露国営メディアは8日「バラクレヤ市を包囲するウクライナ軍の試みは失敗してロシア軍の管理下にある」と報じているが、既にバラクレヤ市庁舎屋上にはウクライナ国旗が掲げられている。
参考:Российские войска отбили попытку ВСУ взять Балаклею в кольцо
参考:В Харьковскую область входят резервные соединения вооруженных сил
参考:Зеленский подтвердил освобождение Балаклеи
引きずり降ろしたロシア国旗を踏みつけてバラクレヤ市制圧を報告するウクライナ軍兵士
露国営メディアは8日夜「ウクライナ軍によるバラクレヤ市包囲の試みは失敗に終わり、現在も同市はロシア軍の管理下にある。予備戦力がハルキウ州に投入されて交戦中だ」と報じているが、ゼレンスキー大統領は同じタイミングでバラクレヤ市庁舎の屋上にはためくウクライナ国旗の様子を公開した。
国防省直轄の特殊部隊「クラーケン」が市庁舎屋上で撮影した動画は「バラクレヤ市制圧が9月8日午後4時に完了した」と報告しており、特に制圧を報告する兵士は引きずり降ろしたロシア国旗を踏みつけているため、バラクレヤをウクライナ軍に奪回されたことを強烈に印象付ける絵面だ。
さらにバラクレヤ方面の戦況はロシアのプロパガンダとは異なり、信じられないほどの速度でウクライナ軍が前進している。

出典:Google Map ハルキウ州の戦況/管理人加工
新たにウクライナ軍がBorshchevkaを解放したことが視覚的に確認されており、オスキル川に近い通信塔に掲げられたロシア国旗を投げ捨てウクライナ国旗を掲げる動画も見つかっているため、クピャンスク~イジューム間のオスキル川西岸地域にはウクライナ軍が相当入り込んでいるのだろう。
— C4H10FO2P (@markito0171) September 8, 2022
Shevchenkoveを完全に制圧しているのかは不明だが、ウクライナ軍はクピャンスクに向けて前進しており、StarovirivkaやHrushivkaでロシア軍と交戦中という評価が多いが視覚的な証拠は見つかっていない。
因みにゼレンスキー大統領は9月1日以降、ロシア軍に占領されていた領土を1,000km²以上解放したと発表した。
関連記事:早すぎる進軍速度、ウクライナ軍のShevchenkove到達を示す写真が登場
※アイキャッチ画像の出典:Zelenskiy Official
だいぶロシア軍はイジューム方面の補給が厳しくなってきたw
補給線をたたくのウクライナ軍得意ですねー
数と量で力押しするロシアと正面からぶつかるのは、戦術として無いでしょう
要するに敵戦力を無力化すれば勝てるんだから、ひたすら補給線狙いでいいんです
問題はロシアが対策のとれていないこと
ウ軍国防省自身が、補給線を叩くことを第一目標としている、と明言しています。
いやいや進軍早すぎだろウクライナ軍
それとももうロシア軍はボロボロで戦線崩壊してるだろうか
もし本当なら元超大国のロシア相手にわずか半年で
大進軍するウクライナ軍有能すぎて逆に怖いわ
他の記事にも言ったことだが影でT-84も量産され月20両も製造されてるのだろうか
クリミアを奪われていく数年
臥薪嘗胆
捲土重来
ですなぁ
大雑把には機甲戦力による浸透戦術という話になるんだろうけど
ウクライナにその余力があったんだという驚きと、そのウクライナ軍がロシア軍に防衛線を突破されるたびに後方の防衛線で立て直して浸透を阻止したのとあまりにも対照的なロシア軍の防衛線ェ……
そういえば数か月前はウクライナ軍は防衛線を突破されたらこのようになると言われてたなぁ…
予想を上回るウクライナ軍の快進撃。
ロシア軍側は先ず、補給の問題と士気の低下が先ず問題で上手く防衛戦を戦えなかったのだろうが、よく考えるとロシア軍側は歩兵戦力が不足で防衛戦で有効な市街戦で戦えない状況だったということかな?
まあ、そもそも主力を南部に引き抜かれて残った戦力の大部分が東部ウクライナの親ロシア派勢力と例のワグナーらしいから、末期の関東軍状態だったのかも。
何にしてもそのうちロシア側の敗因についてきっと記事出るだろうから楽しみだ。
そもそもがロシア軍の補給がまともに改善したという情報自体もなく、
やったのは転進を繰り返して、戦線を狭くして貧弱な補給でも継続できるようにした
その後に、装備も兵員もただひたすらバラバラに送り込んでるから、兵站負担は跳ね上がり
改善しても居ない補給状況はさらに悪化したのではないかと
ロシアの報道機関は嘘いってもらったほうがロシアのテレビだけで情報得ているロシア軍兵士混乱させられるからウクライナのためにも嘘いってもらったほうがよい。
しかしバラクレヤ市庁舎の屋上にウクライナ国旗を掲げているのがアゾフ連隊の補充隊で編成されたというクラーケン連隊ということは、やっぱりこの作戦の主力もハルキウのサッカーチームのサポーターを中心に編成されているというクラーケン連隊かもしれない。
もっともクラーケン連隊は内務省の国家親衛隊ではなく、国防省の直轄部隊となっているため、指揮系統もアゾフ連隊とか、アイダル大隊とか、スヴォボダ大隊とは違うのかもしれない。
多数の戦車を装備しているというロシア軍の第3軍団がこの辺に出現したという話がまだないということは、第3軍団はヘルソン州、あるいは別の州に移動しているのか、あるいはこれからこの方面で反撃を開始するのか?
ヘルソン州でのウクライナ軍の死傷者が増えているということは、第1親衛戦車軍も、第3軍団もみんなそっちに移動して、ハルキウ州の方はやはり手薄になっているということなのか?
ぜひ、このままプーチンには何も知らされず進んで欲しい。
この状況を精確に報告する勇気ある軍人がまだ生き残っているとは思えない、それもまたプーチンが選んだ結果
裸の王様には冬まで躍り続けてもらおう
核を使う時期を完全に逃したね。
これからロシア国内はどうなっていくのか・・・モスクワではこの状況は把握しているのだろうし、打つ手はあるのだろうか?
ロシア自体の崩壊が見えてきてますけど・・・ドウナルノカ想像も付かない。
少なくとも、北方領土の問題とか・・・北極海航路なんかも話しに上がるだろうけど・・・今からでも考えなきゃいけないのは
北海道内の鉄道輸送の建て直し・・・これ重要、
其れと学割の再検討@・・・なんで学割を企業が負担するのよ?・・・門下ショウガ負担するのが筋でしょう!
まさに。
ボケっとしている場合ではない。
北方領土奪還のシナリオくらいは考えていて欲しいものだ。
この調子でクリミアまで奪還したら本当にロシアは内部分裂しそうで、それはそれで恐いな・・。
米国と中西欧が戦車と戦闘機を出し渋ったのもそれを警戒したからだろうし。
夏以降のウ軍は戦術的戦果を上げたニュースは多くても支配地域はじわじわと押し込まれる状況が続いていてモヤモヤしてましたが、ここへ来て本物の反攻が始まった感ありますね
しかし、これほどの進軍速度だとロ軍の抵抗はほとんど無い状況としか思えませんが、何が起きてるんでしょう
ロシア国旗を投げ捨ててる動画はさすがにパルチザンっぽいけどね
それよりイジューム地区との境(おそらく北側)の標識を前にしたウ軍兵士の写真が出てる方が気になる
ロシアもウクライナも軍の主力を南部戦域(?)に置いているのだから。
ロシアは、東部戦域(?)で寝込みを襲われた形でしょうか。
それとも、意図的にポケットを作っているのかな。
いずれにせよ、現地での兵力数はウクライナ側が優っているのだと思います。
次は、ロシアの第3軍団の動き次第でしょうか。
装備優良な新兵だそうですから、ベテランを混ぜる形で使われれば良いかと。
ウクライナは内線の利がありますから、最後まで作戦目的を読ませずに、
適時に戦力の移動を行なって優勢を保ち、敵戦力をすり潰すのでは無いでしょうか。
ロシアは鉄道による兵力移動はクリミアを経由するでしょうから、
移動にも労力を消費するし、ウクライナの妨害は当然あるでしょう。
アゾフ海を使う海上輸送には船がなさそうだし。
海岸沿いの道路輸送にはトレーラーの数が足りないのでは。
占領したウクライナ領内の鉄道はパルチザンによる攻撃を受けているのが効いているね。
すでに修復はしているだろうけれども、逆を言えば何時どこでパルチザンの攻撃を受けるかわからないということの証左。
ただでさえ減った兵力を輸送路の護衛に回せるほど、今のロシアには余裕があるとは思えない。
よってクリミアを経由するという大回りを強いられるのも時間を稼ぐ意味では大きい
Hrushivkaにはクピャンスクからの鉄道支線の駅があり、単線区間の整理に必要な積み下ろし・車庫の補助ターミナルとして機能しているようなので、ここを確保するだけでも鉄道運航に圧迫をかけられるようです。まあクピャンスクの駅を砲撃の射程に収めるという点でも重要ですが。
まさかのヘルソンは囮か。
チェグエフの渡河地点を経由して東部戦線に相当の重装備が入ってる模様だから、本隊と見ていいかもしれない。
東部は完全に手薄にしてたロシア。
戦力を集中していた南部では、主要な橋は損傷を受けて重装備を送れない。
クビャンスクを落とされたら、ドネツ川支流の渡河地点で待ち伏せされることは目に見えてる
ヘルソンが囮というのは面白いけど、流石にそれは無いのではないかと。
牽制を兼ねて武力偵察を計画していたところ、ロシア側の防衛がスカスカだと分かって作戦規模を拡大、糠に釘状態でウクライナ軍が一気に突破したというのが妥当なとこではないかと思います。
南部ヘルソンの方がウクライナにとって有利な地勢でありかつ、ロシア側が一番嫌がるセバストポリ半島を脅かせますから、先ずはヘルソンでしょう。
Borshchevkaを解放したとなると、イジュームは事実上の孤立化したことを意味するね。
イジュームには、ピーク時には数万人がいた東部戦線のロシアの拠点。
南部に抽出されたといっても、相応の兵力はいるはず。
奴らはもう完全な袋の鼠
これはウクライナ戦争の「硫黄島」になるかもしれませんね。
日本軍と違って、ロシア軍は無抵抗でしたけど。
この戦争のロシア軍は太平洋戦争の日本軍に通じる拙い戦いぶりを見せつけていますが、
核兵器も資源もあって、相手国より物量に恵まれていたのに
日本軍よりはるかに早く消耗し、衰退していく様が見られるとは思いませんでした。
7月の東部大攻勢が、ほんとに最後の火力を振り絞った戦いだったってことだったんですかね・・?ロシアにとっちゃ・・。
あれだけの大火力を使ってもウクライナ軍を壊せなかったのは、西側供与の兵器と、ウクライナ軍の祖国奪還の高い志の成せる賜物でしょうね・・。
ウクライナに栄光あれ!!
死者たちに哀悼の意を表しつつ、領土奪還について敢えて言おう、foo↑気持ちいい〜と。
ウクライナ軍の機甲戦力の運用より半年経過しても第2線の陣地構築が出来ておらず予備の対応も鈍い露側の対応の拙さが目につくのは他の方がご指摘の通り引き抜き再配置の影響や総動員不可能ゆえの人手不足が響いてるんでしょうが、ここまで無人の野を行くが如くだと秋の雨季前に東部はかなり情勢が変わりそうですね…。
バラクレヤに入る兵士を住民が国旗を振って歓迎したり、兵士と抱き合ったりする映像にジーンと来ました。兵士冥利に尽きるでしょう。住民も国旗を隠し持って、いつか解放される日を待ってたのですね。
さすがにクピャンスクスクをサクっと占領とはいかないようですが、クピャンスクの南部まで浸透してイジュームとの連絡線のP79を既にに切断しているという未確認情報があります。この位置にいるだけでロシア軍にとっては痛手ですね。
今回の攻勢で多くのロシア軍装備が鹵獲されており、視覚的に確認されたものだけで戦車12台、装甲兵員輸送車13台、砲兵システム15基など。弾薬なども多数放棄されていて破壊する暇もなかったのですね。鹵獲された野砲はさっそく使われていました。
ウクライナ側の発表なのですが、燃料トラックの鹵獲および破壊が急増しているのでロシア軍が撤退するより早く後方に浸透している様子がうかがえます
ロシア国旗を踏みつけてる動画の中央の兵士さん。ベルギーのFN社 SCAR-H装備してない?
今年の5月ごろにウクライナはSCAR-LとF2000を合計1万丁入手したようです。
特殊部隊「クラーケン」の兵士だと言われてるね
というか動画を見返したら自分で名乗ってる
動画の公開タイミングの件はロシアが嘘ついて隠ぺいするってわかってたんだろうな
今となってはウクライナだけじゃなくて世界中の人が知ってる事だけど
慌てたロシアが第三軍団を分散逐次投入で消耗してくれたらありがたいのですが
大本営発表(本家)の時代と違ってソーシャルメディアが発達しちゃってるからなあ
親露派インフルエンサーたちも占領地の喪失みたいな動かしようのない事実は完全には無視できない
それでも景気の良い話を垂れ流そうとする層や国営放送と、ある程度現実が見えてる層
どんどん乖離が大きくなってくのが今から楽しみだ
海外で働く息子とロシア国内にいてネットに触らない父親のやり取りを載せた記事があったが、あまりに話が通じなくて困惑してる様がなんとも言えなかったな
正に前提となる常識から違うから言葉でのやり取りでの訂正なんかできないし逆に常識を疑われるとか、他人事だから滑稽に見てられるが息子からしたら修羅場でしかない