ロシア関連

首都キエフのロシア大使館に続きオデッサの領事館でも機密資料を処分か

首都キエフのロシア大使館に続きオデッサのロシア領事館でも資料焼却の様子が確認されており、ウクライナ侵攻に備え機密資料を処分しているのかもしれない。
ウクライナに残るロシア人外交官が攻撃対象になっている?

首都キエフのロシア大使館では今月17日、建物から煙が発生しているのが確認され「ウクライナ侵攻に備えて大使館内の機密資料を処分しているのではないか?」と噂されていたが、今度は黒海に面した都市オデッサのロシア領事館でも資料を焼却している様子が確認された。

今回はロシア領事館の裏庭でスタッフが紙の資料を火に焚べているシーンが映っており、これがウクライナ侵攻に備える機密資料の処分なら「黒海に面したオデッサも戦場になる可能性がある」という意味なので非常に興味深い。

因みにロシア外務省は22日「ウクライナに残るロシア人外交官が攻撃対象になっているにも関わらず現地当局はウィーン条約の義務に反して何の措置も講じていない、外務省はキエフの大使館、オデッサ、リヴィウ、ハリコフの領事館に残るスタッフを速やかにウクライナから避難させる」と発表している。

追記:首都キエフのロシア大使館でも再び煙が発生しているのが確認された。

関連記事:ウクライナの首都キエフにあるロシア大使館で煙が発生、機密資料の処分?

 

※アイキャッチ画像の出典:pixabay ロシア大使館のイメージ

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コメント

    • 紫猿
    • 2022年 2月 23日

    火をつけたのが自分な上約束のやの字も守らんくせに、権利だけはいっちょ前に主張するんだな。金もないしそら嫌われるわ。

    13
    • 無無
    • 2022年 2月 23日

    嘘くさすぎる
    防衛にすら手の回らないウクライナの逆侵攻とかあり得ないし
    そういう姿勢こそがロシアへの信用の低さの原因

    15
    • 民草
    • 2022年 2月 23日

    連邦軍の反抗作戦を受けたジオン将兵かな?

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