米国関連

F-35の足を引っ張るALISからODINへの更新が完了、但しソフトウェア開発は難航

F-35ジョイント・プログラム・オフィス(JPO)は31日、F-35運用の妨げになっていたロジスティクス・システム「ALIS」を新たに開発した「ODIN」で更新するファーストステップが完了したと発表した。

参考:Pentagon completes first phase in replacing troubled F-35 logistics system

ODINのソフトウェア開発に必要な資金確保が出来ているのか、開発が前進しているのかについては情報がない

ロッキード・マーティンがF-35の運用やメンテンスを管理するため開発した「ALIS」は期待を裏切るパフォーマンスで同機の稼働率向上を妨げており、F-35を整備する現場に混乱を招いた張本人だ。

出典:ロッキード・マーティン ALISサーバー

例えば必要なスペアパーツの入荷時期をALISに尋ねると「数年後」と答えたり、数十億ドル分のスペアパーツが何処に納品され誰が管理しているのかALISに尋ねても「該当なし」と答えたり、ALISに組み込まれたTMS(トレーニング管理システム)は完全に役立たずで今だにノースロップ・グラマン製の旧システム併用を強いられるなどALISが直面する問題を挙げれば切りがない。

この様な問題を解消するため何度も修正が行われたが一向に状況が改善しないためF-35ジョイント・プログラム・オフィス(JPO)は2020年1月、新しいロジスティクス・システム「ODIN/オーディン」を開発してALISと手を切ることを決断たのだが、JPOが今回発表した「ALISをODINで更新するファーストステップ完了」とはODINベースキットと呼ばれるODINサーバーと古臭いALISサーバーとの交換が完了したという意味で、F-35を運用する米空軍、米海軍、米海兵隊、英空軍、イタリア空軍、オランダ空軍でODINサーバー(計16基)が立ち上がったという意味だ。

補足:英空軍とオランダ空軍向けに出荷されたODINサーバーはエドワーズ空軍基地が受け取り、同基地に駐留する両空軍の訓練及び評価部隊が使用するため本国の部隊にODINサーバーが出荷されたという意味ではないが、イタリアに出荷されたODINサーバーは空軍のF-35Aが駐留するアメンドラ空軍基地に設置されている。

出典:U.S. Navy Photo by Dane Wiedmann/Released ODINサーバー

ODINサーバーはALISサーバーと比較してサイズが1/10以下(360kg→30kg以下/無停電電源装置や追加バッテリーの重量を含めても90kg程度)、ODINサーバーで稼働するALISのデータ処理時間は約半分に短縮され、データをポータブルデバイスにロードする速度も2倍以上向上、F-35にデータを転送するのに必要な時間も大幅に短縮されたたためF-35のメンテンナンス現場では劇的な時間削減に繋がっているらしい。

2023年までにF-35を運用する全ての同盟国の部隊にODINサーバーが届けられALISサーバーは姿を消す予定だが、問題はODINのソフトウェア開発が進んでいない点だ。

ODINのソフトウェア開発に必要な資金が42%も削減(2021年予算)されたため2021年4月に開発を一時的に停止するとF-35JPOが発表、国防総省内のDOT&E(兵器類の運用試験評価部長)が発行した最新のレポートでも「ODINの開発はリソース不足で実戦配備やサポートに対するリスクが高まっている」と指摘されており、米ディフェンス・メディアのDefenseNewsは「ODINのソフトウェア開発問題も尾を引くだろう」と指摘しているのが興味深い。

どちらにしてもODINのソフトウェア開発に必要な資金確保が出来ているのか、開発が前進しているのかについては情報がないので何ともいえないが、ODINサーバー上で稼働させるALISの評判は上々なので空自にも導入されればメンテンナンスにかかる時間が削減されF-35Aの運用効率が高まるはずだ。

関連記事:F-35最大の欠点解消に向けて前進、ALISに代わるODINの評価は上々
関連記事:F-35最大の欠点を解消する新管理システム「ODIN」開発が資金不足で停止

 

※アイキャッチ画像の出典:U.S. Air National Guard photo by Staff Sgt. Mercedee Wilds

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コメント

  • コメント (69)

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    • 匿名
    • 2022年 2月 01日

    F-35って、どのようなレベルのネットワークと火器管制能力を有しているのでしょうか?

    まさか日本の次期戦闘機向けに日本が開発した戦闘機用統合火器管制システムによって実現されるクラウド・シューティングのレベルまでは、F-35は到達していないとは思いますけど、その辺りどうなんでしょうか?

    詳しい人教えてください。

    1
      • samo
      • 2022年 2月 01日

      >まさか日本の次期戦闘機向けに日本が開発した戦闘機用統合火器管制システムによって実現されるクラウド・シューティングのレベルまでは、F-35は到達していないとは思いますけど

      むしろ、F-35がずっと先を行ってるけれども?
      既に米軍はNIFC-CAを持っているいるし、
      米空軍がE-7Aを導入するのも、空軍でのリモート交戦能力を整備するため

      日本を貶すわけじゃないけど、防衛省が提言しているクラウドシューティングは後追いの立場でしかないし、
      「開発した」でもなく、「構想段階」または「基礎研究」の段階にすぎない

      13
        • バーナーキング
        • 2022年 2月 01日

        力説してるとこ申し訳ないが根本的な読み違いをしていると思われ。
        コメ元では「〜実現【される】クラウド・シューティングのレベルまでは〜」と書いているんだから
        >「開発した」でもなく、「構想段階」または「基礎研究」の段階にすぎない
        のは理解している。
        「日本の【2035年での目標】をF-35が【現時点で既に】達成しちゃったりしてないよね?」と言ってるんだろう。
        現状の、あるいは2035年時点での日米の技術レベルの優劣を比較している訳ではないので貴方の発言にはあまり意味がない。
        そして日本のクラウドシューティング構想が基本的に後追いなのは事実だが、少なくとも防衛省や防衛装備庁は「F-35やそれを含めた共同交戦能力」を概ね把握した上で「F-3(仮)の目指すクラウドシューティングを含めた戦い方」を「実現する機体は存在しない」としてF-3開発の根拠としている訳で。
        まあ「F-3を新規開発する」という結論ありきのこじつけに過ぎない可能性も十分あるけどね。

        14
          • samo
          • 2022年 2月 01日

          >日米の技術レベルの優劣を比較している訳ではないので貴方の発言にはあまり意味がない
          意味が無いと言われても、実システムを米国は既に保有してるのは事実ですし…
          実物を持ってる米国と実物がない日本、どっちが優れてるかと言われたら前者であるとしか…

          13
        • 匿名
        • 2022年 2月 01日

        返信ありがとうございます。

        >日本を貶すわけじゃないけど、防衛省が提言しているクラウドシューティングは後追いの立場でしかないし、

        いや、防衛省が提言しているクラウド・シューティングはかなり先進的です。

        日本が開発した戦闘機用統合火器管制システムによって実現されるクラウド・シューティングでは、以下のような機能が実現されています。

        (1) Preferred Shooter Determination
        ー適切なシュータの決定

         我彼の位置関係等に応じて編隊内の最適なセンサー機、シュータを決定。

        (2) Precision Cue
        ―精密照準

         僚機間の測定情報を統合し目標の位置情報の精度を向上。
         目標の位置情報を取得し走査範囲を局限してその分の電力をビームとして照射―より遠距離での高精度
         な測定を可能にする。

        (3) Launch on Remote
        ―遠隔発射

         シュータと僚機の双方で目標を捕捉・位置情報を照合しミサイルの発射と誘導を実施。
         高精度な射撃管制が可能。

        (4) Engage on Remote
        ―遠隔交戦

         目標の捕捉を僚機に委託しそれを基に発射機がミサイルの射撃及び誘導を実施。
         僚機が目標を捕捉していればシュータは目標を直接探知せずともミサイルの射撃及び誘導が可能。

        (5) Forward Pass
        ―誘導権移管(フォワードパス)

         シュータのミサイルの誘導権を僚機に移管し僚機がミサイルの中間誘導を継続発射後、シュータは脅威
         から即座に離脱が可能。

        (6) Remote Fire
        ―遠隔射撃

         シュータはミサイルの発射のみを行い目標の捕捉及びミサイルの誘導を完全に僚機に委託する。
         発射と射撃管制の分離による任務時の自由度向上やシュータはミサイル誘導以外の役割に専念可能。

        更には、日本が開発した戦闘機用統合火器管制システムは、上述した機能のほかに、以下のような機能が実現されています。

        ①ネットワークを用いた外部アセット(地上レーダ、AEW等)との連接と情報共有

        ②僚機間の高速秘匿データリンク

        ・指向性を持たせたミリ波通信による秘匿性の確保と大容量通信の実現

        ・高精度高出力なビーム制御及び全球覆域による遠方までの確達性の確保

        ・探知され難いミリ波を使用

        以上の特徴により、秘匿性と確達性を備えたデータリンクを実現。
        目標情報の共有を保証する僚機間秘匿データリンクを実現。

        ③統合航跡生成

        ・僚機間秘匿データリンクを用いて、自機と味方機の情報を統合し

        ・編隊全体で探知した情報として共有

        ・自機の探知外の目標も探知・射撃が可能

        編隊内の探知情報を統合し共通の目標情報を共有し、統合航跡の生成を実現。

        ④パッシブ測位

        ・自ら電波を発しないIRSTなどの僚機間の光学センサの情報を統合

        ・パッシブな手段による測距を含めた測位を実施(従来はIRSTは方探情報のみの取得であり、測距は不可能)

        <パッシブ測距の概要>

        IRセンサを用いた僚機間の三角測量により電波を出さず目標の距離情報を得られる

        ⑤センサ/シュータ・リソース管理

        ・統合的な誘導弾の管制

        ・発射判断の支援

        ・回避判断の支援

        参考及び引用元1・リンク
        以降の情報や詳細な情報は、参考及び引用元1を参照してください。

        更には、同じく次期戦闘機関連で、日本が開発した「3次元高精度方探システム」などと組み合わせることで、より強力な効果を発揮します。

        「3次元高精度方探システム」

        «概要»
         将来戦闘機に適用が期待される構成要素技術のうち、エレベーション及びアジマスの両方向標定が可能な3次元高精度方探システムの実現可能性に関する技術資料を得ることを目的とする研究

        «背景・目的»
         各国ではレーダーなどに対する低探知性を有するステルス戦闘機の研究開発が進められており、自機のレーダーによる捜索では探知距離が短くなり、不利な情勢に追い込まれることとなる。

         敵機からの電波を捉え方位探知を行うESMは、ステルス機に対する有効な探知手段となりうる。ESMは自ら電波を発しないパッシブな探知手段であり、秘匿性に優れると共に探知距離もレーダーより長い。また赤外線を用いた探知手段より、雲などの天候の影響を受けにくいなど多くの利点を有する。

         しかし、既存の戦闘機のESMは敵機の方位探知を行える程の精度を持っていなかった。

        将来戦闘機への適用が期待される3次元方向の高精度な方探を実現するために、水平だけでなく垂直方向の方探も可能な3次元高精度方探システムの研究が必要であった。

        <従来のESM>
        3次元方向の方探は不可能てあり2次元方向の分解能も低く高精度な方探が不可能

        «詳細»
         3次元高精度方探システムの研究で以下の運用構想に関する技術的資料の取得を目指した。

        ・水平及び垂直方向の秘匿性に優れた高精度な方位探知

        ・味方機とのデータリンクを活用したESMによる測距

        ・上記の自ら電波を発しないパッシブな手段によるミサイルの射撃

        そして、「3次元高精度方探システム」は、2008〜2013年に研究試作と所内試験と母機復元が行われました。

        参考及び引用元2・リンク
        以降の情報や詳細な情報は、参考及び引用元2を参照してください。

        これほどまでに高度な性能や機能を、F-35は実現できていません。

        >「開発した」でもなく、「構想段階」または「基礎研究」の段階にすぎない

        2012〜2022年に、「戦闘機用統合火器管制技術の研究」が行われています。
        これは、研究試作と所内試験を行います。
        研究試作はすでに終了し、所内試験も終盤です。

        更には、F-2及びT-4に飛行実証用の機体改修を実施しています。
        これは、統合火器管制技術及び僚機間秘匿データリンク技術を実際の飛行環境化での有効性を確認するものです。
        そして、実際にネットワーク射撃を実施します。

        要は、戦闘機用統合火器管制システムの飛行実証ですね。

        <参考>
        詳細は以下の資料を参照してください。

        リンク

        リンク

        12
          • samo
          • 2022年 2月 01日

          先進的だけど、米国が先に実用レベルまで漕ぎ着けてるから
          後追いなのは事実なので、その現実を飲み込んだ上で、日本も頑張ろうねって話以上でも以下でもない
          如何せん、そのだらだら長い要項も、構想段階や基礎研究段階でしかないから、
          いつ、どの程度まで実現できるかすら定かじゃないものを、日本の物は先進的だと突き付けられても、
          絵に描いた餅以上の意味を持たない

          8
            • 匿名
            • 2022年 2月 01日

            返信ありがとうございます。

            >先進的だけど、米国が先に実用レベルまで漕ぎ着けてるから
            後追いなのは事実なので、その現実を飲み込んだ上で、日本も頑張ろうねって話以上でも以下でもない

            正直、かなり的外れな意見だと思います。

            そもそもですが、米国はクラウド・シューティングを実用化できていませんよ。

            ちなみに、NIFC-CAはクラウド・シューティングとは言えません。

            NIFC-CAが対応するのは、Engage on Remote(遠隔交戦)だけです。

            一方のクラウド・シューティングは、先に投稿したコメントに書いてある通り、Engage on RemoteだけしかできないNIFC-CAよりも先進的かつ革新的なシステムです。

            以下の文章は、リンクより引用。

            『ローンチ・オン・リモートやエンゲージ・オン・リモートが更に進化すると、複数の警戒ユニット・迎撃ユニットが高度なネットワークで繋がってデータが共有され、複数の警戒ユニットが目標を捉えたデータは統合され、最適な位置に居る迎撃ユニットに射撃が指令されます。 Preferred Shooter Determination (好ましい射手の決定)、防衛省TRDIではこれをコンピュータネットワークになぞらえて「クラウドシューティング」と呼んでいます。』

            そして、現時点でNIFC-CA FTAに対応する戦闘機は、TTNTとDTP-Nを搭載したF/A-18E/F BlockⅢだけであり、おまけにF/A-18E/F BlockⅢはまだ実戦配備されていません。

            アメリカ海軍にF/A-18E/F BlockⅢの初号機を納入したのは、つい最近の2021年9月27日(月)であり、アメリカ海軍はF/A-18「スーパーホーネット」ブロックIIIを受領したとはいえ、実戦部隊で運用する前に、さまざまな飛行試験を行う計画ですから、F/A-18E/F BlockⅢはまだ実戦配備すらされていません。

            そして、先に投稿したコメントで述べた通り、日本が開発した戦闘機用統合火器管制システムでは、Engage on Remote以外にも色々な機能が実現されています。
            つまりは、戦闘機用統合火器管制システムにより実現されるクラウド・シューティングでは、Engage on Remoteは数ある要素の中の一つに過ぎません。

            >如何せん、そのだらだら長い要項も、構想段階や基礎研究段階でしかないから、
            いつ、どの程度まで実現できるかすら定かじゃないものを、日本の物は先進的だと突き付けられても、
            絵に描いた餅以上の意味を持たない

            統合火器管制ソフトウェアの設計・製造もすでに実施されていますし、統合火器管制の評価を行うシュミレータもすでに整備済みで、シミュレーション試験も実行した上に、戦闘機用統合火器管制システムの飛行実証までも行うほどのものを、絵に描いた餅などというのはいささか過小評価が過ぎると思いますけどね。

            8
            • 240Z
            • 2022年 2月 01日

            やたら長いけどただPDFをコピーペーストしただけやんな

            8
              • samo
              • 2022年 2月 02日

              理解できてないから、コピペしかできんのでしょ
              クラウドシューティングを世界共通言語と思ってるっぽいし

              2
                • 匿名
                • 2022年 2月 02日

                情報にはソースがあった方が信頼してもらえるかなと思って、信頼できるウェブサイトから引用させてもらっただけのことです。
                ですが、わかりにくいと思った箇所は、自分で書いて付け加えたり、変更したりしていますよ。

                >クラウドシューティングを世界共通言語と思ってるっぽいし

                クラウド・シューティングは、日本が提唱し始めたことは知っています。

                7
                  • samo
                  • 2022年 2月 02日

                  クラウドシューティングは米国は持ってないとか言ってる時点で、
                  クラウドシューティングを世界共通言語だと思ってるのは理解したからもういいよ

                  2
                    • 匿名
                    • 2022年 2月 02日

                    >クラウドシューティングは米国は持ってないとか言ってる時点で、
                    クラウドシューティングを世界共通言語だと思ってるのは理解したからもういいよ

                    クラウド・シューティングに相当するシステムを米国は持っていないと言っているんです。

                    4
                      • samo
                      • 2022年 2月 02日

                      だからね、それがNIFC-CAはじめとしたSoSなの

                      3
                      • 匿名
                      • 2022年 2月 03日

                      だから、NIFC-CAをさらに進化させたものがクラウド・シューティングだと言っています。

                      3
                      • samo
                      • 2022年 2月 03日

                      だから、クラウドシューティングとはNIFC-CAを進化したものでも何でもないよ(
                      いい加減にしなさいな

                      2
                      • 匿名
                      • 2022年 2月 03日

                      『ローンチ・オン・リモートやエンゲージ・オン・リモートが更に進化すると、複数の警戒ユニット・迎撃ユニットが高度なネットワークで繋がってデータが共有され、複数の警戒ユニットが目標を捉えたデータは統合され、最適な位置に居る迎撃ユニットに射撃が指令されます。 Preferred Shooter Determination (好ましい射手の決定)、防衛省TRDIではこれをコンピュータネットワークになぞらえて「クラウドシューティング」と呼んでいます。』

                      んで、NIFC-CAでできるのはエンゲージ・オン・リモートだけ。

                      そして、ローンチ・オン・リモートやエンゲージ・オン・リモートがさらに進化して、Preferred Shooter Determination (好ましい射手の決定)という能力を手に入れたのが、クラウド・シューティングだ。

                      3
          • samo
          • 2022年 2月 01日

          >F-35は実現できていません
          だからね、F-35で実現するんじゃなくて、F-35や他の友軍機、レーダー衛星まで含めた多数のシステムを統合することで実現するのよ

          F-3だってそれは同じで、それを最初にに実用レベルまでのシステムに昇華したものを保有したのが米国。

          F-35が実現できない~って言ってる時点で、君は物を理解できてないのよ

          8
            • 匿名
            • 2022年 2月 01日

            返信ありがとうございます。

            >だからね、F-35で実現するんじゃなくて、F-35や他の友軍機、レーダー衛星まで含めた多数のシステムを統合することで実現するのよ

            F-3だってそれは同じで、それを最初にに実用レベルまでのシステムに昇華したものを保有したのが米国。

            F-35が実現できない~って言ってる時点で、君は物を理解できてないのよ

            米国は、クラウド・シューティングを実用化できていません。

            理由は、上のコメントを見てください。

            6
              • samo
              • 2022年 2月 02日

              >クラウド・シューティングを実用化できていません
              実用化はまだだけど、NIFC-CAといった実システムは既に保有済み
              NIFCA-CAは航空機同士でのキルチェーンを確立する

              クラウドシューティングは日本での呼び名であって、米国等では名称は全くの別物

              2
                • 匿名
                • 2022年 2月 02日

                だから、NIFC-CAをさらに進化させたものがクラウド・シューティングだと言っています。

                クラウド・シューティングの肝は、前に投稿したコメントで書いた通り、Preferred Shooter Determinationなどです。
                そして、これはNIFC-CAでは実現できていません。

                前に投稿したコメントにすでに書いたことですが、日本が開発した戦闘機用統合火器管制システムにより実現されるクラウド・シューティングでは、6つの技術が実現されています。
                そして、これらもNIFC-CAでは実現できていません。

                >NIFC-CAといった実システムは既に保有済み

                NIFC-CA FTAなどは、まだ実戦配備できていませんけどね。

                >NIFCA-CAは航空機同士でのキルチェーンを確立する

                それは、空対空版であるNIFC-CA FTA(From the Air)です。

                >クラウドシューティングは日本での呼び名であって、米国等では名称は全くの別物

                クラウド・シューティングは、日本が提唱している技術だということは知っています。

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                  • samo
                  • 2022年 2月 02日

                  なんで急にNIFC-CAの細分に言及し始めたの?
                  NIFC-CAのことを今更調べ始めたの?

                  FTSせよFTAせよFTLせよ、既に実システムが存在し、実用化に向けたテストを繰り返してる段階

                  クラウドシューティングは、実システムは存在しない
                  まだ構想、基礎研究段階で、いつ実用化するかどころか、いつ開発されるのかすら決まっていない

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                    • 匿名
                    • 2022年 2月 02日

                    >なんで急にNIFC-CAの細分に言及し始めたの?
                    NIFC-CAのことを今更調べ始めたの?

                    前から思ってたんですが、投稿したコメントちゃんと読めてます?

                    前に投稿したコメントにも、NIFC-CA FTAとちゃんと書いてますよね。

                    NIFC-CAといっても、FTSやFTAやFTLがあることくらい、前から知ってます。

                    >クラウドシューティングは、実システムは存在しない
                    まだ構想、基礎研究段階で、いつ実用化するかどころか、いつ開発されるのかすら決まっていない

                    前に投稿したコメントにも書きましたけど、統合火器管制ソフトウェアの設計・製造もすでに実施されていますし、統合火器管制の評価を行うシミュレータもすでに整備済みで、シミュレーション試験も実行した上に、戦闘機用統合火器管制システムの飛行実証までも行います。

                    2012〜2022年に、「戦闘機用統合火器管制技術の研究」が行われています。
                    これは、研究試作と所内試験を行います。
                    研究試作はすでに終了し、所内試験も終盤です。

                    更には、F-2及びT-4に飛行実証用の機体改修を実施しています。
                    これは、統合火器管制技術及び僚機間秘匿データリンク技術を実際の飛行環境化での有効性を確認するものです。
                    そして、実際にネットワーク射撃を実施します。

                    要は、戦闘機用統合火器管制システムの飛行実証ですね。

                    また、日本の次期戦闘機のいろいろなコンセプトの中の一つに、クラウド・シューティングも入っているので、次期戦闘機はクラウド・シューティングを行えるように開発されます。

                    日本の次期戦闘機は、主として空対空戦闘に従事するとされるので、クラウド・シューティングの重要性は高いですしね。

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                      • samo
                      • 2022年 2月 02日

                      >ちゃんと読めてます?
                      だから読めてないの君でしょ?
                      何度もいってるでしょう。
                      クラウドシューティングとは全体のインフラであって、そのインフラに当て込むシステムの一つとしてF-3があるにすぎない
                      F-3の開発は始まっても、クラウドシューティングというインフラ開発は始まる時期も不明などころか、構成される各システム開発の基礎研究段階もしくは構想段階で、絵に描いた餅以上ではない

                      >機用統合火器管制システムの飛行実証までも行います。
                      これを基礎研究って言うんだよ(笑

                      >F-2及びT-4に飛行実証用の機体改修を実施しています
                      基礎研究だね(笑
                      クラウドシューティングというSoSを構成する通信システムの一つの候補としての実証と開発段階にすぎない
                      そもそもこの通信システムが採用されるかも不明だ

                      >次期戦闘機はクラウド・シューティングを行えるように開発されます
                      将来的にはそうなる予定だけれどね
                      けど、それはまだ構想段階で、結局のところ実用化されるにしても次期戦闘機の実用化よりも後になる
                      この構想を実現するための開発前段階として、各アセットの基礎研究を繰り返してるのが今

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                      • 匿名
                      • 2022年 2月 03日

                      >クラウドシューティングとは全体のインフラであって、そのインフラに当て込むシステムの一つとしてF-3があるにすぎない

                      敵の電子戦による接続の寸断は目下の課題です。

                      また、敵LRMによってAWACS等の活動も制約されます。

                      なので、次期戦闘機は、JADGEを中核とした防空網の構成要素であるが、上位下達の関係になるべきでは無いです。

                      次期戦闘機には、敵による妨害で、JADGEの管制が不十分な環境でも任務の遂行が求められます。

                      つまり、「自分で考え・動ける」システムを構築すべきで、実際「自分で考え・動ける」システムが構築されるでしょう。

                      31中期防や政策評価では「ネットワークの中核」を担うと記載されていますしね。

                      故に、ECCM性に優れた秘匿通信や限られた取得情報を最大限活用する状況認識能力が求められます。

                      そのため、前に投稿したコメントで書いた通り、ミリ波による秘匿通信や情報統合は「統合火器管制」での構成要素です。

                      これらの理由により、戦闘機単体の性能を評価することも重要です。

                      そして、次期戦闘機は、F-35すら実現出来てないFCPレベルでの空対空ネットワーク戦闘、パッシブセンサによる火器管制等にも対応します。

                      なお、F-35も4GFi比で4陸海空他のアセットから大量の情報を受信/整理/表示できるだろうけど、あくまで空戦だとCTPレベルに留まるし、その点では5世代機以前と同レベル(量と質はともかく階層が同じ)ですね。

                      >これを基礎研究って言うんだよ(笑

                      IFCSは、統合火器管制(複数センサ/DLを融合してFCPレベルの状況図作成)を中核に、レーダ/IRMWS/EW/EOTSの主要戦闘用センサがくっつくような構成のシステムですが、研試では機上試験済・FTBでIFCS含め事前にこれらの統合もやります。

                      なので、基礎研究段階とは言えません。

                      >基礎研究だね(笑
                      クラウドシューティングというSoSを構成する通信システムの一つの候補としての実証と開発段階にすぎない

                      次期戦闘機のFTBには、統合処理システムも搭載されていますが、再利用性-同じ設計基準採用した他用途への流用考慮やセンサシステムのP&Aの対応、自機/他機センサ情報から統合航跡作成などの注目点があり、FTB試作品ではあるが、F-X実機への流用をも考慮した研究試作でありF-X本格着手前に、実機に準じたレーダ処理/統合航跡生成/P&A機能実装等に着手し、開発リスクを下げるといった目論見があるものと思われます。
                      なお、航跡生成周りは実機と同レベルが要求されています。

                      たとえるなら、XF9のようなものですね。
                      日本のPFRT用エンジンは、XF9のコアに、日英共同開発の主要構成品(複合材軽量ファン(?)+内装発電機+ステルスノズル)を組み込むと推察しますしね。

                      話が脱線しますが、英国側はテンペスト用エンジンで基本設計から日本の協力を希望しているというし、ウィンウィンの関係ですよね。

                      英国のPFRT用エンジンは、日本と共同開発したコア(圧縮機+燃焼器+高圧タービン)に、自国技術を組み込むものとなるでしょうしね。

                      >そもそもこの通信システムが採用されるかも不明だ

                      MADLではIFCFは実現不能なので、この通信システムも採用されるでしょう。
                      編隊内ミリ波通信はIFCSに必須ですし、3自衛隊内ミリ波通信に昇華できる可能性もあります。
                      陸海空共通ミリ波通信が適応制御の方で構想に出てますし。

                      >将来的にはそうなる予定だけれどね
                      けど、それはまだ構想段階で、結局のところ実用化されるにしても次期戦闘機の実用化よりも後になる

                      これも間違いでしょう。
                      上述した通り、研試では機上試験済・FTBでIFCS含め事前にこれらの統合もやりますし。

                      >この構想を実現するための開発前段階として、各アセットの基礎研究を繰り返してるのが今

                      これも間違いです。
                      理由は上で述べた通りです。

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                      • samo
                      • 2022年 2月 03日

                      >MADLではIFCFは実現不能なので
                      これも妄想だよね?
                      MADLに関しては公開されていない情報が多く、開示されていない情報の方がずっと多い。
                      次期戦闘機開発におけるフォーラムは何度も開かれているが、MADLの通信情報の内部については何も知らない、IFCFと概念は同じだと認識しているとのこと
                      何をもって、MADLが劣るのか、お前の妄想で語るのはやめるべき

                      >研試では機上試験済・FTBでIFCS含め事前にこれらの統合もやります。
                      地上試験や機上試験なんて基礎研究の代表例だろ、何たわごと言ってるんだ
                      機上試験が基礎研究じゃないのなら、米軍がF-16なんかで散々やってる試験は一体何なんだ?
                      開発計画に乗ってない試験なんて山のようにやってるぞ

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                      • samo
                      • 2022年 2月 03日

                      F-35は誘導弾をデータリンクで管制できないとか言い出したり、それを指摘したらデータリンクできますとか正反対の事言い始めたり、言ってることがいちいちめちゃくちゃなんだよ

                      クラウドシューティングの話で、ただの僚機間短距離通信に過ぎないミリ波通信うるさいし。
                      クラウドシューティングは全体のインフラだって説明してるのに、いつまでたってもF-3の話ばかり。
                      いわば高速道路っていうインフラの話をしてるのに、ずっと走ってる車の話をしようとする
                      話が全然かみ合わない

                      荒らししたいだったら他所でやれ

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                      • 匿名
                      • 2022年 2月 03日

                      >これも妄想だよね?

                      防衛装備庁のシンポに行ってきた人が、MADLと何が違うのかと聞いたところ、MADLと近しい技術を利用しているが、MADLは情報共有がメインなのに対し、IFCFは誘導弾の管制ができる点が異なる、との答えが返ってきたそうです。

                      >地上試験や機上試験なんて基礎研究の代表例だろ、何たわごと言ってるんだ

                      前に投稿したコメントちゃんと読んでます?
                      FTB試作品ではあるが、F-X実機への流用をも考慮した研究試作でありF-X本格着手前に、実機に準じたレーダ処理/統合航跡生成/P&A機能実装等に着手し、開発リスクを下げるといった目論見があるものと思われます。と書いてるでしょ。

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                      • 匿名
                      • 2022年 2月 03日

                      >F-35は誘導弾をデータリンクで管制できないとか言い出したり、それを指摘したらデータリンクできますとか正反対の事言い始めたり、言ってることがいちいちめちゃくちゃなんだよ

                      AIM-120Dには、双方向データリンクが装備されており、Remote Fireが可能だとは述べましたが、それはMADLで管制できないことと何ら矛盾しない。

                      Remote Fireのこと理解できてないでしょ。

                      Remote Fireとは、シュータはミサイルの発射のみを行い目標の捕捉及びミサイルの誘導を完全に僚機に委託する。

                      つまり、発射役/弾薬庫のF-35から発射されたAIM-120Dを、AIM-120Dに装備されている双方向データリンクを使って、他のF-35が目標の捕捉と所定位置への誘導を行うものであり、MADLは使わなくてよい。

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                      • 匿名
                      • 2022年 2月 03日

                      >クラウドシューティングの話で、ただの僚機間短距離通信に過ぎないミリ波通信うるさいし。

                      「適応制御ミリ波ネットワ-クシステム」が現在日本で研究されているが、この汎用ミリ波通信が装備化された時に、次期戦闘機のミリ波通信と繋がる可能性があるので、重要な情報だよ。

                      >クラウドシューティングは全体のインフラだって説明してるのに、いつまでたってもF-3の話ばかり。
                      いわば高速道路っていうインフラの話をしてるのに、ずっと走ってる車の話をしようとする
                      話が全然かみ合わない

                      クラウド・シューティングはまずはF-3とF-3に随伴する無人機による編隊で実現されるだろう。

                      そして何回も言ってる通り、次期戦闘機には、敵による妨害で、データリンクが機能しない、いわばネットワークから切り離された状態でも強力な戦闘力を発揮することが求められる。

                      次期戦闘機とは、JADGE/AWACS支援を前提とせず、A2AD下で生存し「自ら多量情報を処理しネットワークのハブとなる」戦闘機だ。

                      だから、全体インフラから切り離された状態での話をしているんだ。

                      あと、F-35はそもそもクラウド・シューティングは無理だし、NIFC-CAにも対応していない。

                      まあ、イージス艦にMADL端末を追加して、SM-6を配備すれば、F-35をセンサー役としたEngage on Remoteは一応実現できるけどな。

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                    • samo
                    • 2022年 2月 03日

                    いい加減にしなよ
                    NIFC-CAもクラウドシューティングも全体のインフラでしかないと何度説明したら理解できる?
                    水上艦と必ず共にする海軍のシステムは、リソースを水上艦に配分するのが合理的だからそうしてるだけ。
                    クラウドシューティングはそうじゃないから、戦闘機へのリソースが多いだけ
                    ただこれだけの話

                    高速道路の話をしてるのに、お前がしてるのは、その道路を走る車の話ばかりしてる
                    ポルシェよりフェラーリの方が高くて優れてるから後者の方が凄いって話をしてるのと同じ
                    馬鹿馬鹿しいにもほどがある

                    ミリ波ミリ波うるさいけれど、物理的にそれは短距離用通信にしか使えない
                    地上設備とは別のデータリンク使うってフォーラムでも言ってる
                    ただの僚機間通信ごときで何を騒いでるの?ってしか思わないから

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        • 匿名
        • 2022年 2月 01日

        返信ありがとうございます。
        先に投稿したコメントの続きです。

        >むしろ、F-35がずっと先を行ってるけれども?

        先に投稿したコメントで反論したとおりです。

        >既に米軍はNIFC-CAを持っているいるし、

        NIFC-CAが対応するのは、Engage on Remote(遠隔交戦)だけです。

        そして、現時点でNIFC-CA FTAに対応する戦闘機は、TTNTとDTP-Nを搭載したF/A-18E/F BlockⅢだけであり、おまけにF/A-18E/F BlockⅢはまだ実戦配備されていません。

        アメリカ海軍にF/A-18E/F BlockⅢの初号機を納入したのは、つい最近の2021年9月27日(月)であり、アメリカ海軍はF/A-18「スーパーホーネット」ブロックIIIを受領したとはいえ、実戦部隊で運用する前に、さまざまな飛行試験を行う計画ですから、F/A-18E/F BlockⅢはまだ実戦配備すらされていません。

        そして、先に投稿したコメントで述べた通り、日本が開発した戦闘機用統合火器管制システムでは、Engage on Remote以外にも色々な機能が実現されています。
        つまりは、戦闘機用統合火器管制システムにより実現されるクラウド・シューティングでは、Engage on Remoteは数ある要素の中の一つに過ぎません。

        >米空軍がE-7Aを導入するのも、空軍でのリモート交戦能力を整備するため

        そんなこと聞いたことがないのですが、その情報のソースを教えてください。
        一部の米空軍上層部は繰り返し「運用維持が困難で能力的にも時代遅れな早期警戒管制機E-3 セントリーを更新する必要がある」と主張してきたので、米空軍は正式にE-3をE-7に更新するための取り組みを開始したのだと思いますよ。

        以下の文章は、リンク/より引用。

        2014年に開始されたアップグレードによってE-3は2030年代まで運用することが出来ると言われていたが、米太平洋空軍司令官のウィルズバック大将は「ボーイング707ベースのE-3は機体が古すぎて2030年代まで飛行可能な状態を維持するのは挑戦に等しい」と語り、米空軍航空戦闘軍団のマーク・ケリー大将も「情報収集・監視・偵察戦力のプラットフォームは古く、特に民間での運用が終了した707のサプライチェーンは撤退するか737などの他機に転身を図ったため全く残っておらず707ベース機の運用維持は危機的状況にある」とE-3やE-8の問題を訴えていた。

        米空軍のブラウン参謀総長は当初E-7導入に否定な立場を表明してたが、今年9月には「空軍内部で検討を行っているE-7はE-3よりも新しく韓国空軍、オーストラリア空軍、トルコ空軍で運用実績がある優れたプラットフォームだ」と語り、ケンドール空軍長官も「E-7は米空軍に必要な航空機かもしれない」と言い出したので来年以降にE-7導入が本格的に動き出すかもしれないと管理人は予想していたが案の定、米空軍は今月19日に「E-3交換用航空機の研究と分析」という契約に関する文書を発行。

        この契約は「現行のE-7Aを調査して米空軍仕様に変更するための必要な追加作業を特定する」と書かれているため英国のジェーンズは「米空軍が正式にE-3をE-7に更新するための取り組みを開始した」と報じており、早ければ2022年度の予算編成にE-7Aの調達が含まれる可能性も出来てきた。

        因みにウィルズバック大将によれば「E-7Aに搭載されているアクティブ・フェイズド・アレイ・レーダー/MESAほどE-3の空中移動目標機能(AMTI/空中を移動する目標の認識能力)の能力は良くないことを我々は認識しなければならず、第5世代戦闘機を保有する空軍は第5世代センサー(AMTI能力が優れたセンサーシステムのことを指しており“第5世代センサー”という表現は比喩的なものに過ぎない)を整備しなければ真の第5世代空軍にはなりえない」と語っていたので、米空軍待望のE-3交換作業が開始されたと言っても良いのだろう。

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          • samo
          • 2022年 2月 02日

          だから、実システムはもう米軍は保有してるって説明してるよね?
          実システムをもって、実用化に向けた試験を繰り返してる段階

          日本はそれ以前であって、構想または基礎研究段階に過ぎず、実システムの開発も始まってすらいない
          現状絵に描いた餅にすぎないから、
          その開発がいつ始まって、いつ終わり、いつ実用化するかも全く決まっていない状況

          それをもって、日本のクラウドシューティングは凄い、米国はできてないと喧伝されても、
          実物と絵を比べてるようなもんで、実物を持つ方が優れてると言わざるをえない

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            • 匿名
            • 2022年 2月 02日

            >だから、実システムはもう米軍は保有してるって説明してるよね?
            実システムをもって、実用化に向けた試験を繰り返してる段階

            だから、米軍はクラウド・シューティングが可能なシステムを持っていないって説明してますよね。

            NIFC-CAをさらに進化させたものがクラウド・シューティングだと言っています。

            クラウド・シューティングの肝は、前に投稿したコメントで書いた通り、Preferred Shooter Determinationなどです。
            そして、これはNIFC-CAでは実現できていません。

            前に投稿したコメントにすでに書いたことですが、日本が開発した戦闘機用統合火器管制システムにより実現されるクラウド・シューティングでは、6つの技術が実現されています。
            そして、これらもNIFC-CAでは実現できていません。

            >日本はそれ以前であって、構想または基礎研究段階に過ぎず、実システムの開発も始まってすらいない
            現状絵に描いた餅にすぎないから、
            その開発がいつ始まって、いつ終わり、いつ実用化するかも全く決まっていない状況

            統合火器管制ソフトウェアの設計・製造もすでに実施されていますし、統合火器管制の評価を行うシュミレータもすでに整備済みで、シミュレーション試験も実行した上に、戦闘機用統合火器管制システムの飛行実証までも行うほどのものを、絵に描いた餅などというのはいささか過小評価が過ぎると思いますけどね。

            2012〜2022年に、「戦闘機用統合火器管制技術の研究」が行われています。
            これは、研究試作と所内試験を行います。
            研究試作はすでに終了し、所内試験も終盤です。

            更には、F-2及びT-4に飛行実証用の機体改修を実施しています。
            これは、統合火器管制技術及び僚機間秘匿データリンク技術を実際の飛行環境化での有効性を確認するものです。
            そして、実際にネットワーク射撃を実施します。

            要は、戦闘機用統合火器管制システムの飛行実証ですね。

            また、日本の次期戦闘機のいろいろなコンセプトの中の一つに、クラウド・シューティングも入っているので、次期戦闘機はクラウド・シューティングを行えるように開発されます。

            日本の次期戦闘機は、主として空対空戦闘に従事するとされるので、クラウド・シューティングの重要性は高いですしね。

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          • samo
          • 2022年 2月 02日

          >現時点でNIFC-CA FTAに対応する戦闘機は、TTNTとDTP-Nを搭載したF/A-18E/F BlockⅢだけであり
          これもまた言ってることおかしい
          何度も言ってる通り、クラウドシューティングにせよNIFC-CAにせよ、単一の戦闘機などの単一の兵器システムで完結するものじゃない
          これらはSoSは複数多数のシステムを統合するもの
          海軍版のNIFC-CAは水上艦やE-2で中継することを前提としたシステムだから、
          F-35にTTNT等がないからNIFC-CAが使えないというようなそぶりが全く正しくない

          君はクラウドシューティングを必死に喧伝してるけど、一番クラウドシューティングを理解できてない

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            • 匿名
            • 2022年 2月 02日

            >これもまた言ってることおかしい

            現時点でNIFC-CA FTAに対応する戦闘機は、TTNTとDTP-Nを搭載したF/A-18E/F BlockⅢだけです。

            >何度も言ってる通り、クラウドシューティングにせよNIFC-CAにせよ、単一の戦闘機などの単一の兵器システムで完結するものじゃない
            これらはSoSは複数多数のシステムを統合するもの

            理想はそうですね。
            ですが、言うは易く行うは難しです。
            射撃管制レベルでの情報共有は容易ではありませんよ。

            >海軍版のNIFC-CAは水上艦やE-2で中継することを前提としたシステムだから、
            F-35にTTNT等がないからNIFC-CAが使えないというようなそぶりが全く正しくない

            他のコメントでも書きましたが、F-35でSM-6の中間誘導を行うためには、イージス艦にMADL端末を追加する必要があります。

            イージス艦にMADL端末を追加した場合には、F-35でSM-6の中間誘導が出来るようにはなりますね。

            なので、F-35をセンサー役としたNIFC-CA FTSを実現するためには、イージス艦にMADL端末を追加して、SM-6を配備する必要があります。

            なお、現時点での一般的なNIFC-CA FTSでは、E-2Dなどをリモートセンサーとして、センサーネットワークにCECを用いています。

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              • samo
              • 2022年 2月 02日

              >理想はそうですね。
              だからNIFC-CAはそういうインフラとして構成されたものだから

              2
                • 匿名
                • 2022年 2月 03日

                現時点でNIFC-CA FTAに対応する戦闘機は、TTNTとDTP-Nを搭載したF/A-18E/F BlockⅢだけであり、複数多数のシステムを統合はできてないよねという意味です。

                理想は仰る通りですが、それを実現するにはまだまだ課題が山積みです。

                2
                  • samo
                  • 2022年 2月 03日

                  >複数多数のシステムを統合はできてないよねという意味
                  だからそれが違うっていってるの
                  海軍におけるF-35というアセットは、E-2や水上艦との連接を前提にしたシステムだから、必要がないだけ
                  海軍機はほぼ必ず水上艦とセットで行動するから

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      • samo
      • 2022年 2月 01日

      あと、クラウドシューティングのようなSoSは、戦闘機のみで完結するもではなく、
      全体のシステムに戦闘機を組み込むものだから、
      F-3の方が優れてるとかどうこうの言い方も正しくない

      ただ、現実として、米国が先行している、実システムを既に保有しているというのは厳然たる事実

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        • バーナーキング
        • 2022年 2月 01日

        なのでこちらも些かズレているかと。
        強いて言うなら「F-35【という戦闘機単体】が到達したかしないか」という観点が正しくない、かな。
        それならコメ元への指摘として適切であると思います。

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          • samo
          • 2022年 2月 01日

          言いたいことが不明瞭だけれども、
          実戦配備こそまだだけれども、防衛省が提言しているクラウドシューティングに相当するシステムは、米国は既に保有しているよ
          それがNIFC-CAといったもの
          2035年配備のF-3が目指すものをF-35が現時点においてできるかと問われたら、
          イエスであるという答え意外ないよ

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            • 匿名
            • 2022年 2月 01日

            >実戦配備こそまだだけれども、防衛省が提言しているクラウドシューティングに相当するシステムは、米国は既に保有しているよ
            それがNIFC-CAといったもの

            全然違います。

            NIFC-CAが対応するのは、Engage on Remote(遠隔交戦)だけです。

            一方のクラウド・シューティングは、先に投稿したコメントに書いてある通り、Engage on RemoteだけしかできないNIFC-CAよりも先進的かつ革新的なシステムです。

            以下の文章は、リンクより引用。

            『ローンチ・オン・リモートやエンゲージ・オン・リモートが更に進化すると、複数の警戒ユニット・迎撃ユニットが高度なネットワークで繋がってデータが共有され、複数の警戒ユニットが目標を捉えたデータは統合され、最適な位置に居る迎撃ユニットに射撃が指令されます。 Preferred Shooter Determination (好ましい射手の決定)、防衛省TRDIではこれをコンピュータネットワークになぞらえて「クラウドシューティング」と呼んでいます。』

            そして、現時点でNIFC-CA FTAに対応する戦闘機は、TTNTとDTP-Nを搭載したF/A-18E/F BlockⅢだけであり、おまけにF/A-18E/F BlockⅢはまだ実戦配備されていません。

            アメリカ海軍にF/A-18E/F BlockⅢの初号機を納入したのは、つい最近の2021年9月27日(月)であり、アメリカ海軍はF/A-18「スーパーホーネット」ブロックIIIを受領したとはいえ、実戦部隊で運用する前に、さまざまな飛行試験を行う計画ですから、F/A-18E/F BlockⅢはまだ実戦配備すらされていません。

            そして、先に投稿したコメントで述べた通り、日本が開発した戦闘機用統合火器管制システムでは、Engage on Remote以外にも色々な機能が実現されています。
            つまりは、戦闘機用統合火器管制システムにより実現されるクラウド・シューティングでは、Engage on Remoteは数ある要素の中の一つに過ぎません。

            >2035年配備のF-3が目指すものをF-35が現時点においてできるかと問われたら、
            イエスであるという答え意外ないよ

            いえ、F-35には不可能です。
            そもそもF-35には不可能だから、日本は次期戦闘機を開発するわけです。

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              • samo
              • 2022年 2月 02日

              >F-35には不可能です
              だから可能だってば。
              そして何度も言ってる通り、F-35だけでのそのインフラを整備するものではなく、F-35はそのインフラシステムに組み込まれるもの
              F-3もそれは同じで、クラウドシューティングもF-3だけでシステムを完成させるものではない

              同じことを何度も言わせないでくれ

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          • samo
          • 2022年 2月 01日

          あるかないかといわれたら、
          米国は既に保有してます

          が正しいか
          言い方が悪くてすまない

          すくなくとも、
          >まさか日本の次期戦闘機向けに日本が開発した戦闘機用統合火器管制システムによって実現されるクラウド・シューティングのレベルまでは、F-35は到達していないとは思いますけど

          この問いに対しては、F-35はそのレベルにまで既に到達済みである

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            • 匿名
            • 2022年 2月 01日

            >あるかないかといわれたら、
            米国は既に保有してます

            が正しいか

            いえ、米国は保有どころか実用化さえしていませんよ。

            米国は、クラウド・シューティングを実用化できていません。

            理由は、上のコメントを見てください。

            >この問いに対しては、F-35はそのレベルにまで既に到達済みである

            いえ、F-35に搭載されているデータリンクであるMADLでは、IFCF(戦闘機用統合火器管制)は実現不能です。

            MADLは情報共有がメインなのに対し、日本が開発したIFCFは誘導弾の管制ができる点が異なります。

            なお、F-35にミリ波通信は無理です。

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              • samo
              • 2022年 2月 02日

              >誘導弾の管制ができる点が異なります
              管制を戦闘機のみで完結する必要がない
              別に管制を外に投げてしまえば良いだけの話で、
              実際SM-6はF-35のセンサーを活用したリモート管制で空中目標に命中できてる

              何度も言ってる通り、クラウドシューティングにせよ、NIFC-CAにせよ、全体のインフラに過ぎないから、F-3が~F-35が~ってこだわってる時点で君は物事を理解できてない

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                • 匿名
                • 2022年 2月 02日

                >管制を戦闘機のみで完結する必要がない
                別に管制を外に投げてしまえば良いだけの話で、

                制空戦闘やってるときに、戦闘機だけで管制を完結しなければいけないことなんて、どう考えても山ほどあるでしょ。

                >実際SM-6はF-35のセンサーを活用したリモート管制で空中目標に命中できてる

                F-35でSM-6の中間誘導を行うためには、イージス艦にMADL端末を追加する必要があります。

                イージス艦にMADL端末を追加した場合には、F-35でSM-6の中間誘導が出来るようにはなりますね。

                >何度も言ってる通り、クラウドシューティングにせよ、NIFC-CAにせよ、全体のインフラに過ぎないから、F-3が~F-35が~ってこだわってる時点で君は物事を理解できてない

                日本の次期戦闘機はJADGEの指揮下で、眼及び腕として作用します。
                陸海との連携を考えると、JADGEを介した接続の他に陸海と直接接続できる能力が必要となります。

                統合火器管制では「データリンクによって得た他アセットの情報表示」も機能の柱であり、領域横断(クロス・ドメイン)作戦も考えると対応せざるを得ないでしょう。

                次期戦闘機の政策評価でも「空自だけでなく陸/海自との連接を行う」旨が記されています。

                しかし、先にネットワーク能力を重視すべきと書きましたが、敵の電子戦による接続の寸断は目下の課題です。

                また、敵LRMによってAWACS等の活動も制約されます。

                なので、次期戦闘機は、JADGEを中核とした防空網の構成要素であるが、上位下達の関係になるべきでは無いです。

                次期戦闘機には、敵による妨害で、JADGEの管制が不十分な環境でも任務の遂行が求められます。

                つまり、「自分で考え・動ける」システムを構築すべきで、実際「自分で考え・動ける」システムが構築されるでしょう。

                31中期防や政策評価では「ネットワークの中核」を担うと記載されていますしね。

                故に、ECCM性に優れた秘匿通信や限られた取得情報を最大限活用する状況認識能力が求められます。

                そのため、前に投稿したコメントで書いた通り、ミリ波による秘匿通信や情報統合は「統合火器管制」での構成要素です。

                これらの理由により、戦闘機単体の性能を評価することも重要です。

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                  • samo
                  • 2022年 2月 02日

                  >戦闘機だけで管制を完結しなければいけないことなんて、どう考えても山ほどあるでしょ。

                  ないけど?
                  何を言ってるんだい君は

                  >イージス艦にMADL端末を追加する必要があります。
                  だから追加するじゃない(笑

                  >日本の次期戦闘機はJADGEの指揮下で~
                  だから君が書いた通り、クラウドシューティングを可能にするためのインフラシステムの開発は始まってもいないんだよ
                  どれもこれも基礎研究段階で、基礎研究すら終わってない
                  開発しようにもそれはまだまだ先

                  2
                  • samo
                  • 2022年 2月 02日

                  あと、イージス艦へのMADLの搭載は現在進行中で、
                  この流れを受けて、海自のまや型にもMADLは搭載された。
                  予定じゃないぞ、搭載済み。

                  F-3も米国製データリンクを採用する(おそらくMADLもしくはその関連品)ことが決まっているので、
                  F-3はまずNIFC-CAに組み込まれることになると思う

                  クラウドシューティングが実際に開発され実用化されるにしても、
                  それは早くても2040~2050年台以降の話でしかない

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                    • samo
                    • 2022年 2月 02日

                    すまない訂正
                    まや型には、まだMADLは搭載されてない

                    • 匿名
                    • 2022年 2月 03日

                    >あと、イージス艦へのMADLの搭載は現在進行中で、
                    この流れを受けて、海自のまや型にもMADLは搭載された。
                    予定じゃないぞ、搭載済み。

                    ソースは?
                    ソース記事のリンクを貼ってくれ。

                    2016年に、ベースライン9で搭載予定だと報じられたのは知っているが、搭載されたという続報は聞かないけど。

                    >F-3も米国製データリンクを採用する(おそらくMADLもしくはその関連品)ことが決まっているので、

                    F-3は、インターオペラビィリティ(相互運用性)の確保として、MADLとの連接が行われるから、日本が開発した僚機間秘匿データリンクとは別で、MADL端末も搭載する可能性はあるが、現時点ではMADLの搭載は確定してはいない。

                    >F-3はまずNIFC-CAに組み込まれることになると思う

                    その可能性もあるが、日本版CECを実現するFCネットワークと連接して、日本国産兵器での日本版NIFC-CAが実現される可能性もある。

                    米国でMADLをイージスシステムと連接させたし、日本で開発されたFCネットワークと連接すれば、日本版NIFC-CAが実現できる。

                    >クラウドシューティングが実際に開発され実用化されるにしても、
                    それは早くても2040~2050年台以降の話でしかない

                    ただの個人の主観的な意見にしか思えないけど、その根拠は?

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                      • samo
                      • 2022年 2月 04日

                      訂正したことにソースもとめるなよ
                      やっぱりお前はなにも読んでないじゃないか
                      荒らしがしたいんだったら、よそでやれって言ってるよね?

                      クラウドシューティングの話をいい加減にしろよ
                      いつまでF-3の話をしているんだ

                      >ただの個人の主観的な意見にしか思えないけど、その根拠は
                      F-3はblock方式の開発で、初期段階においては第6世代機としての完成を目指していないから
                      クラウドシューティングと第六世代機構想はセット

                      1
              • samo
              • 2022年 2月 02日

              >MADLは情報共有がメインなのに対し、日本が開発したIFCFは誘導弾の管制ができる点が異なります

              あのさ、じゃあ、AIM-120Dはどうやって管制してるの?
              LOAL能力はどうなってるの?
              言ってることめちゃくちゃだよ?

              3
                • 匿名
                • 2022年 2月 02日

                >あのさ、じゃあ、AIM-120Dはどうやって管制してるの?

                AIM-120Dは、双方向データリンクの装備により、Remote Fireは可能です。

                >LOAL能力はどうなってるの?

                自機から発射したミサイルの管制くらいはできます。

                4
                  • samo
                  • 2022年 2月 02日

                  君は誘導弾はF-35のデータリンクはできないって言ってたでしょ(笑
                  何を開き直ってるのよ

                  1
                    • 匿名
                    • 2022年 2月 03日

                    AIM-120Dには、双方向データリンクが装備されており、Remote Fireが可能だとは述べましたが、それはMADLで管制できないことと何ら矛盾しない。

                    Remote Fireのこと理解できてないでしょ。

                    Remote Fireとは、シュータはミサイルの発射のみを行い目標の捕捉及びミサイルの誘導を完全に僚機に委託する。

                    つまり、発射役/弾薬庫のF-35から発射されたAIM-120Dを、AIM-120Dに装備されている双方向データリンクを使って、他のF-35が目標の捕捉と所定位置への誘導を行うものであり、MADLは使わなくてよい。

                    2
      • ネコ歩き
      • 2022年 2月 01日

      samoさんの指摘通り、「戦闘機用統合火器管制技術の研究」は所謂クラウド・シューティング技術実現に係わる要素技術の検証が事業目的で、統合火器管制システムの開発事業ではありません。
      その成果は「戦闘機等のミッションシステム・インテグレーションに関する研究」に活用されています。本事業の目的も
      >複雑多岐にわたるセンサ情報を統合処理できるソフトウェア及びハードウェアを迅速かつ柔軟に開発可能となる技術を確立
      >ミッションシステムを自国で自由にコントロールできる開発基盤を実現するための技術的優越を確保
      なんで、現状はシステムとしての技術的達成度でF-35の後追いなのは事実かと。
      正式な次期戦闘機用統合火器管制システムの開発は、本事業終了後の令和7年度以降ということになります。
      状況次第だが日英等国際共同開発になる可能性が無きにしも非ず、かも。

      8
        • samo
        • 2022年 2月 01日

        F-35のアクセスにかかる部分のみだけ共同開発すればいいだけだからね
        API開発等を共同開発にすればよいだけの話で、事実コンポーネント単位での共同開発をするってことなんだから、戦闘機というシステムの集合体で共同開発するしないはあまり関係がない

        2
      • 7C
      • 2022年 2月 01日

      2018年にF-35BにNIFC-CA用の装置を搭載した上でデモンストレーションを実施
      結果としてF-35Bがイージス艦の搭載するSM-6をイージス艦のレーダーでは見通すことが出来ない山の向こうを飛翔する巡航ミサイルまで誘導して撃墜してる
      当時はまだ専用の機材が必要だったけどあれからもう4年経過してるし、進展していないとは考えにくいかな

      ちなみに他の人も指摘してる通り日本のクラウドシューティングは昨年F-2とT-4にクラウドシューティング用のリンク装置を搭載してデータリンクの実証試験が行われた段階でまだまだ開発中なのでそこはお間違えの無いように

      米軍のNIFC-CA自体は既にE-2Dとイージス艦等で確立されている技術なので、この分野に関しては基本的に米軍が先進してると考えた方がいい

      18
    • もり
    • 2022年 2月 01日

    F-35は本当に問題児だな
    先進的で高性能過ぎる事の代償か

    新鋭機を維持するのは大変だね

    4
      • 無無
      • 2022年 2月 01日

      新しいテクノロジーは、最初はしばしば高くつくが、長期的にはそれが安価で正解という結果が多いから。
      軍にとらわれず技術全般を見てごらん、もはやコンピューターとそろばんを比べる意味はないだろう

      17
    • A
    • 2022年 2月 01日

    >ODINサーバー上で稼働させるALISの評判は上々…。
    オジン上でアリスが動くのか。
    そりゃあ上々だろうね~。
    と、いうのは冗談として当初とは別のプラットフォームで稼働させたらバグでまくりってことはないのかな。
    もちろん対策や対応はしているんだろうけれど。

    3
      • ブルーピーコック
      • 2022年 2月 01日

      アリス・イン・オーディンサーバー、近日配備予定(予約購入特典:古くて重いALISサーバー)

    • ブルーピーコック
    • 2022年 2月 01日

    ALISを開発していた頃と比べて、PCや半導体の性能が上がっているのも関係あるんだろうか。
    何はともあれODINに再度予算がついて、順調に行ってくれればいいな

    9
      • トーリスガーリン
      • 2022年 2月 02日

      断面として正しいかは無視してもこんな感じだからなw
      民生品のゲーム機だと初飛行から運用開始までで約300倍に性能が上がってる

      概念実証機初飛行:2000年:PS2発売
      A型初飛行   :2006年:PS3発売
      A型運用開始  :2015年:PS4発売1年後

      PS2:6.2GFLOPS
      PS3:230.4GFLOPS
      PS4:1.84TFLOPS

      2
    • 匿名希望
    • 2022年 2月 01日

    サーバーがへぼすぎただけでソフトがまともに動いているから更新計画が進まないのではと邪推が

    2
      • KEI
      • 2022年 2月 01日

      ALISの開発時期を考えると、使ってるハードウェアは2010年より前かなっと
      コンピュータ業界なら旧式も旧式、Windowsで言えばWin7の頃より前ですし
      ここ2年のと比べても10倍以上の性能差があるかも

      ソフトも物流専門会社が作れば別なんでしょうけど、ほとんど初めての製品でしょうし
      まじでAmazonとかに頼んだから1ヶ月で解消してしまうかも

      1
        • 無無
        • 2022年 2月 02日

        民生品、民力の活用は魅力的だけど、そういうとこにはいろんな国の人々が入り込んでますからね、
        情報保全の見地からは要注意

        2
    • DEEPBLUE
    • 2022年 2月 02日

    来年中に全ての同盟国にサーバー納入は絶望的でしょうが、どれくらい遅れるんでしょうね?

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