米国関連

米議会予算局、財政赤字削減のためF-35導入中止やF-22退役を提案

米議会予算局(CBO)は今月10日、財政赤字を削減のため非常に大胆な国防予算の削減オプションを発表した。

参考:Options for Reducing the Deficit: 2021 to 2030

F-35導入中止、ジェラルド・R・フォード級空母調達を4隻で打ち切りなど大胆な国防予算削減オプションを打ち出したCBO

米議会予算局(CBO)は歳入と歳出に関する現行の法律が変更されない場合、連邦政府の債務残高は2021年に国民総生産(GDP)比107%に達して2050年までにGDP比195%に到達すると指摘して財政赤字を削減するためのオプションを発表、このオプションは83の増税案や予算削減案で構成されており幾つもの国防予算削減案も含まれている。

CBOが歳出削減のために提案した国防予算の削減オプションは非常に大胆なものが多く、空軍に関しては2022年までにF-22の全機退役、2022年までにB-1Bを全機退役させて戦略爆撃部隊の規模縮小、B-21の開発延期、核弾頭を搭載可能な空中発射型の新型巡航ミサイルの開発中止、F-35Aの導入を中止して代わりにF-16V導入などだ。

出典:public domain 空母ジェラルド・R・フォード

海軍と海兵隊に関しては艦艇建造予算を10年間で510億ドル(約5兆2,600億円)削減、ジェラルド・R・フォード級空母調達を4隻で打ち切り、戦略ミサイル原子力潜水艦を8隻まで削減、F-35BとF-35Cの導入を中止してF/A-18E/F blockⅢ導入などを提案しており、陸軍に関しては大陸間弾道ミサイル(ミニットマンⅢ)の削減提案に留まっている。

CBOは全ての削減オプション実行を求めているはけではなく、幾つかのオプションを組みわせて歳出削減を行うことを求めているため、もはや米国の予算削減は避けられない問題なのだろう。

特に注目すべきはF-35導入中止をCBOが提案している点で、国防総省は2019年までに542機分(A型338機/B型135機/C型69機)のF-35調達予算を受け取っており計画では2044年までに1,914機のF-35を調達する計画だが、これを全て中止して空軍は2028年までにF-16V(510機)、海軍と海兵隊はF/A-18E/F blockⅢ(394機)調達に切り替えることで130億ドル(1.3兆円)予算を削減することができると言っている。

出典:U.S. Navy photo by Chief Mass Communication Specialist Shannon E. Renfroe

ただ米国がCBOの提案するF-35導入中止オプションを実行すれば、F-35の調達コストは非常識なほど高騰してしまい同盟国の戦闘機調達スケジュールにも大きな影響を及ぼすことになるため、実際に実行される可能性は限りなく低いと信じたいがバイデン政権や議会がCBOの勧告を受けて歳出削減に動けば国防予算も無傷では済まないはずだ。

果たしてバイデン政権や議会は歳出削減に動くのか?CBOが提案した削減オプションから何を選ぶのか?注目されれるが、米メディアは中国との戦いが続く中で国防予算を削減すれば国益を守ることは出来ないと批判的に報じているのが唯一の救いと言える。

重要なことなでもう一度書くが、上記の国防予算削減オプションはCBOが提案した83の削減オプションの一部分(医療や教育など歳出削減のオプションは多岐にわたる)なので注意して欲しい。

 

※アイキャッチ画像の出典:U.S. Air Force photo by J.M. Eddins Jr.

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コメント

    • 野嘗
    • 2020年 12月 17日

    覇権交代か、、、

    16
      • 匿名
      • 2020年 12月 17日

      外交と防衛がメインの連邦政府なんで、教育と医療は州政府に任せる方向に行って、そう過激に防衛費は削らないかと。

      8
        • 匿名
        • 2020年 12月 18日

        そら歴代大統領であれば本当に防衛費を落とす事なんか無い。
        つまり、アメリカ大統領はアメリカ合衆国を継続させるために国家運営するという、
        これまで大統領になる人物に対してチェックする事すら必要無かった部分が今回も問題無い場合の話やろ。
        バイデンの底意が私利私欲で、国益は二の次のアフリカの大統領や、日本メーカーの世界シェア覇権を外国に奪わせる為に超円高に突き進んだ日本の民主党政権みたいな所にあるのであれば、
        コストカットがうんたらかんたらで国民の為になるという理由をつけて、本当に飲む事になる。
        バイデンの場合は、息子のウクライナ・チャイナ疑惑を見ても、本当にアメリカ合衆国の国益と継続性を追求する為の意思決定をする人間なのかどうかが焦点になってるから、この疑問が出てくる。

        13
    • 匿名
    • 2020年 12月 17日

    F/A-18E/F導入はボーイング救済策でもあるのかな
    にしてもF-22ようやくアップデートするのに勿体無いな、維持費が痛いのは分かるけど

    11
      • 匿名
      • 2020年 12月 18日

      いかに高性能とはいえ、F35よりは旧式であり、維持費の高さもあって早期退役は避けられない。むしろF35のアップグレードに集中することで予算的な整理が可能だと思います
      西側全体の利益としてもそっちでしょう

      2
      • 匿名
      • 2020年 12月 18日

      F-22は確かに強力な制空戦闘機ですが、維持管理コストが流石に高すぎなのがなんとも悩ましいんですよね。
      専用の空調ハンガーまで必要になるってのは機密抜きにしても輸出向きとは言えませんし。

      4
        • 匿名
        • 2020年 12月 18日

        米国としてもF22は早めに退役させて、F35のさらなる高性能化を進めたいのが本音だと思います
        予算の関わる問題に、なかなか本音の出せないのは各国共通でしょうしw

        2
    • 123
    • 2020年 12月 17日

    中国と戦争して多額の賠償金とろうぜw

    6
      • 匿名
      • 2020年 12月 17日

      どうやっても赤字でしょ

      30
      • 匿名
      • 2020年 12月 18日

      発想が19世紀レベル
      座布団没収

      12
        • 匿名
        • 2020年 12月 18日

        座布団なんてないから畳を没収したほうがいい

        8
    • 匿名
    • 2020年 12月 17日

    F22、B1、A10の退役は空軍も喜ぶだろう。海軍はあれか、ステルス艦。

    10
    • 匿名
    • 2020年 12月 17日

    このタイミングでF-35A→F-16Vはあり得ん。
    こんなオプションが入ってる時点でまともに考えてるとは思えない。
    あるいは西側諸国の国防政策をまとめてひっくり返す中共様のための秘策だむてなら納得だが。

    34
      • 匿名
      • 2020年 12月 18日

      上院が否決するだろうから、大事になることはない。

      2
    • 匿名
    • 2020年 12月 17日

    国防には国家の都合があるのはわかるが、こんなやり方でF-35の単価が大幅高騰したら、今後どこも連携してくれなくなりそうだな。
    実施されて首がしまるのはロッキードなのでは。。。

    17
    • 匿名
    • 2020年 12月 17日

    事務屋は自分の頭上に中共軍のミサイルが飛んでくるまで算盤勘定してるのだろうな。

    30
      • 匿名
      • 2020年 12月 17日

      財政健全化>>>>>防衛・経済・人命!財政健全化の為には国が滅びても構わん!(^_^)
      とか本当に思ってそう。

      27
        • 匿名
        • 2020年 12月 18日

        それって我らが財務省の信念じゃないですか!

        21
    • 匿名
    • 2020年 12月 17日

    大統領選の風聞のせいで予算局が中華汚染されてるようにしか思えない
    理由を付けてはアメリカを弱体化させようとする動きばかり目に付く

    33
    • 匿名
    • 2020年 12月 17日

    法律の方を変えれば解決するな

    1
    • にわかミリオタ
    • 2020年 12月 17日

    ハハハッ、F16Vねぇ。
    ありえないな。
    そうであってほしい。

    10
      • 匿名
      • 2020年 12月 17日

      最悪B形とC型は削減されるにしてもA型は誰か止めると信じたい

      6
        • にわかミリオタ
        • 2020年 12月 17日

        本当にそう思います。
        F35Bは高く付くだろうなぁ、

        4
          • 匿名
          • 2020年 12月 17日

          BよりCの方が高いんじゃなかった?

            • 匿名
            • 2020年 12月 18日

            C型は誰も導入しない事になるからどうでもいい。

            3
      • 匿名
      • 2020年 12月 18日

      所詮ボーイング救済策だから。

        • 匿名
        • 2020年 12月 18日

        上の者です。
        「所詮ボーイング救済策だから。」とは
        >海軍と海兵隊はF/A-18E/F blockⅢ(394機)調達に切り替えることで
        に、対しての考えです。
        記載不足で申し訳なし。

    • 匿名
    • 2020年 12月 17日

    民主党は党内の左派勢力が強いから、ある程度配慮しないと運営できない
    防衛削って福祉に回すとかありきたりだけど

    8
    • 匿名
    • 2020年 12月 17日

    バイデン政権になれば、かつてのオバマ政権時代の様に軍の開発に大ナタを振るい、再び長い停滞をもたらすだろう

    8
      • 匿名
      • 2020年 12月 17日

      オバマ時代に開発されていた兵器の計画を見ると、別に大ナタ振るっていた訳でも無いのだけどなあ…むしろ、開発プロジェクトの殆どが予算オーバーと性能未達で中止になりまくっていただけなんだが

      20
      • 匿名
      • 2020年 12月 17日

      シリアの毒ガス疑惑で軍を派兵したら、シリアの1/3が、米軍支配下になり油田が米国人名義になった時の大統領なんで軍縮と平和の意味が一般人と違うだけかな。

      9
      • 匿名
      • 2020年 12月 18日

      宇宙開発の方でもアレスロケットをオバマが打ち切ったようにSLSを打ち切ったりして

      2
    • 匿名
    • 2020年 12月 17日

    F-22はともかくF-35の調達を中止して代わりはどうなるんですかね…とりあえず要求を高く吹っかけて引き下げるって戦術かな

    10
    • 匿名
    • 2020年 12月 17日

    中国と戦争をして勝てばよい

    4
      • 匿名
      • 2020年 12月 18日

      戦争せずに勝つこそ国家の上策
      はい落第

      14
    • 匿名
    • 2020年 12月 17日

    CBOの案は「実行出来そうな案をこれだけ探して来ました」と公表しているだけで、中身が無いと思うがなあ……
    それにしても、今からF-35の調達計画を打ち切ってF-16VとF/A-18E/F blockⅢに切り替えても節約できる金がたったの130億ドル、艦艇建造予算を10年間削減しても510億ドルしか節約出来ないって言うのが悲しいなあ
    何故なら最新の予測によると、米連邦政府の債務残高は2021年度には21兆9000億ドルに達すると予測されているからで、今更予算削減しても焼け石に水、下手をすれば年間の利払い費さえ捻出出来ない可能性が有る

    7
      • 匿名
      • 2020年 12月 17日

      これ作ったやつ中共の手先じゃねーのか?

      10
        • 匿名
        • 2020年 12月 17日

        いや、中共関係無く何処の国でも財政当局は予算額を削る事しか頭に無いし、そもそもそれが仕事なのでこう言う案が出て来る
        我が国でも財務省はこの手のアホばかり揃っているから、目先の予算削減案ばかり言い出して馬鹿を見ている
        先のコロナウイルスの特別定額給付金だって、財務省はビタ一文出すつもり無かったんだからな

        19
          • 匿名
          • 2020年 12月 18日

          財務省が中共の手先説

          4
            • 匿名
            • 2020年 12月 18日

            陰謀論が過ぎるよ
            以前から財務省は中共云々以前から「予算は削るもの」という考え方で予算編成しているから

            10
      • 匿名
      • 2020年 12月 18日

      > しか節約出来ないって言うのが悲しいなあ
      これを明確に数値化した事に大きな意味があるよね。
      でないと、イメージ先行で削減を主張する勢力が後を絶たないだろう。

      2
    • 匿名
    • 2020年 12月 17日

    F-35とB-21はオバマ政権ゲーツ長官時代でも
    議会からの反発で削減案が阻止されてますから無理筋じゃないですかね?

    4
    • 匿名
    • 2020年 12月 17日

    まあ、ジェラルドの建造数を減らすのは妥当かなf-22退役は流石に早すぎる。他は無理だろ、特にf-35導入中止

    5
      • 匿名
      • 2020年 12月 17日

      F22は、量産機としては生まれてくるの早すぎでしたね。中露のステルス探知技術なんて、F35退役まで物にならなくてF35もろくに探知できなかったになりそう。ここまで完全オーバースペックだと維持するだけで一方的に米軍の体力が削られて行くので、一度解体してみるのも。

      1
        • 匿名
        • 2020年 12月 17日

        ロシアは分かりませんが、中国の対ステルスレーダーでF-22は探知・追跡されていますね。
        ロシアはシリアで何度もF-22と相対しているので、
        F-22のステルス性に関する情報を入手していても不思議ではありません。

        “Venezuelan Air Defence’s Chinese-made Radar Detects US F-22 Stealth Jet”
        リンク

        4
        • 匿名
        • 2020年 12月 18日

        F22/35の特徴であるステルス能力(反射断面積)は正面の反射率(数字)が優秀なだけであって、そもそもレーダー波を完全に吸収・無害反射する事は出来ない。ステルスが有効なのは探知距離の短さと対ミサイル回避において少し優位なだけ。
        更に付け加えればF22・35のステルス塗装は特定の周波数帯の吸収・無害反射を想定しておらず、現在のロシア軍の監視能力を考慮すればF35を該当機の認識範囲から補足するのは可能である。
        ステルスはオーパーツでもチートでもなく既存技術なので対策が進んでおり、現にS400 を巡りアメリカとトルコが揉めている。だから予算局がF35を持ち出したのも単なる数字調整だけの一環では無いと考えるたほうがいい。
        特にデジタルセンチュリーの事を考えたら、開発予算確保に国防省が独自に予算削減を進めても不思議ではない。

        2
          • 匿名
          • 2020年 12月 18日

          ステルスで対抗出来ないなら、非ステルスでどうやって対抗しろってんだ。
          もはやただのカモになるじゃねーか、ステルスの優位性云々って、レーダーに探知されにくいのを利用して一方的に攻撃するのがステルス機なんだが。

          4
    • 匿名
    • 2020年 12月 17日

    ええ・・・ちょっと何ふざけたことやらかしてるんですかねえ
    議会は米国の将来をどうお考えなんですかね・・

    5
    • 匿名
    • 2020年 12月 17日

    流石言い出しっぺだけあってF-15EXには一切触れないCBOなのであった。

    17
    • 匿名
    • 2020年 12月 17日

    このレベルのやばいことを”事業仕分け”と称して10年前にやらかした政党が日本にもあったね。
    海外から見るとこんな滑稽な話に見えるんだな・・・

    25
    • 匿名
    • 2020年 12月 17日

    中国の民主党議員に対する(他にもいるそうですが)ハニートラップがニュースになりましたし、
    このタイミングは中国による工作を疑ってしまいますね。
    ほぼ同じタイミングでのニュースはハニトラと結び付けて何とか止めようとする動きとも連動してそうで陰謀論者としては
    暗闘を感じるw

    12
    • 匿名
    • 2020年 12月 17日

    いくつもの方法を列挙して「さあ、ゼロ回答は許さないのでどれ選ぶよ?」って問いただすやつでは?
    なのでF-35Aとか生き延びさせるためにフォード級をうち2隻、他〇〇をあきらめます!とかそういう余地含んだ話でしょ
    一番ありそうなのは旧式の機体他を早期退役で運用費用圧縮かなぁ、それだけでは議会に望まれる削減には追っつかないと思うが。

    3
    • 匿名
    • 2020年 12月 17日

    日本にも財政制度等審議会という組織があって…
    文官は総額だけチェックして詳細は専門に任せるのが一番マシ

    1
    • 匿名
    • 2020年 12月 17日

    貧乏って辛いね…なおちうごく。

    3
    • 匿名
    • 2020年 12月 17日

    マーク・ミリー統合参謀本部議長も、「現実(国防予算の削減)と向き合おう」ってコメントするぐらいだしなぁ。
    我々が思っているよりもアメリカの経済状態は酷いのかもしれない。
    「米軍はアメリカ経済に依存しているが、アメリカは約1年前から新型コロナのせいで失業率は高く景気は後退している。」
    「今重要なのは経済の活性化であって、経済が活性化した後に国防予算へ追加の予算を付けることができる。」

    Milley: Budget ‘reality check’ may impact foreign exercises, basing plans
    リンク

    2
    • 匿名
    • 2020年 12月 17日

    F-22の2022年までの退役も信じられんけど、戦略原潜の8隻までの縮小にもたまげたわ
    オハイオ型は半数以上SSGNにして、核による抑止じゃなくてトマホークによる砲艦外交に切り替えるんかいな?

    • 匿名
    • 2020年 12月 17日

    バイデン政権ゴマすりブランだな
    こんなの議会が認めんだろ

    3
      • 匿名
      • 2020年 12月 18日

      どこからバイデンのごますりが出てきたんだよ。
      もはや陰謀論だろ。

    • 匿名
    • 2020年 12月 18日

    F-35の削減は本家議会の上院下院によるF-35推しが強すぎるから無理じゃねぇかなぁ・・・
    毎年国防総省は抑え気味にF-35要求してるのにここ5年は毎回議会が圧力かけて要求より10~20機くらい増やしてるというw
    リンク

    3
    • 匿名
    • 2020年 12月 18日

    アメリカ終了のお知らせ
    21世紀は中華秩序の時代ですな

    4
    • 匿名
    • 2020年 12月 18日

    F-22はまだわからんてもないが、F-35は候補に上がること自体が信じられん
    西側諸国の航空機行政をまとめて破滅させる気か?

    13
      • 匿名
      • 2020年 12月 18日

      ん?F-35は単体ではF-22以下だからダメだ論文ですか?
      「10じゃなければダメ8は不合格」なんていい発想はいい加減やめましょう。

        • 匿名
        • 2020年 12月 18日

        何言ってんだお前、何処を縦読みしたらそうなるんだよ

        12
        • 匿名
        • 2020年 12月 18日

        よく読め。
        F-22が退役の候補にされるのは分かるが、F-35が退役の候補にされるのはおかしい
        って文章だろ。どうみても。

        6
          • 匿名
          • 2020年 12月 18日

          ああ、そういうことですね。
          失礼しました。

          1
    • 匿名
    • 2020年 12月 18日

    >F-35Aの導入を中止して代わりにF-16V導入
    >F-35BとF-35Cの導入を中止してF/A-18E/F blockⅢ導入

    この期に及んでこういう意見が出て来るって事は
    米国ではSu-57やJ-20は”見掛け倒しのポンコツ”って評価が強いんだろうね
    カタログスペックやメーカーのセールストークを真に受ける日本の軍オタは納得しないだろうけど

    3
      • 匿名
      • 2020年 12月 18日

      むしろ近い将来アメリカが見かけ倒しのポンコツになりそうな勢いなんですがそれは…

      貿易構造の変化から来る税収落ち込みに対処するために軍縮&軍役のアウトソーシング推進→国家分裂ルートに入ってるようにしか思えないわ

      8
        • 匿名
        • 2020年 12月 18日

        なんでそんな簡単に国家分裂するかなぁ…

          • 匿名
          • 2020年 12月 18日

          アメリカ合衆国はロシアと同じく連邦国家。統一集権国家ではなく、複数の国家政府相当の寄り合い。南北戦争の経緯を振り返れば、現在の人種・移民・産業構造の変化で連邦政府が大きく変わる事も有り得る。

          1
        • 匿名
        • 2020年 12月 18日

        さっきのコメと同じだが、あまりに悲観的になりすぎるのはあまりに楽観的になりすぎて、現実を直視しなくなるのと同じだからな。

        3
      • 匿名
      • 2020年 12月 18日

      合衆国が極端な金融緩和や国債発行を推進してきたのは同盟国や中国・産油国による米国債購入があったから。
      国家には通貨発行権が認められているからアメリカが自前でドルを大量印刷するのもありだが、それはドルによる世界経済覇権(為替レート)を毀損してしまう。

      今回の予算局の発表では近い将来にGDPより多くの借金が発生するのを警告していて、その借金の中に他国から借りたお金と利子払いが在るのが要点。はっきり言ってこれ以上の「放漫財政」は国家経済に致命傷を与えかねないと言っている。
      最も注意すべきは赤字削減の為の調達計画見直しではなく、借金の中に含まれる「対外債務・利子」と「焦げ付き余力」。これがとても重要。

      長くなったがコメントへの返信として、予算局はF35が「ポンコツ」に成り下がる未来を想定して調達計画の修正を提言したのだと思う。理由は単純でSu-57やJ-20より航続距離・兵器搭載能力が優秀な第四世代機は東側にも複数有るから。そして将来これらと戦闘する際にステルス能力は殆ど期待できない状況に陥るから。特にF35の任務の多くが無人ステルス偵察機で代替可能。ステルスに特化したF35・22が数年先の戦場(非正規戦闘を除く)に対応できなくなるのは不味い。

      2
        • 匿名
        • 2020年 12月 18日

        は?
        なんでそれがステルス能力が期待できない理由になるの?
        無人機も有人機の代わりになるにはまだ早いだろ。

        1
    • 匿名
    • 2020年 12月 18日

    不況下で政府支出を減らすようなことは自殺行為でしょ。
    アメリカは日本の失敗をなぞるほどにはアホじゃないから、通らないだろうけど。

    2
    • 匿名
    • 2020年 12月 18日

    これは始めに高い要求を吹っ掛けることで本当の要求を飲ませる交渉の基本テクニック

    1
    • 匿名
    • 2020年 12月 18日

    >米メディアは中国との戦いが続く中で国防予算を削減すれば国益を守ることは出来ないと批判的に報じているのが唯一の救いと言える。
    メディアが正論をを言ってくれるっていうのがうらやましい。
    どこかの国とは大違い。

    8
    • 匿名
    • 2020年 12月 18日

    今まで非対称戦争を想定した装備への固執を改める良い機会だと思う。米中冷戦が既に始まっているし、各国が宣言した純粋ガソリン車の縮小計画やらなんやら。アメリカの経済覇権を担っていた石油市場の衰退も考慮すれば、そろそろ放漫なアメリカ財政に目を向けるのも頷ける。

    1
      • 匿名
      • 2020年 12月 18日

      だけど、明らかにやりすぎなの混じってるだろ、いくら何でもf-35導入停止とかはあり得ん。
      いくら候補のひとつとはいえ、軍事オンチか?って言いたくなるようなやつが多いんだが、それにそこまで金は浮かんだろ。

      1
        • 匿名
        • 2020年 12月 19日

        軍事オンチというかF35に関しては外交オンチそのものでしょ。
        単価アップで同盟国が大混乱だろうに。

        アメリカは軍事面においても頼りにならない国という評価が確定しちゃうよ。共同開発という体裁とったんだからF35のプランは死守せねば。

    • 匿名
    • 2020年 12月 19日

    性能とコストの兼ね合いでは第4、4.5世代機がギリギリのバランスになってるのかな?

    • 匿名
    • 2020年 12月 19日

    なんかやけにf-35の優位性を否定しようとする連中多いけど、まず、非ステルス機がステルス機に勝つのは難しい。
    というのも、非ステルス機で出来る事はだいたいステルス機でも出来るからだ。
    それでいて、非ステルス機の優位点はステルス機の優位点に比べて小さいし、ステルス機でもステルス重視しなければ出来るものばかり。
    後、無人機なんだけど、将来的には有人機から主力の座を奪い取るだろうけど、まだ時間がかかると思うぞ。

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