ウクライナを支援するため米上院は6日、第二次世界大戦で連合軍の勝利に貢献したレンドリース法(武器貸与法)の復活を全会一致で可決した。
参考:In the fight against Putin, Senate unanimously approves measure that once helped beat Hitler
レンドリース法の復活はウクライナがロシアの侵略に対して勝利できると米国が考えている証拠
レンドリース法(武器貸与法)とは「当該国の防衛が米国の安全保障にとって重要であると大統領が判断すれば、あらゆる軍需物資を当該国に売却、譲渡、交換、貸与、賃貸、処分することを認める」という内容で、通常の手続きよりも圧倒的に早く当該国へ軍需物資の供給を可能にするため「第二次世界大戦でも連合軍の勝利に貢献した」と評価されており、米上院はロシアと戦うウクライナを助けるためレンドリース法の復活を全会一致で可決した。
まだ下院の審議や採決が終わっていないのでレンドリース法が復活したと断言は出来ないが、米メディアのPOLITICOは「レンドリース法の復活はウクライナがロシアの侵略に対して勝利できると米国が考えている証拠だ」と指摘している。
民主党のジーン・シャヒーン上院議員も「軍事援助を出来るだけ早く提供することはプーチンの謂れなき攻撃からウクライナを守るのに極めて重要だ」と述べており、レンドリース法が復活すればバイデン大統領は「自身が必要と考えるだけの武器や物資をウクライナに援助できるようになる」ため、長期戦になればロシアは物量で圧倒されることになるかもしれない。
関連記事:今後3週間の戦いがウクライナの運命を左右、英国が装甲車輌の供給を検討
※アイキャッチ画像の出典:U.S. Marine Corps photo by Cpl. Jennessa Davey
お知らせ:記事化に追いつかない話題のTwitter(@grandfleet_info)発信を再開しました。 |
アメリカ以外もいわゆる「攻撃的な」兵器の供与にためらいがなくなってきたし、長期戦を覚悟すれば慣れた旧東側兵器以外も使えるように(付け焼き刃にせよ)なるだろうし。
ロシアが狙ってる南東部確保もまずいことになるかもしれないですね。
訓練が必要なので今すぐは難しくとも、そうのち型落ちのM1やF-16か供与されるかもですね。
前回のレンドリース法の時は(人的)軍事物資も貸し出してた気がするので、
事実上の参戦に近いのかもしれませせん
東部戦線で押しあっていると1年くらいはかかるんじゃないかと言われ始めているので、レンドリースは助かるでしょうね。長期戦になるほど装備が増強されるウクライナと、長期戦になるほど辛くなるロシア。心配なのは人的資源ですが。
かつてソ連を支えたレンドリースがウクライナ側で復活か
そういえば、ソ連ってレンドリースしたの借りパクしたんだよな
リース飛行機を借りパクするあたり、流石よく似ている
ソ連は、冷戦にも関わらず、返金させられたらしい。
ウクライナも戦後どうなるか?
レンドリースされた物資を返還していないのはどの国も同じですから、ソ連だけが借りパク呼ばわりされるのは不当では。
「英仏は代金を支払ったがソ連は踏み倒した」なる言説も誤りで、2006年に代金を完済しています。
正しくは「英仏はアメリカの言い値を飲んだがソ連はゴネた」ということになるでしょう。
レンドリース代を踏み倒したのは中華民国だけです。
レンドリース法復活が2022年に聞くことになるとはね…
本格的に前世紀の再演じゃん…
となると願わくば業火による終焉だけは訪れんことを…
今次の戦争が第二次大戦の様相を呈してきたのであれば、参戦する気のなかったアメリカに直接的な攻撃を仕掛けて、参戦の切っ掛けを作る国が現れそう。
>参戦する気のなかったアメリカ
え?
今回の様に善悪がハッキリしてる時の全会一致は重要なんだ
恥を知れ、れいわ新選組
うーん…できればそういう話はよそのサイトでやってほしいんだ
完全に記事と関係ない話な上に政治批判の話になってるし
最近は政治政策関連の記事が多いとは言えここは元々軍事がメインよ
もし日本でこのような武器供与の法案を出したら野党の多くは反対に回るでしょうから、これが全会一致で可決されるアメリカはむしろ凄いなと思いました。歴史や文化の違いなので一概にどちらが良い悪いというものでもないですが。
スレ違いと思うけどいちおうな、
民主制社会で全会一致はとくに必要でないから、むしろそれだけ今の状況が良くないということ。
何でも全会一致な北朝鮮や中国の議会が良く見えますか?
今度はロシアがレンドリースの洗礼を受ける番になるわけか
Wikipediaを見るとアメリカからソ連に送られたレンドリースはすさまじい量ですね。一例ですが、
航空機 14,795
戦車 7,056
ジープ 51,503
トラック 375,883
特にトラックは1945年時点でロシアのトラックの3分の2がレンドリースのもので、事実上ソ連の兵站を支えていたと。今回もその勢いで送ってくれるのでしょうか。
プーチンと親しかったソルジェニーツィンは、大戦中のレンドリース含むアメリカからの支援こそがソ連を支えていたと述懐してる、大戦に従軍した元軍人だから説得力ある。
アメリカが本気を出せば凄まじい生産力があったんですよ、
今その力はロシアと敵対しようとしている
さっさとMig-29くれてやれよ。
それで、本気さが分かるよ。
ウクライナ的にはMiGよりAMRAAMが撃てるF-15やF-16が欲しいらしい。
レンドリース法が下院で可決されたら、アメリカ軍を早期退役する話が出ているF-15やF-16の引き渡しが可能になるかも。
Mig-29、というか航空機必要かな?
まずはロシアの航空機やミサイルを迎撃するための高性能対空システム。
その上で地上装備の攻撃するとしても、もうすでにやっているような大小さまざまなドローン攻撃の方が効率良さそう。
戦闘機が必要というのは、他ならぬウクライナ空軍パイロットや大統領の発言ですから。
中長距離SAMもUAVも有用だけど、それは戦闘機の支援があってのもので、戦闘機による航空優勢がなければその威力は大きく減じると。
実際、ウクライナ空軍は真正面からの空戦では苦戦必至なので、戦闘機がSAM陣地に敵機を誘導して撃墜していますし、ウクライナ戦闘機がいなくなれば、ロシア戦闘機はSAMとUAV狩りに精を出すでしょう。
勿論、戦闘機だけでなく、ロシア軍に対抗可能できる中長距離SAMとUAVも欲しいそうですが。
日本も当然全会一致であるべきなのに
ブチャ虐殺を受けてもなおロシア側なゴミクズが国会にのさばってるんだ
どんな国だよ一体・・・
彼らは国民の選んだ政治家だから、国民の責任でもある。
次の選挙で正していけばいい。
まあ、「遠い火事の巻き添えは喰らいたくない!」という声もあって当然でしょうね
幸いにして本邦には言論の自由がまだ生きていますので、国民意識の変化は議決の結果や代議士の数となって何れ現れてくるでしょう…
西側戦闘機を動かすためのフライングタイガースもついてきそうだな
ともあれ、これでまた一歩世界大戦に近づいてしまった。。ロシアは中国大陸に足を取られた旧皇軍そのもの、頭がさらにおかしくなって対米核奇襲による一撃講和論とか考え出しても不思議ではない
核を使用するかはともかく一撃講和論的なのはロシア内であっても不思議ではないでしょうね。
プーチンの面子をたてなければいけない以上なにかしらの成果が必要なので。
本来であれば個別に議会にかけるべき武器供与関係の権限を大統領個人に集約・移譲するのは良いですが、肝心の大統領が戦争関与に消極的かつ防衛産業とのパイプも小さいとなると、戦時中の例ほど広範囲の武器供与まではしないような気もしますね。もちろん米軍が抱える自動小銃や車両の国内在庫を送り込めるだけでも非常に良いことと思いますが、具体的に何をどれだけ送るのかは気になります。
国というよりまるで部活やサークルだね
国という確固たる概念を持った人はオタク同様爪弾きにしてきた
虐殺の一報以来、風向きが変わったのを感じる。
ところで、かの虐殺の実行部隊は第64自動車化狙撃旅団と特定されたわけですが、日本のすぐ隣ハバロフスクに駐屯し、万が一にも日露に何かあったときは必然的に北海道・東北にやって来るであろう部隊ですから、大変おっかない。
若い兵士はアムール、沿海地方、サハ共和国などからの出身者(モンゴロイド)が多いようですが、モンゴル帝国の末裔として考えれば、その残虐性も解る気もする。
朝青龍みたいな奴が大挙して押し寄せてくると想像すると悍ましい。
第二次世界大戦の時も大量動員されましたね。
ロシア語が話せないどころか、スターリンの存在を知る兵士も少なかったとか。
略奪·強姦お構いなしの条件だったとも言われていますが。
映画「ブリキの太鼓」に出てくるロシア兵はモンゴル系ばっかりで、当時のドイツ市民はさぞ怖かったのでは。
ところがソ連やロシア映画では、大祖国戦争を戦ったのはスラブ人ばかりという映像になっている
まあ人口比を見ればアジア系兵士のほうが少いのは確実
つまりスラブのロシア兵の残虐行為が多かったというのが事実だよ
1次大戦も2次大戦も、アメリカは当初は物資の援助のみで乗り切ろうとした。
しかしどちらも最終的には参戦となった。
これ読んで思ったけど
今回の大日本帝国ポジは北朝鮮な気がしてきた
ICBMは飛ばすわ核は再開するわWW3の引き金をひいちゃいそう
それマジであると思う。
金妹が核攻撃の宣言してたし、韓国の大統領は保守派になっちゃったし、、、
核実験もやるかもと言う観測も出てるしやだなぁ。
ウクライナ侵略が始まった時点でWW3始まったと思ってた
西側はロシアに関わるもの全てに余りにも過大評価しすぎてたってオチだな
プー珍が弱い者いじめ以外何も出来ない雑魚認定が下されたってことでもある
あれ?
これ、台湾にも適用できるんじゃね?
中国が今回の戦争から様々なことを学ぶ筈だし、下手に民間人を包囲したままとか虐殺しなければ、工場や市場としての中国を切ろうと西側が過剰に反応するかは微妙。
何よりレンドリース法は対国家に適用されるべき物で、先月にポンペオさんが発言した通り国家として承認なんてしてないから修正はいらないと無理筋だろう。
仮に国家に限定しないとなると自国を除いて州の独立レベルにすら適用出来、主権国家に対して露骨な内政干渉に使えるのでどうかと思うが。
これは凄い事に…
問題はバイデン大統領がどこまで支援に踏み切れるかですね
アメリカがウクライナ軍が扱えるソビエト製のAFVを調達して素早く遅れると良いのですが。
第4次中東戦争で大損害を被ったイスラエルへ米軍のC-141やC-5が西ドイツの集積所からピストン輸送で補充を行いましたが、今回はどうなるのかに注視ですね。
イギリスに配置されてるB-52が今日デンマーク上空で旋回を繰り返してたようですが、これはいつものことですか?
ただ、残念ながら今のアメリカは「世界の工場」と呼ばれてた生産力を自ら捨ててしまって久しいんですよね…
可決したとしても、レンドリース法がどれだけ効力を持つのか個人的には疑問です
製造するほど長期間にはならない(はず…)
なので在庫品でいいのでは…?
そもそも今でも武器輸出金額世界一、武器製造金額世界一のアメリカなので
ウクライナ支援するだけなら十分能力あると思う(数だけなら中国がすごいみたいですけど)
たとえ海外から買い付けてる兵器だったとしても
アメリカがやれと言えば海外から買い付けた兵器の送り先がアメリカじゃなくてウクライナに変わるだけだと思いますよ
恐らくは、先の大戦でも米国は同じ腹づもりだったと思うのですよ
しかし結果的には対独・対日の二正面作戦を行う羽目になった訳で…
米国的にキツイのは、80年前と違い兵器生産の部品調達がグローバル化した結果、かつての様に爆発的な勢いでの増産が行えない事、そして、かつてと違って兵器調達に使った国費がアメリカ一国に留まるのではなく、彼方此方の国へと四散してしまう事でしょうねぇ…
あるいはこのレンドリースをてこにして、生産ラインの整備を始める気かもしれないぞ。間に合うかどうかは別として。
コロナの初期にマスクすら自国で賄えないことには流石にショックを受けていたみたいだから、中国依存を減らすために予算をつけていたはずだしね。
良くも悪くも金はあるから、世界中から高等技術者を連れてくれば多少は加速できるだろうし。
これ5月リミットで数週間以内の話だから貸与するのは現役装備でしか無理なので米軍が今運用中の編成表上の装備品をウ軍に引き渡すって事なんだが
恐らく米本土州兵装備の対戦火器と携SAMと迫砲と軽榴まで想定され車両はFMTVとハンビーやMRAP程度が上限で全ては空輸されるだろうと思うよ
また相当数の個人防護衣も含まれ余剰品のACU柄のやつ全投入になりそう
なるほど、いきなり米国が物量戦を仕掛けると思ったのは気が早すぎましたか😅
あとはロシア側がどれだけ無茶を仕掛けてくるかですね…