ロシア正教会は「ウクライナ民族を地球上から抹殺するのが貴方たちの任務である」と書かれた配布物をロシア軍の兵士に配っていると報じられている。
参考:Moscow Patriarchate tells Russian troops: “Your task is to wipe the Ukrainian nation off the face of the earth”
参考:The West must show Putin its collective strength
非ナチ化の正体はロシアを拒否するウクライナ人の抹殺を意味しているのだろう
ブリャンスク管区のロシア正教会が作成した配布物には「貴方はロシアの戦士である、貴方の任務はウクライナの民族主義から祖国を守ることだ、貴方の任務はウクライナ民族を地球上から抹殺することだ、貴方の敵は人間の魂に罪深い損害を与えるイデオロギーだ」と書かれており、この話題を取り上げたウクライナのEuromaidan Pressは「ロシア軍兵士にとって正教会関係者の指示はウクライナ民族に対する暴力に限り免罪符を与えている」と指摘しており、もはや平和なウクライナ人をナチズムから解放するという建前は何処かに消えてしまったようだ。
結局「虐げられてきたドンバスの住民を救うため」という綺麗事で始めた戦争の本音は「西側の価値観(民主主義)に傾向するウクライナ人の排除=ロシアへの同化」であり、非ナチ化の正体はロシアを拒否するウクライナ人の抹殺を意味しているのだろう。
因みに英国のトラス外相はウクライナ侵攻の理由にプーチン大統領が挙げていた「NATOの東方拡大」について興味深い主張を披露している。
トラス外相は「国際的な安全保障条約の枠組みを再構築する必要があり、プーチンの言いなりになるような時代遅れの協定(NATO)は必要ない。もし我々が関与するのであれば我々の条件に基いて行動する」と述べており、彼女が言及した新しい安全保障条約は「関与範囲をロシアに指定されるのではなく自分達の条件に基いて関与範囲を決める=もうロシアには配慮しない」という意味だ。
さらに「このアプローチの下では中国といった新しい脅威も認識する必要がある」とも言及しており、再構築された新たな安全保障条約の枠組みは「欧州」に限定したものではなく「世界をカバーする反権威主義・全体主義体制」を想定しているのかもしれない。
まぁ上記の構想は飽くまでトラス外相の私見だと思われるが、もしウクライナ侵攻がきっかけとなり特定の地域に縛られない「新たな安全保障体制」が誕生すれば中国は困ったことになるだろう。
※アイキャッチ画像の出典:Минобороны России
お知らせ:記事化に追いつかない話題のTwitter(@grandfleet_info)発信を再開しました。 |
誰かがウクライナ正教とロシア正教の宗教戦争だ。と言ってて陰謀論臭いなと思っていたましたが、あながち間違ってもいないのでしょうか?
ロシア正教会のトップの宗教思想がプーチンに与えた影響が強いとNHKの国際報道で見た記憶があります。
本来ともにあるべきなのにウクライナ正教会は独立した。これは許されないことで正さなければいけないらしい。
ソ連崩壊後の1990年代からロシア正教が共産主義に代わる新たなロシア統合のイデオロギー、アイデンティティとして復権したのです。
共産主義というカルト宗教を、ロシア正教という別のカルト宗教に乗り換えただけに過ぎません。
プーチンも熱心な信者ですが、地方へ行くほど割と普遍的な価値観になる。
イスラム原理主義と同じで、都市部はリベラルでヨーロッパ的な文化を受け入れてても、地方では保守的で敬虔な信者が圧倒的に多い。トルコやアラブの国で民主的に選挙をするとイスラム政党が勝っちゃう現象があるでしょう。それと一緒ですね。
ロシアは常にナチ、ユダヤ、欧米の資本主義、NATOに脅かされているという被害妄想的な国民感情があって、ウクライナの戦争はそれに対する「聖戦」だと称するならば、これはもう止められない。本当に黙示録的な終末戦争まで行ってしまうかもしれません。
これは、ロシア、ロシア軍、ロシア正教会、ロシア国民
全てを滅ぼさないと、人類の平穏はありえなくなったなぁ
比喩抜きで、完全に滅ぼす必要が出てきすぎてて引いてしまう
ナチズム=プロイセンドイツのアイデンティティを完全に抹消し、民主主義を信奉するドイツ人に生まれ変わらせたニュルンベルク裁判を見習う必要がありますね
ロシア、中共に平和と民主主義を愛する国民を創生しなければなりません
更に時代を遡って十字軍になってますね。
戦争に反対してた末端の神父さんとかも居たのに、上はクソですな。
「第二次大戦の再来かと思っていたら、十字軍遠征になっていた」
な、何を言っているのかわからねーと思うが…
まさかのロシア正教会版十字軍
我々の武器は3つ! 恐怖 脅迫 唐突 教皇への狂信・・・あ、4つだ? 退却!
Nobody Expects the Russian Inquisition!
我々の武器は3つ! 恐怖 脅迫 唐突 教皇への狂信・・・あ、4つだ・・・退却!
いわゆる汎スラブ主義というやつだね。
基本は現代戦でも使用武器は冷戦時代、片方の主義主張はWWⅡどころか19世紀、国内のプロパガンダは十字軍時代まで後退しているのか。
いつになったら21世紀に戻ってくるのか。
スラブ版「大東亜共栄圏」とか、犬でも喰わないでしょうに…
まあ、誰もが次は台湾だろうって思ってるもんね
地政学云々ではヨーロッパ諸国に極東事情なんて全然関係ないけど、軍事力で殴ってくる権威主義国家を放置するとどうなるかが明らかになったし
ウクライナの次は台湾、台湾の次はフィンランドかポーランドか、という感じだものね
どう考えても、ロシア正教会はアウトだよね。自ら墓穴を掘って自分からその底に沈んでいく。なんでそんなにアホなのか?
誰か解説してくれませんか?
アホ過ぎて謎。
さほど詳しくはないのですが、ウクライナ正教会にはロシア正教会の影響下にある教派と独立系の教派があり、
2014年のウクライナ紛争を機に独立派が力を増して、
総本山のコンスタンティノープルや他国の正教会がウクライナ独立派を承認したことにロシア正教会が猛反発したことも関係している気がします。
モスクワ総教主のキリル1世がプーチンと非常に親密であることも言われていますし、ロシアは政教共にウクライナのロシアからの離脱が許せないのかもしれませんね。
異端者と見做しているなら、苛烈さも判らんでもない
基本的に異教徒よりも、異端者の方が許されない存在だし
異端抹殺を正義と信仰しているなら、憚りもなく公言もするだろう
まぁどうであれ、価値観が中世以前なのは間違いない訳だ
人は長くトップの立場に居るとそれが当たり前になり、更にそれが続くと自分の意向に逆らう意見や行動を抹殺するのが正義と言う考えに陥ってしまう。それがロシアの政治と宗教の世界で同時期に起き、互いに都合よく結びついた。両者は完全に一致していないが、互いに補完している。
ほんとに中世の世界に生きてるんですね。
結局自分らがナチスそのものだったってオチ
この状況に適切かは分からないけど
ふと「悪口は自分のコンプレックスの裏返し」を思い出した
プーチンやそれを支持する国民やロシア軍だけでなく、ロシア正教までもがこういう主張をするとは…..
反戦を訴える者以外のロシア全体がISみたいな連中にしか思えなくなってきた。
すべてが終わったあと「あの時はこう言うしかなかった」等と言うのだろうか
SNSでシャネルのバックにハサミ入れてる人達とかと同じノリな気がする
それでも十分狂気だけど
個人的にはまともな反応だと思うわ。西側があれだけ差別にうるさいのに戦争きっかけで人種差別に走る辺りどうなのかね。なんか2次大戦時の人種差別思い出すわ。
バックみたいなブランド物なんてどうしようが戦争に利用する事なんて出来ないしロシアから貴重なお金を奪う位の腹づもりでいいと思う。
正教は王権神授説をとってるから、ロシア政府の指導が有ればそれに従う。
無神論の共産主義・ソビエト時代ですら、ソ連政府の意向に反する事はしなかったのだから、今のロシア政府に反することはしない。
これがロシア正教会のどのレベルから出ているか不明ですが、モスクワ総主教のキリル総主教はプーチンの精神的盟友とされていて以前からウクライナ戦争を正当化していました。Newsweekによると、それによってキリル総主教は各国の正教会から非難を浴びて孤立化しているそうです。
この民族浄化のお墨付きがキリル大主教から出たとしたら、これはもうレッドラインを超えているので本格的な離反を招くのではないでしょうか。キリル総主教はウクライナの正教会が離反したことに激怒していましたが(それも今回の戦争の一因だとも言われてるくらいですが)、それどころではない事態になるのかもしれません。
ロシア正教はかつての日本の軍国主義を支えた国家神道と同等の存在だということか。
いよいよやばい国だな。
無辜のロシア人なんて存在しないんじゃないかとさえ思えてくる。
国家神道の時でさえ、○○民族をこの世界から抹消するのが任務だ!奴らは我々の魂を穢している!なんてトチ狂った事言わんかっただろ
こんなこと言ってる宗教団体なんて、古今東西探してもそう見つからんぞ
当時の内務省の記録を見たら、政府は宗教を利用こそすれ神仏なんか信じて無かったのが良く判るからら。
それどころか政府に戦争協力した宗教に対してすら、力のある教団ほど危険だから弾圧すべきだと報告していたのが戦後に明らかにされてます
今のロシア正教会とプーチンの関係も、実態はそんなもんですよ、
政治家は神なんて信じない
国家神道でさえそんな苛烈な植え込みはせんぞ。
明らかに度を越した考え方してる。
プーチンは宗教をも出汁にするか。
ロシア正教会(モスクワ総主教庁)は伝統的にロシアの帝国主義の片棒を担いだり煽ったりしてきたとこなので倫理観が中世で止まってる発言が出てきてもそこまで驚きはしないですが、民族浄化を示唆する発言はあまりに酷い…。
世俗との関わりで言うと戦中日本の寺社勢力の事なんか思い浮かびますが、モスクワ総主教庁にせよ延暦寺勢にせよ世俗や政治に関わりすぎると最後には必ず没落するんですよね。まぁこんな事言う教会は一回滅んだらいいと思いますが。
遺恨が残りますね
えと、iconとかけたダジャレ?
現代版の大西洋憲章出るか
レンドリースも台湾まで拡大していいのよ?
これがロシア脳?
宗教が絡むとめんどくさい。
ただそれだけのこと。
しかし、ウクライナ正教会のけんでコンスタンティノープル総主教庁と揉めているし、日本には日本ハリストス正教会はロシア正教会の系統だし何がなんだかさっぱりわからん。
そういえばちょっと前に、ローマ法皇がキエフを訪問するみたいなニュースを見たことがありました
宗派違うだろうし、続報がないので実現するかは不明です
権力と結びついた宗教なんてろくでもない
こちらでも、神社神道なんか怪しい動きばかり
完全にロシアとの対立が顕になった現在、ロシアを追い詰めるに中国を考慮しないのは片手落ちですしね。
価値観外交やFOIPは日本にしては珍しく先見の明がありましたね。
しかし、安全保障においては日本の存在感が薄いのが悔しい…
票を持ち、反戦左翼の支持層である60.70代以上に危機感を持ってもらわないと。
それに自民も安全保障を大っぴらに語らないし、防衛省もつい最近やっとスタートアップ企業の認証制度を始めて壊滅的な国内軍需産業をなんとかしようと足掻いていますが、何分遅い、遅すぎる。
宗教は同胞や敵対しない人には寛容ですが、いざいったん敵と認めるとトコトン残酷になりますからね。
ロシアはどんどん泥沼へと沈んでいってますね。
理由はどうあれ、宗教家が「他人を抹殺せよ」と言っている時点で宗教失格ですね。
今まで、世界最悪の宗教は「テロの温床になって居るからイスラム教だ」と思っていましたが、これでロシア正教会が余裕でトップに立ちました(私見)。
リンク
ギリシャ正教会はロシア正教会の「ロシア世界(ルースキー・ミール)」教説を拒絶、ほぼ異端認定しています。
一応補足すると、旧教系キリスト教においては、カトリックの司教、正教会の主教は地域(教区)ごとにいて、原則としてすべての司教/主教は対等です。実際にはカトリックでは選挙制の教皇がいたり、正教会では(国ごとに)総主教、大主教、主教みたいなランクがあったりしますが、ある主教が他の主教を拒絶、異端とみなす、ということはまあありえることではあります。
ただ、世俗にかかわらない宗教だけの話なら神学論争でカタが付く話なので、今回のロシア正教会ほど世俗の民族主義に阿った宗教論説が出るのはなかなかない話だと思うし、長引くようなら、ロシア正教会だけ旧教・新教を問わず世界の教会から異端認定される可能性があるほどゆがんだ話ですね。
日本ハリストス正教会の正式な意見表明ですか
ざっと読んでみましたが…
正直、教義的な話については良くわからないものの、冒頭のウクライナ侵攻に対しての認識は極めて真っ当な物に思えました
自身の身内に対し、ここまで強い抗議をしなければならないのは何ともやり切れないだろうな… と
それが良心的信仰というものですよ、本来の正教徒にも個々の信仰に従う自由はあります
ソ連時代からロシア正教会は権力におもねることで弾圧を生き延びてきた、つまり組織としては信仰を棄てた宗教ですから
収容所を描いたソルジェニーツィン作品にありますよ、
この地獄のような収容所にいるからこそ本当の信仰ができる、世間の教会は偽物の信仰だと、
これは1993年のモスクワ騒乱(クーデター未遂事件)の時の記事なので古いですが、ロシア人の今に至る考え方を識るのに参考になると思いますので紹介します。
BBC、ネホローセフ記者述懐
ベールイ・ドームの廊下に数百人もの武装したロシア民族統一党の兵士が現れ、新しい規則を決め始めた。一人の兵士が、私の外務省発行の記者認証書をながめながら、こう言った。「BBCの記者か、なるほど。なら撃ち殺さなきゃな。お前は敵。それも危険な敵だ」
あの時ドイツ公共放送連盟(ARD)のロリー・ペック特派員と、フランスのテレビ局TF1のイヴァン・スコパン記者は死亡した。
アレクサンドル・バルカショフ率いるロシア民族統一党の兵士たちへのインタビュー
「アメリカ人もイギリス人もロシアの最大の敵だ。やつらは偉大なるロシア正教が世界で伝道されるのを恐れているから、長年のロシアの共同体的な生活を何年もかけて壊そうとしているのさ。ポルノや自由放任主義でロシア人を堕落させようとしている。」
「ユダヤの政治ロビーがロシア民族国家復活の障壁となっていることは明らかだ。アメリカは、彼らの根拠地の一つだ。ボリシェヴィキもユダヤ人によって編成され、国際金融資本のバックアップを受けていた。 レーニン、トロツキー、カガノビッチ、ジノヴィエフなど、ボリシェヴィキ初期の指導者は皆ユダヤ系だったことは広く知られている。指導者層の公式のキーパーソンはロシア人だが、顧問官やブレーンに必ずユダヤ人がついている。ロシア民族国家復活を妨げる勢力とは断固として戦う」
「(ロシアが)最も理想とするのは、1930年代の軍国主義の日本だ。『西欧文明』を背後から演出してきた勢力は自立した民族国家、民族資本の存在を許さず、ドイツ、イタリア、スペイン、日本に圧力を加え、戦争を仕掛けた」
「ハーケンクロイツはアーリア人だけのシンボルではない。我々、スラブ民族にとっても聖なるシンボルなのだ」
全ロシア世論調査センターのヴァレリー・フョードロフ所長は、ロシアにとっては、議会制共和国は不自然であり、ツァーリのような強力な大統領制もしくは立憲君主制が自然であるとし、こう述べる。「ロシアの政治は、競争の政治ではありません。ひとたび、競争が起こると、それは、破壊的な性格を帯びてきます。ですから、エリートも民衆も、すぐにそうした競争から遠ざかり、みんなを束ねることのできる唯一人のリーダーを探しはじめるのです」
「新たな安全保障条約の枠組みは「欧州」に限定したものではなく「世界をカバーする反権威主義・全体主義体制」を想定しているのかもしれない。」
実現したら日本も加わりたくなるのでしょうが、同盟国が攻撃された場合自動的に参戦義務が生じるでしょうから憲法9条教信者が多い現状では加盟は無理ですよね・・・
武器も弾薬も兵隊も送りませんが、金だけは送ります。でも、もし私が困ったら助けてね(はーと)。
なんて通用しないなんて、小さい子供でもわかりそうなもんなんですけどねぇ。
お花畑はもう勘弁してほしいですね。
でも、見落とされがちなのが、国連憲章には「すべての国際連合加盟国は、安全保障理事会の要請に基き(中略)国際の平和及び安全の維持に必要な兵力、援助及び便益を安全保障理事会に利用させることを約束する」だとか…
「国際連合が緊急の軍事措置をとることができるようにするために、加盟国は、合同の国際的強制行動のため国内空軍割当部隊を直ちに利用に供することができるように保持しなければならない」とか書いてあって、完全にこれ日本の憲法9条と相容れないんですよね。
集団的自衛権はこれを保持しないとか、紛争を武力で解決しないって言ってんのに国連憲章はそれを否定している。それなら日本は国連に入ってはいけないことになる。でも矛盾を抱えながら見ない振りして、しれっと日本は加盟してる訳でして。
国連憲章第53条こと敵国条項の対象たる日本に、国連憲章第43条が字面通り適応されるのかどうかは議論の余地がありそうな気もするが、どっかにその議論はあるんでしょうか。
逆に言えば敵国条項から外れるためには、日本も第9条の改訂が必要になるでしょうね。
軍事の話ではないのでスレ違いとは思うけれど。
G7の構成国のうち、封建制度と宗教改革を経験せず政教分離ができていない国はない。
英国は、国王が国教会首長なのだが、英国国歌にもあるように ”女王は法を守る” 国だ。
米国とカナダは、植民地だったけど、旧英国なのでOK。日本は、織田信長・豊臣秀吉と歴代幕府のお陰でOK。
特徴は、約束ごとが通じること。
ロシアと中国は、いずれをも経験していないので、昔から変わっていないことになる。
特徴は、”宗教=政治” なことと、いわゆる”市民”が不足していること。
以上、昔に読んだ本の内容です。今回の話は、これが原因かと思う。
概ね賛同するけど1点
>日本は、織田信長・豊臣秀吉と歴代幕府のお陰でOK
戦前の祭政一致体制を一掃したGHQの存在も忘れるべきではない
アメリカなんか、大統領が神に宣誓して就任するが、この神が最近の建前ではキリストだけでないことになってるだけ、古い宗教的価値観で動く先進国という矛盾の国ですよ、トランプ支持者がそれ。日本だって天皇制と宗教の関わりを語ると、明らかに問題があります、言わないけど。
ロシアと中国に充分な市民層が形成されないまま社会主義革命に突入したのは、明らかにマルクス主義理論の破綻なんですが、
これを古い専制政治から近代的な専制政治への移行に過ぎないと読み解けば、東西対立の意味合いがより現実的になるように思える
ロシアは”力しか信じない”、という卓見を見事に表していると思います。
ロシアの大衆は常に強いロシアを求め、民衆を率いる強いリーダーを求める。
何故そうなるかと言うと…ロシアではどんな過酷な体制でも「真冬のロシアに裸で放り出されるよりはマシ」と言う訳でして……。
21世紀でも宗教は祟りますねぇ
(ロシアとロシア人が21世紀に生きているかどうかはともかくとして