「日本が他国に侵略戦争しないためには9条が必要」ということのようです。
今心配するべきはそこじゃないと思いますが。独裁国家ではない、むしろコロナ禍で緊急事態宣言さえ出せない権限の弱い政府の日本が侵略戦争できるわけないですが。
>>やはり主権国家は脅威に応じた抑止力をもつべきであり、個人的には今回の件で「適正な軍事力の裏付けがない政治力や外交力は非常事態下で何の役にも立たない」と実感している。
全くその通りだと思う
しかしウクライナにとって適正な軍事力ってどの程度なんだろうね。
ソ連から引き継いだ装備と徴兵制があってそれなりの規模である一方、貧乏でどんだけ頑張っても世界2-3位の軍事大国にかなう訳もなく、それでNATOに入りたいと言ったらブチ切れて殺しに来るわけで・・。
管理人さんの意図は分からないけど、自分がその話をするなら安全保障条約も含めての軍事力に当然なるかなぁ
GDPが韓国以下とか言われるけど購買力平価で見ればドイツに次ぐ大国なんで、国産兵器が主体のロシアは見た目より軍事費に使える余地が大きいしウクライナ単独で対抗しようということ自体無理ゲーかなと
じゃあウクライナ詰んでるやんと言われたらせやなとしか言いようがないけど、引き金を引くと決めた独裁者が隣にいる時点でまあ詰みですよね
もはや非武装平和論だの論外としても、では小国が大国と渡り合える軍備とはいかほどか、
他人事でないだけに悩ましいよ
お花畑は世界が連帯すればって止められる言うけれど、この通り明白な侵略者ロシアを完全に孤立もさせられず、国連も有効な手を打てない
これが現実
アメリカの言う通りにして核放棄したからこうなったと思ってる部分があると思う。核があれば侵攻されることはなかったと
逆にロシアが核持ってなかったらとっくの昔にNATOが介入してたのではないかと
それ戦略核の弾道ミサイル弾頭だけな上にウクライナにメンテナンス技術がないんで使用可能な状態ではどっちみち残らなかったと言われてるよ
逆にそれだけ残してたら、使えもしないのに経済制裁食らうし、ロシアに侵攻の口実を与える事にもなるし、その際にIAEAも庇ってくれないし、それこそ西側は支援してくれなくなるしデメリット大きいと思う
ウクライナは核武装を保持も使用もする能力がなく、そもそも放棄以外の選択肢はなかったはずです。
もしウクライナに核があってもお互いに使えない状況になるだけで、ロシアは侵攻していた(この手のチキンゲームでプーチンが引く可能性は低い)だろうし、核保有国同士の戦争ともなれば今以上にNATOは及び腰になっていたんじゃないでしょうか。
ただ、ロシアに核がなければNATOは介入していたというのは正しいかと思います。
ウクライナの核ではなく
ロシア(ソ連)の核がウクライナに配備されていた、かと
どの道、ウクライナの意思で使えなかったし
持ってたら今のように西側と経済的なやりとりは出来なかった
ウクライナの国土は60.4万平方キロメートルと日本(37.8万平方キロメートル)の1.6倍ですが人口は日本の約3分の1の4205万人と関東地方(茨城・栃木・群馬・千葉・埼玉・神奈川・東京)の人口(約4351万人)とほぼ同じです。広さは日本全体を上回るのに(しかも日本の場合、国土の大半が山林)人口は東京近郊と同程度と知ると驚く人も多いと思います。
ウクライナの正規軍(陸・海・空・空中機動軍・特殊作戦軍)の総兵力は約20万9000人、日本の自衛隊(陸・海・空)が約24万人なので正規軍の数だけ見れば、いかにウクライナがロシアに善戦しているかがわかります。隣国の内陸国であるポーランドと違い、オデッサやクリミアなど南部が黒海に面しているため海軍も一定規模で配備しなければならず、ロシアとの広大な国境線を抱えているにもかかわらず軍備が増強し難い側面があります。
旧ソ連から引き継いだ装備は老朽化が進んでいますがウクライナはT-64戦車の開発国でもあり余剰の装甲戦闘車両の一部は近代化改装を行って中小国へ輸出することで外貨を獲得していました。近年は近代化と合わせて小火器を中心に西側装備(NATO規格)への更新を進めており自動小銃はNATO規格の5.56mm弾を使用するAR系ライフルを使用しているので西側からの弾薬補給も問題になっていないようです。今後は欧米諸国からの支援を受けながら空軍の戦闘機や陸軍の装甲戦闘車両など大型兵器の更新が課題になってくると思います。まずは停戦に向けた交渉が進むことを祈ります。
日本とウクライナの比較がとても分かりやすかったです。
ありがとう。
単独でロシアを相手にするなら、陸軍だけでも開戦前の倍近い規模が必要だったのでは。今の状況はウクライナ兵の精強さ、西側諸国の支援、ロシア軍の杜撰さに助けられている訳で。
本当はこうならないためにNATO加盟して、集団的自衛権を行使できれば良かったんですがね。欧米もロシアも加盟を許してくれなかったし、核の傘を(条約文があやふやながらも)提供してくれるはずの中国が板挟み状態で頼りにならないという。
多少は苦々しくとも、アメリカ・中国との関係を維持するためにのらりくらり立ち回る日本としては、今回の戦争は考えさせられますね。
>こんな相手に譲歩して停戦を実現させても無意味=全てを手に入れるまで同じことの繰り返しを招くだけだ
橋下氏は、まず命が大事で、政治的妥結(降伏)することを主張しているが、「長いものには巻かれろ」的な考えが本意らしい。橋下氏にとって、生き延びることが出来れば、自由がなく、みじめで、誇りもなく、侵略者どもの奴隷の身分に成り下がっても満足なのだろう。いったん、降伏して話はそれからだなどと思っているようだが、ロシアの狡猾な本質を全く理解していない。日本にこの手のお花畑人間が多いのも嘆かわしく感じるばかりだ。
便利で安全な都市で生活していて納税さえしていれば、自分自身の生活の心配を最優先にする庶民には、国際政治が一寸先は闇であり、力を伴わない交渉は交渉にならない現実を受け止める事は難しいと思います。
個人レベルでは、自宅や会社で必ず鍵を閉めて警備会社さえも利用して防犯するのに、国家レベルでは自衛隊の国防軍化、憲法への明確な定義付けすら行えない論理破綻、現実錯誤。その修正さえままならない。
教育の結果なのか、タブーには触れぬ存ぜぬ語らせず。言葉を使いあらゆる事態を想定して議論を尽くすのが民主主義の基本ですが、日本は自然発生的に民主主義が生まれた民族的土壌ではなく第二次世界大戦に敗戦してアメリカから輸入された国家統治機構を運用しているので、民主主義を実践する努力を他の自然発生的民主主義国家より強く求められます。
改善するには、現場現実を深く理解する以外に近道は無いと思います。
個人的意見ですが、橋下氏のような方々には私設停戦交渉団として現場に行ってもらい冷酷な現実を自らの目で受け止めてもらう以外に夢から覚めることは期待できないと思います。
話が分かり合えない、分かり合おうとしない人や国家とは議論が成り立たないことを理解したうえで関係を持つことの心構えや正確な現状認識は、経験無しでは不可能だと思います。
全くその通り
なぜ一部の人たちは降伏すれば命が助かって元の生活を取り戻せると思ってるのだろう? 彼らにとって降伏とは統治する政府が入れ替わるだけと考えてるんだろうけど、現実は侵略者に自分の将来を一任し完全に服従するということ。そして侵略者が敗戦国を国として扱い人権や命を保証する根拠はどこにもない。
降伏して全てを失うなら、死を覚悟の上以前の生活を守り抜く僅かな望みに賭けて戦うのも頷ける。
幸か不幸か危険な隣国に囲まれても平和に過ごせてきた日本では理解しにくい考え方だろうね。
なんで橋下さんの事となると、曲解してまで口汚く罵る人がいるんでしょうね。。。
私には貴方の主張は、敗戦後誇りも捨てGHQの下で犬となっても復興を目指した日本の先達を卑下する言葉に聞こえます。
この話題は日本についてですが、安全なところにいる私達が、ウクライナ人の「誇り」を勝手に定めてしまっているようにすら感じます。
橋下さんの主張と私のものとは違いますが、彼の言うことは一つの責任ある立場にあった人としての見識のひとつだと思いますよ。
現実に危機に置かれたとき、どういう選択を日本が、私自身がするかは、相手にもよるだろうし状況にもよるが、少なくとも降伏=誇りがない、として死を強要する意見に従わないことは間違いないでしょう。
橋下は、法の下の平等という原則の世界で生きてきた、関わった裁判でも勝訴よりも和解を優先したのは知られた話ですが、
そもそもロシア相手に法の執行が出来ないという国際社会の限界を理解していない。
ロシアが犯罪者でも、有効な刑罰を与えたり逮捕する執行機関は事実上存在しないんですよ、これが弁護士上がり視野の限界。
国際司法裁判所なんて、無視されたらそれまで。
だいたいが強盗と被害者が何を話して妥協すればいいのやら
罵ったつもりはなかったのですが、不快な思いをさせてしまったのでしたら残念に思います。
戦争は悪い事です。しかしこの状況下で最も悪い事は戦争に負ける事ではないでしょうか。
より良く生き残る為に努力している人々に降伏するべきだと言う意見の自由はありますが、失言だと私は思います。
四月食堂さんがウクライナ人と同じような状況に置かれたとして、逃げるも戦うも自由だと思います。
ここで議論してもあまり意味がないので、ロシアウクライナ戦争からどんな教訓を得るかを考えることが建設的です。
東芝機械ココム違反事件のような歴史があった事実も忘れる事なく、どうすれば平和を実現し、平和を維持していけるか問われている歴史的時期なのではないでしょうか。
法治国家は法律に従属するが、独裁国家は法律を超越するのですから、話し合いが通じるとは個人的には思えません。
大阪人でもあり、橋下氏との個人的な縁もあって、過剰に反応してこちらもすみません。
橋下氏はトリックスターのように受け取られがちですが、知事時代からひとつの価値観が一貫しており、それは「最大多数の子どもが幸せになるよう」「最大多数の人が生きられるよう」というもの。
それ以外の理念や価値、政治的計算、プライドなどは、彼にとっては従属変数にすぎません。
プーチン、おそらくは中共もが話し合いの通じない相手なのはまったく同感ですので、今回は橋下氏に全面賛成できるか、、、ほんとうに悩ましいところです。
ウチの5歳の子どもが毎日ウクライナのことを聞いてくるんですよ。
その子を護らなきゃ、と。
この戦争の件、これから日本が巻き込まれるかもしれない戦争のときの振る舞い、そして子どもにどう伝えるか。本当に真剣に悩んでいます。
そのときにならなければわかりませんが。。。 やはり子どもを抱いて何があっても寝返ってでも「逃げる」んじゃないかと思っています。今は。
>「最大多数の子どもが幸せになるよう」「最大多数の人が生きられるよう」
そこだけ切り取れば素晴らしい人物に見えるが手段が狂ってる。
沖縄の海兵隊は中国の台湾侵略に際し、迅速に台湾の地に降り立つ事により電撃的な併呑が成立される前に米軍が介入したというアリバイ作りの為の尖兵だが橋下は知事時代にその海兵隊を関空に移動させようと提案したのを覚えてるはず。
なぜそんな事を言い出したのか?
主権未確定地域である台湾は一旦併呑されてしまえば『主権回復』の大義名分が成り立たず手が出せなくなる、それ故に中共の侵略時には米軍が即座に介入して併呑の成立を防ぎ既成事実化を防止するために沖縄に海兵隊が駐留しているのだが、あろう事か橋下は海兵隊が即応できない状況を作り出す事によって台湾侵略を助成しようとした。
その理由が「米軍の介入を防げば速やかに台湾併呑は成立され戦火は収まり被害も最小限で済む」からだ。
要は彼の身勝手な正義の実現の為に台湾を差し出そうとしたわけだ。
当然、台湾を手に入れた中共がそこで止まるわけは無く、台湾は新たな侵略拠点として使われることは疑う余地もないが橋下にはそれが見えていない。
とにかく目先の悲劇が回避されさえすればその後の事はどうにでもなるという丼勘定でものを考えているのが橋下という男だ。
それが見透かされてるから奴の言動に皆憤慨してるのだよ。
橋下氏の主張で抜け落ちてるのは、ロシアが相手の場合はたとえ降伏したとしても命が守られるとは限らない(むしろ虐殺で戦争より多くの命を失う可能性まである)ということだと思います。
戦い続けても降伏しても犠牲者が出続ける恐ろしい状況が一刻も早く終わって欲しいと切に願います。
第二次大戦でドイツが降伏したとき、ドイツ兵は必死にソ連ではなく米英に投降しようとしたそうで、実際それが生死を分けてますよね。
ウクライナはロシアに負けるのがどういうことか分かってるから、必死に抵抗してるのでしょう。そういう背景もわからずに自分たちの基準で「命のほうが大事だから降伏しなさい」なんて言えないはず。
旧ソ連がドイツ軍捕虜に非人道的扱いをした事は事実ですが、連合国軍最高司令官のアイゼンハワーが人道的たったわけではありませんよ。
無条件降伏後のドイツ軍捕虜の内100万人以上が、米軍の非人道的扱いで死亡した歴史があります。
捕虜の管轄が英軍·仏軍に移管されて生き延びたドイツ軍捕虜が多数いたことからすれば、時の権力者が血を望むかどうかに過ぎ無いという太古から変らない方そくなのかも。
美談ばかりでないから
米軍に投降したのに、のちソ連に引き渡されて処刑やシベリア送りにされたヴラーゾフ軍団の話、そこにはウクライナ人も多数含まれていた
今回もアメリカは、いまのところホワイトナイトを演じてはいるが、いざとなればウクライナを見棄てるのもアメリカだよ
橋下氏の主張で理解できないのは「どこまでやられたら譲歩するかのラインを国民投票で決めろ」ってところなんですが(ウクライナだけでなく日本もそうしろと)
これやったら相手に事前に「ここまでやったら勝ち確定」ってラインをわざわざ教えてあげるに等しいと思うのですが…どういう意図なんでしょうか。
自分がロシアの軍事作戦を立てる立場だったら、
尚更、民間人を狙って攻撃しますね。
民間人を救うために降伏しろって言い出す人間が必ず出てくるから。これが自由・民主主義の弱点でもある
それをロシアはよーく研究してるから、戦況が膠着した今、民間人を優先して攻撃してきてる
「テロリストには譲歩しない」という理由は皆も知るところで、橋下氏もこれに賛同していたと記憶しています。
譲歩しない理由と、ロシアに降伏できない理由は、根本では同じです
にも関わらず、未だに降伏を声高に叫ぶのは、彼の今までの主張にも反してしまっていて、論理的とも言い難い
まあ、何となく理由は察してますけどね
理由はおそらく、相当幼稚な理由だと思ってますよ
鉄砲を突きつけて、しかも撃ちながら要求してくる相手に弁舌なんて成立しませんからね。
早めに降参すれば被害は出ないんだからそれが政治家の仕事なんてコトをベラベラしゃべる連中がテレビに堂々と出てる状況だからなあ。
尖閣に中国軍が上陸すれば無人島ごときに自衛隊員の命には変えられないと言うだろうし、沖縄にミサイルが飛んでくれば反撃したらさらなる報復を招くから止めろと言うのだろう。
「話せば分かる」というのは「相手も話し合う余地がある」が無ければ成立しないというのが515事件の真の教訓だと思う。
ただ、教科書は顛末を教えてくれないので、興味のない人からすると犬養毅が命乞いして殺された事件としか認識されないのが残念。
ロシア国内で政変でも起きない限り、ウクライナ人の心が折れるところまで戦争が続くことになりそう。
どれだけ出血を強いられても今のプーチンが譲歩する図が思い描けない。
マリウポルの占領が達成されたらロシアとしては最低限目標は達成したことになるから、そこが正念場なのかもねぇ
今回南部で占領した地域と併せて、クリミアへの回廊と水源が確保されるから一応面目が立つ程度の軍事的成果にはなるというか
その代償となる経済制裁はシャレにならんと思うけど
ウクライナの作戦能力次第(逆攻勢に出る余力があるかどうか)では飲まざるをえない可能性はあるとは思うけど
まあそこは国民の意思と決断次第よね
瓦礫と死体の山を占領して、自国の若者も将校もたくさん死なせて、数世代は消えないお互いの憎しみを植え付けて、それでもプーチンは勝利したと宣言するのだろうか…
するんだろうな…
日本の平和教育で戦争はいけない、悲惨だ、悪だと洗脳のように教え込むが、やはり今の現実にかなう教材はない。
もちろん戦争はいけません、ただただ悲惨なだけで勇ましいだのカッコいいは無知から来る妄想
問題は、そのために何に取り組むかです。
ただ何もしなければ平和が続くという幻想を棄てることから始めないと
悲惨なのは負け戦、カッコいいのは勝ち戦、とても重要な、そして非戦弁士がよくよくすり替えるネタですね。
いけないのは負けることです。「戦争はいけない」は思考停止でしょう。相手が有り、避けがたい物なのですから。
負けない努力(国防)を格好良いと思うのは悪いことでは無いはずですが、「人殺し」とすり替えられる…。
戦争が悲惨で、道徳的には悪というのは別に間違ってないけどね
ただ、教条的に「戦争はいかん」「軍備縮小(放棄)せよ」と唱えるだけで
それを目指すならどうやって戦争を防ぐか、軍備に頼らない安全保障環境をどう整備するのか
の議論をほとんどしてこなかった(少なくとも主流では全くない)のは、戦後左翼の罪と言っていいレベルの怠慢
マウリポリの陥落はするかもしれないがウクライナの国民の意思を尊重するわ
もはや外野がどうこう言える状況ではない。
ただすごいチンピラ国家が隣にあったことを同情する
日本の隣にもいるですがね。。。
くそプーチン、国内を好きにできるからって他国も好きにできると思ってんじゃねーよ
というか、コレ、ロシア軍がどこぞを占領できても建て直しに何年かかるかというレベルの大消耗だろ?
ロシア軍のダメっぷりを世界に晒して、グダグダと損害増やして損切りも出来ないプトラーは無能指導者だったというオチ。
この状況だからこそ、北方領土返還してでも制裁に穴開けなきゃいけないのに平和条約締結交渉を終了するとか外交センス疑うレベルの悪手。
安倍ちゃんから3000億の小銭を巻き上げて領土返還は出来ませんってドヤ顔してた時も驚いた。
碌に活用できていない土地に拘るより、返還してシベリア開発にも日本を引きずり込んでおけば、今回の経済制裁も参加出来たか怪しかったのにねw
有利な方が譲歩する理由無いし
相手は余裕があるときのアメリカじゃなくロシア
仮に譲歩したって約束は破れ、虐殺されるかシベリア送り
徹底抗戦した方が、まだ生きられる可能性がある
戦後の話だが、沿ロシアの日本を含めたロシア被害者の会による、対ロシア限定の核抑止力共同保有の議論が起こると思う。
日本がどうするか考える時が来る。
まだ日本の単独核武装のほうがいくらか現実的ですよ、
ウクライナが軍事的に期待するのはNATO、もちろんアメリカとトルコを含む、であって、アジアは牽制役でしかない
このチンピラ国家に加え、しょっちゅう弾道ミサイル撃ってくるイかれた独裁国家と、世界トップクラスの軍事力と経済力を兼ね備えた公然と民族浄化やってる覇権主義国の3カ国と隣接する可哀想な国があるらしい。
でもあの国がないと日本が最前線だから
非常に悩ましいとはいえ、あの国が西側陣営に属してて、かつ米軍が駐留していることには日本の国防上にも大きな意味がある
「日本は外交が苦手」という話をする人と9条信者は、日本が外交において軍事的プレゼンスを発揮できないのを知らないか、誤魔化したまま発言するので厄介なんだよなぁ。
世界は196の暴力団やマフィアで構成されているようなモンなのに。
平和を愛する諸国民(連合国)の公正と信義に信頼してわれらの安全と生存を保持しようと決意してるけど
ウクライナの有様は自らの存立を他人の一存に委ねたらどうなるか教えてくれる
現行憲法もそれほどめちゃくちゃではなく、その前文の一節こそ、まさに平和を愛しない諸国民、公正と信義が通じない諸国民は信頼出来ないししなくてokと言ってると思います(対偶)。
さらに、9条はあくまで前文(憲法の理念)あってのものだから、平和を愛しない諸国に対しては9条は無効、現行憲法下でも同盟参戦ok、武力行使ok、敵地占領も先制攻撃もokと解釈できます。
あとは「平和を愛しない」という定義を明確化したうえで事実に基づく判定をどうするかだけだと思っています。
憲法についていうならば、前文は「われらは、平和を維持し、専制と隷従、圧迫と偏狭を地上から永遠に除去しようと努めてゐる国際社会において、名誉ある地位を占めたいと思ふ。われらは、全世界の国民が、ひとしく恐怖と欠乏から免かれ、平和のうちに生存する権利を有することを確認する。」とも書いていますので、平和のうちに生存する権利を守るためにしかるべき武力を備えることは憲法の建前からしても当然といえます。
また、平和のうちに生存する権利は、全世界の人のものという建前ですから、平和維持のために,あるいは平和を創設するために実力を行使することを,むしろ憲法は求めているともいえます。
平和主義者は「国破れて山河あり」と言いますが、もちろんそれは分かりますが、「山河はあっても野畑も棲家もない、住むべき人もなくなった」では話になりませんので。
この状況で強気の交渉姿勢に出る露も正気の沙汰でないと思いますが、東西冷戦で自由主義陣営に「敗北」した事を認めたくなくて旧友邦に攻め込んだ国が、その戦争すらうまく遂行できなかったとしてその敗北をちゃんと認められるとは限らない訳で、まぁあり得る反応なのかなと思います。
チェチェンやグルジアそしてウクライナ(で終わってくれるといいけど)は大帝国ソビエト崩壊の余震であって、世界史的尺度で見ればキエフ大公国に始まりロシア帝国・ソビエト連邦として完成したスラブの勢力圏が衰退し分割していく中で起こった地政学的混乱なのだという指摘をしている人が居て、なるほどと思いました。
末期清王朝が欧米列強と接触し技術や社会制度の革新を迫られつつも、既存の権威構造や利権秩序に手を付けられず中体西用という半端な政策をとって結局滅んでしまったように、ロシアも西欧やアメリカという文明の発信地域から押し寄せる改革や変革の圧に常に揺さぶられてきた国の一つだと思います。中国に比べればロシアはとても上手く西側のテクノロジーや制度の表層だけを借りて使いこなしてきたと思いますが、何百年も先延ばしにしてきた改革の圧力が一斉に祖国に押し寄せている時期が今来ているのかもしれないですね。
そうした家父長制で権威主義でマッチョイズムの「強いロシア」の体制を絶対視するプーチン側の視点に立てば、攻勢に出ることも攻勢で負けないことも自分たちを守る唯一の手段であり、彼らがそう考えている以上はこの戦争から合理的な停戦合意案を追求するのは容易なことではないと思います。
第二次大戦を引き起こした教訓から戦争に対する賠償金は無いのが国際政治だが現状のロシアには凍結された外貨準備があるからなぁ。台湾防衛のためなら前例の一つでも作っておきたいが天然ガスや石油資源はまだまだ日本に必要だし、法的には日本の裁判所は外国には管轄権が及ばないのは当たり前だろう。
基軸通貨的にも他国の金融資産の毀損は自国の信頼性を破壊するのと同義だし、本当に悩ましい。
根本的に核保有国の中で最も理不尽なヤクザ国家を相手に正当防衛するにしろ自分家の中で撃ち合わんで庭でやれと野戦軍は野戦軍らしく職業軍人と動員兵だけで戦う前提に立てば国土分断する大河を隔て前線形成するの筋だろし
東部住人の避難先が西部にもはや無ければ街と市民は露軍の支配下でいいし人質にされようが街健在で市民生きてるならいつ救出するか考えようもあるのに避難先無いのに街も荒廃させりゃ皆そのうち死ぬだけなのどうすんのよ
ウクライナの対抗手段としてはロシア兵を一人残らず死体にするしかないな
まぁどちらも相手が絶対に折れないことを条件に入れている感があるし、折れたら折れたで政権がひっくり返る恐怖があるから折れないわな。
第二次世界大戦のドイツ、イタリアは最終的に政権が自爆・破壊されたし、日本も政権が吹っ飛んでも”国体護持”だけは譲れなかったし、それが何とか維持できる可能性が出たから諦めている。
じゃあロシアにしてもウクライナにしても政権以上に譲れないものがあるのか?
このまま国土が荒廃しつくし国民は難民化しまくって守るもん消え去ったウクライナ領にNATOが無理くり介入する意味全くなくなるの自爆では?
住む所なければ市民は軍行くか死ぬしかだが死体への人道支援は無い
ウ軍へのNATO支援もあくまで軍事支援になるから人道介入にはならん
— 安全保障条約の魅力は「一人一人が敵より有力な軍備を持つのではなく、仲間全員を合わせたときに敵より有力な軍備を持てればよい」というところにあると思っていました。
— これにより、個々の軍事予算を小さくできるとともに、一国の軍備が他国の脅威になるのも避けることができるわけです(a>bであっても、a<b+c+dとなる)。
— 今回、このモデルがうまくいかない(場合がある)ことが判明したわけで、他国がアテにできないとなると、あらゆる国が単独で敵国より有力な軍備を持たないと安心できない、ということになります。
— 自衛目的だとしても、自国が有力な軍備を持てば、隣国が脅威を感じるのは避けられないわけで、それよりは自浄能力というか自己安定性を持った仕組みを熱望してしまいます。
交渉は事実上の決裂
交渉で相手に気を持たせた隙に相手を追い込む、エスカレートさせる
いつもどおりで使い古されてきたロシアの常套手段
前にも言ったとおり、これがescalate to de-escalate
キエフ近郊のショッピングセンター攻撃については、建物下にウクライナ軍用車両が多数駐車されているのが写真に捉えられています。Youtube動画でも伝えられています。ロシアの見解が何でもかんでも虚偽であるという記事論調は、どうかと思います。
泥棒に対して、お金ありませんとウソをつくのは犯罪ですか?
被害者にバカ正直を求めるほうが無理だから